JP2643108B2 - 光学的活性化合物 - Google Patents
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- C09K19/06—Non-steroidal liquid crystal compounds
- C09K19/34—Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least one heterocyclic ring
- C09K19/3441—Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least one heterocyclic ring having nitrogen as hetero atom
- C09K19/345—Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least one heterocyclic ring having nitrogen as hetero atom the heterocyclic ring being a six-membered aromatic ring containing two nitrogen atoms
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- C09K19/3463—Pyrimidine with a carbon chain containing at least one asymmetric carbon atom, i.e. optically active pyrimidines
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Liquid Crystal Substances (AREA)
- Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【0001】本発明は、強誘電特性を有する新規な液晶
混合物において有用な新規化合物に関する。
混合物において有用な新規化合物に関する。
【0002】液晶は、かかる物質の光学的特性が印加し
た電圧によって影響され得る際に、表示装置における誘
電体として主に用いられる。液晶に基づく電子−光学装
置は当該分野に精通せる者にとってはよく知られてお
り、種々な効果、例えば動的散乱(dynamic scatterin
g)、配列した相の変形(DAPセル)、シヤツトーヘルフ
リツヒ(Schadt−Helfrich)効果(TNセル[ねじれたネ
マテイク(twisted−nematic)]及びSTNセル[過度にね
じれたネマテイク(super twisted−nematic)]、ゲスト
/ホスト(guest−host)効果(ゲスト/ホストセル)、コ
レステリツク(cholesteric)−ネマテイク相転位(相−変
化セル)またはSBE効果(超複屈折効果)に基づくこと
ができる。一般に、かかる表示装置の応答時間は数ミリ
秒またはこれ以上である。
た電圧によって影響され得る際に、表示装置における誘
電体として主に用いられる。液晶に基づく電子−光学装
置は当該分野に精通せる者にとってはよく知られてお
り、種々な効果、例えば動的散乱(dynamic scatterin
g)、配列した相の変形(DAPセル)、シヤツトーヘルフ
リツヒ(Schadt−Helfrich)効果(TNセル[ねじれたネ
マテイク(twisted−nematic)]及びSTNセル[過度にね
じれたネマテイク(super twisted−nematic)]、ゲスト
/ホスト(guest−host)効果(ゲスト/ホストセル)、コ
レステリツク(cholesteric)−ネマテイク相転位(相−変
化セル)またはSBE効果(超複屈折効果)に基づくこと
ができる。一般に、かかる表示装置の応答時間は数ミリ
秒またはこれ以上である。
【0003】応答速度を、強誘電特性を有する液晶に基
づく表示装置を用いることによって、顕著に改善し得る
ことが最近になって見出された。この場合、基本的に強
誘電特性を有する種々なキラルスメクテイク(chiral s
mectic)液晶、例えばスメクテイクC、またはI相を有
する液晶を用いることができる。しかしながら、キラル
スメクテイクC相を有する液晶が殊に適することが見出
された。
づく表示装置を用いることによって、顕著に改善し得る
ことが最近になって見出された。この場合、基本的に強
誘電特性を有する種々なキラルスメクテイク(chiral s
mectic)液晶、例えばスメクテイクC、またはI相を有
する液晶を用いることができる。しかしながら、キラル
スメクテイクC相を有する液晶が殊に適することが見出
された。
【0004】これまで、強誘電特性を有する液晶はあま
り知られていなかった。更に公知の物質はほとんど同様
な分子構造を有し、従って、混合物の特性の限られた変
更のみが可能である。更に、公知の液晶は度々不十分な
化学的及び熱的安定性を有するか、或いは比較的に狭い
キラルスメクテイク相または高温にあるキラルスメクテ
イク相のみを有していた。従って、特に強誘電性液晶混
合物の更に改善について、適当な物質に対する大きな要
求がある。
り知られていなかった。更に公知の物質はほとんど同様
な分子構造を有し、従って、混合物の特性の限られた変
更のみが可能である。更に、公知の液晶は度々不十分な
化学的及び熱的安定性を有するか、或いは比較的に狭い
キラルスメクテイク相または高温にあるキラルスメクテ
イク相のみを有していた。従って、特に強誘電性液晶混
合物の更に改善について、適当な物質に対する大きな要
求がある。
【0005】本発明の目的は、少なくとも2成分を含有
し、その少なくとも1成分が一般式
し、その少なくとも1成分が一般式
【0006】
【化2】
【0007】式中、X1は単一共有結合、−COO−、
−OOC−、−CH2CH2−、-OCH2-または−CH2
O−を表わし;環A1,A2及びA3の1つはトランス−m−
ジオキサン−2,5−ジイルを表わし、そして環A1,A2
及びA3の他の2つは各々独立して未置換1,4ーフエニ
レン或いはシアノ、ハロゲンまたは低級アルキルで置換
された1,4ーフエニレンを表わし;R1及びR2は各々独
立して炭素原子18個までを有する随時ハロゲン−置換
されていてもよいアルキル基を表わし、該基において、
随時1個のCH2基または2個の非隣接CH2基は−O
−、−CO−、−COO−及び/または−OOC−で代
替されていてもよい、の化合物である強誘電特性を有す
る液晶混合物である。
−OOC−、−CH2CH2−、-OCH2-または−CH2
O−を表わし;環A1,A2及びA3の1つはトランス−m−
ジオキサン−2,5−ジイルを表わし、そして環A1,A2
及びA3の他の2つは各々独立して未置換1,4ーフエニ
レン或いはシアノ、ハロゲンまたは低級アルキルで置換
された1,4ーフエニレンを表わし;R1及びR2は各々独
立して炭素原子18個までを有する随時ハロゲン−置換
されていてもよいアルキル基を表わし、該基において、
随時1個のCH2基または2個の非隣接CH2基は−O
−、−CO−、−COO−及び/または−OOC−で代
替されていてもよい、の化合物である強誘電特性を有す
る液晶混合物である。
【0008】好ましい見地においては、R1及び/また
はR2がキラル炭素原子を有する式Iの少なくとも1種の
光学的活性化合物を用いることができる。
はR2がキラル炭素原子を有する式Iの少なくとも1種の
光学的活性化合物を用いることができる。
【0009】一般に、長い側鎖R1及び/またはR2を有
する式Iの化合物は比較的に広いスメクテイクC及び/
またはスメクテイクA相を有し、従って、強誘電性混合
物、特にキラルスメクテイクC相を有する混合物に対す
る成分として極めてよく適している。スメクテイクA相
を有する化合物の使用は、なかでも、液晶の均質配向を
促進し、そしてまた混合物の強誘電性範囲を広げること
ができる。短いR1及び/またはR2を有する式Iの化合
物はモノトロピツク(monotropic)または仮想相のみを度
々有するが、しかし、また強誘電性混合物の特性を改善
するために適しており、キラルスメクテイク範囲を低温
に動かすことができる。
する式Iの化合物は比較的に広いスメクテイクC及び/
またはスメクテイクA相を有し、従って、強誘電性混合
物、特にキラルスメクテイクC相を有する混合物に対す
る成分として極めてよく適している。スメクテイクA相
を有する化合物の使用は、なかでも、液晶の均質配向を
促進し、そしてまた混合物の強誘電性範囲を広げること
ができる。短いR1及び/またはR2を有する式Iの化合
物はモノトロピツク(monotropic)または仮想相のみを度
々有するが、しかし、また強誘電性混合物の特性を改善
するために適しており、キラルスメクテイク範囲を低温
に動かすことができる。
【0010】式Iの化合物は良好な化学的及び熱安定性
並びに低粘性を有している。該化合物は相互に、そして
公知の液晶、特に公知の強誘電性液晶と良好な混和性を
有する。
並びに低粘性を有している。該化合物は相互に、そして
公知の液晶、特に公知の強誘電性液晶と良好な混和性を
有する。
【0011】本発明の範囲において「ハロゲン」なる用語
はフツ素、塩素、臭素またはヨウ素を表わす。「低級ア
ルキル」なる用語は炭素原子1〜5個を有するアルキル
基、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル等
を表わす。
はフツ素、塩素、臭素またはヨウ素を表わす。「低級ア
ルキル」なる用語は炭素原子1〜5個を有するアルキル
基、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル等
を表わす。
【0012】「芳香族環」なる用語には置換されたまたは
未置換の1,4ーフエニレン及びピリミジンー2,5ージ
イルが包含される。「飽和環」なる用語にはトランス−m
−ジオキサン−2,5−ジイル及びトランス−1,4−シ
クロヘキシレンが包含される。
未置換の1,4ーフエニレン及びピリミジンー2,5ージ
イルが包含される。「飽和環」なる用語にはトランス−m
−ジオキサン−2,5−ジイル及びトランス−1,4−シ
クロヘキシレンが包含される。
【0013】式Iに存在する1,4ーフエニレン基は好ま
しくは未置換である、しかしながら、置換された1,4
ーフエニレン基、例えば2ーメチルー1,4ーフエニレ
ン、2ーフルオロー1,4ーフエニレン、2ーシアノー
1,4ーフエニレン及び2,3ージシアノー1,4ーフエ
ニレンを用いることによって、転位温度、溶解度、誘電
異方性(dielectric anisotropy)等を改善することがで
きる。
しくは未置換である、しかしながら、置換された1,4
ーフエニレン基、例えば2ーメチルー1,4ーフエニレ
ン、2ーフルオロー1,4ーフエニレン、2ーシアノー
1,4ーフエニレン及び2,3ージシアノー1,4ーフエ
ニレンを用いることによって、転位温度、溶解度、誘電
異方性(dielectric anisotropy)等を改善することがで
きる。
【0014】X1の意味として存在し得る基−COO
−、−OOC−、−OCH2−または−CH2O−は好ま
しくは酸素原子によって芳香族環に結合している。X2
が基−CH2CH2−を表わす場合、環A2及びA3の1つ
は好ましくは飽和環である。
−、−OOC−、−OCH2−または−CH2O−は好ま
しくは酸素原子によって芳香族環に結合している。X2
が基−CH2CH2−を表わす場合、環A2及びA3の1つ
は好ましくは飽和環である。
【0015】一般に、式Iの好ましい化合物は、環A1及
びA2の一方がトランス−m−ジオキサン−2,5−ジイ
ルを表わし、環A1及びA2の他方が随時置換されていて
もよい1,4−フエニレン環を表わし、そして環A3が随
時置換されていてもよい1,4−フエニレンを表わす化
合物である。環A1がトランス−m−ジオキサン−2,5
−ジイルを表わし、環A2が随時置換されていてもよい
1,4−フエニレンを表わし、そして環A3が随時置換さ
れていてもよい1,4−フエニレンを表わす式Iの化合物
が特に好ましい。ジオキサン環は好ましくは2−位置に
おいて、随時置換されていてもよい1,4−フエニレン
環と結合している。
びA2の一方がトランス−m−ジオキサン−2,5−ジイ
ルを表わし、環A1及びA2の他方が随時置換されていて
もよい1,4−フエニレン環を表わし、そして環A3が随
時置換されていてもよい1,4−フエニレンを表わす化
合物である。環A1がトランス−m−ジオキサン−2,5
−ジイルを表わし、環A2が随時置換されていてもよい
1,4−フエニレンを表わし、そして環A3が随時置換さ
れていてもよい1,4−フエニレンを表わす式Iの化合物
が特に好ましい。ジオキサン環は好ましくは2−位置に
おいて、随時置換されていてもよい1,4−フエニレン
環と結合している。
【0016】式Iの化合物の特に好ましい群は一般式
【0017】
【化3】
【0018】式中、X1、R1及びR2は上記の意味を有す
る、の化合物、特にR1が単一共有結合または−OOC
−を表わす化合物からなる。
る、の化合物、特にR1が単一共有結合または−OOC
−を表わす化合物からなる。
【0019】R1及びR2が各々独立して、アキラルの好
ましくは直鎖状の、アルキル、アルコキシ、アルカノイ
ル、アルカノイルオキシまたはアルコキシカルボニルを
表わす式I及びIIIのアキラル化合物、並びに残基R1及
びR2の一方がキラルアルキル、アルコキシ、アルカノ
イル、アルカノイルオキシまたはアルコキシカルボニル
を表わし、そして残基R1及びR2の他方がキラルまたは
非キラルの直鎖状または分枝鎖状アルキル、アルコキ
シ、アルカノイル、アルカノイルオキシまたはアルコキ
シカルボニルを表わす式I及びIIIのキラル化合物が一般
に好ましく、そして合成的に容易に得られる。アルキル
及びアルコキシ基が特に好ましい。殊に、上記式I及びI
IIにおいて、R1はアルキルを表わし、そしてR2はアル
コキシを表わす。更に、R1及び/またはR2は好ましく
は1個またはそれ以上のハロゲン置換分を有することが
できる、即ち、クロロアルキル、クロロアルコキシ、フ
ルオロアルキル、フルオロアルコキシ、クロロアルコキ
シカルボニル、フルオロアルコキシカルボニル、クロロ
アルカノイルオキシ、フルオロアルカノイルオキシ等で
ある。
ましくは直鎖状の、アルキル、アルコキシ、アルカノイ
ル、アルカノイルオキシまたはアルコキシカルボニルを
表わす式I及びIIIのアキラル化合物、並びに残基R1及
びR2の一方がキラルアルキル、アルコキシ、アルカノ
イル、アルカノイルオキシまたはアルコキシカルボニル
を表わし、そして残基R1及びR2の他方がキラルまたは
非キラルの直鎖状または分枝鎖状アルキル、アルコキ
シ、アルカノイル、アルカノイルオキシまたはアルコキ
シカルボニルを表わす式I及びIIIのキラル化合物が一般
に好ましく、そして合成的に容易に得られる。アルキル
及びアルコキシ基が特に好ましい。殊に、上記式I及びI
IIにおいて、R1はアルキルを表わし、そしてR2はアル
コキシを表わす。更に、R1及び/またはR2は好ましく
は1個またはそれ以上のハロゲン置換分を有することが
できる、即ち、クロロアルキル、クロロアルコキシ、フ
ルオロアルキル、フルオロアルコキシ、クロロアルコキ
シカルボニル、フルオロアルコキシカルボニル、クロロ
アルカノイルオキシ、フルオロアルカノイルオキシ等で
ある。
【0020】しかしながら、R1及び/またはR2に存在
する基−O−、−CO−、−COO−及び−OOC−は
環A1またはA2に直接結合してはならないが、しかし、
また鎖中の他の位置にあることができる。かかる基の例
はアルコキシアルキル、アルコキシアルコキシ、アルコ
キシアルカノイルオキシ、アルコキシアルコキシカルボ
ニル、アルカノイルオキシアルキル、アルカノイルオキ
シアルコキシ等である。
する基−O−、−CO−、−COO−及び−OOC−は
環A1またはA2に直接結合してはならないが、しかし、
また鎖中の他の位置にあることができる。かかる基の例
はアルコキシアルキル、アルコキシアルコキシ、アルコ
キシアルカノイルオキシ、アルコキシアルコキシカルボ
ニル、アルカノイルオキシアルキル、アルカノイルオキ
シアルコキシ等である。
【0021】式Iのキラル化合物の場合、好ましくはR1
はキラル残基であり、そしてR2は非キラル残基である
か、或いはR1は非キラル残基であり、そしてR2がキラ
ル残基である。更に、キラル残基は好ましくは芳香族環
に結合している。
はキラル残基であり、そしてR2は非キラル残基である
か、或いはR1は非キラル残基であり、そしてR2がキラ
ル残基である。更に、キラル残基は好ましくは芳香族環
に結合している。
【0022】キラル炭素原子を有する好ましい残基は一
般式
般式
【0023】
【化4】
【0024】式中、mは数0または1を表わし、そしてp
は整数0〜6を表わし;R3はアルキルを表わし、そして
R4はハロゲン、アルコキシまたはR3と異なるアルキル
を表わし;Yは基-CH2-、-O-、−CO−、−COO−
または−OOC−を表わし;そしてC*はキラル炭素原
子を表わす、の基である。
は整数0〜6を表わし;R3はアルキルを表わし、そして
R4はハロゲン、アルコキシまたはR3と異なるアルキル
を表わし;Yは基-CH2-、-O-、−CO−、−COO−
または−OOC−を表わし;そしてC*はキラル炭素原
子を表わす、の基である。
【0025】特に好ましいキラル残基R1及び/または
R2は、R3がメチルを表わし、そしてR4がメチルと異
なるアルキル、例えばエチルを表わすか、またはR3が
アルキルを表わし、そしてR4がハロゲンを表わす式Vの
基である。好ましくは式VにおけるYは−CH2−、−O
−または−COO−、特に−CH2−または−O−を表
わす。
R2は、R3がメチルを表わし、そしてR4がメチルと異
なるアルキル、例えばエチルを表わすか、またはR3が
アルキルを表わし、そしてR4がハロゲンを表わす式Vの
基である。好ましくは式VにおけるYは−CH2−、−O
−または−COO−、特に−CH2−または−O−を表
わす。
【0026】特に好ましいキラル残基の例は次のもので
ある:キラルアルキル基、例えば2−メチルブチル、2
−メチルペンチル、3−メチルペンチル、2−メチルヘ
キシル、3−メチルヘキシル、4−メチルヘキシル、1
−メチルヘプチル、2−メチルヘプチル、3−メチルヘ
プチル、4−メチルヘプチル、5−メチルヘプチル、6
−メチルオクチル、7−メチルノニル及び8−メチルデ
シル;キラルアルコキシ基、例えば1−メチルブチルオ
キシ、2−メチルブチルオキシ、2−メチルペンチルオ
キシ、3−メチルペンチルオキシ、4−メチルヘキシル
オキシ、1−メチルヘプチルオキシ、5−メチルヘプチ
ルオキシ、6−メチルオクチルオキシ、7−メチルオク
チルオキシ及び8−メチルデシルオキシ;キラルアルカ
ノイル基、例えば3−メチルペンタノイル、4−メチル
ヘキサノイル、5−メチルヘプタノイル及び6−メチル
オクタノイル;キラルアルカノイルオキシ基、例えば3
−メチルペンタノイルオキシ、4−メチルヘキサノイル
オキシ、5−メチルヘプタノイルオキシ及び6−メチル
オクタノイルオキシ;キラルアルコキシカルボニル基、
例えば1−メチルブチルオキシカルボニル、2−メチル
ブチルオキシカルボニル、3−メチルペンチルオキシカ
ルボニル、4−メチルヘキシルオキシカルボニル、1−
メチルヘプチルオキシカルボニル、5−メチルヘプチル
オキシカルボニル及び6−メチルオクチルオキシカルボ
ニル;キラルハロゲノアルコキシ基、キラルハロゲノア
ルコキシ基、例えば2−クロロプロピルオキシ、2−フ
ルオロプロピルオキシ、2−クロロブチルオキシ、2−
フルオロブチルオキシ、2−クロロペンチルオキシ、2
−フルオロペンチルオキシ、2−クロロヘキシルオキ
シ、2−フルオロヘキシルオキシ、2−クロロオクチル
オキシ及び2−フルオロオクチルオキシ;キラルハロゲ
ノアルコキシカルボニル基、例えば2−クロロプロピル
オキシカルボニル、2−フルオロプロピルオキシカルボ
ニル、2−クロロブチルオキシカルボニル、2−クロロ
ペンチルオキシカルボニル、2−クロロヘキシルオキシ
カルボニル及び2−クロロヘプチルオキシカルボニル;
並びにキラルハロゲノアルカノイルオキシ基、例えば2
−クロロプロパノイルオキシ、2−フルオロプロパノイ
ルオキシ、2−クロロブタノイルオキシ、2−フルオロ
ブタノイルオキシ、3−クロロブタノイルオキシ、3−
フルオロブタノイルオキシ、2−クロロペンタノイルオ
キシ、2−フルオロペンタノイルオキシ、3−クロロペ
ンタノイルオキシ、3−フルオロペンタノイルオキシ、
2−クロロヘキサノイルオキシ、2−フルオロヘキサノ
イルオキシ、3−クロロヘキサノイルオキシ、3−フル
オロヘキサノイルオキシ、2−クロロヘプタノイルオキ
シ、2−フルオロヘプタノイルオキシ、3−クロロヘプ
タノイルオキシ及び3−フルオロヘプタノイルオキシ。
ある:キラルアルキル基、例えば2−メチルブチル、2
−メチルペンチル、3−メチルペンチル、2−メチルヘ
キシル、3−メチルヘキシル、4−メチルヘキシル、1
−メチルヘプチル、2−メチルヘプチル、3−メチルヘ
プチル、4−メチルヘプチル、5−メチルヘプチル、6
−メチルオクチル、7−メチルノニル及び8−メチルデ
シル;キラルアルコキシ基、例えば1−メチルブチルオ
キシ、2−メチルブチルオキシ、2−メチルペンチルオ
キシ、3−メチルペンチルオキシ、4−メチルヘキシル
オキシ、1−メチルヘプチルオキシ、5−メチルヘプチ
ルオキシ、6−メチルオクチルオキシ、7−メチルオク
チルオキシ及び8−メチルデシルオキシ;キラルアルカ
ノイル基、例えば3−メチルペンタノイル、4−メチル
ヘキサノイル、5−メチルヘプタノイル及び6−メチル
オクタノイル;キラルアルカノイルオキシ基、例えば3
−メチルペンタノイルオキシ、4−メチルヘキサノイル
オキシ、5−メチルヘプタノイルオキシ及び6−メチル
オクタノイルオキシ;キラルアルコキシカルボニル基、
例えば1−メチルブチルオキシカルボニル、2−メチル
ブチルオキシカルボニル、3−メチルペンチルオキシカ
ルボニル、4−メチルヘキシルオキシカルボニル、1−
メチルヘプチルオキシカルボニル、5−メチルヘプチル
オキシカルボニル及び6−メチルオクチルオキシカルボ
ニル;キラルハロゲノアルコキシ基、キラルハロゲノア
ルコキシ基、例えば2−クロロプロピルオキシ、2−フ
ルオロプロピルオキシ、2−クロロブチルオキシ、2−
フルオロブチルオキシ、2−クロロペンチルオキシ、2
−フルオロペンチルオキシ、2−クロロヘキシルオキ
シ、2−フルオロヘキシルオキシ、2−クロロオクチル
オキシ及び2−フルオロオクチルオキシ;キラルハロゲ
ノアルコキシカルボニル基、例えば2−クロロプロピル
オキシカルボニル、2−フルオロプロピルオキシカルボ
ニル、2−クロロブチルオキシカルボニル、2−クロロ
ペンチルオキシカルボニル、2−クロロヘキシルオキシ
カルボニル及び2−クロロヘプチルオキシカルボニル;
並びにキラルハロゲノアルカノイルオキシ基、例えば2
−クロロプロパノイルオキシ、2−フルオロプロパノイ
ルオキシ、2−クロロブタノイルオキシ、2−フルオロ
ブタノイルオキシ、3−クロロブタノイルオキシ、3−
フルオロブタノイルオキシ、2−クロロペンタノイルオ
キシ、2−フルオロペンタノイルオキシ、3−クロロペ
ンタノイルオキシ、3−フルオロペンタノイルオキシ、
2−クロロヘキサノイルオキシ、2−フルオロヘキサノ
イルオキシ、3−クロロヘキサノイルオキシ、3−フル
オロヘキサノイルオキシ、2−クロロヘプタノイルオキ
シ、2−フルオロヘプタノイルオキシ、3−クロロヘプ
タノイルオキシ及び3−フルオロヘプタノイルオキシ。
【0027】特に好ましい非キラルの直鎖状または分枝
鎖状残基の例は次のものである:アルキル基、例えばペ
ンチル、イソペンチル、ヘキシル、イソヘキシル、ヘプ
チル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル及びドデ
シル;アルコキシ基、例えばペンチルオキシ、イソペン
チルオキシ、ヘキシルオキシ、ヘプチルオキシ、オクチ
ルオキシ、ノニルオキシ、デシルオキシ、ウンデシルオ
キシ及びドデシルオキシ;アルカノイル基、例えばペン
タノイル、ヘキサノイル、ヘプタノイル、オクタノイ
ル、ノナノイル、デカノイル、ウンデカノイル及びドデ
カノイル;アルカノイルオキシ基、例えばブタノイルオ
キシ、ペンタノイルオキシ、ヘキサノイルオキシ、ヘプ
タノイルオキシ、オクタノイルオキシ、ノナノイルオキ
シ及びデカノイルオキシ;並びにアルコキシカルボニル
基、例えばプロピルオキシカルボニル、イソプロピルオ
キシカルボニル、ブチルオキシカルボニル、ペンチルオ
キシカルボニル、ヘキシルオキシカルボニル、ヘプチル
オキシカルボニル、オクチルオキシカルボニル、ノニル
オキシカルボニル及びデシルオキシカルボニル。
鎖状残基の例は次のものである:アルキル基、例えばペ
ンチル、イソペンチル、ヘキシル、イソヘキシル、ヘプ
チル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル及びドデ
シル;アルコキシ基、例えばペンチルオキシ、イソペン
チルオキシ、ヘキシルオキシ、ヘプチルオキシ、オクチ
ルオキシ、ノニルオキシ、デシルオキシ、ウンデシルオ
キシ及びドデシルオキシ;アルカノイル基、例えばペン
タノイル、ヘキサノイル、ヘプタノイル、オクタノイ
ル、ノナノイル、デカノイル、ウンデカノイル及びドデ
カノイル;アルカノイルオキシ基、例えばブタノイルオ
キシ、ペンタノイルオキシ、ヘキサノイルオキシ、ヘプ
タノイルオキシ、オクタノイルオキシ、ノナノイルオキ
シ及びデカノイルオキシ;並びにアルコキシカルボニル
基、例えばプロピルオキシカルボニル、イソプロピルオ
キシカルボニル、ブチルオキシカルボニル、ペンチルオ
キシカルボニル、ヘキシルオキシカルボニル、ヘプチル
オキシカルボニル、オクチルオキシカルボニル、ノニル
オキシカルボニル及びデシルオキシカルボニル。
【0028】R1及びR2は各々有利には最大18個、好
ましくは約4〜15個、殊に約5〜12個の炭素原子を
有する。更に、式I及びIIIの化合物はR1及びR2におい
て一緒にして少なくとも8個、特に少なくとも10個、
殊に少なくとも12個の炭素原子を有する。
ましくは約4〜15個、殊に約5〜12個の炭素原子を
有する。更に、式I及びIIIの化合物はR1及びR2におい
て一緒にして少なくとも8個、特に少なくとも10個、
殊に少なくとも12個の炭素原子を有する。
【0029】R1及びR2が一緒にして少なくとも8個の
炭素原子を有し且つR1及び/またはR2がキラル炭素原
子を有し、そして/または環A1がトランス−m−ジオキ
サン−2,5−ジイルを表わし、環A2及びA3が未置換
1,4−フエニレン或いはシアノ、ハロゲンまたは低級
アルキルで置換された1,4−フエニレンを表わし、X1
が単一共有結合または−OOC−を表わし、そしてR2
がアルコキシを表わす上記式Iの化合物は新規なもので
あり、そしてまた本発明の一目的である。R1及びR2が
一緒にして少なくとも8個、好ましくは少なくとも10
個、殊に少なくとも12個の炭素原子を有する式Iの化
合物は一般にそれ自体が強誘電性スメクテイクC及び/
またはスメクテイクA相を有している。本発明における
好ましい化合物は、R1及びR2において、これらを一緒
にして上に示した数の炭素原子を有する上記の好ましい
見地における化合物である。本発明における好ましい化
合物の例は合成実施例に示した化合物である。
炭素原子を有し且つR1及び/またはR2がキラル炭素原
子を有し、そして/または環A1がトランス−m−ジオキ
サン−2,5−ジイルを表わし、環A2及びA3が未置換
1,4−フエニレン或いはシアノ、ハロゲンまたは低級
アルキルで置換された1,4−フエニレンを表わし、X1
が単一共有結合または−OOC−を表わし、そしてR2
がアルコキシを表わす上記式Iの化合物は新規なもので
あり、そしてまた本発明の一目的である。R1及びR2が
一緒にして少なくとも8個、好ましくは少なくとも10
個、殊に少なくとも12個の炭素原子を有する式Iの化
合物は一般にそれ自体が強誘電性スメクテイクC及び/
またはスメクテイクA相を有している。本発明における
好ましい化合物は、R1及びR2において、これらを一緒
にして上に示した数の炭素原子を有する上記の好ましい
見地における化合物である。本発明における好ましい化
合物の例は合成実施例に示した化合物である。
【0030】X1が単一共有結合または−OOC−を表
わし、R2がアルコキシを表わし、そしてR1及びR2が
一緒にして少なくとも8個の炭素原子を有する上記式II
Iの化合物が特に好ましい。式IIIにおけるR1は好まし
くはアルキルを表わす。
わし、R2がアルコキシを表わし、そしてR1及びR2が
一緒にして少なくとも8個の炭素原子を有する上記式II
Iの化合物が特に好ましい。式IIIにおけるR1は好まし
くはアルキルを表わす。
【0031】一般に、短い残基R1及びR2を有する式I
の化合物は強誘電性スメクテイクCまたはスメクテイク
A相をもたぬが、しかし、また強誘電性混合物のための
成分として適当である。
の化合物は強誘電性スメクテイクCまたはスメクテイク
A相をもたぬが、しかし、また強誘電性混合物のための
成分として適当である。
【0032】式Iの化合物は、ジオキサンの製造のため
の普通の方法に従って、例えば合成実施例に説明した方
法によって得ることができる。キラル残基の導入に対す
る適当な化合物はほとんどのものが公知であるか、或い
は公知のキラル化合物、例えばアミノ酸、α−ヒドロキ
シカルボン酸、β−ヒドロキシカルボン酸等から、普通
の方法に従って得ることができる。
の普通の方法に従って、例えば合成実施例に説明した方
法によって得ることができる。キラル残基の導入に対す
る適当な化合物はほとんどのものが公知であるか、或い
は公知のキラル化合物、例えばアミノ酸、α−ヒドロキ
シカルボン酸、β−ヒドロキシカルボン酸等から、普通
の方法に従って得ることができる。
【0033】また本発明における液晶混合物の製造及び
電子−光学装置におけるその使用はそれ自体公知の方法
において行うことができる。
電子−光学装置におけるその使用はそれ自体公知の方法
において行うことができる。
【0034】式Iの化合物を相互に及び/または強誘電
性混合物に関して普通の適当な物質と混合することがで
きる。従って、本発明における混合物には1種またはそ
れ以上の式Iの化合物及び更に1種またはそれ以上の添
加物を含ませることができるか、或いは単独に2種また
はそれ以上の式Iの化合物からなることができる。有利
には、混合物はそれ自体強誘電特性を有する1種または
それ以上の化合物を適当な量で含有する。
性混合物に関して普通の適当な物質と混合することがで
きる。従って、本発明における混合物には1種またはそ
れ以上の式Iの化合物及び更に1種またはそれ以上の添
加物を含ませることができるか、或いは単独に2種また
はそれ以上の式Iの化合物からなることができる。有利
には、混合物はそれ自体強誘電特性を有する1種または
それ以上の化合物を適当な量で含有する。
【0035】本発明における強誘電特性を有する液晶混
合物には、1種またはそれ以上の式Iの化合物は別とし
て、キラルスメクテイク混合物に関して普通の成分を含
ませることができる。該混合物は好ましくは1種または
それ以上の次の一般式の群からの化合物を含有する:
合物には、1種またはそれ以上の式Iの化合物は別とし
て、キラルスメクテイク混合物に関して普通の成分を含
ませることができる。該混合物は好ましくは1種または
それ以上の次の一般式の群からの化合物を含有する:
【0036】
【化5】
【0037】式中、R5及びR6は炭素原子18個までを
有するアルキル、アルコキシ、アルカノイル、アルカノ
イルオキシ、アルコキシカルボニルまたはアルコキシカ
ルボニルオキシを表わし;r及びsは各々独立して、1ま
たは2を表わし;R7及びR8は炭素原子1〜18個を有
するアルキルまたはアルコキシを表わし;X2はCHを表
わし、そしてX3はNを表わすか、またはX2はNを表わ
し、そしてX3はCHを表わし;Gは単一共有結合、トラ
ンスー1,4ーシクロヘキシレン、シスー4ーシアノー
トランスー1,4ーシクロヘキシレンまたは随時ハロゲ
ンもしくはメチルで置換されていてもよい1,4ーフエ
ニレンを表わし;環Fはトランスー1,4ーシクロヘキシ
レン、随時ハロゲンまたはメチルで置換されていてもよ
い1,4ーフエニレンまたは、Gが単一共有結合を表わ
す場合、またシスー4ーシアノートランスー1,4ーシ
クロヘキシレンを表わし;R9及びR10は各々随時ハロゲ
ン−置換されていてもよいアルキルまたはアルケニル基
を表わし、該基において、随時1個のCH2基または2
個の非隣接CH2基は−O−、−COO−及び/または-
OOC-で置換されていてもよく;nは数0または1を表
わし;Eは単一共有結合、−CH2−CH2−、−OCH2
−、−COO−または−OOC−を表わし;環B,C及び
Dは随時シアノ、ハロゲンまたは低級アルキルで置換さ
れていてもよい1,4ーフエニレンを表わし;Y1及びY2
は水素を表わすか、または置換基Y1及びY2の1つはシ
アノを表わし;R11及びR12は各々独立して、随時ハロ
ゲン−置換されていてもよいC1〜C1 8−アルキルまた
は随時ハロゲン−置換されていてもよいC1〜C18−ア
ルケニルを表わし、該基において、随時1個のCH2基ま
たは2個の非隣接CH2基は酸素で置換されていてもよ
く;X4は単一共有結合、−COO−または−OOC−を
表わし、そしてX5は単一共有結合、−COO−または
−OOC−、-CH2CH2-、-OCH2-または−CH2O
−を表わし;環A4,A5及びA6は各々独立して、未置換
1,4−フエニレンまたはシアノ、ハロゲンもしくは低
級アルキルで置換された1,4ーフエニレンを表わす
か、或いは該環の1つはピリミジン−2,5−ジイルも
しくはピラジン−2,5−ジイルを表わし、そして/ま
たは、nが数1を表わす場合、また該環の1つはトラン
ス−1,4−シクロヘキシレンもしくはトランス−m−ジ
オキサン−2,5−ジイルを表わし;R13は炭素原子18
個までを有する随時ハロゲン−置換されていてもよいア
ルケニル基を表わし、該基において、随時1個のCH2
基または2個の非隣接CH2基は−O−、−CO−、−
COO−もしくは−OOC−で置換されていてもよく、
そして/またはC−C単結合は随時C−C二重結合で置
換されていてもよく;R14は炭素原子18個までを有す
る随時ハロゲン−置換されていてもよいアルキル基を表
わし、該基において、随時1個のCH2基または2個の非
隣接CH2基は−O−、−CO−、−COO−もしくは
−OOC−で置換されていてもよく、そして/またはC
−C単結合はC−C二重結合で随時置換されていてもよ
く;X6は単一共有結合、-COO-または-OOC-、-C
H2CH2-、−OCH2−または−CH2O−を表わし;環
A7,A8及びA9の1つはピリミジン−2,5−ジイルを
表わし、環A7,A8及びA9の1つは未置換1,4−フエ
ニレン或いはシアノ、ハロゲンまたは低級アルキルで置
換された1,4−フエニレンを表わし、そして環A7,A8
及びA9の1つはトランス−1,4−シクロヘキシレン或
いは未置換1,4−フエニレンまたはシアノ、ハロゲン
もしくは低級アルキルで置換された1,4−フエニレン
を表わし;そしてR15及びR16は各々独立して、炭素原
子18個までを有する随時ハロゲン−置換されていても
よいアルキル基を表わし、該基において、随時1個のC
H2基または2個の非隣接CH2基は−O−、−CO−及
び/または−OOC−で置換されていてもよい。
有するアルキル、アルコキシ、アルカノイル、アルカノ
イルオキシ、アルコキシカルボニルまたはアルコキシカ
ルボニルオキシを表わし;r及びsは各々独立して、1ま
たは2を表わし;R7及びR8は炭素原子1〜18個を有
するアルキルまたはアルコキシを表わし;X2はCHを表
わし、そしてX3はNを表わすか、またはX2はNを表わ
し、そしてX3はCHを表わし;Gは単一共有結合、トラ
ンスー1,4ーシクロヘキシレン、シスー4ーシアノー
トランスー1,4ーシクロヘキシレンまたは随時ハロゲ
ンもしくはメチルで置換されていてもよい1,4ーフエ
ニレンを表わし;環Fはトランスー1,4ーシクロヘキシ
レン、随時ハロゲンまたはメチルで置換されていてもよ
い1,4ーフエニレンまたは、Gが単一共有結合を表わ
す場合、またシスー4ーシアノートランスー1,4ーシ
クロヘキシレンを表わし;R9及びR10は各々随時ハロゲ
ン−置換されていてもよいアルキルまたはアルケニル基
を表わし、該基において、随時1個のCH2基または2
個の非隣接CH2基は−O−、−COO−及び/または-
OOC-で置換されていてもよく;nは数0または1を表
わし;Eは単一共有結合、−CH2−CH2−、−OCH2
−、−COO−または−OOC−を表わし;環B,C及び
Dは随時シアノ、ハロゲンまたは低級アルキルで置換さ
れていてもよい1,4ーフエニレンを表わし;Y1及びY2
は水素を表わすか、または置換基Y1及びY2の1つはシ
アノを表わし;R11及びR12は各々独立して、随時ハロ
ゲン−置換されていてもよいC1〜C1 8−アルキルまた
は随時ハロゲン−置換されていてもよいC1〜C18−ア
ルケニルを表わし、該基において、随時1個のCH2基ま
たは2個の非隣接CH2基は酸素で置換されていてもよ
く;X4は単一共有結合、−COO−または−OOC−を
表わし、そしてX5は単一共有結合、−COO−または
−OOC−、-CH2CH2-、-OCH2-または−CH2O
−を表わし;環A4,A5及びA6は各々独立して、未置換
1,4−フエニレンまたはシアノ、ハロゲンもしくは低
級アルキルで置換された1,4ーフエニレンを表わす
か、或いは該環の1つはピリミジン−2,5−ジイルも
しくはピラジン−2,5−ジイルを表わし、そして/ま
たは、nが数1を表わす場合、また該環の1つはトラン
ス−1,4−シクロヘキシレンもしくはトランス−m−ジ
オキサン−2,5−ジイルを表わし;R13は炭素原子18
個までを有する随時ハロゲン−置換されていてもよいア
ルケニル基を表わし、該基において、随時1個のCH2
基または2個の非隣接CH2基は−O−、−CO−、−
COO−もしくは−OOC−で置換されていてもよく、
そして/またはC−C単結合は随時C−C二重結合で置
換されていてもよく;R14は炭素原子18個までを有す
る随時ハロゲン−置換されていてもよいアルキル基を表
わし、該基において、随時1個のCH2基または2個の非
隣接CH2基は−O−、−CO−、−COO−もしくは
−OOC−で置換されていてもよく、そして/またはC
−C単結合はC−C二重結合で随時置換されていてもよ
く;X6は単一共有結合、-COO-または-OOC-、-C
H2CH2-、−OCH2−または−CH2O−を表わし;環
A7,A8及びA9の1つはピリミジン−2,5−ジイルを
表わし、環A7,A8及びA9の1つは未置換1,4−フエ
ニレン或いはシアノ、ハロゲンまたは低級アルキルで置
換された1,4−フエニレンを表わし、そして環A7,A8
及びA9の1つはトランス−1,4−シクロヘキシレン或
いは未置換1,4−フエニレンまたはシアノ、ハロゲン
もしくは低級アルキルで置換された1,4−フエニレン
を表わし;そしてR15及びR16は各々独立して、炭素原
子18個までを有する随時ハロゲン−置換されていても
よいアルキル基を表わし、該基において、随時1個のC
H2基または2個の非隣接CH2基は−O−、−CO−及
び/または−OOC−で置換されていてもよい。
【0038】本発明におけるスメクテイク混合物は基本
的には光学的不活性な化合物からなる。しかしながら、
該混合物は、好ましくは、自然分極を起こさせるため
に、1種またはそれ以上の光学的活性化合物を含有す
る、即ち、好ましくは該混合物はR1及び/またはR2に
おいてキラル炭素原子を有する少なくとも1種の式Iの
光学的活性化合物及び/または少なくとも1種の光学的
活性添加物を含有する。従って、少なくとも2成分を有
する好ましいキラルスメクテイク混合物は、少なくとも
1成分が式Iの光学的活性化合物であり、そして第2成
分が光学的活性または光学的不活性であり得る混合物、
並びに少なくとも1成分が式Iの光学的不活性の好まし
くは非キラル化合物であり、そして第2成分が光学的活
性である混合物である。第2成分は好ましくは更に式I
の化合物または式VI〜XIの化合物である。
的には光学的不活性な化合物からなる。しかしながら、
該混合物は、好ましくは、自然分極を起こさせるため
に、1種またはそれ以上の光学的活性化合物を含有す
る、即ち、好ましくは該混合物はR1及び/またはR2に
おいてキラル炭素原子を有する少なくとも1種の式Iの
光学的活性化合物及び/または少なくとも1種の光学的
活性添加物を含有する。従って、少なくとも2成分を有
する好ましいキラルスメクテイク混合物は、少なくとも
1成分が式Iの光学的活性化合物であり、そして第2成
分が光学的活性または光学的不活性であり得る混合物、
並びに少なくとも1成分が式Iの光学的不活性の好まし
くは非キラル化合物であり、そして第2成分が光学的活
性である混合物である。第2成分は好ましくは更に式I
の化合物または式VI〜XIの化合物である。
【0039】高い自然分極を生ずる特に適当な添加物は
一般式
一般式
【0040】
【化6】
【0041】式中、C*はキラル炭素原子を表わし、Z
はメチレン基または酸素原子を表わし、そしてR17及び
R18は各々独立して、アルキルを表わす、の光学的活性
化合物である。
はメチレン基または酸素原子を表わし、そしてR17及び
R18は各々独立して、アルキルを表わす、の光学的活性
化合物である。
【0042】式XIIの化合物は新規なものであり、そし
てまた本発明の一目的である。これらの化合物は合成実
施例に説明した方法に従って製造することができる。R
17及びR18は有利にはC1〜C18−アルキル、好ましく
はC5〜C12−アルキルを表わす。
てまた本発明の一目的である。これらの化合物は合成実
施例に説明した方法に従って製造することができる。R
17及びR18は有利にはC1〜C18−アルキル、好ましく
はC5〜C12−アルキルを表わす。
【0043】本発明による混合物中の式Iの化合物の量
は広い範囲で変えることができ、例えば約1〜100重
量%であることができる。しかしながら、一般に式Iの
化合物約10〜60重量%の量が好ましい。
は広い範囲で変えることができ、例えば約1〜100重
量%であることができる。しかしながら、一般に式Iの
化合物約10〜60重量%の量が好ましい。
【0044】本発明を以下の実施例によって更に詳細に
説明する。示した化合物のエナンチオマーは各々の場合
に同一相転位温度及び同一のねじれ強さ、但し、反対の
表象、を有する。相転位の特性記述に用いた略号は次の
意味を有する:Cは結晶性を表わし、Sはスメクテイク
を表わし、SAはスメクテイクAを表わし、SBはスメク
テイクBを表わし、SCはスメクテイクCを表わし、SC
*はキラルスメクテイクCを表わし、Chはコレステリ
ツクを表わし、Nはネマテイクを表わし、Iはイソトロ
ピツクを表わす。
説明する。示した化合物のエナンチオマーは各々の場合
に同一相転位温度及び同一のねじれ強さ、但し、反対の
表象、を有する。相転位の特性記述に用いた略号は次の
意味を有する:Cは結晶性を表わし、Sはスメクテイク
を表わし、SAはスメクテイクAを表わし、SBはスメク
テイクBを表わし、SCはスメクテイクCを表わし、SC
*はキラルスメクテイクCを表わし、Chはコレステリ
ツクを表わし、Nはネマテイクを表わし、Iはイソトロ
ピツクを表わす。
【0045】
実施例1 a) ジクロロメタン120ml中のp−トルエンスルホン
酸4−ビフエニリル21.06gの懸濁液を−20℃で
撹拌しながら、四塩化チタン23.6mlで処理した。こ
の混合物を同一温度で30分間以内に、ジクロロメチル
メチルエーテル9.63mlで滴下処理し、室温で更に1
時間撹拌し、次に氷に注いだ。水相を分離し、ジクロロ
メタンで抽出した。合液した有機相を飽和炭酸水素ナト
リウム溶液で、次に水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾
燥し、そして濃縮した。得られた粗製の生成物を酢酸エ
チル50mlから再結晶させ、4′−(p−トルエンスルホ
ニルオキシ)ビフエニル−4−カルボキシアルデヒド1
1.65gを得た。
酸4−ビフエニリル21.06gの懸濁液を−20℃で
撹拌しながら、四塩化チタン23.6mlで処理した。こ
の混合物を同一温度で30分間以内に、ジクロロメチル
メチルエーテル9.63mlで滴下処理し、室温で更に1
時間撹拌し、次に氷に注いだ。水相を分離し、ジクロロ
メタンで抽出した。合液した有機相を飽和炭酸水素ナト
リウム溶液で、次に水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾
燥し、そして濃縮した。得られた粗製の生成物を酢酸エ
チル50mlから再結晶させ、4′−(p−トルエンスルホ
ニルオキシ)ビフエニル−4−カルボキシアルデヒド1
1.65gを得た。
【0046】b) トルエン50ml中の4′−(p−トルエ
ンスルホニルオキシ)ビフエニル−4−カルボキシアル
デヒド2,82g及び2−ヘキシル−1,3−プロパンジ
オール1.54gの溶液を10%(容量)硫酸3滴で処理
した。混合物を沸騰温度に1.5時間加熱し、この間、
湿ったトルエン約50mlを留去し、同時に新しいトルエ
ン30mlを滴下した。次に反応混合物にトリエチルアミ
ン10滴を加えた。冷却後、混合物を1N炭酸水素ナト
リウム溶液10ml及び水各20mlで3回洗浄し、硫酸ナ
トリウム上で乾燥し、そして濃縮した。得られた粗製の
5−ヘキシル−2−[4′−(p−トルエンスルホニルオ
キシ)−4−ビフエニリル]−m−ジオキサン(4.26g)
を沸騰エタノール160mlに溶解した。この溶液を水2
7ml中の水酸化カリウム2.64gの溶液で処理し、撹
拌しながら沸騰温度に1.8時間加熱した。冷却後、反
応混合物を氷酢酸1.9mlで中和し(pH値6)、約20m
lに濃縮した。得られた懸濁液をジクロロメタン80ml
で希釈し、有機相を水各20mlで2回洗浄し、硫酸ナト
リウム上で乾燥し、そして濃縮した。残渣(2.80g)
をシリカゲル50g上で、トルエン/アセトン(19:1
容量比)を用いてクロマトグラフイーにかけ、5−ヘキ
シル−2−(4′−ヒドロキシ−4−ビフエニリル)−m
−ジオキサン1.94gを得た。
ンスルホニルオキシ)ビフエニル−4−カルボキシアル
デヒド2,82g及び2−ヘキシル−1,3−プロパンジ
オール1.54gの溶液を10%(容量)硫酸3滴で処理
した。混合物を沸騰温度に1.5時間加熱し、この間、
湿ったトルエン約50mlを留去し、同時に新しいトルエ
ン30mlを滴下した。次に反応混合物にトリエチルアミ
ン10滴を加えた。冷却後、混合物を1N炭酸水素ナト
リウム溶液10ml及び水各20mlで3回洗浄し、硫酸ナ
トリウム上で乾燥し、そして濃縮した。得られた粗製の
5−ヘキシル−2−[4′−(p−トルエンスルホニルオ
キシ)−4−ビフエニリル]−m−ジオキサン(4.26g)
を沸騰エタノール160mlに溶解した。この溶液を水2
7ml中の水酸化カリウム2.64gの溶液で処理し、撹
拌しながら沸騰温度に1.8時間加熱した。冷却後、反
応混合物を氷酢酸1.9mlで中和し(pH値6)、約20m
lに濃縮した。得られた懸濁液をジクロロメタン80ml
で希釈し、有機相を水各20mlで2回洗浄し、硫酸ナト
リウム上で乾燥し、そして濃縮した。残渣(2.80g)
をシリカゲル50g上で、トルエン/アセトン(19:1
容量比)を用いてクロマトグラフイーにかけ、5−ヘキ
シル−2−(4′−ヒドロキシ−4−ビフエニリル)−m
−ジオキサン1.94gを得た。
【0047】c) N,N−ジメチルホルムアミド32ml
中の5−ヘキシル−2−(4′−ヒドロキシ−4−ビフ
エニリル)−m−ジオキサン1.36g及び(S)−1−ブ
ロモ−4−メチルヘキサン1.43gの溶液を細かく粉
砕した炭酸カリウム1.38gで処理し、混合物を58
℃で一夜撹拌した。懸濁液を吸引濾過し、濾液を真空下
で濃縮した。ジエチルエーテル40ml中の残渣を溶液を
水各15mlで2回洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、
そして濃縮した。粗製の生成物をシリカゲル30g上
で、ヘキサン/酢酸エチル(24:1容量比)を用いてク
ロマトグラフイーにかけ、シス/トランス混合物として
固体の(S)−5−ヘキシル−2−[4′−(4−メチルヘ
キシルオキシ)−4−ビフエニリル]−m−ジオキサン
1.58gを得た。−20℃で酢酸エチルから2回再結
晶させ、純粋なトランス化合物を得た;融点(C−S)5
8.6℃、相転位(S−SC*)120.8℃及び(SC*
−Ch)140.2℃、透明点(Ch−I)157℃。
中の5−ヘキシル−2−(4′−ヒドロキシ−4−ビフ
エニリル)−m−ジオキサン1.36g及び(S)−1−ブ
ロモ−4−メチルヘキサン1.43gの溶液を細かく粉
砕した炭酸カリウム1.38gで処理し、混合物を58
℃で一夜撹拌した。懸濁液を吸引濾過し、濾液を真空下
で濃縮した。ジエチルエーテル40ml中の残渣を溶液を
水各15mlで2回洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、
そして濃縮した。粗製の生成物をシリカゲル30g上
で、ヘキサン/酢酸エチル(24:1容量比)を用いてク
ロマトグラフイーにかけ、シス/トランス混合物として
固体の(S)−5−ヘキシル−2−[4′−(4−メチルヘ
キシルオキシ)−4−ビフエニリル]−m−ジオキサン
1.58gを得た。−20℃で酢酸エチルから2回再結
晶させ、純粋なトランス化合物を得た;融点(C−S)5
8.6℃、相転位(S−SC*)120.8℃及び(SC*
−Ch)140.2℃、透明点(Ch−I)157℃。
【0048】同様の方法において、次の化合物を製造す
ることができた:(S)−トランス−5−ペンチル−2−
[4′−(4−メチルヘキシルオキシ)−4−ビフエニリ
ル]−m−ジオキサン、融点(C−S)約85℃、相転位
(S−S)95℃、(S−SC*)130.5℃及び(SC*
−Ch)135.5℃、透明点(Ch−I)161℃;(S)−
トランス−5−ヘプチル−2−[4′−(4−メチルヘキ
シルオキシ)−4−ビフエニリル]−m−ジオキサン、融
点(C−S)65.8℃、相転位(S−S)100℃、(S
−SC*)117.3℃及び(SC*−Ch)147℃、透明
点(Ch−I)159℃;(S)−トランス−5−ノニル−2
−[4′−(4−メチルヘキシルオキシ)−4−ビフエニ
リル]−m−ジオキサン、融点(C−S)35.2℃、相転
位(S−S)51.6℃、(S−SC*)136.5℃、(S
C*−SA)152℃及び(SA−Ch)152.5℃、透明点
(Ch−I)155.5℃;(S)−トランス−5−ノニル−
2−[4′−(4−メチルブチルオキシ)−4−ビフエニ
リル]−m−ジオキサン、融点(C−S)60.5℃、相転
位(S−SA)142.2℃、透明点(SA−I)147.5
℃;(S)−トランス−5−ペンチル−2−[4′−(6−
メチルオクチルオキシ)−4−ビフエニリル]−m−ジオ
キサン;(S)−トランス−5−ヘキシル−2−[4′−
(6−メチルオクチルオキシ)−4−ビフエニリル]−m−
ジオキサン;(S)−トランス−5−ヘプチル−2−[4′
−(6−メチルオクチルオキシ)−4−ビフエニリル]−m
−ジオキサン;(S)−トランス−5−オクチル−2−
[4′−(6−メチルオクチルオキシ)−4−ビフエニリ
ル]−m−ジオキサン;(S)−トランス−5−ノニル−2
−[4′−(6−メチルオクチルオキシ)−4−ビフエニ
リル]−m−ジオキサン;(S)−トランス−5−(3−メチ
ルペンチル)−2−(4′−デシルオキシ−4−ビフエニ
リル)−m−ジオキサン;トランス−5−ヘプチル−2−
(4′−ヘプチルオキシ−4−ビフエニリル)−m−ジオ
キサン、融点(C−S)66.5℃、相転位(S−S)93
℃、(S−SC)122℃、(SC−N)153℃、透明点
(N−I)173℃;トランス−5−ヘキシル−2−(4′
−オクチルオキシ−4−ビフエニリル)−m−ジオキサ
ン、融点(C−S)72.5℃、相転位(S−S)108.
2℃、(S−SC)123℃、(SC−N)146.5℃、透
明点(N−I)168℃;トランス−5−ヘプチル−2−
(4′−オクチルオキシ−4−ビフエニリル)−m−ジオ
キサン、融点(C−S)65.5℃、相転位(S−S)9
6.7℃、(S−SC)123℃、(SC−N)155℃、透
明点(N−I)170.2℃;トランス−5−ノニル−2
−(4′−オクチルオキシ−4−ビフエニリル)−m−ジ
オキサン、融点(C−S)65.8℃、相転位(S−S)1
42℃、(S−N)163℃、透明点(N−I)168.5
℃。
ることができた:(S)−トランス−5−ペンチル−2−
[4′−(4−メチルヘキシルオキシ)−4−ビフエニリ
ル]−m−ジオキサン、融点(C−S)約85℃、相転位
(S−S)95℃、(S−SC*)130.5℃及び(SC*
−Ch)135.5℃、透明点(Ch−I)161℃;(S)−
トランス−5−ヘプチル−2−[4′−(4−メチルヘキ
シルオキシ)−4−ビフエニリル]−m−ジオキサン、融
点(C−S)65.8℃、相転位(S−S)100℃、(S
−SC*)117.3℃及び(SC*−Ch)147℃、透明
点(Ch−I)159℃;(S)−トランス−5−ノニル−2
−[4′−(4−メチルヘキシルオキシ)−4−ビフエニ
リル]−m−ジオキサン、融点(C−S)35.2℃、相転
位(S−S)51.6℃、(S−SC*)136.5℃、(S
C*−SA)152℃及び(SA−Ch)152.5℃、透明点
(Ch−I)155.5℃;(S)−トランス−5−ノニル−
2−[4′−(4−メチルブチルオキシ)−4−ビフエニ
リル]−m−ジオキサン、融点(C−S)60.5℃、相転
位(S−SA)142.2℃、透明点(SA−I)147.5
℃;(S)−トランス−5−ペンチル−2−[4′−(6−
メチルオクチルオキシ)−4−ビフエニリル]−m−ジオ
キサン;(S)−トランス−5−ヘキシル−2−[4′−
(6−メチルオクチルオキシ)−4−ビフエニリル]−m−
ジオキサン;(S)−トランス−5−ヘプチル−2−[4′
−(6−メチルオクチルオキシ)−4−ビフエニリル]−m
−ジオキサン;(S)−トランス−5−オクチル−2−
[4′−(6−メチルオクチルオキシ)−4−ビフエニリ
ル]−m−ジオキサン;(S)−トランス−5−ノニル−2
−[4′−(6−メチルオクチルオキシ)−4−ビフエニ
リル]−m−ジオキサン;(S)−トランス−5−(3−メチ
ルペンチル)−2−(4′−デシルオキシ−4−ビフエニ
リル)−m−ジオキサン;トランス−5−ヘプチル−2−
(4′−ヘプチルオキシ−4−ビフエニリル)−m−ジオ
キサン、融点(C−S)66.5℃、相転位(S−S)93
℃、(S−SC)122℃、(SC−N)153℃、透明点
(N−I)173℃;トランス−5−ヘキシル−2−(4′
−オクチルオキシ−4−ビフエニリル)−m−ジオキサ
ン、融点(C−S)72.5℃、相転位(S−S)108.
2℃、(S−SC)123℃、(SC−N)146.5℃、透
明点(N−I)168℃;トランス−5−ヘプチル−2−
(4′−オクチルオキシ−4−ビフエニリル)−m−ジオ
キサン、融点(C−S)65.5℃、相転位(S−S)9
6.7℃、(S−SC)123℃、(SC−N)155℃、透
明点(N−I)170.2℃;トランス−5−ノニル−2
−(4′−オクチルオキシ−4−ビフエニリル)−m−ジ
オキサン、融点(C−S)65.8℃、相転位(S−S)1
42℃、(S−N)163℃、透明点(N−I)168.5
℃。
【0049】実施例2 a) ジクロロメタン100ml中の(S)−p−(4−メチル
ヘキシルオキシ)安息香酸3.4g、p−ヒドロキシベ
ンズアルデヒド1.76g及び4−(ジメチルアミノ)ピ
リジン0.15gの溶液に、0℃で撹拌しながら、N,
N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド3.7gを一部
づつ加えた。混合物を0℃で更に1時間、そして室温で
2時間撹拌し、次に濾過し、濾液を2N炭酸ナトリウム
溶液、次に水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そ
して濃縮した。残渣をシリカゲル120gの上で、ヘキ
サン/酢酸エチル(9:1容量比)を用いてクロマトグラ
フイーにかけ、純粋な(S)−p−(4−メチルヘキシルオ
キシ)安息香酸p−ホルミルフエニルエステル4.2gを
得た。
ヘキシルオキシ)安息香酸3.4g、p−ヒドロキシベ
ンズアルデヒド1.76g及び4−(ジメチルアミノ)ピ
リジン0.15gの溶液に、0℃で撹拌しながら、N,
N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド3.7gを一部
づつ加えた。混合物を0℃で更に1時間、そして室温で
2時間撹拌し、次に濾過し、濾液を2N炭酸ナトリウム
溶液、次に水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そ
して濃縮した。残渣をシリカゲル120gの上で、ヘキ
サン/酢酸エチル(9:1容量比)を用いてクロマトグラ
フイーにかけ、純粋な(S)−p−(4−メチルヘキシルオ
キシ)安息香酸p−ホルミルフエニルエステル4.2gを
得た。
【0050】b) トルエン30ml中の2−デシル−1,
3−プロパンジオール0.8g及び(S)−p−(4−メチ
ルヘキシルオキシ)安息香酸p−ホルミルフエニルエステ
ル1.0gの溶液を、10%(容量)硫酸2滴と共に沸騰
温度に2.5時間加熱し、この間に、湿ったトルエンを
留去し、そして新しいトルエンの滴下によって入れ換え
た。トリエチルアミン4滴の添加後、混合物を放冷し、
次に炭酸水素ナトリウム溶液、そして水で3回洗浄し、
硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして濃縮した。残渣をシ
リカゲル50g上で、ヘキサン/酢酸エチル(23:2容量
比)を用いてクロマトグラフイーにかけた。高トランス
含量を有するフラクシヨンをくり返し再結晶させ、純粋
な(S)−p−(4−メチルヘキシルオキシ)安息香酸p−
(トランス−5−デシル−m−ジオキサン−2−イル)フ
エニルエステルを得た;融点(C−SC*)66.5℃、相
転位(S−SC*)35℃及び(SC*−Ch)97.5℃、
透明点(Ch−I)140.5℃。
3−プロパンジオール0.8g及び(S)−p−(4−メチ
ルヘキシルオキシ)安息香酸p−ホルミルフエニルエステ
ル1.0gの溶液を、10%(容量)硫酸2滴と共に沸騰
温度に2.5時間加熱し、この間に、湿ったトルエンを
留去し、そして新しいトルエンの滴下によって入れ換え
た。トリエチルアミン4滴の添加後、混合物を放冷し、
次に炭酸水素ナトリウム溶液、そして水で3回洗浄し、
硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして濃縮した。残渣をシ
リカゲル50g上で、ヘキサン/酢酸エチル(23:2容量
比)を用いてクロマトグラフイーにかけた。高トランス
含量を有するフラクシヨンをくり返し再結晶させ、純粋
な(S)−p−(4−メチルヘキシルオキシ)安息香酸p−
(トランス−5−デシル−m−ジオキサン−2−イル)フ
エニルエステルを得た;融点(C−SC*)66.5℃、相
転位(S−SC*)35℃及び(SC*−Ch)97.5℃、
透明点(Ch−I)140.5℃。
【0051】同様の方法において、次の化合物を製造す
ることができた:(S)−p−(2−メチルブチルオキシ)安
息香酸p−(トランス−5−ノニル−m−ジオキサン−2
−イル)フエニルエステル、融点(C−Ch)70.5℃、
相転位(S−Ch)49.5℃、透明点(Ch−I)134.
5℃;(S)−p−(2−メチルブチルオキシ)安息香酸p−
(トランス−5−デシル−m−ジオキサン−2−イル)フ
エニルエステル、融点(C−Ch)77.3℃、相転位(S
−SC*)54.3℃及び(SC*−Ch)60.3℃、透明
点(Ch−I)129.5℃;(S)−p−(2−メチルブチル
オキシ)安息香酸p−(トランス−5−ウンデシル−m−ジ
オキサン−2−イル)フエニルエステル;(S)−p−(4−
メチルヘキシルオキシ)安息香酸p−(トランス−5−ヘ
プチル−m−ジオキサン−2−イル)フエニルエステル、
融点(C−Ch)88.5℃、相転位(S-SC*)79.7℃
及び(SC*-Ch)86.2℃、透明点(Ch−I)150
℃;(S)−p−(4−メチルヘキシルオキシ)安息香酸p−
(トランス−5−オクチル−m−ジオキサン−2−イル)
フエニルエステル;(S)−p−(4−メチルヘキシルオキ
シ)安息香酸p−(トランス−5−ノニル−m−ジオキサン
−2−イル)フエニルエステル、融点(C−SC*)66.
2℃、相転位(S-SC*)53.8℃及び(SC*-Ch)94℃、
透明点(Ch−I)144.5℃;(S)−p−(4−メチルヘ
キシルオキシ)安息香酸p−(トランス−5−ウンデシル
−m−ジオキサンー2−イル)フエニルエステル;(S)−p
−(6−メチルオクチルオキシ)安息香酸p−(トランス−
5−ヘプチル−m−ジオキサン−2−イル)フエニルエス
テル、融点(C−SC*)94.5℃、相転位(SC*-Ch)
102.7℃、透明点(Ch−I)148℃;(S)−p−(6
−メチルオクチルオキシ)安息香酸p−(トランス−5−
オクチル−m−ジオキサン−2−イル)フエニルエステ
ル;(S)−p−(6−メチルオクチルオキシ)安息香酸p−
(トランス−5−ノニル−m−ジオキサン−2−イル)フ
エニルエステル、融点(C−SC*)79℃、相転位(S-
SC*)59℃及び(SC*−Ch)113℃、透明点(Ch−
I)144℃;(S)−p−(6−メチルオクチルオキシ)安
息香酸p−(トランス−5−デシル−m−ジオキサン−2
−イル)フエニルエステル、融点(C−SC*)69℃、相
転位(S-SC*)48.5℃及び(SC*-Ch)116℃、透
明点(Ch−I)141℃;(S)−p−(6−メチルオクチル
オキシ)安息香酸p−(トランス−5−ウンデシル−m−ジ
オキサンー2−イル)フエニルエステル;(S)−p−デシ
ルオキシ安息香酸p−(トランス−5−[3−メチルフエ
ニル]−m−ジオキサンー2−イル)フエニルエステル;p
−ヘキシルオキシ安息香酸p−(トランス−5−デシル−
m−ジオキサン−2−イル)フエニルエステル、融点(C
−SC)77.7℃、相転位(S−SC)44.2℃及び(S
C−N)89.7℃、透明点(N−I)158℃;p−オクチ
ルオキシ安息香酸p−(トランス−5−ヘプチル−m−ジ
オキサン−2−イル)フエニルエステル、融点(C−Sc)
89.5℃、相転位(S−SC)64℃、(SC−N)90.
5℃、透明点(N−I)154.5℃;p−オクチルオキシ
安息香酸p−(トランス−5−デシル−m−ジオキサン−
2−イル)フエニルエステル、融点(C−SC)65℃、相
転位(S−SC)51.5℃、(SC−N)111℃、透明点
(N−I)163℃。
ることができた:(S)−p−(2−メチルブチルオキシ)安
息香酸p−(トランス−5−ノニル−m−ジオキサン−2
−イル)フエニルエステル、融点(C−Ch)70.5℃、
相転位(S−Ch)49.5℃、透明点(Ch−I)134.
5℃;(S)−p−(2−メチルブチルオキシ)安息香酸p−
(トランス−5−デシル−m−ジオキサン−2−イル)フ
エニルエステル、融点(C−Ch)77.3℃、相転位(S
−SC*)54.3℃及び(SC*−Ch)60.3℃、透明
点(Ch−I)129.5℃;(S)−p−(2−メチルブチル
オキシ)安息香酸p−(トランス−5−ウンデシル−m−ジ
オキサン−2−イル)フエニルエステル;(S)−p−(4−
メチルヘキシルオキシ)安息香酸p−(トランス−5−ヘ
プチル−m−ジオキサン−2−イル)フエニルエステル、
融点(C−Ch)88.5℃、相転位(S-SC*)79.7℃
及び(SC*-Ch)86.2℃、透明点(Ch−I)150
℃;(S)−p−(4−メチルヘキシルオキシ)安息香酸p−
(トランス−5−オクチル−m−ジオキサン−2−イル)
フエニルエステル;(S)−p−(4−メチルヘキシルオキ
シ)安息香酸p−(トランス−5−ノニル−m−ジオキサン
−2−イル)フエニルエステル、融点(C−SC*)66.
2℃、相転位(S-SC*)53.8℃及び(SC*-Ch)94℃、
透明点(Ch−I)144.5℃;(S)−p−(4−メチルヘ
キシルオキシ)安息香酸p−(トランス−5−ウンデシル
−m−ジオキサンー2−イル)フエニルエステル;(S)−p
−(6−メチルオクチルオキシ)安息香酸p−(トランス−
5−ヘプチル−m−ジオキサン−2−イル)フエニルエス
テル、融点(C−SC*)94.5℃、相転位(SC*-Ch)
102.7℃、透明点(Ch−I)148℃;(S)−p−(6
−メチルオクチルオキシ)安息香酸p−(トランス−5−
オクチル−m−ジオキサン−2−イル)フエニルエステ
ル;(S)−p−(6−メチルオクチルオキシ)安息香酸p−
(トランス−5−ノニル−m−ジオキサン−2−イル)フ
エニルエステル、融点(C−SC*)79℃、相転位(S-
SC*)59℃及び(SC*−Ch)113℃、透明点(Ch−
I)144℃;(S)−p−(6−メチルオクチルオキシ)安
息香酸p−(トランス−5−デシル−m−ジオキサン−2
−イル)フエニルエステル、融点(C−SC*)69℃、相
転位(S-SC*)48.5℃及び(SC*-Ch)116℃、透
明点(Ch−I)141℃;(S)−p−(6−メチルオクチル
オキシ)安息香酸p−(トランス−5−ウンデシル−m−ジ
オキサンー2−イル)フエニルエステル;(S)−p−デシ
ルオキシ安息香酸p−(トランス−5−[3−メチルフエ
ニル]−m−ジオキサンー2−イル)フエニルエステル;p
−ヘキシルオキシ安息香酸p−(トランス−5−デシル−
m−ジオキサン−2−イル)フエニルエステル、融点(C
−SC)77.7℃、相転位(S−SC)44.2℃及び(S
C−N)89.7℃、透明点(N−I)158℃;p−オクチ
ルオキシ安息香酸p−(トランス−5−ヘプチル−m−ジ
オキサン−2−イル)フエニルエステル、融点(C−Sc)
89.5℃、相転位(S−SC)64℃、(SC−N)90.
5℃、透明点(N−I)154.5℃;p−オクチルオキシ
安息香酸p−(トランス−5−デシル−m−ジオキサン−
2−イル)フエニルエステル、融点(C−SC)65℃、相
転位(S−SC)51.5℃、(SC−N)111℃、透明点
(N−I)163℃。
【0052】実施例3 a) N,N−ジメチルホルムアミド150ml中のp−カル
ボキシベンズアルデヒド9.0g、(S)−p−(2−メチ
ルブチルオキシ)フエノール10.8g及び4−(ジメチ
ルアミノ)ピリジン0.7gの溶液に、撹拌しながらN,
N′−ジ15.5gを一部づつ加えた。混合物を一夜撹
拌し、次に濾過した濾液を真空下で濃縮し、残渣をジク
ロロメタンに採り入れた。有機相を飽和炭酸水素ナトリ
ウム溶液及び水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、
濃縮し、残渣をシリカゲル360g上で、トルエン/ジ
クロロメタン(9:1容量比)を用いてクロマトグラフイ
ーにかけ、混成フラクシヨンに加えて、純粋な(S)−p
−ホルミル安息香酸p−(2−メチルブチルオキシ)フエ
ニルエステル5.8gを得た。
ボキシベンズアルデヒド9.0g、(S)−p−(2−メチ
ルブチルオキシ)フエノール10.8g及び4−(ジメチ
ルアミノ)ピリジン0.7gの溶液に、撹拌しながらN,
N′−ジ15.5gを一部づつ加えた。混合物を一夜撹
拌し、次に濾過した濾液を真空下で濃縮し、残渣をジク
ロロメタンに採り入れた。有機相を飽和炭酸水素ナトリ
ウム溶液及び水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、
濃縮し、残渣をシリカゲル360g上で、トルエン/ジ
クロロメタン(9:1容量比)を用いてクロマトグラフイ
ーにかけ、混成フラクシヨンに加えて、純粋な(S)−p
−ホルミル安息香酸p−(2−メチルブチルオキシ)フエ
ニルエステル5.8gを得た。
【0053】b) トルエン25ml中の2−ノニル−1,
3−プロパンジオール0.6g及び(S)−p−ホルミル安
息香酸p−(2−メチルブチルオキシ)フエニルエステル
0.8gの溶液を10%(容量)硫酸2滴と共に沸騰温度
に1.5時間加熱し、この間、湿ったトルエンを留去
し、そして新しいトルエンの滴下によって入れ換えた。
トリエチルアミン4滴の添加後、混合物を放冷し、炭酸
水素ナトリウム溶液及び水で3回洗浄し、硫酸ナトリウ
ム上で乾燥し、そして濃縮した。残渣をシリカゲル40
g上で、ヘキサン/酢酸エチル(23:2容量比)を用いて
クロマトグラフイーにかけ、酢酸エチルからくり返し再
結晶させ、純粋な(S)−p−(トランス−5−ノニル−m
−ジオキサン−2−イル)安息香酸p−(2−メチルブチ
ルオキシ)フエニルエステル0.6gを得た;融点(C−
S)65℃、相転位(S−SA)102.8℃、透明点(SA
−I)141.8℃。
3−プロパンジオール0.6g及び(S)−p−ホルミル安
息香酸p−(2−メチルブチルオキシ)フエニルエステル
0.8gの溶液を10%(容量)硫酸2滴と共に沸騰温度
に1.5時間加熱し、この間、湿ったトルエンを留去
し、そして新しいトルエンの滴下によって入れ換えた。
トリエチルアミン4滴の添加後、混合物を放冷し、炭酸
水素ナトリウム溶液及び水で3回洗浄し、硫酸ナトリウ
ム上で乾燥し、そして濃縮した。残渣をシリカゲル40
g上で、ヘキサン/酢酸エチル(23:2容量比)を用いて
クロマトグラフイーにかけ、酢酸エチルからくり返し再
結晶させ、純粋な(S)−p−(トランス−5−ノニル−m
−ジオキサン−2−イル)安息香酸p−(2−メチルブチ
ルオキシ)フエニルエステル0.6gを得た;融点(C−
S)65℃、相転位(S−SA)102.8℃、透明点(SA
−I)141.8℃。
【0054】同様の方法において、次の化合物を製造す
ることができた:(S)−p−(トランス−5−ヘプチル−m
−ジオキサン−2−イル)安息香酸p−(2−メチルブチ
ルオキシ)フエニルエステル、融点(C−S)75℃、相
転位(S−SA)96.5℃及び(SA−Ch)138℃、透
明点(Ch−I)142℃;(S)−p−(トランス−5−デシ
ル−m−ジオキサン−2−イル)安息香酸p−(2−メチル
ブチルオキシ)フエニルエステル;(S)−p−(トランス−
5−ノニル−m−ジオキサン−2−イル)安息香酸p−(6
−メチルオクチルオキシ)フエニルエステル;融点(C−
S)44℃、相転位(S−SA)111℃及び(SA−Ch)1
48℃、透明点(Ch−I)149.5℃;(S)−p−(トラ
ンス−5−デシル−m−ジオキサン−2−イル)安息香酸
p−(6−メチルオクチルオキシ)フエニルエステル;(S)
−p−(トランス−5−[3−メチルペンチル]−m−ジオ
キサン−2−イル)安息香酸p−デシルオキシフエニルエ
ステル。
ることができた:(S)−p−(トランス−5−ヘプチル−m
−ジオキサン−2−イル)安息香酸p−(2−メチルブチ
ルオキシ)フエニルエステル、融点(C−S)75℃、相
転位(S−SA)96.5℃及び(SA−Ch)138℃、透
明点(Ch−I)142℃;(S)−p−(トランス−5−デシ
ル−m−ジオキサン−2−イル)安息香酸p−(2−メチル
ブチルオキシ)フエニルエステル;(S)−p−(トランス−
5−ノニル−m−ジオキサン−2−イル)安息香酸p−(6
−メチルオクチルオキシ)フエニルエステル;融点(C−
S)44℃、相転位(S−SA)111℃及び(SA−Ch)1
48℃、透明点(Ch−I)149.5℃;(S)−p−(トラ
ンス−5−デシル−m−ジオキサン−2−イル)安息香酸
p−(6−メチルオクチルオキシ)フエニルエステル;(S)
−p−(トランス−5−[3−メチルペンチル]−m−ジオ
キサン−2−イル)安息香酸p−デシルオキシフエニルエ
ステル。
【0055】実施例4 トランス−4−[(p−(5−デシル−2−ピリミジニル)
フエノキシ)メチル]シクロヘキサノール0.62g、
(S)−2−フルオロカプロン酸0.196g、ジシクロ
ヘキシルカルボジイミド0.413g及び4−(ジメチル
アミノ)ピリジン0.025gを塩化メチレン25mlに溶
解し、室温で15時間撹拌した。次に白色沈殿物を濾過
した。濾液から溶媒を蒸発した後に得られた残渣をシリ
カゲル上で、酢酸エチル/石油エーテル(1:9容量比)
を用いて、クロマトグラフイーによって精製した。次に
酢酸エチル10ml及びヘキサン50mlから結晶させ、無
色の結晶として(S)−2−フルオロヘキサン酸トランス
−4−[(p−(5−デシル−2−ピリミジニル)フエノキ
シ)メチル]シクロヘキシル0.62gを得た、融点(C−
S)88.5℃、相転位(S−SC)108.8℃、(SC−
SA)128℃、透明点(SA−I)137.7℃。
フエノキシ)メチル]シクロヘキサノール0.62g、
(S)−2−フルオロカプロン酸0.196g、ジシクロ
ヘキシルカルボジイミド0.413g及び4−(ジメチル
アミノ)ピリジン0.025gを塩化メチレン25mlに溶
解し、室温で15時間撹拌した。次に白色沈殿物を濾過
した。濾液から溶媒を蒸発した後に得られた残渣をシリ
カゲル上で、酢酸エチル/石油エーテル(1:9容量比)
を用いて、クロマトグラフイーによって精製した。次に
酢酸エチル10ml及びヘキサン50mlから結晶させ、無
色の結晶として(S)−2−フルオロヘキサン酸トランス
−4−[(p−(5−デシル−2−ピリミジニル)フエノキ
シ)メチル]シクロヘキシル0.62gを得た、融点(C−
S)88.5℃、相転位(S−SC)108.8℃、(SC−
SA)128℃、透明点(SA−I)137.7℃。
【0056】同様の方法において、次の化合物を製造す
ることができた:トランス−4−[(p−(5−ノニル−2
−ピリミジニル)フエノキシ)メチル]シクロヘキシル−
(S)−2−フルオロヘキサノエート;トランス−4−[(p
−(5−ノニル−2−ピリミジニル)フエノキシ)メチル]
シクロヘキシル−(S)−2−フルオロヘプタノエート;
トランス−4−[(p−(5−オクチル−2−ピリミジニ
ル)フエノキシ)メチル]シクロヘキシル−(S)−2−フ
ルオロオクタノエート;トランス−4−[(p−(5−デシ
ル−2−ピリミジニル)フエニル)エチル]シクロヘキシ
ル−(S)−2−フルオロヘキサノエート;トランス−4
−[(p−(5−ノニル−2−ピリミジニル)フエニル)エチ
ル]シクロヘキシル−(S)−2−フルオロヘプタノエー
ト;トランス−4−[(p−(5−オクチル−2−ピリミジ
ニル)フエニル)エチル]シクロヘキシル−(S)−2−フ
ルオロオクタノエート。
ることができた:トランス−4−[(p−(5−ノニル−2
−ピリミジニル)フエノキシ)メチル]シクロヘキシル−
(S)−2−フルオロヘキサノエート;トランス−4−[(p
−(5−ノニル−2−ピリミジニル)フエノキシ)メチル]
シクロヘキシル−(S)−2−フルオロヘプタノエート;
トランス−4−[(p−(5−オクチル−2−ピリミジニ
ル)フエノキシ)メチル]シクロヘキシル−(S)−2−フ
ルオロオクタノエート;トランス−4−[(p−(5−デシ
ル−2−ピリミジニル)フエニル)エチル]シクロヘキシ
ル−(S)−2−フルオロヘキサノエート;トランス−4
−[(p−(5−ノニル−2−ピリミジニル)フエニル)エチ
ル]シクロヘキシル−(S)−2−フルオロヘプタノエー
ト;トランス−4−[(p−(5−オクチル−2−ピリミジ
ニル)フエニル)エチル]シクロヘキシル−(S)−2−フ
ルオロオクタノエート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ステイーブン・ケリイ スイス国シーエイチ−4313メーリン・ザ リネンストラツセ3エイ (72)発明者 マルテイン・シヤツト スイス国シーエイチ−4411ゼルテイスベ ルク・リースターラーストラツセ77 (72)発明者 アロイス・ビリガー スイス国シーエイチ−4055バーゼル・イ ムエツテインガーホーフ5
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式 【化1】 式中、C*はキラル炭素原子を表わし、Zはメチレン基
または酸素原子を表わし、そしてR17及びR18は各々独
立してアルキルを表わす、の光学的活性化合物。
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CH367687 | 1987-09-23 | ||
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FR2561657B1 (fr) * | 1984-03-20 | 1988-02-19 | Thomson Csf | Procede d'obtention d'un cristal liquide smectique c chiral ferroelectrique cristal liquide obtenu par ce procede et dispositif de visualisation utilisant ce cristal liquide |
EP0167912B1 (de) * | 1984-07-12 | 1990-01-03 | F. Hoffmann-La Roche Ag | Flüssigkristalline Gemische enthaltend Komponenten mit einer 4-Alkenyl- oder 2Z-Alkenyl-Seitenkette |
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