JP2000091827A - セラミック誘電体を用いた携帯通信端末器用ヘリカルアンテナ及びその製造方法 - Google Patents

セラミック誘電体を用いた携帯通信端末器用ヘリカルアンテナ及びその製造方法

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JP2000091827A
JP2000091827A JP11028765A JP2876599A JP2000091827A JP 2000091827 A JP2000091827 A JP 2000091827A JP 11028765 A JP11028765 A JP 11028765A JP 2876599 A JP2876599 A JP 2876599A JP 2000091827 A JP2000091827 A JP 2000091827A
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helical antenna
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徳 在 朴
Jong Cheol Yun
種 ▲ちょる▼ 尹
Ki Duk Koo
冀 徳 丘
Kyu Bok Lee
圭 馥 李
Jae Suk Sung
宰 碩 成
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が単純化して量産性が高まり、ヘリカル
素子用導体として安価な素材を使用することによって製
造コストダウンに寄与するヘリカルアンテナ及びその製
造方法を提供する。 【解決手段】 ヘリカルアンテナにおいて、誘電体コア
は円筒形よりなっており、その外周面に螺旋形の溝が形
成されている。前記誘電体コアの溝内には導電ストリッ
プが形成される。前記誘電体コアの下部には給電導体が
設けられ、前記導電ストリップと電気的に連結される前
記給電導体が前記導電ストリップと外部の回路との間に
信号を伝達する。前記誘電体コア及び前記導電ストリッ
プの外部にはアンテナカバーが包まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアンテナ装置に係
り、さらに詳しくはセルラーホンのような携帯型電話機
に使用するためのアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信技術の発展に伴い、アナログ及
びデジタルセルラーホンあるいは個人携帯通信(PCS)ホ
ンのような携帯可能な電話機が普遍化しつつある。特に
バッテリー製造技術の発展と電話機内部回路の集積回路
化につれ、このような携帯型電話機の大きさは次第に小
型化しつつある。電話機本体と共に携帯型電話機に採用
されるアンテナの大きさも小型化しつつあるが、携帯型
電話機用アンテナにおいてはその小型化と共に送受信感
度を極大化させなければならない問題があった。
【0003】このような小型化及び送受信感度の維持と
いう2つの目標を達成するため、携帯型電話機のアンテ
ナとしてはヘリカルアンテナとホイップ(Whip)アンテナ
が結合されたアンテナ装置が使われる。図1及び図2は
従来の携帯型電話機用アンテナ装置の一例の引き出し時
及び挿入時の構造を各々示す断面図である。図1及び図
2に示したアンテナ装置はヘリカルアンテナ及びホイッ
プアンテナを含む。ヘリカルアンテナは主に高弾性の金
属を使用して製作され、電気的にλ/4の長さを持ち、
スプリング形態で製作されるヘリカル素子10と、中心
部に貫通されるホールが形成されており、外側面に螺子
山が形成されている第1コネクタ12と、ヘリカル素子
10と第1コネクタ12を電気的に接続させる第2コネ
クタ14と、外部の接触からヘリカル素子10を保護し
て形の変形、破損及び酸化による性能の劣下を防止する
ためにヘリカル素子10を包んでいる第1カバー16と
を含む。一方、ホイップアンテナは電気的にλ/4の長
さを持ち、モノポールアンテナで動作するアンテナ芯線
20と、外部の接触からアンテナ芯線20を保護するた
めにアンテナ芯線20を包み、プラスチック系の非導電
性物質でなされた第2カバー22と、アンテナ芯線20
の下部に付着されている導電性ストッパ24を含む。図
1及び図2において、参照番号36は電話機のハウジン
グを示す。
【0004】このようなアンテナ装置において、ホイッ
プアンテナは上下方向に移動可能に構成される。図1に
示したように、使用者がホイップアンテナの上端に備わ
ったノブ26を引っ張ってアンテナを引き出した状態で
は、電話機内部の信号処理回路30からアンテナクリッ
プ32、ハウジングコネクタ34及び第1コネクタ12
を通じて供給される電力は第2コネクタ14を通じてヘ
リカル素子10に供給されると同時に、ストッパ24を
通じてホイップアンテナ芯線20にも供給される。この
時、ホイップアンテナが主に信号送受信機能を行い、ヘ
リカルアンテナは補助で動作する。一方、図2に示した
ように、アンテナが挿入された状態では、ストッパ24
がハウジングコネクタ34及び第1コネクタ12から取
り外されるので、信号処理回路30から供給される電力
はホイップアンテナ芯線20には供給されずヘリカル素
子10にだけ供給される。従って、ヘリカルアンテナだ
けが信号を送受信する。
【0005】このような従来のアンテナ装置において、
ヘリカル素子は通常PVC(ポリ塩化ビニール)のような誘
電体に高弾性の金属線を巻回することにより製作され
る。ところが、このようにヘリカルアンテナを製作する
場合、ヘリカル素子に用いられる高弾性金属の金属が銅
のような汎用の素材に比べて高価なのでアンテナのコス
トアップを招く問題点があった。また、アンテナカバー
の内部で金属線が酸化されるのを防止するため、ヘリカ
ル素子に用いられる金属線は耐酸化性が高くなければな
らないという制約があった。このような酸化の問題を解
決するため、金属線の外周面をコーティングする方法が
あるものの、金属線の外周面を精密にコーティングする
ためには色々な工程がさらに必要になり量産性が低い短
所があった。さらに、従来のヘリカルアンテナは外部か
ら強い衝撃が加えられると、その形態が変ってアンテナ
としてまともに動作できなくなる場合もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点を解決するために案出されたもので、構造が単純化
して量産性が高まり、ヘリカル素子用導体として安価な
素材を使用することによってコストダウンに寄与し、性
能を安定的に維持しながらも小型のヘリカルアンテナ及
びその製造方法を提供することにその目的がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した技術的課題を達
成するため、誘電体上にメッキにより導電ストリップを
形成することによって導電ストリップが信号を送受信す
る本発明に係るヘリカルアンテナにおいて、誘電体コア
は円筒形よりなっており、その外周面に螺旋形の溝が形
成される。前記誘電体コアの溝内には導電ストリップが
形成される。前記誘電体コアの下部には給電導体が設け
られ、前記導電ストリップと電気的に連結される前記給
電導体が前記導電ストリップと外部の回路との間に信号
を伝達する。前記誘電体コア及び前記導電ストリップの
外部にはアンテナカバーが囲繞される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して本
発明の望ましい実施例をさらに詳述する。以下の説明で
同一であるか対応する部材には同じ参照番号を付し、こ
れに対する詳細な説明は省略する。図3は本発明に係る
ヘリカルアンテナの一実施例を示す。ヘリカルアンテナ
100は誘電体コア102と、誘電体コア102上にコ
ーティングまたはメッキ形成される導電ストリップ10
6と、外部の信号源から導電ストリップ106に電力を
供給するための給電導体108とを含む。図4に示した
ように、誘電体コア102は円筒形よりなっており、そ
の外周面には螺旋形の溝が形成されている。本発明の望
ましい実施例において、誘電体コア102はセラミック
素材を加工して製作される。そして、導電ストリップ1
06は前記誘電体コア102の溝内に銅をメッキするこ
とによって形成され、電気的にλ/4の長さを持つ。こ
の時、導電ストリップ106の形成は従来のヘリカルア
ンテナにおいてコイルを巻くことと同じ効果を持つ。給
電導体108は平板状のフランジ110と、フランジ1
10の底面で下方に延び、円筒形よりなるスリーブ11
2とを含む。以下の説明では、誘電体コアに導電ストリ
ップのメッキされた構造体を”ヘリカル素子”と略称す
る。
【0009】このような構造を持つヘリカルアンテナが
携帯型電話機のような応用機器に採用される場合、誘電
体コア102の下部で導電ストリップ106が給電導体
108のフランジ110と密着された状態でプラスチッ
ク材質のアンテナカバーが誘電体コアを包んでいる。こ
の時、導電ストリップ106の下部と給電導体108は
密着された状態になり、導電ストリップ106は給電導
体108から供給される電流信号に応じて外部に電波を
放射したり受信された電波信号を給電導体108に供給
できる。
【0010】図5は図3のヘリカルアンテナを製作する
方法を示す順序図である。まず、誘電体コア102は数
値制御旋盤やミーリングマシンなどの切削加工機械を使
用して製作される(第900段階)。この時、誘電体コ
ア102の外周面溝104の幅と深さはアンテナが採用
される機器の使用周波数によって決まる。特に、溝10
4の深さは周波数と導電ストリップ106の素材の電気
伝導度により決まる表皮の厚さより深いことが望ましい
が、一般的な携帯型電話機の周波数帯域においてこのよ
うな表皮の厚さはさほど深くないため、溝104の深さ
は甚だしく深くはならない。
【0011】第902段階においては、誘電体コア10
2の外周面溝104に導電ストリップ106がメッキさ
れる。このようなメッキにおいては、多様な方法が使わ
れるが、本発明の望ましい実施例においては沈漬タンク
を使用せず、必要な部位だけ電気メッキするブラシメッ
キ法(Brush Plating)が使われる。ところが、本発明は
これに限定されず、本発明の他の実施例においてはメッ
キ溶液に沈漬させてメッキを行なったり誘電体コア10
2の外周面の全体にコーティングを行なった後、溝10
4を除いた部分に対して付着された金属性分をエッチン
グして除去する事も出来る。また、本発明のさらに他の
実施例においては、コア102の外周面で溝104を除
いた部分に対してマスキングを行なった後、溝104に
対してだけメッキを施したりコーティングを行なう事も
出来る。
【0012】第904段階においては、誘電体コア10
2の底面部に給電導体108のフランジ110を密着さ
せた状態でプラスチック材質のアンテナカバーを被せ
る。アンテナカバーが被さった状態で、ヘリカルアンテ
ナは応用機器に装着される。図6及び図7は図3に示し
たヘリカルアンテナが携帯型電話機に装着された一例を
示す。図示のように、アンテナ装置はヘリカルアンテナ
100及びホイップアンテナ120を含む。前述した通
り、ヘリカルアンテナ100を構成するヘリカル素子は
誘電体コア102の外周面にメッキされた導電ストリッ
プ106により具現され、その下部には給電導体108
が設けられている。そして、外部の接触からヘリカル素
子10を保護することによって、形の変形及び破損によ
る性能の劣化を防止するために、プラスチック材質の第
1アンテナカバー114がヘリカル素子を包んでいる。
【0013】ホイップアンテナ120は電気的にλ/4
の長さを持ち、モノポールアンテナで動作するアンテナ
芯線122と、外部の接触からアンテナ芯線122を保
護するためにアンテナ芯線122を包み、プラスチック
系の非伝導性物質でなされた第2アンテナカバー124
と、アンテナ芯線122の下部に付着されている導電性
ストッパ126とを含む。本発明の望ましい実施例でア
ンテナ芯線122とストッパ126は電気的に連結され
ている。
【0014】ヘリカルアンテナ100及びホイップアン
テナ120は次のように電話機に設けられる。まず、ヘ
リカルアンテナ100はその下部に備わった給電導体1
08のスリーブ112をホイップアンテナ120の上部
に抑止嵌合することにより結合される。一方、電話機の
ハウジング130上部にはホールが形成されており、ホ
ール内側にはアンテナ装置を電話機の信号処理回路13
4に電気的に連結するためのリング形態のコネクタ13
2が装着される。コネクタ132は抑止嵌合や接着剤に
より装着される事もでき、ハウジングとコネクタ132
の外周面にねじ構造を形成して、これらを締結すること
によって装着される事も出来る。アンテナ装置はコネク
タ132の中心を貫通するホール内側で上下方向に移動
可能に設けられる。一方、アンテナ装置の挿入時、スリ
ーブ112とコネクタ132を固く接触させるため、コ
ネクタ132の内側に板スプリングが設けられたりコネ
クタ132の中央ホールの内周面に突起構造が形成され
る事も出来る。
【0015】前記アンテナ装置は次の通り動作する。図
6に示したようにアンテナが挿入された状態では、スト
ッパ126がコネクタ132から電気的に分離されるた
め、電話機内部の信号処理回路134とホイップアンテ
ナ120との間の信号送受信は遮断される。この時、ヘ
リカルアンテナ100は、給電導体108のスリーブ1
12がコネクタ132に電気的に接続されているため
に、信号処理回路134から信号を送受信できる。従っ
て、ヘリカルアンテナだけが信号を送受信する。信号処
理回路134からアンテナクリップ136を通じて供給
される電力はコネクタ132及び給電導体108を通じ
てヘリカルアンテナの導電ストリップ106に供給され
て電波として放射される。また、ヘリカルアンテナの導
電ストリップ106を通して受信されたRF信号は給電導
体108及びコネクタ132を通じて信号処理回路13
4に供給される。
【0016】図7のように使用者がアンテナ装置の上端
に置かれるヘリカルアンテナ100を引っ張ってアンテ
ナ装置を引き出した状態では、給電導体108のスリー
ブ112がコネクタ132から分離されるため、ヘリカ
ルアンテナ100は信号を送受信できない。従って、こ
の時はホイップアンテナ120だけが動作する。電話機
内部の信号処理回路134からアンテナクリップ136
を通じ供給される電力はコネクタ132及びストッパ1
26を通じてホイップアンテナの芯線122に供給され
て電波として放射される。また、ホイップアンテナ12
0を通じて受信されたRF信号はストッパ126及びコネ
クタ132を通じて信号処理回路134に供給される。
【0017】一方、図3のヘリカルアンテナが変形され
た他の実施例においては、給電導体108でスリーブ1
12が提供されないこともある。このような実施例にお
いては、給電導体のフランジ110に対向するコネクタ
の上部面積が十分に広くコネクタ132が製作される。
これに伴い、図6に示したように、アンテナが挿入され
た状態でヘリカルアンテナのフランジ110とコネクタ
132との間では電磁気的カップリングにより信号が伝
わる。
【0018】図8は本発明に係るヘリカルアンテナの他
の実施例を示す。図8のヘリカルアンテナ150は図3
に示したような構造を持ち、誘電体コア152と、誘電
体コア152上にコーティングまたはメッキ形成される
導電ストリップ156と、外部の信号源から導電ストリ
ップ156に電力を供給するための給電導体158とを
含む。誘電体コア152は円筒形よりなっており、その
中央には軸中心を追って貫通するホール154が形成さ
れ、その外周面には螺旋形の溝が形成される。導電スト
リップ156は前記誘電体コア152の溝内に銅をメッ
キすることによって形成され、電気的にλ/4の長さを
持つ。給電導体158は平板状のフランジ160と、フ
ランジ160の底面で下方に延びるスリーブ162とを
含む。給電導体158にはフランジ160の中心部とス
リーブ162の軸中心を貫通し、誘電体コア152と同
じ直径を持つホール164が形成される。そして、スリ
ーブ162の外周面には螺子山が形成されている。誘電
体コア152の底面部に給電導体158のフランジ16
0を密着させた状態で、誘電体コア152及び給電導体
158の外部にはプラスチック材質のアンテナカバーが
被さる。
【0019】図9及び図10は図8に示したヘリカルア
ンテナが携帯型電話機に装着された一例を示す。図示の
ように、アンテナ装置はヘリカルアンテナ150及びホ
イップアンテナ170を含む。電話機のハウジング13
0の上部にはホールが形成されており、ホール内側には
アンテナ装置を電話機の信号処理回路134に電気的に
連結するためのリング状のコネクタ182が装着されて
いる。コネクタ182の内周面にはねじ構造が形成され
ている。コネクタ182は抑止嵌合や接着剤により装着
される場合があり、ハウジングとコネクタ182の外周
面にねじ構造を形成してこれらを締結することによって
装着される事も出来る。ヘリカルアンテナ150はスリ
ーブ162のねじ構造とコネクタ182のねじ構造を締
結することによって、電話機に装着されて固定される。
【0020】ホイップアンテナ170は電気的にλ/4
の長さを持ちモノポールアンテナとして動作するアンテ
ナ芯線172と、外部の接触からアンテナ芯線172を
保護するためにアンテナ芯線172を包み、プラスチッ
ク系の非導電性物質でなされたアンテナカバー174
と、アンテナ芯線172の下部に付着されている導電性
ストッパ176とを含む。本発明の望ましい実施例にお
いて、アンテナ芯線172とストッパ176は電気的に
連結されている。ホイップアンテナ170の上端にはホ
イップアンテナ170の引き出し及び挿入を容易にする
ためのノブ178が作られている。このようなホイップ
アンテナ170はヘリカルアンテナの誘電体コア152
を貫通するホール及びコネクタ182の内部で上下方向
に移動可能に設けられる。
【0021】ホイップアンテナ170が挿入されている
時、ホイップアンテナ170の位置を安定に維持させる
ため、ヘリカルアンテナのアンテナカバー166のホー
ル内側に凹部168を形成し、これに対向するホイップ
アンテナのアンテナカバー174の外周面に突起169
を形成する事も出来る。同じく、ホイップアンテナ17
0が引き出されている時、ホイップアンテナ170の位
置を安定に維持させるため、コネクタ182のホール内
側に凹部184を形成し、これに対向するストッパ17
6の外周面に突起178を形成する事も出来る。
【0022】前記アンテナ装置は次のように動作する。
図9に示したようにアンテナが挿入された状態では、ス
トッパ176がコネクタ182から電気的に分離される
ため、電話機内部の信号処理回路134とホイップアン
テナ170との間の信号送受信は遮断される。従って、
ヘリカルアンテナ150だけが信号を送受信する。信号
処理回路134からアンテナクリップ136を通じて供
給される電力はコネクタ182及び給電導体158を通
じてヘリカルアンテナの導電ストリップ156に供給さ
れて電波として放射される。また、ヘリカルアンテナの
導電ストリップ156を通して受信されたRF信号は給電
導体158及びコネクタ182を通じて信号処理回路1
34に供給される。
【0023】図10のようにホイップアンテナが引き出
された状態では、ストッパ176がコネクタ182と電
気的に連結するためにヘリカルアンテナ150と共にホ
イップアンテナ170も動作する。この時、ホイップア
ンテナが信号送受信において主な機能を行い、ヘリカル
アンテナは補助的に動作する。図11は本発明に係るヘ
リカルアンテナのさらに他の実施例を示す。図11のヘ
リカルアンテナ200は相異なる二つの周波数領域で動
作できる二重帯域アンテナであって、二つのヘリカル素
子202、210が直列で連結された形態を持つ。これ
により、相異なる周波数f1、f2で動作する携帯型電話機
において別途の変更なく採用できる。例えば、本実施例
にともなうアンテナは周波数f1で動作するセルラーホン
にも使われ得、周波数f2で動作する個人携帯通信(PHS)
電話機にも使われうる。
【0024】ヘリカルアンテナ200は第1ヘリカル素
子202及び第2ヘリカル素子210と、第1及び第2
ヘリカル素子202、210を電気的に連結する中間導
体208と、外部の信号源から第1及び第2ヘリカル素
子202、210に電力を供給するための給電導体21
6とを含む。第1ヘリカル素子202は第1誘電体コア
204と、第1誘電体コア204上にコーティングまた
はメッキで形成される第1導電ストリップ206とから
構成される。望ましい実施例において、第1誘電体コア
204は円筒形よりなっており、その外周面には螺旋形
の溝が形成されている。第1導電ストリップ206は第
1誘電体コア204の溝内に銅をメッキすることによっ
て形成され、電気的にλ1/4(λ1 = c/f1、cは光速を
示す)の長さを持つ。第1導電ストリップ206の幅と
厚さは周波数f1及び第1導電ストリップ206の素材の
電気伝導度によって決定される。
【0025】第2ヘリカル素子210は第2誘電体コア
212と、第2誘電体コア212上にコーティングまた
はメッキで形成される導電ストリップ214とで構成さ
れる。望ましい実施例において、第2誘電体コア212
は円筒形よりなっており、その外周面には螺旋形の溝が
形成されている。第2導電ストリップ214は前記第2
誘電体コア212の溝内に銅をメッキすることによって
形成され、電気的にλ 2/4(λ2=c/f2)の長さを持つ。
第2導電ストリップ214の幅と厚さは周波数f2及び第
2導電ストリップ214の素材の電気伝導度によって決
定される。
【0026】望ましい実施例において、中間導体208
は円板状よりなる。ところが、本発明の他の変形された
実施例においては、第1及び第2導電ストリップ20
6、214を連結することができるその他の部材が中間
導体208として使われる。給電導体216は平板状の
フランジ218と、フランジ218の底面で下方に延び
るスリーブ220とを含み、図3の図示と類似な構造を
持つ。従って、給電導体216に関する詳細な説明は省
略する。アンテナ組立時、第1ヘリカル素子202と中
間導体208と第2ヘリカル素子210と給電導体21
6が順次に延びて密着された状態で、アンテナの外部に
はプラスチック材質のアンテナカバーが被さる。
【0027】図12及び図13は図11に示したヘリカ
ルアンテナが携帯型電話機に装着された一例を示す。図
示のように、アンテナ装置はヘリカルアンテナ200及
びホイップアンテナ222とを含む。ホイップアンテナ
222はモノポールアンテナで動作するアンテナ芯線2
24と、外部の接触からアンテナ芯線224を保護する
ためにアンテナ芯線224を包み、プラスチック系の非
伝導性物質でなされたアンテナカバー226と、アンテ
ナ芯線224の下部に付着されている導電性ストッパ2
28とを含む。本発明の望ましい実施例において、アン
テナ芯線224とストッパ228は電気的に連結されて
いる。ホイップアンテナ222の電気的な長さは周波数
f1、f2のうちから低いものにより決定される。例えば、
周波数f1が周波数f2より低いと仮定する時、ホイップア
ンテナ222のアンテナ芯線224の長さはλ1/4にな
る。周波数f1がセルラー電話機の周波数で周波数f2が個
人携帯通信(PHS)電話機の周波数とする際、周波数f2
周波数f1の約2倍に当たるため、λ1/4の長さを持つホ
イップアンテナ222は周波数f1及びf2の両方で動作が
可能である。
【0028】ヘリカルアンテナ200及びホイップアン
テナ222は次の通り電話機に設けられる。まず、ヘリ
カルアンテナ200はその下部に備わった給電導体のス
リーブ220をホイップアンテナ222の上部に押込ば
めすることにより結合される。一方、電話機のハウジン
グ130の上段にはホールが形成されており、ホール内
側にはアンテナ装置を電話機の信号処理回路134に電
気的に連結するためのリング状のコネクタ132が装着
される。アンテナ装置はコネクタ132の中心を貫通す
るホール内側で上下方向に移動可能に設けられる。一
方、アンテナ装置の挿入時、スリーブ220とコネクタ
132とを固く接触させるため、コネクタ132の内側
に板スプリングが設けられたりコネクタ132の中央ホ
ールの内周面に突起構造を形成する事も出来る。
【0029】前記アンテナ装置は次のように動作する。
図12に示したように、アンテナが挿入された状態で
は、ストッパ228がコネクタ132から電気的に分離
されるため、ホイップアンテナ222は動作せずヘリカ
ルアンテナ200だけが動作する。信号処理回路134
からアンテナクリップ136を通じて供給される電力は
コネクタ132及び給電導体216を通じてヘリカルア
ンテナ200に供給される。この時、供給される電力の
周波数がf1ならば、供給される電力は主に第1ヘリカル
素子202を通じて放射され、供給される電力の周波数
がf2ならば、供給される電力は主に第2ヘリカル素子2
10を通じて放射される。一方、信号受信においては、
f1の周波数を持つRF信号は主に第1ヘリカル素子202
を通じて受信されて給電導体216及びコネクタ132
を通じて信号処理回路134に供給され、f2の周波数を
持つRF信号は主に第2ヘリカル素子210を通じて受信
されて信号処理回路134に供給される。従って、電話
機の信号処理回路134が処理する周波数によって第1
ヘリカル素子202及び第2ヘリカル素子210のうち
何れか一つだけが実質的に動作する
【0030】図13のようにアンテナ装置が引き出され
た状態では、給電導体のスリーブ220がコネクタ13
2から分離されるため、ヘリカルアンテナ200は信号
を送受信できなくなり、これに伴い、この時はホイップ
アンテナ222だけが動作する。電話機内部の信号処理
回路134からアンテナクリップ136を通じて供給さ
れる電力はコネクタ132及びストッパ228を通じて
ホイップアンテナの芯線224に供給されて電波として
放射される。また、ホイップアンテナ222を通じて受
信されたRF信号はストッパ228及びコネクタ132を
通じて信号処理回路134に供給される。
【0031】一方、図11のヘリカルアンテナが変形さ
れた他の実施例においても、給電導体216においてス
リーブ220が提供されない場合もある。このような実
施例においては、給電導体のフランジ218に対向する
コネクタの上部面積が十分に広くコネクタ132が製作
される。これに伴い、図12に示したように、アンテナ
が挿入された状態でヘリカルアンテナのフランジ218
とコネクタ132との間では電磁気的なカップリングに
より信号が伝わる。
【0032】図11に示した本発明のヘリカルアンテナ
によれば、一つのアンテナが相異なる二つの周波数で動
作できる。従って、携帯型電話機の製造会社が相異なる
周波数で動作する異種の電話機を生産するにあたって、
別途のアンテナを購買する必要がなく、一種類のアンテ
ナだけを購買して異種の電話機に採用できるという特長
がある。
【0033】図14は本発明に係るヘリカルアンテナの
さらに他の実施例を示す。図14のヘリカルアンテナ2
50は二重帯域アンテナであって、各々がアンテナ機能
を行う二つの導電ストリップが一つの誘電体にメッキさ
れている形態である。従って、相異なる周波数f1、f2
動作する携帯型電話機に別途に変更なく採用できる。ヘ
リカルアンテナ250はヘリカル素子252と、給電導
体262と、外部の接触からアンテナを保護するために
アンテナを包んでいるプラスチック材質のアンテナカバ
ー(図14には図示せず)とを含む。ヘリカル素子25
2は円筒形よりなっており、外周面に溝が形成されてい
る誘電体コア254と、誘電体コアの溝にメッキで形成
された第1乃至第3導電ストリップ256、258、2
60で構成される。第1導電ストリップ256はf1の動
作周波数を持つように電気的にλ1/4の長さを持ち、第
3導電ストリップ260はf2の動作周波数を持つように
電気的にλ2/4の長さを持つ。第2導電ストリップ25
8は第1導電ストリップ256と第3導電ストリップ2
60との間のインピーダンス整合のために与えられた遷
移区間である。第1乃至第3導電ストリップ256、2
58、260のピッチ及び幅は周波数f1、f2で最適の放
射及び受信特性を持つと共に、可能な限り完壁にインピ
ーダンス整合がなされるように定まる。
【0034】図15及び図16は図14に示したヘリカ
ルアンテナが携帯型電話機に装着された一例を示す。ヘ
リカルアンテナの装着方法とアンテナの動作は図12及
び図13と関連して説明したことに類似する為、これに
関する詳細な説明は省略する。図17は本発明に係るヘ
リカルアンテナのさらに他の実施例を示す。図17のヘ
リカルアンテナは相異なる二つの周波数領域で動作でき
る二重帯域アンテナであって、図11の図示と類似した
構造を持つ。ヘリカルアンテナ300は第1ヘリカル素
子302及び第2ヘリカル素子310と、第1及び第2
ヘリカル素子302、310を電気的に連結する中間導
体308と、外部の信号源から第1及び第2ヘリカル素
子302、310に電力を供給するための給電導体31
6と、外部の接触からアンテナを保護するためにアンテ
ナを包んでいるプラスチック材質のアンテナカバー(図
17には図示せず)とを含む。
【0035】第1ヘリカル素子302は第1誘電体コア
304と、第1誘電体コア304上にコーティングまた
はメッキで形成される第1導電ストリップ306とで構
成される。第2ヘリカル素子310は第2誘電体コア3
12と、第2誘電体コア312上にコーティングまたは
メッキで形成される第2導電ストリップ314で構成さ
れる。第1ヘリカル素子302と、中間導体308と、
第2ヘリカル素子310と、給電導体のフランジ318
の中央には給電導体のスリーブ320の内径と同じ直径
を持つホール307、309、315、321が設けら
れている。
【0036】図18及び図19は図17に示したヘリカ
ルアンテナが携帯型電話機に装着された一例を示す。ヘ
リカルアンテナ300はホイップアンテナ322と共に
電話機に装着されるが、具体的な装着方法とアンテナの
動作は図9及び図10と関連して説明したことに類似す
る為、これに関する詳細な説明は省略する。図20は本
発明に係るヘリカルアンテナのさらに他の実施例を示
す。図20のヘリカルアンテナ350は二重帯域アンテ
ナであって、図14に示したことと類似な構造を持つ。
ヘリカルアンテナ350はヘリカル素子352と、給電
導体362と、外部の接触からアンテナを保護するため
にアンテナを包んでいるプラスチック材質のアンテナカ
バー(図20には図示せず)とを含む。ヘリカル素子3
52は円筒形よりなっており、外周面に溝が形成されて
いる誘電体コア354と、誘電体コアの溝にメッキで形
成された第1乃至第3導電ストリップ356、358、
360で構成される。ヘリカル素子352と給電導体の
フランジ364の中央には給電導体のスリーブ366の
内径と同じ直径を持つホール361、368が設けられ
ている。図20のヘリカルアンテナは図17のヘリカル
アンテナと同じ方法で電話機に装着されて動作する。
【0037】図21は本発明に係るヘリカルアンテナの
さらに他の実施例を示す。図21のヘリカルアンテナは
相異なる二つの周波数領域で動作できる二重帯域アンテ
ナである。本実施例においてヘリカルアンテナ400は
第1ヘリカルアンテナ402及び第2ヘリカルアンテナ
412の2つの部分で構成されている。第1ヘリカルア
ンテナ402は第1ヘリカル素子404及び第1接続導
体410とを含む。第1ヘリカル素子404は第1誘電
体コア406と、第1誘電体コア406上にコーティン
グまたはメッキで形成される第1導電ストリップ408
で構成される。第1誘電体コア406は円筒形よりなっ
ており、その外周面には螺旋形の溝が形成されている。
第1導電ストリップ408は第1誘電体コアの溝内に銅
をメッキすることによって形成され、電気的にλ1/4の
長さを持つ。一方、第1接続導体410は円板状よりな
っている。
【0038】第2ヘリカルアンテナ412は第2接続導
体414と第2ヘリカル素子420と給電導体430と
を含む。第2接続導体414は全体的に円板状をなして
いるが、その上部面には少なくとも一つの突起416が
形成されている。第2ヘリカル素子420は第2誘電体
コア422と、第2誘電体コア422上にコーティング
またはメッキ形成される第2導電ストリップ424とで
構成される。第2導電ストリップ424は電気的にλ2/
4の長さを持つ。給電導体430は平板状のフランジ4
32と、フランジ432の底面で下方に延びるスリーブ
434を含む。そして、スリーブ434の外周面には螺
子山が形成されている。第2接続導体414及び第2誘
電体コア422と給電導体のフランジ432の中央には
ホイップアンテナが貫通できるようにスリーブ434の
内径と同じ直径を持つホール418、426、436が
設けられている。
【0039】図22及び図23は図21に示したヘリカ
ルアンテナが携帯型電話機に装着された一例を示す。ア
ンテナ装置は二つのヘリカルアンテナ402、412及
びホイップアンテナ440を含む。ホイップアンテナ4
40はモノオールアンテナで動作するアンテナ芯線44
2と、外部の接触からアンテナ芯線442を保護するた
めにアンテナ芯線442を包み、プラスチック系の非伝
導性物質でなされたアンテナカバー444と、アンテナ
芯線442の下部に付着されている導電性ストッパ44
6とを含む。ホイップアンテナ440の電気的な長さは
周波数f1、f2のうちから低いものにより決定される。例
えば、周波数f1が周波数f2より低いと仮定する時、ホイ
ップアンテナのアンテナ芯線442の長さはλ1 /4に
なる。
【0040】ヘリカルアンテナ402、412及びホイ
ップアンテナ440は次のように電話機に設けられる。
まず、第1ヘリカルアンテナ402は第1誘電体コア4
06と第1接続導体410が密着された状態でホイップ
アンテナ440の上部に設けられる。この時、ホイップ
アンテナのアンテナカバー444はアンテナ芯線442
と第1ヘリカルアンテナ402を共に取り囲むようにな
る。これに伴い、本実施例において第1ヘリカルアンテ
ナ402とホイップアンテナ440は一体型でなされて
いる。アンテナカバーで第1ヘリカルアンテナの第1接
続導体410の下部面を取り囲んでいる部分には第2接
続導体の突起416に対応してホールが形成されてお
り、第1接続導体410と第2接続導体414が選択的
に接触できるようになっている。ホイップアンテナ44
0は第2ヘリカルアンテナの誘電体コア422を貫通す
るホール及びコネクタ182の内部で上下方向に移動可
能に設けられる。
【0041】一方、電話機のハウジング130の上部に
はホールが形成されており、ホールの内側にはアンテナ
装置を電話機の信号処理回路134に電気的に連結する
ためのリング状のコネクタ182が装着されている。コ
ネクタ182の内周面にはねじ構造が形成されている。
コネクタ182は押込ばめや接着剤により装着される事
もでき、ハウジングとコネクタ182の外周面にねじ構
造を形成して、これらを締結することによって装着され
る事も出来る。第2ヘリカルアンテナ412は給電導体
のスリーブ434のねじ構造とコネクタ182のねじ構
造を締結することによって電話機に装着されて固定され
る。
【0042】前記アンテナ装置は次のように動作する。
本実施例において、第1ヘリカルアンテナ402はノブ
として作用する。従って、電話機の使用者は第1ヘリカ
ルアンテナ402を引っ張ることにより第1ヘリカルア
ンテナ402及びホイップアンテナ440を引き出せ、
第1ヘリカルアンテナ402を押込むことによって第1
ヘリカルアンテナ402及びホイップアンテナ440を
挿入させることができる。
【0043】図22に示したように、第1ヘリカルアン
テナ402及びホイップアンテナ440が挿入された状
態では、ストッパ446がコネクタ182から電気的に
分離されるため、ホイップアンテナ440は動作しな
い。信号処理回路134からアンテナクリップ136を
通じて供給される電力はコネクタ182及び給電導体4
30を通じて第2ヘリカルアンテナ412に供給され
る。また、第1接続導体410と第2接続導体の突起4
16が接触されているため、第2ヘリカルアンテナ41
2に供給される電力の一部は第1ヘリカルアンテナ40
2にも供給される。従って、アンテナが挿入された状態
では第1及び第2ヘリカルアンテナ402、412が全
て動作する。
【0044】この時供給される電力の周波数がf1なら
ば、供給される電力は主に第1ヘリカル素子404を通
じて放射され、供給される電力の周波数がf2ならば、供
給される電力は主に第2ヘリカル素子420を通じて放
射される。一方、信号受信においては、f1の周波数を持
つRF信号は主に第1ヘリカル素子404を通じて受信さ
れて給電導体430及びコネクタ182を通じて信号処
理回路134に供給され、f2の周波数を持つRF信号は主
に第2ヘリカル素子420を通じて受信されて信号処理
回路134に供給される。従って、電話機の信号処理回
路134が処理する周波数によって第1ヘリカル素子4
04及び第2ヘリカル素子420のうちから何れか一つ
だけが実質的に動作する。
【0045】図23のように第1ヘリカルアンテナ40
2及びホイップアンテナ440が引き出された状態で
は、ホイップアンテナのストッパ446とコネクタ18
2が接触するようになってホイップアンテナ440が動
作できるようになる。しかし、第1接続導体410と第
2接続導体の突起416との接触が解除されるために、
第1ヘリカルアンテナ402は信号処理回路134と電
気的に分離される。従って、アンテナが挿入された状態
では第2ヘリカルアンテナ412及びホイップアンテナ
440が動作し、第1ヘリカルアンテナ402は動作し
なくなる。この時、ホイップアンテナが信号送受信にお
いて主な機能を行い、ヘリカルアンテナは補助的に動作
する
【0046】図23のアンテナ装置が変形された他の実
施例において、第1ヘリカルアンテナ402の第1接続
導体410の下段にはスリーブが備えられる。このよう
な場合、第1ヘリカルアンテナ402とホイップアンテ
ナ440は別個のアンテナカバーで包まれているように
なり、第1接続導体410のスリーブをホイップアンテ
ナ440に押込ばめすることにより、第1ヘリカルアン
テナ402とホイップアンテナ440を結合できる。
【0047】図24は本発明に係るヘリカルアンテナの
さらに他の実施例を示し、図25及び図26は図24に
示したヘリカルアンテナを含むアンテナ装置が携帯型電
話機に装着された状態を示す。図24のヘリカルアンテ
ナ450は図21に示したことと類似な構成を持つ。た
だし、第2接続導体464の上部面に突起416が形成
されず、アンテナカバー494で第1ヘリカルアンテナ
の第1接続導体460の下部面を包んでいる部分に突起
に対応したホールが形成されていない。これに伴い、第
1ヘリカルアンテナ452及びホイップアンテナ490
が挿入された状態で第1ヘリカルアンテナ452と第2
ヘリカルアンテナ462との間の直接的な電気的接続は
なされず、第1ヘリカルアンテナ452と第2ヘリカル
アンテナ462との間の信号伝達は電磁気的なカップリ
ングによりなされる。その他は図21乃至図23と関連
して説明したことと同一な為、これに関する詳細な説明
は省略する。
【0048】上述の通り本発明の望ましい実施例を説明
したが、本発明はこれに限らず多様に変形できる。例え
ば、前述した望ましい実施例においてはヘリカルアンテ
ナのコアとしてセラミックが使われたが、本発明の他の
実施例においてはセラミックの代りに、例えばポリカー
ボネートやPVC のようなプラスチック誘電体を使用して
ヘリカルアンテナを具現する事も出来る。また、メッキ
材料としてニッケルや銀のような導体を使用する事も出
来る。かつ、誘電体コアと共にアンテナカバー内に密封
される給電導体の形態もヘリカルアンテナの装着方法に
応じて多様に変形できることは勿論である。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のヘリカルア
ンテナはその構造が簡単で加工機械を使用して容易に再
現できるため、量産性が増大されて大量生産に適し、製
造コストダウンに寄与する。特に、ヘリカル素子に用い
られる導体として銅を使用できるために、製造コストを
一層低減できる。またヘリカルアンテナが誘電体上に密
着されたメッキ層で具現されるため、アンテナの変形や
酸化などの問題がなくなる等、外部の衝撃や環境による
影響を少なく受けるようになってアンテナの安全性が向
上される。かつ、アンテナの安全性が向上されることに
よってアンテナの大きさを従来の製品に比べて大幅に縮
められる。
【0050】特に、本発明に係るデュアルバンドヘリカ
ルアンテナは前記二つのセラミック誘電体を直列で連結
し、異なる二つの周波数領域で使用できるので、電話機
製造会社が各周波数帯域に対して別個のアンテナを購入
して装着する必要がなく、これに伴い在庫管理が容易に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のアンテナ装置においてホイップアンテナ
が引き出された状態を示す図である。
【図2】従来のアンテナ装置においてホイップアンテナ
が挿入された状態を示す図である。
【図3】本発明に係るヘリカルアンテナの一実施例の分
解斜視図である。
【図4】図3に示したヘリカルアンテナの誘電体コアの
斜視図である。
【図5】図3のヘリカルアンテナを製作する方法を示す
順序図である。
【図6】図3のヘリカルアンテナを含むアンテナ装置が
携帯型電話機に装着されて挿入された状態を示す断面図
である。
【図7】図3のヘリカルアンテナを含むアンテナ装置が
携帯型電話機に装着され引き出された状態を示す断面図
である。
【図8】本発明に係るヘリカルアンテナの他の実施例の
分解斜視図である。
【図9】図8のヘリカルアンテナを含むアンテナ装置が
携帯型電話機に装着され挿入された状態を示す断面図で
ある。
【図10】図8のヘリカルアンテナを含むアンテナ装置
が携帯型電話機に装着され引き出された状態を示す断面
図である。
【図11】二重帯域アンテナで動作する本発明に係るヘ
リカルアンテナの他の実施例の分解斜視図である。
【図12】図11のヘリカルアンテナを含むアンテナ装
置が携帯型電話機に装着され挿入された状態を示す断面
図である。
【図13】図11のヘリカルアンテナを含むアンテナ装
置が携帯型電話機に装着され引き出された状態を示す断
面図である。
【図14】二重帯域アンテナで動作する本発明に係るヘ
リカルアンテナのさらに他の実施例の分解斜視図であ
る。
【図15】図14のヘリカルアンテナを含むアンテナ装
置が携帯型電話機に装着され挿入された状態を示す断面
図である。
【図16】図14のヘリカルアンテナを含むアンテナ装
置が携帯型電話機に装着され引き出された状態を示す断
面図である。
【図17】二重帯域アンテナで動作する本発明に係るヘ
リカルアンテナのさらに他の実施例の分解斜視図であ
る。
【図18】図17のヘリカルアンテナを含むアンテナ装
置が携帯型電話機に装着され挿入された状態を示す断面
図である。
【図19】図17のヘリカルアンテナを含むアンテナ装
置が携帯型電話機に装着され引き出された状態を示す断
面図である。
【図20】二重帯域アンテナで動作する本発明に係るヘ
リカルアンテナのさらに他の実施例の分解斜視図であ
る。
【図21】二重帯域アンテナで動作する本発明に係るヘ
リカルアンテナのさらに他の実施例の分解斜視図であ
る。
【図22】図21のヘリカルアンテナを含むアンテナ装
置が携帯型電話機に装着され挿入された状態を示す断面
図である。
【図23】図21のヘリカルアンテナを含むアンテナ装
置が携帯型電話機に装着され引き出された状態を示す断
面図である。
【図24】二重帯域アンテナで動作する本発明に係るヘ
リカルアンテナのさらに他の実施例の分解斜視図であ
る。
【図25】図24のヘリカルアンテナを含むアンテナ装
置が携帯型電話機に装着され挿入された状態を示す断面
図である。
【図26】図24のヘリカルアンテナを含むアンテナ装
置が携帯型電話機に装着され引き出された状態を示す断
面図である。
【符号の説明】
100、150、200、250、300、350 ヘ
リカルアンテナ 102、152、204、212、254、354 誘
電体コア 104 溝 106、156 導電ストリップ 108、158、316、430 給電導体 120、170、222、322、440、490 ホ
イップアンテナ 122、172 ホイップアンテナ芯線 132、182 コネクタ 202、302 第1ヘリカル素子 210、310 第2ヘリカル素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 37457/1998 (32)優先日 平成10年9月11日(1998.9.11) (33)優先権主張国 韓国(KR) (31)優先権主張番号 37458/1998 (32)優先日 平成10年9月11日(1998.9.11) (33)優先権主張国 韓国(KR) (72)発明者 丘 冀 徳 大韓民国ソウル特別市衿川區禿山1洞 禿 山韓信アパート12棟1004號 (72)発明者 李 圭 馥 大韓民国城南市盆堂區亭子洞 ハンソル青 丘アパート111棟901號 (72)発明者 成 宰 碩 大韓民国ソウル特別市瑞草區良才洞10−50 番地

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形よりなっており、その外周面に螺
    旋形の溝が形成されている誘電体コアと、 前記誘電体コアの溝内に形成される螺旋形の導電ストリ
    ップと、 前記誘電体コアの下部に位置し、前記導電ストリップと
    電気的に連結され前記導電ストリップと外部の回路との
    間に信号を伝達する給電導体と、 前記誘電体コア及び前記導電ストリップを包んでいるア
    ンテナカバーとを含むヘリカルアンテナ。
  2. 【請求項2】 前記給電導体は、 平板状よりなっており、前記誘電体コアの下部で前記導
    電ストリップと接触させてあるフランジと、 円筒形よりなっており、前記フランジの底面で下方に延
    びているスリーブとを含む請求項1に記載のヘリカルア
    ンテナ。
  3. 【請求項3】 前記誘電体コアには中心軸を追って貫通
    するホールが形成されている請求項1に記載のヘリカル
    アンテナ。
  4. 【請求項4】 前記誘電体コアはセラミック素材でなさ
    れている請求項1に記載のヘリカルアンテナ。
  5. 【請求項5】 前記導電ストリップは銅素材でなされて
    いる請求項1に記載のヘリカルアンテナ。
  6. 【請求項6】 円筒形よりなっており、その外周面に螺
    旋形の溝が形成されている第1誘電体コアと、 前記第1誘電体コアの溝内に形成され、第1波長の約1
    /4の長さを持つ螺旋形の第1導電ストリップと、 前記第1誘電体コアの下部に位置し、円筒状でなってお
    りそ外周面に螺旋形の溝が形成されている第2誘電体コ
    アと、 前記第2誘電体コアの溝内に形成され、前記第1導電ス
    トリップと電気的に連結され第2波長の約1/4の長さ
    を持つ螺旋形の第2導電ストリップと、 前記第2誘電体コアの下部に位置し、前記第2導電スト
    リップと電気的に連結され前記第2導電ストリップと外
    部の回路との間に信号を伝達する給電導体と、前記第1
    及び第2誘電体コアと、前記導電ストリップを包んでい
    るアンテナカバーとを含む二重帯域ヘリカルアンテナ。
  7. 【請求項7】 前記第1誘電体コア及び前記第2誘電体
    コアとの間に置かれ、前記第1導電ストリップ及び前記
    第2導電ストリップを電気的に連結する中間導体をさら
    に含む請求項6に記載の二重帯域ヘリカルアンテナ。
  8. 【請求項8】 前記第1誘電体コア及び前記第2誘電体
    コアは長手方向に延びた一つの同じ誘電体であり、 前記第1導電ストリップ及び前記第2導電ストリップと
    の間に置かれ、前記第1導電ストリップ及び前記第2導
    電ストリップを電気的に連結しインピーダンスを整合さ
    せる第3導電ストリップをさらに含む請求項6に記載の
    二重帯域ヘリカルアンテナ。
  9. 【請求項9】 前記給電導体は平板形よりなっており、
    前記第2誘電体コアの下部で前記第2導電ストリップと
    接触させてあるフランジと、 円筒形よりなっており、前記フランジの底面で下方に延
    びているスリーブとを含む請求項6に記載の二重帯域ヘ
    リカルアンテナ。
  10. 【請求項10】 前記第1及び第2誘電体コアには各々
    中心軸を追って貫通するホールが形成されている請求項
    6に記載の二重帯域ヘリカルアンテナ。
  11. 【請求項11】 円筒形の誘電体コアを提供する段階
    と、 前記誘電体コアの外周面に螺旋形の溝を形成する段階
    と、 前記誘電体コアの溝に導電性ストリップをメッキする段
    階と、 前記誘電体コアの一端部に前記導電性ストリップと電気
    的に連結された給電導体を提供する段階と、 前記導電体がメッキされた誘電体コアの外部にアンテナ
    カバーを被せる段階とを含むヘリカルアンテナ製造方
    法。
  12. 【請求項12】 内部に信号処理回路を備える携帯型電
    話機に装着されて使用され、前記携帯型電話機に挿入さ
    れた時と前記携帯型電話機から引き出された時の両方に
    信号を送受信できるアンテナ装置において、 少なくとも前記アンテナ装置が前記携帯型電話機に挿入
    された時、前記信号処理回路に電気的に連結され前記信
    号を送受信できるヘリカルアンテナと、 前記アンテナ装置が前記携帯型電話機から引き出された
    時だけ前記信号処理回路に電気的に連結され前記信号を
    送受信できるホイップアンテナを含み、 前記ヘリカルアンテナは、 円筒形よりなっており、その外周面に螺旋形の溝が形成
    されている誘電体コアと、 前記誘電体コアの溝内に形成される螺旋形の導電ストリ
    ップと、 前記誘電体コアの下部に置かれ、前記導電ストリップと
    電気的に連結され前記導電ストリップと外部の回路との
    間に信号を伝達する給電導体と、 前記誘電体コア及び前記導電ストリップを囲繞している
    アンテナカバーとを含むアンテナ装置。
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