JP2003189203A - テレビジョンチューナユニット - Google Patents

テレビジョンチューナユニット

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JP2003189203A
JP2003189203A JP2001388879A JP2001388879A JP2003189203A JP 2003189203 A JP2003189203 A JP 2003189203A JP 2001388879 A JP2001388879 A JP 2001388879A JP 2001388879 A JP2001388879 A JP 2001388879A JP 2003189203 A JP2003189203 A JP 2003189203A
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JP2001388879A
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Akira Kawamura
晃 川村
Michitoku Sasaki
道徳 佐々木
Shinichi Yamamoto
慎一 山本
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビジョンチューナユニットを構成する金
属枠体の区画領域を減らすと共に小型化を図る。 【解決手段】 第一の区画領域11e内に入力同調回路
20、21を設け、第二の区画領域11f内に高周波増
幅回路22、24及び段間同調回路23、25を設け、
第三の区画領域11g内には中間周波信号に周波数変換
すると共に、中間周波信号を検波して映像信号及び音声
信号を出力するための集積回路26を設け、集積回路内
26には段間同調回路23、25から出力されるテレビ
ジョン信号が入力される混合回路27、29と、混合回
路27、29に局部発振信号を入力する発振回路28、
30と、局部発振信号の周波数を設定するPLL回路3
1と、中間周波信号を増幅する複数段の中間周波増幅回
路32、33と、増幅された中間周波信号を検波して映
像信号と音声信号を出力する映像検波回路34及び音声
検波回路35とを少なくとも構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信したテレビジ
ョン信号を中間周波信号に周波数変換すると共に、中間
周波信号を検波して映像信号及び音声信号を出力するテ
レビジョンチューナユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビジョンチューナユニット
(以下、チューナユニットという)の回路とその概略配
置を図4を用いて説明する。図4はチューナユニットの
内部平面図であり、長方形の金属枠体51は対向する長
辺の第一の側辺51a及び第二の側辺51b、対向する
短辺の第三の側辺51c及び第四の側辺51dとを有す
る。そして、第三の側辺51cには二つのコネクタ5
2、53が取り付けられ、テレビジョン信号が入力され
る第一のコネクタ52が第二の側辺51b寄りに取り付
けられ、テレビジョン信号が出力される第二のコネクタ
53は第一の側辺51a寄りに取り付けられる。そし
て、金属枠体51内にはプリント基板54が収納され
る。
【0003】また、金属枠体51内はシールド板55に
よって五つの区画領域に分割される。即ち、第一の側辺
51aと第二の側辺51bとの間に橋絡された三枚のシ
ール板55a〜55cと第一の側辺51aと第三の側辺
51cとの間に橋絡されたL字状のシールド板55dに
よってに五つの区画領域に分割される。そして、各区画
領域内のプリント基板54上に回路が構成される。
【0004】第一のコネクタ52が取り付けられた第三
の側辺51cとシールド板55aとによって挟まれた第
一の区画領域51eには分配器56、UHF入力同調回
路57、VHF入力同調回路58が構成される。分配器
56には第一のコネクタ52を介してテレビジョン信号
が入力される。分配器56の一方の出力端からUHF入
力同調回路57、VHF入力同調回路58にテレビジョ
ン信号が入力される。また、第一の区画領域に隣接する
第二の区画領域51fにはUHF高周波増幅回路59、
UHF段間同調回路60、VHF高周波増幅回路61、
VHF段間同調回路62が構成される。UHF帯のテレ
ビジョン信号はUHF高周波増幅回路59で増幅され、
ついでUHF段間同調回路60に入力される。又VHF
帯のテレビジョン信号はVHF高周波増幅回路61で増
幅され、ついでVHF段間同調回路62に入力される。
【0005】第二の区画領域51fに隣接する第三の区
画領域51gにはデュアルインラインパッケージタイプ
の第一の集積回路63とそれに接続される周辺回路とが
設けられる。第一の集積回路63内にはUHF混合回路
63a、UHF発振回路63b、VHF混合回路63
c、VHF発振回路63d、PLL回路63e等が構成
される。また、周辺回路としては各発振回路63b、6
3dに接続される共振回路64、65等が設けられる。
UHF発振回路63bからUHF混合回路63aに局部
発振信号が供給され、VHF発振回路63dからVHF
混合回路63cに局部発振信号が供給される。そして、
UHF帯のテレビジョン信号がUHF混合回路63aに
入力されて中間周波信号に周波数変換され、VHF混合
回路63cに入力されたVHF帯のテレビジョン信号が
中間周波信号に周波数変換される。また、PLL回路6
3cからはチャンネル選局のための同調電圧を出力し、
各同調回路57、58、60、62と各共振回路64、
65に供給される。同調電圧を設定するデータDがPL
L回路63cに入力される。
【0006】第三の区画領域51gに隣接する第四の区
画領域51hにはデュアルインラインパッケージタイプ
の第二の集積回路66とそれに接続される周辺回路等が
設けられる。第二の集積回路66内には中間周波増幅回
路66a、映像検波回路66b、音声検波回路66c、
同期発振回路66d、イコライザ回路66e等が構成さ
れる。同期発振回路66dから映像検波回路66bに局
部発振信号が入力される。周辺回路または部品としては
SAWフィルタ67、音声トラップ68、音声フィルタ
69等が設けられる。
【0007】各混合回路63a、63cから出力された
中間周波信号はSAWフィルタ67を介して中間周波増
幅回路66aに入力され、次いで映像検波回路66bに
入力される。そして、局部発振信号によって同期検波さ
れて映像信号に変換される。映像信号は音声トラップ6
8を介して再び第二の集積回路66内に入力され、イコ
ライザ66eを介して第二の集積回路66から出力され
る。また、映像信号は音声フィルタ69を介して再び第
二の集積回路66に入力され、内部の音声検波回路66
cによって音声信号に変換されて出力される。
【0008】また、第三の側辺51cと第一の側辺51
aとシールド板55dによって囲まれた第五の区画領域
51iには変調回路70と切替スイッチ71とが設けら
れる。変調回路70には外部から映像信号と音声信号と
が入力され、テレビジョン信号に変換される。分配器5
6の他方の出力端からのテレビジョン信号又は変調回路
70からのテレビジョン信号は切替スイッチ71によっ
て切り替えられて第二のコレクタに出力される。
【0009】なお、第一の側辺51aには複数の端子7
2が取り付けられる。検波された映像信号、音声信号が
これら端子を介してチューナユニットから出力される。
また、PLL回路63c供給するデータDや変調回路7
0への映像信号、音声信号が入力される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のチューナユ
ニットでは、選択されたテレビジョン信号を中間周波信
号に周波数変換する第一の集積回路と、中間周波信号を
検波して映像信号と音声信号とを出力する第二の集積回
路とを互いに別の区画領域に設けていたので区画領域が
余分に必要となり、金属枠体の小型化が図れなかった。
【0011】そこで、本発明では、テレビジョンチュー
ナユニットを構成する金属枠体の区画領域を減らすと共
に小型化を図ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する手
段として、四角形状の金属枠体と、前記金属枠体内を少
なくとも第一乃至第三の区画領域に順次分割するシール
ド板と、前記各区画領域内に設けられたプリント基板
と、前記第一の区画領域内の前記プリント基板上に構成
され、受信すべきテレビジョン信号に同調する入力同調
回路と、前記第二の区画領域内の前記プリント基板上に
構成され、前記入力同調回路から出力されたテレビジョ
ン信号を同調増幅する高周波増幅回路及び段間同調回路
と、前記第三の区画領域内の前記プリント基板上に搭載
された集積回路とを備え、前記集積回路内には前記段間
同調回路から出力されるテレビジョン信号が入力される
混合回路と、前記混合回路に局部発振信号を入力する発
振回路と、前記局部発振信号の周波数を設定するPLL
回路と、前記中間周波信号を増幅する複数段の中間周波
増幅回路と、増幅された前記中間周波信号を検波して前
記映像信号と前記音声信号を出力する映像検波回路及び
音声検波回路とを少なくとも構成した。
【0013】また、前記集積回路は四つの側端面を有す
るフラット型パッケージの形状を有し、前記四つの側端
面のうち第一の側端面には前記混合回路に前記テレビジ
ョン信号を入力する信号入力端子を設け、前記第一の側
端面に対向する第二の側端面には初段の前記中間周波増
幅回路の出力端に接続されたIf出力端子と次段の前記
中間周波増幅回路の入力端に接続されたIf入力端子と
を設け、第三の側端面には前記発振回路に接続された共
振回路端子を設け、前記第三の側端面に対向する第四の
側端面には前記映像信号が出力される映像出力端子及び
前記音声信号が出力される音声出力端子と、前記PLL
回路部にデータを入力するデータ入力端子を設け、前記
第一の側端面を前記第二の区画領域に対向させた。
【0014】また、前記集積回路内には、前記混合回路
及と前記発振回路と前記PLL回路とが構成された第一
の領域と前記中間周波増幅回路と前記映像検波回路と前
記音声検波回路とが構成された第二の領域との間に導体
を設け、前記導体を接地した。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明のテレビジョンチューナユ
ニット(以下、チューナユニットという)の回路とその
概略配置を図1及び図2を用いて説明する。図1はリー
ド付き部品の取付面である上面を見たチューナユニット
の内部平面図であり、図2はチップ部品等の表面実装型
部品の取付面である下面を見たチューナユニットの内部
平面図である。先ず、図1において、長方形の金属枠体
11は対向する長辺の第一の測辺11a及び第二の側辺
11b、対向する短辺の第三の側辺11c及び第四の側
辺11dとを有する。そして、第三の側辺11cには二
つのコネクタ12、13が取り付けられる。テレビジョ
ン信号が入力される第一のコネクタ12が第二の側辺1
1b寄りに取り付けられ、テレビジョン信号が出力され
る第二のコネクタ13は第一の側辺11a寄りに取り付
けられる。そして、金属枠体11内には回路を構成する
ためのプリント基板14が収納される。また、第一の側
辺11aには、プリント基板14に構成される回路に接
続された複数の端子15が設けられる。
【0016】金属枠体11内のプリント基板14はその
上面側に設けられたシールド板によって四つの区画領域
に分割される。即ち、第一の側辺11aと第二の側辺1
1bとの間に橋絡された第一及び第二のシール板16、
17と、第一の側辺11aと第三の側辺11cとの間に
橋絡されたL字状の第三シールド板18とによってに四
つの区画領域11e、11f、11g、11hに分割さ
れる。そして、各区画領域内のプリント基板14の上面
にコイルやフィルタ等のリード付き部品(図示せず)が
取り付けられる。
【0017】次に、各区画領域に構成される回路を図2
を用いて説明するが、必ずしも全ての回路及び部品がプ
リント基板14の下面に取り付けられるわけではない。
第一のコネクタ12が取り付けられた第三の側辺11c
と第一のシールド板16とによって挟まれた第一の区画
領域11eには分配器19、UHF入力同調回路20、
VHF入力同調回路21が構成される。分配器19には
第一のコネクタ12を介してテレビジョン信号が入力さ
れる。
【0018】分配器19の一方の出力端からUHF入力
同調回路20、VHF入力同調回路21にテレビジョン
信号が入力される。また、第一のシールド板16と第二
のシールド板に挟まれて第一の区画領域11eに隣接す
る第二の区画領域11fにはUHF高周波増幅回路2
2、UHF段間同調回路23、VHF高周波増幅回路2
4、VHF段間同調回路25が構成される。UHF帯の
テレビジョン信号はUHF高周波増幅回路22で増幅さ
れ、ついでUHF段間同調回路23に入力される。又V
HF帯のテレビジョン信号はVHF高周波増幅回路24
で増幅され、ついでVHF段間同調回路25に入力され
る。
【0019】第二のシールド板17と第四の側辺11d
とに挟まれて第二の区画領域11fに隣接する第三の区
画領域11gには、QFP(Quad Flat Pa
ckage)タイプの集積回路26とそれに接続される
周辺回路及び部品とが設けられる。集積回路26は四つ
の側端面を有して各側端面には端子が設けられる。集積
回路26内には、図3に示すようにUHF混合回路2
7、UHF発振回路28、VHF混合回路29、VHF
発振回路30、PLL回路31、二段構成の中間周波増
幅回路32、33、映像検波回路34、音声検波回路3
5、イコライザ回路36、同期発振回路37、AGC電
圧を生成する二つのAGC回路38、39等が構成され
る。上記回路のうちUHF混合回路27、UHF発振回
路28、VHF混合回路29、VHF発振回路30、初
段の中間周波増幅回路32は平衡型で構成される。な
お、UHF発振回路28、VHF発振回路30、同期発
振回路37はそれぞれ発振トランジスタのみで構成さ
れ、それに必要な共振回路は集積回路26の外部に設け
られる。
【0020】そして、集積回路26内ではUHF混合回
路27の出力端及びVHF混合回路29の出力端が初段
の中間周波増幅回路32の入力端に接続される。また、
UHF発振回路28からUHF混合回路27に局部発振
信号が供給され、VHF発振回路30からVHF混合回
路29に局部発振信号が供給される。さらに、局部発振
信号はPLL回路31にも供給される。
【0021】集積回路26の第一の側端面26aにはU
HF帯のテレビジョン信号が入力される信号入力端子A
1、VHF帯のテレビジョン信号が入力される信号入力
端子A2が設けられ、一方の信号入力端子A1はUHF
混合回路27に接続され、他方の信号入力端子A2はV
HF混合回路29に接続される。また、第一の側端面2
6aにはRfAGC回路38の出力端に接続されたRf
AGC端子A3と、PLL回路31に基準信号を入力す
るための基準入力端子A4等が設けられる。また、第一
の側端面26aに対向する第二の側端面26bには初段
の中間周波増幅回路32の出力端に接続されたIf出力
端子B1、PLL回路31から同調電圧を導出する同調
電圧端子B2、次段の中間周波増幅回路33の入力端に
接続されたIf入力端子B3、音声検波回路35の入力
端に接続された中継端子B4、映像検波回路34の出力
端に接続された中継端子B5等が設けられる。
【0022】さらに、第三の側端面26cには各発振回
路に接続され共振回路端子C1、C2、C3、C4と初
段の中間周波増幅回路32の入力端に接続された平衡の
If端子C5、C6等が設けられる。また、第四の側端
面26dにはPLL回路31に選局データを入力するデ
ータ入力端子D1、D2、D3と、音声検波回路35の
出力端に接続された音声出端子D4、同期発振回路37
に接続された共振回路端子D5、D6、イコライザ回路
36の出力端に接続された映像出力端子D7、イコライ
ザ回路36の入力端に接続された中継端子D8等が設け
られる。
【0023】よって、各側端面毎に取り扱う信号の周波
数が同程度となる端子をまとめて配置しているので信号
間の干渉が無くなる。
【0024】また、各側端面26a〜26dの適宜の位
置には接地されるべき接地端子A0、B0、C0、D0
が設けられる。そして、集積回路26内には、UHF混
合回路27、UHF発振回路28、VHF混合回路2
9、VHF発振回路30、PLL回路31が構成された
第一の領域26eと、中間周波増幅回路32、33、映
像検波回路34、音声検波回路35、イコライザ回路3
6、同期発振回路37、AGC回路38、39が構成さ
れた第二の領域26fとの間に導体Eが設けられ、この
導体Eは接地端子A0、B0、C0、D0のいずれかに
接続される。従ってテレビジョン信号を中間周波信号に
周波数変換する第一の領域26e側の回路と中間周波信
号を検波する第二の領域26fの回路とが導体Eによっ
て分離され、互いの干渉がない。
【0025】なお、以上に述べた端子の他に、集積回路
26に電源電圧を供給するための端子や、受信バンド切
替用の切替電圧をPLL回路31から出力するバンド切
替端子等が設けられているが、その説明は省略する。
【0026】集積回路26は図2に示すように、第三の
区画領域11gにおいてその第一の側端面26aが第二
の区画領域11f側に対向して近接した位置に配置され
る。そして、第二の区画領域11f内のUHF段間同調
回路23及びVHF段間同調回路25からそれぞれ出力
されたUHF帯のテレビジョン信号とVHF帯のテレビ
ジョン信号とが集積回路26内のUHF混合回路27、
VHF混合回路29に入力される。
【0027】第二の側端面26bに対向した位置にはS
AWフィルタ40が設けられ、If出力端子B2とIf
入力端子B4との間に接続される。第三の側端面26c
に対向した位置にはVHF共振回路41とUHF共振回
路42と中間周波同調回路43とが配設される。VHF
共振回路41は共振回路端子C1とC2との間に接続さ
れ、UHF共振回路42は共振回路端子C3とC4との
間に接続される。また、中間周波同調回路43は平衡の
If端子C5とC6との間に接続される。さらに、第二
の側端面26bと第四の側端面26dとからなる角部に
は音声トラップ44、音声フィルタ45等が設けられ、
音声トラップ44は中継端子B6とD8との間に接続さ
れ、音声フィルタ45は中継端子B6とB5との間に接
続される。
【0028】第四の側端面26dには共振回路46が設
けられ、共振回路端子D5とD6との間に接続される。
第四の側端面26dに設けられたデータ入力端子D1〜
D3、音声信号端子D4、映像信号端子D7はチューナ
ユニットの端子15にそれぞれ接続される。
【0029】また、第一の側辺11aと第三の側辺11
cと第三のシールド板18によって囲まれた第四の区画
領域11hには変調回路47と切替スイッチ48とが設
けられる。変調回路47にはVTR等で再生された映像
信号及び音声信号がチューナユニットの端子15を介し
て入力され、テレビジョン信号に入力される。このテレ
ビジョン信号と分配器19の他方の出力端から出力され
たテレビジョン信号とが切替スイッチ48に入力され、
そのいずれかが第二のコネクタ13に出力される。
【0030】以上の構成において、UHF混合回路2
7、VHF混合回路29から出力された中間周波信号は
初段の中間周波増幅回路32に入力され、更にSAWフ
ィルタ40を介して次段の中間秀は増幅回路33に入力
されて増幅される。次いで映像検波回路34で検波され
る。映像検波回路34には同期発振器35から局部発振
信号が入力されて中間周波信号が同期検波され、出力さ
れた映像信号は音声トラップ44を介してイコライザ回
路36に入力され、映像信号端子D7から映像信号が出
力される。また、中間周波信号はRfAGC回路38に
入力され、ここから出力されるRfAGC電圧はRfA
GC端子B1に出力される。RfAGC電圧によってU
HF高周波増幅回路22とVHF高周波増幅回路24の
利得が制御される。
【0031】映像検波回路34から出力された映像信号
はIfAGC回路39に入力され、ここから出力された
IfAGC電圧によって次段の中間周波増幅回路33の
利得が制御される。また、中継端子B6に出力された映
像信号が音声フィルタ45を介して音声検波回路35に
入力され、ここでFM検波された音声信号は音声信号端
子D4に出力される。
【0032】なお、PLL回路31から出力される同調
電圧はUHF入力同調回路20、VHF入力同調回路2
2、UHF段間同調回路23、VHF段間同調回路2
5、VHF共振回路41、UHF共振回路42に印加さ
れる。此によって各同調回路の同調数が設定されると共
に、各発振回路の発振周波数が設定される。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のテレビジ
ョンチューナユニットは、四角形状の金属枠体内の第一
の区画領域内に入力同調回路を設け、第二の区画領域内
に高周波増幅回路及び段間同調回路を設け、第三の区画
領域内にはテレビジョン信号を中間周波信号に周波数変
換すると共に、中間周波信号を検波して映像信号及び音
声信号を出力するための集積回路を設け、集積回路内に
は段間同調回路から出力されるテレビジョン信号が入力
される混合回路と、混合回路に局部発振信号を入力する
発振回路と、局部発振信号の周波数を設定するPLL回
路と、中間周波信号を増幅する複数段の中間周波増幅回
路と、増幅された中間周波信号を検波して映像信号と音
声信号を出力する映像検波回路及び音声検波回路とを少
なくとも構成したので、各回路を構成する区画領域の数
を少なくできる。
【0034】また、集積回路は四つの側端面を有するフ
ラット型パッケージの形状を有し、四つの側端面のうち
第一の側端面には混合回路にテレビジョン信号を入力す
る信号入力端子を設け、第一の側端面に対向する第二の
側端面には初段の中間周波増幅回路の出力端に接続され
た出力端子と次段の中間周波増幅回路の入力端に接続さ
れた入力端子とを設け、第三の側端面には発振回路に接
続された共振回路端子を設け、第三の側端面に対向する
第四の側端面には映像信号が出力される映像出力端子及
び音声信号が出力される音声出力端子と、PLL回路部
にデータを入力するデータ入力端子を設け、第一の側端
面を前記第二の区画領域に対向させたので、互いに異な
る側端面に設けられた端子に入力される信号あるいは出
力される信号同士の干渉が少なくなる。
【0035】また、集積回路内には、混合回路及と発振
回路とPLL回路とが構成された第一の領域と中間周波
増幅回路と映像検波回路と音声検波回路とが構成された
第二の領域との間に導体を設け、導体を接地したので、
テレビジョン信号を中間周波信号に周波数変換する第一
の領域26e側の回路と中間周波信号を検波する第二の
領域26fの回路とが導体Eによって分離され、互いの
干渉がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビジョンチューナユニットの内部
の平面図である。
【図2】本発明のテレビジョンチューナユニットの回路
の配置を示すブロック図である。
【図3】本発明のテレビジョンチューナユニットに使用
する集積回路の内部のブロック図である。
【図4】従来のテレビジョンチューナユニットの内部の
平面図である。
【符号の説明】
11 金属枠体 11a 第一の側辺 11b 第二の側辺 11c 第三の側辺 11d 第四の側辺 11e 第一の区画領域 11f 第二の区画領域 11g 第三の区画領域 11h 第四の区画領域 12 第一のコネクタ 13 第二のコネクタ 14 プリント基板 15 端子 16 第一のシールド板 17 第二のシールド板 18 第三のシールド板 19 分配器 20 UHF入力同調回路 21 VHF入力同調回路 22 UHF高周波増幅回路 23 UHF段間同調回路 24 VHF高周波増幅回路 25 VHF段間同調回路 26 集積回路 26a 第一の側端面 26b 第二の側端面 26c 第三の側端面 26d 第四の側端面 26e 第一の領域 26f 第二の領域 27 UHF混合回路 28 UHF発振回路 29 VHF混合回路 30 VHF発振回路 31 PLL回路 32 初段の中間周波増幅回路 33 次段の中間周波増幅回路 34 映像検波回路 35 音声検波回路 36 イコライザ回路 37 同期発振回路 38 RfAGC回路 39 IfAGC回路 40 SAWフィルタ 41 VHF共振回路 42 UHF共振回路 43 中間周波同調回路 44 音声トラップ 45 音声フィルタ 46 共振回路 47 変調回路 48 切替スイッチ A1、A2 信号入力端子 A3 RfAGC端子 A4 基準入力端子 B1 IfAGC端子 B2 同調電圧端子 B3 If入力端子 B4、B5 中継端子 C1〜C4 共振回路端子 C5、C6 If端子 D1〜D3 データ入力端子 D4 音声出力端子 D5、D6 共振回路端子 D7 映像出力端子 D8 中継端子 A0〜D0 接地端子 E 導体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角形状の金属枠体と、前記金属枠体内
    を少なくとも第一乃至第三の区画領域に順次分割するシ
    ールド板と、前記各区画領域内に設けられたプリント基
    板と、前記第一の区画領域内の前記プリント基板上に構
    成され、受信すべきテレビジョン信号に同調する入力同
    調回路と、前記第二の区画領域内の前記プリント基板上
    に構成され、前記入力同調回路から出力されたテレビジ
    ョン信号を同調増幅する高周波増幅回路及び段間同調回
    路と、前記第三の区画領域内の前記プリント基板上に搭
    載された集積回路とを備え、前記集積回路内には前記段
    間同調回路から出力されるテレビジョン信号が入力され
    る混合回路と、前記混合回路に局部発振信号を入力する
    発振回路と、前記局部発振信号の周波数を設定するPL
    L回路と、前記中間周波信号を増幅する複数段の中間周
    波増幅回路と、増幅された前記中間周波信号を検波して
    前記映像信号と前記音声信号を出力する映像検波回路及
    び音声検波回路とを少なくとも構成したことを特徴とす
    るテレビジョンチューナユニット。
  2. 【請求項2】 前記集積回路は四つの側端面を有するフ
    ラット型パッケージの形状を有し、前記四つの側端面の
    うち第一の側端面には前記混合回路に前記テレビジョン
    信号を入力する信号入力端子を設け、前記第一の側端面
    に対向する第二の側端面には初段の前記中間周波増幅回
    路の出力端に接続されたIf出力端子と次段の前記中間
    周波増幅回路の入力端に接続されたIf入力端子とを設
    け、第三の側端面には前記発振回路に接続された共振回
    路端子を設け、前記第三の側端面に対向する第四の側端
    面には前記映像信号が出力される映像出力端子及び前記
    音声信号が出力される音声出力端子と、前記PLL回路
    部にデータを入力するデータ入力端子を設け、前記第一
    の側端面を前記第二の区画領域に対向させたことを特徴
    とする請求項1に記載のテレビジョンチューナユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記集積回路内には、前記混合回路及と
    前記発振回路と前記PLL回路とが構成された第一の領
    域と前記中間周波増幅回路と前記映像検波回路と前記音
    声検波回路とが構成された第二の領域との間に導体を設
    け、前記導体を接地したことを特徴とするテレビジョン
    チューナユニット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7880817B2 (en) 2005-08-24 2011-02-01 Sharp Kabushiki Kaisha Receiver apparatus for outputting digital video and audio signals and receiver system incorporating the receiver apparatus
US7907218B2 (en) 2005-11-07 2011-03-15 Sharp Kabushiki Kaisha Receiver apparatus and receiver system
US7932957B2 (en) 2005-09-09 2011-04-26 Sharp Kabushiki Kaisha Receiver apparatus and receiver system

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