JP2637647B2 - Icキャリア又はicソケット - Google Patents
Icキャリア又はicソケットInfo
- Publication number
- JP2637647B2 JP2637647B2 JP3245168A JP24516891A JP2637647B2 JP 2637647 B2 JP2637647 B2 JP 2637647B2 JP 3245168 A JP3245168 A JP 3245168A JP 24516891 A JP24516891 A JP 24516891A JP 2637647 B2 JP2637647 B2 JP 2637647B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- latch arm
- base
- carrier
- spring piece
- engagement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/02—Contact members
- H01R13/10—Sockets for co-operation with pins or blades
- H01R13/14—Resiliently-mounted rigid sockets
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K7/00—Constructional details common to different types of electric apparatus
- H05K7/02—Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
- H05K7/10—Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets
- H05K7/1015—Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having exterior leads
- H05K7/103—Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having exterior leads co-operating by sliding, e.g. DIP carriers
- H05K7/1038—Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having exterior leads co-operating by sliding, e.g. DIP carriers with spring contact pieces
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はICを担持し運搬或いは
ICソケットへの搭載に使用するICキャリア、又はI
Cとの接続に供されるICソケットに係り、殊に上記I
Cキャリア及びICソケットに共通なICの保持構造に
関する。
ICソケットへの搭載に使用するICキャリア、又はI
Cとの接続に供されるICソケットに係り、殊に上記I
Cキャリア及びICソケットに共通なICの保持構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】出願人が所有するUSP4881639
号は基盤の各コーナー部にトーションバーを一体成形
し、該トーションバーから基盤に搭載されたICの縁部
に係合するラッチアームを一体成形により延設したワン
ピース形ICキャリアを示している。
号は基盤の各コーナー部にトーションバーを一体成形
し、該トーションバーから基盤に搭載されたICの縁部
に係合するラッチアームを一体成形により延設したワン
ピース形ICキャリアを示している。
【0003】このワンピース形ICキャリアはラッチア
ームがトーションバーを支点として上方へ回動し係合を
解除する時に該トーションバーにねじりエネルギーを蓄
え、該ねじりエネルギーで下方へ回動しICのコーナ部
に係合するようになっている。
ームがトーションバーを支点として上方へ回動し係合を
解除する時に該トーションバーにねじりエネルギーを蓄
え、該ねじりエネルギーで下方へ回動しICのコーナ部
に係合するようになっている。
【0004】而して上記キャリアはトーションバーにね
じり力を与えなから、ラッチアームを開閉し、ICへの
係脱を図っており、ICの着脱の都度上記トーションバ
ーに繰り返しねじり力が与えられているので、基盤に一
体成形にて連結されたトーションバーの両端連結部に上
記ねじり応力が集中し、上記ねじりの繰り返しにより該
連結部の脆化を来たし機能を損なう問題を惹起する。又
限られたスペースの基盤コーナ部を横切るようにトーシ
ョンバーを延在させねばならないため、トーションバー
の長さを充分に確保することが困難で上記脆化及び折損
の恐れを増長している。又上記トーションバーとラッチ
アームを基盤内に一体成形する際、これらの周囲に両者
を画成する複雑で狭小な間隙を成形せねばならず、成形
が容易でない問題を有している。
じり力を与えなから、ラッチアームを開閉し、ICへの
係脱を図っており、ICの着脱の都度上記トーションバ
ーに繰り返しねじり力が与えられているので、基盤に一
体成形にて連結されたトーションバーの両端連結部に上
記ねじり応力が集中し、上記ねじりの繰り返しにより該
連結部の脆化を来たし機能を損なう問題を惹起する。又
限られたスペースの基盤コーナ部を横切るようにトーシ
ョンバーを延在させねばならないため、トーションバー
の長さを充分に確保することが困難で上記脆化及び折損
の恐れを増長している。又上記トーションバーとラッチ
アームを基盤内に一体成形する際、これらの周囲に両者
を画成する複雑で狭小な間隙を成形せねばならず、成形
が容易でない問題を有している。
【0005】上記のように、この種のラッチアームを弾
力的にICに係脱する形式のICキャリア又はICソケ
ットにおいては、ラッチアームを基盤に対し一体成形し
てラッチアーム自身が基盤との結合部、例えば上記トー
ションバーにおいて弾性変位できるようにしている。
力的にICに係脱する形式のICキャリア又はICソケ
ットにおいては、ラッチアームを基盤に対し一体成形し
てラッチアーム自身が基盤との結合部、例えば上記トー
ションバーにおいて弾性変位できるようにしている。
【0006】他方、上記ラッチアームを基盤とは別部品
で形成しツーピース構造とする場合には、ラッチアーム
を基盤に対し回動可に軸支し、該ラッチアームをICに
対する係合位置へ回動した時にラッチアームと基盤とが
凹と凸の係合手段の如きを介して係合しICを保持する
構造を採っている。このようなIC係合手段はワンピー
ス構造のようなラッチアームの弾性劣化、折損等の問題
は解消できるが、凹と凸の係合が不確かとなり易く、凹
と凸の摩耗によって外れ易くなる欠点を有している。
で形成しツーピース構造とする場合には、ラッチアーム
を基盤に対し回動可に軸支し、該ラッチアームをICに
対する係合位置へ回動した時にラッチアームと基盤とが
凹と凸の係合手段の如きを介して係合しICを保持する
構造を採っている。このようなIC係合手段はワンピー
ス構造のようなラッチアームの弾性劣化、折損等の問題
は解消できるが、凹と凸の係合が不確かとなり易く、凹
と凸の摩耗によって外れ易くなる欠点を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上記ワンピ
ース形とツウピース形ICキャリア又はICソケットの
問題を有効に解決し、ラッチアームを繰り返し使用にお
いて健全に機能させ得るようにしたものである。
ース形とツウピース形ICキャリア又はICソケットの
問題を有効に解決し、ラッチアームを繰り返し使用にお
いて健全に機能させ得るようにしたものである。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本発明は上記手段とし
て上記ラッチアームを基盤コーナ部等に上下方向に回動
可能に軸支すると共に、該ラッチアームの軸支部から後
方へバネ片を一体成形にて延出し、該バネ片はラッチア
ームが係合解除方向に回動する時にバネ片後端がバネ受
け部に弾接することにより反り曲りを生じて弾力を蓄
え、上記係合解除方向に回動しているラッチアームを係
合方向に付勢するように配置し、更に上記ラッチアーム
の係合方向への過回動を阻止する回り止めを備えたもの
である。
て上記ラッチアームを基盤コーナ部等に上下方向に回動
可能に軸支すると共に、該ラッチアームの軸支部から後
方へバネ片を一体成形にて延出し、該バネ片はラッチア
ームが係合解除方向に回動する時にバネ片後端がバネ受
け部に弾接することにより反り曲りを生じて弾力を蓄
え、上記係合解除方向に回動しているラッチアームを係
合方向に付勢するように配置し、更に上記ラッチアーム
の係合方向への過回動を阻止する回り止めを備えたもの
である。
【0009】
【作用】本発明によれば、ラッチアームはバネ片を反り
曲げながら上方へ回動することにより、ICとの係合を
解除してICの取り外しがなされ、又この係合解除方向
へ回動した時にバネ片に弾力が蓄えられ、該弾力にて係
合方向へ回動しICとの係合が果される。
曲げながら上方へ回動することにより、ICとの係合を
解除してICの取り外しがなされ、又この係合解除方向
へ回動した時にバネ片に弾力が蓄えられ、該弾力にて係
合方向へ回動しICとの係合が果される。
【0010】本発明は上記のようにラッチアームを基盤
に対し一体成形したワンピース形ICキャリア又はIC
ソケットの如き、繰り返し使用によるラッチアームの弾
性劣化、折損等の問題を惹起せず、又ラッチアームを基
盤に対し回動可に軸支したツーピース形ICキャリアの
如き、繰り返し使用に伴なう係合部の摩耗による係合不
全或いは係合ミス等の問題を生ぜず、両形式の問題を有
効に解決し、ICをICキャリア又はICソケットの基
盤に繰り返し着脱しても健全に機能させることができ
る。
に対し一体成形したワンピース形ICキャリア又はIC
ソケットの如き、繰り返し使用によるラッチアームの弾
性劣化、折損等の問題を惹起せず、又ラッチアームを基
盤に対し回動可に軸支したツーピース形ICキャリアの
如き、繰り返し使用に伴なう係合部の摩耗による係合不
全或いは係合ミス等の問題を生ぜず、両形式の問題を有
効に解決し、ICをICキャリア又はICソケットの基
盤に繰り返し着脱しても健全に機能させることができ
る。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図1乃至図8に基いて
詳述する。
詳述する。
【0012】1は合成樹脂製のキャリア本体を形成する
基盤を示し、該基盤1は略方形を呈し、その略中央部に
開口するIC収容部2を有する。該IC収容部2は略方
形を呈し、該IC収容部2に略方形のIC3を各辺が互
いに平行となるように収容する。
基盤を示し、該基盤1は略方形を呈し、その略中央部に
開口するIC収容部2を有する。該IC収容部2は略方
形を呈し、該IC収容部2に略方形のIC3を各辺が互
いに平行となるように収容する。
【0013】上記IC収容部2の対向する二辺又は四辺
には図1に示すように、各辺に沿いIC3の各辺から側
方へ突出したリード7群を列毎に支持する台座4を設
け、各台座4の内域に上記IC収容部を画成する。
には図1に示すように、各辺に沿いIC3の各辺から側
方へ突出したリード7群を列毎に支持する台座4を設
け、各台座4の内域に上記IC収容部を画成する。
【0014】上記基盤1の各コーナ部にラッチアーム6
を配し、該ラッチアーム6を上記各コーナ部に設けた上
下面で開口する貫通室8内に収容し、該貫通室8内壁に
軸部5を以って回動可に支持する。ラッチアーム6はI
C収容室2の対角線上に沿って斜めに延在させると共
に、上記軸部5をその軸線が上記対角線と直交するよう
に配する。
を配し、該ラッチアーム6を上記各コーナ部に設けた上
下面で開口する貫通室8内に収容し、該貫通室8内壁に
軸部5を以って回動可に支持する。ラッチアーム6はI
C収容室2の対角線上に沿って斜めに延在させると共
に、上記軸部5をその軸線が上記対角線と直交するよう
に配する。
【0015】従ってラッチアーム6は該軸部5を支点と
して該対角線上において上下に回動し、下方回動時にI
C収容室2内に収容されたIC3の各コーナ部に係合
し、上方回動時に該係合を解除するように配され、ラッ
チアーム6の内端、即ち先端には上記IC3に係脱する
係合爪6aを有する。
して該対角線上において上下に回動し、下方回動時にI
C収容室2内に収容されたIC3の各コーナ部に係合
し、上方回動時に該係合を解除するように配され、ラッ
チアーム6の内端、即ち先端には上記IC3に係脱する
係合爪6aを有する。
【0016】図8に示すように上記軸部5は貫通室8の
下面開口部8b内に押し込むことにより軸両端を下面開
口部の対向する側部内壁に凹設した軸受部8aに圧入し
保持させ、他方上記ラッチアーム6は図5等に示すよう
に該基盤1の下面側に配された軸部5から前方へ延出さ
れ、軸部5から下面開口部8bに面するエルボ部6cを
介して基盤上面開口部8aへ向け立上げ、更に上記対角
線上を該上面開口部に沿い内方へ向け延ばし、その先端
に前方へ向け前記係合爪6aを形成している。
下面開口部8b内に押し込むことにより軸両端を下面開
口部の対向する側部内壁に凹設した軸受部8aに圧入し
保持させ、他方上記ラッチアーム6は図5等に示すよう
に該基盤1の下面側に配された軸部5から前方へ延出さ
れ、軸部5から下面開口部8bに面するエルボ部6cを
介して基盤上面開口部8aへ向け立上げ、更に上記対角
線上を該上面開口部に沿い内方へ向け延ばし、その先端
に前方へ向け前記係合爪6aを形成している。
【0017】斯くして回動可に軸支されたラッチアーム
6の該軸支部から後方へバネ片6bを延出する。該バネ
片6bは上記対角線上に沿い延び、その自由端部(後端
部)6dを貫通室8の後部内壁に形成した傾斜面から成
るバネ受け部9に当接状態か又はラッチアーム6の上方
回動時に当接し得る状態に設置する。図6に示すよう
に、該バネ片6bはラッチアーム6を上方回動した時
に、上記後端部6dがバネ受け部9に弾接して回動を阻
止されることにより反り曲がり弾力を蓄える。
6の該軸支部から後方へバネ片6bを延出する。該バネ
片6bは上記対角線上に沿い延び、その自由端部(後端
部)6dを貫通室8の後部内壁に形成した傾斜面から成
るバネ受け部9に当接状態か又はラッチアーム6の上方
回動時に当接し得る状態に設置する。図6に示すよう
に、該バネ片6bはラッチアーム6を上方回動した時
に、上記後端部6dがバネ受け部9に弾接して回動を阻
止されることにより反り曲がり弾力を蓄える。
【0018】又ラッチアーム6の下方への過回動を防止
する手段として、例えば上記バネ片6bの上方回動を制
限する回り止め10を貫通室8内壁に一体成形する。一
例として該回り止め10は図7に示すように、ラッチア
ーム6が係合位置にある時バネ片6bの上面に当接し、
且つバネ片自由端がバネ受け部9に当接するように配置
する。
する手段として、例えば上記バネ片6bの上方回動を制
限する回り止め10を貫通室8内壁に一体成形する。一
例として該回り止め10は図7に示すように、ラッチア
ーム6が係合位置にある時バネ片6bの上面に当接し、
且つバネ片自由端がバネ受け部9に当接するように配置
する。
【0019】上記ラッチアーム6の基部は軸部5の中央
部に連結し、上記バネ片6bの基部は軸部5の両端部に
連結し、該連結部から後端へ向け次第に細巾となり、且
つ連結部から後端へ向け次第に肉薄となるようにし、最
も細巾で肉薄の自由端部(後端部)6dを上記バネ受け
部9に当接するように配置する。
部に連結し、上記バネ片6bの基部は軸部5の両端部に
連結し、該連結部から後端へ向け次第に細巾となり、且
つ連結部から後端へ向け次第に肉薄となるようにし、最
も細巾で肉薄の自由端部(後端部)6dを上記バネ受け
部9に当接するように配置する。
【0020】而して、図5、図6に示すように、ラッチ
アーム6を軸部5を支点として上方へ回動すると、バネ
片6bの後端がバネ受け部9に弾接されて回動を阻止さ
れ反り曲がり弾力を蓄えると共に、係合爪6aがICと
干渉しない位置、即ち係合解除位置へ回動される。
アーム6を軸部5を支点として上方へ回動すると、バネ
片6bの後端がバネ受け部9に弾接されて回動を阻止さ
れ反り曲がり弾力を蓄えると共に、係合爪6aがICと
干渉しない位置、即ち係合解除位置へ回動される。
【0021】前記のように、ラッチアーム6の基部には
貫通室8の下面開口部8bに面してエルボ部6cが設け
られており、このエルボ部6cの曲部外面を弧形にし、
この弧形曲部を治具による受圧部6eとし、これをラッ
チアーム6の開閉手段とする。
貫通室8の下面開口部8bに面してエルボ部6cが設け
られており、このエルボ部6cの曲部外面を弧形にし、
この弧形曲部を治具による受圧部6eとし、これをラッ
チアーム6の開閉手段とする。
【0022】11はロボット操作される治具を示し、該
治具11は図6に示すように垂直に上下動されるように
設けられ、上昇時に該治具11の先端が貫通室8の下面
開口部8bから突入され上記受圧部6eを押上げて上記
ラッチアーム6を上方へ回動し上記解除状態を形成す
る。この解除状態でIC3のIC収容部2内への装填又
は取出しがなされる。
治具11は図6に示すように垂直に上下動されるように
設けられ、上昇時に該治具11の先端が貫通室8の下面
開口部8bから突入され上記受圧部6eを押上げて上記
ラッチアーム6を上方へ回動し上記解除状態を形成す
る。この解除状態でIC3のIC収容部2内への装填又
は取出しがなされる。
【0023】次でラッチアーム6を上方へ回動させる治
具11による押上力を取除くと同アーム6はバネ片6b
の復元力により自動的に下方へ回動しIC3のコーナ部
上面に係合する。これによってIC3を基盤1に保持す
る。図7に示すようにラッチアーム6の係止爪6aがI
C3のコーナ部に係合している時、上記バネ片6bには
若干の弾力が残留しており、この弾力にて上記係止爪6
aをIC3のコーナ部に軽く押当て係合を確保してい
る。
具11による押上力を取除くと同アーム6はバネ片6b
の復元力により自動的に下方へ回動しIC3のコーナ部
上面に係合する。これによってIC3を基盤1に保持す
る。図7に示すようにラッチアーム6の係止爪6aがI
C3のコーナ部に係合している時、上記バネ片6bには
若干の弾力が残留しており、この弾力にて上記係止爪6
aをIC3のコーナ部に軽く押当て係合を確保してい
る。
【0024】又図7に示す係合状態でバネ片6bの弾力
が零であってもバネ受け部9によりラッチアーム6の上
方への回動が防止されるのでIC3と係止爪6aの係合
状態を保持することができる。
が零であってもバネ受け部9によりラッチアーム6の上
方への回動が防止されるのでIC3と係止爪6aの係合
状態を保持することができる。
【0025】ラッチアーム6の係合爪6aがICに係合
している時、同時にラッチアーム6の先端面6fはIC
の側面、例えばコーナ部側面に当接し、対向するラッチ
アーム6の先端面6f間でICを位置決め保持する構成
とする。従ってラッチアーム6の先端面6fはICの位
置決面を形成し、該位置決状態で係合爪6aをICの縁
部に係合する。
している時、同時にラッチアーム6の先端面6fはIC
の側面、例えばコーナ部側面に当接し、対向するラッチ
アーム6の先端面6f間でICを位置決め保持する構成
とする。従ってラッチアーム6の先端面6fはICの位
置決面を形成し、該位置決状態で係合爪6aをICの縁
部に係合する。
【0026】図4はラッチアーム6がIC3の対向する
コーナ部に係合し基盤1に保持している状態を示してい
る。同図から理解できるように、ラッチアーム6はIC
の四つのコーナ部に係合するように設置するか、又は対
向する二つのコーナ部に係合するように設置することが
できる。又上記ラッチアーム6はIC3のコーナ部を含
むその他の縁部に係合するように配置することができ
る。
コーナ部に係合し基盤1に保持している状態を示してい
る。同図から理解できるように、ラッチアーム6はIC
の四つのコーナ部に係合するように設置するか、又は対
向する二つのコーナ部に係合するように設置することが
できる。又上記ラッチアーム6はIC3のコーナ部を含
むその他の縁部に係合するように配置することができ
る。
【0027】又上記実施例においてはラッチアーム6と
そのバネ片6bと軸部5を合成樹脂にて一体成形してい
る。他例として軸部5を金属ピンで形成することができ
る。
そのバネ片6bと軸部5を合成樹脂にて一体成形してい
る。他例として軸部5を金属ピンで形成することができ
る。
【0028】図面では本発明をICキャリアに実施した
場合を示したが、本発明はICソケットに実施する場合
を含む。図示は省略しているが、前記した基盤1にIC
リード7に接触するコンタクトを植設することによって
ICソケットが形成される。該コンタクトはIC収容部
2の周域、例えば前記台座4に相当する部位に配置さ
れ、IC収容部2に収容されたIC3のリード7と接触
する。この場合上記ラッチアーム6はIC3の縁部に係
合し、この接触を保持する手段となる。上記実施例は、
基盤を正方形に形成してラッチアームを対角線上に設置
した場合について示しているが、例えば基盤が長方形で
ある場合等にはラッチアームを対角線上若しくは基盤の
各辺に対し斜め又は各辺と並行に配向して設置する。
場合を示したが、本発明はICソケットに実施する場合
を含む。図示は省略しているが、前記した基盤1にIC
リード7に接触するコンタクトを植設することによって
ICソケットが形成される。該コンタクトはIC収容部
2の周域、例えば前記台座4に相当する部位に配置さ
れ、IC収容部2に収容されたIC3のリード7と接触
する。この場合上記ラッチアーム6はIC3の縁部に係
合し、この接触を保持する手段となる。上記実施例は、
基盤を正方形に形成してラッチアームを対角線上に設置
した場合について示しているが、例えば基盤が長方形で
ある場合等にはラッチアームを対角線上若しくは基盤の
各辺に対し斜め又は各辺と並行に配向して設置する。
【0029】
【発明の効果】本発明によればラッチアームに一体成形
して後方へ延出せるバネ片の後端がバネ受け部に弾接す
ることにより弾力が蓄えられ、この弾力にてラッチアー
ムの係合方向への復帰が自動的に行なわれICとの係合
状態を自己保持することができる。
して後方へ延出せるバネ片の後端がバネ受け部に弾接す
ることにより弾力が蓄えられ、この弾力にてラッチアー
ムの係合方向への復帰が自動的に行なわれICとの係合
状態を自己保持することができる。
【0030】前記ワンピース形ICキャリアと同等の機
能を、ツーピース形構造によって実現できる。又前記ワ
ンピース形ICキャリア又はICソケットの如き、繰り
返し使用によるラッチアームの弾性劣化の問題や、成形
の困難性を解消し、同時にラッチアームを基盤に対し回
動可に軸支したツーピース形ICキャリア又はICソケ
ットの如き、繰り返し使用に伴なう係合部の減損による
係合不全、或いは係合ミス等の問題を有効に解決でき、
よって繰り返し使用してもICを基盤に健全に係脱でき
るICキャリア又はICソケットを提供することができ
る。又上記バネ片がバネ受け部に当接することによりラ
ッチアームの上方向への反転を阻止する上方向回り止め
としての機能を果たしつつ、これとラッチアームの下方
向への反転を阻止する下方向回り止めとの協働によりラ
ッチアームを常にバネ受け部と下方向回り止めとの間に
おいて適正な待機状態に置くことができる。
能を、ツーピース形構造によって実現できる。又前記ワ
ンピース形ICキャリア又はICソケットの如き、繰り
返し使用によるラッチアームの弾性劣化の問題や、成形
の困難性を解消し、同時にラッチアームを基盤に対し回
動可に軸支したツーピース形ICキャリア又はICソケ
ットの如き、繰り返し使用に伴なう係合部の減損による
係合不全、或いは係合ミス等の問題を有効に解決でき、
よって繰り返し使用してもICを基盤に健全に係脱でき
るICキャリア又はICソケットを提供することができ
る。又上記バネ片がバネ受け部に当接することによりラ
ッチアームの上方向への反転を阻止する上方向回り止め
としての機能を果たしつつ、これとラッチアームの下方
向への反転を阻止する下方向回り止めとの協働によりラ
ッチアームを常にバネ受け部と下方向回り止めとの間に
おいて適正な待機状態に置くことができる。
【図1】本発明の実施例を示すICキャリアの平面図。
【図2】同底面図。
【図3】同断面図。
【図4】ラッチアームによる係合状態を示す側面図。
【図5】ラッチアームの定常状態を示す要部断面図。
【図6】ラッチアームの係合解除状態を示す要部断面
図。
図。
【図7】ラッチアームの係合状態を示す要部断面図。
【図8】ラッチアームの軸部の拡大断面図。
1 基盤 2 IC収容部 3 IC 5 軸部 6 ラッチアーム 6a 係合爪 6b バネ片 6c エルボ部 6d バネ片の自由端部 6e 受圧部 9 バネ受け部
Claims (1)
- 【請求項1】ICを搭載する基盤に、ICの縁部へ係合
する位置と係合を解除する位置とに上下に回動可能に軸
支したラッチアームを設け、該ラッチアームの先端に上
記ICの縁部に係脱される係止爪を設けたICキャリア
において、同アームの軸支部から後方へ一体成形して延
出したバネ片を備えると共に、ラッチアームが係合解除
方向へ回動している時上記バネ片の後端が弾接するバネ
受け部を備え、該バネ片は該バネ受け部に弾接すること
により反り曲りを生じて弾力を蓄え上記係合解除方向へ
回動されているラッチアームを係合方向へ付勢するよう
に配置され、更に上記ラッチアームの係合方向への過回
動を阻止する回り止めを備えていることを特徴とするI
Cキャリア又はICソケット。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3245168A JP2637647B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | Icキャリア又はicソケット |
CA002076265A CA2076265A1 (en) | 1991-08-30 | 1992-08-17 | Ic carrier or ic socket |
MYPI92001496A MY108291A (en) | 1991-08-30 | 1992-08-19 | Ic carrier or ic socket. |
DE69202216T DE69202216D1 (de) | 1991-08-30 | 1992-08-25 | IC-Träger oder IC-Fassung. |
EP92307751A EP0530002B1 (en) | 1991-08-30 | 1992-08-25 | IC carrier or IC socket |
KR1019920015467A KR930020779A (ko) | 1991-08-30 | 1992-08-27 | Ic 캐리어 또는 ic 소케트 |
US08/165,586 US5373938A (en) | 1991-08-30 | 1993-12-13 | IC accommodation apparatus having retaining latches |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3245168A JP2637647B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | Icキャリア又はicソケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0565186A JPH0565186A (ja) | 1993-03-19 |
JP2637647B2 true JP2637647B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=17129624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3245168A Expired - Fee Related JP2637647B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | Icキャリア又はicソケット |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5373938A (ja) |
EP (1) | EP0530002B1 (ja) |
JP (1) | JP2637647B2 (ja) |
KR (1) | KR930020779A (ja) |
CA (1) | CA2076265A1 (ja) |
DE (1) | DE69202216D1 (ja) |
MY (1) | MY108291A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102351071A (zh) * | 2011-04-22 | 2012-02-15 | 友达光电股份有限公司 | 包装元件 |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0831544B2 (ja) * | 1993-06-29 | 1996-03-27 | 山一電機株式会社 | Icキャリア |
US5482164A (en) * | 1994-08-03 | 1996-01-09 | Seagate Technology, Inc. | E-block shipping comb |
KR0122284Y1 (ko) * | 1995-04-13 | 1998-08-17 | 정문술 | 반도체 소자테스트용 금속트레이 유니트 |
JPH09133121A (ja) * | 1995-11-10 | 1997-05-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 部品保持体 |
DE19745365A1 (de) * | 1997-10-14 | 1999-01-21 | Siemens Ag | Halteeinrichtung für integrierte Schaltungen |
KR100486412B1 (ko) * | 2000-10-18 | 2005-05-03 | (주)테크윙 | 테스트 핸들러의 테스트 트레이 인서트 |
JP4231354B2 (ja) * | 2003-07-14 | 2009-02-25 | アルプス電気株式会社 | ソケット装置 |
JP2005310651A (ja) * | 2004-04-23 | 2005-11-04 | Hirose Electric Co Ltd | 電子モジュール用ソケット |
KR100950335B1 (ko) * | 2008-01-31 | 2010-03-31 | (주)테크윙 | 테스트핸들러의 캐리어보드용 인서트 |
TWI473202B (zh) * | 2011-12-19 | 2015-02-11 | Ind Tech Res Inst | 承載裝置及應用其之基材卸載方法 |
US20150053586A1 (en) * | 2013-08-22 | 2015-02-26 | Texas Instruments Incorporated | Carrier tape |
US10101176B2 (en) | 2014-03-13 | 2018-10-16 | Texas Instruments Incorporated | Carrier tape packaging method and apparatus |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4881639A (en) | 1988-02-26 | 1989-11-21 | Yamaichi Electric Mfg. Co., Ltd. | IC carrier |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3604557A (en) * | 1969-07-24 | 1971-09-14 | Nicholas J Cedrone | Carrier |
US4379505A (en) * | 1981-10-20 | 1983-04-12 | Gibson-Egan Company | Integrated circuit carrier |
JPS6081654U (ja) * | 1983-11-10 | 1985-06-06 | 山一電機工業株式会社 | Icパツケ−ジのキヤリア |
JPH0219421Y2 (ja) * | 1984-12-30 | 1990-05-29 | ||
US4767984A (en) * | 1985-10-04 | 1988-08-30 | Amp Incorporated | Protective fixture for chip carrier |
US4747483A (en) * | 1986-10-08 | 1988-05-31 | Amp Incorporated | Protective chip carrier handler |
US4681221A (en) * | 1986-10-30 | 1987-07-21 | International Business Machines Corporation | Holder for plastic leaded chip carrier |
US4718548A (en) * | 1986-12-19 | 1988-01-12 | Advanced Micro Devices, Inc. | Protective housing for a leadless chip carrier or plastic leaded chip carrier package |
US4765471A (en) * | 1987-04-10 | 1988-08-23 | Robert Murphy | Electrical component carrier |
US5026303A (en) * | 1988-03-10 | 1991-06-25 | Yamaichi Electric Manufacturing Co., Ltd. | Slotless type IC carrier |
CA1261482A (en) * | 1988-06-22 | 1989-09-26 | John J. Kost | Self-contained thermal transfer integrated circuit carrier package |
US4991714A (en) * | 1989-11-17 | 1991-02-12 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Spring loaded integrated circuit carrier |
US5203454A (en) * | 1990-10-25 | 1993-04-20 | Strong Leslie G | Method and apparatus for transporting sensitive electronic components |
JP3035085U (ja) * | 1996-08-26 | 1997-03-11 | 源壹 李 | 合成樹脂糸オーブンクロスの分離装置 |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP3245168A patent/JP2637647B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-08-17 CA CA002076265A patent/CA2076265A1/en not_active Abandoned
- 1992-08-19 MY MYPI92001496A patent/MY108291A/en unknown
- 1992-08-25 DE DE69202216T patent/DE69202216D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-08-25 EP EP92307751A patent/EP0530002B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-08-27 KR KR1019920015467A patent/KR930020779A/ko not_active Application Discontinuation
-
1993
- 1993-12-13 US US08/165,586 patent/US5373938A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4881639A (en) | 1988-02-26 | 1989-11-21 | Yamaichi Electric Mfg. Co., Ltd. | IC carrier |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102351071A (zh) * | 2011-04-22 | 2012-02-15 | 友达光电股份有限公司 | 包装元件 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5373938A (en) | 1994-12-20 |
KR930020779A (ko) | 1993-10-20 |
EP0530002B1 (en) | 1995-04-26 |
DE69202216D1 (de) | 1995-06-01 |
MY108291A (en) | 1996-09-30 |
JPH0565186A (ja) | 1993-03-19 |
CA2076265A1 (en) | 1993-03-01 |
EP0530002A1 (en) | 1993-03-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2637647B2 (ja) | Icキャリア又はicソケット | |
US5109980A (en) | Ic carrier with shaft coupling | |
CN1322526C (zh) | 搭扣配合机构 | |
JPS6317550A (ja) | Ic載接形ソケツト | |
JPH0539594Y2 (ja) | ||
US7105247B2 (en) | Battery holding method and structure | |
JP3202123U (ja) | 電子部品格納用ケース | |
JP4557561B2 (ja) | ドアヒンジ、および取外し可能ドアチェック装置 | |
FR2849491A1 (fr) | Dispositif de verrouillage pour tube d'extension d'un aspirateur | |
JP3103760B2 (ja) | Icソケットにおけるic押え機構 | |
JP4764573B2 (ja) | ケーブルコネクタ | |
JP4413735B2 (ja) | ハンドリング治具 | |
JP2559387Y2 (ja) | モップ取付具 | |
JPS6010310Y2 (ja) | ソケツトにおけるプラグ押さえ機構 | |
JPH10189193A (ja) | Icパッケージ用ソケット | |
JP3468353B2 (ja) | 箱体と蓋体のロック構造 | |
JPH08210009A (ja) | スライド式ヒンジ | |
JPH08112215A (ja) | ロールペーパーホルダ | |
JP2001080469A (ja) | ワイパ構造 | |
JPH0447824Y2 (ja) | ||
JPS6311362Y2 (ja) | ||
JPH056636Y2 (ja) | ||
JPS61156582A (ja) | テ−プカ−トリツジ | |
JPH0218951Y2 (ja) | ||
JPH04236930A (ja) | 電気掃除機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |