JP4388375B2 - 波形の媒体シートを使用するフィルタエレメント - Google Patents

波形の媒体シートを使用するフィルタエレメント Download PDF

Info

Publication number
JP4388375B2
JP4388375B2 JP2003548972A JP2003548972A JP4388375B2 JP 4388375 B2 JP4388375 B2 JP 4388375B2 JP 2003548972 A JP2003548972 A JP 2003548972A JP 2003548972 A JP2003548972 A JP 2003548972A JP 4388375 B2 JP4388375 B2 JP 4388375B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corrugated
web
tooth
roller
media
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003548972A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005511269A (ja
JP2005511269A5 (ja
Inventor
パトリック ゴールデン,
マイケル, エー. メイデン,
Original Assignee
ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド filed Critical ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド
Publication of JP2005511269A publication Critical patent/JP2005511269A/ja
Publication of JP2005511269A5 publication Critical patent/JP2005511269A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4388375B2 publication Critical patent/JP4388375B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/52Particle separators, e.g. dust precipitators, using filters embodying folded corrugated or wound sheet material
    • B01D46/521Particle separators, e.g. dust precipitators, using filters embodying folded corrugated or wound sheet material using folded, pleated material
    • B01D46/525Particle separators, e.g. dust precipitators, using filters embodying folded corrugated or wound sheet material using folded, pleated material which comprises flutes
    • B01D46/527Particle separators, e.g. dust precipitators, using filters embodying folded corrugated or wound sheet material using folded, pleated material which comprises flutes in wound arrangement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D39/00Filtering material for liquid or gaseous fluids
    • B01D39/14Other self-supporting filtering material ; Other filtering material
    • B01D39/16Other self-supporting filtering material ; Other filtering material of organic material, e.g. synthetic fibres
    • B01D39/1607Other self-supporting filtering material ; Other filtering material of organic material, e.g. synthetic fibres the material being fibrous
    • B01D39/1623Other self-supporting filtering material ; Other filtering material of organic material, e.g. synthetic fibres the material being fibrous of synthetic origin
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D39/00Filtering material for liquid or gaseous fluids
    • B01D39/14Other self-supporting filtering material ; Other filtering material
    • B01D39/16Other self-supporting filtering material ; Other filtering material of organic material, e.g. synthetic fibres
    • B01D39/18Other self-supporting filtering material ; Other filtering material of organic material, e.g. synthetic fibres the material being cellulose or derivatives thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/0001Making filtering elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/10Particle separators, e.g. dust precipitators, using filter plates, sheets or pads having plane surfaces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2275/00Filter media structures for filters specially adapted for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D2275/20Shape of filtering material
    • B01D2275/208Oval shape

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Description

本開示は、一般に、波形ウェブ、波形ウェブの作成方法、およびフィルタエレメントに関する。具体的には、本開示は、先細りの縦溝を有する波形ウェブ、こうした波形ウェブを作成する方法および装置、こうした波形ウェブからフィルタエレメント(たとえばエアフィルタエレメント)を構築する方法、および得られたフィルタエレメントに関する。
空気の流れはしばしば、空気中に存在する粒子状物質を搬送する。多くの場合、空気の流れから粒子状物質の一部または全てを除去することが望ましい。たとえば、自動車用機関または発電装置に流れる気流、ガスタービンシステムに向けたガス流、および様々な燃焼炉への空気の流れは、その中に粒子状物質を含んでいることが多い。また、機関の潤滑油系または油圧系に流れる液体流も流体中に存在する粒子状物質を搬送する。粒子状物質が、関連する様々な機構の内部構造に到達すると、装置へのかなり大きい損傷を招く虞れがある。したがって、こうしたシステムでは、粒子状物質を、機関、タービン、燃焼炉、または他の関連装置の上流の空気または液体の流れから除去することが好ましい。多様なエアフィルタ、流体フィルタ、および液体フィルタ構成が、微粒子を除去するために開発されてきた。しかし一般に、継続的な改善が求められている。尚、発明を実施するための最良の形態に引用されている特許文献は、以下の通りである。
米国特許第6,190,432号明細書 米国特許第5,820,646号明細書 PCT国際公開番号第WO97/40918号明細書 米国意匠特許番号第399,944号明細書 米国意匠特許番号第428,128号明細書 米国意匠特許番号第396,098号明細書 米国特許出願第09/875,844号明細書 米国特許出願第09/87,590号明細書 米国特許第5,423,829号、コラム32、48〜60行 米国特許第3,878,014号明細書 米国特許第3,676,242号明細書 米国特許第3,841,953号明細書 米国特許第3,849,241号明細書 米国特許第5,562,825号明細書 米国特許第5,672,399号、コラム20、27〜39行
直線的な流れのフィルタエレメントを含む、先細りの縦溝を有する波形ウェブは、多くの応用例で使用することができる。
波形ウェブは、先細りの歯を有する1対の波形ローラの間を通過させて作成することができる。使用可能な波形ローラの作成方法は、終端部および終端部の間の延長部に先細りの歯を作成する方法を含む。
波形ウェブは、様々な媒体から作成することができる。使用する媒体は、機器の気体流れ方向に幾分延設するものが好ましい。
波形ウェブをフィルタエレメントに形成する方法は、平坦なシートを波形ウェブに固着することによってフィルタ媒体を形成することを含む。次いで通常は、選択した縦溝を閉鎖するための巻付け工程中にシール剤を塗布して、フィルタ媒体を巻いてフィルタエレメントにする。
(I.フィルタ設計に関連するいくつかの原理)
直線的な流れに対応する縦溝を付けたフィルタ媒体を使用するフィルタエレメントは周知のものである。このタイプのいくつかのフィルタエレメントの例は、米国特許第6,190,432号、第5,820,646号、および1997年11月6日に公開されたPCT国際公開第WO97/40918号に記載されている。これらの特許および公開をそれぞれ引用して本明細書に合体する。このタイプのフィルタエレメントでは、波形基板を得るために、フィルタ媒体の波形シートまたはウェブを材料の平坦なシートまたはウェブに付着する。多くの場合、波形基板をらせん状に巻き、または巻き付けて、所望のエレメントの形状を得る。それぞれ個々の波形または縦溝は、一端が開放され、反対側の一端が閉鎖されている。濾過すべき流体は、フィルタエレメント内の縦溝のうちの選択された溝の開放端内に通る。流体は、特定の溝が下流端で閉鎖されているために、入った溝から直接外に出ることができない。流体は、フィルタエレメントの下流端から外に出るには、媒体(平坦なウェブまたは波形ウェブ)を通過して、下流端が開放されている溝に入らなければならない。
平坦なウェブに固着した波形ウェブを使用して材料のフィルタ媒体21を形成し、それを巻いてフィルタエレメントにした、フィルタエレメントの一例が図1に20で示してある。図1で示した例では、フィルタエレメント20は対向する流面22、24を備えており、この例では、流面は平行である。代替の構成では、流面22または24の1つは単一面ばかりでなく、たとえば円錐形でもよい。円錐形のフィルタエレメントの一例は、それぞれ参照により本明細書に組み込む、米国意匠特許番号第399,944号、米国意匠特許番号第428,128号、および米国意匠特許番号第396,098号に記載されている。流面22は概略的に示されており、一部だけが縦溝端25を示しているが、理解されるように、通常はフィルタ面22全体が縦溝端を示す。使用の際は、濾過すべき流体は上流側の流面(この例では22)に入り、下流側の流面(この例では24)を通って出る。流体は通常、上流側の流面22に入り、下流側の流面24から出るように、同じ方向に流れるため、フィルタエレメント20を「直線的な流れ」のフィルタと呼ぶ。図1で見ることができるように、特定のフィルタエレメント20は、円形の断面を持つという点で円形である。フィルタエレメント20を空気浄化システムで使用する場合は、フィルタエレメント20に適切なガスケットまたは他のタイプの封止材を配設することによって、フィルタエレメント20を変更することができる。フィルタエレメント20の環状外面27に固定した封口ガスケット26の一例を示す。図で示した封口ガスケット26は、発泡ポリウレタンを含み、ガスケット26をハウジングに対して圧縮することによってハウジングとの封止を形成する。使用可能な封口ガスケットの例には、米国特許第6,190,432号、および本発明の譲受人に譲渡された、2001年6月6日に出願の米国特許出願公開第09/875,844号に記載されたものが含まれる。これらの文書を引用してそれぞれ本明細書に合体する。
図2は、平坦なウェブに固着した波形ウェブを使用してフィルタ媒体31を形成し、それを巻いてフィルタエレメント30にしたフィルタエレメント30の別の例を示す。図1で示したフィルタエレメント20と同様に、フィルタエレメント30は、直線的なガス流に対応する対向する流面32、34を有する。図1の実施形態と同様に、この実施形態も流面32を概略的に示しており、一部だけが縦溝端33を示しているが、理解されるように、通常はフィルタ面32全体が縦溝端33を示す。図2の実施形態は、フィルタエレメント30を長円形として示している。具体的にはこの特定のフィルタエレメント30は、2つの平行の側部36、38がその端部で湾曲部分40、42によって接合された形の断面を持つ。フィルタエレメント30は、適した封止材またはガスケットを備えることができ、図で示した例では、参照により本明細書に組み込む米国特許第6,190,432号に記載されたタイプの封止材35を備える。この封止材35は、フレーム上に注型され、フィルタエレメント30に固着されたポリウレタンを含む。封止材35をハウジングに対して圧縮することによってハウジングとの封止を形成する。各エレメント20、30で、中心コア44、46の周りに媒体21、31を巻いた状態の中心コアを示す。多くの実施形態では、フィルタエレメント20、30は核がなくてもよい。「コア無し」とは、その周りに媒体21、31を巻き付ける中心の心棒、管、棒、または他の片などが、エレメントに存在しないことを指す。
多くのフィルタシステムで判明しているように、上流端にある開放された縦溝のチャンバを増加し、したがって、上流端の閉鎖された縦溝のチャンバを減少することが望ましい。下流端の開放縦溝チャンバを増加し、したがって、下流端の閉鎖縦溝チャンバを減少することが望ましいことも判明している。このように開放および閉鎖縦溝を配置することによって、フィルタ媒体によってもたらされる制約が、標準の直線の縦溝を付けたフィルタの設計よりも低減される。上流端から下流端に幅が先細りになった縦溝を使用するとことにより、この望ましい効果をもたらすことができる。換言すれば、たとえば、縦溝がフィルタエレメントで使用される波形ウェブの一端から波形ウェブ他の一端まで延びるのに従って、縦溝を形成するチャネルの幅の寸法が変わる。次いで、縦溝チャネルの細い端部が上流端で閉鎖され、縦溝チャネルの広い端部が上流端で解放された状態で、波形ウェブを巻いてフィルタエレメントにすることができる。先細りの縦溝の一例が、本願と同じ譲受人に譲渡された、1997年11月6日に公開されたPCT国際公開第WO97/40918号に記載されており、その公開を参照により本明細書に組み込む。「開放縦溝チャンバの増加」は、開放縦溝の断面積を増加することを指し、断面積は、波形によって限定される面積であり、気流の方向に垂直(直交)である。「閉鎖縦溝チャンバの減少」は、閉鎖縦溝の断面積を減少することを指し、断面積は、波形によって限定される面積であり、気流の方向に垂直(直交)である。
フィルタの設計におけるいくつかの周知の変数には、吸気(定格流量)、初期制約、初期効率、平均または全体の動作制約、全体効率、およびフィルタの耐用年数が含まれる。こうした各要因を以下に簡単に論じる。
知られているように、内燃機関の例では、機関の必要吸気量は、機関のサイズ、すなわち排気量および最大の毎分回転数(RPM)、フルまたは定格負荷の関数である。必要吸気量は毎分回転数によって変わり、吸気要件は定格毎分回転数で規定される。知られているように、エアクリーナの全体効率は一般に、使用中にエアクリーナ内を通過し、エアクリーナによって保持される濾過可能な固体の量を示す。初期効率は、始めに管路に取り付けたときのフィルタの測定可能な効率である。初期効率は、機関の製造者または装置の製造者によって指定される場合が多い。知られているように、制約は操作中のエアクリーナを介した圧力差である。周知の制約の要因には、空気が通るフィルタ媒体、空気が通る管路のサイズ、および、空気がエアクリーナを通過し、機関内に流れるときに、空気が接触し、またはその周囲を流れるように方向付ける構造的機構が含まれる。エアクリーナの通常の動作可能な寿命とは、エアクリーナが、制約を受けずにシステムで動作することができる期間を意味する。
一般に知られているように、上記で論じたタイプの仕様に対応できるようにシステムを開発するための、エアクリーナの設計に関する主な変数の一部には、フィルタ媒体のタイプ、形状寸法、効率、エアクリーナの形状および構造、並びにフィルタエレメントのサイズが含まれる。これらの要因についてそれぞれ以下に簡単に論じる。
たとえば、従来のセルロース繊維媒体またはセルロース/合成混合繊維媒体は、通常、障壁媒体として動作する。こうした媒体の動作は、表面負荷によるものである。すなわち、空気が媒体を通過する場合、媒体の表面は、粒子状物質が媒体を通過するのを阻止する障壁として作用する。やがて、埃などの凝集物(ダストケーキ)が媒体の表面上に形成され、媒体効率が上がる。繊維構造の間隙性は通常、効率、特に初期効率を決定する要因である。時がたつと、埃などの凝集物がその効率に影響を与える。一般に、こうした媒体はその透過性によって定義され、または指定されることが多い。
一部の適用例では、たとえばサイズ(径)が5ミクロン以下、また一部の例ではサブミクロンの繊維である「超極細繊維(fine fiber)」で媒体を処理することが望ましい。使用可能な超極細繊維は、参照により本明細書に組み込む、本願と同じ譲受人に譲渡された、2001年5月31日に出願の米国特許出願公開第09/87,590号に記載されている。超極細繊維を媒体に使用するには、様々な方法を用いることができる。こうした手法の一部は、たとえば米国特許第5,423,829号、コラム32、48〜60行に記載されている。より詳細には、こうした方法は、米国特許第3,878,014号、第3,676,242号、第3,841,953号、および第3,849,241号に記載されており、これらの特許をそれぞれ参照により本明細書に組み込む。以前は、ドナルドソン カンパニー(Donaldson Company)によってウルトラーウェブ(ULTRA−WEB、登録商標)の名称で企業秘密で実施されていた、従来の媒体を覆って配置された高分子超極細繊維のウェブを含む企業秘密の手法を用いることができる。波形ウェブの構成、および波形ウェブを作成する方法に関して、超極細繊維の作成方法および超極細繊維に適用に用いる特定の方法についての特定の参照はない。また、得られたフィルタエレメント、およびこうしたフィルタエレメントを作成する方法に関しても、超極細繊維の作成方法および超極細繊維の適用に用いる特定の方法についての特定の参照はない。また、超極細繊維の使用量は通常は、所望の効率に基づいて選択される事柄である。
媒体の形状寸法に関して、ひだを付けた円筒形のパターンがよく使用されるが、ある状況では、概ね上述の縦溝構造を使用することが望ましいことが分かった。ひだを付けたシステムでは、あまり多くのひだを互いに近づけ過ぎると、ひだが束状になり、または崩壊するため、フィルタの寿命を縮める可能性がある。たとえば、ひだは湿らせると崩壊しやすくなり、そのため制約が大きくなる。たとえば、媒体の平坦なウェブに固着し、巻いてフィルタエレメントにし、媒体の波形ウェブの形に縦溝構造を使用すると、入ってくる空気の流れに対する一様の形状が得られる。この一様の形状により、信頼性がある構造がもたらされ、湿っても崩壊する傾向がなくなる。一般に、縦溝媒体構造に関するパラメータには、波形の形状、波形の長さ、波形の密度(ウェブの25.4mm当たりの波形の数など)、波形の深さ、および得られるフィルタエレメントの形状(たとえば円形の場合は径)が含まれる。媒体の形状寸法の選択に関する主な要因は、任意の所与の適用例または状況に必要とされる媒体の全表面積である。
エアクリーナの形状および構造は、媒体の両側の機械的装置が制約に影響を与える、または貢献する程度、および濾過される空気が媒体の上流の予備清浄機によって予め濾過される程度など、空気が媒体に接触し通過するように空気を方向付ける方法にしばしば影響を与える要因である。
上記に論じたこれらの周知の要因を全て考慮に入れて、フィルタの設計者は、縦溝媒体フィルタを使用する際に、縦溝フィルタ構造で使用する波形シートについて、各端部(上流端および下流端)の所望の形状を決定することができる。所望の端部形状は、所望の波形の密度(25.4mm当たりの波形の数)に応じたものになり、先細りの縦溝の利点を望む場合は、所望の勾配並びに所望の長さも要因になる。フィルタの設計者は、空気取入口、効率、制約、所望の寿命、エアクリーナの形状などを考慮に入れることができる。本開示はとりわけ、こうした変数を選択した後に、所望のフィルタエレメントに作成することができる所望の波形シートを作成する装置および方法に関する。
(II.使用可能な先細り縦溝の一例)
次に図3を参照すると、フィルタの構築で使用可能な波形ウェブまたは「波形のフィルタ媒体構造」の一例が図3に50で示されている。「波形のフィルタ媒体構造」は、波形ウェブ50だけ、または図1および2で示したタイプのフィルタエレメントを指すことができる。波形ウェブ50は、交互に配置された山頂54と溝または谷溝56の形の複数の波形52を備える。図3で見ることができるように、波形ウェブ50は、第1の端縁部58および反対側の第2の端縁部60を備える。通常、波形52は、第1の端縁部58と第2の端縁部60の間で少なくとも部分的に延びる。一部の例では、波形52は所望のフィルタ特性に応じて、その端部を挟み潰し、または押し潰すことができる。こうした押し潰し、または挟み潰しを行う場合は、両端縁部での変形を波形52の全長の10%未満、通常は8%未満にすることが好ましい。「挟み潰す、または押し潰す」とは、挟み潰し、押し潰し、折りたたみ、または標準の平滑な波形形状からの別の変形を加えることである。押し潰した、または挟みつぶした端部の例には、それぞれ参照により本明細書に組み込む、ヤマダ等の発明者による米国特許第5,562,825号で示された形状、および本願と同じ譲受人に譲渡された1997年11月6日に公開のPCT国際公開番号第WO97/40918号で示された形状が含まれる。本明細書で使用の用語「波形端部」「縦溝端」が使用される場合、それは任意の種類の押し潰し、挟み潰し、または変形を加える前の、縦溝部分の波形または縦溝の通常の形状を指す。換言すれば、「縦溝端」または「波形端部」は、挟み潰し、押し潰し、または他の変形を加えた縦溝の任意の部分を含まず、それを指していない。図3で示した特定のウェブでは、波形52は、第1の端縁部58と第2の端縁部60の間の全長にわたって完全に延びている。交互の配置では、波形52は、端縁部58と62の間の全長にわたって延びなくてもよい。変形していない(挟み潰し、または押し潰していない)形状の縦溝の端部は、参照番号48および49で定義されている。図で示した例では、縦溝端48、49は、端縁部58、62と同じ高さである。
やはり図3を参照すると、山頂54と谷溝56を交互に配置した形の波形52は、複数のチャネルまたは縦溝62を形成する。図で示した例では、縦溝62は先細りになっている。「先細り」とは、幅(縦溝62を形成している隣接する壁の間の距離)が一定でないことを指し、図の例では、各縦溝62の谷溝56の幅が、第1の端縁部58から第2の端縁部60までの隣接する山頂54の間で縮小することを指す。同様に、縦溝62の山頂54の幅は、第1の端縁部58から第2の端縁部60までの隣接する谷溝56の間で拡大する。図3〜6を再検討すると明らかなように、勾配の大部分は、縦溝62を形成している隣接する壁の間であり、縦溝62のベースは勾配がなく一定のままである。以下で説明するように、各縦溝62の高さは、許容差などによる小さいばらつきがある可能性があるが、縦溝の全長にわたって実質的に一定かつ一様であることが好ましい。
図3は、平坦なウェブまたは面シート64に固着した波形ウェブ50も示す。「平坦」とは、単一の平面が連続し、それに小さいひだ、畝、または波形が存在しないことを指す。図3の実施形態には、面シート64の2つのセクション64aおよび64bが示してある。面シート64aは、波形ウェブ50の下に、面シート64bは波形ウェブ50の上に示してある。通常の構成の多くでは、波形ウェブ50は、底面シート64aに固着され、底面シート64aが波形ウェブ50の頂部を覆うように、それ自体の周りに巻きこまれる。理解されるように、多くの実施形態では、面シート64aおよび64bは同じシート64である。面シート64は、各フィルタエレメント20および30の外側のシートであることが、図1および2で分かる。さらに、図1および2では、面シート64は、波形ウェブ50の交互の列の間に見ることができる。図1および2のエレメント20および30では、エレメント20および30は、単一の面シート64、および互いに固着されらせん状に巻かれた単一の波形ウェブ50を備える。その結果、波形ウェブ50はその頂部および底部が両方とも面シート64と接している。
図3で示した例では、開口部65は第1の端縁部58に隣接する山頂54の間で画定され、面シート64は(上流シール部57を形成するために)シール剤55uで閉鎖され、第1の端縁部58に沿った谷溝56と面シート64の間に作成された開口部67は開放され、遮られていない。やはり第2の端縁部60に隣接する、山頂54の間に作成された開口部68および面シート64も(下流シール部59を形成するために)シール剤55dで閉鎖されるが、谷溝56と底面シート64aの間に作成された開口部69は開放されている。
図3を再検討すると、フィルタ媒体66に形成された波形ウェブ50の全般的な動作の原理を理解することができる。通常、浄化または濾過すべき流体は、第1の端縁部58に沿って、谷溝56と面シート64bの間に作成された開口部67(入口縦溝62)を通ってフィルタ媒体66に入る。これを矢印61で示す。この流体は、山頂54と底面シート64aの間の空間にある縦溝62に入ることはできない。これらの開口部65がシール剤55uで閉鎖されているからである(しかし図3では、シール剤55uは、端縁部58から短距離の間隔をおいて塗布され、流体が山頂54と面シート64aの間でシール剤55uによって停止または阻止されるまで第1の端縁部58から短距離だけ縦溝62の一部に入ることができることを留意されたい)。流体は、入口縦溝62に沿って前進するが、流体が入ったのと同じ入口縦溝62から出ることはできない。これらの縦溝62は、その端部が第2の端縁部60に沿ってシール剤55dで閉鎖されている(すなわち、面シート64bと山頂54の間の開口部68が、第2の端縁部60に沿って閉鎖されている)からである。したがって、流体は、第2の端縁部60に沿って開放されている出口縦溝62を通って外に出るには、波形ウェブ50または面シート64の一部を通過して流れるように強制される。これを矢印63で示す。図で示した例では、第2の端縁部60に沿った谷溝56と面シート64aの間の領域69で開放され遮られていないのが出口縦溝62である。流体が波形ウェブ50または面シート64を通って流れる場合、少なくとも部分的に粒子状物質が除去される。
先細りの縦溝62は、縦溝端48から縦溝端49まで延びるに従って変化する断面形状を画定する。通常、縦溝62の端部の断面形状は、少なくとも部分的に上記のセクションIで記載した要因のいくつかに基づいて選択される。次に図4を参照すると、波形ウェブ50の一例の拡大図が70で、縁部71からウェブ70(図6)を見た図で示してある。説明のため、図4はフィルタエレメントに形成された場合のウェブ70の上流の縁部の図であると仮定する。理解されるように、縁部71または73(図6)はどちらも上流または下流の縁部にすることができる。ウェブ70に超極細繊維が使用される場合、通常、超極細繊維を上流側で使用することが好ましい。(これを以下のセクションIVでさらに論じる。)理解されるように、「下流」および「上流」の端部または縁部の代わりに、用語「第1の」および「第2の」を縁部71、73、並びに対応する山頂および谷溝の端部に使用することができる。
一般に、判明しているように、縦溝の形状寸法を選択する際の要因の1つは、他のシステムが制約されているとして、他のシステムの制約を考慮して、上流の開口端部をできるだけ大きく開くように適切に設計し、他のシステムの制約を考慮して、上流の閉鎖端部をできるだけ小さくするように適切に設計することが望ましいという原理に基づく。「上流の端部を開ける」とは、やはり縦溝の端部で規定される断面積を大きくすることを指し、断面積とは、流体の流れの方向に垂直の波形の下の面積である。図4では、波形72は、細い上流の谷溝76(すなわち谷溝の端部76)よりも広い上流の山頂74(すなわち山頂の端部74)を備えて、縦溝75を形成しているところが示してある。上流の谷溝76と面シート64の間の面積を小さくすることが望ましいと仮定して、多くの例で上流の谷溝76の形状寸法を、媒体の特性および波形ローラの特性などの要因に基づいて決定することができる。上流の谷溝76が過度に細く尖鋭な場合、いくつかの媒体配合物では、媒体が断裂する。さらに、上流谷溝76を作成するために使用する波形ローラ上の歯は、所望の上流の谷溝76が過度に細い場合は損傷する傾向がある。上流谷溝76の形状寸法が設定された後、波形の密度および勾配の角度を選択することができる。通常、こうした要因は、その結果得られる上流の山頂74の形状を決定する際に有用である。
図5は、ウェブ70がフィルタエレメントに構成された場合、下流の縁部73と仮定される縁部に沿った、図4で示した波形ウェブ70の反対側の端面図である。したがって、この説明の目的で、図4は、上流山頂74および下流の谷溝端部76を示す。この特定の図面では、谷溝の端部76は、縁部73と同じ高さである。図5は、下流の山頂端部74および下流の谷溝端部谷溝76を示しており、これらは図5で示した特定の実施形態では、縁部71と同じ高さである。山頂延長部74e(図6)は、それぞれ上流山頂74と下流山頂74の間に延在する。同様に、谷溝延長部76e(図6)は、それぞれ上流谷溝76と下流谷溝76の間に延在する。図4と5の端面図を比較すると分かるように、得られた波形ウェブ70の所望の縦溝の形状は対称的である。実際の実施では、媒体の挙動および他のこうした変数により、実際に得られる縦溝の形状は、完全に対称的なものからわずかに変化するであろう。図4および5では、媒体の厚さを見ることができ、この厚さはハッチングで示してある。理解されるように、好ましい実施形態では、下流山頂74は、上流谷溝76と同じサイズおよび形状寸法であり、下流谷溝76は下流山頂74と同じサイズおよび形状寸法である。
やはり上記のセクションIで論じた要因のいくつかによって、いくつかの異なる縦溝形状を使用することができる。使用可能な上流山頂74の形状寸法の一例が図4で示してあり、それには1対の側壁80と82の間の丸形波頂部78が含まれる。図で見ることができるように、山頂74の波頂部78は、鋭い点または角ではなく、丸みを付けた平滑なものであることが好ましい。とりわけ、これは波形ウェブ70で使用する媒体が断裂するのを防ぐ助けをする。丸形、先細りの(たとえば丸みを付けたU形の)縦溝も、本願と同じ譲受人に譲渡された、1997年11月6日に発行のPCT国際公開番号第WO,97/40918号に記載されている。図4で示した縦溝では、図4で示した縦溝の端部、丸形波頂部78は、半径が少なくとも0.508mm、1.27mm未満であり、多くの例では半径が0.61〜1.14mmである。多くの例では、丸形波頂部の半径は、0.76〜1.01mmである。図で示した例では、側壁80、82は互いに対して角度を付けてある。この角度84は、波形ウェブ70の端縁部の1つで各波形72の勾配を規定する。通常、角度84は、できるだけ小さいことが望ましいが、媒体特性および波形ローラの耐性を含む他の要因に対応することが望ましい。角度84は、下流山頂74の湾曲部の下の面積を規定する助けをし、媒体特性および波形ローラの特性の他の制約を考えると、この面積もやはり通常は最小限にすることが望ましい。たとえば図で示した縦溝75では、角度84は20°未満であり、少なくとも2°である。例示の縦溝75の使用可能な角度84は、5°〜15°、具体的には約8°〜12°を含む。
各上流山頂74は、丸形波頂部78に正接する点と、隣接する谷溝76の波頂部88に平行に整列する線との間の高さ86を規定する。下流山頂74の他の形状寸法の特徴と同様に、媒体の特性、波形ローラの特性、およびセクションIで論じたフィルタ設計の要素を含む様々な要因に基づいて高さ86を選択する。図4で示した特定の例では、上流山頂74の高さ86は、少なくとも1.27mm、12.7mm未満であり、通常は2.54〜6.35mm、たとえば約3.81〜5.08mmである。上流山頂74の隣接する波頂部78の間の距離は、参照番号90で示してある。上流山頂74の他の形状寸法の定義と同様に、この距離90はセクションI論じた所望のフィルタ特性、媒体特性、および波形ローラの特性に応じたものである。距離90は、波形ウェブ70の端縁部の1つで隣接する上流山頂74の間の間隔を示す。図で示した特定の例では、距離90は少なくとも5.08mm、12.7mm未満、通常は6.35〜10.16mmであり、たとえば約8.13〜8.89mmである。距離91は縁部73での側壁80と82の間の間隔である。側壁80と82の間の距離は、縁部73から縁部71に進むにつれて徐々に縮小される。図で示した例では、距離91は少なくとも2.54mm、12.7mm未満、通常は3.81〜7.62mm、たとえば5.33〜6.09mmである。
次に下流山頂74に関する形状寸法に移り、図5を参照する。一般に、上記で論じたように、下流山頂74の下の面積を最小にして、フィルタエレメントによってもたらされる制約を最小限にすることが望ましい。それぞれ下流山頂74は丸形波頂部88を含む。「丸形」は、鋭い点または角がなく、規定の半径を有することを指す。図5で示した例では、丸形波頂部88は半径が少なくとも6.35mm、10.16mm未満、通常は6.98〜8.89mmであり、たとえば約7.11〜8.13mmである。各下流山頂74も、波形ウェブ70の反対側の縁部73で上流山頂74を画定する側壁80、82によって画定することができる。各側壁80、82は、波形ウェブの長さにわたって延在し、側壁80と82間の距離90は、図4で示した縁部73と図5で示した縁部71の間で縮小される。縁部71では、各側壁80、82は、孤形領域92、94によって下流山頂74の波頂部88に接合されている。通常、この孤形領域92、94を側壁80、82と波頂部88の間で平滑に移行させて、平滑な丸形下流山頂74を有することが好ましい。図5で示した特定の例では、各孤形領域92、94の半径は同じであり、少なくとも1.27mm、3.81mm未満、通常は1.52〜2,54mmであり、たとえば約1.78〜2.28mmである。図の例では、好ましい下流山頂74は、下流山頂74の高さ86と等しい高さ96を含む。これは、製造技法をより簡便にするために好ましい。本明細書で示した例では、高さ86、96は、縦溝62の長さにわたって一様であり、高さ86、96が下流山頂74、上流山頂74、および山頂延長部74e(図6)に関して同じであるようになされている。下流山頂74はさらに、隣接する下流山頂74間の間隔または距離98を規定する。図の例では、この距離98は、少なくとも0.24mm、2.54mm未満、通常は0.50〜2,28mmであり、たとえば1.01〜1.78mmである。距離98は図4の距離91に近似である。下流山頂74の各波頂部88は、ほとんど平坦な孤形領域92、94の間のセクション101を画定する。このセクション101のおよその距離は、図の例では、少なくとも1.27mm、6.35mm未満、通常は1.77〜3.81mm、たとえば2.03〜3.04mmである。
図示した例では、図4と5の比較によって分かるように、上流山頂74(図4)は断面積に関して、下流山頂74(図5)よりも小さい。実際、図で示した(縁部73と同じ高さの)上流山頂74は、その下側の断面積を規定し、それは下流山頂74の下側の断面積の75%未満である。図の例では、上流山頂74の面積は、下流山頂74の面積の少なくとも20%、たとえば25〜50%である。
上述し参照により本明細書に組み込むものであるが、理解されるように、例示の波形ウェブ70は対称的であるため、下流谷溝76(図5)の例示の形状寸法は、上流山頂74(図4)の形状寸法と同じである。同様に、上述し参照により本明細書に組み込むものであるが、上流谷溝76(図4)の例示の形状寸法は、下流山頂74(図5)の形状寸法と同じである。上述のように谷溝76も、上記の山頂の高さ86、96の寸法と一致する谷溝の深さをもつことができる。図で示した例では、谷溝の深さ86、96は、上流谷溝76、下流谷溝76、および谷溝延長部76eで一様である。
図6は、波形ウェブ70の上面平面図を示す。図で示した例では、各縁部71と73の間の各縦溝75は平滑で丸形である。各縦溝75の側壁80と82の間の距離93は、縁部71と73の間で変化して、それぞれ縦溝75の勾配を規定する。図で示した例では、縁部71と同じ高さの点での側壁80と82の間の距離93は、上記で距離98に与えられた寸法と同じである。縁部73と同じ高さの点での距離93は、距離91に与えられた寸法と同じである。縦溝75は、図で示した例では、勾配の角度αが5°未満、通常は3°未満、少なくとも0.1°、たとえば0.25°〜2°、たとえば0.3°〜0.8°である。距離93は、縁部73と同じ高さの点では、縁部71と同じ高さの距離93よりも長い。縁部73と同じ高さの距離93の、縁部71と同じ高さの距離93に対する比は、少なくとも2:1、12:1未満、通常は3:1〜7:1、たとえば5:1である。
(III.例示の製造技法)
波形ウェブ70を作成する一方法は、それぞれ先細りの歯を有する1対の波形ローラの間に平坦なウェブを通過させることを含む。ローラの1つの歯の勾配は、他方のローラの歯の勾配の方向に反対の方向で勾配が付けられている。次に図7〜14を参照すると、波形ウェブ70を作成するために使用することができる波形ローラが示してある。波形ウェブ70を作成するには、この例示の工程では、媒体114を図の波形ウェブ70に形成するために使用される1対のローラ110、112がある。図16で示した概略図を参照されたい。この図は、媒体114がローラ110と112の間で挟まれ波形を付けられているところを示す。説明のため、図7〜14では、ローラ110の1つだけを詳細に示してある。理解されるように、ローラ110で使用されるいくつかの溝130がローラ112で使用されないこと以外は、ローラ112はローラ110と同一である。これを以下にさらに詳細に述べる。図16で示した波形工程中、ローラ110、112は、各ローラ110、112の歯116が反対側のローラの対応する歯溝118と噛合い、または対合し、勾配の方向が互いに反対になるように、互いに方向付けられる。
例示の実施形態では、ローラ110は、反対側の端部120、122、幾何学的中心124、および中心124を通る(かつ中心124を通って図8の頁から外側を指す)長手方向軸126を有する円筒形ローラとして示してある。図で示した実施形態では、ローラ110は、ローラから半径方向に突出した複数の外側に向けられた歯116を備える。各歯116は、歯に隣接する歯溝118を有する。好ましいローラ110は、ローラの周りに半径方向に延びる歯116および歯溝118が均等に配分されている。
歯116および歯溝118の形状寸法は、図4〜6で示したように、例示の波形72を形成するように構成される。図7〜14で分かるように、通常、各歯116は、波形ローラ110の反対側の端部120と122の間で幅が先細りになっている。ローラ110または112(あるいはその両方)は、その長さに沿って不連続にしてもよい。すなわち、所望の波形72を得るには、歯116および歯溝118が端部120から端部122まで連続し、途切れない必要はない。所望の波形72を得るには、単に歯116および歯溝118が間隔をあけて存在するだけでよい。媒体は、ローラ110または112ではどの断続箇所も超えて連続する。
1対の好ましい波形ローラ110および112の1つは、ウェブを剥がすための構造128を含んで、波形を付けた直後に媒体114をローラ110から剥がし、または剥離する助けをする。図で示した例では、構造128は、長手方向軸126に対して横方向に延び、また各歯116の長手方向に対しても横方向に延びる少なくとも1つの溝130を含む。溝130は、上記で論じたローラ110、112における断続の一例である。溝130をローラ110に設けて、媒体114とローラ110の間に挿入するフィンガと係合できるようにする(図16)。フィンガと溝130は協働して、ローラ110と112の間で波形を付けた直後に、媒体114をローラ110から引き剥がす助けをする。好ましくは、溝130はローラ110の周囲全体に延びる。使用可能な溝の寸法は、幅が少なくとも1.27mm、3.81mm未満、通常は1.78〜3.05mm、図で示した例では2.28〜2.54mmを含む。図で示した例では、溝130の深さは、少なくとも6.35mm、25.4mm未満、通常は7.72〜17.78mm、図で示した例では11.43〜13.97mmである。
ローラ110から波形媒体114を一様に引き剥がす助けをするには、ローラ110上に2つ以上の溝130を有することが有用であることが分かった。各端部122、120に隣接する少なくとも2つの溝131、132が有用である。溝131と132の間に少なくとも1つの溝130を有することも有用である。溝が多すぎる場合は、溝130が波形工程の妨げになり、所望の波形ウェブ70を得ることができない。したがって、ローラ110の長さ(端部120と端部122の間の距離として規定される長さ)の20%未満が溝130によるスペースで占められることが予測される。多くの場合、この割合は10%未満である。図で示した特定の例では、端部120と端部122の間の距離の7%未満が溝130のスペースで占められている。図で示したこの特定の例では、溝131と132の間に3つの溝133、134、135がある。好ましい構成では、各溝131〜135は、隣接する溝に対して少なくとも12.7mm、50.8mm未満、通常は、31.75〜44.45mm、図で示した特定の例では38.1mmの間隔を等しく置いて配置される。端部122、120に隣接する各溝131、132は、少なくとも 2.54mm、25.4mm未満、通常は6.35〜19.05mmであり、図で示した例では約10.16〜15.24mmの間隔を置いて配置されている。溝130は、ローラ112から波形媒体114aを剥がすことが望まれないため、ローラ112には必要とされない。別のローラ(この場合はローラ112)の上に配置されたローラ(この場合はローラ110)だけが、媒体114aを剥がすための溝130を必要とする。ローラ112には、歯116および歯溝118がローラ112の全延長部に沿って連続しており、途切れていない。
図面で示した波形ローラ110は、例示の波形ウェブ70を作成するために使用することができる例示の波形ローラである。したがって、歯116および歯溝118の形状寸法は、山頂74および谷溝76の形状寸法と同様である。しかし、媒体114の厚さに対応するための形状寸法は同一ではない。各歯116は、端部120に対応する細い端部、および端部122に対応する広い端部を含む。図10は、歯116の細い端部に対応する端部120の一部を示す拡大図である。図10では、歯116の広い端部は、図を簡単にするために省略してある。図10で示した細い端部にある各歯116は、好ましくは丸形の先端部138を画定する。丸形先端部138は半径が少なくとも0.25mm、1.77mm未満、通常は0.50〜0.76mmであり、たとえば6.09mmである。各歯116は、丸形先端部138によって接合される1対の側面140、142を備える。側面140、142は、その間で角度144を画定する。波形ウェブ70を作成するには、この角度144は少なくとも1°、25°未満、通常は5°〜15°、たとえば9°である。各歯116の間の歯溝118は、谷底146を画定し、谷底146は、反対側の波形ローラ110、112からの歯116を受け止め、または受け、媒体114は、1つのローラ110(または112)の歯116と、他方のローラ(112または110)の対合する谷底146の間に挿入されて所望の波形ウェブ70に形成される。各側面140、142と、輪郭の半径148として画定される各谷底146の間には平滑な移行部がある。図で示した特定の例示の波形ローラ110の輪郭の半径148は、少なくとも1.27mm、25.4mm未満、通常は1.90〜2.28mmであり、たとえば2.13mmである。各歯116は、先端部138に正接する線と谷底146に正接する線の間の高さ139が少なくとも1.27mm、6.35mm未満、通常は2.54〜5.08mmであり、たとえば4.65mmである。歯116は、それぞれ隣接する歯116の間の距離として規定されるピッチ152、少なくとも3.81mm、15.24mm未満、通常は6.35〜12.7mm、たとえば7.62〜10.16mmを有する。
次に図11を参照すると、歯116の広い端部が示してある。広い端部は、やはり波形ローラ110の端部122に対応する。やはり歯116の広い端部の形状寸法を選択して、所望の波形ウェブ、この例では前に述べた波形ウェブ70を得る。形状寸法の例を以下に提供する。
図11では、各歯116は、先端部158、側面140、142、高さ160、およびピッチ162を含む。先端部158は、それぞれ中間輪郭166、168によって各側面140、142に接合されるセクション164を有する。セクション164は、概ね平坦または平面であるが、小さい半径が少なくとも2.54mm、12.7mm未満、通常は5.08〜10.16mmであり、たとえば7.36〜7.87mmである。セクション164の長さ170は、約1.01mm、約6.35mm未満、通常は1.77〜3.81mmであり、たとえば2.03〜3.04mmである。各輪郭166、168は半径が、少なくとも1.27mm、25.4mm未満、通常は1.77〜2.03mmであり、たとえば1.88mmである。高さ160は、より簡便な製造技法をもたらすには、高さ150と同じであることが好ましい。ピッチ162は、少なくとも3.81mm、15.24mm未満、通常は6.35〜12.7mmであり、たとえば7.62mmである。歯溝118を形成する隣接する側面140と142の間で画定される角度172がある。この角度172は、図で示した特定の波形ローラ110では、少なくとも2°、20°未満、通常は5°〜15°、たとえば、10°である。図11で示したように、歯116の広い端部の谷底174は、半径が、少なくとも0.25mm、約2.03mm未満、通常は0.76〜1.52mmであり、たとえば1.14mmである。
図で示した特定の好ましい波形ローラ110は、望ましい製造工程に基づいて選択された全体のサイズを持つ。図で示した例では、波形ローラ110の径は、少なくとも127mm、508mm未満、通常は177.8〜381mmであり、図で示した例では228.6〜254mmである。また、図で示した特定の波形ローラ110に関して、歯116の数は少なくとも80、115未満、通常85〜95であり、図で示した例では92である。歯溝118の数は、好ましい実施形態では、歯116の数と等しい。ローラ110の全長は、少なくとも一部は、波形ウェブ70の得られた縦溝75の所望の長さに応じたものである。図面で示した例では、波形ローラ110の長さは、端部120と端部122の間で規定される。長さは、少なくとも101mm、254mm未満、通常は127〜203mmであり、図で示した例では177.8〜180mmである。ローラ110、112は、たとえば、ロックウエル硬度Cで少なくとも42の硬さを持つ硬ステンレス鋼など、耐久性があり強く信頼性がある材料から作成することができる。
次に図12〜図14を参照する。図12は、端部120と端部122の間の波形ローラ110、112を示す拡大部分図である。図12では、各歯116の勾配および中間の歯溝118を見ることができる。各歯116は、歯116が端部120から端部122に進むにつれて幅が徐々に大きくなる。同様に、中間の歯溝118は、それぞれ端部120から端部122に延びるにつれて寸法または幅が小さくなる。図13を参照すると、隣接する歯116の間の距離が寸法176で示されている。寸法176は、図14でも見ることができる。図13と図14を比較すると、端部120での隣接する歯116の間の距離176は、端部122での隣接する歯116の間の距離176よりも長いことが分かる。図で示した特定の例では、歯116は勾配が2°未満、少なくとも0.1°、通常は0.25°〜1°、たとえば約0.6〜0.8°である。端部120と同じ高さの距離176は、端部122と同じ高さの距離176の少なくとも2倍であるように示してあり、通常は3〜6倍、たとえば5倍である。図で示した例では、端部120と同じ高さの距離176は、少なくとも2.03mm、15.24mm未満、通常2。54〜10.16mm、たとえば5.08〜7.62mmである。端部122と同じ高さの距離176は、少なくとも0.2mm、3.0mm未満、通常は0.38〜2.54mm、たとえば0.76〜2.03mmである。
図7〜図14を再検討すれば、各歯116および歯溝118が平滑な輪郭を画定して波形ウェブ50における所望の先細りの縦溝62をもたらすことが理解されるであろう。いくつかの製造技法を用いて波形ローラ110を作成することによって、得られた歯116および歯溝118がローラ110の端部120と端部122の間に延びる平滑な輪郭を与えることも判明している。例示の波形ローラ110を作成する好ましい一製造技法は、図15に180で概略的に示したワイヤ放電加工機を使用し、以下に記載する技法を用いるものである。
図15を参照すると、使用可能なワイヤ放電加工機(EDM)の一例が概略的に示してある。一般に、放電加工は、放電(火花)を使用して不要な材料を除去することによって、形状を作成する方法である。基本的概念は、電極を加工物に非常に近接して移動させて、その2つの間で火花を繰返し生成することである。これは通常、空気中ではなく、誘電液体に浸漬して行われる。図で180で示したワイヤEDM機は、ガイド間を帯のこの刃の様に通過する電極としてワイヤを使用する。ワイヤは、作業中にスプールから移動するに従って、侵食され、径が小さくなる。図15で示した例示のEDM180では、ワイヤ電極182がワイヤリボン184の周りに通されているのが分かる。上部ガイドローラ186は、ワイヤ電極182の方向を変更させる助けをする。さらに、別の上部ワイヤガイド188および下部ワイヤガイド190あり、これらもワイヤ電極182の方向を案内する助けをする。加工物アセンブリまたは構造192は台194上に設置されているところが見える。台は、通常、XおよびY軸において制御可能である。加工物192は、図では、機械加工誘電性浴槽196内に浸漬されているところが示してある。EDM180の通常の動作では、ワイヤ電極182は、コンピュータまたは他の数値制御ユニットの制御下でワイヤリボン184から供給される。ワイヤ電極182は、上部ワイヤガイド188に送られ、次いで切削された間隙が形成される加工物192に送られて、ワイヤ電極182と加工物192の間の間隙によって生じる切削線183に沿って電源から送られるパルス電圧によって放電切削を行う。ワイヤ電極182の使用済み部分は、下部ガイド190を通過し、収集容器198内に収集される。加工物192を所望の輪郭に切削するため、ワイヤ電極182並びに加工物192の両方が可動である。
所望の波形ローラ110を作成するため、端部120、122での歯116および歯溝118の端面の形状寸法の定義を提供する。各端部120と122の間の平滑な歯および歯溝の表面を得るには、ワイヤ電極182を、ワイヤ電極182の各端部で加工物192の中心を通る長手方向軸から均一の距離に維持する。「ワイヤ電極182の各端部」とは、各端部120、122の歯116および歯溝118の端面を形成する加工物と係合するワイヤ電極182の一部を指す。図18を参照されたい。換言すれば、ローラ110を作成するため、中心長手方向軸300を画定する加工物192を使用する。この長手方向軸300は、図7の得られた長手方向軸126に相当する。加工物192は円筒形の形状であることが好ましい。切削工程中、端面120を形成するワイヤ電極182の端部302は、端面122を形成するワイヤ電極182の反対側の端部304と、加工物192の中心長手方向軸に対して常に同じ半径方向の距離である。この半径方向の距離は、各歯および歯溝が切削されるときに変化するが、加工物192の中心長手方向軸に対してのワイヤ電極182の各端部の半径方向の距離306、308は、均一で同じである。端部120の歯の輪郭は、端部122の歯116の輪郭とは異なっているため、ワイヤ電極182の各端部で中心長手方向軸に対して均一の半径方向の距離を維持するには、ツールの速度をワイヤ電極182の長さに沿って変化させなければならない。したがって、波形ローラ110、112の各歯116は、切削線の終端部を、ローラ110、112を作成するために使用する加工物192の中心軸に対して等しい半径方向の距離に維持する結果得られるものである。換言すれば、波形ローラ110、112の各歯116は、「終端部での歯の切削の規定」によって形成される。「終端部での歯の切削の規定」は、本明細書では、端面120を形成するワイヤ電極182の端部302が、端面122を形成するワイヤ電極182の反対側の端部304の中心長手方向軸までの半径方向の距離と同じ、加工物192の中心長手方向軸までの半径方向の距離に維持される、すなわち、切削線の終端部を加工物192の中心軸に対して等しい半径方向距離に維持することを指す。
図19を参照されたい。ワイヤ電極182に関してこの形成手法を示す別の方法は以下の通りである。(1)ワイヤ電極182は、歯116および歯溝118の端面120、122に対応する第1および第2の端部302、304を有する。(2)ワイヤ電極182は、2つの端部の間の中点310を有する。(3)中点310から端部120の方向に所与の距離dだけ間隔を置いたワイヤ電極182上の任意の所与の点pに対し、中点から端部122の方向に同じ所与の距離dだけ間隔を置いたワイヤ電極182上のもう1つの点p’がある。(4)ワイヤ電極182が歯116(または歯溝118)を形成する場合に、ワイヤ電極182は、これらの各点pおよびp’で、加工物192の中心を通る長手方向軸に対して互いに同じ距離313、315にある。したがって、ワイヤ電極182によって画定される切削線312に沿って対称性がある。ワイヤ電極182の中点から第1の端部120に向けて第1の距離だけ間隔を置いた任意の所与の点に対して、ワイヤ電極182の中点から第2の端部122に向けて第1の距離だけ間隔を置いた対応する点が存在し、こうした対応点は、加工物192の中心を通る長手方向軸に対して同じ距離だけ間隔を置いて歯116および歯溝118を形成し、波形ローラ110、112を作成する。換言すれば、波形ローラ110、112の各歯116は、「切削線の中点の規定」によって形成される。用語「切削線の中点の規定」は、本明細書では、(i)切削線の中点からローラの第1の端部に向かう方向で第1の距離だけ間隔を置いた切削線上の任意の所与の点に対して、また(ii)切削線に沿って、第2の、ローラの反対側の端部に向かう方向で切削線の中点から前記第1の距離だけ間隔を置いた点に対して、波形ローラを作成するために使用される配置された加工物の中心軸に対して等しい半径方向の距離に切削線を維持することを指す。
図20を参照されたい。ワイヤ電極182の中点ではなく、歯116(または歯溝118)の中点を参照して、別法でこれを考察する。「歯116の中点」は、端面120と端面122の間の中点を指す。歯116(または歯溝118)の中点は、加工物192を通過し、加工物192の長手方向軸300に対して横方向の平面314を画定する。この平面から端部120の方向に所与の距離だけ間隔を置いたワイヤ電極182上の任意の所与の点qに対し、ワイヤ電極182上で平面から端部122に向かう方向に同じ所与の距離だけ間隔を置いたもう1つの点q’が存在する。ワイヤ電極182はそれぞれこうした点q、q’で、加工物192の中心を通る長手方向軸に対して同じ距離318、320にある。したがって、ワイヤ電極182によって画定される切削線312に沿って歯116の中点を通る平面314に対して対称性がある。ワイヤ電極182に沿って平面から第1の端部120に向けて第1の距離だけ間隔を置いた任意の所与の点に対して、ワイヤ電極182に沿って平面から第2の端部122に向けて第1の距離だけ間隔を置いた対応する点が存在し、これらの対応点は、加工物192の中心を通る長手方向軸に対して同じ距離だけ間隔を置いて、歯116を形成し、波形ローラ110、112を作成する。換言すれば、波形ローラ110、112の各歯116は、「歯の中点の規定」によって形成される。用語「歯の中点の規定」は、本明細書では、(i)ローラの第1の端部に向かう方向で歯の中点を通る平面から第1の距離だけ間隔を置いた切削線上の任意の所与の点に対して、また(ii)切削線に沿って、第2の、ローラの反対側の端部に向かう方向で歯の中点を通る平面から前記第1の距離だけ間隔を置いた点に対して、波形ローラを作成するために使用される配置された加工物の中心軸に対して等しい半径方向の距離に切削線を維持することである。
それぞれ図18〜図20では、理解されるように、切削線312は紙面に出入りする方向に旋回することができるが、長手方向軸300に対しては傾斜しないままである。「傾斜しない」は、切削線の一端302が長手方向軸300に対して、切削線312の反対側の端部304よりも近づかないことを指す。
理解されるように、上記の図18〜図20に関連するそれぞれの記載に関する機械の変数などにより、「所与の点から加工物192の長手方向軸300までの半径方向距離が、別の点から長手方向軸300までの半径方向距離と等しい」という記述、およびその記述の変形形態が記載されても、正確に等しい必要はないが、許容差、切削のばらつきなどを考慮すれば、概ね等しいとされるべきである。従来のシステムでは、ワイヤ電極182の長さに沿った切削速度が一定に維持されていた。こうしたシステムでは、歯116の細い端部から歯116の広い端部で断面構成が異なるため、一端に向かう方向でワイヤ電極182の中点から第1の距離だけ間隔を置いたワイヤ電極182上の任意の所与の点を、ワイヤ電極182に沿って他方の端部に向かう方向でワイヤ電極182の中点から前記第1の距離だけ間隔を置いた点と比較した場合、ワイヤ電極182が加工物の中心から異なる半径方向の距離に存在することになる。本明細書で記載したように、好ましい波形ローラ110は、一定のワイヤの速度を維持することではなく、ワイヤ電極182の中点および歯116の中点を通る対称の平面に対して対応する点についての半径方向の距離を制御することによって形成される。切削工程中の任意の点で、一端に向かう方向でワイヤ電極182の中点から第1の距離だけ間隔を置いたワイヤ電極182上の任意の所与の点を、ワイヤ電極182に沿って他方の端部に向かう方向でワイヤ電極182の中点から前記第1の距離だけ間隔を置いた点と比較することができ、こうした所与の点はそれぞれ、加工物192の中心軸から同じ距離である。歯116が切削されるときにこの距離が変わるが、それも同様に変わる。
(IV.波形ウェブおよび波形フィルタ媒体を作成する例示の方法)
次に図16を参照すると、波形ウェブ70の形成およびフィルタ媒体66を得るため例示の概略的な工程が全般的に200で示してある。通常、平坦なフィルタ媒体114は、ロール202から巻き解かれ、様々なテンションローラおよび/またはガイドローラ204、205、206、207の周りに誘導される。波形ウェブ114の組成物は、所望のフィルタ特性、波形の特性、および他の要因に基づいて選択されるが、これは以下のセクションVでより詳細に説明する。多くの場合、流れ方向に伸びることができるいくらかの「弾性」を含んで波形工程に耐える媒体組成物を有することが望ましい。また、フィルタ特性に関しては、超極細繊維で処理された層を有する媒体を使用することが望ましい。
フィルタ媒体114のウェブ210は、様々なテンションローラ204〜207の周りで巻かれるように移動した後、対合する波形ローラ110と112の間のニップまたは噛合部212を通って送られる。一部の好ましい工程200では、ウェブ210が波形ローラ110と112の間のニップまたは噛合部212内に送られる直前に、媒体114を媒体114の樹脂を軟化するのに十分な温度に加熱し、媒体114がその波形形状をより良好に保持する助けをする。媒体114を加熱するこの温度は、選択される特定の媒体114および媒体114の所望の特性に応じた温度である。特定のタイプの媒体114についての例示の一工程では、ウェブ210を少なくとも120°、250°未満、好ましくは170°〜190°に加熱する。ウェブ210は、波形ローラ110と112の間で対合する歯116と歯溝118の間で押し付けることによって機械的に変形させて所望の波形形状に形成される。噛合部212を通過した後、波形ローラ110は、溝130(図7)と係合する、ローラ110から波形媒体114aを剥離するためのフィンガ(図示せず)によって波形媒体114aが剥がされる。フィンガは、バー213からローラ110の付近に向けて突き出ている。波形媒体114aは、噛合部212を通過し、ローラ110から剥がされた後、バー213に固定された塗布装置から塗布されるシーラント材のビードを有する。シーラント材は、波形媒体114aの縁部の付近に塗布される。使用可能なシーラント材は以下のセクションVで記載する。
次に、波形媒体114aは、波形ローラ112に沿った方向に従って移動する。この点で、波形ウェブ114aは、平坦なウェブ216(面シート64(図3)で最終的に得られる平坦なウェブ216)に導入される。平坦なウェブ216はロール218から巻き解かれて、いくつかのテンションローラ221、222、223の周りで送られる。材料226は、波形媒体114aに導入される直前に、平坦なウェブ216の縁面に隣接する塗布装置227によって、縁部の間で様々な間隔で塗布されて、波形媒体114aが平坦なウェブ216に固着される。塗布装置227は、少なくとも1つ、好ましくは2〜6本のタック粘着剤の線を平坦なウェブ216に付けて、波形媒体114aを平坦なウェブ216に接着する。このタック粘着剤は、流体不透過性封止を生じるものではなく、単に波形媒体114aを平坦なウェブ216に付着または固着させるものである。シール剤のビードは、シール剤のビードが波形媒体114aと平坦なウェブ216の間にもたらされる縁部の付近に塗布されて、平坦なウェブ216が波形媒体114aに固着された場合に、シール剤のビードで閉鎖すべき縦溝が、ピンホールがなく完全に閉鎖されることが保証される。以下で説明するように、タック性の固定をもたらすための接着剤に使用可能な材料は、以下のセクションVで論じるように、主なシール剤のビードの塗布に使用する粘着剤とは異なるものでもよい。
図16で、波形ローラ110、112を再検討すると、噛合部212から出る媒体114aは、図16で見ることができる縁部では、図5で示した波形ウェブ70の全般的な構成を持つことが分かるであろう。平坦なウェブ216は、媒体114aの頂面上に貼り付けられるが、その頂面は、図5で示した波形ウェブ70の頂面に相当する。シーラント材が媒体114aの縁部に沿って塗布される場合、シール剤は図16で見ることができる縁部に沿って塗布される。好ましくは、図16で示した特定の工程で塗布されるシーラント材は、下流シール部59(図3)を形成するための下流のシール剤55d(図3)である。この領域にシールを塗布すると、細い下流の谷溝76と平坦なウェブ216の間の空間が充填される。下流シール部59を封止することによって、超極細繊維がウェブ210およびウェブ216上にある場合に、波形ウェブ114a上の超極細繊維の層、並びに平坦なウェブ216上の超極細繊維の層が上流側に存在することが保証される。
平坦なウェブ216および波形媒体114aは、ローラ214と波形ローラ112の間の噛合部228で共に接合され、引き続き波形ローラ112に沿って進み、次いでニップ230を通る。ニップ230は、波形媒体114と平坦なウェブ216の間にさらに圧力を加えて、2つのウェブを共に押し付け固着する助けをする。ニップ230は、波形ローラ112と押圧ローラ232の間で生じる。
ニップ230を通過した後、得られたフィルタ媒体234は、そこから先に送られる。フィルタ媒体234は、接着材料で平坦なウェブ216に固着された波形媒体114aを含む。フィルタ媒体234は、さらなるテンションローラ236、237に沿って送られてから、保管スプール240に巻き付けられる。フィルタ媒体234のスプールは、フィルタ作成工程で使用することができ、その一例を以下に述べる。
一部の適用例では、フィルタ媒体234を形成した後、スプール240に巻き付ける前に、フィルタ媒体234を半分に切断して2つのフィルタ媒体のスプールにすることができる。これは、波形ローラ110、112が2つの所望の波形パターンの全長を含むように適合されている場合に、行うことができる。フィルタ媒体234の2つのスプール240を形成する場合、シーラント材を中心に塗布して、完成した媒体234を、平坦なウェブ216と波形媒体114aの間に生成されたシール部に沿って中心で切断して媒体234の2つのセクションを形成するようにすることができる。
ウェブ210並びにウェブ216は、上述のように、一定のフィルタ特性を所望の場合は、超極細繊維の層を含むことができる。超極細繊維を使用する場合、波形媒体114aをウェブ216に固着して、超極細繊維の層がフィルタの「汚染側」を形成するようにする。図16で示した例では、超極細繊維をウェブ210およびウェブ216上に使用する場合、超極細繊維は機械に面する媒体の側にあるが、ウェブ216上の超極細繊維は機械に面する内側にもある。こうすると、媒体114aがウェブ216に固着された場合に、超極細繊維を有する側が共に対面することになる。
フィルタ媒体234のスプール240を形成した後、フィルタ媒体234の端部を山頂74に沿って切断する。これはサーボ制御剪断機の助けで行うことができる。ホットメルトまたは他の接着剤など材料226をこの縁部に塗布することによって、この縁部に沿ってシール部が形成され、前端シール部が作成される。この前端シール部は、巻いてフィルタエレメントにするのに使用されるフィルタ媒体234の前端になる。
図17は、フィルタ作成工程を全般的に250で概略的に示すものである。図で示した例示の工程250では、フィルタ媒体234は、フィルタエレメント20(図1)など丸形フィルタエレメントに形成される。図17では、フィルタ媒体234は、スプール240から巻き解かれて、いくつかのテンションローラ251、252の周りを通過する。シーラント材254は、工程200中にシーラント材が塗布された縁部の反対側の縁部に沿ってフィルタ媒体234の波形部分に塗布される。記載の例では、シーラント材254を塗布して上流シール部57(図3)を生成する。やはり材料254は、ホットメルトまたは他の適した接着剤でもよい。材料254が塗布された後、フィルタ媒体234はさらなるローラ255、256に沿って通過してから、巻かれて所望の断面形状のらせん状構成258になる。図で示した工程250では、コイル258は円形である。図で示した工程250でも、フィルタ媒体234は最初に中心コア260に固定されその周りに巻き付けられる。コイル258が所望のサイズ(この場合は径)に達した場合は、フィルタ媒体234を切断し、コイル258の外周にしっかりと固定する。フィルタ媒体234の最外端を山頂74に沿って切断することによって後端シール部を形成し、ホットメルトまたは他の接着剤など、接着材料226をこの縁部に塗布することによってこの縁部に沿ってシール部を形成することが望ましい。この時点で、所望の封口ガスケットまたは他の機構をコイル258に追加して、所望のフィルタエレメントを得ることができる。
(V.いくつかの有用な材料)
媒体として様々な材料を使用することができる。一般に、媒体の材料は、媒体のコストおよび有用性、流体のタイプ、並びに濾過の環境(たとえば、空気対液体、苛性または非苛性の環境)、および濾過に関する所望の効率などの要因に関してユーザの好みに基づいて選択される。
上記で示したように、一般に、本開示による波形工程では、流れ方向(MD)の「伸び」または「弾性」の十分な能力があり、縦溝の対向する各端部だけでなく、媒体の対向する各縁部の間の様々な形状の波形に対応する媒体を使用することが好ましい。より具体的には、特徴とする波形形状に媒体を容易に一致させるには、媒体は、
(a)波形を付けている間に流れ方向(MD)に(その幅にわたって)様々な量で容易に伸びることができ、
(b)波形形状を保持するものであることが好ましい。
本明細書で、特定の好ましい波形のサイズおよび形状を示す。通常、基準または平均の流れ方向(MD)の伸び率4.5%以上の媒体が典型的にこうした波形に好ましいことが判明した。(本明細書では、基準または平均の流れ方向(MD)の伸び率4.5%以上とは、クロスヘッド速度毎分50mmで101.6mmにわたる引張試験機による測定値を指す。)通常、使用する媒体は流れ方向の伸び率が少なくとも3.5%、通常は少なくとも4.0%のものが好ましい。伸び率4%〜7.5%、平均約5%が好ましい。
一部の例では、セルロース100%の媒体は、本明細書で特徴とするタイプの波形に全面的に望ましいものとするには、流れ方向の十分な伸び特性を有していないことが分かるであろう。その理由は、セルロース繊維100%の材料は、簡単に波形になり、波形形状を保持するが、一部の例では、一定の規定の勾配を付けた波形にする波形工程で、こうした材料に圧力を加えるために材料が潰れることがあるからである。
一部の例では合成繊維100%の媒体を使用することが望ましい。その場合繊維は、レーヨン、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリビニルエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、こうした重合体の混合物など、重合体から作成される。当然、繊維の混合またはミクスチャも使用することができる。関係する濾過環境において媒体で使用するための適した強度および完全性を備えた媒体を提供する合成材料が望ましい。「合成」とは、繊維が非セルロースであることを指す。
本明細書では、レーヨンは合成繊維媒体と考えられる。レーヨンはセルロースに基づいているが、セルロースの再生から得られるため、本明細書ではレーヨンを合成と考える。したがって、媒体組成物を定義する場合、
(a)用語「セルロース」は、レーヨンを含まないものであり、
(b)用語「非セルロース」および「合成」は、レーヨンを含むものとする。
一部の例では、セルロース繊維と合成繊維の混合物を含む媒体を使用することができ、これは好ましいものであることを留意されたい。好ましいこうした材料は、合成繊維の含有率が繊維の総重量に基づく重量で、80%未満、少なくとも30%、通常35〜75%、好ましくは約45%〜60%である。残りの繊維重量は、アセテート繊維材料であることが好ましい。
特定の媒体の選択も、やはり一部は波形に関連しない要因に基づいて選択される事柄である。多くの場合、合成繊維を波形形状に保持し易くするために樹脂を加えた媒体を有することが望ましいと考えられる。典型的な樹脂は、媒体が処理される条件下で波形形状を保持するのに適した剛性を提供し、また波形を付ける前およびその間に十分に軟化して媒体が波形に一致できるようにすることができるものである。樹脂配合物は、Air Products and Chemicals、BASF、Bayer Chemical、Borden、Dow Chemical、BB Fuller、National Starch、Noveon Specialty Chemicals、Parachem、Reichhold、およびRohm & Haasなど市販の樹脂の提供者から入手することができる。樹脂は、Tgが20C〜50Cの溶液または乳化重合体、あるいはこうした重合体の混合物である。媒体の樹脂含有率は、波形媒体の総重量の少なくとも8%、通常は約15%以上24%以下であると考えられる。好ましい樹脂配合物は、樹脂の配合が、「高度に伸縮自在な樹脂」、すなわち波形を付けている間に破断しまたは完全性を失わずに伸びることができる樹脂の重量で、5%〜30%である。「高度に伸縮自在な樹脂」は、フィルムに注型する場合に、破断時の伸び率が200%より大きい、通常は破断時の伸び率が300%〜650%のものである。
本明細書のセクションIIで特徴とする特定の好ましい波形については、比較的薄い媒体が望ましく、10341パスカルの圧力下の測定で、好ましくは厚さ約0.5mm、最も好ましくは厚さ0.2〜0.38mmである。こうした媒体の厚さによって、媒体が比較的小さい体積でも大きい表面積が得られ、波形工程での良好な加工性が可能になる。特徴とする好ましい媒体の厚さは、特にエアフィルタで使用するために選択したものである。
媒体の通気性または効率もやはり使用する環境によって選択する事柄である。本発明による波形システムで、空気の濾過に使用可能な媒体には、通気性が少なくとも3mpm、通常4.5〜16.5mpmのものが含まれ、通常の使用環境では、通気性が36〜48fpmの好ましい媒体の使用を含む。媒体の通気性テストは、米国特許第5,672,399号のコラム20、27〜39行に全般的に特徴付けられている。一般に、参照した材料、媒体、または組成物の平坦なシートを横切る12.7mmの制水部(water restriction)をもたらす媒体の面速(空気)が要求される。本明細書で使用する通気性は、たとえば参照により本明細書に組み込む、Frazier Precision Instrument Company、Gaithersburg、Marylandから入手可能なFrazier Perm試験器を使用する、ASTM D 737によるFrazier Perm Testまたは類似の試験によって査定することができる。
媒体の坪量もやはり一部は、波形に関連するものおよびその他の要因に基づいて選択される事柄である。本開示による波形システムでの空気の濾過に使用可能な通常の媒体には、坪量が約60lbs./3,000平方ft未満、通常は約48〜56lb./3,000平方ftのものが含まれる。孔のサイズも、やはり実際の波形よりも、濾過の関数および使用する環境に関連する要因に応じたものである。本開示による波形システムでの空気の濾過に使用可能な媒体は、通常、孔のサイズが64〜80ミクロンである。通常の使用可能な媒体の流れ方向における乾燥引張強度は、25.4mm当たり7.7〜10.4Kgである。湿潤状態の機械での(wet off of the machine)破裂強さは28〜68psiである。通常の使用可能な媒体を139℃で1、2、3、および5分間置いた後の湿潤状態での破裂における破裂強さテストでは、破裂強さの比率は0.7〜0.9である。この比率については、湿潤状態の機械での破裂強さの結果を、1、2、3、および5分間の硬化テストから記録された2つの最高値の平均で割って計算したものである。
使用のために選択する媒体の効率も、やはり主に使用する環境に応じて選択される事柄である。本開示の譲受人であるドナルドソン カンパニー(Donaldson Company)は、上記の波形形状に使用するのに、超極細繊維を加えた、0.8ミクロンの粒子に対する初期効率が少なくとも60%であり、少なくとも64%〜70%を目標とする媒体を評価した。
一般に、主な上流および下流シール部57、59(図3)を作成するために使用するシーラント材は、良好な信頼できるシール部を提供して、下の平坦なウェブ216に面する波形媒体114a内の縦溝を閉鎖する媒体でなければならない。選択されるシーラント材は、装置、ライン速度、濾過特性などによって選択される。シーラント材は、市販の所望のフィルタ特性(たとえば、重量、ピンホール漏れの許容可能量など)に応じて、媒体を高粘性にする圧感性ホットメルト、ホットメルトビード、発泡ホットメルトビード、または他の適したシール剤を含むことができる。Bostik Findley of Wauwatosa、Wisconsin、Product H2038、またはHenkel Adhesives of Ambler、Pennsylvania、あるいはHB Fuller of St.Paul、Minnesotaなどの販売会社からのものを使用することができる。シーラント材は、装置、ライン速度などに適した温度、たとえば198〜204℃で使用することができる。シール剤を使用前に、たとえば十分な窒素ガスを加えてガス処理して、固体が約70%になるようにシール剤を泡立たせることができる。
一般に、タック性ビード、前端シール部、および後端シール部に塗布する接着材料226は、適した環境で平坦なシートを波形ウェブに付着させるのに十分な材料でなければならない。接着剤は、装置、ライン速度、フィルタ特性などに基づいて選択される事柄である。ポリアミドホットメルトを含む、市販の接着剤を使用することができる。Bostik Findley of Wauwatosa、Wisconsin、またはHenkel Adhesives of Ambler、Pennsylvania、あるいはHB Fuller of St.Paul、Minnesota、もしくはNational Starch and Chemical Company of Bridgewater、New Jersey、Product HYPERM34〜3412などのソースを使用することができる。接着剤は、装置、ライン速度などに適した温度、たとえば176.6〜190℃で塗布することができる。
(VI.通常の縦溝の定義およびPCT国際公開番号第WO97/40918号に関する縦溝の定義)
また、例示の波形ウェブ70を示す図4〜6を参照されたい。判明しているように、例示のウェブの構成に関して個々の縦溝はそれぞれ、一部は縦溝端(図4および図5)の所期の形状寸法によって、または波形ローラの定義に基づいて画定することができる。媒体は規定の波形ローラに実質的に一致するが、それは完全にではない。しかし、波形ローラの縦溝の、したがって各縦溝端の間で得られる媒体の形状に関する正確な数学的定義は判明していない。より正確には、波形ウェブ70内の縦溝は、媒体が図7〜14の波形ローラによって与えられた形状を保持する程度に、図7〜14の波形ローラの各歯の端部によって画定することができることが判明している。波形ローラ110の各歯116および歯溝118は、その端面(図10および図11)で幾何学的に記述することができる。しかし歯116と歯溝118の各端部の間の寸法形状は、正確に数学的に定義されていない。しかし上述のように、歯116および歯溝118を、形状をもたらすために使用する工程で画定することができる。上述のように、各歯116の端部についての定義を考慮すれば、(1)1つの端部120の方向にワイヤ182の中点(または歯116の中点を通る平面)から第1の距離だけ間隔を置いたワイヤ電極182上の任意の所与の点について、また(2)ワイヤ電極182に沿って、他方の端部122の方向にワイヤ182の中点(または歯116の中点を通る平面)から前記第1の距離だけ間隔を置いた点に対して、加工物192の長手方向軸までの同じ半径方向の距離を維持することによって、作成された表面で終端部(図10および図11)の間の延長部を画定することができる。端部120と端部122の間の各歯の延長部を作成するためのこの工程を用いて、各歯116の好ましい先細りの形状を画定することができる。たとえば、選択された媒体が本明細書に記載した媒体の配合の1つである場合、その媒体は、得るべき性能の利点に関して、終端部だけでなく縦溝の全延長部に沿って、波形ローラ110と112の間の歯116および歯溝118と同じ形状に十分近似した形状を保持するであろう。したがって、歯の構成を作るための定義した工程は、波形ウェブ70の縦溝端および端部の間の縦溝延長部で得られる波形についての定義も提供する。
上記で示したように、波形工程に挿入する媒体シートは幾分可撓性であるため、波形工程後に、規定されたローラの歯に完全には一致しないであろう。定義された好ましい材料を選択することによって、実質的な相関関係が得られる。樹脂によってもたらされる特性を含む媒体配合物は、得られる波形製品の端部の比率が、上流の山頂74の面積が下流の山頂74の面積の少なくとも20%、通常は25%〜50%になるように選択しなければならない。さらに、波形製品は、波形を付けた直後にその長さに沿って勾配を保持しなければならない。得られた波形製品、および得られた製品を平坦なシートに固着し、巻いてフィルタエレメントにした場合、この製品は、特に縦溝の端部を見ると、人目を引く魅力のある外観をしている。
先細りの縦溝を使用する概念は新規なものではない。上記で論じたように、本願の譲受人に譲渡されたPCT国際公開番号第WO97/40918号では、先細りの縦溝の使用は濾過に有利であることが述べられている。国際公開番号第WO97/40918号では、縦溝の端部が挟み潰され、一端と他端の間で先細りになった丸形の縦溝が全般的に示されている。やはりPCT国際公開番号第WO97/40918号では、波形ローラを使用して前記出願で記載した先細りの縦溝を作成できることが記載されている。さらに探求すると、先細りの縦溝を使用するフィルタエレメントを好ましく大量生産するには、セルロースと合成繊維の混合物を含む、本明細書で記載した好ましい媒体配合物を使用し、本明細書で記載した特定のタイプの波形ローラを使用することが好ましく有用であることが判明した。
本開示の原理に従って構築することができる、縦溝を付けたフィルタ媒体を使用するフィルタエレメントを示す概略斜視図である。 本開示の原理に従って構築することができる、縦溝を付けたフィルタ媒体を使用するフィルタエレメントを示す他の概略斜視図である。 図1および図2のフィルタエレメントで使用可能なフィルタ媒体を作成する一手法を示す概略斜視図である。 図3で示したフィルタ媒体の形成に使用することができる例示の波形ウェブの一部を示す概略側面立面図である。 図4で示した波形ウェブの反対側の端部を示す概略側面立面図である。 図4および図5で示した波形ウェブを示す上面平面図である。 図4〜図6で示した波形ウェブの形成に使用する波形ローラの一実施形態を示す側面立面図である。 図7で示した波形ローラを示す端面立面図である。 端部が図8で示した端部の反対側の端部である、図7で示した波形ローラを示す端面立面図である。 終端部が図8の終端部と同じである、図7〜図9の波形ローラで使用する歯の終端部を示す拡大概略図である。 端部が図9で示した端面図の端部である、図7〜図9の波形ローラ上のいくつかの歯を示す拡大図である。 図7の波形ローラの一部を示す拡大図である。 図12で示した波形ローラの一部を示す拡大図である。 図12で示した波形ローラの別の部分を示す拡大図である。 図7〜図14の波形ローラの製造に使用することができるワイヤ放電加工機を示す概略側面立面図である。 材料のウェブに波形を付け、波形を付けたウェブを材料の平坦なウェブに固着してフィルタ媒体を作成する工程を示す概略図である。 図16で作成したフィルタ媒体をフィルタエレメントに形成する工程を示す概略図である。 図7〜図14の波形ローラ用の歯を作成する方法を示す概略図である。

Claims (10)

  1. フィルタ媒体で使用する波形シート(50)であって、
    (a)波形の媒体の第1のウェブは、
    (i)繊維重量で80%未満の合成繊維を含み、残量がアセテート繊維である合成繊維とアセテート繊維の混合物であること、及び前記第1のウェブは少なくとも15%の樹脂含有率を有し、
    (ii)流体の流れ方向の平均伸び率が少なくとも3.5%であることの、少なくとも1つを含み、
    (b)前記第1のウェブは、対向する第1および第2の縁部(71、73)を有し、前記第1のウェブは、交互に配置される山頂(74)および谷溝(76)を有し、それぞれ前記山頂が、第1の山頂端部、第2の山頂端部、および前記第1の山頂端部と前記第2の山頂端部の間の山頂延長部(74e)を有し、それぞれの前記谷溝が、第1の谷溝端部、第2の谷溝端部、および前記第1の谷溝端部と前記第2の谷溝端部の間の谷溝延長部(76e)を有し、前記交互に配置される山頂と谷溝が複数の間隔を置いた縦溝(75)を形成し、
    (i)各縦溝(75)の前記谷溝(76)の幅が、前記第1の谷溝端部から前記第2の谷溝端部までの隣接する山頂(74)の間で縮小され、
    (ii)各縦溝(75)の前記山頂(74)の幅が、前記第1の山頂端部から前記第2の山頂端部までの隣接する谷溝(76)の間で拡大されることを特徴とする波形シート。
  2. (a)各縦溝の前記第1の谷溝端部は第1の谷溝の幅を有し、前記第2の谷溝端部は第2の谷溝の幅を有し、
    (i)前記第1の谷溝の幅の前記第2の谷溝の幅に対する比は、少なくとも2:1であり、
    (b)前記第1の山頂端部は第1の山頂の幅を有し、前記第2の山頂端部は第2の山頂の幅を有し、
    (i)前記第2の山頂の幅の前記第1の山頂の幅に対する比は、少なくとも2:1であり、
    (c)各縦溝のテーパ角度が0.25°以上2°以内の範囲である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の波形シート。
  3. (a)前記波形の第1のウェブは、繊維重量で35〜75%の合成繊維を含み、残量がアセテート繊維であることを特徴とする請求項1または2に記載の波形シート。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の波形シートを含む波形フィルタ媒体構造であって、
    (a)前記第1のウェブ(50)に隣接するように方向付けられた非波形フィルタ媒体(64)の第2のウェブを含み、
    (i)前記非波形フィルタ媒体(64)の第2のウェブが前記第1のウェブに固着され、
    (b)交互の縦溝が、前記第1の縁部(71)に近接した位置で、流体の前記縦溝の通過に対して閉鎖されることを特徴とする波形フィルタ媒体構造。
  5. (a)前記非波形フィルタ媒体の第2のウェブが、シール剤(55u)で前記波形の媒体の第1のウェブに固着され、
    (i)前記シール剤で、前記非波形フィルタ媒体(64)の第2のウェブと前記第1の山頂端部の間の領域を閉鎖することを特徴とする請求項3または4に記載の波形フィルタ媒体構造。
  6. (a)前記波形の媒体の第1のウェブに固着された前記非波形フィルタ媒体(64)の第2のウェブが、渦巻状の構成(20、30)であることを特徴とする請求項5に記載の波形フィルタ媒体構造。
  7. (a)対向する反対側の端部(120、122)を有する円筒形のローラ(110)と、幾何学的中心(124)と、前記幾何学的中心(124)を通る長手方向軸(126)と、前記ローラから半径方向に突き出た複数の外側に向けられた歯(116)とを備え、
    (i)それぞれの前記歯(116)が隣接する歯溝(118)を有し、
    (ii)前記外側に向けた歯が、前記円筒形ローラの第1と第2の端部(122、120)の間に少なくとも部分的に延びる交互の歯(116)および歯溝(118)を作成するため、終端部での歯がワイヤ放電加工の切削加工により明確に規定されて形成され、
    (iii)それぞれの前記歯(116)の幅が、隣接する歯溝(118)の間で前記第1の端部(122)から前記第2の端部(120)までで縮小され、
    (iv)それぞれの前記歯溝(118)の幅が、隣接する歯(116)の間で前記第1の端部(122)から前記第2の端部(120)までで拡大されることを特徴とする波形ローラの構成。
  8. (a)前記ローラ(110)が、切削線(312)を前記長手方向軸(126、300)に対して等しい半径方向の距離で維持することによって、前記終端部での歯少なくとも80個の歯を備え、前記等しい半径方向の距離は、
    (i)前記円筒形のローラの前記第1の端部(122)に向かう方向で前記歯の中点を通る平面から第1の距離(308)だけ間隔を置いた前記切削線(312)上の任意の所与の点(304)に対して、また
    (ii)前記切削線(312)に沿って、前記円筒形のローラの前記第2の端部(120)に向かう方向で前記歯の中点を通る前記平面から前記第1の距離(306、308)だけ間隔を置いた点(302)に対して維持されることを特徴とする請求項7に記載の波形ローラの構成。
  9. (a)前記ローラが、前記長手方向軸に対して横方向に延びる少なくとも1つのウェブを剥がした溝(130)をさらに含み、
    (b)前記第2の端部(120)にある各前記歯(116)が、1対の側面(140、142)を接合する先端部(138)を備え、
    (i)前記側面(144)が側面の間の角度5〜15°を画定し、
    (c)各前記歯(116)が、前記第1の端部(122)と前記第2の端部(120)の間で一様な高さ(139、160)の2.54〜5.08mmであり、
    (d)前記歯が前記第2の端部(120)でピッチ(152)の6.35〜12.7mmを有し、
    (e)各前記歯(116)が前記第1の端部(122)で先端部(158)並びに第1および第2の側面(140、142)を備え、
    (i)前記第1の先端部(158)が、第1の輪郭(166)、前記第1の輪郭(168)に隣接する中間セクション(164)、および前記中間セクション(164)に隣接する第2の輪郭(166)を備え、
    (ii)前記第1の輪郭(168)が前記第1の側面(140)と前記中間セクション(164)の間に延び、
    (iii)前記第2の輪郭(166)が前記中間セクション(164)と前記第2の側面(142)の間に延び、
    (iv)前記中間セクション(164)が長さ1.78〜3.81mmであり、
    (v)前記第1の側面(140)および前記第2の側面(142)がその間で角度(172)の5〜15°を画定し、
    (f)前記歯(116)が前記第1の端部(122)で6.35〜12.7mmのピッチ(162)を有することを特徴とする請求項7または8に記載の波形ローラの構成。
  10. 請求項7乃至9のいずれか1項に記載の1対の波形ローラを使用して波形ウェブを作成する工程であって、
    (a)ウェブを前記1対の波形ローラ(110、112)の間を通過させることによってウェブ(114)に波形を付け、各前記波形ローラが先細りの歯を有し、前記1対の波形ローラのうちの第1のローラの歯の勾配が、前記1対の波形ローラのうちの第2のローラの歯の勾配の方向と反対方向に勾配が付けられており、
    (A)前記波形ローラの各前記歯が、前記終端部での歯の切削加工によって形成されることを特徴とする工程。
JP2003548972A 2001-12-03 2002-11-19 波形の媒体シートを使用するフィルタエレメント Expired - Fee Related JP4388375B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US33723001P 2001-12-03 2001-12-03
PCT/US2002/037200 WO2003047722A2 (en) 2001-12-03 2002-11-19 Filter element using corrugated media sheet

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005511269A JP2005511269A (ja) 2005-04-28
JP2005511269A5 JP2005511269A5 (ja) 2005-12-22
JP4388375B2 true JP4388375B2 (ja) 2009-12-24

Family

ID=23319657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003548972A Expired - Fee Related JP4388375B2 (ja) 2001-12-03 2002-11-19 波形の媒体シートを使用するフィルタエレメント

Country Status (8)

Country Link
US (2) US7488365B2 (ja)
EP (1) EP1453588B1 (ja)
JP (1) JP4388375B2 (ja)
CN (1) CN1319624C (ja)
AT (1) ATE472359T1 (ja)
AU (1) AU2002365873A1 (ja)
DE (1) DE60236887D1 (ja)
WO (1) WO2003047722A2 (ja)

Families Citing this family (102)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1453588B1 (en) * 2001-12-03 2010-06-30 Donaldson Company, Inc. Filter element using corrugated media sheet
US7282075B2 (en) 2002-12-11 2007-10-16 Donaldson Company, Inc. Z-filter media with reverse-flow cleaning systems and methods
EP1608453B1 (en) 2003-03-18 2010-06-02 Donaldson Company, Inc. Improved process for coiling z-filter media
CA2550734C (en) 2003-12-22 2015-06-30 Donaldson Company, Inc. Filter element comprising a seal arrangement and method for making the same
CN100484601C (zh) 2004-06-08 2009-05-06 唐纳森公司 Z-过滤介质包结构和方法
DE602005024687D1 (de) 2004-06-14 2010-12-23 Donaldson Co Inc Luftfilteranordnung und verfahren
BRPI0514104B8 (pt) 2004-08-06 2016-10-11 Donaldson Co Inc arranjo de cartucho de filtro, limpador de ar e método para formar um arranjo de cartucho de filtro
US7318851B2 (en) 2004-11-02 2008-01-15 Baldwin Filters, Inc. Filter element
US7931725B2 (en) 2004-11-02 2011-04-26 Baldwin Filters, Inc. Fluted filter apparatus
US20110197556A1 (en) 2004-11-02 2011-08-18 Baldwin Filters, Inc. Filter element
US7909954B2 (en) 2004-11-03 2011-03-22 Baldwin Filters, Inc. Method and apparatus for winding a filter media pack
US7255300B2 (en) * 2004-11-03 2007-08-14 Baldwin Filters, Inc. Method and apparatus for winding a filter media pack
JP4820376B2 (ja) 2005-01-13 2011-11-24 ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド エアフィルタカートリッジ及びエアクリーナ装置
JP5053099B2 (ja) 2005-01-13 2012-10-17 ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド エアフィルタ装置
US7520913B2 (en) 2005-02-04 2009-04-21 Donaldson Company, Inc. Non-cylindrical filter elements, and methods
WO2007035802A1 (en) * 2005-09-20 2007-03-29 Honeywell International Inc. Filter and method of making
JP2009511264A (ja) 2005-10-11 2009-03-19 ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド エアフィルタの構成物、組立品および方法
US7753982B2 (en) 2006-02-17 2010-07-13 Baldwin Filters, Inc. Filter with drained jacket, seal indicator/lock means, and seal baffle
US7625419B2 (en) 2006-05-10 2009-12-01 Donaldson Company, Inc. Air filter arrangement; assembly; and, methods
US7972404B2 (en) 2006-06-22 2011-07-05 Donaldson Company, Inc. Air cleaner arrangements; components thereof; and, methods
US10040020B2 (en) 2006-12-06 2018-08-07 Baldwin Filters, Inc. Fluid filter apparatus having filter media wound about a winding frame
US9757676B2 (en) 2006-12-06 2017-09-12 Baldwin Filters, Inc. Method and apparatus for winding a filter element
DE102006062189B4 (de) * 2006-12-22 2009-03-19 Dr. Mirtsch Gmbh Verfahren zum Herstellen einer strukturierten Materialbahn für das Durchströmen von fluiden Medien, strukturierte Materialbahn und Verwendung derselben
CN102743931B (zh) * 2007-02-02 2015-12-02 唐纳森公司 空气过滤介质包、过滤元件、空气过滤介质及方法
CN102861483B (zh) 2007-02-26 2015-08-19 唐纳森公司 空气过滤装置;空气滤清器组件和方法
JP2010531731A (ja) * 2007-06-26 2010-09-30 ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド ろ過用媒体パック、フィルタエレメント、および方法
AU2014201109B2 (en) * 2007-06-26 2016-07-21 Donaldson Company, Inc. Filtration media pack, filter elements, and methods
EP2190554B1 (en) 2007-09-07 2013-01-09 Donaldson Company, Inc. Air filter assembly
US9545593B2 (en) * 2007-11-01 2017-01-17 Baldwin Filters, Inc. Winding core pressure relief for fluted filter
JP2011502782A (ja) 2007-11-15 2011-01-27 ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド エアフィルタ構成物、アセンブリおよび方法
WO2009100067A1 (en) 2008-02-04 2009-08-13 Donaldson Company, Inc. Method and apparatus for forming fluted filtration media
USD647607S1 (en) 2008-05-27 2011-10-25 Ibiden Co., Ltd. Particulate filter for diesel engine
US8048187B2 (en) 2008-06-30 2011-11-01 Baldwin Filters, Inc. Filter frame attachment and fluted filter having same
US7959703B2 (en) 2008-06-30 2011-06-14 Baldwin Filters, Inc. Fluted filter with integrated frame
WO2010011628A2 (en) 2008-07-22 2010-01-28 Donaldson Company, Inc. Air cleaner assembly; components therefor;and, methods
BRPI0915931B1 (pt) 2008-07-25 2020-03-31 Donaldson Company, Inc. Pacotes de agentes de filtração pregueados
EP2323749A1 (en) 2008-08-06 2011-05-25 Donaldson Company, Inc. Z-media having flute closures, methods and apparatus
US8197687B2 (en) * 2008-08-19 2012-06-12 Perry Equipment Corporation Contaminant adsorbent fluted filter element
US8317890B2 (en) 2008-08-29 2012-11-27 Donaldson Company, Inc. Filter assembly; components therefor; and, methods
WO2010083194A2 (en) 2009-01-14 2010-07-22 Donaldson Company, Inc. Filter element; components thereof; and methods
WO2010099317A2 (en) 2009-02-27 2010-09-02 Donaldson Company, Inc. Filter cartridge; components thereof; and methods
ES2527175T3 (es) 2009-03-31 2015-01-21 Donaldson Company, Inc. Purificador de aire, componentes del mismo y métodos
US20100314333A1 (en) * 2009-06-10 2010-12-16 Hollingsworth & Vose Company Flutable fiber webs with low surface electrical resistivity for filtration
US8236082B2 (en) 2009-06-19 2012-08-07 Hollingsworth & Vose Company Flutable fiber webs with high dust holding capacity
WO2011017352A2 (en) * 2009-08-03 2011-02-10 Donaldson Company, Inc. Method and apparatus for forming fluted filtration media having tapered flutes
CN102264452B (zh) 2009-10-02 2016-02-24 唐纳森公司 具有中心板的过滤器滤芯、集尘器和方法
EP2488276B1 (en) 2009-10-14 2015-09-02 Donaldson Company, Inc. Filter cartridge with seal member and methods
MX2012008542A (es) 2010-01-25 2012-11-12 Donaldson Co Inc Medios de filtracion plisados con estrias conicas.
WO2011115979A2 (en) 2010-03-17 2011-09-22 Baldwin Filters, Inc. Fluid filter
GB2491081A (en) 2010-03-17 2012-11-21 Baldwin Filters Inc Fluid filter
WO2012067729A1 (en) * 2010-11-16 2012-05-24 Cummins Filtration Ip Inc. Pleated filter element with tapering bend lines
CN102805992A (zh) * 2011-06-02 2012-12-05 山东瑞宇蓄电池有限公司 蓄电池化成酸雾净化系统及其酸雾净化装置
US8715384B2 (en) 2011-06-23 2014-05-06 General Electric Company Inlet air pulse filtration system
BR112013034074B1 (pt) 2011-06-30 2021-02-23 Donaldson Company, Inc cartucho de filtro e montagem de filtro de ventilação de cárter
US9387425B2 (en) 2011-10-26 2016-07-12 Donaldson Company, Inc. Filter assemblies; components and features thereof; and, methods of use and assembly
EP2877267B1 (en) 2012-07-25 2022-04-13 Baldwin Filters, Inc. Filter housing, fluted filter and safety filter
US10040018B2 (en) 2013-01-09 2018-08-07 Imagine Tf, Llc Fluid filters and methods of use
DE102013002213B4 (de) 2013-02-07 2016-06-02 Dr. Mirtsch Gmbh Verfahren zum Herstellen einer strukturierten Materialbahn aus gewirkten, gestrickten oder gewebten Fäden und Verwendung derselben
US20140263037A1 (en) 2013-03-14 2014-09-18 Ahistrom Corporation Filtration media
EP2969112B1 (en) * 2013-03-14 2016-06-15 Ahlstrom Corporation Method of making a thin filtration media
US9492775B2 (en) 2013-03-15 2016-11-15 Donaldson Company, Inc. Air filtration media, media constructions and methods
CN108412645B (zh) 2013-05-22 2020-10-16 唐纳森公司 空气滤清器和过滤元件
KR102116899B1 (ko) 2013-06-28 2020-06-01 도날드슨 컴파니, 인코포레이티드 에어 클리너 조립체를 위한 필터 카트리지
DE102014000083B4 (de) * 2014-01-02 2017-12-07 Dr. Mirtsch Gmbh Verfahren zum Herstellen einer partiell dreidimensional wölbförmig strukturierten Materiaibahn, partiell dreidimensional wölbförmig strukturierte Materialbahn, Verwendung derselben und eine Vorrichtung zur Herstellung derselben
US9861920B1 (en) 2015-05-01 2018-01-09 Imagine Tf, Llc Three dimensional nanometer filters and methods of use
US10730047B2 (en) 2014-06-24 2020-08-04 Imagine Tf, Llc Micro-channel fluid filters and methods of use
JP2017529235A (ja) * 2014-06-24 2017-10-05 イマジン ティーエフ,エルエルシー マイクロチャネル流体フィルタ及びその使用方法
US10124275B2 (en) 2014-09-05 2018-11-13 Imagine Tf, Llc Microstructure separation filters
WO2016044293A1 (en) 2014-09-15 2016-03-24 Donaldson Company, Inc. Filter cartridges; air cleaner assemblies; housings; features; components; and, methods
US10765979B2 (en) 2014-10-31 2020-09-08 Ahlstrom-Munksjö Oyj Self supporting pleatable web and an oil filter including the same
WO2016105560A2 (en) 2014-12-27 2016-06-30 Donaldson Company, Inc. Filter cartridges; air cleaner assemblies;housings; features; components; and, methods
WO2016133929A1 (en) 2015-02-18 2016-08-25 Imagine Tf, Llc Three dimensional filter devices and apparatuses
EP4292690A1 (en) 2015-03-02 2023-12-20 Donaldson Company, Inc. Air filter cartridge
TWI534006B (zh) * 2015-04-09 2016-05-21 Filter element and its forming method
WO2016182792A1 (en) * 2015-05-13 2016-11-17 3M Innovative Properties Company V-bank filter and method of making
US10118842B2 (en) 2015-07-09 2018-11-06 Imagine Tf, Llc Deionizing fluid filter devices and methods of use
US10479046B2 (en) 2015-08-19 2019-11-19 Imagine Tf, Llc Absorbent microstructure arrays and methods of use
USD786935S1 (en) 2015-11-20 2017-05-16 Baldwin Filters, Inc. Filter element
EP3377192B1 (en) * 2015-11-20 2023-06-14 Baldwin Filters, Inc. Adhesive flute support while winding fluted pack
CN118203909A (zh) 2015-12-18 2024-06-18 唐纳森公司 过滤器滤芯和空气滤清器组件
US10682597B2 (en) 2016-04-14 2020-06-16 Baldwin Filters, Inc. Filter system
CN109890666B (zh) 2016-10-20 2022-03-11 康明斯滤清系统知识产权公司 平坦的片的间断的定向凸起
EP3311902B1 (en) * 2016-10-24 2020-06-24 Donaldson Company, Inc. Air filter element and method for producing same
CN115569464A (zh) 2016-11-04 2023-01-06 唐纳森公司 过滤元件、空气滤清器组件、以及使用和组装的方法
USD834164S1 (en) * 2016-11-30 2018-11-20 Humex, S.A. Dehumidifier
EP3548160B1 (en) 2016-12-01 2021-10-06 Donaldson Company, Inc. Filter elements, air cleaner assemblies, and methods of use and assembly
WO2018111822A1 (en) 2016-12-15 2018-06-21 Cummins Filtration Ip, Inc. Tetrahedral filter media
JP7216072B2 (ja) 2017-08-09 2023-01-31 ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド フィルタカートリッジ、空気清浄装置アセンブリ、筐体、特徴、コンポーネント、及び方法
US11198082B2 (en) 2017-08-31 2021-12-14 Donaldson Company, Inc. Filter cartridges; air cleaner assemblies; housings; features; components; and methods
MX2020005265A (es) 2017-11-27 2020-08-24 Donaldson Co Inc Conjuntos de filtro de aire y metodos de uso.
CN112020387A (zh) 2018-01-24 2020-12-01 唐纳森公司 过滤器元件、系统和方法
USD905842S1 (en) 2018-06-15 2020-12-22 Donaldson Company, Inc. Filter cartridge
CN108704387B (zh) * 2018-06-28 2023-07-14 山西聚成节能科技有限公司 过滤材料及空气滤芯
CN116422094A (zh) 2019-02-04 2023-07-14 唐纳森公司 用于对流体进行过滤的过滤器元件
USD1002792S1 (en) 2019-02-05 2023-10-24 Donaldson Company, Inc. Filter cartridge
CN113727771B (zh) 2019-02-08 2023-09-26 唐纳森公司 过滤器元件、空气滤清器组件和方法
CN109629222B (zh) * 2019-02-23 2024-01-23 马金兰 一种生产二节折褶苗族裙摆的设备
JP6804579B2 (ja) * 2019-02-27 2020-12-23 イマジン ティーエフ,エルエルシー マイクロチャネル流体フィルタ及びその使用方法
WO2020223638A1 (en) 2019-05-01 2020-11-05 Ascend Performance Materials Operations Llc Filter media comprising polyamide nanofiber layer
US11794142B2 (en) 2019-11-05 2023-10-24 Parker-Hannifin Corporation Pulse cleanable deep pleated industrial filter
DE112020006342T5 (de) * 2019-12-26 2022-10-20 Cummins Filtration Inc Filterelement mit strömungleitenden durchlässigkeitsschichten
WO2023141473A1 (en) 2022-01-18 2023-07-27 Donaldson Company, Inc. Filter cartridges; air cleaner assemblies; housing; features; components; and methods

Family Cites Families (77)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1193833A (ja) 1959-11-05
US1462906A (en) * 1922-12-11 1923-07-24 George A Reach Support for use in packing baseball gloves for shipment
US1729135A (en) 1925-12-23 1929-09-24 Harold W Slauson Air and oil filter
US2038071A (en) 1932-11-09 1936-04-21 Patent Finance Corp Fluid treating device
US2019186A (en) 1933-03-01 1935-10-29 H S Kaiser Company Air filter
DE671096C (de) 1934-10-25 1939-02-01 Walther Lindner Rahmentaschenfilter
US2190886A (en) 1939-06-07 1940-02-20 Air Mase Corp Filter means and method of making same
US2397759A (en) 1942-04-17 1946-04-02 Sigmund Miroslav Filter
US2599604A (en) 1949-07-13 1952-06-10 Jordan V Bauer Filter element
BE561979A (ja) 1956-11-10
US2887177A (en) 1958-02-18 1959-05-19 Donaldson Co Inc Air cleaner construction
US3025963A (en) 1958-03-13 1962-03-20 Russell H Curtis Products useful as filtering devices and methods of making them
US3112184A (en) 1958-09-08 1963-11-26 Corning Glass Works Method of making ceramic articles
US3025964A (en) 1958-09-29 1962-03-20 Mine Safety Appliances Co Zigzag filter element and method of making it
US3020977A (en) 1959-08-19 1962-02-13 Simpson Herbert Corp Filter device
US3037637A (en) 1960-04-26 1962-06-05 Mine Safety Appliances Co Spiral roll filter unit
US3070937A (en) 1960-05-05 1963-01-01 Mine Safety Appliances Co Mist removing device
US3112262A (en) 1960-07-12 1963-11-26 New York Business Dev Corp Filter unit and filter cartridge therefor
US3076554A (en) 1960-08-03 1963-02-05 Mine Safety Appliances Co Filter coil
US3323963A (en) 1964-01-08 1967-06-06 Mine Safety Appliances Co Method of making filter coil
US3346121A (en) 1965-08-13 1967-10-10 Corning Glass Works Filter and method for its production
US3372533A (en) 1966-07-11 1968-03-12 Farr Co Self-supporting high density filter
FR2148726A5 (en) 1971-07-30 1973-03-23 Herfilco Cylindrical filter element - with spaced,coaxial spirals of filter material,esp for air cleaners
US4039457A (en) 1973-02-02 1977-08-02 Robert Bosch G.M.B.H. Coiled filter element for filtering of liquids
US3831766A (en) * 1973-04-09 1974-08-27 Kendall & Co Filter media
US4181513A (en) 1974-11-05 1980-01-01 Toyobo Co., Ltd. Carbon adsorptive filter material with layers of reinforcing non woven fabrics needle punched
SE409948B (sv) 1976-03-16 1979-09-17 Nederman Bill P Ph Filteranordning for avskiljning av fasta partiklar ur gaser, speciellt svetsgaser
GB1522280A (en) * 1976-06-01 1978-08-23 Hollingsworth & Vose Co Filter medium and method of making same
DE2647168A1 (de) * 1976-10-19 1978-04-20 Budimirov Gmbh Sitzteil
US4158449A (en) 1976-12-07 1979-06-19 Pall Corporation Inlet air cleaner assembly for turbine engines
US4225642A (en) * 1976-12-08 1980-09-30 Teijin Limited Raised and fused fabric filter and process for producing the same
US4162906A (en) 1977-05-05 1979-07-31 Donaldson Company, Inc. Side outlet tube
US4159899A (en) 1977-08-26 1979-07-03 Fram Corporation Precleaner assembly
JPS56133005A (en) * 1980-03-19 1981-10-17 Nippon Soken Inc Filter element for liquid
JPS57113822A (en) 1980-12-30 1982-07-15 Nippon Soken Inc Fine particle collecting filter
US4430223A (en) 1981-02-25 1984-02-07 Nippondenso Co., Ltd. Filter element for filtering fluid and method of producing same
JPS57156015A (en) 1981-03-22 1982-09-27 Nippon Soken Inc Radial flow type collecting filter for fine particle
DE3274955D1 (en) 1981-06-23 1987-02-12 Nippon Denso Co Filter means
US4460388A (en) 1981-07-17 1984-07-17 Nippon Soken, Inc. Total heat exchanger
US4410427A (en) 1981-11-02 1983-10-18 Donaldson Company, Inc. Fluid filtering device
AU540009B2 (en) 1982-02-16 1984-10-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Exhaust gas filter
US4537608A (en) 1983-11-16 1985-08-27 Pall Corporation System for removing contaminant particles from a gas
JPS60112320A (ja) 1983-11-24 1985-06-18 Hitachi Ltd トライステ−トゲ−トの保護方式
JPS60244318A (ja) 1984-05-18 1985-12-04 Seibu Giken:Kk フイルタ−素子およびその製造法
US4504290A (en) * 1984-06-14 1985-03-12 Columbus Industries, Inc. Odor filter media
JPS6111921A (ja) 1984-06-27 1986-01-20 Tdk Corp 磁気記録媒体および磁気記録方法
DE3501182A1 (de) 1985-01-16 1986-07-17 Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart Abgasfilter fuer dieselmotoren
DE3542963A1 (de) 1985-12-05 1987-06-11 Kernforschungsz Karlsruhe Filterpack
KR900004542B1 (ko) * 1986-07-18 1990-06-29 닛뽕 덴소오 가부시기 가이샤 거르개소자의 제조방법 및 장치
JPH01128811A (ja) 1987-11-16 1989-05-22 P M Kogyo:Kk 成形装置の型交換機構
JPH01171615A (ja) 1987-12-25 1989-07-06 Toyo Roki Seizo Kk フィルタエレメント
US5015379A (en) 1988-03-16 1991-05-14 Mordeki Drori Coiled filter strip with upstream and downstream butt ends
US5174895A (en) 1988-03-16 1992-12-29 Mordeki Drori Coiled filter strip with upstream and downstream butt ends
US4925561A (en) 1988-03-31 1990-05-15 Tsuchiya Mfg. Co., Ltd. Composite planar and triangularly pleated filter element
JPH0225009A (ja) 1988-07-14 1990-01-26 Toshiba Corp 箔巻変圧器
EP0412930A1 (de) 1989-08-08 1991-02-13 Alusuisse-Lonza Services Ag Verfahren zur Herstellung eines keramischen Schaumkörpers
EP0412931A1 (de) 1989-08-08 1991-02-13 Alusuisse-Lonza Services Ag Verfahren zur Herstellung eines keramischen Schaumkörpers
JP3000750B2 (ja) 1991-09-20 2000-01-17 株式会社デンソー 自己発熱型フィルタ
JPH05306614A (ja) 1992-04-28 1993-11-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 排気ガスフィルタとその製造方法
JP2643731B2 (ja) 1992-07-31 1997-08-20 株式会社デンソー 濾過エレメントの製造装置
DE4234930A1 (de) 1992-10-16 1994-04-21 Schwaebische Huettenwerke Gmbh Filter zum Abscheiden von Verunreinigungen aus Abgasen
JP3331722B2 (ja) 1993-04-05 2002-10-07 株式会社デンソー フィルタ
JP3362453B2 (ja) 1993-05-21 2003-01-07 株式会社デンソー 濾過エレメント
US5902364A (en) 1996-04-26 1999-05-11 Donaldson Company, Inc. Conical filter
USD417268S (en) 1996-04-26 1999-11-30 Donaldson Company, Inc. Oval filter
US5820646A (en) 1996-04-26 1998-10-13 Donaldson Company, Inc. Inline filter apparatus
ES2205220T3 (es) * 1996-04-26 2004-05-01 Donaldson Company, Inc. Dispositivo de filtraje con surcos.
US6056809A (en) 1996-10-18 2000-05-02 Rick L. Chapman High efficiency permanent air filter and method of manufacture
JP3713845B2 (ja) 1996-11-12 2005-11-09 東洋紡績株式会社 アセテート・ポリエステル混繊交絡複合糸条、及びそれを用いた織編物
JP2000034635A (ja) 1998-05-11 2000-02-02 Mitsubishi Rayon Co Ltd 合撚複合糸及びそれを用いた織物
US6190432B1 (en) 1999-02-26 2001-02-20 Donaldson Company, Inc. Filter arrangement; sealing system; and methods
US6179890B1 (en) 1999-02-26 2001-01-30 Donaldson Company, Inc. Air cleaner having sealing arrangement between media arrangement and housing
US6235195B1 (en) * 1999-02-26 2001-05-22 Donaldson Company, Inc. Filter element incorporating a handle member
US6743273B2 (en) * 2000-09-05 2004-06-01 Donaldson Company, Inc. Polymer, polymer microfiber, polymer nanofiber and applications including filter structures
US6673136B2 (en) * 2000-09-05 2004-01-06 Donaldson Company, Inc. Air filtration arrangements having fluted media constructions and methods
US6610126B2 (en) 2001-06-06 2003-08-26 Donaldson Company, Inc. Filter element having sealing members and methods
EP1453588B1 (en) * 2001-12-03 2010-06-30 Donaldson Company, Inc. Filter element using corrugated media sheet

Also Published As

Publication number Publication date
US7488365B2 (en) 2009-02-10
US20090102094A1 (en) 2009-04-23
AU2002365873A8 (en) 2003-06-17
CN1615172A (zh) 2005-05-11
AU2002365873A1 (en) 2003-06-17
ATE472359T1 (de) 2010-07-15
CN1319624C (zh) 2007-06-06
WO2003047722A3 (en) 2003-10-30
JP2005511269A (ja) 2005-04-28
EP1453588B1 (en) 2010-06-30
WO2003047722A2 (en) 2003-06-12
US20050252182A1 (en) 2005-11-17
DE60236887D1 (de) 2010-08-12
EP1453588A2 (en) 2004-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4388375B2 (ja) 波形の媒体シートを使用するフィルタエレメント
JP7018995B2 (ja) 濾材積層体
JP6490777B2 (ja) テーパ付き縦溝流路を有する縦溝流路付き濾過媒体を形成する方法および装置
JP6585137B2 (ja) 濾材積層体、フィルタエレメント、および方法
US11413563B2 (en) Pleated filtration media having tapered flutes
JP6002652B2 (ja) 縦溝流路付き濾材を形成する方法および装置
US7997425B2 (en) Fluted filter medium and process for its manufacture
JP2011530402A (ja) 縦溝流路の閉鎖物を含むz型媒体、方法、および装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080328

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080626

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080703

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080929

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090904

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091002

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121009

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121009

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131009

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees