JPS6016627Y2 - 吊上げ用フツク - Google Patents
吊上げ用フツクInfo
- Publication number
- JPS6016627Y2 JPS6016627Y2 JP8541080U JP8541080U JPS6016627Y2 JP S6016627 Y2 JPS6016627 Y2 JP S6016627Y2 JP 8541080 U JP8541080 U JP 8541080U JP 8541080 U JP8541080 U JP 8541080U JP S6016627 Y2 JPS6016627 Y2 JP S6016627Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- short
- hook
- lifting hook
- pin
- long sides
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は吊上げ用フック、とくに溶融紡糸用ノズルパ
ックなどのように比較的小型で重量のあるものを吊上げ
るためのフックに関するものである。
ックなどのように比較的小型で重量のあるものを吊上げ
るためのフックに関するものである。
溶融紡糸のノズルなどを吊上げ運搬するのに一般にホイ
ストクレーンが使用されるが、これの先端に用いる吊上
げ具には従来よいものがなかった。
ストクレーンが使用されるが、これの先端に用いる吊上
げ具には従来よいものがなかった。
たとえば、第１図に示すように吊り上げられるべきノズ
ルパック本体１の上部に頭部の拡がったピン２の一対を
立てておき、これに対する吊上げ具として第２図に示す
ように鍵穴状のピン通し穴３の一対を設けた平板４を用
い、通し穴の径の大きい部分３′からピン２の頭部をく
ぐらせ、次に通し穴の径の小さい部分がピン２の頭部の
下にくる位置まで平板４をスライドさせてからリング５
をホイストクレーンなどで吊り上げ′ていた。
ルパック本体１の上部に頭部の拡がったピン２の一対を
立てておき、これに対する吊上げ具として第２図に示す
ように鍵穴状のピン通し穴３の一対を設けた平板４を用
い、通し穴の径の大きい部分３′からピン２の頭部をく
ぐらせ、次に通し穴の径の小さい部分がピン２の頭部の
下にくる位置まで平板４をスライドさせてからリング５
をホイストクレーンなどで吊り上げ′ていた。
かかる従来の方法では吊り上げ中に平板のピンに対する
位置がずれて吊り上げられるべき物品が落下する危険が
あった。
位置がずれて吊り上げられるべき物品が落下する危険が
あった。
本考案の吊上げ用フックは、第３図に示すように、鉄な
どの常磁性体からなる１字型部材６゜６′の一対をＬ字
の長辺が互に重なり短辺が長辺の両端において互に相対
峙するように組合わせ、短辺の先端には長辺に平行に短
かい爪７，７′を出し、爪の先端には短辺に平行な方向
にＵ字状切れ込み溝（図示せず）を設け、長辺の重なる
部分の一端をピンジヨイント８で回転自在に結合し、他
の自由端には永久磁石の小片９をとりつけたことを特徴
とする吊上げ用フックである。
どの常磁性体からなる１字型部材６゜６′の一対をＬ字
の長辺が互に重なり短辺が長辺の両端において互に相対
峙するように組合わせ、短辺の先端には長辺に平行に短
かい爪７，７′を出し、爪の先端には短辺に平行な方向
にＵ字状切れ込み溝（図示せず）を設け、長辺の重なる
部分の一端をピンジヨイント８で回転自在に結合し、他
の自由端には永久磁石の小片９をとりつけたことを特徴
とする吊上げ用フックである。
本考案の吊上げ用フックはピンジヨイント部８を軸とし
て鋏のような開閉運動ができるので、たとえば第１図の
ノズルパック本体１の上面にフックの端部を軽く押し付
けることによりフックが開き、フックが開いた状態で第
１図のピン２を外からはさむように吊上げフック全体を
少し持ち上げれば爪７，７′の先端のＵ字状切れ込み溝
がピン２を把持し、ピンの頭部がＵ字溝によって把持さ
れる。
て鋏のような開閉運動ができるので、たとえば第１図の
ノズルパック本体１の上面にフックの端部を軽く押し付
けることによりフックが開き、フックが開いた状態で第
１図のピン２を外からはさむように吊上げフック全体を
少し持ち上げれば爪７，７′の先端のＵ字状切れ込み溝
がピン２を把持し、ピンの頭部がＵ字溝によって把持さ
れる。
この状態で放置すれば永久磁石の小片９の吸引力によっ
てフックは閉じた状態を保ち自立する。
てフックは閉じた状態を保ち自立する。
永久磁石がなければ王字型部材の重量のためにフックは
開き上述の把持の形態はくずれ作業が困難になる。
開き上述の把持の形態はくずれ作業が困難になる。
したがって、磁石はフックの全体が自立するに足る力を
持たなくてはならない。
持たなくてはならない。
一方、磁石の力が強すぎるとフックは開きにくく作業が
困難になるから、磁石の強さは軽く押しつけたときに開
く程度のものにするとよい。
困難になるから、磁石の強さは軽く押しつけたときに開
く程度のものにするとよい。
Ｕ字溝がピンの頭部を下から把持し、フックが自立した
状態で上部のリング１０をホイストクレ−ンなとで吊り
上げれば容易に吊り上げ作業を行うことができ、かつ吊
り上げた状態では吊り上げられた物品の重量はフックを
閉じる方向に、すなわちピンの把持を強める方向に作用
するので、落下の危険性はまったくなく、安全に作業を
行なうことができる。
状態で上部のリング１０をホイストクレ−ンなとで吊り
上げれば容易に吊り上げ作業を行うことができ、かつ吊
り上げた状態では吊り上げられた物品の重量はフックを
閉じる方向に、すなわちピンの把持を強める方向に作用
するので、落下の危険性はまったくなく、安全に作業を
行なうことができる。
第１図は吊上げられるべき物品の一例としての溶融紡糸
用ノズルパックの正面図を示し、１はノズルパック本体
、２はピンを示す。 第２図は従来の吊上げ具の平面図を示すもので３はビン
通し穴、４は平板、５はリングである。 第３図は本考案の吊上げ用フックを示すもので６，６′
はＬ字型部材、７，７′は爪、８はビンジヨイント、９
は永久磁石の小片、１０はリングを示す。
用ノズルパックの正面図を示し、１はノズルパック本体
、２はピンを示す。 第２図は従来の吊上げ具の平面図を示すもので３はビン
通し穴、４は平板、５はリングである。 第３図は本考案の吊上げ用フックを示すもので６，６′
はＬ字型部材、７，７′は爪、８はビンジヨイント、９
は永久磁石の小片、１０はリングを示す。
Claims (1)
- 鉄などの常磁性体からなる一対のＬ字型部材をＬ字の長
辺が互に重なり、短辺が長辺の両端において互に相対峙
するように組合わせ、短辺の先端には長辺に平行に短い
爪を出し、爪の先端には短辺に平行な方向のＵ字状切れ
込み溝をつけ、長辺の重なる部分の一端をピンジヨイン
トで開閉自在に結合し、他の自由端には永久磁石の小片
を取り付けたことを特徴とする吊上げ用フック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8541080U JPS6016627Y2 (ja) | 1980-06-17 | 1980-06-17 | 吊上げ用フツク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8541080U JPS6016627Y2 (ja) | 1980-06-17 | 1980-06-17 | 吊上げ用フツク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS577779U JPS577779U (ja) | 1982-01-14 |
| JPS6016627Y2 true JPS6016627Y2 (ja) | 1985-05-23 |
Family
ID=29447663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8541080U Expired JPS6016627Y2 (ja) | 1980-06-17 | 1980-06-17 | 吊上げ用フツク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6016627Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6024829U (ja) * | 1983-07-27 | 1985-02-20 | ヤンマーディーゼル株式会社 | 船外機用４サイクルデイ−ゼルエンジン |
| JPS6243142U (ja) * | 1985-09-04 | 1987-03-16 |
-
1980
- 1980-06-17 JP JP8541080U patent/JPS6016627Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS577779U (ja) | 1982-01-14 |
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