JP2865607B2 - エアフィルタ用濾材成形装置 - Google Patents

エアフィルタ用濾材成形装置

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JP2865607B2
JP2865607B2 JP8030476A JP3047696A JP2865607B2 JP 2865607 B2 JP2865607 B2 JP 2865607B2 JP 8030476 A JP8030476 A JP 8030476A JP 3047696 A JP3047696 A JP 3047696A JP 2865607 B2 JP2865607 B2 JP 2865607B2
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雅彦 永田
陽一 原田
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NITSUTA KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、事務所ビルや工
場等の空調用として使用される除塵用エアフィルタの瀘
材成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平3−196807号公報に開示さ
れているような従来の技術においては、熱可塑性樹脂自
体の繊維の不織布又は熱可塑性樹脂をバインダとした不
織布の瀘材ウエブを加熱してから、折り壁に突出部をエ
ンボス形成し、その後、冷却して熱可塑性樹脂を硬化さ
せ剛性を付加している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】熱可塑性樹脂を有する
瀘材ウエブは、走行させながら加熱する場合、加熱によ
り引張り強度が初期値の約10%まで低下しているの
で、張力を付加して走行させると、切断する恐れがあ
る。
【0004】そこで、張力を与えないと緩みが生じ、走
行する瀘材ウエブは蛇行する。更に、折り壁に突出部を
エンボス形成する際、瀘材ウエブの変形により、成形ロ
ールの前後における走行瀘材ウエブの張力に変化が生
じ、それも瀘材ウエブの切断の原因となり、これに対し
て、張力を少なくすると矢張走行する瀘材ウエブ蛇行が
生じる。その結果、走行瀘材ウエブの切断や蛇行によ
り、瀘材ウエブのロスが生じる上、生産が妨害される。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のエアフィルタ
用濾材成形装置は、繰り出しロールを備え、熱可塑性樹
脂のバインダを有する不織布であるエアフィルタ用濾材
の瀘材ウエブを連続して供給する瀘材ウエブ供給ステー
ション、前記濾材の熱可塑性樹脂のバインダを軟化・可
塑化させるべく走行する瀘材ウエブを加熱する加熱ステ
ーション、バインダが軟化・可塑化された走行する瀘材
ウエブに対し、折り目線及び折り曲げ隙間形成のための
突出部を順次の折り壁にエンボス成形する成形ロールを
備えたエンボスマーキングステーション、並びにプリー
ティングロール及びその下流のコンベアを備え、突出部
が折り壁にエンボス成形された瀘材ウエブを隣接した折
り壁の突出部同士が互に当接するように幅方向の折り目
線に沿ってジグザグ状に折り曲げるプリーティングステ
ーションが配列されている。
【0006】そして、瀘材ウエブ供給ステーションの繰
り出しロール・エンボスマーキングステーションの成形
ロール・プリーティングステーションのプリーティング
ロール間を走行する瀘材ウエブに加わる張力を適切に制
御するべく、繰り出しロールの周速を成形ロールの周速
より周速比1.007乃至1.015で僅かに速く、プ
リーティングロールの周速を前記成形ロールの周速より
周速比1.013乃至1.021で僅かに速くするよう
に各ロールの駆動装置を制御する張力制御装置が設けら
れいる。
【0007】熱可塑性樹脂のバインダを有する不織布で
あるエアフィルタ用濾材の瀘材ウエブは、瀘材ウエブ供
給ステーションにより加熱ステーションに連続して供給
されて所望温度に加熱され、バインダが軟化された上
で、エンボスマーキングステーションにより、折り目線
及び折り曲げ隙間形成のための突出部が順次の折り壁に
エンボス成形される。そして、更にプリーティングステ
ーションにより突出部が折り壁にエンボス成形された瀘
材ウエブを隣接した折り壁の突出部同士が互に当接する
ように幅方向の折り目線に沿ってジグザグ状に折り曲げ
るられる。
【0008】その際、成形ロールは、瀘材ウエブを適正
なエンボス成形が行われるような速度で走行させるべく
回転するようになっている。そして、成形ロールと繰り
出しロールとの間の瀘材ウエブの張力、即ち加熱ステー
ションでの瀘材ウエブの張力及び成形ロールとプリーテ
ィングロールとの間のエンボス成形後の瀘材ウエブの張
力を所望値にするべく、成形ロールの周速に対する所定
の比の周速が繰り出しロール及びプリーティングロール
の夫々に与えられるようになっている。
【0009】繰り出しロールの周速は、成形ロールの周
速より僅かに速くして張力をなくしており、成形ロール
と繰り出しロールとの周速比は、1.007乃至1.0
15であり、瀘材ウエブの蛇行が発生しない程度に緩み
が与えられることにより加熱ステーションにおける瀘材
ウエブの切断が防止される。そして、プリーティングロ
ールの周速は、成形ロールの周速より僅かに速くして張
力を付加し、成形ロールとプリーティングロールとの周
速比は、1.013乃至1.021となり、これによ
り、成形ロール・プリーティングロール間における瀘材
ウエブの切断及び蛇行が防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施の一形態であるエ
アフィルタ用濾材ウエブに対する成形を説明するのに際
し、エアフィルタ用濾材パック製造装置について図1に
従って説明する。先ず、この発明の実施に用いるエアフ
ィルタ用濾材は、例えば、ガラス繊維の不織布に熱可塑
性樹脂のバインダを付着させたものである。
【0011】そして、エアフィルタ用濾材パック製造装
置は、次の工程ステーションが順次列設され瀘材パック
製造ラインとして構成されている。 A 複数の瀘材ロールを装着する瀘材ロール装着手段及
び瀘材ウエブ継ぎ手段を備え、連続して瀘材ウエブを供
給する瀘材ウエブ供給ステーション B 不織布であるエアフィルタ用濾材における熱可塑性
樹脂のバインダを軟化・可塑化させるべく走行する瀘材
ウエブを加熱するように瀘材ウエブが通過する所望温度
の加熱空間を構成する加熱ステーション
【0012】C 走行する瀘材ウエブに対し、折り目を
付加するブレード・受部が外周面に設けられると共に折
り曲げ隙間形成のための突出部を折り壁にエンボス成形
する所定形状の突部・受部が外周面に形成され、対向回
転する一対の成形ロールにより構成されたエンボスマー
キングステーション D 突出部成形後の瀘材ウエブにおける熱可塑性樹脂の
バインダを硬化させ、突出部成形後の瀘材ウエブの剛性
を高めるべく、走行する瀘材ウエブを両面から冷却する
ように、冷却ノズルにより空気を吹き付ける冷却ステー
ション
【0013】E 走行する広幅の瀘材ウエブの両面の走
行方向の各突出部列に接着剤を塗布する接着剤塗布手
段、例えばスパイラルノズルによりEVA系ホットメル
トスパイラル塗布を行う接着剤塗布ステーション F 走行する広幅の瀘材ウエブを所定の狭幅に走行方向
に切断する切断ステーション G 走行する狭幅の瀘材ウエブをジグザグ状に折り曲げ
るプリーティングステーション
【0014】H ジグザグ状に折り曲げられて走行する
瀘材ウエブの次々のプリーツを所定間隔に保つように接
続するべく設けられたウレタン系反応型ホットメルトビ
ード塗布を行うプリーツ接続ステーション I ジグザグ状に折り曲げられプリーツ接続された瀘材
ウエブを支承して養生走行域を搬送するベルトコンベア
により構成された養生ステーション J ジグザグ状に折り曲げられた上、プリーツ接続され
て養生ステーションのベルトコンベアで搬送された瀘材
ウエブを定長に切断し、瀘材パックにする定長切断ステ
ーション
【0015】瀘材ウエブ供給ステーションAについて説
明する。図2に示すように、瀘材ウエブ供給ステーショ
ンAにおいて、載置台1の後部には、瀘材ロールRの軸
端を支承するタレット型支持部2が設けられ、前部には
瀘材ウエブ継ぎ手段3が設けられている。載置台1は、
引出された瀘材ウエブW0の蛇行を修正するべく載置さ
れた瀘材ロールRの軸線方向にレール4,4,4上を移
動し得るようになっている。その移動は、瀘材ウエブ継
ぎ手段3の下流側の瀘材ウエブ走行経路に設けられ、瀘
材ウエブW0の側縁の位置偏位を検出する蛇行修正用セ
ンサ5からの検出信号に応じて図示しない駆動制御手段
により行われるようになっている。又、タレット型支持
部2は、図示の例では、2本の瀘材ロールRの軸を回転
駆動するように支持すると共に割出し公転させるタレッ
トであり、通常の輪転印刷機等において用いられるロー
ル紙支持供給装置と同類である。
【0016】タレット型支持部2に支持され、回転駆動
されている瀘材ロールRからは、瀘材ウエブW0が対向
回転駆動される繰り出しロール8,8により引き出され
連続的に走行し、下流の加熱ステーションBに送られ
る。又、蛇行修正用センサ5により瀘材ロールRから引
き出されて走行する瀘材ウエブW0の側端縁の位置を検
出して、瀘材ウエブW0の蛇行が検知された場合には、
瀘材ロールRの軸線方向の位置を調整し、蛇行を除去す
るように、蛇行修正用センサ5からの検出信号に応じて
図示しない駆動制御手段により、載置台1はレール4,
4,4上を瀘材ロールRの軸線方向に移動する。
【0017】瀘材ウエブ継ぎ手段3は、通常の輪転印刷
機等において用いられる紙継ぎ装置と同類であり、瀘材
ロールRから引出されて走行する瀘材ウエブW0を支持
する支持ローラ6,6が設けられていると共に、支持ロ
ーラ6,6上には、同期回転する後続の他の瀘材ロール
R’から引出された瀘材ウエブW0’の先端部が保持さ
れる瀘材ウエブ継ぎ部7が上下可動に設けられている。
【0018】一つの瀘材ロールRの瀘材ウエブW0が消
費され終わる前に、次の瀘材ロールR’が回転駆動さ
れ、先行の瀘材ウエブW0に同期して瀘材ウエブ継ぎ部
7で引出される瀘材ロールR’からの瀘材ウエブW0
の先端部は、支持ローラ6,6に支承されて走行中の瀘
材ウエブW0に対し下降する瀘材ウエブ継ぎ部7により
押圧され適宜の接着剤により接着されて先行の瀘材ウエ
ブW0に接続される。その後、タレット型支持部2が回
転して、次の瀘材ロールR’と前の瀘材ロールRとは位
置が交代し、瀘材ウエブW0’が引続いて引出され、下
流の加熱ステーションBに送られる。前の瀘材ロールR
の空となった芯は、タレット型支持部2から外され、新
しい瀘材ロールが装着される。
【0019】瀘材ウエブ継ぎ手段3の支持ローラ6,6
の下流側には、走行する瀘材ウエブW0が巻掛けられ、
瀘材ウエブ継ぎ時における瀘材ウエブの走行を安定調整
するため上下位置が調整されるダンサーロール7が設け
られ、瀘材ウエブの補給継ぎに際し、瀘材ウエブの走行
が不安定となっても、走行経路中のダンサーロール7の
位置の調節により、走行経路の長さが調整され、瀘材ウ
エブW0の走行の安定は、維持される。
【0020】更にその下流には、瀘材ウエブW0を上下
で挟持し対向回転駆動される繰り出しロール8,8が設
けられ、瀘材ウエブW0は、下流へ供給走行される。繰
り出しロール8,8の回転駆動は、繰り出しロール8,
8と下流のエンボスマーキングステーションCの成形ロ
ール17との間の瀘材ウエブW0の張力が調整されるよ
うに、後述するような回転駆動制御装置で制御されるよ
うになっている。
【0021】加熱ステーションBについて説明する。図
2に示すように、繰り出しロール8,8の下流側には、
上下対向した一組のヒーターユニット9a,9bにより
構成された加熱ステーションBが設置され、両ヒーター
ユニット9a,9b間の空間の上下中心を瀘材ウエブW
0が通過走行するようになっている。
【0022】両ヒーターユニット9a,9bは、例えば
図2に示すような機構で、対向上下変位して位置調整さ
れるようになっている。即ち、下方のヒーターユニット
9bは、基台10a上にX状交差脚10の回動により上
下位置調整可能に支持され、上方のヒーターユニット9
aは、スプロケット11,11に巻き掛けられ、下方の
ヒーターユニット9bに連結されたチェーン12,12
で吊り下げられている。
【0023】従って、両ヒーターユニット9a,9b
は、瀘材ウエブW0に対し、設定された等量の間隔で対
向するようになっている。上方のヒーターユニットの下
流端には、加熱された瀘材ウエブW0の温度を測定表示
する放射温度計13が設けられている。加熱ステーショ
ンBにおける上下対向した一組のヒーターユニット9
a,9bは、放射温度計13により読み取られる瀘材ウ
エブW0の温度が160℃になるように温度設定され、
瀘材ウエブW0は、ヒーターユニット9a,9b間の空
間の上下中心を通過走行することにより所望温度に加熱
される。
【0024】その加熱温度は、熱可塑性樹脂をバインダ
としている瀘材ウエブW0が次のエンボスマーキングス
テーションCにおいて損傷しないで適正にエンボス成形
され得る軟らかさになる温度である。瀘材ウエブW
0は、3秒以上加熱されると切断される。そこで、ライ
ン停止時、即ち瀘材ウエブW0の走行停止時には、作業
者は、X状交差脚10を回動して、ヒーターユニット9
bを瀘材ウエブW0から下方に400mm離す。それと同
時にヒーターユニット9aは、スプロケット11,11
・チェーン12,12を介してヒーターユニット9bと
逆方向に同量上昇し、瀘材ウエブW0から400mm離れ
る。かくして瀘材ウエブW0の切断が防止される。
【0025】熱可塑性樹脂がバインダを軟化させるため
の加熱諸条件は、例えば下記のような数値が挙げられ
る。 バインダの軟化温度 160℃ バインダの赤外吸収波長 3〜6μm 加熱温度 400℃ 加熱時間 3秒 ヒータユニットと 瀘材ウエブとの距離 150mm
【0026】エンボスマーキングステーションCについ
て説明する。エンボスマーキングステーションCは、図
4に示すようにスペーサリング14、エンボスリング1
5、スペーサリング14、フォームリング16、スペー
サリング14、エンボスリング15、・・・の順で複数
のリングが同一軸に列設されて成る成形ロール17が上
下対向して一対となり、対向回転駆動されるように構成
されている。
【0027】図示の例では、成形ロール17の外周面
は、1/4周の毎に分割(90度分割)され、軸線方向
の分割線にはブレード18とゴムのブレード受け19と
が90度分割毎に交互に取り付けられ、上下の成形ロー
ル17,17は、ブレード18とブレード受け19とが
対向し得る回転位相に設定されている。
【0028】そして、上下の成形ロール17,17にお
いて、スペーサリング14,14同士の外周面が対向
し、エンボスリング15とフォームリング16との外周
面が対向し、各エンボスリング15の外周面には、外周
面1/4周毎に1つ宛の楔状凸部15aが形成されてい
る。各エンボスリング15の楔状凸部15aは、その傾
斜面方向が回転方向で交互になつており、上下の成形ロ
ール17,17のエンボスリング15,15間では、同
一傾斜面方向の楔状凸部位置が1/4周ずれている。上
下の成形ロール17,17のエンボスリング15,15
の外周面を展開すると図5のようになる。
【0029】そして、成形ロール17,17のブレード
18とゴムのブレード受け19とは、走行する瀘材ウエ
ブW0を挟圧して、成形ロールの外周面1/4周に実質
的に相当する折り壁長さ毎に幅方向の折り目を付けるよ
うになっている。作業者の作業の便宜のために、上側の
成形ロール17のブレード受け19にインキを供給して
おき、後に述べるようにジグザグ状に折り曲げられた瀘
材ウエブW2,W2の谷側プリーツの内面にマークを付け
るようにしてもよい。
【0030】適正な温度に加熱され、エンボス成形に適
切な軟らかさになって走行する瀘材ウエブW0は、エン
ボスマーキングステーションCにおける上下の成形ロー
ル17,17に挟圧され、エンボスリング15とフォー
ムリング16とにより楔状凸部15a応じた突出部が順
次成形されると共に、ブレード18とブレード受け19
とにより走行方向の等間隔の折り目が順次成形される。
【0031】瀘材ウエブW0が適正な温度に加熱され、
バインダの熱可塑性樹脂がエンボス成形に適切な軟らか
さになっているので、突出部成形において損傷される恐
れはない。かくして、走行方向列における突出部が折り
目に関して対称となり、幅方向列における突出部が表面
・裏面に対し交互に突出している瀘材ウエブW1が成形
される(図7参照)。
【0032】成形ロール17の楔状凸部15a応じて成
形された瀘材ウエブW1の突出部は、図8に示される寸
法諸元におけるa及びθが下記の条件を満足することが
好ましい。 0.05L≦a≦0.15L L:ジグザグ状に折り曲げられた瀘材ウエブW3(後
述)の高さ 0.05L未満では、折り目に湾曲・波打ちの影響が出
る 0.15Lを超すと突出部による瀘材ウエブの剛性が確
保不能 10度≦θ≦30度 10度未満では、突出部による瀘材ウエブの剛性が確保
不能 30度を超すと折り目に湾曲・波打ちの影響が出る
【0033】なお、ジグザグ状に折り曲げられた瀘材ウ
エブW3のプリーツのピッチをPとすると、tanα=P/
2L 折り目のピッチ、即ち折り壁長さM=√{(P/2)2
+L2}となるように成形される。
【0034】そして、上側の成形ロール17のブレード
受け19にインキを供給しておくと、後に述べるように
ジグザグ状に折り曲げられた瀘材ウエブW3の谷側プリ
ーツの内面にマークを付けられる。このマークは、後述
するプリーティングステーションG及び定長切断ステー
ションJにおける作業者の作業に便利である。
【0035】冷却ステーションDについて説明する。冷
却ステーションDは、図1に示すように、エンボスマー
キングステーションCでエンボス成形されて走行する瀘
材ウエブW1の上下面に対向して瀘材ウエブW1の幅方向
に配設された一対の噴気管20,20であり、両噴気管
20,20の管壁には、瀘材ウエブW1の上下面に向っ
て空気を噴出する冷却ノズルが両噴気管20,20の軸
線方向に列設され、噴気管20,20の一端は、圧縮空
気源に接続されている。
【0036】エンボスマーキングステーションCにおい
て突出部が成形された瀘材ウエブW1は、冷却ステーシ
ョンDの上下一対の噴気管20,20の間を通過する際
に空気噴流により両面から冷却され、バインダの熱可塑
性合成樹脂が元の硬さに戻り、成形された突出部を含
め、瀘材ウエブW1は適宜な剛性が維持される。
【0037】接着剤塗布ステーションEについて説明す
る。走行する広幅の瀘材ウエブW1の両面の走行方向の
各突出部列に接着剤を塗布する接着剤塗布手段が設けら
れている。図1に示すように走行する瀘材ウエブW1
上下面に対向して瀘材ウエブW1の幅方向に配設された
一対の管体21,21の一端は、スパイラルノズル22
に溶融接着剤と高温空気とを供給するアプリケータ23
に接続されている。溶融接着剤としては、EVA系ホッ
トメルトが使用されている。
【0038】そして、両管体21,21には、図3に示
すようなスパイラルノズル22が瀘材ウエブW1の上下
面の走行方向の各突出部列に対向する位置で両管体2
1,21の軸線方向に列設されている。スパイラルノズ
ル22は、ノズル本体22aの先端部には、中央に接着
剤吐出孔22bが開口し、それを中心とした円上に高温
空気噴出孔22cが多数配列開口しており、各高温空気
噴出孔22cの方向は、高温空気噴出先が接着剤流出先
に向い、且つ円周方向に適宜傾いている。
【0039】そしてアプリケータ23に接続されたノズ
ル本体22aは、接着剤吐出孔22bに接着剤を、高温
空気噴出孔22cに高温空気を夫々独立して供給するよ
うになっている。従って、接着剤吐出孔22bから吐出
される接着剤は、高温空気噴出孔22c,22c,22
c・・・からの旋回高温空気噴出流により旋回流とな
る。
【0040】そして、走行する瀘材ウエブW1は、接着
剤塗布ステーションEの上下一対の管体21,21の間
を通過すると、スパイラルノズル22から旋回流となっ
て流出するEVA系ホットメルトは、瀘材ウエブW1
走行と相俟って瀘材ウエブW1の上下面の走行方向の各
突出部列表面に図3(A)に示すようにスパイラル状に
塗布される。
【0041】切断ステーションFについて説明する。図
1に示すように、走行する広幅の瀘材ウエブW1を所定
の幅に走行方向に切断する回転円板刃24が瀘材ウエブ
1を幅方向に所定間隔で列設されている。切断位置と
しては、広幅の瀘材ウエブW1の走行方向の各突出部列
の間、即ち成形ロール17,17のスペーサリング14
に相当する位置が好ましい。
【0042】図示の例では広幅の瀘材ウエブW1は、中
央で2分割され狭幅の瀘材ウエブW2,W2となってい
る。なお、回転円板刃24は、両側耳落し用である。そ
こで、広幅の瀘材ウエブW1は、切断ステーションFを
通過するとき、回転円板刃24,24,24により狭幅
の瀘材ウエブW2,W2に切断される。
【0043】プリーティングステーションGについて説
明する。走行する狭幅の瀘材ウエブW2,W2をジグザグ
状に折り曲げるプリーティングステーションGは、図6
に示すように、対向回転駆動される上下一対のプリーテ
ィングロール25,25と、プリーティングロール2
5,25の下流側に設けられ、ジグザグ状に折り曲げら
れた瀘材ウエブW3,W3の谷側プリーツを支承するベル
トコンベア26から構成されている。
【0044】プリーティングロール25,25は、エン
ボスされた走行する瀘材ウエブW2,W2のおける走行方
向の各突出部列の間、即ち成形ロール17,17のスペ
ーサリング14,14に相当する位置のみを挟持する突
部(成形ロールのスペーサリングに相当する)が形成さ
れている。
【0045】折り曲げられた瀘材ウエブW3,W3の下側
プリーツを支承するベルトコンベア26は、プリーティ
ングロール25,25から送り出される瀘材ウエブ
2,W2の高さ位置と搬送面の高さ位置との段差は、後
述のジグザク状に折り曲げられた瀘材ウエブW3,W3
高さをLとすると、L/2になる。
【0046】そして、エンボスマーキングステーション
Cで成形された折り目のピッチ、即ち折り壁長さをMと
し、プリーティングロール25,25の周速Vpとし、
プリーツのピッチをPとすると、ジグザク状に折り曲げ
られた瀘材ウエブW3,W3の高さをLは、L=√{M2
−(P/2)2} であり、ベルトコンベア26の走行
速度Vcは、Vc=Vp×P/2M である。そこで、狭
幅の瀘材ウエブW2,W2は、プリーティングステーショ
ンGに到ると、折り目に沿って交互に、即ちジグザグ状
に折り曲げられる。
【0047】狭幅の瀘材ウエブW2,W2がプリーティン
グロール25,25に挟まれて走行し、先端部における
山側のプリーツとなるべき折り目、即ち山側折り目(エ
ンボスマーキングステーションCにおいてマークが付け
られなかった折り目)がプリーティングロール25,2
5を通過したらそこで下向に折り曲げ、谷側のプリーツ
となるべき折り目、即ち谷側折り目(エンボスマーキン
グステーションCにおいてマークが付けられた折り目)
がプリーティングロール25,25を通過したらそこで
上向に折り曲げるようにして、ベルトコンベア26上に
誘導すれば、後は、折り目は交互に折り曲げられる。
【0048】その折り曲げ作用を図6に従って説明す
る。 (a)谷側折り目がプリーティングロール25,25に
挟まれている状態では、先行の谷側折り目がベルトコン
ベア26上に支承される状態にまで中間の山側折り目で
瀘材ウエブW2は下向に折り曲げられている。
【0049】(b)谷側折り目がプリーティングロール
25,25から前方に離れると、瀘材ウエブW2はベル
トコンベア26より速く前進するので、先行の谷側折り
目は、瀘材ウエブW2の走行速度より遅い所定の搬送速
度のベルトコンベア26上に支承されベルトコンベア2
6との間に摩擦が働くか、瀘材ウエブW3の対向した突
出部同士が当接するまで谷側折り目が折り曲げられて進
行が阻まれて、支点となり、折り壁は立上り、既に幾分
折り曲げられている山側折り目は更に前進して折れ曲げ
が進んで上昇し、それと共に次の谷側折り目で瀘材ウエ
ブW2は上向きに折り曲げ始められる。
【0050】(c)次の山側折り目がプリーティングロ
ール25,25に挟まれている状態になると、先行の山
側折り目は、瀘材ウエブW3の対向した突出部同士が当
接するまで折り曲げられ、最上位にまで達しすると共
に、次の谷側折り目の折り曲げは進み、先行の谷側折り
目は完全に折り曲げられて谷側プリーツが形成される。
【0051】(d)次の山側折り目がプリーティングロ
ール25,25から前方に離れると、瀘材ウエブW2
ベルトコンベア26より速く前進するので、先行の対向
した突出部同士の当接でベルトコンベア26上の進行が
阻まれ、ベルトコンベア26と実質的に同速度で進行す
る先行の山側折り目を支点にして瀘材ウエブW3は、更
に折り曲げられると共に、次の谷側折り目の折り曲げも
進む。それと同時に次の山側折り目の折り曲げも始ま
る。
【0052】(e)瀘材ウエブW2の前進に従って次の
谷側折り目は、瀘材ウエブW3の対向した突出部同士が
当接するまで折り曲げられ、ベルトコンベア26上に当
接し、谷側プリーツが形成されると共に、次の山側折り
目の折り曲げは進み、上記(a)の状態になる。上記の
ような作用が繰り返されてベルトコンベア26上で順
次、山側プリーツ・谷側プリーツが交互に形成され、ジ
グザグ状に折り曲げられた瀘材ウエブW3が形成され、
ベルトコンベア26により搬送される。
【0053】上記のように瀘材ウエブW2は、折り目に
沿って交互に、即ちジグザグ状に折り曲げられるのであ
るが、楔状の突出部同士が当接することにより、所定角
度、即ち所定ピッチのジグザグが正確に安定して保持さ
れる(図8参照)。更に、突出部には、接着剤塗布ステ
ーションEで接着剤が塗布されているので、その当接に
おいて突出部同士が接着され、瀘材ウエブW3は、ジグ
ザグ状に折り曲げられた状態に強固に形成される。
【0054】瀘材ウエブ供給ステーションAの繰り出し
ロール8,8と、エンボスマーキングステーションCの
成形ロール17,17と、プリーティングステーション
Gのプリーティングロール25,25との間には、走行
する瀘材ウエブに加わる張力を制御するべく、図10に
示すように各ロールの駆動装置に張力制御装置が付加さ
れている。
【0055】各ロール対における上下のロールは、図示
しない伝動機構で駆動側のロールと被動側ロールとが図
示しない伝動機構で対向方向に同期回転するように結合
されている。駆動側において、繰り出しロール8及びプ
リーティングロール25の各ロール軸には、夫々のサー
ボモータ51,52が結合され、成形ロール17のロー
ル軸には、インバータモータ50が結合されている。
【0056】インバータモータ50には、ライン速度信
号が入力されるインバータ53が接続されていると共
に、インバータモータ50の回転を検出するエンコーダ
54が接続されている。エンコーダ54には、インバー
タモータ50の回転数信号が入力される比率設定器55
が接続され、インバータモータ50の回転数に対するサ
ーボモータ51,52の各回転比が適宜調節設定し得る
比率設定器56,57は、その回転比信号を各別にサー
ボモータ51,52に結合された電子ギヤ58,59に
入力するように接続されている。
【0057】上記の構成において、所望のライン速度信
号に応じた回転速度でインバータモータ50は回転し、
成形ロール17は、瀘材ウエブを適正なエンボス成形が
行われるような速度で走行させるべく回転するようにな
っている。そして、成形ロール17と繰り出しロール8
との間の瀘材ウエブW0の張力、即ち加熱ステーション
での瀘材ウエブの張力及び成形ロール17とプリーティ
ングロール25との間のエンボス成形後の瀘材ウエブW
1,W2の張力を所望値にするべく、成形ロール17の回
転速度(周速)に対する所定の比の回転速度(所定の比
の周速)が繰り出しロール8及びプリーティングロール
25の夫々に与えられるようになっている。
【0058】繰り出しロール8の周速は、成形ロール1
7の周速より僅かに速くして張力をなくしており、成形
ロール17と繰り出しロール8との周速比は、1.00
7乃至1.015が望ましい。それにより、成形ロール
17におけるエンボス成形により、瀘材ウエブW0が切
断することが防止される。しかし、これ以上、繰り出し
ロール8の周速を速くすると、繰り出しロール8・成形
ロール17間で瀘材ウエブW0が蛇行する。
【0059】プリーティングロール25の周速は、成形
ロール17の周速より僅かに速くして張力を付加し、成
形ロール17とプリーティングロール25との周速比
は、1.013乃至1.021が望ましい。これによ
り、瀘材ウエブW1,W2の蛇行が防止される。しかし、
これ以上、プリーティングロール25の周速を速くする
と、成形ロール17・プリーティングロール25間で瀘
材ウエブW1,W2が切断する恐れがある。
【0060】プリーツ接続ステーションHについて説明
する。図1に示すように、プリーティングステーション
Gのベルトコンベア26の下流端に隣接して位置に、上
下一対の管体45,45がジグザグ状に折り曲げられた
瀘材ウエブW2の山谷両側プリーツの方向に配設され、
管体45,45の間をジグザグ状に折り曲げられた瀘材
ウエブW2,W2が通過するようになっている。両管体4
5,45には、接着剤をビード状に吐出するノズルが適
宜間隔で管体45,45の軸線方向に列設されている。
両管体45,45の一端は、ノズルに溶融接着剤と高温
空気とを供給するアプリケータ46,46に接続されて
いる。溶融接着剤としては、ウレタン系反応型ホットメ
ルトが使用されている。
【0061】図8に示すようにジグザグ状に折り曲げら
れた状態に強固に形成された瀘材ウエブW2,W2は、一
応の剛性をもつので、ベルトコンベア26の下流端から
適宜の間隔をあけた養生ステーションIのベルトコンベ
ア47の上流端に渡されて搬送される。そして、ベルト
コンベア26とベルトコンベア47との間において、架
設状態となってプリーツ接続ステーションHの上下一対
の管体45,45の間を通過すると、両管体45,45
のノズルからビード状に吐出される接着剤は、上下両側
の各プリーツに次々と掛け渡されたライン状となって接
着され、上下両側のプリーツ列を所定間隔に保つように
連結する。ウレタン系反応型ホットメルトに窒素ガスを
混入してノズルに給送する。ウレタン系反応型ホットメ
ルトは、ノズルから大気中に流出されると、瞬間的に発
泡して、チキソトピー性が発現し、プリーツ間への垂れ
が少なくなる。
【0062】養生ステーションIは、ジグザグ状に折り
曲げられた瀘材ウエブW3,W3の下側プリーツを支承
し、その瀘材ウエブW3,W3を養生して搬送するように
適宜の養生域区間に設けられたベルトコンベア47から
構成されている。そこで、ジグザグ状折り曲げ状態の瀘
材ウエブW3,W3は、ベルトコンベア47に支承され
て、養生域区間を搬送され、下流域の定長切断ステーシ
ョンに到る。
【0063】ベルトコンベア47の下流域の定長切断ス
テーションJおいては、養生ステーションIから搬送さ
れてきたジグザグ状に折り曲げられた瀘材ウエブW3
3は、作業者により所定長さ(所定数のプリーツピッ
チ毎)にナイフで切断され、図9に示すような瀘材パッ
クW4,W4,・・・となる。そして、瀘材パックW
4は、角形の外枠体との内面との間に隙間を生じること
なく外枠体に嵌装されてエアフィルタとして供される。
【0064】
【発明の効果】この発明の除塵用エアフィルタの成形装
置においては、瀘材ウエブをジグザグに折り曲げた場合
に、折り壁間の空隙が保持されるように対向隣接した折
り壁に当接する突出部を適正に形成するため、瀘材ウエ
ブを予め加熱軟化させており、前記突出部成形後に瀘材
ウエブをジグザグ折り曲げるのである。
【0065】その際、瀘材ウエブ供給ステーションの繰
り出しロール・エンボスマーキングステーションの成形
ロール・プリーティングステーションのプリーティング
ロールの3ロール間を走行する瀘材ウエブに加わる張力
が適切に制御されるので、中間の加熱ステーションで強
度が低下する瀘材ウエブが切断することが防止されると
共に、エンボスマーキングステーションの成形ロールと
プリーティングステーションのプリーティングロールと
の間で走行する瀘材ウエブが切断することも防止され
る。
【0066】又、逆に、繰り出しロール・成形ロール・
プリーティングロールの3ロール間での瀘材ウエブの蛇
行走行も防止される。その結果、瀘材ウエブの切断によ
る瀘材ウエブのロスや生産の中断が防止されると共に、
瀘材ウエブの蛇行走行による成形に対する悪影響も解消
し、除塵用エアフィルタの瀘材が適確に、効率よく製造
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態におけるエアフィルタ用
濾材パック製造装置の斜視図。
【図2】この発明の実施の形態におけるエアフィルタ用
濾材パック製造装置の瀘材ウエブ供給ステーション及び
加熱ステーションの正面図。
【図3】この発明の実施の形態におけるエアフィルタ用
濾材パック製造装置の接着剤塗布ステーションのスパイ
ラルノズルの説明図。
【図4】この発明の実施の形態におけるエアフィルタ用
濾材パック製造装置のエンボスマーキングステーション
の成形ロールの斜視図。
【図5】図4における成形ロールのエンボスリングの展
開図。
【図6】この発明の実施の形態におけるエアフィルタ用
濾材パック製造装置のプリーティングステーションの作
動説明図。
【図7】この発明の実施の形態におけるエアフィルタ用
濾材パック製造装置のエンボスマーキングステーション
でエンボス成形された濾材ウエブの平面図。
【図8】この発明の実施の形態におけるエアフィルタ用
濾材パック製造装置のプリーティングステーションで折
り曲げられた濾材ウエブの正面図。
【図9】この発明の実施の形態におけるエアフィルタ用
濾材パック製造装置で製造された瀘材パックの斜視図。
【図10】この発明の実施の形態におけるエアフィルタ
用濾材パック製造装置での走行濾材ウエブの張力制御装
置の構成図。
【符号の説明】
A 瀘材ウエブ供給ステーション B 加熱ステーション C エンボスマーキングステーション D 冷却ステーション E 接着剤塗布ステーション F 切断ステーション G プリーティングステーション H プリーツ接続ステーション I 養生ステーション J 定長切断ステーション R,R’ 瀘材ロール W0,W1,W2,W3,W4 瀘材ウエブ 1 載置台 2 タレット型支持部 3 瀘材ウエブ継ぎ手段 4 レール 5 蛇行修正用センサ 6 支持ローラ 7 瀘材ウエブ継ぎ部 8 繰り出しロール 9a,9b ヒーターユニット 10 X状交差脚 10a 基台 11 スプロケット 12 チェーン 13 放射温度計 14 スペーサリング 15 エンボスリング 15a 楔状凸部 16 フォームリング 17 成形ロール 18 ブレード 19 ブレード受け 20 噴気管 21 管体 22 スパイラルノズル 22a ノズル本体 22b 接着剤吐出孔 22c 高温空気噴出孔 23 アプリケータ 24 回転円板刃 25 プリーティングロール 26 ベルトコンベア 45 管体 46 アプリケータ 47 ベルトコンベア 50 インバータモータ 51,52 サーボモータ 53 インバータ 54 エンコーダ 55,56,57 比率設定器 58,59 電子ギヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−207112(JP,A) 特公 昭51−32126(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 45/00 - 45/30 B65H 23/18 - 23/198

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繰り出しロールを備え、熱可塑性樹脂の
    バインダを有する不織布であるエアフィルタ用濾材の瀘
    材ウエブを連続して供給する瀘材ウエブ供給ステーショ
    ン、 前記濾材の熱可塑性樹脂のバインダを軟化・可塑化させ
    るべく走行する前記瀘材ウエブを加熱する加熱ステーシ
    ョン、 バインダが軟化・可塑化された走行する前記瀘材ウエブ
    に対し、折り目線及び折り曲げ隙間形成のための突出部
    を順次の折り壁にエンボス成形する成形ロールを備えた
    エンボスマーキングステーション、 並びにプリーティングロール及びその下流のコンベアを
    備え、前記突出部が折り壁にエンボス成形された瀘材ウ
    エブを隣接した折り壁の突出部同士が互に当接するよう
    に幅方向の前記折り目線に沿ってジグザグ状に折り曲げ
    るプリーティングステーションが配列され、 瀘材ウエブ供給ステーションの繰り出しロールの周速を
    エンボスマーキングステーションの成形ロールの周速よ
    り周速比1.007乃至1.015で僅かに速く、プリ
    ーティングステーションのプリーティングロールの周速
    を前記成形ロールの周速より周速比1.013乃至1.
    021で僅かに速くするように各ロールの駆動装置を制
    御し、各ロール間の走行する瀘材ウエブに加わる張力を
    制御する張力制御装置が設けられているエアフィルタ用
    濾材成形装置。
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