JPS63175619A - 湿気交換用素子の製造法 - Google Patents

湿気交換用素子の製造法

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JPS63175619A
JPS63175619A JP62006975A JP697587A JPS63175619A JP S63175619 A JPS63175619 A JP S63175619A JP 62006975 A JP62006975 A JP 62006975A JP 697587 A JP697587 A JP 697587A JP S63175619 A JPS63175619 A JP S63175619A
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water
corrugated
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隈 利実
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浩志 岡野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は多数の小透孔を有するブロックを湿気を可逆的
に吸着する固体吸湿剤によって成形し、該小透孔内に処
理気体と脱着用気体とを交互に通し除湿された気体たと
えば乾き空気を得る除湿用その他湿気交換用素子の製造
法およびその中間工程で得られる吸湿シートの製造法に
関するものである。
従来の技術 本件特許出願人は昭和59年特許順第206849号「
湿気交換用素子の製造法」において、セラミックス繊維
等無機繊維を用いて低密度に抄造した紙を積層して多数
の小透孔を有する湿気交換用素子の形状に成形し、該成
形工程の前または後において該紙に水ガラスを含浸し成
形工程後金水量3〜20%の和水水ガラス状になるまで
濃縮乾燥し、酸に浸漬してシリカヒドロゲルを生成せし
め、水洗乾燥して無機繊維を骨格としシリカエロゲルを
主成分とする強固な湿気交換用素子を得ることを提案し
た。
この湿気交換用素子において使用する無!a繊維紙には
抄紙の都合上少量の木材パルプその他の植物性パルプま
たは合成繊維系パルプが含まれており、一方除湿の操作
においては空気その他処理気体を素子の小透孔に通して
該気体中の湿気を素子中の吸湿剤に吸着させる除湿工程
と高温の脱着用気体を素子の小透孔に通して吸着された
湿気を脱着する再生工程とを交互に行なうものであり、
素子が高温にさらされる再生工程において無機繊維紙に
含まれる上記のパルプ等有機成分が発火するおそれがあ
るため、素子製造の最終工程において空気の存在下に4
00 ’C前後に加熱焼成して素子中の有機成分を除去
する方法が行なわれている。
発明が解決しようとする問題点 上記の高温の気体を使用して脱着を行なう除湿法所謂熱
スイング法に対し、熱を使用せず気体圧の変化により吸
着および脱着を行なう圧力スイング法がある(たとえば
鈴木謙一部・北川浩共著1983年5月1日株式会社講
談社発行「圧力スイングサイクルシステム」参照)。こ
の圧力スイング法は処理空気を加圧して塔に充填した吸
湿剤粒子のI−を通過させることにより処理空気中に含
まれる湿気を吸湿剤粒子に吸着させ、常温の再生用空気
を常圧または減圧下に吸湿剤粒子の層を通過させること
により吸湿剤粒子より湿気を離脱させ吸湿剤を再生する
ものである。この圧力スイング法による装置は吸着・脱
着の切替時間が短かく吸着する水分の総量が少ないため
少量の吸着剤があればよく、熱スイング法における吸着
・脱着の切換時間が6時間であるのに対し圧力スイング
法における上記切換時間が5分間(但し吸着剤層の径、
深さには関係なくまたその粒子の大小にも関係なし)で
あるとすると両者の水分負荷は72:1となり圧力スイ
ング法では極めて小型に設計できるように思われるが、
圧力スイング法においても最低限必要な吸着剤層の長さ
があり、また吸着に有効な流速は一般に10〜25cm
/sec、に限定されこの流速を得るためには吸着剤層
の断面積を可成り広くする必要があり実質的には加熱再
生法による吸着装置と大差ない塔径を要し、装置は小型
にはなり得ない。また吸湿剤粒子の表面積を大きくする
ために該粒子を小さくすると処理空気または再生空気の
流れにより粒子が流動して粉砕され易くなり空気の通過
が漸次困難となり10〜25cm/sec、の実用風速
のII!囲では有効表面積の増大即ち吸湿剤粒子の微粒
化によって塔をコンパクト化することはできない。
上述の吸湿剤粉砕による難点を避けるには前述の先願に
示したシリカエロゲルを主成分とするハニカム成形体を
使用すれば解決できるが、このハニカム成形体の単位容
積当りの有効表面積を圧力スイング法に適する程度に増
加し、吸湿・再生の速度を上げようとすると種々問題が
ある。則ち前述の湿気交換用素子は波長3I1m1以上
、波高1 、5n11以上の波形紙と平面紙とを積層し
て製造することはできるが、小透孔の大きさを更に小さ
くたとえば波形紙の波の波長を1〜2m−1波高を0.
4〜1mm程度まで小さくして単位容積当りの有効表面
積を大きくしようとすると、無機繊維を主成分とする紙
では波形紙の成形が困難になり、一方積層成形後の水ガ
ラス水溶液および酸の浸漬に当ってはかかる液体の表面
張力の影響が著しく大きくなって多数の小透孔壁におけ
る水ガラスと酸との接触即ちシリカゲルの生成が困難と
なり、また副生物として生成する塩の小透孔からの除去
も困難であり、小透孔内における酸の濃度が下っても小
透孔外からの酸の補充ができず、小透孔壁に付着してい
る和氷水ガラスまたは半固形状の水ガラスが液中に溶出
して液中においてシリカゲル生成反応を起こし、生成し
たシリカゲルが流出して無駄になりあるいは小透孔を閉
塞して所要の成形品を得ることができず、またたとえ成
形品が得られたとしても湿気交換用素子の容積当りの製
造コストは原料使用量の増大による分をも含め上述の波
長3IIIm、波i&21IIIII程度のものに比し
2〜3倍にもなり、到底実用化はできない。
問題点を解決するための手段 本発明の第2発明は上記の欠点を除去し、圧力スイング
法除湿に特に適するよう小透孔の径を小さくした湿気交
換用素子を製造することを目的とするものである。即ち
無機繊維にパルプ即ち有機繊維を加えて混合抄造した厚
さ0.1〜0.3■■の紙に水ガラスを含浸し、紙がコ
ルゲート成形できる程度まで該水ガラスを半乾燥し、波
長1.0〜4.km、波高0.4〜2.0srsにコル
ゲート加工した波形紙と平面紙とを酸に浸漬し水ガラス
と酸との反応によりシリカヒドロゲルを生成せしめ、水
洗して余剰の酸および液中に分散しているシリカヒドロ
ゲル並に反応副生物を除去した後乾燥して紙に付着して
いるシリカヒドロゲルをシリカエロゲルとなし、平面紙
と波形紙とを交互に積層して多数の小透孔を有する素子
の形状に成形し、紙を骨格とじシリカエロゲルを主成分
とする湿気交換用素子を得ることを特徴とするものであ
る0本発明の第1発明は上記第2発明の前半部の工程に
当るもので、平面紙に水ガラスを含浸して該水ガラスを
半乾燥し、必要に応じて波形その他適宜の形状に型付し
た後酸に浸漬し水ガラスと酸との反応によりシリカヒド
ロゲルを生成せしめ、水洗して余剰の酸および液中に分
散しているシリカヒドロゲル並に反応副生物を除去した
後乾燥して紙に付着しているシリカヒドロゲルをシリカ
エロゲルとなし吸湿シートを得るものである。この第1
発明においては第2発明における紙の厚さおよび波形紙
の波のサイズ等は考慮する必要はなく、得られる吸湿シ
ートの使用量に応じ適宜選定し得る。以下実施例を図面
について詳細に説明する。
実施例1 この実施例は第2発明の例に当るもので、第1図はその
方法および該方法の実施に使用する装置の一例を示し、
図中1.1は水ガラス水溶液含浸装置で夫々水ガラス水
溶液容S 1a+ la1ガイドローラlb、 lb、
搾りローラlc、 lcより成り、水ガラス水溶液容W
1a、1aには水ガラス水溶液2.2を入れガイドロー
ラlb、lbの一部または全部を浸漬する。3゜3は乾
燥機、4.4は所望の歯型を有する一対の成形ギアで互
に噛合わせる。5.5は酸含浸装置で夫々酔客W5a、
5a、ガイドローラ5b、5bより成り、酸容器5a、
5aには酸6,6を入れガイドローラ5b、5bの一部
または全部を浸漬する。7.7は水洗装置で夫々水容7
51a、1a、ガイドローラ7b、7b、噴霧ノズル7
c、 7cよりなり水容器7a、7aには水8,8を入
れガイドローラ7b、7bの一部または全部を浸漬する
9.9は乾燥機、10は接着剤塗布装置で接着剤容器1
0a、接着剤塗布ローラ10bより成り、11は同じく
接着剤塗布装置で接着剣客311a、接着剤塗布ローラ
llbより成り、接着剤容器10a、 llaには接着
剤12、12を入れ接着剤塗布ローラ10b、 llb
の一部を浸漬する。尚図中13.13・・・はガイドロ
ーラである。
セラミックス繊維100部(以下すべて重量部)、パル
プ(木材パルプまたは合成パルプ)20〜50部、ガラ
ス繊維0〜10部、バインダー3〜10部より成り、厚
さ0.1〜0.3+sm、密度0.5 g/cm3以下
の多孔質な紙14、15を図に示す如くロール状に撞い
て用意し、紙i4.15はガイドローラlb、lbの下
に通して水ガラス水溶液2,2を含浸し、搾りローラl
c、 lcにより余分の付着水ガラス水溶液を搾って除
去した後乾燥機3,3により含浸した水ガラス水溶液を
含水15〜45%の和水水ガラス乃至半固形状になるま
で乾燥し、一方の紙14を成形ギア4.4の噛合せ部に
導いて波長1.0〜4. km、波高0.4〜2. k
−の波形紙14aとなし、波形紙14aと平面紙15と
を夫々ガイドローラ5b、5bの下に通し硫酸の15%
水溶液6に浸漬し水ガラスと硫酸との反応によりシリカ
ヒドロゲルを生成せしめ、つづいてガイドローラ7b、
7bの下に通し副生物の硫酸ナトリウムおよび余剰の硫
酸並に紙に付着していないシリカヒドロゲルを水8,8
および噴霧ノズル7c、7cより噴霧される水により洗
浄除去し乾燥機9.9により加熱乾燥し、波形紙14a
の両面の波頂部に接着剤塗布ローラ10b、 llbに
より水ガラスその他適宜の接着剤12.12を塗布し、
平面紙15と波形紙14aとを重ねて芯材16の周りに
撞付は必要に応じ接着剤12を乾燥して紙を骨格としシ
リカエロゲルを主成分とした湿気交換用素子を得る。
使用する水ガラスは1号、2号、3号何れの水ガラス(
珪酸ナトリウム)をも使用することができ、また珪酸カ
リウムを使用してもよい。また使用する酸としては理論
的には珪酸より強い酸であればすべて使用することがで
きるが、経費、作業環境その他より見て硫酸が最も好適
である。一方、使用する紙としては上述のセラミックス
繊維以外にガラス繊維、鉱滓繊維、カーボン繊維、アス
ベスト繊維、山皮等鉱物繊維あるいはその混合物とパル
プたとえば広葉樹、針葉樹等から得られる木材パルプ、
がんび、こうぞ、みつまた、わら、エスパルト、竹、黄
麻、大麻、マニラ麻、亜麻等の植物繊維系パルプ、叩解
したアクリル繊維、ポリエチレン繊維、ポリアミド繊維
等の合成パルプとを混合抄造した紙を使用し、本発明の
主目的である圧力スイング法除湿に使用する場合には耐
熱性、耐火性は必要としないので有機繊維の含有率を適
宜増大することができる。耐熱性が必要とされる場合に
は上述の紙の有機成分含有率をやや少な目たとえば10
%以下にして抄紙し、好ましくはシリカゾル、アルミナ
ゾル等の無機質バインダーを適量含浸し乾燥した後、4
00〜500℃で焼成し有機物を除去して使用する。焼
成した紙はそのままでは脆くコルゲート成形はできない
が、これに水ガラスを含浸し可塑性を有する程度に乾燥
すれば水ガラスの粘性により紙のコルゲート成形が可能
となる。
第1図の方法により製造した円筒形の湿気交換用素子の
例を第2図に示す。また上記方法において紙14a、 
15を乾燥機9,9で乾燥した後適宜寸法に裁断し積層
して得た並行流型の湿気交換用素子の例を第3図に示す
実施例2 この実施例は第1発明の平面状吸湿シートの製造法に当
るもので、第1図の下半部の乾燥機9までの装置を使用
する。即ち本実施例で使用する装置は水ガラス水溶液容
器1a、ガイドローラlb、搾すローラ1cより成り水
ガラス水溶液容Wlaに水ガラス水溶液2を入れガイド
ローラ1bの一部または全部を浸漬した水ガラス水溶液
含浸装置1と、乾燥機3と、酔客55a、ガイドローラ
5bより成り酔客D5aに酸6を入れガイドローラ5b
の一部または全部を浸漬した酸含浸装置5と、水容37
a、ガイドローラ7b、噴霧ノズル7cより成り水容器
7aに水8を入れガイドローラ7bの一部または全部を
浸漬した水洗装置7と、乾燥機9とより成る。尚必要に
応じガイドローラ13.13・・・を設ける。
セラミックス繊維に適量のパルプ、ガラス繊維、バイン
ダーを加え抄造した紙15を図に示す如くロール状に撞
いて用意し、紙15をガイドローラ1bの下に通して水
ガラス水溶液2を含浸し、搾りローラ1cにより余分の
付着水ガラス水溶液を搾って除去した後乾燥機3により
含浸した水ガラス水溶液を半乾燥し、つづいて硫酸の1
5%水溶液6に浸漬し、水ガラスと硫酸との反応により
シリカヒドロゲルを生成せしめ、更にガイドローラ7b
の下を通し副生物の硫酸ナトリウムおよび余剰の硫酸並
に紙に付着していないシリカヒドロゲルを水8および噴
霧ノズル7cより噴霧される水により洗浄除去し乾燥機
9により乾燥し適宜寸法に裁断して吸湿シートを得る。
あるいは最終工程において水洗後裁断しその後適宜の乾
燥機を使って乾燥してもよい。紙15の厚さは吸湿シー
トの使用途に応じ適宜選択する。
実施例3 この実施例は第1発明の波形吸湿シートの製造法に当る
もので、第1図の上半部の乾燥機9までの装置を使用す
る。即ち本実施例で使用する装置は水ガラス水溶液容W
la、ガイドローラlb、搾りローラ1cより成り水ガ
ラス水溶液容Wlaに水ガラス水溶液2を入れガイドロ
ーラ1bの一部または全部を浸漬した水ガラス水溶液含
浸装置1と、乾燥機3と、所望の歯型を有し互に噛合わ
せた一対の成形ギア4.4と、酔客W5a、ガイドロー
ラ5bより成り酔客W5aに酸6を入れガイドローラ5
bの一部または全部を浸漬した酸含浸装置5と、水容器
7a。
ガイドローラ7b、噴霧ノズル7cより成り水容器7a
に水8を入れガイドローラ7bの一部または全部を浸漬
した水洗装置7と、乾燥機9とより成る。尚必要に応じ
ガイドローラ13.13・・・を設ける。
セラミックス繊維に適量のパルプ、バインダーを加え抄
造した紙14を図に示す如くロール状に捲いて用意し、
紙14をガイドローラ1bの下に通して水ガラス水溶液
2を含浸し、搾りローラ1cにより余分の付着水ガラス
水溶液を搾って除去した後乾燥機3により含浸した水ガ
ラス水溶液を含水量5〜45%の和水水ガラス乃至半固
形状になるまで乾燥し、紙14を成形ギア4.4の噛合
せ部に導いて波形紙14aとなし、波形紙14aをガイ
ドローラ5bの下に通して硫酸の15%水溶液6に浸漬
し、水ガラスと硫酸との反応によりシリカヒドロゲルを
生成せしめ、つづいて紙14aをガイドローラ7bの下
に通して副生物の硫酸ナトリウムおよび余剰の硫酸並に
紙に付着していないシリカヒドロゲルを水8および噴霧
ノズル7cより噴霧される水により洗浄除去し乾燥機9
により乾燥し適宜寸法に裁断して吸湿シートを得る。あ
るいは最終工程において水洗後裁断しその後適宜の乾燥
機を使って乾燥してもよい。波形紙14aの厚さおよび
波のサイズ並に紙の無機繊維含有率は吸湿シートの使用
途に応じ適宜選択し、また波形成形以外にしわ付けその
他任意模様のエンボス加工も全(同様にすることができ
る。
発明の作用 第2発明で得られた湿気交換用素子はその多数の小透孔
内に加圧した処理空気を通して該処理空気中の湿気を小
透孔壁のシリカエロゲルに吸着させ、つづいて常温の再
生用空気を常圧または減圧下に小透孔内に通してシリカ
エロゲルに吸着された湿気を脱着させ、以上の吸着工程
と再生工程とを交互に繰返す。空気以外の不活性気体の
処理の場合も全く同様である。
以上が圧力スイング法であるが、固定型または回転型の
熱スイング法に用いてもよい。第4図は円筒形の湿気交
換用素子を回転型として除湿機を組立てた態様を示すも
ので、湿気交換用素子17をケーシング18内に回転可
能に保持しセパレータ19により吸着ゾーン20と再生
ゾーン21とに分離し、ギヤドモータ22、駆動ベルト
23により素子17を回転させ処理空気24を吸着ゾー
ン20に送入し加熱した再生用空気25を再生ゾーン2
1に送入し、処理空気24を連続的に除湿して乾燥空気
26を得るとともに再生ゾーン21において連続的にま
たは間欠的に素子に吸着された湿気を脱着し素子を再生
する。
尚第4図中27は再生用空気加熱用ヒータ、28はプー
リー、29はテンションプーリー、30はシールゴムで
ある。
第1発明で得られた吸湿シートは包装用、密閉器内用、
倉庫用の乾燥剤として使用し得る。
発明の効果 本発明は上記の如く構成したので、先願の湿気交換用素
子の場合と同様シリカゲルの乾燥時の収縮はごく僅かで
シリカエロゲルに亀裂を生じまたは微細片に割れるおそ
れなく、マトリックスとなる紙に強固に固着したシリカ
エロゲルの板状体および成形体が得られる。第2発明の
湿気交換用素子の製造においては圧力スイング用に要求
される波長・波高の小さい波形紙の成形も紙の有機質含
有率を多くすれば容易であり、製品における小透孔のサ
イズが小さいため強度が大で先願の湿気交換用素子の耐
圧強度が2.0kg/cm2程度であったのに対し本願
の素子では5.5kg/cm’に達し、雰囲気圧力が高
い場合または雰囲気圧力の急激な変動その他機械的ショ
ックにも充分耐えることができ、高圧容器内での除湿あ
るいは吸着・脱着のサイクルが5〜20分間と非常に短
い圧力スイング法除湿には特に好適である。圧力スイン
グ法による除湿に使用する場合には再生サイクルにおい
て高温を使用しないため再生用気体として空気を使用す
る場合でも素子が焼損するおそれがなく、従って有機質
を多量に含有する紙を使用して製造ししかも焼成の必要
がないので容易に廉価に製造することができる。波形紙
の波長・波高を小さくすることによって素子の単位容積
当り有効表面積が著しく広くなり、従来の粒状吸着剤を
塔に詰めた圧力スイング法の装置とその有効表面積を比
較すればの如く格段の差がある。これにより吸湿剤によ
る除湿効果を検討すると、出口における空気の乾燥度は
直線平衡系の破過曲線の理論式からC= C/、 ex
p (−KF avz/u)但し C:出口水分濃度 
(g/s+’)Co二人ロ水分濃度 (g/m3) K、:総括物質移動係数 〔C■/sec、 )av:
有効表面積 〔嘔113〕 2 :層高 (cm) U :流速 (cm/see、 ) の式により求められ、本願の素子を充填した場合におい
て従来のシリカゲル粒子を充填した場合に比し有効表面
積a7を2倍にすれば流速Uを2倍にしても出口におけ
る空気の乾燥度Cは同じになるため、同一性能を得るた
めには本願の素子は従来のシリカゲル粒子に比し遥かに
小容積のもので足り、圧力スイング塔をコンパクト化し
、更に除湿・再生の速度を上昇することができしかも素
子の製造原(1もシリカゲル粒子の価格に比べ廉価とな
る。また本願の素子は多数の小透孔を有するハニカム状
に一体に成形されているので通過する気体の流速を速く
しても粒子の流動による破砕、粉末化など生ずることな
く、また本願の素子においては多数の小透孔に処理気体
を通すことによって除湿するので、吸湿剤粒子層を通す
場合に比し圧力損失は遥かに少な(なる。第5図は球状
シリカゲル層と本発明によるハニカム型除湿エレメント
の圧力損失を示すもので、図中Aは粒径2.0〜3.4
mmの球状シリカゲル、Bは粒径3.4〜4.8ms+
の球状シリカゲル、Cは粒径4.8〜7.Olの球状シ
リカゲル、Dは本発明の波長1.5am、波高2. O
n+mの波形紙で成形した素子の単位長さくm)当り圧
力損失を示す。
上記実施例によって得られた吸湿シートおよび湿気交換
用素子の吸湿性能を測定した結果を第6図乃至第9図に
示す。第6図は上記実施例に従い同一の紙を使用して1
号水ガラス(酸化珪素対酸化ナトリウム2.1:1 )
  と3号水ガラス(酸化珪素対酸化ナトリウム3.1
:1 )との40〜45χ水溶液および15%硫酸を使
用して得られた吸湿シートおよび湿気交換用素子で シリカゲル付着量 1号水ガラス    149.4χ 3号水ガラス    172.5χ の条件でシリカゲルを付着させた場合の付着シリカゲル
量に対する吸湿量Cwt%〕、第7図は同一の紙を1号
水ガラスの40〜45χ水溶液に浸漬しこれに15%の
硫酸と塩酸とを反応させ相対湿度75%で測定した付着
シリカゲル量に対する吸湿量(wt%〕第8図および第
9図は1号水ガラスの40〜45χ水溶液に浸漬し15
%の硫酸および塩酸を反応させ水ガラス  酸  シリ
カゲル付着量 1号 硫酸 141.5χ 1号 塩 酸  13B、 6χ の条件でシリカゲルを付着させた場合の紙の表面積に対
する平衡吸湿量(g/m”)および紙型量に対する平衡
吸6i量を示す。試験時の温度は何れも18〜23℃で
ある。このデータで明らかなように、吸湿性能において
はばば先願の湿気交換用素子と同程度の好成績が得られ
た。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示し、第1図は本発明の湿気交換
用素子の製造法およびそれに使用する装置の概要を示す
説明図で、本発明の吸湿シートの製造はその一部に示さ
れている。第2図は円筒形の湿気交換用素子、第3図は
並行流型の湿気交換用素子の斜視図、第4図は第2図の
円筒形の湿気交換用素子を使用した回転型除湿機の一部
欠切斜、視説明図、第5図は本発明の湿気交換用素子と
球状シリカゲル充填層との圧力損失を示すグラフ、第6
図乃至第9図は本願の吸湿シートおよび湿気交換用素子
の吸湿性能を示すグラフである。 第1図乃至fjIJ3図中1は水ガラス含浸装置、3゜
9は乾燥機、4.4は成形ギア、5は酸含浸装置、7は
水洗装置、10.11は接着剤塗布装置、14.15は
セラミックス繊維等無機繊維とパルプとを混合第2図 \。 第3図 第4図 ′t−、5 口 IA Qll 鳳違[cvI/sec、 、1第 9 
g 相対湿舟12)−1?/。 名 1口 崎M −茸 オ目ガ→l書+2)(九

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、セラミックス繊維等無機繊維とパルプとを混合抄造
    した紙に水ガラスを含浸し、該水ガラスを半乾燥した後
    酸に浸漬してシリカヒドロゲルを生成せしめ、水洗乾燥
    して紙を骨格としシリカエロゲルを主成分とするシート
    を得ることを特徴とする吸湿シートの製造法。 2、セラミックス繊維等無機繊維とパルプとを混合抄造
    した紙に水ガラスを含浸し、紙がコルゲート成形できる
    程度まで該水ガラスを半乾燥し、コルゲート加工した波
    形紙を酸に浸漬してシリカヒドロゲルを生成せしめ、水
    洗乾燥して紙を骨格としシリカエロゲルを主成分とする
    波形シートを得る特許請求の範囲第1項記載の吸湿シー
    トの製造法。 3、セラミックス繊維等無機繊維とパルプとを混合抄造
    した厚さ0.1〜0.3mmの紙に水ガラスを含浸し、
    紙がコルゲート成形できる程度まで該水ガラスを半乾燥
    し、波長1.0〜4.0mm、波高0.4〜2.0mm
    にコルゲート加工した波形紙と平面紙とを夫々酸に浸漬
    してシリカヒドロゲルを生成せしめ、水洗乾燥後平面紙
    と波形紙とを交互に積層成形して紙を骨格としシリカエ
    ロゲルを主成分とする素子を得ることを特徴とする湿気
    交換用素子の製造法。
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