JP2963776B2 - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP2963776B2
JP2963776B2 JP204891A JP204891A JP2963776B2 JP 2963776 B2 JP2963776 B2 JP 2963776B2 JP 204891 A JP204891 A JP 204891A JP 204891 A JP204891 A JP 204891A JP 2963776 B2 JP2963776 B2 JP 2963776B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の直流−直流コン
バータを使用した電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば低圧負荷を駆動する電源装
置としては図7に示すように交流電源1に全波整流ダイ
オードブリッジ回路2を介して平滑コンデンサ3を接続
し、その平滑コンデンサ3にコンデンサ4とトランス5
の1次巻線5aとの並列共振回路を介してスイッチング
素子6とダイオード7を並列接続した半波スイッチ回路
を接続し、1次巻線5aと磁気的に結合されたトランス
5の2次巻線5bにコンデンサ8を介して負荷9を接続
したものが知られている。この場合トランス5の2次巻
線5bは1次巻線5aよりも巻線数が少なく降圧トラン
スとなっている。
【0003】この電源装置では、交流電源1が投入され
ると、ダイオードブリッジ回路2によって全波整流さ
れ、平滑コンデンサ3の両端間に直流電圧が発生する。
この直流電圧に対してコンデンサ4と1次巻線5aの共
振回路の共振周波数に近い周波数でスイッチング素子6
がオン、オフ動作し、トランス5の2次巻線5bに降圧
された交流電圧が発生して負荷9に印加される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの従来装置で
は1次側に交流電源を全波整流し、かつ平滑した電圧を
そのまま入力しているので、コンデンサ4、トランス
5、スイッチング素子6等の回路素子として耐圧の高い
ものを使用しなければならず、大形化し、かつコスト高
となる問題があった。
【0005】そこで本発明は、負荷に対して比較的低い
交流電圧を供給するものにおいて、回路を構成する回路
素子として耐圧の低い小形で安価なものが使用でき、従
って装置全体の小形、薄形、軽量化を図ることができる
電源装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
1次側と2次側が電気的に分離され、出力部に極性反転
回路を設けた複数の直流−直流コンバータと、この各コ
ンバータの入力端子を互いに直列に接続してなる直列回
路に接続される直流電源又は脈流電源と、各コンバータ
の極性反転回路を、各コンバータの出力極性が同一方向
に統一されて同時に切換わるよう制御する極性切換手段
とからなり、各コンバータの出力端子を互いに並列に接
続してなる並列回路に負荷を接続するものである。
【0007】請求項2対応の発明は、複数の直流−直流
コンバータと、この各コンバータの入力端子を互いに直
列に接続してなる直列回路に接続される脈流電源又は交
流電源を整流した直流電源と、各コンバータの極性反転
回路を、脈流電源電圧波形の谷部又は交流電源電圧波形
のゼロクロス部のタイミングで各コンバータの出力極性
が同一方向に統一されて同時に切換わるよう制御する極
性切換手段とからなるものである。
【0008】
【作用】このような構成の本発明においては、直流電源
又は脈流電源あるいは交流電源を整流した直流電源に複
数の直流−直流コンバータの入力端子を互いに直列に接
続してなる直列回路が接続されているので、各直流−直
流コンバータの入力端子にそれぞれ印加される電圧は低
い。そして負荷には各直流−直流コンバータの出力端子
の並列回路から極性反転の切換え制御により低電圧交流
が印加される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1において11は交流電源で、この電源11
に全波整流ダイオードブリッジ回路12の交流入力端子
を接続している。
【0010】131 ,132 ,133 ,…13n は直流
−直流コンバータで、この各直流−直流コンバータ13
1 ,132 ,133 ,…13n の1次側入力端子を互い
に直列に接続し、その直列回路の一端、すなわち直流−
直流コンバータ231 の入力端子の一端を前記全波整流
ダイオードブリッジ回路12の整流出力端子の正極側に
接続し、またその直列回路の他端、すなわち直流−直流
コンバータ23n の入力端子の他端を前記全波整流ダイ
オードブリッジ回路12の整流出力端子の負極側に接続
している。
【0011】前記各直流−直流コンバータ131 ,13
2 ,133 ,…13n の2次側出力端子を互いに並列に
接続し、その並列回路の両端間に負荷14を接続してい
る。
【0012】前記各直流−直流コンバータ131 ,13
2 ,133 ,…13n は、図2に示すようにそれぞれ1
次側入力端子間に平滑コンデンサ21を接続し、その平
滑コンデンサ21の両端間にコンデンサ22とトランス
23の1次巻線23aとを並列に接続した並列共振回路
を介してMOS形FET等のスイッチング素子24を接
続し、そのスイッチング素子24にダイオード25を図
示極性に並列に接続して半波スイッチ回路を構成してい
る。
【0013】そして前記トランス23の2次巻線23b
に極性反転回路26を介してコンデンサ27を並列に接
続している。そして前記コンデンサ27の両端間を出力
端子としている。
【0014】前記極性反転回路26はダイオード28と
第1スイッチ29の直列回路と前記ダイオード28とは
逆極性のダイオード30と第2スイッチ31の直列回路
との並列回路で構成されている。
【0015】前記極性反転回路26の各スイッチ29,
31は極性切換手段を構成する切換制御回路15からの
切換信号S1 ,S2 によって所望のタイミングで交互に
オン、オフ制御されるようになっている。
【0016】このような構成の本実施例においては、交
流電源11を投入すると、各直流−直流コンバータ13
1 ,132 ,133 ,…13n には直流又は脈流電圧が
印加される。そして各直流−直流コンバータ131 ,1
2 ,133 ,…13n の入力端子、すなわち平滑コン
デンサ21の両端間に印加される電圧は全体に印加され
る電圧の1/nとなる。
【0017】各直流−直流コンバータ131 ,132
133 ,…13n のスイッチング素子24を図3の(a)
に示すタイミングでオン、オフ動作させると、オン動作
した時点ではトランス23の1次巻線23aを介して電
流が流れる。
【0018】そしてスイッチング素子24がオフする
と、トランス23の1次巻線23aには自己インダクタ
ンスがあるため電流を流し続けようとする。この作用に
よりコンデンサ22には電荷が蓄えられ図3の(b) に示
すような共振電圧が発生する。
【0019】やがて共振電圧がピークに達すると、今度
はトランス23の1次巻線23aに逆方向の電流が流れ
てコンデンサ22の電荷を放出させる。そしてやがて共
振電圧はゼロとなるが、トランス23の1次巻線23a
の自己インダクタンスによりさらに電流を流し続けよう
とする。するとスイッチング素子24と並列に接続され
たダイオード25を経由して電流が供給され、共振電圧
はゼロに固定される。こうしてスイッチング素子24と
ダイオード25の半波スイッチ回路に流れる電流波形は
図3の(c) に示すようになる。一方、極性反転回路26
の各スイッチ29,31は切換制御回路15からの切換
信号S1 ,S2 によって所望のタイミングで交互にオ
ン、オフ制御される。
【0020】しかして各直流−直流コンバータ131
132 ,133 ,…13n の出力端子から出力される電
圧は所望のタイミングで極性が反転し、負荷14には比
較的低い交流電圧が印加されることになる。
【0021】この場合、各直流−直流コンバータ1
1 ,132,133 ,…13n の極性反転回路26の
各スイッチ29,31は出力端子からの出力極性が同一
方向に統一されて同時に切換わるように制御されるの
で、負荷14に供給される電流量はかなり多くなる。従
って低電圧大電流量の負荷に適する。
【0022】なお、各直流−直流コンバータ131 ,1
2 ,133 ,…13n の入力端子に印加される電圧の
分圧比が変化した場合は、例えば分圧が低くなった場合
はコンバータ出力が小さくなり、また分圧が高くなった
場合はコンバータ出力が大きくなる。このようにコンバ
ータが分圧バランスを保つ機能を持っているため一部の
コンバータに過大な電圧が印加されることはない。
【0023】このように各直流−直流コンバータ1
1 ,132,133 ,…13n には交流電源11を全
波整流し、かつ平滑して得られた電圧の1/nの電圧が
入力電圧として印加されるため、各直流−直流コンバー
タ131 〜13n を構成するコンデンサ21,22、ト
ランス23、スイッチング素子24として耐圧の低い小
形で安価なものが使用できる。従って装置全体の小形、
薄形、軽量化を図ることができる。次に本発明の他の実
施例を図面を参照して説明する。なお、前記実施例と同
一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0024】図4に示すように極性切換手段として交流
電源11の位相を判定して極性反転回路26の各スイッ
チ29,31を交互にオン、オフ制御する位相判定回路
16を使用したものである。すなわち図5の(a) に示す
交流電源電圧波形に対してダイオードブリッジ回路12
の出力波形は図5の(b) に示す全波整流波形となる。
【0025】前記位相判定回路16は交流電源電圧波形
のゼロクロス点を検出して図5の(c) に示す出力反転信
号とこれと逆位相の出力反転信号、すなわち切換信号S
1 ,S2 を出力する。
【0026】これにより各直流−直流コンバータ131
〜13nの極性反転回路26の各スイッチ29,31は
交流電源11の電圧位相に同期して交互にオン、オフ制
御される。また各直流−直流コンバータ131 〜13n
からの出力電圧は図5の(d)に示すようになる。
【0027】従って各直流−直流コンバータ131 〜1
n の出力の極性切換えを出力電圧の一番低い状態で行
うことができ、切換えによりロスする電力を少なくでき
る。なお、本実施例においても前記実施例と同様の効果
が得られるのは勿論である。
【0028】なお、この実施例では各直流−直流コンバ
ータ131 〜13n の極性反転回路26の各スイッチ2
9,31を電圧位相に同期して交互にオン、オフ制御し
たが必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば図
6に示すように交流電源11の周波数よりも低い周波数
でオン、オフ制御してもよい。すなわち図6の(a) に示
す交流電源電圧波形に対して図6の(b) に示すようにゼ
ロクロス点が6回、すなわち3周期分検出する毎に出力
反転信号を切換えて図6の(c) に示すような出力電圧を
得るようにしてもよく、また図6の(d) に示すように出
力反転信号のデューティ比を切換えて図6の(e) に示す
ような出力電圧を得るようにしてもよい。このようにし
ても出力の極性切換えを出力電圧の一番低い状態で行う
ことができ、切換えによりロスする電力を少なくでき
る。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、負
荷に対して比較的低い交流電圧を供給するものにおい
て、回路を構成する回路素子として耐圧の低い小形で安
価なものが使用でき、従って装置全体の小形、薄形、軽
量化を図ることができる電源装置を提供できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すプロック図。
【図2】同実施例における直流−直流コンバータの構成
を示す回路図。
【図3】同実施例における直流−直流コンバータの各部
の動作波形図。
【図4】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図5】同実施例における各部の動作波形図。
【図6】本発明のさらに他の実施例を示す各部の動作波
形図。
【図7】従来例を示す回路図。
【符号の説明】 11…交流電源、12…全波整流ダイオードブリッジ回
路、131 〜13n …直流−直流コンバータ、14…負
荷、15…切換制御回路、16…位相判定回路、26…
極性反転回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次側と2次側が電気的に分離され、出
    力部に極性反転回路を設けた複数の直流−直流コンバー
    タと、この各コンバータの入力端子を互いに直列に接続
    してなる直列回路に接続される直流電源又は脈流電源
    と、前記各コンバータの極性反転回路を、前記各コンバ
    ータの出力極性が同一方向に統一されて同時に切換わる
    よう制御する極性切換手段とからなり、前記各コンバー
    タの出力端子を互いに並列に接続してなる並列回路に負
    荷を接続することを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 1次側と2次側が電気的に分離され、出
    力部に極性反転回路を設けた複数の直流−直流コンバー
    タと、この各コンバータの入力端子を互いに直列に接続
    してなる直列回路に接続される脈流電源又は交流電源を
    整流した直流電源と、前記各コンバータの極性反転回路
    を、前記脈流電源電圧波形の谷部又は交流電源電圧波形
    のゼロクロス部のタイミングで前記各コンバータの出力
    極性が同一方向に統一されて同時に切換わるよう制御す
    る極性切換手段とからなり、前記各コンバータの出力端
    子を互いに並列に接続してなる並列回路に負荷を接続す
    ることを特徴とする電源装置。
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