JPS59142818A - フイルタ−素子の製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 第１図に示す如く長尺の平面状炉材（１）とほぼ幅方向
に稜線（２）を有する長尺の波形炉材（３）とを積層接
着し、波形炉材０）の一端の山部と他端の谷部とに充填
材（４）、　（５）を充填し、または第２図に示す如く
平面状炉材α）と波形炉材（３）とを積層接着し、波形
炉材（３）の一端の波を（４ａ）に示す如くつぶして接
着し他端の谷部に充填材（５）を充填することによりｍ
形炉材（３）の一端の山部と他端の谷部とをシールし、
第３図に示す如くシャフト（６）の周りに捲付けまたは
炉材のみを倦いて円筒形に成形してなるフィルター素子
は既に１９５２年６月１０日発行のアメリカ合衆国特許
第２．５９α６０４号に使い捨て用フィルター素子とし
て開示されている。

このフィルター素子は円筒の一端面より他端面に至る多
数の小径孔を有ししかもその小径孔の半数は一端面にお
いて他の半数は他端面においてシールされており、第４
図に委す如くその一端面よ如流入した光体（功は極めて
広い面積の炉材α）、（３）を透過して外部に排出され
るためその占有ｙ積に比し極めて大きい濾過能力を有す
るものであるが、平面状炉材α）と波形炉材＠）とは該
波形炉材の波頂部に接着剤を塗布して接着する必要があ
シ、また片波成形体を捲いて円筒形のフィルター素子を
得る場合にも波形炉材（３）の波頂部に接着剤を塗布し
て接着し、特例円筒形のフィルター素子を緊締帯等によ
って締付けなくても取換い可能な−ブロックとする方が
製造、取扱いの面におりて便利であるが、上記接着剤を
塗布した部分は当然濾過能力はなくなり、全体として濾
過能力を低下させる結果になる。

本発明は上記の欠点を除去し、フィルター炉材の有効表
面積を増大しもってフィルター素子の濾過能力を同上す
ることを目的とするもので、平面状炉材と波形炉材との
貼合せにあたシ、およびまたは片波成形体の接着積層に
当シ接着剤を間歇的に塗布して接着すること全要旨とす
るものである。

以下図面によシ杢発明の詳細な説明する。

実施例 本発明の第１工程はたとえば第５図に示す装置を使用す
る。図において（８）　、　（９）は所望の歯型を有す
る一対の型付ローラで噛合部（１０）において互に噛合
い、一方の型付ローラ（９）は圧着ローラ（１１）と相
接し、両四−ラの面速はほぼ同一とする。（１２）は接
着剤塗布装置で接着剤容器（ＸＺａ）と接着剤塗布ロー
ラ（１２ｂ）とよシなシ、接着剤容器（１２ａ）には接
着剤（１３）を入れる。接着剤塗布ローラ（１２ｂ）は
たとえば第６図に示す如く円筒状軸（１４）に円板状ひ
れ（１５）を多数設けて構成し、この円筒状ひれＣ１５
）の上端を型付はローラ（９）に接し、下方部を接着剤
Ｃ１３）に浸漬して駆動または型付ローラ（８）、　（
９）に従動せしめる。（１６）は高分子物質等充填材含
浸装置で充填材容器（１６ａ）とガイドローラ（１６ｂ
）および搾りローラ（１６ｃ）よシなυ、充填材容器（
ｌａａ）にはたとえばゴム、プラスチックス、澱粉等の
溶液、分散体または液状のオリゴマー廓の高分子物質そ
の他シリカ、アルミナ等無機質の充填材（１７）を入れ
る。

ロール状に捲いた長尺のｐ紙（１）、（３ａ）およヒ軟
質ポリウレタンフォーム、フオームラバー等の軟質スポ
ンジ条片（５ａ）を用意し、濾紙（３ａ）は型付ローラ
（８）、　（９）間の噛合部（１０）に導き波形（３）
に型付けした後その波頂部に接着剤塗布装！（１２）に
よシ接着剤（１３）を第７図に明示する如く点状に塗布
し、一方軟質スポンジ条片（５ａｌＨ充填材含浸装置（
１６）を通して充填材（１〒）全含浸した後平面状ｐ紙
（１）とともに型付ローラ（９）と圧着ローラ（１１）
との間に導いて軟質スポンジ条片（５ａ）を平面状−紙
へ）と波形濾紙０）との一端縁部において挾み込み同時
に両戸紙（１）、（３）を接着し必要に応じ乾燥して片
波成形体となしてＴ＠取る。

第８図Ｆｉ第１工程の他の例を示し、第６図に示す接着
剤塗布ローラ（１ｚｂ）の円板状ひれ（１５）をｐ紙（
３）の一端部数１分のみ除去）７て濾紙（３）の一端に
は接着剤が塗布されないよう構成し、平面状濾紙（１）
と波形濾紙０）とを貼合わせた後押出しノズル（１日）
によシ充填材（５）を両渥紙の接着していない部分に充
填する。

第２図に示す片波成形体によりフィルター素子を製造す
るには第１工程において第５図または第８図の装置で充
填材（５）、（５ａ）を充填する代りにその端部には接
着剤（１３）を塗布せず、貼合わせた後核部に接着剤を
塗布し押圧して平坦にすることによりシール（４ａ）を
形成すればよい。

第９図は第２工程を示し、図中（１９）は接着剤塗布装
置で接着剤容器（１９ａ）と第６図に示す構造の接着剤
塗布ローラ（１９ｂ）とよりなり必要に応じ押えローラ
（２０）を設は接着剤容器（１９ａ）には接着剤（ｘｓ
）ｉ入れる。（２１）は充填材含浸装置で充填材容器（
２１ａ）とガイドローラ（２１ｂ）および搾りローラ（
２１ｃ）よりなり、充填材容器（２１ａ　）には充填材
（ＩＩ７）を入れる。尚（２２）は押えローラである。

第１工程で一旦捲取った片波成形体は接着剤塗布装置（
１９）により接着剤（１３）を波形ｐ材（３）の阪頂部
に点状に塗布し、つづいて充填材含浸装置（２１）によ
り充填材（１７）を含浸させた軟質スポンジ条片（４１
：＋）ｅ押えローラ（２２）によシ第１工程で軟質スポ
ンジ条片（５ａ）を挾大した端縁と反対側の端縁に導き
、片波成形体を捲取る。ここで接着剤（１３）は第１０
図に示す如く波形炉材（３）の波頂部に点状に塗布はれ
る。その後濾紙に付層した接着剤で１３）および軟質ス
ポンジ条片（４ｂ）、（５ａ）に含浸した充填材（１７
）を乾燥または硬化させ、第３図および第４図に示す如
く波形濾紙（３）の一端の山部と他端の谷部とを完全に
シール（４）、（５）した円筒状のフィルター素子が得
られる。

尚接着部Ｊの種類によシ第５図、第９図に示す接着剤塗
布ローラ（１２ｂ）、、（ｌ１９ｂ）によって第７図、
第１０図に示す如く接着剤（ｘｓ）、（１３）が点状に
付層せずひろがって線状に近くなるような場合には、第
１１図、第１２図に示す如く成形ローラ（９）、押えロ
ーラ（２ｏ）と接着剤塗布ローラ（１ｚｂ）、（１９１
）１との間に転写ローラ（２３）、（２３）を挾み、接
着剤塗布ローラの円板状ひれ（１５）面上の接着剤（１
３）。

（１３）を一旦転写ローラ（ｚ３１．（２４）面上に転
写した後波形烹千玉肯材（３）の稜線に転写すれば間歇
的に接着する操作を確実に行なうことができる。

以上実施例では片波成形体を円筒状に捲付は成形したフ
ィルター素子について説明しだが、第１図、＠２図に示
す片波成形体を正方形、菱形等に裁断し、第１３図に示
す如く多数枚重ね合わせて四角柱状のフィルター素子に
成形してもよい。

何れの場合におかても接層剤および充填材の乾燥硬化後
、フィルター素子の端面を補強するため両端面にエポキ
シ樹脂、ポリエステル桐脂、ポリ酢酸ビニール、ポリ塩
化ビニール、確扮等高分子物質またはシリカゾル、アル
ミナゾルその他無機質の接着剤、塗料等またはそれ等の
混合物よりなる含浸剤を溶液、分散液または液状低重合
体の形で寅浸し乾燥または硬化してフィルター素子とす
るのが望ましい。

また上記実施例では炉材（１）、Ｃ３）として濾紙を使
用した場合について説明したが、炉材（（１）、（３）
としてはセラミック繊維紙、ガラス繊維紙等被処理流体
の性状に応じ棟々の材質の紙または布、あるｂは金網キ
の他の網を便用することができ、またが′かる炉材に消
臭剤を含浸させて７濾過と同時に悪臭を除去することも
でき、特に活性炭微粒子を付着した紙または活性カーボ
ン繊維紙等吸宥作用をＭする材料を使用するときは淵過
と同時に気体に含まれる活性物質たとえば二酸化硫黄、
屋素酸化物、オゾン、有機溶剤蒸気、あるいは液体に含
まれる活性物質たとえば染料、洗剤、蟹累系有機化合物
、硫黄系有機化合物等を吸着することができ、このよう
に吸着された物質は間歇的にまたは連続的に加熱流体に
よって脱着することができる。

本発明は上記の如く構成したので、従来の波形炉材の波
頂部全幅にわたって接着剤を塗布し積層成形して得られ
たものに比し、接着剤の塗布により濾過能力が阻害され
る面積が著しく小さくなり濾過能力のすぐれたフィルタ
ー素子を提供し得る効果を有するものである。

なお上記実施例においては平面状炉材と波形炉材とを接
着して片波成形体を得る場合と、片波成形体を順次積層
してフィルター素子を得る場合とにおいて、ともに波形
炉材の波頂部に接層剤を間歇的に塗布する方法を述べた
が、何れか一工程において波形シート素材の波頂部に接
着剤を間歇的に塗布し、他の工程においては波形シート
素材の波頂部全幅にわたって接着剤を塗布する方法によ
っても従来の方法に比しフィルター素子としての有効面
積が増大し、成る程度の効果が得られることは明白であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図おより９２図はフィルター素子の製造に使用する
片波成形体の斜視図、第３図は円筒形のフィルター素子
の斜視図、第４図は第３図のフィルター素子の平面状炉
材０）に平行な面における断面図、第５図は本発明の第
１工程の一例を示す一部欠截説明図、第６図は接着剤塗
布ローラ（１２ｂ）の一部欠截拡大説明図、第７図は第
５図の工程によシ得られた片波成形体のがＦａ〜説明図
、第８図は第１工程の他の例を示す一部欠截説明図、第
９図は本発明の第２工程の一例を示す一部欠截説明図、
第１０図は第９図の工程により接着剤（１３）を塗布し
た片波成形体の斜視説明図、第１１図は第５図中接着剤
塗布装置（１２）の他の態様を示す一部欠截斜視説明図
、第１２図は第９フイルター素子の他の例を示す斜視説
明図である。 図中（８）、（９）は型付ローラ、（１１）は圧着ロー
ラ、（４ｂ）、（５ａ）は軟質スポンジ条片、（１６）
、（２１）は軟質スポンジ条片の充填材含浸装置である
。 算　／　ゾ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、平面状炉材（１）とほぼ幅方向に稜線（２）を有す
   る波形炉材（３）とを接着して片波成形体となし、波形
   炉材（３）の一端の山部と他端の谷部とをシールして積
   層成形するに当シ、第一工程の接着およびまたは第二工
   程の租層成形を間歇的に塗布した接着剤により行なうこ
   とを特徴とするフィルター素子の製造法。 ２、波形炉材（３）の一端の山部と他端の谷部とを充填
   材（４）、（５）によりシールする特許請求の範囲第１
   項記載のフィルター素子の製造法。 ３、平面状炉材（１）と波形炉材（３）とを積層接着し
   てなる片波成形体の波形炉材０）の波の一端をつぶして
   シール（４ａ　）　Ｌ、波の他端の谷部に充填材（５）
   を充填してシールする特許請求の範囲第１項記載のフィ
   ルター素子の製造法。