JP2638433B2 - 圧電トランスコンバータ - Google Patents

圧電トランスコンバータ

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JP2638433B2
JP2638433B2 JP5200467A JP20046793A JP2638433B2 JP 2638433 B2 JP2638433 B2 JP 2638433B2 JP 5200467 A JP5200467 A JP 5200467A JP 20046793 A JP20046793 A JP 20046793A JP 2638433 B2 JP2638433 B2 JP 2638433B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧電トランスコンバータ
に関し、特に1MHZ 以上の高周波帯で動作可能な積層
型圧電トランスを用いた、数ワットクラスの圧電トラン
スコンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】通信機器における集積化の進歩により、
電源においても小型薄型化が望まれており、特に小型化
に対する要請が厳しくなってきている。とりわけ、プリ
ント基板上に搭載するためのオンボード電源としては小
型化のほかに低ノイズ化が要求される。
【0003】これらの要請に答えるべく新たに研究し開
発されたものとして、機械振動を利用した「圧電トラン
スを用いたスイッチング電源」(実開昭02−0943
94号広報)がある。この従来の圧電トランスを用いた
スイッチング電源は、入力層と出力層とが絶縁層により
互いに電気的に絶縁され積層された積層型圧電トランス
を使用し、入力層および出力層を構成する圧電素子の厚
み縦振動により入力側のエネルギーを出力側に伝播する
もので、電力用スイッチング電源として有効であり、か
つスイッチング周波数の1MHZ 以上への高周波化が可
能である。また、この従来の積層型圧電トランスを用い
たスイッチング電源の回路としては積層型圧電トランス
に最も適合しているE級共振コンバータを使用する形式
が採られている。
【0004】この従来の圧電トランスを用いたスイッチ
ング電源に使用される積層型圧電トランスは、入力電極
を有する入力層と出力電極を有する出力層とは絶縁層で
ある絶縁部材により互いに絶縁され、入力層は両端面に
入力電極を有する1層の圧電素子で構成され、これに対
して出力層は各各両端面に出力電極を有する複数の圧電
素子を互いに出力電極を間に挟んで厚み方向に積層した
ときに、隣接する層の圧電素子同士の分極方向が互いに
逆向きになるように分極して多層を形成し、かつ極性が
同じの出力電極間を1層おきに接続して各各の極性に対
応する出力端子を導出している。この積層型圧電トラン
スは、入力層の入力電極に矩形波交流電圧が印加されて
入力層が交流駆動されると、入力層圧電素子の圧電逆効
果(電気振動から機械振動への変換)により圧電素子の
厚み方向に伸縮振動で伝播する縦波が発生し、この縦波
が絶縁層を介して出力層へ伝播し、この結果、出力層の
圧電素子に圧電正効果(機械振動から電気振動への変
換)による正弦波交流電圧が発生して出力電極から出力
端子に出力する。ここで、この積層型圧電トランスの入
力端における交流電圧と出力端における交流電圧との電
圧比は入力層と出力層との積層数比に反比例するため、
電圧の入出力条件によって入力層と出力層の積層数が決
められる。つまり、積層型圧電トランスは入出力層圧電
素子部材の1層の厚さの比によって変成比を変えること
ができる。さらに、圧電素子の共振周波数は圧電素子部
材の厚さに逆比例するため、この圧電素子を積層構造と
することにより圧電トランスとしての厚さを小さくする
ことが容易なので比較的高い共振周波数を得ることがで
きる。さらにまた、圧電素子の厚み方向に積層する構造
とすることにより入出力層各各の電極面積を大きくとる
ことが容易なので積層型圧電トランスの等価容量を大き
くすることができ、かつ圧電素子部材の厚さを小さくで
きることでさらにこの等価容量を大きくすることができ
る。この結果、圧電素子を用いた積層型圧電トランス
は、共振周波数と等価容量との積を大きくできるため、
この積層型圧電トランスを使用した圧電トランスコンバ
ータは比較的大きな電力を取り出すことが可能である。
なお、入出力層の間に介在する絶縁層部材の厚さは積層
型圧電トランスの入力側と出力側の耐圧により決められ
る。
【0005】 参考文献:「2MHZ 電力用圧電トランスコンバータ」
財津他、電子情報通信学会、1992.5.22 参考文献:実開平4−54492号広報 次に、図面を参照して詳述する。図9は従来の積層型圧
電トランス10を使用した圧電トランスコンバータの回
路図であり、積層型圧電トランス10部分の回路は、積
層型圧電トランス10自身の共振周波数近傍で近似解析
し、集中定数回路で表わした等価回路である。ここで、
図9(a)は整流回路として全波整流回路を使用した場
合の従来の圧電トランスコバータの回路図であり、図9
(b)は整流回路として半波整流回路を使用した場合の
従来の圧電トランスコンバータの回路図である。また、
図10は圧電素子hからなる1層(で表わす)の入力
層aと圧電素子gからなる5層(〜で表わす)の出
力層b0 とが絶縁層dの絶縁部材を間に挟んで積層され
た従来の積層型圧電トランス10の斜視図である。この
積層型圧電トランス10を使用した場合の圧電トランス
コンバータは、積層型圧電トランス10の入力端A,B
間の入力交流電圧と出力端C,F間の出力交流電圧との
電圧比が5:1の降圧型コンバータとなる。また、この
積層型圧電トランス10の入力層aの圧電素子hの厚さ
αと出力層b0 の圧電素子fの厚さβとの関係はα〉β
であるが、いずれの圧電素子も同じ圧電部材からなる。
【0006】図10の斜視図によりさらに詳述すると、
入力層aの圧電素子hの層および出力層b0 の圧電素
子gの層〜は各各矢印方向に分極され、特に出力層
0の圧電素子hの層〜の各各は、隣接する層の圧
電素子同士の分極方向が互いに逆向きになるように分極
される。また、出力層b0 の各各の圧電素子層間に挟ま
れた出力電極fの各各は同じ極性を持つ層の出力電極同
士が1層おきに接続され、絶縁層dから数えて奇数番目
の出力電極f同士を接続した部分から出力端Cを導出
し、また絶縁層dから数えて偶数番目の出力電極f同士
を接続した部分から出力端Fを導出している。一方、入
力層aの入力電極eからは絶縁層dに面する側から入力
端Bを導出し、絶縁層dと対向する反対面側から入力端
Aを導出している。この入力端A,Bを通して入力電極
e間に矩形波交流電圧v1 を印加して入力層aを交流駆
動すると、圧電素子hが発生する厚み縦振動による縦波
が絶縁層dを介して出力層b0 の圧電素子gの各各に伝
播し、この結果、圧電素子gの各各の圧電正効果により
各出力電極間に正弦波交流電圧が発生して出力端C,F
間に正弦波交流電圧v0 が出力する。
【0007】次に、従来の圧電トランスコンバータの動
作について図9の回路図と図11の波形図および図10
の斜視図とを併せて参照して説明する。直流電源1は、
互いに直列に接続されてスイッチング素子として機能す
るトランジスタ2とトランジスタ3とから成るスイッチ
ング駆動回路に直列接続される。このスイッチング素子
としてのトランジスタ2およびトランジスタ3には、例
えば電界効果トランジスタ(MOS FET)が一般的
に使用される。ここで、トランジスタ2は入力端Xと端
子sとの間に繰返し周期がTでパルス幅がT1 =T/3
の矩形波制御信号vG1を入力されてT1 の区間でオン
し、T−T1 の区間でオフするスイッチング動作をして
直流電源1からの直流電圧Eを矩形波制御信号vG1に同
期した交流電圧に変換する。また、トランジスタ3は入
力端Yと端子tとの間に繰返し周期がTでパルス幅がT
2 =T/3の矩形波制御信号vG2を入力されてT2 の区
間でオンし、T−T2 の区間でオフするスイッチィング
動作をして直流電源1からの直流電圧Eを矩形波制御信
号vG2に同期した交流電圧に変換する。これらトランジ
スタ2およびトランジスタ3のスイッチング動作によっ
てトランジスタ2とトランジスタ3との接続点sおよび
トランジスタ3と直流電源1との接続点tとの間には直
流電源1の直流電圧Eを波高値とし、かつ繰り返し周期
がTでパルス幅がT/2の矩形波交流電圧v1 が得られ
る。この矩形波交流電圧v1 が圧電トランス10の入力
端A,B間に入力されて入力電極e間に印加されると、
入力層aは矩形波交流電圧v1 により交流駆動されて圧
電素子hの圧電正効果により厚み方向に厚み縦振動モー
ドの機械振動による縦波が発生し、この縦波がセラミッ
クなどの絶縁部材からなる絶縁層dを介して出力層b0
に伝播する。この結果、出力層b0 では圧電素子gの各
各の圧電正効果により出力電極fの各各間に正弦波交流
電圧が発生して出力端D,F間に正弦波交流電圧v0
出力する。ここで積層型圧電トランス10は共振状態で
使用され、積層型圧電トランス10部分の回路はこの共
振周波数近傍で近似解析し、集中定数回路で表わした等
価回路である。なお、この等価回路における等価コイル
42、等価容量43、等価抵抗44および等価変成器1
01は全て等価的な仮想上の素子であって部材として物
理的に存在するものではない。かつ、等価変成器101
の1次側巻線N1 および2次側巻線N0 も実際には電磁
型のような巻線はない。また、この圧電トランスコンバ
ータは、積層型圧電トランス10における等価変成器1
01の二次側を一次側に変換すると、コンバータとして
の出力電力および効率が負荷8に対してピークを持つ直
列共振回路の特性を持ち、この共振周波数において最大
の効率および最大の昇圧比が得られる。つまり、積層型
圧電トランス10はこの共振周波数を中心周波数とする
帯域通過形メカニカルフィルタ構成としての圧電トラン
スフィルタの機能を持つ(特開昭58−79778号広
報参照)。
【0008】次に、積層型圧電トランス10の出力端
A,B間に発生した正弦波交流電圧v0 は、図9(a)
に示される全波整流回路においては端子Q,R間より整
流用のダイオード21〜24からなるリング型の全波整
流回路に供給されて全波整流され、また図9(b)に示
される半波整流回路においては端子Q,R間より整流用
のダイオード21,23からなる半波整流回路に供給さ
れて半波整流され、各各端子W,Zより平滑用のコンデ
ンサ7および負荷8からなる平滑回路に供給されて全波
整流の場合は直流電圧VOUT0-1に平滑化され、および半
波整流の場合は直流電圧VOUT0-2に平滑化される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この従来の圧電トラン
スコンバータでは、整流回路が半波整流形式の場合に
は、正弦波交流電圧v0 の正の半サイクルでしか負荷8
に電力を供給できず、負の半サイクルでは圧電トランス
10に循環電流が流れて圧電トランス10およびトラン
ジスタ2とトランジスタ3とのスイッチング駆動回路に
おいて電圧降下によるロスが発生し、この結果コンバー
タの効率を低下させる。また、整流回路が全波整流形式
の場合には、整流用ダイーオード2個分の電圧降下によ
るロス、すなわち正弦波交流電圧v0 の正の半サイクル
ではダイオード21およびダイオード22の各各の順方
向降下電圧VF による電圧降下ロスが2VF だけ発生
し、また負の半サイクルではダイオード23およびダイ
オード24の各各の順方向降下電圧VF による電圧降下
ロスが2VF だけ発生する。つまり整流用ダイオード1
個の順方向降下電圧VF の2倍の電圧降下ロスが発生
し、この分コンバータの効率が低下する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による圧電トラン
スコンバータは、入力直流電圧をスイッチングして第1
の交流電圧信号を発生するスイッチング駆動手段と、前
記スイッチング駆動手段から入力層圧電素子に供給され
る前記第1の交流電圧信号によって駆動され、出力層圧
電素子の中間に電極を設けて中間タップを導出し、前記
中間タップを基準として極性の相異なる第2および第3
の交流電圧信号を発生する積層型圧電トランスと、前記
積層型圧電トランスからの前記第2および第3の交流電
圧信号を整流平滑して直流電圧に変換する整流平滑手段
とを備える。
【0011】また、本発明による圧電トランスコンバー
タは、入力直流電圧をスイッチングして第1の交流電圧
信号を発生するスイッチング駆動手段と、前記スイッチ
ング駆動手段からの前記第1の交流電圧信号を入力層圧
電素子に印加されて交流駆動され、前記入力層圧電素子
の圧電逆効果により厚み縦振動を発生して出力層圧電素
子にエネルギーを伝播し前記出力層圧電素子の圧電正効
果により前記出力層圧電素子の中間に設けた電極から導
出した中間タップと前記出力層圧電素子の第1の出力電
極から導出した第1の出力端との間に第2の交流電圧信
号を発生するとともに前記中間タップと前記出力層圧電
素子の第2の出力電極から導出した第2の出力端との間
に前記第2の交流電圧信号と逆極性の第3の交流電圧信
号を発生する積層型圧電トランスと、前記積層型圧電ト
ランスの前記中間タップと前記第1の出力端とからの前
記第2の交流電圧信号を半波整流して第1の半波整流信
号とし、前記圧電トランスの前記中間タップと前記第2
の出力端とからの前記第3の交流電圧信号を半波整流し
て第2の半波整流信号とし、かつ前記第1の半波整流信
号と前記第2の半波整流信号とから得た全波整流信号を
直流電圧に平滑化する整流平滑手段とを備える。
【0012】上記構成において、前記積層型圧電トラン
スの出力層が、相互に対向する方向に分極された第1お
よび第2の出力層圧電素子間に分極されない複数の不活
性層圧電素子を挟んで積層され、前記不活性層圧電素子
の中間に電極を設けて前記中間タップを導出することが
できる。
【0013】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。本発明の第1の実施例を示す図1を参照すると、圧
電トランスコンバータは、直流電圧Eを供給する直流電
源1と、互いに直列に接続され、かつ外部より矩形波制
御信号vG1および矩形波制御信号vG2を入力されてスイ
ッチング駆動し、直流電源1からの直流電圧Eを矩形波
交流電圧v1 に変換して端子s,t間に発生するスイッ
チング駆動回路としてのトランジスタ2およびトランジ
スタ3と、1層からなる入力層aと2層からなる出力層
1 とが絶縁層dを間に挟んで厚み方向に積層され、ス
イッチング駆動回路の端子s,tより入力端A,Bを通
して入力層aの入力電極eに印加される矩形波交流電圧
1 により交流駆動されて厚み縦振動による縦波を発生
し、この縦波を絶縁層dを介して出力層b1 に伝播して
出力端C,D間および出力端F,D間に正弦波交流電圧
2-1 および正弦波交流電圧v3-1 をそれぞれ出力する
積層型圧電トランス4と、積層型圧電トランス4の出力
端C,Dからの正弦波交流電圧v2-1 を半波整流する整
流素子としてのダイオード5と、積層型圧電トランス4
の出力端F,Dからの正弦波交流電圧v3-1 を半波整流
する整流素子としてのダイオード6と、負荷8と並列に
接続されダイオード5のアノード側に出力された正弦波
交流電圧v2-1 の半波整流信号とダイオード6のアノー
ド側に出力された正弦波交流電圧v3-1 の半波整流信号
とを合流加算した全波整流信号を直流電圧VOUT1に平滑
化する平滑素子としてのコンデンサ7とから構成され
る。ここで出力端Dは、2層からなる出力層bの中間に
設けられた電極から導出される中間タップである。
【0014】図2の斜視図および図3の波形図を図1の
構成図と併せて参照して詳述する。トランジスタ2は制
御入力端子Xと端子sとの間に繰り返し周期がTでパル
ス幅がT1 =T/3の矩形波制御信号vG1を入力されて
1 の区間にオンおよびT−T1 の区間にオフするスイ
ッチング動作をして直流電源1からの直流電圧Eを矩形
波制御信号vG1に同期した交流電圧に変換する。また、
トランジスタ3は制御入力端子Yと端子tとの間に繰り
返し周期がTでパルス幅がT2 =T/3の矩形波制御信
号vG2を入力されてT2 の区間にオンおよびT−T2
区間にオフするスイッチング動作をして直流電源1から
の直流電圧Eを矩形波制御信号vG2に同期した交流電圧
に変換する。この結果、スイッチング駆動回路の端子s
と端子t間には直流電源1の直流電圧Eを波高値とし、
かつ繰り返し周期がTでパルス幅がT/2の矩形波交流
電圧v1 が発生し、圧電トランス4の入力端A,Bを通
して入力電極eに供給される。
【0015】ここで、積層型圧電トランス4は、厚さが
αの圧電素子hからなる1層(で表わす)の入力層a
と、各各の厚さがβの圧電素子gからなる2層(およ
びで表わす)の出力層b1 とがセラミックなどの絶縁
部材からなる絶縁層dを間に挟んで厚み方向に積層さ
れ、かつ出力層b1 の相隣り合う圧電素子gの層と
の分極方向が互いに逆向きになるように矢印方向に分極
される。またこの積層型圧電トランス4は、入力層aの
圧電素子hの厚み方向の両端面に入力電極eを有してそ
の入力電極eから入力端A,Bを導出し、かつ出力層b
1 の圧電素子gの各各の両端面には出力電極fをそれぞ
れ有して層の絶縁層dと接合する面の出力電極fから
出力端Cを導出するとともに層およびの中間に設け
られた出力電極fから出力端Dすなわち中間タップを導
出し、なおかつ層の外側出力電極fから出力端Fを導
出する。
【0016】さらにまた、この積層型圧電トランス4
は、入力電極eに矩形波交流電圧v1を印加されて入力
層aが交流駆動されると、圧電素子hの圧電逆効果によ
り圧電素子の厚み方向に伸縮振動で伝播する縦波が発生
し、この縦波が絶縁層dを介して出力層b1 へ伝播して
圧電素子gの各各を振動させる結果、圧電素子gの圧電
正効果により出力端C,D間に正弦波交流電圧v2-1
発生し、かつ出力端F,D間に正弦波交流電圧v3-1
発生する。ここで、出力層b1 の圧電素子gの層と層
とは分極方向が互いに逆向きに分極されているため、
正弦波交流電圧v3-1 と正弦波交流電圧v3-1 とは周波
数および波高値は同じであるが、位相的には中間タップ
の出力端Dを基準として互いに逆位相になる。
【0017】積層型圧電トランス4の出力端C,D間に
発生した正弦波交流電圧v3-1 はダイオード5のカソー
ド側に入力されて半波整流され、アノード側に出力され
る。また、出力端F,D間に発生した正弦波交流電圧v
3-1 はダイオード6のカソード側に入力されて半波整流
され、アノード側に出力されてダイオード5のアノード
側に出力された正弦波交流電圧v3-1 の半波整流信号と
合流加算される。ここで、正弦波交流電圧v2-1 と正弦
波交流電圧v3-1 とは逆位相であるため、ダイオード5
およびダイオード6のアノード側で合流加算された信号
は、平滑用のコンデンサ7が開放状態であれば正弦波交
流電圧v2-1 の半波整流半周期信号と正弦波交流電圧v
3-1 の半波整流半周期信号とが交互に繰り返す全波整流
信号となる。これら合流加算された全波整流信号は、平
滑用のコンデンサ7と負荷8とからなる平滑回路により
平滑化されてコンバータ出力電圧としての直流電圧V
OUT1に変換される。
【0018】次に、第1の実施例の圧電トランスコンバ
ータの動作について図4の回路図と図5の状態別回路図
とを併せて参照して説明する。図4は図1の構成図にお
ける圧電トランス4の部分を積層型圧電トランス4の共
振周波数近傍で近似解析し、集中定数を使用して等価回
路で表わした圧電トランスコンバータの等価回路図であ
り、この等価回路に示される等価コイル42、等価容量
43、等価抵抗44および等価変成器45-1は、積層型
圧電トランス4が共振状態で使用されたときの等価的な
仮想素子であって、部材として物理的に存在するもので
はない。また、等価変成器45-1の1次側巻線N1 およ
び2次側巻線N2-1 ,N3-1 も等価的な巻線であり、電
磁型のような実際の巻線が存在するものではない。
【0019】図5(a)は図4の回路図においてトラン
ジスタ2が矩形波制御信号vG1のT1 区間でオンになっ
た時の、かつトランジスタ3がこのT1 区間でオフにな
っている時の圧電トランスコンバータの回路図と、この
ときの矩形波交流電圧v1 による回路内交流電流の流路
を示したものある。つまり、トランジスタ2がオンの時
には積層型圧電トランス4の出力端C,D間に正弦波交
流電圧v2-1 が出力されるが、出力端F,D間には正弦
波交流電圧v3-1 は出力されない。かつ、このトランジ
スタ2がオンの動作状態時には図4における積層型圧電
トランス4の入力側の容量41は無視される。ここで、
正弦波交流電圧v2-1 の波高値をV2-1およびダイオー
ド5の順方向降下電圧をVF とすると、ダイオード5の
アノード側に出力される半波整流信号の波高値VD2は、
D2=V2-1 −VF となる。また、図5(b)は図4の
回路図においてトランジスタ3が矩形波制御信号vG2
2 区間でオンになった時の、かつトランジスタ2がこ
のT2 区間でオフになっている時の圧電トランスコンバ
ータの回路図と、このときの矩形波交流電圧v1 による
回路内交流電流の流路を示したものである。つまり、ト
ランジスタ3がオンの時は圧電トランス4の出力側には
出力端C,D間に正弦波交流電圧v2-1 は出力されず、
出力端F,D間にのみ正弦波交流電圧v3-1 が出力され
る。かつ、このトランジスタ3がオンの動作状態時には
図4における積層型圧電トランス4の入力側の容量41
は無視される。ここで、正弦波交流電圧v3-1 の波高値
をV3-1 およびダイオード6の順方向降下電圧をVF
すると、ダイオード6のアノード側に出力される半波整
流信号の波高値VD3は、VD3=V3-1 −VF となり、V
2-1 =V3-1 とすればVD2=VD3となる。つまり、ダイ
オード5およびダイオード6のアノード側で合流加算さ
れた全波整流信号の波高値は、正弦波交流電圧v2-1
波高値V2-1 および正弦波交流電圧v3-1 の波高値V
3-1 よりもダイオード1個分の順方向降下電圧VF 分だ
け小さい。従って、この全波整流信号が平滑回路で10
0%の効率で平滑化されるとすれば、圧電トランスコン
バータ出力としての直流電圧VOUT1はダイオード5およ
びダイオード6によるダイオード1個分の順方向降下電
圧VF による電圧ロス分だけ低下する。すなわち、圧電
トランスコンバータの効率はダイオード1個分の順方向
降下電圧VF による電圧ロス分だけ低下する。
【0020】このように圧電トランス4は、共振周波数
近傍において変成器45-1の二次側を一次側に変換する
と、直列共振回路として共振周波数を中心周波数とする
帯域通過形のメカニカルフィルタとして機能し、この結
果、この圧電トランス4を使用した圧電トランスコンバ
ータは、出力電力および効率が負荷8に対してピークを
持つ最大の昇圧比が得られる。
【0021】以上の第1の実施例の圧電トランスコンバ
ータでは、入力層が1層で出力層が2層の、かつこの出
力層の中間電極に中間タップを有する積層型圧電トラン
スを使用する場合について説明したが、積層型圧電トラ
ンスは、入出力層の圧電素子部材の1層の厚さの比によ
って変成比を変えることができ、さらに圧電縦効果を有
する圧電素子の共振周波数は圧電素子部材の厚さに逆比
例するため、この圧電縦効果を有する圧電素子を積層構
造とすることにより圧電素子部材の厚さをより小さくす
ることが容易なので、比較的高い共振周波数を得ること
ができる。さらにまた、圧電素子の厚み方向に積層する
構造とすることにより入出力層各各の電極面積を大きく
とることが容易なので等価容量を大きくすることがで
き、かつ圧電素子部材の厚さをより小さくできることで
さらにこの等価容量を大きくすることができる。この結
果、厚み縦効果を用いた積層型圧電トランスは、共振周
波数と等価容量との積を大きくできるため、この積層型
圧電トランスを使用した圧電トランスコンバータは比較
的大きな電力を取り出すことが可能である。なお、入出
力層の間に介在する絶縁層部材の厚さは積層型圧電トラ
ンスの入力側と出力側の耐圧により決められる。
【0022】次に、本発明の第2の実施例として、出力
層が2層よりも多い多層にした場合の、かつこの多層の
出力層から中間タップを導出して出力を整流回路へ供給
する積層型圧電トランスを使用した圧電トランスコンバ
ータについて説明する。図7は多層の出力層から中間タ
ップを導出するように構成した積層型圧電トランスの斜
視図である。この積層型圧電トランス9は、厚さがαの
圧電素子hによる1層(で表わす)の入力層aと、各
各の厚さがβの圧電素子gによる6層(〜で表わ
す)の出力層b2 とが絶縁層dを間に挟んで厚み方向に
積層される。出力層b2 の層〜のうち層,は分
極されていない不活性層b2 ′であり、これら不活性層
2 ′の各各の圧電素子には圧電縦効果による正弦波交
流電圧は発生しない。また、入力層aの層および出力
層b2 の層,,,の各各は矢印方向に分極さ
れ、かつ出力層b2 においては層とおよび層と
の各各極性の合う圧電素子同士の電極を接続する。その
上で層との外側の電極同士を接続した部分から出力
端Cを導出し、かつ層との外側の電極同士を接続し
た部分から出力端Dを導出し、さらに層とおよび層
との各各の接合部分の電極とを接続した部分から出
力端Dすなわち中間タップを導出する。
【0023】図6は本発明の第2の実施例において、積
層型圧電トランス9の出力端C,D,Fに整流用ダイオ
ード5および整流用ダイオード6からなる整流回路およ
び平滑用のコンデンサ7と負荷8とからなる平滑回路と
が接続された部分構成図であり、積層型圧電トランス9
の入力端A,Bの前段に接続されるトランジスタ2とト
ランジスタ3とからなるスイッチング駆動回路およびス
イッチング駆動回路に直列接続される入力直流電源1は
省略している。つまり、図6における積層型圧電トラン
ス9を除いた部分の構成は図4における第1の実施例の
圧電トランスコンバータの場合と同じである。この積層
型圧電トランス9の入力電極e間に入力端A,Bを通し
て矩形波交流電圧v1 が印加されて、入力層aが交流駆
動されると、圧電素子hに圧電逆効果による厚み縦振動
の縦波が発生し、この縦波が絶縁層dを介して出力層b
2 の圧電素子gの各各に伝播する。この結果、出力層b
2では圧電素子gの分極されている層,および層
,には圧電正効果による正弦波交流電圧が発生し、
出力端C,D間に正弦波交流電圧v2-2 が出力するとと
もに出力端F,D間には正弦波交流電圧v3-2 が出力す
る。しかし、不活性層b2 ′の層,の各各の圧電素
子は分極されていないため、これら不活性層b2 ′の圧
電素子gには圧電正効果による正弦波交流電圧は発生し
ない。ここで、出力端C,D間に出力する正弦波交流電
圧v2-2 と出力端F,D間に出力する正弦波交流電圧v
3-2 とは、出力端Dを基準として互いに逆位相になる。
【0024】出力端C,D間に出力した正弦波交流電圧
2-2 はダイオード5のカソード側に供給されて半波整
流され、アノード側に出力される。また、出力端F,D
間に出力した正弦波交流電圧v3-2 はダイオード6のカ
ソード側に供給されて半波整流され、アノード側に出力
される。ダイオード5とダイオード6とは互いにアノー
ド側において接続され、この接続点において、正弦波交
流電圧v2-2 および正弦波交流電圧v3-2 の各各の半波
整流信号が合流加算され、正弦波交流電圧v2-2 の半周
期信号と正弦波交流電圧v3-2 の半周期信号とが交互に
繰り返す全波整流信号が得られる。ダイオード5および
ダイオード6のアノード側で合流加算されたこの全波整
流信号は、コンデンサ7と負荷8とからなる平滑回路に
より平滑され、圧電トランスコンバータ出力としての直
流電圧VOUT 2 に変換される。
【0025】このように、出力層の圧電素子を多層積層
した積層型圧電トランスの場合には、出力層に不活性層
圧電素子を介在させて中間タップを導出することによ
り、出力層が2層の場合と同じ圧電トランスコンバータ
の構成とすることができ、かつ同じ効果を得ることがで
きる。なお、積層型圧電トランス9部分のみを等価回路
で表わすと図8に示すようになり、上述した第1の実施
例における圧電トランス4の2次側巻線N2-1 をN2-2
に、2次側巻線N3-1 をN3-2 に、および等価容量46
-1,47-1を等価容量46-2,47-2にそれぞれ置き換
えれば、第1の実施例と全く同じように取り扱うことが
できる。また、上述の第1の実施例および第2の実施例
において、積層型圧電トランス4,9のいずれにおいて
も入力層aを1層として取り扱ったが、多層に積層した
場合でも同様に実施できることは以上の説明から明らか
である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、整
流用ダイオードによる電圧ロスを低減することができ、
積層型圧電トランスコンバータの効率を上げることがで
きる。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の圧電トランスコンバー
タを示す構成図である。
【図2】図1における積層型圧電トランスの斜視図であ
る。
【図3】同第1の実施例の圧電トランスコンバータの動
作を説明する波形図である。
【図4】同第1の実施例の圧電トランスコンバータの回
路図である。
【図5】同第1の実施例の圧電トランスコンバータの状
態別回路図である。
【図6】同第2の実施例の圧電トランスコンバータを示
す部分構成図である。
【図7】図6における積層型圧電トランスの斜視図であ
る。
【図8】図6におけ積層型圧電トランスの等価回路図で
ある。
【図9】従来の圧電トランスコンバータを示す回路図で
ある。
【図10】図9における積層型圧電トランスの斜視図で
ある。
【図11】従来の圧電トランスコンバータの動作を説明
する波形図である。
【符号の説明】
1 入力電源 2,3 トランジスタ 4,9 積層型圧電トランス 5,6 ダイオード 7 コンデンサ 8 負荷 41 容量 42 等価コイル 43 等価容量 44 等価抵抗 45-1,45-2 等価変成器 46-1,46-2 容量 47-1,47-2 容量 a 入力層 b1 ,b2 出力層 b2 ′不活性層 d 絶縁層 e 入力電極 f 出力電極 g,h 圧電素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−259528(JP,A) 特開 平5−206539(JP,A) 特開 平1−160067(JP,A) 実開 平4−54492(JP,U) 実開 平2−9458(JP,U) 特公 昭47−21958(JP,B1)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力直流電圧をスイッチングして第1の
    交流電圧信号を発生するスイッチング駆動手段と、 前記スイッチング駆動手段から入力層圧電素子に供給さ
    れる前記第1の交流電圧信号によって駆動され、出力層
    圧電素子の中間に電極を設けて中間タップを導出し、前
    記中間タップを基準として極性の相異なる第2および第
    3の交流電圧信号を発生する積層型圧電トランスと、 前記積層型圧電トランスからの前記第2および第3の交
    流電圧信号を整流平滑して直流電圧に変換する整流平滑
    手段と、 を備えることを特徴とする圧電トランスコンバータ。
  2. 【請求項2】 前記整流平滑手段の整流手段が、2個の
    整流素子で構成される全波整流手段であることを特徴と
    する請求項1記載の圧電トランスコンバータ。
  3. 【請求項3】 入力直流電圧をスイッチングして第1の
    交流電圧信号を発生するスイッチング駆動手段と、 前記スイッチング駆動手段からの前記第1の交流電圧信
    号を入力層圧電素子に印加されて交流駆動され、前記入
    力層圧電素子の圧電逆効果により厚み縦振動を発生して
    出力層圧電素子にエネルギーを伝播し前記出力層圧電素
    子の圧電正効果により前記出力層圧電素子の中間に設け
    た電極から導出した中間タップと前記出力層圧電素子の
    第1の出力電極から導出した第1の出力端との間に第2
    の交流電圧信号を発生するとともに前記中間タップと前
    記出力層圧電素子の第2の出力電極から導出した第2の
    出力端との間に前記第2の交流電圧信号と逆極性の第3
    の交流電圧信号を発生する積層型圧電トランスと、 前記積層型圧電トランスの前記中間タップと前記第1の
    出力端とからの前記第2の交流電圧信号を半波整流して
    第1の半波整流信号とし、前記圧電トランスの前記中間
    タップと前記第2の出力端とからの前記第3の交流電圧
    信号を半波整流して第2の半波整流信号とし、かつ前記
    第1の半波整流信号と前記第2の半波整流信号とから得
    た全波整流信号を直流電圧に平滑化する整流平滑手段
    と、 を備えることを特徴とする圧電トランスコンバータ。
  4. 【請求項4】 前記スイッチング駆動手段が、前記第2
    の交流電圧信号と前記第3の交流電圧信号との位相が前
    記中間タップを基準として互いに逆極性になるように制
    御されることを特徴とする請求項1または3記載の圧電
    トランスコンバータ。
  5. 【請求項5】 前記積層型圧電トランスの出力層が、相
    互に対向する方向に分極された第1および第2の出力層
    圧電素子間に分極されない複数の不活性層圧電素子を挟
    んで積層され、前記不活性層圧電素子の中間に電極を設
    けて前記中間タップを導出することを特徴とする請求項
    1または3記載の圧電トランスコンバータ。
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