JP2009027803A - スイッチング電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動作開始直後において、スイッチング素子における貫通電流の発生を防止する。
【解決手段】スイッチング動作を行うスイッチング電源装置において、スイッチング電源装置に設けた共振コンバータが共振動作を行う程度に十分に充電されてから、第1および第2のスイッチング素子によるスイッチング動作を行うようにする。例えば、共振コンバータが所定量以上充電されるまでは、第1のスイッチング素子のみを断続的、若しくは連続的にオンし、共振コンバータが所定量以上充電されたと判断した後にスイッチング動作を開始する。また、第1のスイッチング素子と、第2のスイッチング素子とにそれぞれ並列に高抵抗値を有する第1および第2の抵抗を設け、第1および第2のスイッチング素子をいずれもオフした状態で共振コンバータが充電されるようにし、共振コンバータが所定量以上充電されたと判断した後にスイッチング動作を開始してもよい。
【選択図】図7

Description

この発明は、共振型のスイッチングコンバータを備えるスイッチング電源装置に関する。
スイッチング電源装置として、各種共振型コンバータによるスイッチング電源装置が知られている。共振型コンバータは容易に高電力変換効率が得られると共に、スイッチング動作波形が正弦波状となることで低ノイズが実現される。また、比較的少数の部品点数により構成することができるというメリットも有している。
共振型コンバータの代表的な構成としては、2個のスイッチング素子を直列接続したスイッチング回路を、直流入力電圧に対して並列に設けるようにした、ハーフブリッジ結合方式を採るものが知られている。ハーフブリッジ結合方式の電流共振型コンバータは、2個のスイッチング素子が交互にオン/オフするようにしてスイッチング動作を行うようにされている。
また、このようなハーフブリッジ結合方式のスイッチングコンバータにおいて、以下の特許文献1のように、共振コンデンサを並列に接続したものが知られている。
特開2005−51918号公報
共振型コンバータにおけるスイッチング駆動では、2個のスイッチング素子が交互にオン/オフするようにされるとともに、両者がオフ期間となるデッドタイムが続く、いわゆるデッドバンドを形成するようにしている。デッドタイム期間は、2個のスイッチング素子の同時オンを回避するために設けられているものである。
図1は、スイッチング素子としての電界効果トランジスタ(以下、FET(Field Effect Transistor)と適宜称する。)Q1、Q2を有するハーフブリッジ結合方式の電流共振型コンバータ1の一例を示す。電流共振型コンバータ1では、FETQ2に対してのみ一次側直列共振コンデンサ(以下、共振コンデンサと適宜称する。)C1を並列接続した形態を採る。なお、この図に示す電源装置は、他励式によりスイッチング素子を駆動する構成を採っている。
図1に示す電流共振型コンバータにおいては、いわゆるハイサイドのFETQ1と、ローサイドのFETQ2とによる直列接続回路を形成している。つまり、2本のFETQ1とQ2とをハーフブリッジ結合している。そして、このFETQ1、FETQ2のハーフブリッジ回路を、平滑コンデンサCiの直流入力電圧Vdcに対して図示するように並列に接続している。FETQ1、FETQ2は、スイッチング駆動されることで、直流入力電圧Vdcを入力してスイッチングを行う。
また、FETQ1に対しては、ボディダイオードD1がいわゆる逆並列に接続される。すなわち、FETQ1のドレイン→ソースの順方向と、ボディダイオードD1のアノード→カソードの順方向とが相互に逆向きとなって並列に接続されている。同様にして、FETQ2に対しては、ボディダイオードD2が逆並列に接続される。
そして、ローサイド側のFETQ2に対して並列に、トランスTの一次巻線N1とトランスTのリーケージインダクタンス成分L1と共振コンデンサC1とからなる直列共振回路が接続される。
なお、ハイサイド側のFETQ1に対しては、共振コンデンサは接続されていない。しかし、周知のように、FETQ1、FETQ2の両者に対して共振コンデンサを並列に接続したとしても、同様にして共振動作は得られるものである。
制御回路2は、FETQ1、FETQ2を他励式によりスイッチング駆動するために設けられ、例えば図示するように、発振器10およびドライブ回路11を備える。
発振器10は、所要の周波数による発振信号を発生させ、ドライブ回路11に供給する。ドライブ回路11は、入力された発振信号を利用して、FETQ1、FETQ2をスイッチング駆動するためのドライブ信号SG1、SG2を生成する。このドライブ信号SG1、SG2の周波数は、入力された発振信号に対応したものとなる。また、ドライブ信号SG1、SG2は、互いに180度の位相差を有する。
これにより、FETQ1、FETQ2は、発振回路11にて生成される発振信号周波数に応じたスイッチング周波数により、交互にオン/オフするタイミングでスイッチング動作を行うことになる。
なお、実際には、FETQ1、FETQ2が共にオフとなるデッドバンドが形成されるように、ドライブ信号SG1、SG2の波形が形成されている。また、制御回路2においては誤差増幅器12とフォトカプラ13が設けられている。
トランスTは、先に説明したFETQ1、FETQ2のスイッチング出力を、一次側から二次側に伝送するために設けられ、この場合には、コアに対して、一次巻線N1と、二次巻線N2を巻装して形成される。さらに、リーケージインダクタンスによるL成分によって、共振動作が行なわれる。
トランスTの一次巻線N1の一端部は、FETQ1、FETQ2の接続点と接続され、他端部は、共振コンデンサC1の直列接続を介して、直流入力電圧Vdcの負極と接続される。
ここで、リーケージインダクタンス成分L1は共振コンデンサC1と直列接続されていることになるが、この直列接続により一次側直列共振回路を形成する。FETQ1、FETQ2のスイッチング出力は、一次側直列共振回路に供給されることになるが、これにより、スイッチング動作は電流共振型となる。すなわち、一次側においては電流共振型コンバータが形成されることになる。
この場合のトランスTの二次側においては、二次巻線N2の中点をセンタータップとして二次側アースに接地すると共に、整流ダイオードD3、D4、および平滑コンデンサCoを図示するように接続することで、二次側両波整流回路を形成している。
この二次側両波整流回路によっては、二次巻線N2に励起された交番電圧を整流平滑化して、平滑コンデンサCoの両端電圧として、二次側直流電圧Voutを生成する。この二次側直流電圧Voutが、図示するように負荷に供給される。
二次側直流電圧Voutは、分岐して、制御回路2内の誤差増幅器12に対しても入力される。誤差増幅器12では、二次側直流電圧Voutのレベルと、所定レベルの基準電圧Vrefとを比較して、その誤差に応じたレベルの誤差増幅信号をフォトカプラ13を介して発振器10に供給する。フォトカプラ13は、一次側にあるとされる発振器10に対して、二次側から誤差増幅信号をフィードバックさせるのにあたって、一次側と二次側とを直流的に絶縁するために設けられる。また、抵抗Roは、誤差増幅信号に応じて、フォトカプラ13のフォトダイオードに流すべき電流を調整するために挿入される。
発振器10は、誤差増信号に応じて発振周波数が変化する可変周波数発振器である。FETQ1、FETQ2のスイッチング周波数が変化することによって、一次側から二次側に伝送されるエネルギー量も変化し、二次側直流電圧Voutのレベルが可変制御されることになる。このような制御系により、二次側直流出力電圧の安定化が図られる。
この場合の安定化制御としては、二次側直流電圧Voutのレベルが低下したときには、スイッチング周波数を低くするように制御する。これにより、二次側へのエネルギー伝送量が増加して二次側直流電圧Voutが上昇する。また、二次側直流電圧Voutのレベルが上昇したときには、スイッチング周波数を高くするように制御して、これにより二次側へのエネルギー伝送量を減少させて、二次側直流電圧Voutを低下させるようにしている。
図2は、図1中の構成において、FETQ1およびFETQ2を含む回路の一部分を示す。また、図3は、電源安定時(通常動作時)のドライブ信号SG1およびドライブ信号SG2、電流IQ1、IQ2およびIL、ならびに共振コンデンサC1の電圧VC1の波形を示す。なお、IQ1およびIQ2は、FETQ1およびFETQ2を流れる電流を示し、ILは、共振回路を流れる電流を示す。
ドライブ回路11からFETQ1、FETQ2の各ゲートに対して、図3Aおよび図3Bのようにドライブ信号SG1、SG2が供給される。ドライブ信号SG1、SG2について、正極性のパルスのハイレベル期間で、FETQ1およびFETQ2がオンし、ローレベル期間でFETQ1およびFETQ2がオフする。
以下、通常動作時における動作を説明する。まず、区間t1において、ドライブ信号SG1がハイレベルとなると、FETQ1がオンし、(Q1→L1→N1→C1)経路で図3Cに示す電流IQ1が流れる。
デッドバンドの区間t2では、ドライブ信号SG1がローレベルとされ、FETQ1およびFETQ2がオフする。このとき、リーケージインダクタンス成分L1および共振コンデンサC1による共振状態を継続させようとし、(D2→L1→N1→C1)経路で図3Dに示す電流IQ2が流れる。
区間t3では、ドライブ信号SG2がハイレベルとなり、FETQ2がオンする。このとき、リーケージインダクタンス成分L1および共振コンデンサC1による共振状態が継続されているので、(D2およびQ2→L1→N1→C1)の電流IQ2が流れるが、時間経過と共に、リーケージインダクタンス成分L1および共振コンデンサC1の共振状態により逆向きの(C1→N1→L1→Q2)経路で図3Dに示す電流IQ2が流れるようになる。
区間t4はデッドバンドであり、ドライブ信号SG2がローレベルとされ、FETQ2がオフする。このとき、FETQ1もオフしているため、ボディダイオードD1を介して、(C1→N1→L1→Q1)経路で図3Cで示す電流IQ1が流れ、区間t1へ戻る。
しかしながら、従来の構成の電流共振型コンバータでは、電流共振型コンバータの動作開始直後において、共振コンデンサに十分電荷が蓄えられていないことに起因する貫通電流が発生する。以下、電流共振型コンバータの動作開始直後の動作について、図4および図5を参照して説明する。
図4Aおよび図4Bは、図1の構成において、FETQ1およびFETQ2を含む回路の一部の構成示す。また、図5は、動作開始直後のドライブ信号SG1およびドライブ信号SG2、電流IQ1、IQ2およびIL、ならびに共振コンデンサC1の電圧VC1の波形を示す。
動作開始直後において、まず区間t1においてドライブ信号SG1がハイレベルとなるとFETQ1がオンすると、通常動作時と同様に、(Q1→L1→N1→C1)経路で図5Cに示す電流IQ1が流れる。
デッドバンドの区間t2では、ドライブ信号SG1がローレベルとされ、FETQ1およびFETQ2がオフする。すると、リーケージインダクタンス成分L1によって電流は継続させるように働くため、(D2→L1→N1→C1)経路で電流が流れる。
区間t3では、ドライブ信号SG2がハイレベルとなり、FETQ2がオンする。すると、始めは通常動作時と同じように(D2およびQ2→L1→N1→C1)経路の電流IQ2が流れるが、共振コンデンサC1に電荷が十分に蓄えられていないため、リーケージインダクタンス成分L1および共振コンデンサC1による共振状態が継続し、共振電流もそのまま(D2およびQ2→L1→N1→C1)経路と、通常動作時とは異なる向きで流れ続け、t3期間が終了する。
そして、デッドバンドの区間t4でFETQ1およびFETQ2がオフされた後も、ボディダイオードD2を介して(D2→L1→N1→C1)経路で図5Dに示す電流IQ2が流れ続ける。
この後、再度区間t1となり、ドライブ信号SG1がハイレベルとなってFETQ1がオンする。ところが、図4Bに示すように、区間t4でボディダイオードD2を介して流れていた電流IQ2が0とならないうちに区間t1となってFETQ1がオンした場合、ボディダイオードD2の逆回復時間Trrのリカバリ電流により、FETQ1を介してボディダイオードD2のカソードからアノード方向(Q1→D2)にいわゆる貫通電流が流れてしまう。
このような貫通電流が生じることにより、スイッチング素子としてのFETに損傷が生じるという問題がある。また、貫通電流が増大すると、FETの破壊に至ってしまうおそれがある。
なお、このような現象は、共振コンデンサに電荷が十分に蓄えられていない状態、すなわち共振型コンバータの動作開始直後に起こるため、最初にSG1をドライブしたときのみでなく、SG2を最初にドライブしたときでも同様の問題が生じる。
したがって、この発明は、上記問題点を解消し、動作開始直後の安定性が高いスイッチング電源装置を提供することを目的とする。
課題を解決するために、この発明は、第1のボディダイオードが逆並列に接続された第1のスイッチング素子と、第2のボディダイオード素子が逆並列に接続された第2のスイッチング素子とが直列に接続され、直流入力電圧の両端間に対して印加されるスイッチング手段と、
第1のスイッチング素子と、第2のスイッチング素子とをスイッチング駆動するための第1の駆動信号および第2の駆動信号を生成して供給する駆動手段と、
一次巻線と二次巻線とを備え、一次巻線に得られるスイッチング回路のスイッチング出力により、二次巻線に交番電圧が励起されるトランスと、
一次巻線のインダクタンス成分と、キャパシタンスとにより、共振型のスイッチング動作を得るための共振回路を形成する共振コンデンサと、
二次巻線に励起された交番電圧を入力して整流平滑動作を行うことで二次側直流電圧を生成する二次側直流電圧生成手段とを備え、
動作開始直後において、第1のスイッチング素子のみを断続的にオンし、共振コンデンサの充電量が所定量以上となった場合に、第1および第2のスイッチング素子によるスイッチング動作を開始することを特徴とするスイッチング電源回路である。
また、この発明は、第1のボディダイオードが逆並列に接続された第1のスイッチング素子と、第2のボディダイオード素子が逆並列に接続された第2のスイッチング素子とが直列に接続され、直流入力電圧の両端間に対して印加されるスイッチング手段と、
第1のスイッチング素子と、第2のスイッチング素子とをスイッチング駆動するための第1の駆動信号および第2の駆動信号を生成して供給する駆動手段と、
一次巻線と二次巻線とを備え、一次巻線に得られるスイッチング回路のスイッチング出力により、二次巻線に交番電圧が励起されるトランスと、
一次巻線のインダクタンス成分と、キャパシタンスとにより、共振型のスイッチング動作を得るための共振回路を形成する共振コンデンサと、
二次巻線に励起された交番電圧を入力して整流平滑動作を行うことで二次側直流電圧を生成する二次側直流電圧生成手段とを備え、
動作開始直後において、第1のドライブ信号のオン期間の長さを制御することにより第1のスイッチング素子を連続的にオンした後、スイッチング動作を開始するように駆動手段を制御することを特徴とするスイッチング電源回路である。
さらに、この発明は、第1のボディダイオードが逆並列に接続された第1のスイッチング素子と、第2のボディダイオード素子が逆並列に接続された第2のスイッチング素子とが直列に接続され、直流入力電圧の両端間に対して印加されるスイッチング手段と、
第1のスイッチング素子と、第2のスイッチング素子とをスイッチング駆動するための第1の駆動信号および第2の駆動信号を生成して供給する駆動手段と、
一次巻線と二次巻線とを備え、一次巻線に得られるスイッチング回路のスイッチング出力により、二次巻線に交番電圧が励起されるトランスと、
一次巻線のインダクタンス成分と、キャパシタンスとにより、共振型のスイッチング動作を得るための共振回路を形成する共振コンデンサと、
二次巻線に励起された交番電圧を入力して整流平滑動作を行うことで二次側直流電圧を生成する二次側直流電圧生成手段とを備え、
入力直流電圧を抵抗分圧によって形成した電圧によって共振コンデンサを充電し、共振コンデンサの充電量が所定量以上となった場合に、スイッチング動作を開始するように駆動手段を制御することを特徴とするスイッチング電源回路である。
この発明によれば、スイッチング動作の開始前に共振コンデンサを十分に充電しておくことができるため、共振コンデンサの充電不足による貫通電流の発生を防止することができる。
この発明では、共振型コンバータの動作開始直後において、共振動作が起こる程度に共振コンデンサを充電した後、スイッチング動作が開始されるようにする。これにより、共振コンデンサが十分に充電されていないことに起因して生じる貫通電流を防止する。
(1)第1の実施形態
以下、この発明の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。第1の実施形態では、共振型コンバータの動作開始直後においてスイッチング素子としてのFETをオン/オフするドライブ信号を制御して共振コンデンサを十分に充電した後、FETによるスイッチング動作を開始する。第1の実施形態では、まず、一方のFETを複数回オンして共振コンデンサを充電する。
図6は、FETQ1およびFETQ2を備えるハーフブリッジ結合方式の電流共振型コンバータ1において、FETQ2に対してのみ共振コンデンサC1を並列接続したスイッチング電源装置1の一例を示している。ここで、FETQ1およびFETQ2としては、MOS−FET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)等のFETが用いられる。なお、図6に示す電源装置は、他励式によりスイッチング素子を駆動する構成となっている。また、図7に、動作開始直後のドライブ信号SG1およびドライブ信号SG2、電流IQ1、IQ2およびIL、ならびに共振コンデンサC1の電圧VC1の波形を示す。
図6の電流共振型コンバータにおいて、ブリッジ回路BDは、商用の交流電源Vacの交流電圧を整流して全波整流電圧を平滑コンデンサCiに供給する。平滑コンデンサCiは、ブリッジ回路BDの全波整流電圧を平滑することにより直流電圧Vdcを得る。
図6に示す電流共振型コンバータにおいては、いわゆるハイサイドのFETQ1と、ローサイドのFETQ2とによる直列接続回路を形成している。そして、このFETQ1、FETQ2のハーフブリッジ回路を、平滑コンデンサCiの直流入力電圧Vdcの入力端子に対して並列に接続している。
また、FETQ1に対しては、ボディダイオードD1が逆並列に接続される。同様にして、FETQ2に対しては、ボディダイオードD2が逆並列に接続される。
ローサイド側のFETQ2には、並列に、トランスTのインダクタンス成分L1と、トランスTの一次巻線N1と、共振コンデンサC1とからなる直列共振回路が接続される。
トランスTは、先に説明したFETQ1、FETQ2のスイッチング出力を、一次側から二次側に伝送するために設けられる。トランスTも、図1と同様の構成を用いることができ、コアに対して、一次巻線N1と、二次巻線N2を巻装して形成される。
トランスTの二次側においては、図6に示すように構成することにより二次側両波整流回路を形成している。この二次側両波整流回路によって、二次巻線N2に励起された交番電圧を整流平滑化して、平滑コンデンサCoの両端電圧として、二次側直流電圧Voutを生成する。この二次側直流電圧Voutが、図示するように負荷に供給される。
そして、二次側直流電圧Voutは、分岐して、制御回路2内の誤差増幅器12に対しても入力される。制御回路2は、入力された二次側直流電圧Voutに応じて発振周波数を変化させ、FETQ1、FETQ2のスイッチング周波数が変化されるようにする。このような制御系により、二次側直流出力電圧の安定化が図られる。
この場合の安定化制御としては、二次側直流電圧Voutのレベルが低下したときには、スイッチング周波数を低くするように制御する。これにより、二次側へのエネルギー伝送量が増加して二次側直流電圧Voutが上昇する。また、二次側直流電圧Voutのレベルが上昇したときには、スイッチング周波数を高くするように制御して、これにより二次側へのエネルギー伝送量を減少させて、二次側直流電圧Voutを低下させるようにしている。
制御回路2は、従来の構成における制御回路2と同様の構成を有する。また、制御回路2は、電流共振型コンバータ1に動作開始を指示する共振動作開始信号SDが入力される。制御回路2では、共振動作開始信号SDが入力され、直流電圧Vdcが生じると動作を開始し、一方のFETをオンするように、ドライブ信号SG1またはSG2が出力される。なお、共振動作開始信号SDとしては、制御回路2に対して供給される電源の立ち上がりを検出した信号を使用しても良い。
この発明に係る第1の実施形態では、共振型コンバータの動作開始直後に例えばFETQ1のオンを複数回繰り返し、共振コンデンサC1を充電する。そして、共振コンデンサC1が十分に充電された後、FETQ1とFETQ2とを用いたスイッチング動作を開始する。
図7は、第1の実施形態によるスイッチング電源装置における電源投入直後の波形を
示す。なお、上述したように、FETQ1、FETQ2が共にオフとなるデッドバンドが生じるように、ドライブ信号SG1、SG2が形成されている。しかしながら、図7以降で示す波形図においては、簡単のためにデッドバンドの図示を省略する。
共振動作開始信号SDが制御回路2に供給され、動作開始が指示されると、図7Aおよび図7Bに示すように、FETQ1に対するドライブ信号SG1のみがハイレベルとローレベルとを交互に繰り返し、FETQ2に対するドライブ信号SG2は、ローレベルのままである。したがって、FETQ2がオンしない。
図7Cは、ハイサイド側のスイッチング回路部に流れるスイッチング電流IQ1を示す。また、図7Dは、ローサイド側のスイッチング回路部に流れるスイッチング電流IQ2を示す。電源投入がされ、動作開始時の所定期間では、FETQ1のみが複数回オンし、共振コンデンサC1が充電される。
動作開始時の所定期間では、ドライブ信号SG1のオンデューティが50%以下とする。すなわち、ドライブ信号SG1のオン期間をTaで表し、そのオフ期間をTbで表し、周期をT1(=Ta+Tb)で表すと、オンデューティは、(Ta/T1)である。通常動作では、オンデューティは、ほぼ50%とされる。
オン期間Taでは、(Q1→L1→N1→C1)経路で電流が流れ、共振コンデンサC1に充電を開始する。次に、ドライブ信号SG1がローレベルとなり、FETQ1がオフすると、(D2→L1→N1→C1)経路で電流IQ2が流れる。ドライブ信号SG1のオフ期間(ローレベル)Tbは、ボディダイオードD2アノードからカソードに流れる電流がゼロになる期間以降に設定されている。このように、ボディダイオードD2が導通していなければ、その後にFETQ1がオンされても、貫通電流が流れることがなく、スイッチング素子のFETQ2の損傷を防止することができる。
FETQ1のみをオンさせて、共振コンデンサC1に十分電荷が蓄積された時点で、ドライブ信号SG1およびSG2が交互にハイレベルとなり、通常動作に移行する。
ドライブ信号SG1のオフ期間Tbの長さは、例えば以下の方法により設定される。
(1)制御回路2内のドライブ回路にタイマー機能を持たせ、電流IQ2が0となる期間以降となるように、オフ期間Tbを設定する。
(2)図8に示すように、直列共振回路に電流検出回路14を設けて電流を監視し、電流IQ2が0となる時点以降にオフ期間Tbが終了するように制御する。電流検出回路14は、例えば抵抗により電圧降下を検出する構成を使用できる。
また、動作開始時の期間が終了して通常動作の期間に移行する場合、共振コンデンサC1が十分に充電されたと判定されることが必要とされる。共振コンデンサC1に十分電荷が蓄積されたか否かは、以下の方法によって判断される。
(1) 制御回路2内のドライブ回路にタイマー機能を持たせ、動作開始時から予め設定された一定の時間が過ぎた場合に、共振コンデンサC1が充電されたものと判断し、ドライブ信号SG1、SG2のオンデューティを50%に戻す。
(2) 周期T1を予め定められた回数繰り返した場合に、共振コンデンサC1が充電されたものと判断し、ドライブ信号SG1、SG2のオンデューティを50%に戻す。
(3)共振コンデンサC1の電圧VC1を監視し、VC1が所定の電圧以上であれば、共振コンデンサC1が充電されたものと判断し、ドライブ信号SG1、SG2のオンデューティを50%に戻す。
例えば図9に示すように、共振コンデンサC1の電圧VC1を所定の閾値Vthと比較する比較回路15が設けられ、比較回路15の出力信号が制御回路2に対して供給される。電圧VC1が閾値Vthより大となることが検出されると、コンデンサC1に十分電荷が蓄積されたものと判定される。比較回路15の比較出力が制御回路2に供給され、通常動作へ移行する。
(2)第2の実施形態
第2の実施形態では、ドライブ信号SG1のパルス幅を制御する、すなわち、ドライブ信号SG1のオン期間Taを制御することにより共振コンデンサを十分に充電した後、FETQ1およびFETQ2によるスイッチング動作を開始する。第2の実施形態では、まず、一方のFETのオン時間Taを、共振コンデンサが十分充電される以上の長さとして共振コンデンサを充電する。そして、FETQ1およびFETQ2によるスイッチング動作に移行する。
第2の実施形態による電流共振型コンバータは、図6および図8に示す第1の実施形態の電流共振型コンバータと同様の構成を用いることができる。
図10は、第2の実施形態における、動作開始直後のドライブ信号SG1およびドライブ信号SG2、電流IQ1、IQ2の波形を示す。図10Aおよび図10Bに示すように、まず、ドライブ信号SG1がハイレベルとされる。ドライブ信号SG1は、オン期間Ta’と、オフ期間Tb’とからなる周期T2でオン/オフ動作が行われる。
動作開始直後において、ドライブ信号SG1のオン期間Ta'は、通常動作時の周期T3におけるオン期間Ta”と比較して長く、共振コンデンサC1に十分電荷を充電できる程度のパルス幅で、且つ共振回路の基本周波数以上のパルス幅に設定される。オン期間Ta’は、長すぎると電流共振型コンバータがいわゆる共振外れを起こしてしまう。共振外れが起こると、FETQ1およびFETQ2がいずれもオンとなってしまい、過大な貫通電流が発生してしまうおそれがある。このため、Ta'が共振回路の基本周波数以上のパルス幅に設定される。
そして、共振コンデンサC1が十分に充電されたと判定されると、ドライブ信号SG1がローレベルとされ、ドライブ信号SG2がハイレベルとされる。共振コンデンサC1が充電されたかどうかは、上述した第1の実施の形態と同様の方法によって判定することができる。そして、その後ドライブ信号SG1とSG2とが交互にハイレベルとされる。そして、通常動作においては、ドライブ信号SG1とSG2のそれぞれのオン期間Ta’およびオフ期間Tb’が、50%のオンデューティとされる。
第2の実施形態では、1回目のオン期間Ta'では、(Q1→L1→N1→C1)と電流が流れ、共振コンデンサC1に充電を開始する。次に、ドライブ信号SG1がローレベルとなり、FETQ1がオフすると、デッドバンドを経てドライブ信号SG2のハイレベルによってFETQ2がオンする。したがって、(Q2(D2)→L1→N1→C1)と電流が流れる。その後は、共振コンデンサC1に十分電荷があるので、共振動作を行い、電流は、(C1→N1→L1→Q2)と反転する。その後は、通常動作と同様の動作がなされる。
ドライブ信号SG1の1回目のオン期間Ta'を決定する方法としては、以下のものを使用できる。
(1) 制御回路2内のドライブ回路にタイマー機能を持たせ、タイマーによって1回目のオン期間Ta'を決定する。
(2)共振コンデンサC1の電圧VC1を監視し、VC1が所定の電圧以上になるまでオン期間Ta'とする。
(3)若し、1回のオン期間Ta'では、共振コンデンサSG1が十分に充電できなかった場合、図11Aに示すように、再度ドライブ信号SG1を必要な期間ハイレベルとするようにしても良い。それでも共振コンデンサC1に十分電荷を蓄積できない場合には、同様に、長いオン期間でもってFETQ1をドライブする。
(3)第3の実施形態
第3の実施形態は、FETQ1およびFETQ2がオンされていない場合であっても常にコンデンサC1が充電されるように構成したものである。なお、図12では、図8の構成と対応する部分には同一の符号を付す。
図12の共振型コンバータ1では、FETQ1と並列に設けられた抵抗R1と、FETQ2と並列に設けられた抵抗R2とを設ける。抵抗R1と、抵抗R2とを設けることにより、抵抗R1、抵抗R2で分圧された抵抗分圧電圧V1が抵抗R1、R2間に生じる。抵抗分圧電圧V1は、以下のように示される。
V1=Vdc*{R2/(R1+R2)}
なお、抵抗R1および抵抗R2は、共振コンデンサC1に十分電荷を蓄積できると共に、共振動作に影響を与えない程度の抵抗値に選定されている。
抵抗分圧電圧V1により、FETQ1およびFETQ2のオフ時においても、電圧V1によって(L1→N1→C1)の経路で共振コンデンサC1が充電される。そして、共振コンデンサC1が十分に充電された場合、FETQ1とFETQ2とを用いたスイッチング動作が開始されるように制御される。
共振コンデンサC1が充電されたかどうかは、例えば以下の方法によって判定できる。
(1)タイマー等を用い、直流電圧Vdcが入力されてから予め設定された一定の時間が過ぎた場合に、共振コンデンサC1が充電されたものと判断される。
(2)図12に示すように、共振コンデンサC1の電圧VC1を比較回路15によって監視し、VC1が閾値Vth以上となった場合に、共振コンデンサC1が充電されたものと判断される。
上述した第1、第2および第3の実施形態により、FETQ1とFETQ2によるスイッチング動作が開始する前に、共振動作が起こる程度に十分に共振コンデンサC1を充電することができる。このため、動作開始直後において貫通電流の発生を防止することができる。
以上、この発明の実施形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の各実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
従来の共振型コンバータの構成の一例を示す接続図である。 従来の共振型コンバータにおける通常動作の説明に用いる部分回路図である。 従来の共振型コンバータにおける通常動作時の各部の信号波形を示す波形図である。 従来の共振型コンバータにおける動作開始時の説明に用いる部分回路図である。 従来の共振型コンバータにおける動作開始時の各部の信号波形を示す波形図である。 この発明の第1の実施形態の構成を示す接続図である。 第1の実施形態の説明に用いるタイミングチャートである。 第1の実施の形態におけるタイミング設定のための構成例を示す接続図である。 共振コンデンサに十分電荷が蓄積されたか否かを判定するための構成例を示す接続図である。 この発明の第2の実施形態の説明に用いるタイミングチャートである。 この発明の第2の実施形態の説明に用いるタイミングチャートである。 この発明の第3の実施形態の構成を示す接続図である。
符号の説明
1・・・共振型コンバータ
2・・・制御回路
10・・・発振器
11・・・ドライブ回路
12・・・誤差増幅器
13・・・フォトカプラ
14・・・電流検出回路
15・・・比較回路

Claims (12)

  1. 第1のボディダイオード素子を逆並列に接続した第1のスイッチング素子と、第2のボディダイオード素子を逆並列に接続した第2のスイッチング素子とを直列に接続したスイッチング回路を少なくとも1組備えて形成され、直流入力電圧の両端間に対して接続されるスイッチング手段と、
    上記スイッチング回路にてスイッチング動作が得られるように、上記第1のスイッチング素子と、上記第2のスイッチング素子とをスイッチング駆動するための第1の駆動信号および第2の駆動信号を生成して供給する駆動手段と、
    一次巻線と二次巻線とを備え、上記一次巻線に得られる上記スイッチング回路のスイッチング出力により、二次巻線に交番電圧が励起されるトランスと、
    上記一次巻線のインダクタンス成分と、自己のキャパシタンスとにより、共振型のスイッチング動作を得るための共振回路を形成する共振コンデンサと、
    上記二次巻線に励起された交番電圧を入力して整流平滑動作を行うことで二次側直流電圧を生成する二次側直流電圧生成手段と、
    動作開始直後において、上記共振コンデンサの充電量が所定量未満の場合、上記第1のスイッチング素子を断続的にオンし、上記共振コンデンサの充電量が所定量以上となった場合に、上記スイッチング動作を開始するように上記駆動手段を制御する駆動制御手段と
    を有することを特徴とするスイッチング電源回路。
  2. 上記駆動手段にタイマーを設け、上記第1のスイッチング素子が最初にオンされてから予め設定された一定の時間が過ぎた場合に、上記共振コンデンサの充電量が所定量以上であると判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源回路。
  3. 上記第1のスイッチング素子を所定回数オンした場合に、上記共振コンデンサの充電量が所定量以上であると判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源回路。
  4. 上記共振コンデンサの電圧を検出する電圧検出手段を設け、該電圧検出手段の検出電圧が所定値以上であった場合に、上記共振コンデンサの充電量が所定量以上であると判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源回路。
  5. 動作開始直後において、上記第1のスイッチング素子を所定長さ以上オフする
    ことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源回路。
  6. 上記所定長さは、タイマーによって設定される
    ことを特徴とする請求項5に記載のスイッチング電源回路。
  7. 上記所定長さは、上記第2のスイッチング素子の電流量に応じて決定される
    ことを特徴とする請求項5に記載のスイッチング電源回路。
  8. 第1のボディダイオード素子を逆並列に接続した第1のスイッチング素子と、第2のボディダイオード素子を逆並列に接続した第2のスイッチング素子とを直列に接続したスイッチング回路を少なくとも1組備えて形成され、直流入力電圧の両端間に対して接続されるスイッチング手段と、
    上記スイッチング回路にてスイッチング動作が得られるように、上記第1のスイッチング素子と、上記第2のスイッチング素子とをスイッチング駆動するための第1の駆動信号および第2の駆動信号を生成して供給する駆動手段と、
    一次巻線と二次巻線とを備え、上記一次巻線に得られる上記スイッチング回路のスイッチング出力により、二次巻線に交番電圧が励起されるトランスと、
    上記一次巻線のインダクタンス成分と、自己のキャパシタンスとにより、共振型のスイッチング動作を得るための共振回路を形成する共振コンデンサと、
    上記二次巻線に励起された交番電圧を入力して整流平滑動作を行うことで二次側直流電圧を生成する二次側直流電圧生成手段と、
    動作開始直後において、上記第1のドライブ信号のパルス幅を制御することにより上記第1のスイッチング素子を所定間隔で連続的にオンした後、上記スイッチング動作を開始するように上記駆動手段を制御する駆動制御手段と
    を有することを特徴とするスイッチング電源回路。
  9. 上記第1のスイッチング素子をターンオフした場合に、上記共振コンデンサの充電量が所定量未満であると判断した場合には、再度上記第1のスイッチング素子をターンオンする
    ことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源回路。
  10. 第1のボディダイオード素子を逆並列に接続した第1のスイッチング素子と、第2のボディダイオード素子を逆並列に接続した第2のスイッチング素子とを直列に接続したスイッチング回路を少なくとも1組備えて形成され、直流入力電圧の両端間に対して接続されるスイッチング手段と、
    上記第1のスイッチング素子と並列に接続した第1の抵抗と、上記第2のスイッチング素子と並列に接続した第2の抵抗とを備える抵抗手段と、
    上記スイッチング回路にてスイッチング動作が得られるように、上記第1のスイッチング素子と、上記第2のスイッチング素子とをスイッチング駆動するための第1の駆動信号および第2の駆動信号を生成して供給する駆動手段と、
    一次巻線と二次巻線とを備え、上記一次巻線に得られる上記スイッチング回路のスイッチング出力により、二次巻線に交番電圧が励起されるトランスと、
    上記一次巻線のインダクタンス成分と、自己のキャパシタンスとにより、共振型のスイッチング動作を得るための共振回路を形成する共振コンデンサと、
    上記二次巻線に励起された交番電圧を入力して整流平滑動作を行うことで二次側直流電圧を生成する二次側直流電圧生成手段と、
    上記共振コンデンサの充電量が所定量以上となった場合に、上記スイッチング動作を開始するように上記駆動手段を制御する駆動制御手段と
    を有することを特徴とするスイッチング電源回路。
  11. 上記駆動手段にタイマーを設け、電源がオンされてから予め設定された一定の時間が過ぎた場合に、上記共振コンデンサの充電量が所定量以上であると判断する
    ことを特徴とする請求項9に記載のスイッチング電源回路。
  12. 上記共振コンデンサの電圧を検出する電圧検出手段を設け、該電圧検出手段の検出電圧が所定値以上であった場合に、上記共振コンデンサの充電量が所定量以上であると判断する
    ことを特徴とする請求項9に記載のスイッチング電源回路。
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