JP2638355B2 - エンジンのアイドル回転数制御方法 - Google Patents

エンジンのアイドル回転数制御方法

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JP2638355B2 JP26367391A JP26367391A JP2638355B2 JP 2638355 B2 JP2638355 B2 JP 2638355B2 JP 26367391 A JP26367391 A JP 26367391A JP 26367391 A JP26367391 A JP 26367391A JP 2638355 B2 JP2638355 B2 JP 2638355B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンのアイドル回
転数制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車には、エンジンの始動系、点火系
の電気機器を始めとして、ランプ類、エアコン等の多く
の電気機器があり、これらの機器の電力供給源としてバ
ッテリ及び発電機(以下「オールタネータ」という)が
ある。オールタネータは、ベルトを介してエンジンによ
り駆動され、その発電量は、エンジンの回転数によりこ
となり、発電量が電気負荷量よりも少ない場合には、バ
ッテリは、電源として働いて放電する。また、発電量が
負荷量よりも多い場合にはオールタネータのみが電源と
して働き、バッテリは、当該オールタネータにより放電
される。
【0003】オールタネータと組み合わされて使用され
る電圧調整器(以下「ボルテージレギュレータ」とい
う)は、オールタネータのフィールドコイルに流れる電
流(界磁電流)を制御することにより発電電圧を制御
し、各種電気機器に適正な電力を供給すると共に、バッ
テリの適正充電を行なう機能を備えている。オールタネ
ータは、充電状態にある時には数馬力(3〜5馬力)の
動力を必要とする。
【0004】ところで、エンジンは、低燃費化の一環と
してアイドル回転数を600rmp程度の低回転数に設
定している。このためアイドル運転時に従来のアイドル
回転数制御の外、発電による急激な電気負荷が加わらな
いように発電初期の発電量を制御している。即ち、アイ
ドル運転時にヘッドランプを点灯させ、或いはエアコン
を作動させると消費電力が急激に増加するが、図3に示
すように、エンジンコントロールユニット(ECU)1
が、オールタネータ2のフィールドコイルの通電状態を
検知(発電電流を検知)するFR端子によりフィールド
コイルの通電状態(ON/OFF)を検知して当該オー
ルタネータ2のG端子のOFFデューティを徐々に増加
させることにより、当該オールタネータ2の出力電流の
急激な増加を抑えて出力電流を徐々に増加させると共
に、アイドル回転数の下限目標値を引き上げてエンジン
回転数を高くするようにしている。
【0005】オールタネータが十分な発電を行なうまで
の間は、バッテリ電流がヘッドランプ、エアコン等の電
気負荷に補給される。このようにしてエンジンコントロ
ールユニットは、アイドル運転時に電気負荷の急激な増
加によるエンジン回転数の落ち込みを防止して当該アイ
ドル運転時におけるエンジン回転数の安定化を図るよう
にしている。
【0006】エンジンコントロールユニット1は、エン
ジンの温水センサ、クランク角センサ、エアコンスイッ
チ、パワーステアリングフルードプレッシャスイッチ、
オールタネータ2のFR端子からの信号等に基づいて、
例えば、エンジン3の吸気通路4のスロットルバルブ5
をバイパスするバイパス通路6に設けられた電磁弁7を
デューティ制御することにより、エンジン3に供給する
空気量を制御してアイドル運転時における下限目標回転
数を当該エンジン3の運転状態に応じてクリップさせ、
アイドル回転数が或る回転数以下にならないように制御
している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のアイドル回転数制御方法においては、オールタネー
タのフィールドコイルの通電状態を検出するFR端子回
路に断線或いはショート等の故障が発生した場合にはエ
ンジンコントロールユニットが、発電初期の発電量を制
御することができなくなり、この結果、発電による急激
な電気負荷がエンジンに加わり、最悪の場合にはエンジ
ンストップに至るという不具合がある。
【0008】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、オールタネータの発電電流検出回路の故障の有無を
判断し、故障と判断したときにアイドル運転時の目標回
転数の下限値を引き上げてアイドル回転数が或る回転数
以下にならないようにしたエンジンのアイドル回転数制
御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によれば、アイドル運転時に、電気負荷が変化
したときオールタネータの発電初期の発電量を制御する
ー方、エンジン回転数を、前記オールタネータの発電電
流検出回路からのパルス信号により検出される発電負荷
量とその他のエンジン負荷とに応じて、所定の下限目標
値としての第1設定回転数以上に設定される目標回転数
にフィードバック制御する低燃費化エンジンのアイドル
回転数制御方法において前記パルス信号が所定時間以
上途絶えたとき、前記下限目標値を前記第1設定回転数
よりも高くアイドリング運転時に電気負荷が作用しても
エンジン回転数を安定化できる第2設定回転数に引き上
げるように制御するものである。
【0010】
【作用】エンジンコントロールユニットは、オールタネ
ータの発電電流検出回路からのパルス信号を検出して発
電による急激な電気負荷が加わらないように発電初期の
発電量を制御すると共に、アイドル回転数の下限目標値
を引き上げてエンジン回転数の落ち込みを抑え、エンジ
ンストップを防止する。エンジンコントロールユニット
は、前記パルス信号が所定時間以上途絶えて入力されな
くなると、オールタネータの発電電流検出回路が故障し
たものと判断し、アイドル回転数の目標回転数の下限値
第1設定回転数から第2設定回転数に引き上げてアイ
ドル回転数がこの第2設定回転数以下にならないように
制御し、急激な電気負荷が加わった場合でもアイドル回
転数の安定化を図る。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。図1は本発明方法を実施するためのオールタ
ネータの充電系統を示し、オールタネータ2は、6個の
ダイオードにより構成された整流回路10、補助ダイオ
ード11、ボルテージレギュレー夕12を内蔵してお
り、ステータコイル13の各出力端子は、整流回路10
を介してB端子に接続されると共に各補助ダイオード1
1を介してボルテージレギュレー夕12のT端子及びフ
ィールドコイル14の一端に接続されている。このフィ
ールドコイル14の他端は、ボルテージレギュレー夕1
2のF端子に接続されている。
【0012】ボルテージレギュレー夕12は、電圧検出
をバッテリで行なうバッテリ電圧検出方式のIC回路で
構成されており、L端子は抵抗R1、R2の直列回路を介
してE端子に接続され、S端子は、抵抗R5、R6、R7
の直列回路を介してE端子に接続されている。トランジ
スタTr2のコレクタは、抵抗R3を介してL端子に、エ
ミッタはE端子に接続され、ベースはツェナーダイオー
ドZD、ダイオードD1を介して抵抗R1とR2との接続
点に、及びダイオードD2を介して抵抗R5とR6との接
続点に接続されると共に、抵抗R4を介してE端子に、
コンデンサCを介してコレクタに接続されている。
【0013】パワートランジスタTr1は、ダーリント
ントランジスタで、コレクタはF端子、及びフライホイ
ールダイオードDFを介してT端子に、エミッタはE端
子に、ベースはトランジスタTr2のコレクタに夫々接
続されている。トランジスタTr3のコレクタは、抵抗
6とR7との接続点に、エミッタはE端子に、ベース
は、抵抗R8を介してG端子、及び抵抗R9を介してL端
子に接続されている。また、FR端子は、ダイオードD
3を介してF端子に接続されており、E端子は、整流回
路10のアース端子と共に接地されている。
【0014】オールタネータ2のB端子は、バッテリ1
5の+端子及び各電気負荷(図示せず)に、L端子は、
チャージランプ16と抵抗R10の並列回路とイグニッシ
ョンスイッチ17とを介してバッテリ15の+端子に、
S端子は、バッテリ15の+端子に夫々接続されてい
る。また、オールタネータ2のG端子は、エンジンコン
トロールユニット1の端子laに、FR端子は、端子l
bに夫々コネクタを介して接続されている。
【0015】エンジンコントロールユニット1の端子l
aは、抵抗R11を介してトランジスタTr4のコレクタ
に接続され、当該トランジスタTr4のエミッタは接地
され、ベースは制御回路18に接続されている。また、
端子lbはダイオードD4、抵抗R12を介して前記制御
回路18に接続され、ダイオードD4と抵抗R12との接
続点は抵抗R13を介して電源+Vに接続されている。更
にこのエンジンコントロールユニット1にはオールタネ
ータ2のFR端子回路の故障を表示する故障表示ランプ
19が接続されている。
【0016】エンジンコントロールユニット1は、イグ
ニッションスイッチ17がオンされると作動状態とな
り、水温センサ、クランク角センサ、エアコンスイッ
チ、パワーステアリングフルードプレッシャスイッチ
(図3参照)、オールタネータ2のFR端子からの各信
号を取り込み、エンジンの運転状態及び電気負荷に応じ
てアイドル運転時のエンジン回転数の下限目標値を所定
の値に設定する。
【0017】以下に作用を説明する。イグニッションス
イッチ17がオンされると、バッテリ15の+端子→チ
ャージランブ16及び抵抗R10→オールタネータ2のフ
ィールドコイル14→パワートランジスタTr1→バッ
テリ15の回路に電流が流れ、チャージランブ16が点
灯し、初期励磁電流がフィールドコイル14に流れる。
この始動時においては補助ダイオード11の出力電圧即
ち、ボルテージレギュレー夕12のT端子の入力電圧が
規定電圧以下であり、トランジスタTr2がオフとなっ
ている。オールタネータ2が回転し、発電を開始する
と、T端子電圧がバッテリ電圧と等しくなってチャージ
ランプ16が消灯すると共に補助ダイオード11からフ
ィールドコイル14に界磁電流が供給されて発電が続行
され、整流回路10からオールタネータ出力電流が出力
され、バッテリ15を充電すると共にヘッドランプ等の
電気負荷(図示せず)に供給される。
【0018】オールタネータ2の出力電圧が規定電圧を
超えるとトランジスタTr2がオンとなり、トランジス
タTr1がオフとなる。この結果、オールタネータ2の
フィールドコイル14の界磁電流は、インダクタンス分
のため、フライホイールダイオードDFを介して流れ続
け、オールタネータの出力電流もこの界磁電流分だけ
減少する。
【0019】この出力電流の減少により、出力電圧は僅
かに増加するが、界磁電流が減少するために徐々に減少
し、規定電圧に達するとトランジスタTr2がオフとな
り、トランジスタTr1が再びオン状態となる。このと
きは、オールタネータ2の出力電流は界磁電流分だけ増
加するため、出力電圧は僅かに減少する。このような動
作が繰り返されて出力電圧が規定電圧に制御される。従
って、パワートランジスタTr1は、オン、オフを繰り
返すことになる。そして、オールタネータ2の出力電流
の大きさは、パワートランジスタTr1がオンしている
割合(デューティ)によって決定される。
【0020】オールタネータ2のFR端子の電圧は、パ
ワートランジスタTr1がオンしているときにローレベ
ル、オフしている時にハイレベルとなり、当該パワート
ランジスタTr1のオン、オフに応じて変化するパルス
信号となる。エンジンコントロールユニット1は、制御
回路18によりFR端子電圧がローとなっている割合を
演算してパワートランジスタTr1のオンデューティ、
即ち、オールタネータ2の出力電流を検出する。
【0021】エンジンコントロールユニット1は、この
FR端子から入力される信号によりオールタネータ2の
出力電流(電気負荷)を検知し、当該出力電流に応じて
アイドル回転数制御用電磁弁7(図3)のオンデューテ
ィを長くして、アイドル回転数の下限目標値を所定回転
数だけ引き上げて高く(例えば、700rpm)し、電
気負荷によるアイドル回転数の落ち込みを防止し、安定
したアイドル回転数を維持する。
【0022】エンジンコントロールユニット1は、エン
ジンのアイドリング運転時に制御回路18によりトラン
ジスタTr4をオン、オフ制御してオールタネータ2の
G端子とアース間の導通をデューティ制御する。この時
のG端子のOFFデューティは、パワートランジスタT
1のオンデューティと同じに制御される。即ち、トラ
ンジスタTr4がオフとなると、ボルテージレギュレー
夕12のトランジスタTr3がオン、トラジスタTr2
オフとなり、パワートランジスタTr1がオンとなり、
トランジスタTr4がオンとなるとパワートランジスタ
Tr1がオフとなる。
【0023】アイドル運転時に例えば、ヘッドランプ点
灯等を行なうと、消費電流(電気負荷)が急激に増加す
るが、エンジンコントロールユニット1は、オールタネ
ータ2のG端子のオフデューティを徐々に増加していく
ことにより、当該オールタネータ2の出力電流の急激な
増加を抑え、出力電流を徐々に増加させる。同時にエン
ジンコントロールユニット1は、アイドル回転数の下限
目標値を引き上げて当該アイドル回転数を高くする。
尚、オールタネータ2が十分な発電を行なうまでは、バ
ッテリ15から電流がヘッドランプ等に補給される。こ
れにより、エンジンコントロールユニット1は、エンジ
ン負荷の急激な増加によるアイドル回転数の落ち込みを
防止する。
【0024】そして、エンジンコントロールユニット1
は、エンジンのアイドル運転時に、オールタネータ2の
FR端子からパルス信号が途絶えて例えば、FR端子回
路が断線してハイレベルの信号が、或いはFR端子回路
がショートしてローレベルの信号が所定時間例えば、2
0秒以上継続して制御回路18に入力されると、当該オ
ールタネータ2のFR端子回路が故障したものと判断し
て、セルフダイアグノシス故障コードを記憶すると共に
故障表示ランプ19を点灯させ、オールタネータ2のG
端子を常時オフにし、電磁弁7(図3)のオンデューテ
ィを高くしてアイドル回転数の下限目標値を所定回転数
だけ高い値に引き上げて例えば、700rmpに設定す
る。これによりエンジンは、アイドル運転時における回
転数が目標回転数700rmpとなるように制御され、
電気負荷によるエンジン回転数の落ち込みや、エンジン
ストップ等が防止される。
【0025】次に、図2のフローチャートを参照しつつ
アイドル回転数制御方法について説明する。エンジンコ
ントロールユニット1は、オールタネータ2のFR端子
からの信号を入力し、パルス信号が入力されているか否
かを判別する(ステップ1)。前述したようにパワート
ランジスタTr1は、オン、オフを繰り返し、従って、
FR端子の信号は、当該パワートランジスタTr1のオ
ン、オフに応じたパルス信号となる。ステップ1の判別
答が肯定(YES)のときには当該判別を繰り返して行
ない、否定(NO)のとき即ち、パルス信号が入力され
ないときには、当該パルス信号が入力されない時間が所
定時間tだけ継続したか否かを判別する(ステップ
2)
【0026】エンジンコントロールユニット1は、ステ
ップ2の判別答が否定(NO)のときにはFR端子回路
が正常であると判断しステップ1に戻って前記判別を繰
り返し、肯定(YES)のとき即ち、FR端子からのパ
ルス信号が前記時間t以上途絶えた場合にはFR端子回
路が故障(オールタネータ発電制御が故障)したと判断
する(ステップ3)。そして、エンジンコントロールユ
ニット1は、故障と判定した後アイドル運転時の発電制
御を停止してパワートランジスタTr1をオンにすると
共に、アイドル回転数の下限目標回転数を所定値だけ高
い値に引き上げる(ステップ4)。このときのアイドル
回転数(ID)は、下限値として第1設定回転数(例え
ば、本実施例では600rpm)よりも高くアイドリン
グ運転時に電気負荷が作用してもエンジン回転数を安定
化できる第2設定回転数(ID≧下限目標値)とされ、
例えば、前述した700rmpとされる。
【0027】次に、エンジンコントロールユニット1
は、イグニッションスイッチ17(キースイッチ)がオ
フされたか否か即ち、エンジンが停止されたか否かを判
し(ステップ5)、その判別答が否定(NO)のとき
にはステップ3に戻って前記制御を繰り返して行ない、
肯定(YES)のとき即ち、エンジンが停止したときに
はオールタネータ2の発電制御の故障を解除して(ステ
ップ6)当該制御を終了する。オールタネータ2のFR
端子回路が断線或いはショート等の故障以外の何らかの
原因によりパルス信号が入力されなくなることが有り得
る。そこで、イグニッションスイッチ17がオフされる
毎にオールタネータ2の発電制御故障を解除して前記ス
テップ1〜6の制御を繰り返して行なうようにしてい
る。
【0028】尚、図3においてアイドル運転時の回転数
の制御としてスロットルバルブ5にバイパス通路6を設
け、当該バイパス通路6に設けた電磁弁7をデューティ
制御してエンジンの吸気量を制御するようにした場合に
ついて記述したが、これに限るものではなく、他の例え
ば、燃料量(A/F)或いは点火時期を制御するように
してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
イドル運転時に、電気負荷が変化したときオールタネー
タの発電初期の発電量を制御するー方、エンジン回転数
を、前記オールタネータの発電電流検出回路からのパル
ス信号により検出される発電負荷量とその他のエンジン
負荷とに応じて、所定の下限目標値としての第1設定回
転数以上に設定される目標回転数にフィードバック制御
する低燃費化エンジンのアイドル回転数制御方法におい
前記パルス信号が所定時間以上途絶えたとき、前記
下限目標値を前記第1設定回転数よりも高くアイドリン
グ運転時に電気負荷が作用してもエンジン回転数を安定
化できる第2設定回転数に引き上げることにより、前記
オールタネータの発電電流検出回路が断線或いはショー
ト等により故障した場合、アイドル運転時において電気
負荷が急激に増加してもエンジン回転数の落ち込みを抑
えることができ、エンジンストップを防止することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンジンのアイドル回転数制御方法を
適用したオールタネータ充電系統の一実施例を示す回路
図である。
【図2】本発明のエンジンのアイドル回転数制御方法の
手順を示すフローチャートである。
【図3】エンジンコントロールユニットとオールタネー
タのG端子、FR端子及びエンジンのアイドル回転数制
御機構との接続態様の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 エンジンコントロールユニット 2 オールタネータ 3 エンジン 4 吸気通路 6 バイパス通路 7 電磁弁 10 整流回路 12 ボルテージレギュレータ 13 ステータコイル 14 フィールドコイル 15 バッテリ 17 イグニッションスイッチ 19 故障表示ランプ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アイドル運転時に、電気負荷が変化した
    ときオールタネータの発電初期の発電量を制御するー
    方、エンジン回転数を、前記オールタネータの発電電流
    検出回路からのパルス信号により検出される発電負荷量
    とその他のエンジン負荷とに応じて、所定の下限目標値
    としての第1設定回転数以上に設定される目標回転数に
    フィードバック制御する低燃費化エンジンのアイドル回
    転数制御方法において前記パルス信号が所定時間以上
    途絶えたとき、前記下限目標値を前記第1設定回転数よ
    りも高くアイドリング運転時に電気負荷が作用してもエ
    ンジン回転数を安定化できる第2設定回転数に引き上げ
    ることを特徴とするエンジンのアイドル回転数制御方
    法。
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