JP2010246314A - ハーフブリッジ型dc/dcコンバータ - Google Patents
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Abstract
【課題】 スイッチング周波数を変動させることなく、出力電圧が調節できるPWM制御が可能で、かつZVSによりスイッチング損失を低減できるハーフブリッジ形DC/DCコンバータを提供することを目的とする。
【解決手段】 転流用MOSFET6,7および共振用コイル8を設け、共振用コイル8の電流が連続を保とうとする性質によりZVSを実現する。また、トランス9が電力を伝送していない期間は転流用MOSFET6、7により共振用コイル8の電流を維持することでこの期間の時間幅を任意に設定することが可能となり、スイッチング周波数変動させることなく出力電圧が調節できるPWM制御を可能とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 転流用MOSFET6,7および共振用コイル8を設け、共振用コイル8の電流が連続を保とうとする性質によりZVSを実現する。また、トランス9が電力を伝送していない期間は転流用MOSFET6、7により共振用コイル8の電流を維持することでこの期間の時間幅を任意に設定することが可能となり、スイッチング周波数変動させることなく出力電圧が調節できるPWM制御を可能とする。
【選択図】 図1
Description
この発明は、電子機器に用いられる絶縁型DC/DCコンバータの一種であるハーフブリッジ形DC/DCコンバータに関するものである。
ハーフブリッジ型DC/DCコンバータは、トランスの利用効率が高く、比較的回路構成が簡単であって、数十W〜数百Wのスイッチング電源として広く利用されている。近年の、スイッチング電源が組み込まれた電子機器は、全体の小型化、低消費電力化の要求が高まり、ハーフブリッジ型DC/DCコンバータについても小型化・高効率化が強く求められている。
図3は、従来のハーフブリッジ型DC/DCコンバータの回路の一例を示した図である。図において、ハーフブリッジ型DC/DCコンバータは、入力端子1と、入力コンデンサ2,3と、メインFET(電界効果トランジスタ)4,5と、トランス9と、ダイオード10,11と、チョークコイル12と、出力コンデンサ13と、出力端子14とから構成される。入力端子1には、一次電源が接続される。入力コンデンサ2,3は、同じ容量を持ち直列に接続されている。
図3において、入力端子1に入力電圧が印加されると、入力コンデンサ2,3はそれぞれ入力電圧の半分の電圧に充電される。この状態でメインFET4,5が交互にオン/オフを繰り返すことにより、トランス9に交流電圧が印加される。トランス9は印加された交流電圧を一次二次巻き数比で降圧または昇圧し、かつ、絶縁し出力する。トランス9の出力はダイオード10,11で整流された後、チョークコイル12、出力コンデンサ13により平滑され出力端子14から直流電圧が出力される。このとき、メインFET4,5をPWM(Pulse Width Modulation)制御することにより、所望の出力電圧を得ることができる。
また、図4は、図3のハーフブリッジ型DC/DCコンバータを改良した回路の一例を示す図である。図4に示す回路は、例えば特許文献1において提案されている。図4において、共振用コンデンサ15,16はメインFET4,5と並列に接続されている。メインFET4がターンオフすると、トランス9のインダクタンスおよびチョークコイル12のインダクタンスと共振用コンデンサ15,16との共振現象により、コンデンサ15がゆるやかに充電、コンデンサ16がゆるやかに放電される。このコンデンサ15およびコンデンサ16の充電および放電にともない、メインFET4の電圧は徐々に大きくなり、メインFET5の電圧は徐々に小さくなる。メインFET5の電圧が0VになるとメインFET5のボディダイオードが導通し、この状態でメインFET5をターンオンすることによりZVS(Zero Voltage Switching)を実現する。次に、メインFET5がターンオフすると、トランス9のインダクタンスおよびチョークコイル12のインダクタンスと共振用コンデンサ15,16との共振現象によりコンデンサ15がゆるやかに放電、コンデンサ16がゆるやかに充電され、メインFET4の電圧は徐々に小さくなり、メインFET5の電圧は徐々に大きくなる。メインFET4の電圧が0VになるとメインFET4のボディダイオードが導通し、この状態でメインFET4をターンオンすることにより、メインFET5のターンオンと同様にZVSを実現する。このようにメインFET4,5がZVS動作を行うことによりスイッチング損失を小さくすることができる。
図3の回路図に示す従来のハーフブリッジ型DC/DCコンバータでは、メインFET4、5がターンオンする直前は、メインFET4、5には入力コンデンサ2、3の電圧とほぼ同じ電圧が印加されており、この状態でターンオンするため大きなスイッチング損失が発生してしまう。このため、DC/DCコンバータの発熱が大きくなることに加え、スイッチング周波数を高くすることができないため、小型化が困難であった。
図4の回路では、ZVSにより、スイッチング損失を小さくすることができるが、メインFET4がターンオフしてからメインFET5がターンオンするまでの遅延時間や、その逆のメインFET5がターンオフしてからメインFET4がターンオンするまでの遅延時間が、共振条件による制約を受けるためPWM制御が不可能となる。すなわち、DC/DCコンバータの入力電圧または出力電力によらず出力電圧を一定に保つには、スイッチング周波数を変動させる必要があり、出力電力が大きくなるほどスイッチング周波数は低くする必要がある。このため入力コンデンサ2,3、トランス9、出力コンデンサ13等は低い周波数にあわせて設計する必要があり、装置の小型化を困難にしていた。
この発明は係る課題を解決するためになされたものであり、スイッチング周波数を変動させることなく、出力電圧が調節できるPWM制御が可能であって、かつZVSによりスイッチング損失を低減できるDC/DCコンバータを提供することを目的とする。
この発明によるハーフブリッジ形DC/DCコンバータは、二つの入力コンデンサと、ダイオードとそれぞれ並列に接続される二つの主電界効果トランジスタと、直列に接続される上記二つの入力コンデンサの接続点と、直列に接続される上記二つの主電界効果トランジスタの接続点との間に、互いに直列に接続され、それぞれがダイオードと並列に接続される、二つの転流用電界効果トランジスタと、上記二つの入力コンデンサの接続点と上記二つの主電界効果トランジスタの接続点との間に、互いに直列に接続される共振用コイルと、上記二つの入力コンデンサの接続点と上記二つの主電界効果トランジスタの接続点との間で、上記共振用コイルと直列に接続される1次コイルを有したトランスと、上記トランスの2次コイルに接続される二つの整流素子と、上記整流素子に直列に接続されるチョークコイルと、上記チョークコイルと上記トランスの2次コイルの中間との間を接続する出力コンデンサと、を備え、上記二つの主電界効果トランジスタは、異なる時間にオン動作し、上記主電界効果トランジスタの一方がオンとなる直前に、上記転流用FETの一方がターンオフとなることを特徴としたものである。
この発明によれば、主電界効果トランジスタおよび転流用電界効果トランジスタのターンオンは常にZVS(Zero Voltage Switching)となり、スイッチング損失はきわめて小さくすることができる。
実施の形態1.
以下、図を用いてこの発明に係る実施の形態1について説明する。図1は実施の形態1によるハーフブリッジ形DC/DCコンバータの構成を示した図である。
図1において、実施の形態1によるハーフブリッジ形DC/DCコンバータは、入力端子1と、入力コンデンサ2,3と、メインFET(主電界効果トランジスタ)4,5と、転流用FET(転流用電界効果トランジスタ)6、7と、共振用コイル8と、トランス9と、ダイオード10,11と、チョークコイル12と、出力コンデンサ13と、出力端子14とから構成される。
以下、図を用いてこの発明に係る実施の形態1について説明する。図1は実施の形態1によるハーフブリッジ形DC/DCコンバータの構成を示した図である。
図1において、実施の形態1によるハーフブリッジ形DC/DCコンバータは、入力端子1と、入力コンデンサ2,3と、メインFET(主電界効果トランジスタ)4,5と、転流用FET(転流用電界効果トランジスタ)6、7と、共振用コイル8と、トランス9と、ダイオード10,11と、チョークコイル12と、出力コンデンサ13と、出力端子14とから構成される。
入力端子1には、一次電源が接続される。入力コンデンサ2,3は、同じ容量を持ち直列に接続されている。メインFET4,5はそれぞれダイオード(ボディダイオード)との並列回路を構成し、メインFET4とメインFET5とは、それぞれのダイオード(ボディダイオード)が互いに順方向接続となるように互いに直列に接続される。また、入力コンデンサ2,3とメインFET4,5とは、それぞれの一端が入力端子1に接続されて、入力端子1に対して互いに並列に接続配置される。転流用FET6,7はそれぞれダイオード(ボディダイオード)との並列回路を構成している。入力端子1に接続されない側の、入力コンデンサ2の他端とメインFET4の他端との間には、転流用FET6と、転流用FET7とが、それぞれのダイオード(ボディダイオード)のアノードが互いに向かい合うように逆方向接続で直列に接続されている。この際、メインFET4と転流用FET6とが互いに順方向に配置され、メインFET5と転流用FET7とが互いに順方向に配置されることとなる。
共振用コイル8は、入力コンデンサ2の他端に接続される。トランス9の1次側コイルは、一端が共振用コイルに接続され、他端がメインFET4の他端子に接続される。トランス9の2次側コイルは、両端がそれぞれ整流素子10,11のアノードに接続され、整流素子10,11のカソードはチョークコイル12の一端に対して互いに並列接続される。チョークコイル12の他端と2次側コイルの中間部分とが出力コンデンサ13に接続される。また、コンデンサ13の両端は出力端子14に接続される。メインFET(電界効果トランジスタ)4,5と、転流用FET(電界効果トランジスタ)6、7は、図示しない外部の電源制御装置からそれぞれ電源が供給されて、それぞれオンオフの動作制御が行われる。
このように、実施の形態1のハーフブリッジ形DC/DCコンバータは、二つの入力コンデンサ2,3の接続点と、二つのメインFET4,5の接続点の間に、二つの転流用FET6,7の直列回路が接続されている。また、トランス9と直列に共振用コイル8を接続して構成される。そして、メインFET5がターンオンする直前に転流用FET7をターンオフし、共振用コイル8のインダクタンスの効果によりメインFET5のボディダイオードが導通してからメインFET5がオンされる。同様に、メインFET4がターンオンする直前に転流用FET6をターンオフし、共振用コイル8のインダクタンスの効果によりメインFET4のボディダイオードが導通してからメインFET4がオンされる。また、トランス8が電力を伝送していない期間は転流用FET6,7を介して電流が流れることにより共振用コイル8の電流を維持することを特徴としている。
次に、実施の形態1による図1のハーフブリッジ形DC/DCコンバータの動作について図を用いて説明する。
転流用FET6は、メインFET4がオンしているときはオフにし、メインFET4がオフしているときはオンにするように、外部の電源制御装置が転流用FET6に駆動信号を入力する。ただし、メインFET4、転流用FET6がともにオフしている期間を設ける。メインFET5に対する転流用FET7との動作のタイミングもメインFET4に対する転流用FET6の動作のタイミングと同様とする。また、メインFET4がオンしているときはメインFET5をオフとし、メインFET5がオンしているときはメインFET4をオフするように、外部の電源制御装置がメインFET4,5に駆動信号入力する。図1において、トランス9の二次側部分の動作は図3と同じであり、説明を省略する。
転流用FET6は、メインFET4がオンしているときはオフにし、メインFET4がオフしているときはオンにするように、外部の電源制御装置が転流用FET6に駆動信号を入力する。ただし、メインFET4、転流用FET6がともにオフしている期間を設ける。メインFET5に対する転流用FET7との動作のタイミングもメインFET4に対する転流用FET6の動作のタイミングと同様とする。また、メインFET4がオンしているときはメインFET5をオフとし、メインFET5がオンしているときはメインFET4をオフするように、外部の電源制御装置がメインFET4,5に駆動信号入力する。図1において、トランス9の二次側部分の動作は図3と同じであり、説明を省略する。
図2は図1に示したハーフブリッジ形DC/DCコンバータの動作例を説明するための図であり、(a)はメインFET4の駆動信号波形、(b)はメインFET5の駆動信号波形、(c)は転流用FET6の駆動信号波形、(d)は転流用FET7の駆動信号波形、(e)はメインFET4の電圧波形、(f)はメインFET5の電圧波形、(g)は共振用コイル8の電流波形を示す図である。図2において、横軸を時間tとし、図1の各部分の電流および電圧波形を示している。
t=t0〜t1の期間は、メインFET4がオンしている状態である。このとき、一次側の電流は、入力端子1→メインFET4→トランス9→共振用コイル8→入力コンデンサ3→入力端子1の経路で流れ、共振用コイル8にエネルギーが蓄積される。このとき、トランス9の一次巻線には入力端子1に印加されている入力電圧の半分の電圧が印加され、トランス9の二次側に電力が伝送される。
t=t1になり、メインFET4がターンオフすると、共振用コイル8の電流が連続を保とうとするので、メインFET4、5の出力容量を通して電流が流れ、メインFET4の出力容量が充電されると同時に、メインFET5の出力容量が放電されメインFET4の電圧は急激に大きくなる。メインFET4の電圧が入力コンデンサ2の電圧と等しくなると、転流用FET6のボディダイオードがオンする。このとき、転流用FET7→転流用FET6のボディダイオード→トランス9→共振用コイル8の経路で電流が流れる。この状態で、t=t2になり、転流用FET6がターンオンするため、転流用FET6はZVSとなる。
次に、t=t2〜t3の期間は、転流用FET7→転流用FET6→トランス9→共振用コイル8の経路で電流が流れる。このとき、共振用コイル8の電圧はほぼ0Vであるため、共振用コイル8のエネルギーは保たれ、この電流は維持される。また、このとき、トランス9の一次巻線に印加される電圧は0Vであり、トランス9の二次側には電力が伝送されない。
t=t3になり、転流用FET7がターンオフすると、共振用コイル8の電流が連続を保とうとするので、メインFET4、5の出力容量を通して電流が流れ、メインFET4の出力容量が充電されると同時にメインFET5の出力容量が放電されメインFET5の電圧は急激に小さくなる。メインFET5の電圧がほぼ0Vになると、メインFET5のボディダイオードがオンし、メインFET5のボディダイオード→トランス9→共振用コイル8→入力コンデンサ3の経路で電流が流れる。この状態で、t=t4になり、メインFET5がターンオンするため、メインFET5はZVSとなる。t=t3以降は共振用コイル8はエネルギーを放出するため、電流は徐々に減少し、t=t4の直後に零となる。
t=t4〜t5の期間は、メインFET5がオンしている状態であり、入力端子1→入力コンデンサ2→共振用コイル8→トランス9→メインFET5→入力端子1の経路で流れ、共振用コイル8にエネルギーが蓄積される。このとき、トランス9の一次巻線には入力端子1に印加されている入力電圧の半分の電圧が印加され、トランス9の二次側に電力が伝送される。
t=t5になり、メインFET5がターンオフすると、共振用コイル8の電流が連続を保とうとするので、メインFET4、5の出力容量を通して電流が流れ、メインFET4の出力容量が放電されると同時にメインFET5の出力容量が充電されメインFET5の電圧は急激に大きくなる。メインFET5の電圧が入力コンデンサ3の電圧と等しくなると、転流用FET7のボディダイオードがオンし、共振用コイル8→トランス9→転流用FET6→転流用FET7のボディダイオードの経路で電流が流れる。この状態で、t=t6になり、転流用FET7がターンオンするため、転流用FET7はZVSとなる。
t=t6〜t7の期間は、共振用コイル8→トランス9→転流用FET6→転流用FET7の経路で電流が流れる。このとき、共振用コイル8の電圧はほぼ0Vであるため、共振用コイル8のエネルギーは保たれ、この電流は維持される。また、このとき、トランス9の一次巻線に印加される電圧は0Vであり、トランス9の二次側には電力が伝送されない。
t=t7になり、転流用FET6がターンオフすると、共振用コイル8の電流が連続を保とうとするので、メインFET4、5の出力容量を通して電流が流れ、メインFET4の出力容量が放電されると同時にメインFET5の出力容量が充電されメインFET4の電圧は急激に小さくなる。メインFET4の電圧がほぼ0Vになると、メインFET4のボディダイオードがオンし、メインFET4のボディダイオード→入力コンデンサ2→共振用コイル8→トランス9の経路で電流が流れる。この状態で、t=t8になり、メインFET4がターンオンするため、メインFET4はZVSとなる。t=t8以降は、共振用コイル8がエネルギーを放出するため、電流は徐々に減少し、t=t8の直後に零となる。
以上の動作を繰り返すので、メインFET4,5および転流用FET6,7のターンオンは常にZVSとなり、スイッチング損失はきわめて小さくすることができる。また、二次側に電力が伝送される期間t=t0〜t1、t=t4〜t5、および、二次側に電力が伝送されない期間t=t2〜t3、t=t6〜t7を任意に変化させてもZVS動作の条件を満足させることができるため、PWM制御が可能となる。
この実施の形態1によるハーフブリッジ形DC/DCコンバータは、二つの入力コンデンサと、ボディダイオードとそれぞれ並列に接続される二つの主電界効果トランジスタと、直列に接続される上記二つの入力コンデンサの接続点と、直列に接続される上記二つの主電界効果トランジスタの接続点との間に、互いに直列に接続され、それぞれがボディダイオードと並列に接続される、二つの転流用電界効果トランジスタと、上記二つの入力コンデンサの接続点と上記二つの主電界効果トランジスタの接続点との間に、互いに直列に接続される共振用コイルと、上記二つの入力コンデンサの接続点と上記二つの主電界効果トランジスタの接続点との間で、上記共振用コイルと直列に接続される1次コイルを有したトランスと、上記トランスの2次コイルに接続される二つの整流素子と、上記整流素子に直列に接続されるチョークコイルと、上記チョークコイルと上記トランスの2次コイルの中間との間を接続する出力コンデンサと、を備え、上記二つの主電界効果トランジスタは、異なる時間にオン動作し、上記主電界効果トランジスタの一方がオンとなる直前に、上記転流用FETの一方がターンオフとなることを特徴とするものである。
このように、転流用MOSFET6,7および共振用コイル8を設けることで、共振用コイル8の電流が連続を保とうとする性質によりZVSを実現することができる。また、トランス9が電力を伝送していない期間は転流用MOSFET6、7により共振用コイル8の電流を維持することで、この期間の時間幅を任意に設定することが可能となり、スイッチング周波数を変動させることなく、出力電圧が調節できるPWM制御を可能とする。
1 入力端子、2,3 入力コンデンサ、4,5 メインFET(電界効果トランジスタ)、6,7 転流用FET(電界効果トランジスタ)、8 共振用コイル、9 トランス、10,11 整流素子、12 チョークコイル、13 出力コンデンサ、14 出力端子。
Claims (1)
- 二つの入力コンデンサと、
ボディダイオードとそれぞれ並列に接続される二つの主電界効果トランジスタと、
直列に接続される上記二つの入力コンデンサの接続点と、直列に接続される上記二つの主電界効果トランジスタの接続点との間に、互いに直列に接続され、それぞれがボディダイオードと並列に接続される、二つの転流用電界効果トランジスタと、
上記二つの入力コンデンサの接続点と上記二つの主電界効果トランジスタの接続点との間に、互いに直列に接続される共振用コイルと、
上記二つの入力コンデンサの接続点と上記二つの主電界効果トランジスタの接続点との間で、上記共振用コイルと直列に接続される1次コイルを有したトランスと、
上記トランスの2次コイルに接続される二つの整流素子と、
上記整流素子に直列に接続されるチョークコイルと、
上記チョークコイルと上記トランスの2次コイルの中間との間を接続する出力コンデンサと、を備え、
上記二つの主電界効果トランジスタは、異なる時間にオン動作し、上記主電界効果トランジスタの一方がオンとなる直前に、上記転流用FETの一方がターンオフとなることを特徴とするハーフブリッジ形DC/DCコンバータ。
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2013188090A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Fuji Electric Co Ltd | ハーフブリッジ型dc/dcコンバータ |
JP2015228760A (ja) * | 2014-06-02 | 2015-12-17 | 京都電機器株式会社 | スイッチング電源装置 |
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2009
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