JP2639345B2 - Atmスイッチ試験装置 - Google Patents

Atmスイッチ試験装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はATMスイッチ試験装置
に関し、特にATM(非同期転送モード)交換機のスイ
ッチ部の正常動作の試験方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ATM通信方式では、帯域の異なった通
信情報をセルと呼ばれる固定長の情報単位に分割して伝
送・交換する。このセルには、ユーザやサービス毎にバ
ーチャルチャネル(VC)/バーチャルパス(VP)が
設定され、これに対応した識別子(VCI/VPI)が
スイッチングルート情報としてセルヘッダに付加されて
いる。ATM交換機はこのセルヘッダのVCI/VPI
により各セルの交換を行うようになっている。
【0003】この様にATM通信方式における伝送路上
には、異なる転送速度を持つサービスに対するセルがバ
ースト信号として伝送されており、これによって様々な
帯域のサービスに柔軟に対応でき、伝送路を効率的に利
用できる。
【0004】このセル交換を行うATMセルスイッチ部
は、スイッチング情報に基づいてVPI/VCIの付替
えを行い、これを自動的に振り分けるセルフルーティン
グする機能を持っているため、入力線と出力線が増える
に従いATMスイッチ内のパスを運用中においても効率
的に行う必要がある。
【0005】ATMセルスイッチ部の動作試験を行う従
来の方法としては、以下の様な方式が考えられている。
【0006】第一の従来方式としては、例えば特開平4
−291856号公報に開示されている如く、ハイウェ
イ毎に、試験セル挿入回路とスイッチングルート情報付
加回路を設け、また出ハイウェイ毎に試験セル監視回路
を設けることにより、入ハイウェイで空きセル部に挿入
試験用セルのスイッチングルート情報を変化させ、所望
の出ハイウェイ側で監視を行い、必要なスイッチルート
に対する試験を行う方式がある。
【0007】図5に第二の従来方式を示す。この方式に
おいては、試験セル発生トランク16から入線側に対し
空きセル部に試験を行いたいスイッチングルート情報を
付加した試験用セルを挿入し、ATMスイッチ部6によ
りスイッチングされた試験セルを受信したトランク14
では、試験用セル折り返し手段15により試験用セルの
みを試験セル発生トランク16へ折り返すことにより、
必要なスイッチングルートに対する試験を行うようにな
っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した第一及び第二
の従来方式共に、空きセル部に対して試験用セルを挿入
し、この試験用セルによってATMスイッチ部の監視を
行っているために、ユーザセル帯域の制限の原因になる
他に、試験用セルの挿入/抽出処理によってセル揺らぎ
の原因にもなる。
【0009】また、ATM通信では、ユーザセルの他
に、VPやVC毎にネットワークの保守・監視等のため
のオペレーションアンドメンテナンス(OAM)セルが
あるが、試験用セルの挿入はこのOAMセルの帯域をも
制限することになる。
【0010】そこで、本発明はかかる従来技術の問題点
を解決すべきなされたものであって、その目的とすると
ころは、ユーザセルやOAMセル等の帯域制限をなす試
験用セルを用いる必要のないATMスイッチ試験装置を
提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、セル揺らぎの原因と
なる試験用セルの挿入/抽出をなす必要のないATMス
イッチ試験装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
入力ハイウェイを介して入力されたセル単位で交換接続
を行うATMスイッチの試験装置であって、入力された
OAMセル(オペレーションアンドメンテナンスセル)
内に設定されているスイッチングルート情報のうち、試
験対象となるべく予め指定されたスイッチングルート情
報を有するセルのみを検出してこの検出されたOAMセ
ルの空きビット部分に試験信号を付加して前記ATMス
イッチへ送出する試験信号付加手段と、このATMスイ
ッチから送出されたOAMセル内の前記予め指定された
スイッチングルート情報を有するセルのみを検出してこ
の検出されたOAMセル内の前記空きビット部分に付加
された前記試験信号を抽出する試験信号抽出手段とを含
むことを特徴とするATMスイッチ試験装置が得られ
る。
【0013】
【作用】入力ハイウェイに入力されるセルには、ユーザ
セルとその隙間を埋めるための空きセルの他に、スイッ
チングルート情報であるVP若しくはVC毎にネットワ
ークの保守・監視等のためのオペレーションアンドメン
テナンス(OAM)セルが存在する。このOAMセルに
は、ATMのレイヤとタイプ毎に様々な機能が定義され
ており、ATM交換機では、ネットワーク上への配備に
従って必要なOAMセルの終端またはモニタを行うこと
により、各レイヤやタイプ毎のOAM機能を実現するよ
うになっている。
【0014】本発明のATM交換機では、このOAMセ
ル内の未使用空きビットに試験信号を付加し、検出/監
視を行うことによりATMスイッチ機能の試験を行うも
のである。
【0015】
【実施例】以下に図面を用いて本発明の実施例について
説明する。
【0016】図1は本発明のブロック図である。入力ハ
イウェイ1より入力されたセル流から、装置入力部2に
おいて、試験制御部11から予め指定された試験対象と
なるVPまたはVCを有するOAMセルをOAMセル検
出部3で検出する。このOAMセル検出のタイミングに
応答して試験信号生成部4で生成された試験信号は、試
験信号付加部5において試験対象となるVPまたはVC
を有するOAMセル内の未使用空きビットに付加され
る。
【0017】試験信号を付加されたOAMセルは、ユー
ザセルと共にATMスイッチ部6によりセルフルーティ
ングされた後、装置入力部7において、試験制御部11
から指定されたVPまたはVCを有するOAMセルを試
験信号検出部8により検出し試験信号のみを抽出した
後、試験信号誤り検出部9によって試験信号の誤りを検
出・カウントする。
【0018】また、試験信号検出部8では、OAMセル
内に付加された試験信号を抽出し、しかる後に、未使用
空きビットに固定値を付加して送出する。
【0019】図2は本発明のシステム構成図であり、図
3は装置入力部2の構成図、図4は装置出力部7の構成
を夫々示す。
【0020】図2に示すように、入力ハイウェイ1へは
予め規定された伝送路フォーマットにより信号が伝送さ
れており、装置入力部2は伝送路上の信号からセルを抽
出して多重部12を介してATMセルスイッチ部6に送
出する。ATMセルスイッチ部6によりスイッチングさ
れたセルは、分離部13を介して対応する装置入力部7
へ送られ、伝送路フォーマットに組み込まれて出力ハイ
ウェイ10より出力される。
【0021】この入力ハイウェイ1から出力ハイウェイ
10までの経路は、VP/VC毎に異なっており、OA
Mセルはユーザセルと共にVPI/VCIに従ってAT
Mスイッチ部6によりセルフルーティングされる。
【0022】OAMセルは、各VP若しくはVC毎にネ
ットワークの保守・監視等のためにATMのレイヤとタ
イプ毎に様々な機能が定義されており、ATM交換機で
は、ネットワーク上への配備に従って必要なOAMセル
の終端またはモニタを行うことにより、各レイヤやタイ
プ毎のOAM機能を実現する。
【0023】本発明では、図3に示すように入力ハイウ
ェイ1より入力されたセル流から、装置入力部2におい
て試験制御部11の指定する試験対象となるVPまたは
VCを有するOAMセルをOAMセル検出部3で検出す
る。
【0024】試験制御部11は試験対象となるVP/V
Cの指定のみでなく、試験の起動及び停止の制御や、試
験結果の収集を含めて装置入力部2と装置入力部7との
制御を行う。
【0025】OAMセルは前述のように様々な機能を実
現するために機能毎にフォーマットが異なるが、そのフ
ォーマット内には未使用の空きビットを含んでいる。O
AMセル検出部3では、試験制御部11が指定するVP
I/VCIを持った当該ATM交換機がサービスを提供
するレイヤに関するOAMセルを検出すると共に、検出
したOAMセルに見合ったOAMセル内の空きビットの
範囲の検出を行い、この情報を試験信号生成部4及び試
験信号付加部5に引き渡す。
【0026】OAMセル内の空きビット範囲のタイミン
グに従って試験信号生成部4で生成された試験信号は、
試験制御部11からの試験起動制御により試験信号付加
部5において同OAMセル内の未使用空きビット部分に
付加される。
【0027】試験信号を付加されたOAMセルは、ユー
ザセル及び空きセルと共に装置入力部2から多重部12
に送られ、VP/VC毎にVPI/VCIの付替を行っ
た後ATMスイッチ部6によりセルフルーティングさ
れ、分離部13へ送出される。分離部13では、各VP
/VCに対応する装置入力部7へセルを渡す。
【0028】装置入力部7では、図4に示すように試験
信号検出部8でOAMセル検出部3と同等のOAMセル
を試験制御部11から指定されたVPまたはVCについ
て検出し、OAMセル内の未使用空きビットに付加され
た試験信号のみを抽出する。抽出された試験信号は試験
信号誤り検出部9で誤り検出及びカウントされ、試験結
果として試験制御部11へ通知される。さらに、試験信
号検出部8では、試験を行っている間OAMセル内に付
加された試験信号を抽出した後、未使用空きビット部に
固定値を付加する。
【0029】このようにしてVP/VC単位でOAMセ
ルの空きビットを用いてATMスイッチ部の導通試験を
行うことができる。
【0030】尚、試験信号誤り検出部9での誤り検出方
法としては、種々の公知の技術を用いることができる
が、例えば、予め定められたビットパターンを有する試
験信号を試験信号生成部4で生成してOAMセルに挿入
し、試験信号誤り検出部9では、このビットパターンの
誤りを検出してカウントするようにする。また、他の方
法として、試験信号に誤り検出符号を付加しておき、検
出部9でこの誤り検出符号を使用して試験信号の誤り検
出を行う様にしても良い。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
よれば、OAMセルの空きビットに試験信号を付加する
ことにより、特別な試験用セルを挿入することによるユ
ーザセル帯域や、OAMセル帯域への影響を無くし、セ
ル揺らぎを増加させることなくATM交換装置において
装置入力部,装置出力部,多重部,ATMセルスイッチ
部,分離部を通る経路の試験を行うことができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のシステムブロック図である。
【図2】本発明の実施例が適用されるシステム全体のブ
ロック図である。
【図3】本発明の実施例の装置入力部のブロック図であ
る。
【図4】本発明の実施例の装置出力部のブロック図であ
る。
【図5】従来のATMスイッチ試験方式を説明するブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 入力ハイウェイ 2 装置入力部 3 OAMセル検出部 4 試験信号生成部 5 試験信号付加部 6 ATMスイッチ部 7 装置出力部 8 試験信号検出部 9 試験信号誤り検出部 10 出力ハイウェイ 11 試験制御部 12 多重部 13 分離部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力ハイウェイを介して入力され
    たセル単位で交換接続を行うATMスイッチの試験装置
    であって、入力されたOAMセル(オペレーションアン
    ドメンテナンスセル)内に設定されているスイッチング
    ルート情報のうち、試験対象となるべく予め指定された
    スイッチングルート情報を有するセルのみを検出してこ
    の検出されたOAMセルの空きビット部分に試験信号を
    付加して前記ATMスイッチへ送出する試験信号付加手
    段と、このATMスイッチから送出されたOAMセル内
    前記予め指定されたスイッチングルート情報を有する
    セルのみを検出してこの検出されたOAMセル内の前記
    空きビット部分に付加された前記試験信号を抽出する試
    験信号抽出手段とを含むことを特徴とするATMスイッ
    チ試験装置。
  2. 【請求項2】 前記試験信号は所定のビットパターンで
    あることを特徴とする請求項1記載のATMスイッチ試
    験装置。
  3. 【請求項3】 前記試験信号抽出手段は、抽出された前
    記試験信号のビットパターンの誤りを検出する誤り検出
    手段を更に含むことを特徴とする請求項2記載のATM
    スイッチ試験装置。
  4. 【請求項4】 前記スイッチングルート情報は仮想パス
    及び仮想チャネル情報であることを特徴とする請求項1
    〜3いずれか記載のATMスイッチ試験装置。
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