JP2640771B2 - 大型ブロック用把持装置 - Google Patents

大型ブロック用把持装置

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JP2640771B2 JP63323021A JP32302188A JP2640771B2 JP 2640771 B2 JP2640771 B2 JP 2640771B2 JP 63323021 A JP63323021 A JP 63323021A JP 32302188 A JP32302188 A JP 32302188A JP 2640771 B2 JP2640771 B2 JP 2640771B2
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/96Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements
    • E02F3/962Mounting of implements directly on tools already attached to the machine
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/36Component parts
    • E02F3/40Dippers; Buckets ; Grab devices, e.g. manufacturing processes for buckets, form, geometry or material of buckets
    • E02F3/401Buckets or forks comprising, for example, shock absorbers, supports or load striking scrapers to prevent overload

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、大型ブロックを把持して積み重ね、石積擁
壁を構築するための把持装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、擁壁の石積み作業は人力によっていたため、作
業者にとって重労働であるばかりでなく危険を伴う作業
であり、また、施工能率も悪く、その結果、施工単価が
高い等の問題点があった。
さらに、人力により運搬や据え付け作業を行うため、
ブロック1個あたりの重さ、即ち大きさに限界があるこ
とも施工能率にブレーキをかけていた。
[発明が解決しようとするる課題] 本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、1個のブロックの
大きさを極力大きくして、この大型ブロックを把持装置
により把持せしめて積み重ね、その擁壁の構築を機械化
することにより、施工能力を向上せしめ、省力化と施工
費の低減および安全性の向上を図ることのできる大型ブ
ロック用把持装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の大型ブロック用把持装置は、走行移動するベ
ースマシーンに旋回および上下に作動するアームを設
け、該アームの先端部に一対の把持爪を設けて、該一対
の把持爪が閉じる方向に作動すると共に、相互に開く方
向にも作動するように構成し、さらに、大型ブロックの
把持孔に係合する把持突起を上記各把持爪の先端部内側
に向けて設けた把持装置において、上記各把持爪を回転
させて上記把持突起を把持爪の先端部の外側に向けるよ
うに構成したことを特徴とし、また、上記把持突起に加
えて別の把持突起を各把持爪の先端部外側にも向けて設
けたことも特徴とするものである。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
第1図において、1はベースマシンであって、下部走
行体1aに対して、上部旋回1bが旋回するようなってい
る。該上部旋回体1bにはブーム2が上下に回動自在に枢
着されている。該ブーム2の先端部にはアーム3が上下
回動自在に枢着されている。該アーム3にはスライドア
ーム4が摺動自在に取り付けられている。尚、該スライ
ドアーム4は省略してもよい。
5はバケットであって、上記スライドアーム4または
アーム3の先端部に首振り及び旋回自在に取り付けられ
ている。該バケット5も省略してもよい。
第2図及び第3図から明らかなように、上記バケット
5の基盤5aにはピン6aを介して一対の把持爪6が枢着さ
れている。
上記把持爪6の両基端部は、リンク部材7により相互
に連結されていて、油圧シリンダー8により一方の把持
爪6を作動させると、該リンク部材7を介して他方の把
持爪6が反対方向に動くようになっている。従って、両
把持爪6は、相互に閉じたり開いたりして後述するブロ
ックを把持するようになっている。
上記把持爪6の先端部には、ブロックBの被把持面に
当接する把持突起6bが突設されている。該把持突起6bは
上記被把持面に密着するように、その当接面が自由に追
随できるようになっていたり、硬質ゴム等の変形可能な
材質で構成されている。
第4図は上記把持装置により把持される大型ブロック
を示すもので、9はブロック本体であって、通常のブロ
ックの約4倍以上の表面積、例えば高さ(縦寸法)60〜
100cm、幅(横寸法)120〜180cmの大きさを有する。該
ブロック本体9の裏側には把持部9aが上下方向に突設さ
れている。該把持部9aの両端部には縦溝9a′が刻設され
ていて、その途中に把持孔9a″が凹設されている(第3
図参照)。尚、上記縦溝9a′は、把持爪6がこれに引っ
掛かって把持したブロックが回転しないようにしてい
る。
また、上記ブロック本体9の上面には、嵌合凸部9bが
突設されている。一方、該ブロック本体9の下面には、
嵌合凹部9cが形成されていて、積重ねた下方のブロック
本体9の上記嵌合凸部9bと嵌合するようになっている。
本発明のブロック本体は以上のように構成されている
ので、第3図に示すように、2本の把持爪6の把持突起
6bをブロック本体9の把持孔9a″に閉じる方向に係合さ
せて把持し、第1図に示すように、持ち上げて積み重ね
ながら擁壁を構築する。
第5図は大型ブロックの別の実施例を示すもので、ブ
ロック本体10の裏側に2つの把持部10aを突設し、その
内側面に相互に向かい合うように把持孔10a″が刻設さ
れている。10a′は縦溝である。
このブロックBを把持するには、上記把持爪6を回転
させて、上記把持突起6bを外側に向け、ブロック本体10
の把持孔10a″に開く方向に係合させて把持する。上記
把持爪6を回転させる方法としては、例えば、把持爪6
の基部に設けられている取付ピンを引き抜いて、把持爪
6を取り外してから把持突起6bが外側を向くように把持
爪6を回転させたり、或いは、枢軸等により把持爪6を
回転可能に取り付けて回転させる。
尚、上記把持爪6を回転させる代わりに、把持突起6b
の外側に別の把持突起6cを形成し、上記ブロック本体10
を把持する場合には、把持爪6を開くと同時に、該把持
突起6cを上記把持孔10a″に係合させるようにしてもよ
い。
[発明の効果] (1)走行移動するベースマシーンに旋回および上下に
作動するアームを設け、該アームの先端部に一対の把持
爪を設けて、該一対の把持爪が相互に閉じる方向に作動
すると共に、相互に開く方向にも作動するように構成
し、さらに、大型ブロックの把持孔に係合する把持突起
を上記各把持爪の先端部内側に向けて設けた把持装置に
おいて、上記各把持爪を回転させて上記把持突起を把持
爪の先端部の外側に向けるように構成したので、大型ブ
ロックの把持孔の方向や位置に応じて、簡単かつ短時間
に係合可能なように対処させることができる利点があ
る。
(2)走行移動するベースマシーンに旋回および上下に
作動するアームを設け、該アームの先端部に一対の把持
爪を設けて、該一対の把持爪が相互に閉じる方向に作動
すると共に、相互に開く方向にも作動するように構成
し、さらに、大型ブロックの把持孔に係合する把持突起
を上記各把持爪の先端部内側に向けて設けた把持装置に
おいて、上記把持突起に加えて別の把持突起を各把持爪
の先端部外側にも向けて設けたので、大型ブロックの把
持孔の方向や位置に応じて、極めて簡単かつ容易に係合
可能なように対処させることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の石積み作業機械により大型ブロックを
把持して擁壁を構築している説明図、第2図は把持装置
の側面図、第3図はその正面図、第4図は大型ブロック
の斜視図、第5図は別の大型ブロックを把持した状態の
正面図、第6図は把持爪の別の実施例を示す説明図であ
る。 1……ベースマシーン、1a……下部走行体、1b……上部
嵌合部、2……ブーム、3……アーム、4……スライド
アーム、5……バケット、5a……基板、6……把持爪、
6a……ピン、6b,6c……把持突起、7……リンク部材、
8……油圧シリンダー、9……ブロック本体、9a……把
持部、9a′……縦溝、9a″……把持孔、9b……嵌合凸
部、9c……嵌合凹部、10……ブロック本体、10a……把
持部、10a″……把持孔、B……ブロック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−252491(JP,A) 実開 昭63−1886(JP,U) 実開 昭62−50187(JP,U) 実開 昭52−126576(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行移動するベースマシーンに旋回および
    上下に作動するアームを設け、該アームの先端部に一対
    の把持爪を設けて、該一対の把持爪が相互に閉じる方向
    に作動すると共に、相互に開く方向にも作動するように
    構成し、さらに、大型ブロックの把持孔に係合する把持
    突起を上記各把持爪の先端部内側に向けて設けた把持装
    置において、上記各把持爪を回転させて上記把持突起を
    把持爪の先端部の外側に向けるように構成したことを特
    徴とする大型ブロック用把持装置。
  2. 【請求項2】走行移動するベースマシーンに旋回および
    上下に作動するアームを設け、該アームの先端部に一対
    の把持爪を設けて、該一対の把持爪が相互に閉じる方向
    に作動すると共に、相互に開く方向にも作動するように
    構成し、さらに、大型ブロックの把持孔に係合する把持
    突起を上記各把持爪の先端部内側に向けて設けた把持装
    置において、上記把持突起に加えて別の把持突起を各把
    持爪の先端部外側にも向けて設けたことを特徴とする大
    型ブロック用把持装置。
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JPS6250187U (ja) * 1985-09-18 1987-03-28
JPS631886U (ja) * 1986-06-20 1988-01-08
JPH0631153B2 (ja) * 1987-12-07 1994-04-27 東急建設株式会社 把持装置

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