JP2643102B2 - ジューサー - Google Patents

ジューサー

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JP2643102B2
JP2643102B2 JP7121763A JP12176395A JP2643102B2 JP 2643102 B2 JP2643102 B2 JP 2643102B2 JP 7121763 A JP7121763 A JP 7121763A JP 12176395 A JP12176395 A JP 12176395A JP 2643102 B2 JP2643102 B2 JP 2643102B2
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supply pipe
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    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J19/00—Household machines for straining foodstuffs; Household implements for mashing or straining foodstuffs
    • A47J19/02—Citrus fruit squeezers; Other fruit juice extracting devices
    • A47J19/027—Centrifugal extractors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Food-Manufacturing Devices (AREA)
  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ジューサーに関し、特
に、おろし歯を有する水平円板を回転させて、この水平
円板にジュースを搾りたい果実や野菜を押しつけるジュ
ーサーに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のジューサーでは、水平な円板が垂
直軸回りに回転可能に取り付けられる。この円板は、円
板と一体的に設けられた逆円錐台の形をしたふるいに囲
まれる。果実や野菜からジュースを搾り出すには、その
果実や野菜を回転する円板に押し当てる。この押し当て
によって果実や野菜の表面がすりおろされ、同時にジュ
ースが滴る。すりおろされた果肉や野菜片、ジュース
は、円板の遠心力によって外方に吹き飛ばされ、フィル
タの傾斜面を上昇していく。フィルタの上縁を乗り越え
た果肉や野菜片はかす受け用容器に捕らえられる。フィ
ルタの細かな目を通過したジュースは濾過されてジュー
ス用容器に貯まる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このようなジューサー
は周知であり、機能的にも十分満足できる。しかし、市
販されているいずれのジューサーでも、これまで、大き
な表面積にわたって円板の円形おろし面を利用すること
ができなかった。ジュースを搾りたい素材を円板まで供
給するための通路を狭くして、この通路によって円板の
回転に対して素材を確実に保持する必要があったからで
ある。このため、既存のジューサーはそれほど効率的で
はない。
【０００４】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、円板のおろし面を効率的に使用することができるジ
ューサーを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、第１発明によれば、回転する水平なおろ
し円板と、このおろし円板を囲うようにおろし円板に一
体的に設けられ、おろし円板よりも上方かつ外方に突出
した逆円錐台の形をしたふるいと、おろし円板の上方に
配置された供給管と、供給管に挿入されてジュース用素
材をおろし円板に押しつけ、その押しつけによって生成
されたすりおろし片およびジュースを上方および外方へ
飛び散らせる素材押し込み体とを備え、ふるいで濾過さ
れたジュースとふるいを乗り越えたすりおろし片とを収
集するジューサーにおいて、前記供給管の直径はおろし
円板の直径とほぼ等しく設定され、その供給管には、上
向き刃を持ったナイフが取り付けられて支持され、前記
素材押し込み体にナイフを通過させる空間が形成され、
素材押し込み体の下降時にナイフの刃によって素材を切
るとともにその素材をおろし円板に押しつけ、ナイフに
よっておろし円板の回転に抗して素材を保持することを
特徴とする。
【０００６】また、第２発明によれば、第１発明の特徴
に加え、おろし円板の中央には、おろし円板の回転軸近
辺の前記素材をすりおろしたり取り除いたりするえぐり
手段が設けられる。
【０００７】さらに、おろし円板は平面であることが好
ましいが、円板の回転軸に向かって高くなるように傾斜
する円錐台形であってもよい。
【０００８】
【実施例】図１および図２に示すように、ジューサーは
ケーシング１０を備え、このケーシング１０に、電気モ
ータ１１を備える装置の可動部が収容される。ケーシン
グ１０には、取り外し可能なジュース受け容器１２が取
り付けられる。
【０００９】モータ１１の軸１１ａが回転すると、おろ
し円板１３が高速で回転する。このおろし円板１３は、
その円板１３と一体に構成されたふるい部材１４に囲ま
れる。このふるい部材１４はほぼ逆円錐台の形をなし、
円錐の斜面にはジュースが通過する細かな複数の孔が穿
たれる。ふるい部材１４としては、非常に目が細かいス
テンレススチール製メッシュを用いてもよい。このステ
ンレススチール製メッシュを用いれば、従来から使用さ
れている素材のものより好結果を得られことが知られて
いる。特に、繊維質を通過させ、塊を通過させないとい
う点で優れている。
【００１０】ケーシング１０にはカバー１５が設けら
れ、このカバー１５には供給管１６が一体に形成され
る。ケーシング１０には、さらに、繊維質収集容器１２
ａが収容される。以上詳述した大部分の構成はほぼ従来
通りであって、たいていのジューサーに見られる。
【００１１】本発明の特徴とする点は、供給管１６の内
径がおろし円板１３の直径と実質的に等しいことであ
る。機能の観点からは、必ずしも供給管１６の内径がお
ろし円板の直径と同じである必要はない。しかし、本発
明がおろし円板のできる限り大きな表面積を使用するこ
とを主目的とすることから、供給管１６の外周が及ぶ領
域は大きいことが望ましいことは明らかである。しか
も、供給管１６は、上端がややすぼまっている方が好ま
しい。これによって、供給管１６の上端を通過した果肉
であれば難なく下方まで落下するからである。
【００１２】本発明の一形態によれば、供給管１６の内
部にナイフ１７が設置される。このナイフ１７はステン
レススチール部材であることが好ましく、その上端側に
鋭利な上向き刃１８を有する。本実施例では、上向き刃
１８は逆Ｖ字形に形成される。なお、強度の点からは、
供給管１６の内壁同士を接続するようにナイフ１７が供
給管１６を完全に横切っていることが望ましいが、必ず
しもそうである必要はない。また、ナイフ１７は複数で
あってもよく、いかなる形状を呈してもよい。ナイフが
回転不能に供給管１６に取り付けられ支持されて、果実
や野菜を回転不能に保持することができればかまわな
い。
【００１３】本実施例では、供給管１６の内壁には、陸
部によって互いに分離された長手方向に延びる複数列の
溝が形成される。この一連の溝によって、供給管１６に
導入される果実や野菜に生じる摩擦が軽減される。
【００１４】供給管１６には、供給管１６内の素材をお
ろし円板１３まで押し込む食物押し込み体１９が配設さ
れる。図２および図３から明らかなように、食物押し込
み体１９の先端は二股に分かれ中央に空間２０が形成さ
れる。この食物押し込み体１９が押し下げられると、そ
の空間２０にナイフ１７が進入し、押し込み体１９の先
端はナイフ１７のいずれかのサイドにそれる。案内管と
しての供給管１６と食物押し込み体１９との円周方向を
正しく合わせるために、食物押し込み体１９には、供給
管１６内部に形成される溝（図示せず）に沿って移動す
る突起部（図示せず）が形成される。
【００１５】実験によれば、おろし円板の回転軸付近で
は、ジュース用素材である食物や野菜の中央部分を効率
的にすりおろすことができないことが明らかとなった。
回転軸に近い円板上では線速度が比較的小さいことが原
因らしい。そこで、おろし円板の中心に、果実や野菜の
中央部をすりおろす付加手段を設ければ、より優れた結
果が得られることが判明した。本実施例では、図４から
明らかなように、この付加手段としてスチール製の三角
片２３がおろし円板１３の中心に設置される。この三角
片２３は鋭利な上向き刃を有する。ナイフ１７に逆Ｖ字
形の開口２４を設けてこの三角片２３を収容させるよう
にするとよい。
【００１６】使用に際しては、まず、ジュース素材とし
てのりんごなどの食物が供給管１６に挿入される。続い
て、食物押し込み体１９を供給管１６の先端から挿入
し、りんご等の食物を刃１８に押しつける。刃１８が食
物を２つに分割し、分割された食物は刃１８の両面に沿
って下方へ移動する。食物は刃１８によって回転を阻止
されつつ、食物押し込み体１９の下向き圧力により、お
ろし円板１３に押しつけられる。おろし円板１３の作用
によって、りんごはすりおろされ、ジュースと果肉とに
分けられる。図３に明示するように、ジュースはフィル
タ１４を通過してジュース受け容器１２に流れ込む。果
肉や繊維は、遠心力によってフィルタ１４の縁を乗り越
えて繊維質収集容器１２ａに流れ込む。食物押し込み体
１９の底面は滑らかに形成され、清掃を簡単にしてい
る。
【００１７】図１に示すように、ケーシング１０の外部
には、第１および第２手動用制御ノブ２５、２６が設け
られる。第１手動用制御ノブ２５は、ケーシング１０の
カバー１５を定位置に保持するロック機構（図示せず）
を制御する。第１制御ノブ２５を回転させればカバー１
５を取り外すことができる。この操作によって、同時
に、モータ１１への電流供給も遮断される。したがっ
て、カバー１５を外したままでは装置は作動しない。第
２制御ノブ２６はオン／オフスイッチであってモータ１
１への電流供給を制御する。
【００１８】この構造の大きな特徴は、おろし円板のほ
ぼ全表面を使用することができることである。この点、
従来の構造では、どの時点でもおろし円板の一部しか使
用することができない。このために、ジュースを搾りた
い食物を回転に抗して保持する手段が必要とされる。本
発明では、ナイフ１７がその機能を担う。
【００１９】上述したように、ナイフの形状はどのよう
なものであってもよい。図５に示すように、おろし円板
２７が円錐形に構成され、その表面が回転軸に向かって
盛り上がっている場合には、２つのナイフ２８ａ、２８
ｂを供給管１６の側壁に固定してもよい。各ナイフ２８
ａ、２８ｂは鋭利な上向き刃を有する。食物押し込み体
の形状はナイフ２８ａ、２８ｂを通過させるように形成
される。この構成によれば、特に、人参などの長形の食
物を扱う際に効果的なことが判明している。おろし円板
２７ですり下ろされている間、長形の食物の先端が常に
ナイフの一部によって回転に抗して保持されるからであ
る。
【００２０】当業者には、広範囲にわたってクレームし
た本発明の範囲を越えることなく、ここに挙げた本発明
の実施例に多様な変形や変更が加えられることを理解し
て頂きたい。したがって、本発明の実施例はあらゆる観
点を考慮することができると同時に、それのみに制限さ
れるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明に係るジューサーの外観を示す斜視図
である。
【図２】 供給管の中心に沿った断面図である。
【図３】 使用状態を示す図２と同様の断面図である。
【図４】 ナイフの形状を示す一部拡大斜視図である。
【図５】 他の実施例に係る構造を示す図４と同様の図
である。
【符号の説明】
１３ おろし円板、１４ ふるい、１６ 供給管、１７
ナイフ、１８ 刃、１９ 素材押し込み体としての食
物押し込み体、２０ 空間、２３ えぐり手段としての
三角片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 米国特許5031522（ＵＳ，Ａ) 米国特許3101107（ＵＳ，Ａ)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 回転する水平なおろし円板と、このおろ
    し円板を囲うようにおろし円板に一体的に設けられ、お
    ろし円板よりも上方かつ外方に突出した逆円錐台の形を
    したふるいと、おろし円板の上方に配置された供給管
    と、供給管に挿入されてジュース用素材をおろし円板に
    押しつけ、その押しつけによって生成されたすりおろし
    片およびジュースを上方および外方へ飛び散らせる素材
    押し込み体とを備え、ふるいで濾過されたジュースとふ
    るいを乗り越えたすりおろし片とを収集するジューサー
    において、 前記供給管の直径はおろし円板の直径とほぼ等しく設定
    され、その供給管には、上向き刃を持ったナイフが取り
    付けられて支持され、前記素材押し込み体にナイフを通
    過させる空間が形成され、素材押し込み体の下降時にナ
    イフの刃によって素材を切るとともにその素材をおろし
    円板に押しつけ、ナイフによっておろし円板の回転に抗
    して素材を保持することを特徴とするジューサー。
  2. 【請求項２】 請求項１に記載のジューサーにおいて、 前記おろし円板の中央には、おろし円板の回転軸近辺の
    前記素材をえぐるえぐり手段が設けられることを特徴と
    するジューサー。
  3. 【請求項３】 請求項２に記載のジューサーにおいて、 前記えぐり手段はスチール製の三角片から構成され、そ
    の三角片には、おろし円板の軸に向かって登るように傾
    斜した上向きエッジが形成されることを特徴とするジュ
    ーサー。
  4. 【請求項４】 請求項１に記載のジューサーにおいて、 前記ナイフは、供給管に取り付けられて供給管から内側
    に突出した２以上のナイフからなるナイフ群として構成
    され、前記おろし円板は、その回転軸に向かって上昇す
    る傾斜面を持った円錐形に形成されることを特徴とする
    ジューサー。
JP7121763A 1994-05-25 1995-05-19 ジューサー Expired - Lifetime JP2643102B2 (ja)

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AUPM5869A AUPM586994A0 (en) 1994-05-25 1994-05-25 Fruit & vegetable juicer
AUPN1087A AUPN108795A0 (en) 1995-02-13 1995-02-13 Vegetable and fruit juicer
AU5869 1995-02-13
AU1087 1995-02-13

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JPH07313335A JPH07313335A (ja) 1995-12-05
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US (1) US5479851A (ja)
EP (1) EP0684000B1 (ja)
JP (1) JP2643102B2 (ja)
CN (1) CN1065422C (ja)
AT (1) ATE150269T1 (ja)
CA (1) CA2148681C (ja)
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