JPH084690B2 - フィルタ−製造工程におけるテ−プ貼着装置 - Google Patents
フィルタ−製造工程におけるテ−プ貼着装置Info
- Publication number
- JPH084690B2 JPH084690B2 JP17543987A JP17543987A JPH084690B2 JP H084690 B2 JPH084690 B2 JP H084690B2 JP 17543987 A JP17543987 A JP 17543987A JP 17543987 A JP17543987 A JP 17543987A JP H084690 B2 JPH084690 B2 JP H084690B2
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- JP
- Japan
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- belt
- pitch
- tape
- filter material
- roller
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- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、気体又は液体用フィルターの製造工程に
おける貼着テープの貼着装置に関するものである。
おける貼着テープの貼着装置に関するものである。
シート状のフィルター材をジグザグ状に折曲げてフィ
ルターエレメントを製作する場合、折曲げたピッチを一
定に保持するためにフィルター材の端面に貼着テープを
貼着することが行われる。第1図はその一例であり、フ
ィルター材6の上下両端面に不織布等でなるテープ8を
貼着すると共に、両側面に金属枠9を嵌め、全体として
偏平なフィルターエレメントを構成している。
ルターエレメントを製作する場合、折曲げたピッチを一
定に保持するためにフィルター材の端面に貼着テープを
貼着することが行われる。第1図はその一例であり、フ
ィルター材6の上下両端面に不織布等でなるテープ8を
貼着すると共に、両側面に金属枠9を嵌め、全体として
偏平なフィルターエレメントを構成している。
上記のテープ8を貼着するため従来とられていた方法
は、必要長さに切断したフィルター材6を適宜な治具に
嵌めてピッチを整え、その後に入手によってテープ8を
貼着するというものであった。
は、必要長さに切断したフィルター材6を適宜な治具に
嵌めてピッチを整え、その後に入手によってテープ8を
貼着するというものであった。
しかしながら、上記の方法は甚だ生産能率が低い問題
がある。そこで、この発明は折曲げ工程から繰出された
フィルター材の端面に自動的に粘着テープを貼着する製
造装置を提供することを目的とする。
がある。そこで、この発明は折曲げ工程から繰出された
フィルター材の端面に自動的に粘着テープを貼着する製
造装置を提供することを目的とする。
前記の問題を解決するために、この発明は、フィルタ
ー材折曲げ工程の後に一定ピッチの溝1を形成したピッ
チ整形ベルト2を設置し、上記ベルト2の終端部上方に
ピッチ整形ローラ3を設け、そのローラ3の外周に上記
の溝1と等しいピッチの溝4を形成すると共に、ローラ
3をベルト2と同期回転せしめ、上記ローラ3と上記ベ
ルト2の間に一対のテープ貼着ベルト5の一端を臨ま
せ、テープ貼着ベルト5の面をピッチ整形ベルト2の面
と直角かつフィルター材6の幅と等しい間隔をおいて設
置し、かつテープ貼着ベルト5の上流側近辺にテープ用
加熱装置7を設けた構成としたものである。
ー材折曲げ工程の後に一定ピッチの溝1を形成したピッ
チ整形ベルト2を設置し、上記ベルト2の終端部上方に
ピッチ整形ローラ3を設け、そのローラ3の外周に上記
の溝1と等しいピッチの溝4を形成すると共に、ローラ
3をベルト2と同期回転せしめ、上記ローラ3と上記ベ
ルト2の間に一対のテープ貼着ベルト5の一端を臨ま
せ、テープ貼着ベルト5の面をピッチ整形ベルト2の面
と直角かつフィルター材6の幅と等しい間隔をおいて設
置し、かつテープ貼着ベルト5の上流側近辺にテープ用
加熱装置7を設けた構成としたものである。
第2図及び第3図はこの発明の装置の実施例を示すも
のである。
のである。
フィルター材折曲げ工程の後に設置されるピッチ整形
ベルト2は、床面と平行な回転軸をもったプーリ10に無
端状に掛けられ、供給方向に沿って平行2本設置され
る。これらのベルト2の表面には一定ピッチの溝1が進
行方向と直角の方向に形成され、両方のベルト2が溝1
の位置をそろえた状態で同一速度で回転する。
ベルト2は、床面と平行な回転軸をもったプーリ10に無
端状に掛けられ、供給方向に沿って平行2本設置され
る。これらのベルト2の表面には一定ピッチの溝1が進
行方向と直角の方向に形成され、両方のベルト2が溝1
の位置をそろえた状態で同一速度で回転する。
上記ベルト2の終端部上方にはほぼフィルター材6の
高さ分の間隔をおいて一対のピッチ整形ローラ3が設け
られている。これらのローラ3の外周には、上記ベルト
2の溝1のピッチと等しいピッチで溝4を形成してあ
る。また各ローラ3は、ベルト2の隣接する2本の溝1
の中間上部にローラ3の溝4が来るように位置決めして
あり、かつこれらのローラ3はベルト2と同期して回転
される。
高さ分の間隔をおいて一対のピッチ整形ローラ3が設け
られている。これらのローラ3の外周には、上記ベルト
2の溝1のピッチと等しいピッチで溝4を形成してあ
る。また各ローラ3は、ベルト2の隣接する2本の溝1
の中間上部にローラ3の溝4が来るように位置決めして
あり、かつこれらのローラ3はベルト2と同期して回転
される。
上記のピッチ整形ベルト2の終端部後方には、フィル
ター材6の幅に一致する間隔をおいて一対のテープ貼着
ベルト5が設置される。テープ貼着ベルト5は床面に垂
直な回転軸をもったプーリ11により無端状に支持され、
そのベルト5の面は前記のピッチ整形ベルト2の面と直
角即ちフィルター材6の端面と平行である。またテープ
貼着ベルト5の端部の位置は、ピッチ整形ベルト2のプ
ーリ10とピッチ整形ローラ3の中心を結ぶ線lに等しい
か又はわずかに後方へ越えるように位置決めされる。
ター材6の幅に一致する間隔をおいて一対のテープ貼着
ベルト5が設置される。テープ貼着ベルト5は床面に垂
直な回転軸をもったプーリ11により無端状に支持され、
そのベルト5の面は前記のピッチ整形ベルト2の面と直
角即ちフィルター材6の端面と平行である。またテープ
貼着ベルト5の端部の位置は、ピッチ整形ベルト2のプ
ーリ10とピッチ整形ローラ3の中心を結ぶ線lに等しい
か又はわずかに後方へ越えるように位置決めされる。
各テープ貼着ベルト5の外方には、それぞれテープ8
の巻取りローラ12が設置され、このローラ12から繰出さ
れたテープ8は、上流側、即ちピッチ整形ベルト2側の
プーリ11に圧接された押えローラ13によって各テープ貼
着ベルト5の面に沿って引出される。テープ8は不織布
でなり、その片面に熱融着フィルムを積層したものであ
る。
の巻取りローラ12が設置され、このローラ12から繰出さ
れたテープ8は、上流側、即ちピッチ整形ベルト2側の
プーリ11に圧接された押えローラ13によって各テープ貼
着ベルト5の面に沿って引出される。テープ8は不織布
でなり、その片面に熱融着フィルムを積層したものであ
る。
また、テープ貼着ベルト5の上流側の端部には、その
ベルト5によって移送されるテープ8の加熱装置7を設
け、押えローラ13から離れフィルター材6に接するまで
の間において、テープ8の熱溶着フィルム面を加熱す
る。
ベルト5によって移送されるテープ8の加熱装置7を設
け、押えローラ13から離れフィルター材6に接するまで
の間において、テープ8の熱溶着フィルム面を加熱す
る。
この発明の装置は以上のように構成され、次にその作
用について説明する。
用について説明する。
フィルター材折曲げ工程から送り出されたフィルター
材6は、折曲げによって形成された谷部がピッチ整形ベ
ルト2の溝1に次々に嵌まって前方に移送される。折曲
げ工程から送り出されたフィルター材6の折曲げピッチ
は必ずしも均等でないので、案内台14からピッチ整形ベ
ルト2上に移行する際、その谷部を溝1に嵌めるよう人
手を加える必要が生じる場合もある。ピッチ整形ベルト
2の溝1に谷部が嵌ることにより、フィルター材6のピ
ッチが均等に整えられる。
材6は、折曲げによって形成された谷部がピッチ整形ベ
ルト2の溝1に次々に嵌まって前方に移送される。折曲
げ工程から送り出されたフィルター材6の折曲げピッチ
は必ずしも均等でないので、案内台14からピッチ整形ベ
ルト2上に移行する際、その谷部を溝1に嵌めるよう人
手を加える必要が生じる場合もある。ピッチ整形ベルト
2の溝1に谷部が嵌ることにより、フィルター材6のピ
ッチが均等に整えられる。
一方、テープ貼着ベルト5を駆動することにより、テ
ープ8を繰出すと共に、加熱装置7によってその熱溶着
フィルム面を加熱する。
ープ8を繰出すと共に、加熱装置7によってその熱溶着
フィルム面を加熱する。
ピッチ整形ベルト2によって移行されるフィルター材
6が、そのベルト2とピッチ整形ローラ3から離れ、テ
ープ貼着ベルト5へ移行すると、テープ8がフィルター
材6の両端面へ押当てられ貼着される。
6が、そのベルト2とピッチ整形ローラ3から離れ、テ
ープ貼着ベルト5へ移行すると、テープ8がフィルター
材6の両端面へ押当てられ貼着される。
この場合、テープ貼着ベルト5の速度をピッチ整形ベ
ルト2の速度より若干遅くすると、図示のようにフィル
ター材6のピッチが若干小さくなる。また速くすればそ
れだけピッチが大きくなる。勿論、ピッチ整形ベルト2
の溝1のピッチと等しいピッチに仕上げる場合は、両方
のベルト2、5の速度は等しくなるように設定される。
ルト2の速度より若干遅くすると、図示のようにフィル
ター材6のピッチが若干小さくなる。また速くすればそ
れだけピッチが大きくなる。勿論、ピッチ整形ベルト2
の溝1のピッチと等しいピッチに仕上げる場合は、両方
のベルト2、5の速度は等しくなるように設定される。
このようにして、フィルター材6の端面に貼着された
テープ8は、ベルト5に押当てられた状態で一定距離移
送され、確実な貼着が図られる。
テープ8は、ベルト5に押当てられた状態で一定距離移
送され、確実な貼着が図られる。
テープ貼着ベルト5から出ると、フィルター材6は次
の工程へ移送され、最終的には第1図に示すフィルター
エレメントに仕上げられる。
の工程へ移送され、最終的には第1図に示すフィルター
エレメントに仕上げられる。
以上のように、この発明はフィルター材の両端面に連
続的にテープを貼着することができるので、フィルター
エレメントの生産能率の向上及びコストの低減を図る効
率がある。
続的にテープを貼着することができるので、フィルター
エレメントの生産能率の向上及びコストの低減を図る効
率がある。
第1図はフィルターエレメントの一部切欠斜視図、第2
図は実施例の装置を示す一部省略側面図、第3図は同上
の一部切欠平面図である。 1……溝、2……ピッチ整形ベルト、3……ピッチ整形
ローラ、4……溝、5……テープ貼着ベルト、6……フ
ィルター材、7……加熱装置、8……テープ。
図は実施例の装置を示す一部省略側面図、第3図は同上
の一部切欠平面図である。 1……溝、2……ピッチ整形ベルト、3……ピッチ整形
ローラ、4……溝、5……テープ貼着ベルト、6……フ
ィルター材、7……加熱装置、8……テープ。
Claims (1)
- 【請求項1】フィルター材折曲げ工程の後に一定ピッチ
の溝1を形成したピッチ整形ベルト2を設置し、上記ベ
ルト2の終端部上方にピッチ整形ローラ3を設け、その
ローラ3の外周に上記の溝1と等しいピッチの溝4を形
成すると共に、ローラ3をベルト2と同期回転せしめ、
上記ローラ3と上記ベルト2の間に一対のテープ貼着ベ
ルト5の一端を臨ませ、テープ貼着ベルト5の面をピッ
チ整形ベルト2の面と直角かつフィルター材6の幅と等
しい間隔をおいて設置し、かつテープ貼着ベルト5の上
流側近辺にテープ用加熱装置7を設けてなるフィルター
製造工程におけるテープ貼着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17543987A JPH084690B2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 | フィルタ−製造工程におけるテ−プ貼着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17543987A JPH084690B2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 | フィルタ−製造工程におけるテ−プ貼着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6418413A JPS6418413A (en) | 1989-01-23 |
JPH084690B2 true JPH084690B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=15996110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17543987A Expired - Lifetime JPH084690B2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 | フィルタ−製造工程におけるテ−プ貼着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084690B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4223723C2 (de) * | 1992-07-18 | 1996-08-29 | Mann & Hummel Filter | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung eines zickzackförmig gefalteten Filters |
JP4698246B2 (ja) * | 2005-02-07 | 2011-06-08 | 日本バイリーン株式会社 | フィルタエレメントの製造方法、フィルタエレメント製造用治具、及びフィルタエレメントの製造装置 |
-
1987
- 1987-07-13 JP JP17543987A patent/JPH084690B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6418413A (en) | 1989-01-23 |
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