JP2641959B2 - 自動車用アンテナ - Google Patents

自動車用アンテナ

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JP2641959B2
JP2641959B2 JP2099641A JP9964190A JP2641959B2 JP 2641959 B2 JP2641959 B2 JP 2641959B2 JP 2099641 A JP2099641 A JP 2099641A JP 9964190 A JP9964190 A JP 9964190A JP 2641959 B2 JP2641959 B2 JP 2641959B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01Q1/32Adaptation for use in or on road or rail vehicles
    • H01Q1/325Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the location of the antenna on the vehicle
    • H01Q1/3283Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the location of the antenna on the vehicle side-mounted antennas, e.g. bumper-mounted, door-mounted
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S343/00Communications: radio wave antennas
    • Y10S343/01Communications: radio wave antennas with vibration damper or wind catcher

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば自動車に装備される棒状のアンテナ
に関し、特に自動車の走行中に発生する風切り音を消去
する手段を備えた自動車用アンテナに関する。
[従来の技術] 自動車用アンテナとしては棒状をなすアンテナ素子を
用いたものが最も多く使用されている。この棒状アンテ
ナ素子を用いた自動車用アンテナは、自動車が高速度走
行を行なったり、自然の強風を受けたりすると、棒状ア
ンテナ素子がいわゆる風切り音を発生させる。この風切
り音は自動車に搭乗している者に少なからず不快感を与
える。そこで従来から上記風切り音の消去対策が種々講
じられてきた。従来講じられてきた消去対策の一つに、
アンテナ素子自体もしくはアンテナ素子の外側を覆う部
材の断面形状を流線形となし、風圧に対する抵抗度を軽
減することによって風切り音を消去するようにした手段
がある。
[発明が解決しようとする課題] しかし上記手段は、アンテナ素子自体もしくはアンテ
ナ素子の外側を覆う部材の断面形状を流線形に成形加工
する必要がある。このため、その加工が煩雑で、コスト
高になる欠点がある。また風圧に対する抵抗を効果的に
軽減するためには、アンテナに当たる風の向きに対し、
流線形状の長軸方向を正確に一致させる必要がある。し
かしアンテナに当たる風の向きは必ずしも一定では無
い。したがって上記のような一致を図ることは実際上は
不可能に近い。このため風切り音を適確に消去すること
が難しいばかりでなく、条件が極端に悪いような場合に
は、上記手段を用いたことが却って風切り音を増大させ
てしまうおそれさえあった。このような事情から、上記
したアンテナ断面形状の流線形化による風切り音消去手
段は、現在はほとんど採用されていない。
ところで最近は、自動車の性能向上に伴い車内騒音が
著しく減少し、静かな車内環境が整ってきた。このため
上述したアンテナの風切り音が無視できなくなってき
た。特に自動車電話の普及に伴い、静かな車内環境を保
つことが強く要請されるに至っており、騒音発生源の排
除が緊急課題となっている。このような理由からアンテ
ナの風切り音消去の問題が再びクローズアップされてき
た。
本発明はこの様な事情を考慮してなされたものであ
り、その目的はアンテナに当たる風向きの如何に拘ら
ず、風切り音を安定確実に消去することができ、しかも
製作が容易で、比較的安価に製造可能な風切り音消去手
段を備えた自動車用アンテナを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決し目的を達成するために、本発明の自
動車用アンテナは次のように構成されている。
外周面に螺旋状ないしリング状をなす乱流生成用の突
起を有する樹脂製の複数の筒形チップが、棒状アンテナ
素子の外周に、相互間に所定の間隔をおいて嵌合されて
いる。
[作用] 上記手段を講じた結果、次のような作用が生じる。
(a)樹脂製の筒形チップの外周面に形成されている螺
旋状ないしリング状をなす乱流生成用の突起の働きによ
り、アンテナ素子外周面に当たる風に乱気流が比較的多
量に生じる。このためアンテナ素子の風下側の外周面に
局所的に発生しようとする低気圧領域が、上記乱気流に
よって拡散され消滅されることになる。この結果、前記
低気圧領域によるアンテナ素子の微小振動等が抑制さ
れ、風切り音が消去される。
(b)風切り音消去手段である複数の筒形チップ相互間
に、棒状アンテナ素子の外周面が露出した状態を呈す
る。この様な状態を呈する結果、上記筒形チップ相互間
の素子の露出部分でも乱気流が生成されることになるた
め、風切り音消去効果が向上する。また上記筒形チップ
相互間の間隙の存在により、たとえ筒形チップが硬質部
材で形成されていても、棒状アンテナ素子の可撓性が確
保されることになる。そして上記間隙の存在により、風
圧による負荷が棒状アンテナ素子の全長に亘って分散さ
れるため、振動が分散減衰することになり、棒状アンテ
ナ素子の取付け基端部に応力が集中するのを避けること
ができ、棒状アンテナ素子が上記基端部で折損するのを
防止できる。
(c)棒状アンテナ素子には何ら加工を行なうことな
く、単に複数の樹脂製筒形チップを、棒状アンテナ素子
の外周面に所定間隔をおいて嵌合するだけで製作できる
ため、製作は極めて簡単であり、安価に製造可能であ
る。
[実施例] 第1図は本発明に係わる自動車用アンテナの基本例を
示す概観図である。図示の如く、乗用車10のリヤウイン
ドウ11には、位相コイル20を備えた自動車電話の極超短
波送受信用アンテナ30が装着されている。上記アンテナ
30は、その基端部を前記リヤウインドウ11の上縁部近傍
に固定されている。そして上記アンテナ30は前記リヤウ
インドウ11の内面側に装着されているカップリング要素
40を介して車体内の送受信セットと電気的に接続されて
いる。
第2図は上記アンテナ30の一部を取り出して示した側
面図である。また第3図は風切り音消去部材である筒形
部材32の主要部を一部破断して示す側面図である。
第2図および2第3図に示す如く、アンテナ30は棒状
アンテナ素子31の外周に風切り音消去部材である筒形部
材32を嵌め込んだものとなっている。この筒形部材32
は、外周面に螺旋状をなす乱流生成用の突起33を有して
いる。上記筒形部材32は複数の筒形チップ32a,32b〜を
相互に連結したものとなっている。すなわち第3図に示
す如く、隣り合う一方の筒形チップ32aの一端部に台形
状の凸部34を設け、他方の筒形チップ32bの他端部に同
じく台形の凹部35を設け、この凸部34と凹部35とを係合
させることにより、両者間を連結している。なお上記凸
部34と凹部35との係合により、一方の筒形チップ32aの
螺旋状突起33aと、他方の筒形チップ32bの螺旋状突起33
bとが、丁度連続的に繋がり合うように、予め凹凸部形
成位置が設定されている。なお各筒形チップ32a,32b〜
はABS等の樹脂にて成形されている。筒形部材32を棒状
アンテナ素子31に嵌め込んだとき、このアンテナ素子31
の外周面と筒形部材32の内周面との間に隙間があると、
両者間にガタツキが生じる。これを防止するために、筒
形部材32の内面には第4図に示すように軸心と平行な方
向に延びる複数本の弾接用突条36が設けてある。なお上
記ガタツキを防止する他の手段として接着剤を充填固化
する手段が考えられる。
棒状アンテナ素子21の直径が2φ程度のものである場
合、各筒形チップ32a,32b〜の各部寸法は、概ね次のよ
うに設定される事が望ましい。すなわち長さLは30mm程
度、螺旋状突起33の太さDは1mm程度、螺旋状突起33の
ピッチPは5mm程度に設定する。
次に上記の如く構成された基本例の作用を説明する。
乗用車10の高速度走行中においては、アンテナ30の風
下側の外周面には、第4図に示すように低気圧領域AL
が発生しようとする。この低気圧領域ALが発生する
と、第4図に細線矢印Vで示すように周囲の空気は回り
込んで上記低気圧領域ALに流入する。かくしてアンテ
ナ30に主として前後方向の微小振動が生じ、風切り音が
発生する事になる。
しかるに、基本例のアンテナ30にあっては、アンテナ
素子31の外周に、外周面に螺旋状をなす乱流生成用の突
起33を備た筒形部材32が嵌め込んである。このため上記
螺旋状をなす乱流生成用の突起33の働きにより、アンテ
ナ外周面に当たる風には、第4図に太線矢印Wで示すよ
うな乱気流が比較的多量に生じる。このためアンテナ30
の風下側の外周面に局所的に発生しようとした低気圧領
域ALが上記乱気流により乱され、拡散消滅することに
なる。この結果、アンテナ風切り音の原因である前記低
気圧領域ALによるアンテナ30の微小振動が抑制され、
風切り音が消去される。
筒形チップ32a,32b〜の各単体の長さは、成形加工上
好ましい任意な長さ、例えば30mm程度に設定できる。し
たがって成形歪みによる筒形チップ32a,32b〜の湾曲等
が起こらずにすみ、筒形チップ単体の品質向上を図り得
る。つまり長尺なものを作る場合に比べると、均一な品
質のものを安定的につくれる。かくして均質なものを大
量生産することが可能となり、その結果、比較的安価に
製造可能となる。
風切り音消去手段である筒形部材32は、ABS等の樹脂
を用いての成形加工により得られる。したがって、これ
をアンテナ素子31に被せて使用しても、材質的にアンテ
ナ機能に悪影響を与えるおそれがない。しかも成形加工
が容易であるため製造し易く、かつ軽量なものとなる。
次に第5図以下に示す本発明の実施例について説明す
る。
第5図は本発明の実施例に係わるアンテナ50の構成を
示す側面図である。51は棒状アンテナ素子、52は風切り
音消去手段である筒形部材、53はアンテナ取付け用ジョ
イントである。この実施例が前記基本例と基本的に異な
っている点は、筒形部材52が次の如く構成されている点
である。すなわち上記筒形部材52は、複数の筒形チップ
52a,52b〜を、相互間に所定の間隔Gをおいて、棒状ア
ンテナ素子51の外周に一体成形により嵌着させたものと
なっている。
上記のように構成された本実施例においては、風切り
音消去手段である複数の筒形チップ52a,52b〜の相互間
に、棒状アンテナ素子51が露出した状態となる。この様
な状態であると、乱気流がますます生成され易くなり、
風切り音消去効果が向上する。また風圧による負荷が分
散されることになる。このため振動が分散減衰すること
になり、棒状アンテナ素子51の取り付け部である基端部
すなわちジョイント53に、応力が集中するのを避けるこ
とができる。その結果、上記ジョイント53での折損事故
を防止できる。
次に第6図および第7図を用いて、第5図に示したア
ンテナ50と同様の構造を有するアンテナ70の製造方法に
ついて説明する。
第6図は金型60と棒状アンテナ素子71とを示す要部断
面図である。60Aは固定側金型、60Bは可動側金型であ
る。これらの金型は上下対称に設けられており、構成は
ほぼ同一である。したがってその構成について、固定側
金型60Aに例をとって説明する。
金型基体61Aの一側面には半円筒状の凹部62Aが形成さ
れている。この半円筒状の凹部62Aの内周面には、螺旋
状(リング状であってもよい)をなす凹溝63Aが設けら
れている。上記半円筒状の凹部62Aの内部には、上記凹
部62Aを軸方向に所定間隔で仕切るように、複数の半円
板状の壁体64Aが設けられている。この半円板状の壁体6
4Aの上端縁部の中央には、棒状アンテナ素子71を保持す
るための円弧状切欠き部65Aが設けられている。可動側
金型60Bも同様に構成されている。
上記の如く構成された金型を用いて、風切り音消去用
部材付きの自動車用アンテナは、次のように製造され
る。
まず固定側金型60Aにおける棒状アンテナ素子保持用
の円弧状切欠き部65Aに、棒状アンテナ素子71の下半周
部を保持させる。
次に、可動側金型60Bを第6図中矢印で示す如く、固
定側金型の上面に接合する。こうすることにより、可動
側金型60Bにおける棒状アンテナ素子保持用の円弧状切
欠き部65Bが、棒状アンテナ素子71の上半周部を押え付
けた状態で金型どうしが密着し一体化される。この状態
になると、図中破線で示す領域C、すなわち固定側金型
60Aの二つの壁体64Aと、可動側金型60Bの二つの壁体64B
とで囲まれた領域に、独立した空洞部が形成される。同
様に隣接した各壁体64Aと64Bとで囲まれた領域にも、空
洞部が形成される。このように、それぞれの壁体相互間
に複数の空洞部が形成される。
さらに上記各空洞部内に、固定側金型60Aおよび可動
側金型60Bの少なくとも一方に設けた注入孔(不図示)
を通して、樹脂等の成形材料をそれぞれ注入成形する。
第7図は上記のようにして形成した風切り音消去部材
である複数の筒状チップ72a,72b〜を備えた自動車用ア
ンテナ70の要部を示している。
上記した製造方法によって製造を行なうと、次のよう
な利点が生じる。風切り音消去用の筒形部材72(筒状チ
ップ72a,72b〜)が棒状アンテナ素子71の外周に一体成
形されるので、棒状アンテナ素子71とは別体に成形され
た筒形部材を、棒状アンテナ素子71に嵌め込んだのち接
着固定する場合に比べると、加工々数が著しく少くな
る。特に複数の筒形チップ72a,72b〜を棒状アンテナ素
子71とは別体に成形し、これらを棒状アンテナ素子71に
嵌め込んだのち接着固定する場合には、美観が損なわれ
ないように、複数の筒形チップ72a,72b〜の螺旋状突起
が連続的に連なるように工夫する必要があるが、上記製
造方法を用いた場合には、そのような工夫をする必要が
なくなる。また最良の風切り音消去効果を得るために、
一定方向を向かせることが必要なパーティングライン
(成形による接合部の突条)が、何等の調整操作をする
ことなしに一定方向を向くとこになる。このため組み立
て工程が簡略化される。また棒状アンテナ素子71と筒形
部材72との間に隙間がなく、両者は密着状態となってい
るため、ガタツキ音が発生するおそれがない。そして成
形加工は、金型60の内部に所定間隔で配設した壁体64A,
64Bにより、棒状アンテナ素子71の複数個所を支持した
状態で行なわれるので、たとえ成形材料の注入圧力が非
常に高い場合であっても、棒状アンテナ素子71が上記圧
力を受けて湾曲変形するといった問題が生じない。
なお本発明は上記各実施例に限定されるものではな
い。例えば前記実施例では乱流生成用の突起として螺旋
状のものを示したが、リング状のもの等であってもよ
い。要するに乱気流を効果的に発生させ得るものであれ
ばよい。また前記実施例で示した螺旋状の乱気流生成用
の突起における各部寸法は、実施例のものに限られるも
のではなく、使用条件に応じて適宣設定すればよい。つ
まり棒状アンテナ素子の大きさ、アンテナが装着される
自動車の車種や型式、車体上のアンテナ取り付け個所、
等に応じて適宣変更して設定する事が好ましい。このほ
か本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能で
あるのは勿論である。
[発明の効果] 本発明によれば次のような作用効果を奏する自動車用
アンテナを提供できる。
(a)樹脂製の筒形チップの外周面に形成されている螺
旋状ないしリング状をなす乱流生成用の突起の働きによ
り、アンテナ素子外周面に当たる風に乱気流が比較的多
量に生じる。このためアンテナ素子の風下側の外周面に
局所的に発生しようとする低気圧領域が、上記乱気流に
よって拡散され消滅されることになる。この結果、前記
低気圧領域によるアンテナ素子の微小振動等が抑制さ
れ、風切り音が消去される。
(b)風切り音消去手段である複数の筒形チップ相互間
に、棒状アンテナ素子の外周面が露出した状態を呈す
る。この様な状態を呈する結果、上記筒形チップ相互間
の素子の露出部分でも乱気流が生成されることになるた
め、風切り音消去効果が向上する。また上記筒形チップ
相互間の間隙の存在により、たとえ筒形チップが硬質部
材で形成されていても、棒状アンテナ素子の可撓性が確
保されることになる。そして上記間隙の存在により、風
圧による負荷が棒状アンテナ素子の全長に亘って分散さ
れるため、振動が分散減衰することになり、棒状アンテ
ナ素子の取付け基端部に応力が集中するのを避けること
ができ、棒状アンテナ素子が上記基端部で折損するのを
防止できる。
(c)棒状アンテナ素子には何ら加工を行なうことな
く、単に複数の樹脂製筒形チップを、棒状アンテナ素子
の外周面に所定間隔をおいて嵌合するだけで製作できめ
ため、製作は極めて簡単であり、安価に製造可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の基本例を示す図で、第1図は
本実施例のアンテナを自動車に装着した状態を示す概観
図、第2図は上記アンテナの一部を取り出して示す側面
図、第3図は筒形部材の主要部を一部破断して示す側面
図、第4図は作用説明図である。第5図は本発明の実施
例を示す図で、一部省略した自動車用アンテナの側面図
である。第6図および第7図は同実施例のアンテナ製造
方法を示す図で、第6図は自動車用アンテナ製造用金型
の断面図、第7図は製造されたアンテナの要部側面図で
ある。 10……乗用車、20……位相コイル、30,50,70……極超短
波送受信用の自動車用アンテナ、31,51,71……棒状アン
テナ素子、32,52,72……筒形部材、32a,32b〜,52a,52b
〜,72a,72b〜……筒形チップ、33……螺旋状の突起、34
……凸部、35……凹部、36……弾接用突条、53……取り
付けジョイント、60A……固定側金型、60B……可動側金
型、61A,61B……金型基体、62A,62B……半円筒状の凹
部、63A,63B……螺旋状をなす凹溝、64A,64B……半円板
状の壁体、65A,65B……円弧状切欠き部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面に螺旋状ないしリング状をなす乱流
    生成用の突起を有する樹脂製の複数の筒形チップが、棒
    状アンテナ素子の外周に、各チップ相互間から前記棒状
    アンテナ素子の外周面が露出する如く、相互間に所定の
    間隔(G)をおいて嵌合されていることを特徴とする自
    動車用アンテナ。
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