JP3077089B2 - Atmネットワークのループバックテスト方法 - Google Patents

Atmネットワークのループバックテスト方法

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JP3077089B2 JP03052595A JP5259591A JP3077089B2 JP 3077089 B2 JP3077089 B2 JP 3077089B2 JP 03052595 A JP03052595 A JP 03052595A JP 5259591 A JP5259591 A JP 5259591A JP 3077089 B2 JP3077089 B2 JP 3077089B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ATM(非同期転送モ
ード)方式のネットワークにおいてループバックテスト
を実施するための方法に関する。ループバックテストは
障害が発生した時に障害個所の特定のために、或いはま
た端末増設時の予備的な試験のために実施される。
【0002】
【従来の技術】図4はATM方式を説明するための概念
図である。ノード50−1〜50−3はリンク52−1〜52−
3で相互に接続されてネットワークが形成されているも
のとする。ここでノードは交換局に対応し、リンクはそ
れらの間に布設された通信路に対応する。
【0003】ノード50−1〜50−3とリンク52−1〜52
−3で構成されるネットワーク上には送信地点と受信地
点との間の論理的接続を表わす仮想チャネル(Virtual C
hannel;VC) が予め多数設定されている。例えば、図に
示すように、ノード50−1に属するVC終端部54−2と
ノード50−2に属するVC終端部54−5との間でVC−1
が、VC終端部54−1とVC終端部54−3との間でVC−
2とVC−4が、VC終端部54−2とVC終端部54−4と
の間でVC−3が設定されている。
【0004】さらに、ノードとノードを結ぶVCの束に
は仮想パス(Virtual Path ;VP) が予め設定されてい
る。図に示す例ではVC−3とVC−4の束にはVP−3が、
VC−1にはVP−1が、VC−2にはVP−2が設定されてい
る。図5は各VC終端部で生成され、ネットワークを経
て他のVC終端部へ到達するATMセルのフォーマット
の一例を表わす図である。
【0005】ATMセル70は53オクテットの固定長であ
り、5オクテットのATMヘッダ72と48オクテットのデ
ータ74とで構成される。ATMヘッダ72はVPを認識す
るための12ビットの仮想パス識別子(VPI) とVCを認識
するための16ビットの仮想チャネル識別子(VCI) を格納
する領域を有している。各ノードはそれを通過または始
点・終点とするVPに関する情報を予め持っており、A
TMセルを受け取ったらその中のVPIを認識し、VP
に関して持っている情報に基いてスイッチを切換えるこ
とによってVPに沿って各ATMセルを伝送する。自ノ
ードを終点とするATMセルを受け取ったらそのATM
セルを自局に落とし、VCIを認識してそれに応じて各
VC終端部に振り分ける。
【0006】なお、VPIとVCIはリンク毎に独自に
付与されるので、同一のVPまたはVCに対しても、リ
ンクが異なれば異なるVPIまたはVCIが付与され
る。またVPIはVCIの上位番号として付与されるの
でVCIを参照してVCを認識する際にはVPIも参照
しなければならない。ところで、ループバックテストは
前述したように障害個所の特定のため、または、端末増
設時の予備的な試験のために行なわれるのであるから、
VC単位で実施が可能でなければならない。
【0007】そのためには、例えばVC−3をテストする
にあたって、VC終端部54−2からVP−3に沿ってノー
ド50−3でループバックさせる場合を想定すると、ノー
ド50−3はVP−3のVPIを含むATMセルのうち、VC
−3のVCIを含むもののみをノード50−1へ向けてル
ープバックさせ、その他のVCI、例えばVC−4のVC
Iを含むATMセルは自局のVC終端部へ向けて送出し
なければならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従ってループバックテ
ストを実施するためには、各ノードはVPIの認識だけ
でなくVCIをも認識し、それに応じて方路の切り換え
を行なわなければならず、そのためにハードウェア規模
の増大を招いていた。また、ループバックテスト実施中
にループバックテストの対象となる仮想チャネルの相手
先のVC終端部(前述の例ではVC終端部54−4)から
ループバックの始点(前述の例ではVC終端部54−2)
に向けられたATMセルがループバックして始点へ戻る
セルと輻奏し、ループバックテストが正常に実施できな
い事態も想定される。
【0009】したがって本発明の第1の目的は、そのた
めに各ノードにVCI認識機能を付加する必要のないル
ープバックテスト方法を提供することにある。また、本
発明の第2の目的は、他のATMセルとの輻奏を回避す
ることのできるループバックテスト方法を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
を説明するための図である。図において、本発明のAT
Mネットワークのループバックテスト方法は、多数のノ
ード50−1〜50−3を相互に連結して構成されるネット
ワーク上で、ネットワーク上に設定された仮想チャネル
を識別するVCIと該仮想チャネルを束ねた仮想パスを
識別するVPI(VPI#a)とを含む固定長セルを多重化
して伝送し、各ノード50−1〜50−3においては該セル
内のVPIを認識して方路の切り換えを行なうATM方
式のネットワークにおけるループバックテスト方法であ
って、ループバックテストの実施が予想されるループバ
ック経路の各々についてループバック用のVPI(VPI#
a′)を予め割り当て、ループバックテスト実施の際
に、テストの対象となる仮想チャネルのVCIおよびテ
ストすべきループバック経路に対応するVPI(VPI#
a′)を含むループバックテスト用セルを送出する各段
階を具備することを特徴とするものである。
【0011】またこの方法において、ループバックテス
トの対象となる仮想チャネルのVCIおよびそれが属す
る仮想パスのVPIとを含むループバック予告セルを送
出し、該ループバック予告セルを受け取った仮想チャネ
ル終端部54は、その仮想チャネルへのセルの送出を中断
する各段階をさらに具備し、該ループバック予告セルの
送出後においてループバックテストが実施されることが
好適である。
【0012】
【作用】ループバックテスト用セルには通常のセルのV
PIとは異なるものが含まれているので、VPIを認識
するだけで方路の切り換えが可能となる。また、ループ
バックテストの開始に先立ってループバック予告セルを
送出することによって、輻奏が予想されるセルの送出が
中断され、輻奏を回避することができる。
【0013】
【実施例】図2は本発明が適用されるATM通信システ
ムの一例を表わす図である。伝送装置 500−1には VPI
/VCI 付加検出部 502−1と回線インターフェース504
−1とが具備されている。 VPI/VCI 付加検出部 502−
1はそれに接続された端末62−1,62−2からのデータ
から図5に示した形式のATMセルを生成し、それが伝
送される経路のVPIおよびVCIを付加し、統計多重
化して回線インターフェース 504−1を介して高速デジ
タル回線へ送出するとともに、回線インターフェース 5
04−1から受け取ったATMセルからデータを復元しA
TMセル内のVPIおよびVCIを認識して各端末62−
1,62−2へ振り分ける。伝送装置 500−3も同様の構
成であり、 VPI/VCI 付加検出部 502−2と回線インタ
ーフェース 504−4が具備されている。
【0014】伝送装置 500−2は伝送装置 500−1と接
続するための回線インターフェース504−2と、伝送装
置 500−3と接続するための回線インターフェース 504
−3と、VPIスイッチング部506 とを具備している。
VPIスイッチング部 506は回線インターフェース 504
−2または 504−3から受け取ったATMセル内のVP
Iを調べ、ATMセルの方路を切り換える。
【0015】図中に破線で示すように、伝送装置 500−
1, 500−2, 500−3の経路で仮想パスVPI#aが設定
されている。またさらに、ループバックテスト用の仮想
パスVPI#a′が伝送装置 500−1から 500−2へ達し、
500−1へ戻る経路で設定されている。図3は本発明の
一実施例としての図2のシステムにおけるループバック
テストの手順を説明するフローチャートである。図3を
参照しつつ、端末62−1からVPI#aを経て端末62−3へ
至る経路を回線インターフェース 504−2でループバッ
クさせる場合、すなわち端末62−1→ VPI/VCI 付加検
出部 502−1→回線インターフェース 504−1→高速デ
ィジタル回線→回線インターフェース 504−2→VPI
スイッチング部506 →回線インターフェース 504−2→
高速ディジタル回線→回線インターフェース 504−1→
VPI/VCI 付加検出部 502−1→端末62−1の経路で実
施されるループバックテストの手順を説明する。
【0016】最初に端末62−1から端末62−3へ向けて
ループバックテスト予告セルを送出する(ステップ
a)。このループバックテスト予告セルにはVPIとし
てVPI#aに対応するVPIが書き込まれている。ループ
バックテスト予告セルは伝送装置500−1, 500−2を
経て伝送装置 500−3の VPI/VCI 付加検出部 502−2
へ到達する。 VPI/VCI 付加検出部 502−2はこのルー
プバックテスト予告セルを受け取ったら、その中のVP
IおよびVCIを認識し、以後はそれと同じVPI,V
CIを有するATMセルの送出を中断する。
【0017】所定の時間が経過後に(ステップb)、ル
ープバックテスト用のセルを送出する(ステップc)。
このループバックテスト用セルにはVPIとしてVPI#
a′に対応するVPIが書き込まれ、データ領域にはル
ープバックテスト用パターンが書き込まれている。した
がって、ループバックテスト用セルは VPI/VCI 付加検
出部 502−1→回線インターフェース 504−1→高速デ
ィジタル回線→回線インターフェース 504−2→VPI
スイッチング部506 →回線インターフェース 504−2→
高速ディジタル回線→回線インターフェース 504−1→
VPI/VCI 付加検出部 502−1経路を経て端末62−1に
戻り、戻ってきたセルの内容がチェックされる(ステッ
プd)。ループバックテストを終了したら(ステップ
e)、VPIをVPI#aに対応するVPIとするループバ
ック終了通知セルが送出され(ステップf)、これによ
り端末62−3から端末62−1への送信の中断が解除され
る。
【0018】
【発明の効果】以上述べてきたように本発明によれば、
各ノードにVCI認識機能を付加することなくループバ
ックテストの実行が可能となり、ループバックテスト用
セルと他のセルとの輻奏が回避される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を説明するための図である。
【図2】本発明が適用されるATM通信システムの構成
を表わすブロック図である。
【図3】本発明の一実施例を表わすフローチャートであ
る。
【図4】ATM方式のネットワークを説明するための概
念図である。
【図5】ATMセルの構成を表わす図である。
【符号の説明】
50−1〜50−3…ノード 62…端末
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−36836(JP,A) 特開 平4−157842(JP,A) 特開 平4−207544(JP,A) 特開 平4−253445(JP,A) 電子情報通信学会技術研究報告 CS 90−44(1990年7月27日) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/26 - 12/28 H04L 12/56

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のノード(50−1〜50−3)を相互
    に連結して構成されるネットワーク上で、ネットワーク
    上に設定された仮想チャネルを識別するVCIと該仮想
    チャネルを束ねた仮想パスを識別するVPI(VPI#a)
    とを含む固定長セルを多重化して伝送し、各ノード(50
    −1〜50−3)においては該セル内のVPIを認識して
    方路の切り換えを行なうATM方式のネットワークにお
    けるループバックテスト方法であって、 ループバックテストの実施が予想されるループバック経
    路の各々についてループバック用のVPI (VPI#a′)
    を予め割り当る段階、 ループバックテスト実施の際に、テストすべきループバ
    ック経路に対応するVPI(VPI#a′)を含むループバ
    ックテスト用セルを送出する段階の各段階を具備するこ
    とを特徴とするATMネットワークのループバックテス
    ト方法。
  2. 【請求項2】 ループバックテストの対象となる仮想チ
    ャネルのVCIおよびそれが属する仮想パスのVPIと
    を含むループバック予告セルを送出する段階、 該ループバック予告セルを受け取った仮想チャネル終端
    部(54)は、その仮想チャネルへのセルの送出を中断す
    る段階をさらに具備し、 該ループバック予告セルの送出後においてループバック
    テストが実施される請求項1記載の方法。
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US6697359B1 (en) * 1999-07-02 2004-02-24 Ancor Communications, Inc. High performance switch fabric element and switch systems
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