JP2641420B2 - モータ制御回路 - Google Patents
モータ制御回路Info
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- JP2641420B2 JP2641420B2 JP60005179A JP517985A JP2641420B2 JP 2641420 B2 JP2641420 B2 JP 2641420B2 JP 60005179 A JP60005179 A JP 60005179A JP 517985 A JP517985 A JP 517985A JP 2641420 B2 JP2641420 B2 JP 2641420B2
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- JP
- Japan
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- count value
- power supply
- motor
- commercial power
- cycle
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P25/00—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details
- H02P25/02—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details characterised by the kind of motor
- H02P25/04—Single phase motors, e.g. capacitor motors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、家庭電化機器、たとえば電気洗濯機におけ
るモータ速度制御に関するものである。
るモータ速度制御に関するものである。
従来の技術 従来この種の機器のモータ制御は、第3図に示すよう
な装置で行なわれている。このモータ制御装置は制御回
路部301と、モータを駆動する駆動回路302と、モータ30
3と、モータの回転数を検知する回転数検知部304よりな
り、前記制御回路部301によって駆動回路302を制御し、
駆動回路302の出力によりモータ303は駆動され、前記モ
ータ303の回転数は回転検知部304で検知され、その検知
出力は制御回路301にフィードバックされるようになっ
ている。
な装置で行なわれている。このモータ制御装置は制御回
路部301と、モータを駆動する駆動回路302と、モータ30
3と、モータの回転数を検知する回転数検知部304よりな
り、前記制御回路部301によって駆動回路302を制御し、
駆動回路302の出力によりモータ303は駆動され、前記モ
ータ303の回転数は回転検知部304で検知され、その検知
出力は制御回路301にフィードバックされるようになっ
ている。
発明が解決しようとする問題点 このような構成では、回転数検知部304の情報によ
り、制御回路部301にて回転数に応じて、モータ303への
通電位相を制御し、速度制御する方法がとかれてきた
が、回転数検知部304および制御回路部301が複雑になっ
ていた。一方、回路を簡単にするため回転数検知を行わ
ないようにすると、制御速度が不安定となり、負荷変動
に対し安定した回転が得られないという欠点を有してい
た。また、この制御手段は位相制御であるため、モータ
制御時に発生するノイズが高く、その対策は容易ではな
く、高価でかつ複雑な装置にならざるを得なかった。
り、制御回路部301にて回転数に応じて、モータ303への
通電位相を制御し、速度制御する方法がとかれてきた
が、回転数検知部304および制御回路部301が複雑になっ
ていた。一方、回路を簡単にするため回転数検知を行わ
ないようにすると、制御速度が不安定となり、負荷変動
に対し安定した回転が得られないという欠点を有してい
た。また、この制御手段は位相制御であるため、モータ
制御時に発生するノイズが高く、その対策は容易ではな
く、高価でかつ複雑な装置にならざるを得なかった。
本発明は、このような欠点に留意し、簡単なシステム
で、負荷変動に対しても安定なモータ速度制御を実現す
ることを目的とするものである。
で、負荷変動に対しても安定なモータ速度制御を実現す
ることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために、本発明のモータ制御装
置は、商用電源に同期して前記商用電源の1サイクルに
1個のパルスを発生する電源同期信号発生部と、前記電
源同期信号発生部の電源同期信号を計数し一定計数毎に
出力を発生する計数回路部と、モータを制御する制御回
路とを備え、前記制御回路は、モータ回転の初期に計数
回路部からの電源信号の計数値が第一の所定計数値
(N0)になるまでモータを商用電源の各サイクル毎に通
電し、計数値が第一の所定計数値(N0)になった後は、
第二の所定計数値(N1)になる毎に計数値をリセット
し、その後計数回路部からの計数値が、第二所定計数値
(N1)より小さい第三の所定計数値(N2)になるまで
と、第三の所定計数値(N2)以上で第二の所定計数値
(N1)以下の場合とで区分けし、それぞれの計数値の範
囲で、モータの通電のオンまたはオフを交互に行うもの
である。
置は、商用電源に同期して前記商用電源の1サイクルに
1個のパルスを発生する電源同期信号発生部と、前記電
源同期信号発生部の電源同期信号を計数し一定計数毎に
出力を発生する計数回路部と、モータを制御する制御回
路とを備え、前記制御回路は、モータ回転の初期に計数
回路部からの電源信号の計数値が第一の所定計数値
(N0)になるまでモータを商用電源の各サイクル毎に通
電し、計数値が第一の所定計数値(N0)になった後は、
第二の所定計数値(N1)になる毎に計数値をリセット
し、その後計数回路部からの計数値が、第二所定計数値
(N1)より小さい第三の所定計数値(N2)になるまで
と、第三の所定計数値(N2)以上で第二の所定計数値
(N1)以下の場合とで区分けし、それぞれの計数値の範
囲で、モータの通電のオンまたはオフを交互に行うもの
である。
作 用 上記構成により、計数回路部の計数値は、商用電源の
1サイクルの整数倍となり、モータに通電する時間は、
モータを商用電源の各サイクル毎に通電する場合も、断
続的に通電する場合にも、すべて商用電源の1サイクル
の整数倍の時間となり、モータ制御時にノイズが発生す
ることなくモータを安定に回転でき、しかも、大きな起
動トルクが得られて、所定のモータ速度を安価な装置で
実現できる。
1サイクルの整数倍となり、モータに通電する時間は、
モータを商用電源の各サイクル毎に通電する場合も、断
続的に通電する場合にも、すべて商用電源の1サイクル
の整数倍の時間となり、モータ制御時にノイズが発生す
ることなくモータを安定に回転でき、しかも、大きな起
動トルクが得られて、所定のモータ速度を安価な装置で
実現できる。
実施例 以下本発明の一実施例について、第1図および第2図
を参照して説明する。図において、101は商用電源、112
は直流電源、108〜111は商用電源同期信号発生部100の
構成回路素子であり、商用電源101が抵抗111、ダイオー
ド110を介してトランジスタ109に印加され、トランジス
タ109は商用電源101に同期してスイッチングされ、商用
電源101の1サイクルに1個のパルス(電源同期信号)
を発生するようになっている。108はトランジスタ109の
コレクタ抵抗であり、トランジスタ109による電源同期
信号はマイクロコンピュータ107に入力されるようにな
っている。マイクロコンピュータ107は電源同期信号を
計数し、一定計数毎にモータ102を制御する制御部を有
する。102はモータであり、103〜106はモータ駆動回路1
08の構成回路素子であり、マイクロコンピュータ107の
出力を抵抗106を介してトランジスタ105に印加しトラン
ジスタ105をスイッチングさせ、抵抗104を介して両方向
性半導体スイッチング素子103をスイッチングさせ、モ
ータ102を制御する。
を参照して説明する。図において、101は商用電源、112
は直流電源、108〜111は商用電源同期信号発生部100の
構成回路素子であり、商用電源101が抵抗111、ダイオー
ド110を介してトランジスタ109に印加され、トランジス
タ109は商用電源101に同期してスイッチングされ、商用
電源101の1サイクルに1個のパルス(電源同期信号)
を発生するようになっている。108はトランジスタ109の
コレクタ抵抗であり、トランジスタ109による電源同期
信号はマイクロコンピュータ107に入力されるようにな
っている。マイクロコンピュータ107は電源同期信号を
計数し、一定計数毎にモータ102を制御する制御部を有
する。102はモータであり、103〜106はモータ駆動回路1
08の構成回路素子であり、マイクロコンピュータ107の
出力を抵抗106を介してトランジスタ105に印加しトラン
ジスタ105をスイッチングさせ、抵抗104を介して両方向
性半導体スイッチング素子103をスイッチングさせ、モ
ータ102を制御する。
マイクロコンピュータ107は第2図に示すようにモー
タ回転の初期に電源同期信号の計数値が第一の所定計数
値(N0)になるまではモータを商用電源の各サイクル毎
に通電し、計数値が第一の所定計数値(N0)になれば初
期FLGを“1"にセットし、以降計数値が第二の所定計数
値N1になる毎に計数値を“0"にリセットし、一定値N1に
なるまでは計数値が第三の所定計数値N2以下ではモータ
への通電を停止し、N2以上ではモータへ通電を行う。す
なわち、回転の初期は一定時間モータを商用電源の各サ
イクル毎に通電し、それ以降は電源同期信号に同期して
モータへの通電を断続的に行うものである。
タ回転の初期に電源同期信号の計数値が第一の所定計数
値(N0)になるまではモータを商用電源の各サイクル毎
に通電し、計数値が第一の所定計数値(N0)になれば初
期FLGを“1"にセットし、以降計数値が第二の所定計数
値N1になる毎に計数値を“0"にリセットし、一定値N1に
なるまでは計数値が第三の所定計数値N2以下ではモータ
への通電を停止し、N2以上ではモータへ通電を行う。す
なわち、回転の初期は一定時間モータを商用電源の各サ
イクル毎に通電し、それ以降は電源同期信号に同期して
モータへの通電を断続的に行うものである。
上記において、N1=4、N2=2に設定すれば、モータ
の回転数がほぼ最高回転数の1/2に設定することが可能
であり、また、発生するノイズも低い。
の回転数がほぼ最高回転数の1/2に設定することが可能
であり、また、発生するノイズも低い。
発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように本発明によれ
ば、商用電源に同期して前記商用電源の1サイクルに1
個のパルスを発生する電源同期信号発生部と、前記電源
同期信号発生部の電源同期信号を計数し一定計数毎に出
力を発生する計数回路部と、モータを制御する制御回路
とを備え、前記計数回路部の出力により前記制御回路を
制御し、前記計数回路部の計数値が、あらかじめ定めた
設定値に達するまではモータに商用電源の各サイクル毎
に通電し、設定値以上では前記計数回路部の出力に同期
してモータへの通電を行うようにしたから、電源同期信
号発生部は商用電源の1サイクルに1個のパルスを発生
するため、計数回路部は計数値の商用電源の1サイクル
の整数倍となり、モータに通電する時間は、計数回路部
の計数値が、あらかじめ定めた設定値に達するまでのモ
ータを商用電源の各サイクル毎に通電する場合も、設定
値以上で断続的に通電する場合にも、すべて商用電源の
1サイクルの整数倍の時間にできて、モータを負荷変動
に対しても安定に回転できる上、モータ制御時にノイズ
が発生することがなく、しかも、計数回路部の計数値が
あらかじめ定めた設定値に達するまではモータに商用電
源の各サイクル毎に通電するため、大きな起動トルクが
得られて安定した回転が得られ、安定した速度制御が行
える。
ば、商用電源に同期して前記商用電源の1サイクルに1
個のパルスを発生する電源同期信号発生部と、前記電源
同期信号発生部の電源同期信号を計数し一定計数毎に出
力を発生する計数回路部と、モータを制御する制御回路
とを備え、前記計数回路部の出力により前記制御回路を
制御し、前記計数回路部の計数値が、あらかじめ定めた
設定値に達するまではモータに商用電源の各サイクル毎
に通電し、設定値以上では前記計数回路部の出力に同期
してモータへの通電を行うようにしたから、電源同期信
号発生部は商用電源の1サイクルに1個のパルスを発生
するため、計数回路部は計数値の商用電源の1サイクル
の整数倍となり、モータに通電する時間は、計数回路部
の計数値が、あらかじめ定めた設定値に達するまでのモ
ータを商用電源の各サイクル毎に通電する場合も、設定
値以上で断続的に通電する場合にも、すべて商用電源の
1サイクルの整数倍の時間にできて、モータを負荷変動
に対しても安定に回転できる上、モータ制御時にノイズ
が発生することがなく、しかも、計数回路部の計数値が
あらかじめ定めた設定値に達するまではモータに商用電
源の各サイクル毎に通電するため、大きな起動トルクが
得られて安定した回転が得られ、安定した速度制御が行
える。
第1図は本発明の一実施例のモータ制御装置の回路図、
第2図はその計数回路部および制御回路をマイクロコン
ピュータを用いた実施例でのフローチャート、第3図は
従来のモータ制御装置の回路図である。 100……商用電源同期発生部、102……モータ、107……
マイクロコンピュータ、108……モータ駆動回路。
第2図はその計数回路部および制御回路をマイクロコン
ピュータを用いた実施例でのフローチャート、第3図は
従来のモータ制御装置の回路図である。 100……商用電源同期発生部、102……モータ、107……
マイクロコンピュータ、108……モータ駆動回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 入山 卓二 門真市大字門真1006番地 松下電器産業 株式会社内 (72)発明者 太田 文夫 門真市大字門真1006番地 松下電器産業 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−58894(JP,A) 特開 昭59−99993(JP,A) 実開 昭56−2798(JP,U) 実公 昭57−1902(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】商用電源に同期して前記商用電源の1サイ
クルに1個のパルスを発生する電源同期信号発生部と、
前記電源同期信号発生部の電源同期信号を計数し一定計
数毎に出力を発生する計数回路部と、モータを制御する
制御回路とを備え、前記制御回路は、モータ回転の初期
に計数回路部からの電源信号の計数値が第一の所定計数
値(N0)になるまでモータを商用電源の各サイクル毎に
通電し、計数値が第一の所定計数値(N0)になった後
は、第二の所定計数値(N1)になる毎に計数値をリセッ
トし、その後計数回路部からの計数値が、第二の所定計
数値(N1)より小さい第三の所定計数値(N2)になるま
でと、第三の所定計数値(N2)以上で第二の所定計数値
(N1)以下の場合とで区分けし、それぞれの計数値の範
囲で、モータの通電のオンまたはオフを交互に行うモー
タ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60005179A JP2641420B2 (ja) | 1985-01-16 | 1985-01-16 | モータ制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60005179A JP2641420B2 (ja) | 1985-01-16 | 1985-01-16 | モータ制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61164492A JPS61164492A (ja) | 1986-07-25 |
JP2641420B2 true JP2641420B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=11604007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60005179A Expired - Lifetime JP2641420B2 (ja) | 1985-01-16 | 1985-01-16 | モータ制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2641420B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS571902U (ja) * | 1980-06-05 | 1982-01-07 | ||
JPS5858894A (ja) * | 1981-10-05 | 1983-04-07 | Nec Corp | フアンモ−タの回転数制御回路 |
JPS599993A (ja) * | 1982-07-08 | 1984-01-19 | キヤノン株式会社 | プリント板の電気回路の接続方法 |
-
1985
- 1985-01-16 JP JP60005179A patent/JP2641420B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61164492A (ja) | 1986-07-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |