JP2637722B2 - 音声中間周波信号切替回路 - Google Patents
音声中間周波信号切替回路Info
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- JP2637722B2 JP2637722B2 JP61025103A JP2510386A JP2637722B2 JP 2637722 B2 JP2637722 B2 JP 2637722B2 JP 61025103 A JP61025103 A JP 61025103A JP 2510386 A JP2510386 A JP 2510386A JP 2637722 B2 JP2637722 B2 JP 2637722B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- intermediate frequency
- switch
- audio intermediate
- switching circuit
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテレビジヨン受像機に係り、特に異なつた方
式のテレビジヨン信号を受信するマルチシステムテレビ
ジヨン受像機における音声中間周波信号の切替回路に関
する。
式のテレビジヨン信号を受信するマルチシステムテレビ
ジヨン受像機における音声中間周波信号の切替回路に関
する。
マルチシステムテレビジヨン受像機では、音声中間周
波信号(以下ではSIF信号と略称する)として異なる周
波数を複数個有するので、中心周波数の異なる帯域通過
フイルタを複数個用意して、切替えるようにしている。
第3図が従来例の回路ブロツク図である。入力端子21か
ら入力されたある一定の中心周波数のSIF信号はリミツ
タ回路22をとおつて、中心周波数を異にする帯域通過フ
イルタ23,24,25に入力されるが、SIF信号の周波数と中
心周波数は一致する帯域通過フイルタの出力端にのみ出
力が表われる。制御回路28により3接点スイツチ26を順
次切替え、制御回路28が増幅器27の出力が生じたことを
検出したときに3接点スイツチ26をロツクする。これに
よつて、該当入力周波数の出力信号が選択される。
波信号(以下ではSIF信号と略称する)として異なる周
波数を複数個有するので、中心周波数の異なる帯域通過
フイルタを複数個用意して、切替えるようにしている。
第3図が従来例の回路ブロツク図である。入力端子21か
ら入力されたある一定の中心周波数のSIF信号はリミツ
タ回路22をとおつて、中心周波数を異にする帯域通過フ
イルタ23,24,25に入力されるが、SIF信号の周波数と中
心周波数は一致する帯域通過フイルタの出力端にのみ出
力が表われる。制御回路28により3接点スイツチ26を順
次切替え、制御回路28が増幅器27の出力が生じたことを
検出したときに3接点スイツチ26をロツクする。これに
よつて、該当入力周波数の出力信号が選択される。
上記の従来のSIF信号切替回路は3接点スイツチを使
用しているので、電子回路で構成した場合素子数が多く
なる欠点があった。また、3接点スイッチ26は、帯域通
過フィルタ23、2425の出力側に設けられている。スイッ
チは通常ダイオード又はトランジスタによる切換スイッ
チであり、その切換スイッチのオン抵抗は、非線形であ
る。したがって、スイッチをフィルタの出力側もしくは
入力側に設けられた場合、インピーダンス整合がとれな
い、又はオン抵抗による非線形歪みが生じるという欠点
があった。
用しているので、電子回路で構成した場合素子数が多く
なる欠点があった。また、3接点スイッチ26は、帯域通
過フィルタ23、2425の出力側に設けられている。スイッ
チは通常ダイオード又はトランジスタによる切換スイッ
チであり、その切換スイッチのオン抵抗は、非線形であ
る。したがって、スイッチをフィルタの出力側もしくは
入力側に設けられた場合、インピーダンス整合がとれな
い、又はオン抵抗による非線形歪みが生じるという欠点
があった。
本発明の目的は、簡単な1接点スイッチで帯域通過フ
ィルタを選択可能とし、且つインピーダンス整合がと
れ、又はオン抵抗による非線形歪みの生じないSIF信号
切換回路を提供することにある。
ィルタを選択可能とし、且つインピーダンス整合がと
れ、又はオン抵抗による非線形歪みの生じないSIF信号
切換回路を提供することにある。
本発明の切替回路は、異なつた周波数の音声中間周波
信号を、並列接続された複数個の中心周波数を異にする
帯域通過フイルタ群に入力し、入力周波数に対応する帯
域通過フイルタを選択して出力するものであるが、前記
帯域通過フイルタを接地線にスイツチを介して接地し、
該スイツチの開閉によつて前記帯域通過フイルタを選択
する。
信号を、並列接続された複数個の中心周波数を異にする
帯域通過フイルタ群に入力し、入力周波数に対応する帯
域通過フイルタを選択して出力するものであるが、前記
帯域通過フイルタを接地線にスイツチを介して接地し、
該スイツチの開閉によつて前記帯域通過フイルタを選択
する。
以下、図面を参照して本発明の一実施例につき説明す
る。入力端子1から入力したSIF信号は、リミツタ回路
2を経て並列に接続した帯域通過フイルタ3,4,5に入力
する。このフイルタの中心周波数は例えば5.5MHZ,6.0MH
Z,6.5MHZのセラミツクフイルタまたはLC集中型フイルタ
であつて、中心周波数がそれぞれ入力するSIF信号の周
波数に対応してきめてある。前記帯域通過フイルタ3,4,
5の出力は接続されて増幅器6に入力する。帯域通過フ
イルタ3,4,5はそれぞれスイツチ3A,4A,5Aによつて接地
線との接続がオン・オフされる。接地線との接続がオフ
状態では、帯域通過フイルタは動作せず、オンの状態で
動作するから、スイツチ3A,4A,5Aをオン・オフすること
によつて当該帯域通過フィルタを選択できることにな
る。
る。入力端子1から入力したSIF信号は、リミツタ回路
2を経て並列に接続した帯域通過フイルタ3,4,5に入力
する。このフイルタの中心周波数は例えば5.5MHZ,6.0MH
Z,6.5MHZのセラミツクフイルタまたはLC集中型フイルタ
であつて、中心周波数がそれぞれ入力するSIF信号の周
波数に対応してきめてある。前記帯域通過フイルタ3,4,
5の出力は接続されて増幅器6に入力する。帯域通過フ
イルタ3,4,5はそれぞれスイツチ3A,4A,5Aによつて接地
線との接続がオン・オフされる。接地線との接続がオフ
状態では、帯域通過フイルタは動作せず、オンの状態で
動作するから、スイツチ3A,4A,5Aをオン・オフすること
によつて当該帯域通過フィルタを選択できることにな
る。
すなわち、通過帯域フィルタは、中心周波数で共振す
る。例えば、LC形フィルタは、電気的に、セラフィル、
SAWフィルタは機械的に中心周波数で共振する。これら
のフィルタの共振は、いずれにしてもフィルタの接地に
対してのみ発生する。したがって、スイッチがオフ状態
となったフィルタは、入力信号を出力側に伝達せず、ス
イッチがオン状態となったフィルタは、入力信号を出力
側に伝達する。
る。例えば、LC形フィルタは、電気的に、セラフィル、
SAWフィルタは機械的に中心周波数で共振する。これら
のフィルタの共振は、いずれにしてもフィルタの接地に
対してのみ発生する。したがって、スイッチがオフ状態
となったフィルタは、入力信号を出力側に伝達せず、ス
イッチがオン状態となったフィルタは、入力信号を出力
側に伝達する。
したがつて、制御回路7は順次スイツチ3A,4A,5Aをオ
ンに切替えると同時に増幅器6の出力を入力し、SIF信
号を検知したときにスイツチの切替を中止してロツクす
る。これによつて出力端子8に当該SIF信号をフイルタ
リングした信号を得ることができる。
ンに切替えると同時に増幅器6の出力を入力し、SIF信
号を検知したときにスイツチの切替を中止してロツクす
る。これによつて出力端子8に当該SIF信号をフイルタ
リングした信号を得ることができる。
上記回路で、スイツチ3A,4A,5Aは第2図に示すよう
に、トランジスタQ1,Q2,Q3を接地線との間に挿入するこ
とにより簡単に実現できる。トランジスタQ1,Q2,Q3のベ
ースは、それぞれ制御回路7の出力信号a,b,cによつて
制御される。
に、トランジスタQ1,Q2,Q3を接地線との間に挿入するこ
とにより簡単に実現できる。トランジスタQ1,Q2,Q3のベ
ースは、それぞれ制御回路7の出力信号a,b,cによつて
制御される。
以上、詳しくは説明したように、従来例では多接点ス
イツチが必要であつたが、本発明はオン・オフスイツチ
のみで構成できる。したがつて回路構成は極めて簡単に
なり、素子数が削減されコストダウンの効果が大きい。
またIC化が容易である利点が大きい。また、本発明は、
フィルタの接地側にスイッチを設けているので、インピ
ーダンス整合がとれ、またそのスイッチのオン抵抗によ
る非線形歪みが生じないという効果も有する。
イツチが必要であつたが、本発明はオン・オフスイツチ
のみで構成できる。したがつて回路構成は極めて簡単に
なり、素子数が削減されコストダウンの効果が大きい。
またIC化が容易である利点が大きい。また、本発明は、
フィルタの接地側にスイッチを設けているので、インピ
ーダンス整合がとれ、またそのスイッチのオン抵抗によ
る非線形歪みが生じないという効果も有する。
第1図,第2図は本発明の実施例を示す回路ブロツク
図、第3図は従来例である。 3,4,5……帯域通過フイルタ、3A,4A,5A……スイツチ、 6……増幅器、7……制御回路、 Q1,Q2,Q3……(スイツチ)トランジスタ。
図、第3図は従来例である。 3,4,5……帯域通過フイルタ、3A,4A,5A……スイツチ、 6……増幅器、7……制御回路、 Q1,Q2,Q3……(スイツチ)トランジスタ。
Claims (1)
- 【請求項1】入力端子と出力端子との間に並列に接続さ
れた中心周波数を異にする複数個の帯域通過フィルタを
有し前記入力端子に供給される異なった周波数の音声中
間周波信号をフィルタリングして前記出力端子から出力
する音声中間周波回路のための音声中間周波信号切替回
路であって、前記複数個の帯域通過フィルタのそれぞれ
の接地線に挿入された前記複数個のスイッチと前記複数
個のスイッチのうちの1つを導通状態にすることで前記
複数個の帯域通過フィルタのうちの1つを選択する制御
回路とを備えることを特徴とする音声中間周波信号切替
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61025103A JP2637722B2 (ja) | 1986-02-06 | 1986-02-06 | 音声中間周波信号切替回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61025103A JP2637722B2 (ja) | 1986-02-06 | 1986-02-06 | 音声中間周波信号切替回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62183278A JPS62183278A (ja) | 1987-08-11 |
JP2637722B2 true JP2637722B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=12156586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61025103A Expired - Lifetime JP2637722B2 (ja) | 1986-02-06 | 1986-02-06 | 音声中間周波信号切替回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2637722B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6077166U (ja) * | 1983-11-01 | 1985-05-29 | 三洋電機株式会社 | テレビジヨン受像機の音声中間周波数回路 |
JPH0640667B2 (ja) * | 1984-01-19 | 1994-05-25 | 三洋電機株式会社 | テレビジョン受像機 |
-
1986
- 1986-02-06 JP JP61025103A patent/JP2637722B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62183278A (ja) | 1987-08-11 |
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