JP2643152B2 - 砥石成形装置 - Google Patents

砥石成形装置

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JP2643152B2
JP2643152B2 JP62159267A JP15926787A JP2643152B2 JP 2643152 B2 JP2643152 B2 JP 2643152B2 JP 62159267 A JP62159267 A JP 62159267A JP 15926787 A JP15926787 A JP 15926787A JP 2643152 B2 JP2643152 B2 JP 2643152B2
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arm
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徹 藤井
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Description

【発明の詳細な説明】 <発明の分野> この発明は金型加工用の砥石を成形するために用いら
れる砥石成形装置に関するものである。
<従来技術とその問題点> 従来のこの種装置として、第5図(A),(B)に示
すように1対の支持壁部101a,101bおよび連結壁部101c
からなるコ字形のフレーム101の上記支持壁部101a,101b
間にドレッサ102を保持したドレツサアーム103を軸部10
4a,104bを介して回動可能に軸支したものがある。
而して、第6図(A)に示す金型105に所定曲率の曲
面部105aを加工するのには、同図(B)に示す標準砥石
106を用意し、この標準砥石106を所定形状に研削成形す
る。すなわち、まず上記標準砥石106に第7図(A)の
ように別のドレツサ100を用いて金型105の所望斜面部10
5bを加工するための斜面部106bを成形しておく。つい
で、上記砥石106の斜面部106bと隣接面106cとの交叉部
分に対してドレツサアーム103を軸部104a,104bを中心に
して円弧状に回動させながらドレツサ102で切削して第
7図(B)に示すように金型105の曲面部105aに対応す
る所定曲率の曲面部106aを成形する。このように成形さ
れた砥石106を回転させて上記金型105の加工が行なわれ
る。
上記の装置は、あくまでもドレツサアーム103の回動
操作して砥石106に曲面部106aを成形するものであり、
上記斜面部106bが形成された上記砥石106に、該斜面部1
06bに接する曲面部106aを成形する場合、両図形要素106
a,106bの接点でドレツサアーム103の円弧状の回動を正
確に停止させる必要がある。しかし、上記従来のものに
は、上記接点位置の検出手段もなく、このため上記ドレ
ツサアーム103の回動停止位置を作業者の勘に依存しな
ければならず、上記砥石106の成形精度がばらつくのは
否めない。上記曲面部成形時のドレツサアーム103の回
動幅が大き過ぎると、第8図(A)のように接点部分に
喰い込み部が形成され、これで金型105を加工すると、
金型105の加工面に第8図(B)のような段差107が生じ
ることになり、逆に上記回動幅が小さい状態で第9図
(A)のように切削成形すると、第9図(B)のように
金型105の加工面に凹入部108が形成されることになる。
また、従来、1対のストッパ部材がドレッサアームを
はさんで両側方に所定間隔を存してフレームに固定さ
れ、上記ドレッサアームを一定回転範囲内に規制するよ
うに構成したものが知られている(実開昭51−69191号
公報参照)。
ところで、上記構成によれば、1対のストッパ部材が
フレームに固定されて、上記ドレッサアームの回動範囲
が一定値に規制されているため、上記砥石の成形精度が
ばらついた場合、上記ストッパ部材の位置調整が不可能
であり、第8図および第9図で説明したような段差107
や凹入部108が金型の加工面に発生して、前述の場合と
ほぼ同様な課題がある。
このことは、実公昭46−21748号公報に開示された円
弧修正装置についてもほぼ同様な課題がある。
このため、第10図および第11図に示すように2個の標
準砥石109,110を用意し、第10図(A)のように斜面109
bのみを形成した一方の砥石109を用いて、同図(B)の
ように金型105の斜面部105bを加工し、第11図(A)の
ように曲面部110aのみを形成した他方の砥石110を用い
て同図(B)のように金型105に曲面部105aを加工する
方法が採されている。この方法は、砥石109,110に斜面
部109bと曲面部110aとを別々に成形するため、曲面部11
0aの成形時に上述した接点位置でドレツサアーム103を
止める必要もなくなる。しかし、この場合は、金型105
の加工工程が2つになり、工数が増える欠点があり、し
かも、この場合でも、各工程毎の砥石109,110による加
工誤差を厳密に把握しないと、第12図(A)にように金
型105に取り残して部112が形成されたり、第12図(B)
のように取り過ぎ部113が形成されるおそれがある。
<発明の目的> この発明は上記従来のものの問題点を解消するために
なされたもので、加工工数を増やすことなく、成形精度
の向上を図り得る砥石成形装置を提供することを目的と
している。
<発明の構成と効果> この発明に係る砥石成形装置は、互いに対向する1対
の支持壁部をもった略コ字状のフレームと、このフレー
ムにおける両支持壁部間に回動可能に軸支されたドレッ
サアームと、このドレッサアームに固定された砥石成形
用のドレッサと、上記ドレッサアームの支軸に連結され
たドレッサアーム回動操作用のレバーと、上記ドレッサ
アームを所定の回動範囲内に規制するストッパ機構とを
具備した砥石成形装置であって、上記ストッパ機構は、
上記レバーをはさむ両側方において所定間隔を存し移動
可能に上記フレームに固定された1対のストッパ部材を
備え、上記レバーの両側部を上記各ストッパ部材に当接
させて上記ドレッサアームの回動範囲を調整可能に構成
されていることを特徴とする。
上記構成によれば、ストッパ部材を位置調整して、上
記ドレッサアームの回動範囲を調整することができるた
め、加工部分に段差や凹入部を発生させることなく、そ
の仕上がり精度を向上させることができる。
<実施例の説明> 以下、この発明の一実施例を図面にしたがつて説明す
る。
同図において、1は1対の支持壁部1a,1bおよび両支
持壁部1a,1bを連結する連結壁部1cからなる略コ字形の
フレームであり、上記両支持壁部1a,1b間には、支軸2a,
2bを介して略コ字形のドレツサアーム3が回動可能に枢
支されている。4は上記ドレツサアーム3の中央部上面
に取り付けられたドレツサであり、砥石5(第2図)を
成形するためのものである。
6は上記フレーム1の一方の支持壁部1aの外面側に配
設され、かつ基端部が上記支軸2aに連結されたレバーで
あり、ドレツサアーム3を矢印a,b方向へ円弧状に回動
操作するためのものである。7は上記レバー6の自由端
部に設けられた球形ハンドルである。
上記支持壁部1aの外面には、上記レバー6の両側方に
位置してホルダ部8,9が設けられている。これらホルダ
部8,9には、棒状のストツパ部材10,11が嵌挿されるとと
もに、ねじ体12,13で上下移動可能に締付保持されてい
る。上記ホルダ部材8、ストツパ部材10およびねじ体12
で第1のストツパ機構14を構成し、またホルダ部材9、
ストツパ部材11およびねじ体13で第2のストツパ機構15
を構成しており、これら両ストツパ機構14,15はドレツ
サアーム3の円弧状の回動を所定回動範囲に上記レバー
6を介して規制するように設定されている。
上記構成において、たとえば第3図(A)に示す金型
16に曲面部16aや斜面部16bを加工するために同図(B)
に示すような標準砥石5を用意する。まず、第4図
(A)に示すように標準砥石5を別のドレツサ17で切削
して金型16の斜面部16bを加工するための角度θ(第2
図)の斜面部5bを成形する。ついで、上記砥石5の斜面
部5bと隣接面5cとの交叉部分に対してドレツサアーム3
の円弧状に回動させながらドレツサ4で切削して金型16
の曲面部16aを加工するための所定の曲率半径R(第2
図)を有する曲面部5aを第4図(B)のように成形す
る。この時、上記曲面部5aと上記斜面部5bとの接点にド
レツサ4が止まるようなドレツサアーム3の回動範囲
(振れ角度)を定めておく。これは、ドレツサアーム3
の回動範囲をレバー6を介して規制するストツパ部材10
の下端までの高さH(第2図)をブロツクゲージ(図示
せず)で設定すればよい。
すなわち、ドレツサアーム4の回動でドレツサ4が支
軸2aの軸心Pを中心にして円弧状に回動する際、上記ド
レツサ4が斜面部5bとの接点部に位置すると、レバー6
がストツパ部材10の下端に当るため、ドレツサ4が接点
部を越えて砥石5に喰い込んだりすることはなくなり、
したがつて曲面部5aと斜面部5bとの継ながりが適正な砥
石5が得られる。この結果、上記砥石5を用いて第4図
(C)のように金型16を加工すれば、金型16には所定の
斜面部16bや曲面部16aが形成でき、加工面に取り過ぎや
取り残しが形成されるおそれはなくなる。
また、上記金型16を1つの砥石5を用いて1工程で加
工できるため、工数やコストの低減化も図れることにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(A),(B)はそれぞれこの発明に係る砥石成
形装置の一例を示す左側面図および正面図、第2図は同
装置の要部の構成図、第3図(A),(B)はそれぞれ
金型および同装置で成形される標準砥石の説明図、第4
図(A),(B)および(C)はそれぞれ同装置による
砥石の斜面部成形、曲面部成形および金型加工の説明
図、第5図(A),(B)はそれぞれ従来の砥石成形装
置の構成を示す左側面図および正面図、第6図(A),
(B)はそれぞれ金型および従来装置で成形される標準
砥石の説明図、第7図(A),(B)はそれぞれ従来装
置による砥石の斜面部成形および曲面部成形の説明図、
第8図(A),(B)はそれぞれ曲面部が喰い込み状に
成形された砥石およびこの砥石で加工された金型を示す
図、第9図(A),(B)はそれぞれ曲面部が成形不足
の砥石およびこの砥石で加工された金型を示す図、第10
図(A),(B)はそれぞれ斜面部のみが成形される砥
石の説明図およびこの砥石による金型加工の説明図、第
11図(A),(B)はそれぞれ曲面部のみが成形される
砥石の説明図およびこの砥石による金型加工の説明図、
第12図(A),(B)はそれぞれ第10図(B)と第11図
(B)に示す砥石で加工されて取り残しおよび取よび取
り過ぎを有する金型を示す図である。 1……フレーム、1a,1b……支持壁部、2a,2b……支軸、
3……ドレツサアーム、4……ドレツサ、5……砥石、
6……レバー、10,11……ストッパ部材、14,15……スト
ツパ機構。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに対向する1対の支持壁部をもった略
    コ字状のフレームと、このフレームにおける両支持壁部
    間に回動可能に軸支されたドレッサアームと、このドレ
    ッサアームに固定された砥石成形用のドレッサと、上記
    ドレッサアームの支軸に連結されたドレッサアーム回動
    操作用のレバーと、上記ドレッサアームを所定の回動範
    囲内に規制するストッパ機構とを具備した砥石成形装置
    であって、上記ストッパ機構は、上記レバーをはさむ両
    側方において所定間隔を存し移動可能に上記フレームに
    固定された1対のストッパ部材を備え、上記レバーの両
    側部を上記各ストッパ部材に当接させて上記ドレッサア
    ームの回動範囲を調整可能に構成されていることを特徴
    とする砥石成形装置。
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