JPH0452047Y2 - - Google Patents

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JPH0452047Y2
JPH0452047Y2 JP10177787U JP10177787U JPH0452047Y2 JP H0452047 Y2 JPH0452047 Y2 JP H0452047Y2 JP 10177787 U JP10177787 U JP 10177787U JP 10177787 U JP10177787 U JP 10177787U JP H0452047 Y2 JPH0452047 Y2 JP H0452047Y2
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JP
Japan
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tubular body
cooling
mandrel
side edges
strips
Prior art date
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JP10177787U
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JPS6422421U (ja
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Publication date
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Priority to US07/167,863 priority patent/US4875960A/en
Priority to EP19880302201 priority patent/EP0283229A3/en
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、可撓性の帯状体を複数層に重合接着
して管状体に連続成形する装置に関し、特に高速
連続成形に優れた管状体の成形装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種のものとして特公昭57−61582号
公報で提案された管状体の連続成形装置が知られ
ている。
この装置にあつては、可撓性の複数の帯状体
を、それらの側縁が階段状になるように互に側方
にずらして重合し、こうして重ねた帯状体を初め
にそれらの両側縁の中間に位置する狭い幅の領域
においてのみ接着し、これら帯状体を同時にマン
ドレルの周囲に沿つて次第に曲げて管状となすと
共に重合する帯状体の前記接着領域の幅を両側縁
が接合するまで両側縁に向つて次第に増大し、次
いで互いに位置がずれている帯状体の前記両側縁
を接合して完全な管状体に連続形成し、成形され
た管状体はマンドレルに沿つて引き出され、その
後に適宜な長さに切断される。
この管状体の成形のために、水溶性の接着剤を
用いる時には、接着剤が乾燥するまでに長時間を
必要とするため、成形に続いて切断作業まで連続
して行う時には、成形速度を極めて遅くしなけれ
ばならない。
このため、出願人はホツトメルト接着剤を用い
た成形装置を既に特願昭62−57963号等により提
案した。
しかしながら、ホツトメルト接着剤を用いても
多層の帯状体を接着するため、介在する接着剤の
接着がその後の引出工程で加えられる引張力に耐
えられる程に進行するのには時間が掛り、更に、
この構造による管状体は、前記両側縁が最後に接
合されるため、この接合部の接着が確実に完了し
ていないと、その後の引出工程及び切断工程で接
合部が開いてしまい破胴するので、引出し及び切
断を行うことができないため、接合部の接着が完
了する時間を必要とし、成形速度を上げるのを妨
げていた。
(解決しようとする問題点) 本考案は、かかる従来の不都合を解消し、高速
連続成形を可能とする管状体の連続成形装置を提
供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、かかる目的を達成するために、可撓
性材料からなる複数の長尺帯状体を、それらの側
縁が階段状になるように互に位置をずらして重合
して供給し、マンドレルに沿つて次第に曲げ前記
帯状体の間に介在させたホツトメルト接着剤によ
り接着して管状体に形成すると共に互にずれてい
る両側縁を接合して完全な管状体に連続形成する
装置であつて、両側縁を接合して完全に成形され
た管状体を外挿して案内する冷却管と、該冷却管
に沿つて該管状体を引き出す引出装置と、該管状
体の接合部の通過位置に該接合部に当接させて設
けた冷却体とを備えたことを特徴とする。
(作用) 前記の構成によれば、前記両側縁が接合された
後に成形された管状体は冷却マンドレルに外挿さ
れて内面から冷却されると共に該接合部は冷却体
に当接して冷却され、ホツトメルト接着剤による
接着が短時間で完了する。
(実施例) 本考案の実施の一例を示す図面に従つて更に詳
説すれば次の通りである。
第1図及び第2図は、本考案を実施する実施装
置の一例の概略図である。
Aは4枚の紙製帯状体1を連続して繰り出す繰
出装置、Bは繰り出された各帯状体1を加熱して
均一に乾燥する予備加熱装置、Cは各帯状体1
を、これらの各側縁が階段状になるように互に位
置をずらし重合するように位置決めする位置決め
装置、Dは各帯状体1にホツトメルト接着剤を塗
布形成する接着剤塗布装置、Eは各帯状体1に塗
布された接着剤を溶融状態に保つための加熱手段
を備えた加熱装置、Fはマンドレル2に各帯状体
を沿わせて曲げて管状体3に形成する成形装置、
Gは成形された管状体3を引き出す引出装置、H
は引き出された管状体3を適宜な長さに切断する
切断装置である。
各帯状体1は、成形された管状体3を引き出す
引出装置Gにより成形装置Fに到達するまでその
長手方向に張力を加えられている。
第3図乃至第6図は、引出装置Gの詳細を示す
もので、更にこれらに従つて本考案の実施例を説
明する。
4は、前記マンドレル2と同軸で成形された管
状体3が成形装置Fから前記引出装置Gで引き出
されて外挿して案内される冷却マンドレルを示
し、該冷却マンドレル4は引出装置Gを貫通して
延び、第5図及び第6図示のように全長にわたつ
て冷却水5が循環供給される。前記管状体3の接
合部3aは、冷却マンドレル4の上縁に沿つて位
置される。
引出装置Gは、前記冷却マンドレル4に外挿さ
れた管状体3を、冷却マンドレル4の長さ方向に
沿つて対向して該冷却マンドレル4との間にを挟
持しつつ移動して管状体3を引き出す一対のエン
ドレスの搬送挟持体6,6を備える。該挟持体
6,6は、冷却マンドレル4の長さ方向に沿つて
設けた支持枠体7,7の前後位置にそれぞれ駆動
軸8と被駆動軸9とを立設し、各軸8,9の上下
に第1歯車10と第2歯車11とを設け、両軸
8,9の第1歯車10,10同士、第2歯車1
1,11同士にチエーン12,13を設け、両チ
エーン12,13の上下方向に差し渡して前記冷
却マンドレル4に外挿した管状体3の表面に当接
する挟持片14を多数配設して成る。対向する該
挟持片14,14は、第5図示のように、冷却マ
ンドレル4に外挿された管状体3の対向する周面
を挟持する彎曲した挟持面15を備え、互に該管
状体4の上下位置に間隔を存して対向する。
該挟持体6,6の挟持片14,14の間に形成
される間隙に前記冷却マンドレル4の上縁長さ方
向に沿つて冷却体16を設けた。該冷却体16
は、第5図示のように冷却水17が循環供給され
る。該冷却体16は一対のリンク18,18によ
り下降して冷却マンドレル4に外挿された管状体
3の接合部3a領域に着座するようにした。
次に前記実施装置の作動について説明する。
前記成形装置Fで帯状体1の両側縁が接合され
て成形された管状体3は、引出装置Gの位置で挟
持体6,6で挟持されつつ冷却マンドレル4に沿
つて引き出される。この時、管状体3は、その外
挿する冷却マンドレル4で内面から冷却されると
共にその接合部は冷却体16により外面から冷却
されてその接合するホツトメルト接着剤の固化が
完了する。
本考案を、その好適な実施装置に従つて説明し
たが、本考案はこれに限られるものではなく、本
考案の要旨を逸脱しない範囲で設計変更が可能で
あることは勿論である。
(効果) 本考案によれば、可撓性材料からなる複数の長
尺帯状体を、それらの側縁が階段状になるように
互に位置をずらして重合して供給し、マンドレル
に沿つて次第に曲げ前記帯状体の間に介在させた
ホツトメルト接着剤により接着して管状体に形成
すると共に互にずれている両側縁を接合して完全
な管状体に連続形成する時に、管状体の成形完了
後にこれを冷却管に外挿して引出装置で引き出し
て内面から冷却すると共に引き出される管状体の
接合部を冷却体で同時に外面から冷却するので、
短時間で接着が強固となり、該管状体の引き出し
や切断の際に破胴するおそれがないので成形速度
を上げることができ、高速で管状体を連続成形す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は、本考案の実施の一例を示
すもので、第1図はその平面図、第2図は正面
図、第3図は引出装置の正面図、第4図は第3図
の−線断面図、第5図は第3図の説明的縦断
面図、第6図は第5図の−線断面図である。 1……帯状体、2……マンドレル、3……管状
体、4……冷却マンドレル、16……冷却体、G
……引出装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可撓性材料からなる複数の長尺帯状体を、それ
    らの側縁が階段状になるように互に位置をずらし
    て重合して供給し、マンドレルに沿つて次第に曲
    げ前記帯状体の間に介在させたホツトメルト接着
    剤により接着して管状体に形成すると共に互にず
    れている両側縁を接合して完全な管状体に連続形
    成する装置であつて、両側縁を接合して完全に成
    形された管状体を外挿して案内する冷却マンドレ
    ルと、該冷却マンドレルに沿つて該管状体を引き
    出す引出装置と、該管状体の接合部の通過位置に
    該接合部に当接させて設けた冷却体とを備えたこ
    とを特徴とする管状体の連続成形装置。
JP10177787U 1987-03-14 1987-07-03 Expired JPH0452047Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10177787U JPH0452047Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03
US07/167,863 US4875960A (en) 1987-03-14 1988-03-14 Apparatus and method for manufacturing tubular member
EP19880302201 EP0283229A3 (en) 1987-03-14 1988-03-14 Apparatus for manufacturing a tubular member

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10177787U JPH0452047Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6422421U JPS6422421U (ja) 1989-02-06
JPH0452047Y2 true JPH0452047Y2 (ja) 1992-12-08

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ID=31331082

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JP10177787U Expired JPH0452047Y2 (ja) 1987-03-14 1987-07-03

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JPS6422421U (ja) 1989-02-06

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