JP2639639B2 - 家具等の転倒防止装置 - Google Patents
家具等の転倒防止装置Info
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- JP2639639B2 JP2639639B2 JP7115157A JP11515795A JP2639639B2 JP 2639639 B2 JP2639639 B2 JP 2639639B2 JP 7115157 A JP7115157 A JP 7115157A JP 11515795 A JP11515795 A JP 11515795A JP 2639639 B2 JP2639639 B2 JP 2639639B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate portion
- mounting board
- hole
- plate
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47B—TABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
- A47B97/00—Furniture or accessories for furniture, not provided for in other groups of this subclass
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47B—TABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
- A47B95/00—Fittings for furniture
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Legs For Furniture In General (AREA)
- Emergency Lowering Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地震動に対する家具等
の転倒防止装置に関するものである。
の転倒防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の転倒防止装置では、ビスや釘等の
固着具によって家具等の対象物に固着される水平板部
と、同様な固着具によって建物等の固定物に固着される
垂直板部とでL字型に折り曲げ形成された金具を使用
し、固着具とほぼ同径の透孔を通る固着具によって対象
物は固定物に剛結されている。
固着具によって家具等の対象物に固着される水平板部
と、同様な固着具によって建物等の固定物に固着される
垂直板部とでL字型に折り曲げ形成された金具を使用
し、固着具とほぼ同径の透孔を通る固着具によって対象
物は固定物に剛結されている。
【0003】しかしながら、このような剛結方式では、
地震等の激しい振動環境下で固着具に力が集中して作用
し、固着具が簡単に切断されて転倒防止機能を早期に喪
失してしまうことが多かった。
地震等の激しい振動環境下で固着具に力が集中して作用
し、固着具が簡単に切断されて転倒防止機能を早期に喪
失してしまうことが多かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、相当の振動環境下でも転倒防止機能が喪失するこ
とがない家具等の転倒防止装置を提供することである。
的は、相当の振動環境下でも転倒防止機能が喪失するこ
とがない家具等の転倒防止装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以下、添付図面中の参照
符号を用いて説明すると、本発明の転倒防止装置は、上
位取付基板2と下位取付基板6、上位ガイド体9と下位
ガイド体11、および連結アーム13と軸ピン16,1
7とで構成される。
符号を用いて説明すると、本発明の転倒防止装置は、上
位取付基板2と下位取付基板6、上位ガイド体9と下位
ガイド体11、および連結アーム13と軸ピン16,1
7とで構成される。
【0006】上位取付基板2は、建物等の固定物1に当
接される垂直板部2aに縦方向に長い透孔3を設け、垂
直板部2aの下端に下向きの傾斜板部2bを連設し、傾
斜板部2bの下端に軸受筒部4を設けたものである。
接される垂直板部2aに縦方向に長い透孔3を設け、垂
直板部2aの下端に下向きの傾斜板部2bを連設し、傾
斜板部2bの下端に軸受筒部4を設けたものである。
【0007】下位取付基板6は、家具等の対象物5に当
接される水平板部6aに前後方向に長い透孔7を設け、
水平板部6aの後端に上向きの傾斜板部6bを連設し、
傾斜板部6bの上端に軸受筒部8を設けたものである。
接される水平板部6aに前後方向に長い透孔7を設け、
水平板部6aの後端に上向きの傾斜板部6bを連設し、
傾斜板部6bの上端に軸受筒部8を設けたものである。
【0008】上位ガイド体9は、固定物1に当接される
左右脚板部9a,9bの間に,上位取付基板2の垂直板
部2aが摺動可能に嵌め込まれる隆起板部9cを設け,
隆起板部9cに受孔10を設けたものである。
左右脚板部9a,9bの間に,上位取付基板2の垂直板
部2aが摺動可能に嵌め込まれる隆起板部9cを設け,
隆起板部9cに受孔10を設けたものである。
【0009】下位ガイド板11は、対象物5に当接され
る左右脚板部11a,11bの間に,下位取付基板6の
水平板部6aが摺動可能に嵌め込まれる隆起部11cを
設け、隆起板部11cに受孔12を設けたものである。
る左右脚板部11a,11bの間に,下位取付基板6の
水平板部6aが摺動可能に嵌め込まれる隆起部11cを
設け、隆起板部11cに受孔12を設けたものである。
【0010】連結アーム13は、断面U字形であり、左
右の軸受板部13a,13b間に上位取付基板2の傾斜
板部2bと下位取付基板6の傾斜板部6bが回転可能に
嵌め入れられ、軸受板部13a,13bの上端部に上位
軸孔14を設け、軸受板部13a,13bの下端部に下
位軸孔15を設けたものである。
右の軸受板部13a,13b間に上位取付基板2の傾斜
板部2bと下位取付基板6の傾斜板部6bが回転可能に
嵌め入れられ、軸受板部13a,13bの上端部に上位
軸孔14を設け、軸受板部13a,13bの下端部に下
位軸孔15を設けたものである。
【0011】軸ピン16は、前記上位軸孔14と軸受筒
部4に挿通されて連結アーム13と上位取付基板2を連
結する。軸ピン17は、前記下位軸孔15と軸受筒部8
に挿通されて連結アーム13と下位取付基板6を連結す
る。
部4に挿通されて連結アーム13と上位取付基板2を連
結する。軸ピン17は、前記下位軸孔15と軸受筒部8
に挿通されて連結アーム13と下位取付基板6を連結す
る。
【0012】そして、上位ガイド板9の受孔10と垂直
板部2aの透孔3を通る固着具18によって上位取付基
板2を固定物1に固着し、下位ガイド板11の受孔12
と水平板部6aの透孔7を通る固着具19によって下位
取付基板6を対象物5に固着する。
板部2aの透孔3を通る固着具18によって上位取付基
板2を固定物1に固着し、下位ガイド板11の受孔12
と水平板部6aの透孔7を通る固着具19によって下位
取付基板6を対象物5に固着する。
【0013】
【作用】地震等の振動が到来した時、連結アーム13が
上位枢軸16を中心に上位取付基板2に対して回転する
一方、下位取付基板6が下位枢軸17を中心に連結アー
ム13に対して回転することによって、これらの合成結
果として家具等の対象物5は建物等の固定物1に対して
傾斜移動する。
上位枢軸16を中心に上位取付基板2に対して回転する
一方、下位取付基板6が下位枢軸17を中心に連結アー
ム13に対して回転することによって、これらの合成結
果として家具等の対象物5は建物等の固定物1に対して
傾斜移動する。
【0014】また、上位取付基板2が透孔3と固着具1
8間の透き間相当分、固定物1と上位ガイド体9に添っ
て摺動する一方、下位取付基板6は透孔7と固着具19
間の透き間相当分、対象物5と下位ガイド体11に添っ
て摺動する。
8間の透き間相当分、固定物1と上位ガイド体9に添っ
て摺動する一方、下位取付基板6は透孔7と固着具19
間の透き間相当分、対象物5と下位ガイド体11に添っ
て摺動する。
【0015】更に振動の大きさによっては上位取付基板
2は垂直板部2aと傾斜板部2b間の角度が広がるよう
に展伸し、下位取付基板6は水平板部6aと傾斜板部6
b間の角度が広がるように展伸する。
2は垂直板部2aと傾斜板部2b間の角度が広がるよう
に展伸し、下位取付基板6は水平板部6aと傾斜板部6
b間の角度が広がるように展伸する。
【0016】上位ガイド体0の受孔10と下位ガイド体
11の受孔12は固着具18,19とほぼ同径の円形に
設けられている。
11の受孔12は固着具18,19とほぼ同径の円形に
設けられている。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明の転倒防止装置で
は、地震等の振動による衝撃力の大部分が、連結アーム
13と下位取付基板6の相対回転による対象物5の傾斜
移動、上位取付基板2と下位取付基板6の摺動、あるい
は上位取付基板2と下位取付基板6の展伸の駆動力とし
て消費され、残りの部分が固着具18,19に負荷され
るだけであるから、固着具18,19の切断による転倒
機能の喪失が一定段階まで抑止され、家具等の転倒防止
効果が高い。
は、地震等の振動による衝撃力の大部分が、連結アーム
13と下位取付基板6の相対回転による対象物5の傾斜
移動、上位取付基板2と下位取付基板6の摺動、あるい
は上位取付基板2と下位取付基板6の展伸の駆動力とし
て消費され、残りの部分が固着具18,19に負荷され
るだけであるから、固着具18,19の切断による転倒
機能の喪失が一定段階まで抑止され、家具等の転倒防止
効果が高い。
【図1】本発明の一実施例に係る家具等の転倒防止装置
の右側面図である。
の右側面図である。
【図2】該転倒防止装置の平面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【図5】図2のC−C線断面図である。
1 建物等の固定物 2 上位取付基板 3 透孔 4 軸受筒部 5 家具等の対象物 6 下位取付基板 7 透孔 8 軸受筒部 9 上位ガイド体 10 受孔 11 下位ガイド体 12 受孔 13 連結アーム 14 上位軸孔 15 下位軸孔 16 軸ピン 17 軸ピン 18 固着具 19 固着具
Claims (1)
- 【請求項1】建物等の固定物1に当接される垂直板部2
aに縦方向に長い透孔3を設け、垂直板部2aの下端に
下向きの傾斜板部2bを連設し、傾斜板部2bの下端に
軸受筒部4を設けた上位取付基板2と;家具等の対象物
5に当接される水平板部6aに前後方向に長い透孔7を
設け、水平板部6aの後端に上向きの傾斜板部6bを連
設し、傾斜板部6bの上端に軸受筒部8を設けた下位取
付基板6と;固定物1に当接される左右脚板部9a,9
bの間に,上位取付基板2の垂直板部2aが摺動可能に
嵌め込まれる隆起板部9cを設け,隆起板部9cに受孔
10を設けた上位ガイド板9と;対象物5に当接される
左右脚板部11a,11bの間に,下位取付基板6の水
平板部6aが摺動可能に嵌め込まれる隆起部11cを設
け、隆起板部11cに受孔12を設けた下位ガイド板1
1と;断面U字形であり、左右の軸受板部13a,13
b間に上位取付基板2の傾斜板部2bと下位取付基板6
の傾斜板部6bが回転可能に嵌め入れられ、軸受板部1
3a,13bの上端部に上位軸孔14を設け、軸受板部
13a,13bの下端部に下位軸孔15を設けた連結ア
ーム板13と;前記上位軸孔14と軸受筒部4に挿通さ
れて連結アーム13と上位取付基板2を連結する軸ピン
16と;前記下位軸孔15と軸受筒部8に挿通されて連
結アーム13と下位取付基板6を連結する軸ピン17と
からなり、上位ガイド板9の受孔10と垂直板部2aの
透孔3を通る固着具18によって上位取付基板2を固定
物1に固着し、下位ガイド板11の受孔12と水平板部
6aの透孔7を通る固着具19によって下位取付基板6
を対象物5に固着する家具等の転倒防止装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7115157A JP2639639B2 (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 家具等の転倒防止装置 |
KR2019950032986U KR0133183Y1 (ko) | 1995-04-17 | 1995-11-10 | 가구등의 전도방지장치 |
CN96102816A CN1119100C (zh) | 1995-04-17 | 1996-04-10 | 用于家具等的颠倒防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7115157A JP2639639B2 (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 家具等の転倒防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08280467A JPH08280467A (ja) | 1996-10-29 |
JP2639639B2 true JP2639639B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=14655747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7115157A Expired - Fee Related JP2639639B2 (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 家具等の転倒防止装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2639639B2 (ja) |
KR (1) | KR0133183Y1 (ja) |
CN (1) | CN1119100C (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007244697A (ja) * | 2006-03-16 | 2007-09-27 | Nissei Metals Co Ltd | 家具類固定具 |
JP5932959B1 (ja) * | 2014-12-22 | 2016-06-08 | Kyb株式会社 | 転倒防止装置 |
CN106466902A (zh) * | 2015-08-21 | 2017-03-01 | 汉达精密电子(昆山)有限公司 | 自动翻转装置 |
KR102064916B1 (ko) | 2018-06-29 | 2020-01-10 | 주식회사 네오퍼스 | 가구용 전도방지장치와 이를 구비한 가구 |
KR102169888B1 (ko) | 2020-02-20 | 2020-10-26 | 유연순 | 수납 가구용 전도 방지장치 |
-
1995
- 1995-04-17 JP JP7115157A patent/JP2639639B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1995-11-10 KR KR2019950032986U patent/KR0133183Y1/ko not_active IP Right Cessation
-
1996
- 1996-04-10 CN CN96102816A patent/CN1119100C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR0133183Y1 (ko) | 1999-02-18 |
CN1136421A (zh) | 1996-11-27 |
CN1119100C (zh) | 2003-08-27 |
KR960033392U (ko) | 1996-11-19 |
JPH08280467A (ja) | 1996-10-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |