JP2636133B2 - タイヤ成形機におけるグリーンタイヤ挿入・取出装置 - Google Patents

タイヤ成形機におけるグリーンタイヤ挿入・取出装置

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JP2636133B2
JP2636133B2 JP5079856A JP7985693A JP2636133B2 JP 2636133 B2 JP2636133 B2 JP 2636133B2 JP 5079856 A JP5079856 A JP 5079856A JP 7985693 A JP7985693 A JP 7985693A JP 2636133 B2 JP2636133 B2 JP 2636133B2
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tire
bucket
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green tire
drum
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晶二 林
芳明 今泉
▲とし▼孝 近藤
秀一 山森
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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  • Tyre Moulding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤ成形機のサイド
ウォール貼付ドラムからグリーンタイヤを取出し、或い
は前記ドラムにグリーンタイヤを挿入するための装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、タイヤ製造工程において、一次グ
リーンタイヤ成形機で成形された円筒状の一次グリーン
タイヤを、サイドウォール貼付ドラムに挿入し、サイド
ウオール構成材料を貼着した後、これを取出して二次グ
リーンタイヤ成形機に移送するに際し、人手によりハン
ドリングを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、一次グリーンタイヤ成形機から二次グリーン
タイヤ成形機への移送を手動で行っていたので非能率的
で生産性の向上を図ることができなかった。本発明は、
上述のような実状に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、自動化による生産性の向上を図ることが
できるタイヤ成形機におけるグリーンタイヤ挿入・取出
装置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、タイヤ成形ドラムの軸線に沿って往復移動する移
動台と、該移動台上に立設した昇降ガイド支柱と、該支
柱に案内されて昇降するバケット支持ベースと、該ベー
スを昇降させるベース昇降駆動手段と、前記ベース上に
傾動可能に載設されたタイヤ取扱用バケットと、前記バ
ケット支持ベースに取付けられたバケット傾動駆動手段
とから成ることを特徴としている。
【0005】また、前記バケットに、タイヤセンタリン
グ手段を備えていることを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明によれば、まず、サイドウォール貼付ド
ラムに一次グリーンタイヤを挿入する場合、前記移動台
を前記ドラムと干渉せず、かつ一次グリーンタイヤを投
入しうる位置に待機させ、バケットを正立状態に保持さ
せておく。一次グリーンタイヤの成形完了後、他の装置
により前記バケット内に一次グリーンタイヤが投入され
ると、タイヤセンタリング手段によりタイヤをセンタリ
ングさせると同時にバケットを上昇させ、一次グリーン
タイヤの中心軸線とサイドウォール貼付ドラムの中心軸
線を一致させる。
【0007】次いで、前記移動台を前記ドラム方向に移
動させ、一次グリーンタイヤを前記ドラムに外嵌状に挿
入させて停止させると、一次グリーンタイヤの中心と前
記ドラムの中心が一致するので、バケットを下降させた
状態で、前記ドラム下で待機させる。サイドウオール
は、一次グリーンタイヤの外周面に自動的に貼着され
る。
【0008】サイドウオールの貼着作業が完了すると、
バケットが上昇してグリーンタイヤを受取り、次いで移
動台が前記ドラム下から抜け出して待機位置に戻る。そ
こで、バケットを傾動して、グリーンタイヤを移送バケ
ット等に投入転載することにより、その取出作業が完了
する。なお、移動台上のバケットは正立状態に復帰し、
次の一次グリーンタイヤ投入を待機する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1〜図4において、1はグリーンタイヤ挿入・取
出装置で、床面上にサイドウォール貼付機(図示省略)
のサイドウォール貼付ドラム2の中心軸線(LC)と平
行に敷設されたレール3上に、サイドウォール貼付ドラ
ム軸線(LC)に沿って往復移動可能に載設されてい
る。
【0010】該装置1は、前記レール3上に載設された
移動台4と、移動台4上にレール3の長手方向両端に立
設された昇降ガイド支柱5と、該支柱5にガイドシュー
6を介して上下摺動自在に嵌装された可動支柱7と、両
可動支柱7上端に取付けられたバケット支柱ベース8
と、ベース昇降駆動手段9と、ベース上昇限規制手段1
0と、前記ベース8上に傾動可能に設けられたタイヤ取
扱用バケット11と、バケット傾動駆動手段12及び移
動台駆動手段13とから成っている。
【0011】前記バケット支持ベース8の下面には、長
手方向両端部に前記可動支柱7の上端が、中央にピスト
ンロッド9A上端が、支柱7と前記ロッド9Aの間にベ
ース上昇限規制ねじ棒10A上端が夫々取付けられてお
り、上面には長手方向(左右)両端にバケット取付ブラ
ケット14が固着され、前面中央には前記バケット傾動
手段12の取付ブラケット15が固着されている。
【0012】前記ベース昇降駆動手段9は、油圧シリン
ダからなり、移動台4上中央に上向きに立設され、その
ピストンロッド9Aの上端が、前述のように前記ベース
8下面中央に取付けられている。また、ベース上昇限規
制手段10は、前記ねじ棒10Aと、前記移動台4上に
立設された門形のストッパー10Bと、ねじ棒10Aに
螺合された係止ナット10Cとからなり、ストッパー1
0Bの天端板16中央にねじ挿通孔が設けられ、天端板
16下面に前記ナット10Cが当接するようになってお
り、グリーンタイヤGのサイズに応じてベース上昇限を
調整して、グリーンタイヤGの中心軸線をサイドウォー
ル貼付ドラム2の中心軸線(LC)に一致させることが
できる。
【0013】前記タイヤ取扱用バケット11は、枠組み
構成されたバケット本体17と、前後(長手方向と直交
方向)に夫々前後方向斜上方に延びるように回転自在に
互いに平行に装着された多数のタイヤ支持ローラ18
と、タイヤセンタリング手段19とからなり、本体17
の長手方向両端下方に突設されたブラケット20が、バ
ケット支持ベース8のバケット取付ブラケット14に、
前記貼付ドラム2の中心軸線(LC)と平行な連結ピン
21を介して連結され、該バケット11が連結ピン21
を中心として傾動自在とされている。
【0014】バケット本体17は、ベースフレーム22
と、前後両側のロールフレーム23とから成り、両ロー
ルフレーム23は前後のL形材23Aと左右の帯板23
Bとを方形状に枠組みし、前後のL形材23A間に前記
ローラ18が回転自在に取付けられている。そして、ベ
ースフレーム22の下面前側中央にバケット傾動駆動手
段12である油圧シリンダのピストンロッド12A上端
がピン24及びブラケット25を介して相対回動自在に
連結されている。
【0015】前記バケット傾動駆動手段12は、前述の
ように油圧シリンダからなり、前記バケット支持ベース
8の前面中央の前記ブラケット15に、前記貼付ドラム
2の中心軸線と平行なピン26を介して揺動可能に取付
けられている。前記タイヤセンタリング手段19は、図
4〜図6に示すように、バケット本体17のベースフレ
ーム22上に載設され、前後方向略中央に長手方向全長
にわたって固着された支持ガイドレール27と、長手方
向両端部において前記レール27上に摺動自在に載設さ
れた左右一対のセンタリングプレート28A,28B
と、両プレート28A,28Bに相互に対向状で平行に
間隔をもって外端が固着された棒ラック29A,29B
と、両ラック29A,29Bに同時に噛合しかつベース
フレーム22に下端部が固着されている軸30にベアリ
ング31を介して回転自在に取付けられたピニオン32
と、基端がベースフレーム22の長手方向一端部に取付
けられたセンタリングプレート駆動シリンダ33とから
成り、該シリンダ33のピストンロッド34の外端が一
方のセンタリングプレート28Aに連結されている。
【0016】したがって、前記シリンダ33の作動によ
り、一方のセンタリングプレート28Aを、図4に矢印
(イ)で示す左右方向に移動させることによって、棒ラ
ック29A,29B及びピニオン32を介して、他方の
センタープレート28Bが互いに反対方向に移動し、接
近又は離間して、グリーンタイヤGをその軸線方向両端
側から挟むように当接し、前記バケット11の中央にグ
リーンタイヤGを位置決めすることができる。
【0017】次に、上記実施例の動作について説明す
る。まず、前記サイドウォール貼付ドラム2に一次グリ
ーンタイヤGを挿入する場合、移動台4を左端に待機さ
せておき、バケット11は下降位置でかつ正立姿勢に保
持させる。一次グリーンタイヤGがその成形完了後、他
のタイヤ移載手段により前記バケット11のタイヤ支持
ローラ18上に投入されると、タイヤセンタリング手段
19の油圧シリンダ33を操作して左右両センタリング
プレート28A,28Bを対向内方に移動させて、一次
グリーンタイヤGを押動しバケット11の中心位置に移
動させ位置決めする。
【0018】一次グリーンタイヤGのセンタリングが完
了すると、前記ベース昇降駆動手段9を操作して前記バ
ケット11を上昇限まで上昇させ、一次グリーンタイヤ
Gの中心を前記貼付ドラム2の中心軸線(LC)と一致
させる。次いで、移動台4をその駆動手段13により右
移動させ、前記貼付ドラム2の中心にバケット11の中
心を一致させて停止させることにより、一次グリーンタ
イヤGが貼付ドラム2に外嵌挿入されるので、タイヤセ
ンタリング手段19のセンタリングプレート28A,2
8Bを対向外方に移動させ、ベース昇降駆動手段9を操
作して前記バケット11を下降させ、一次グリーンタイ
ヤGを貼付ドラム2に受渡し、前記バケット11は、一
次グリーンタイヤGの外周にサイドウオールが自動貼着
されるまで待機する。
【0019】サイドウオールの自動貼着作業が完了して
グリーンタイヤが成形されると、ベース昇降駆動手段9
によりバケット11が上昇して、前記貼付ドラム2に保
持されているグリーンタイヤを支持して受取った後、移
動台4を左方向に移動させて貼付ドラム2下から抜け出
させ、待機位置に復帰させる。次いで、バケット傾動駆
動手段12により、バケット11を傾動させ、グリーン
タイヤを転動により移送バケット又は移送コンベヤ(或
いはリフト)等に投入転載することにより、グリーンタ
イヤの取出作業の一サイクルが完了する。なお、前記ベ
ース8上のバケット11は、その傾動駆動手段12によ
り正立状態に復帰し、次の一次グリーンタイヤGの投入
を待機する。
【0020】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、例えば、各駆動手段をシリンダに代えて、ねじ
機構、ラックピニオン機構等を採用することができ、適
宜設計変更することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明のように、タイヤ成形ドラムの軸
線に沿って往復移動する移動台と、該移動台上に立設し
た昇降ガイド支柱と、該支柱に案内されて昇降するバケ
ット支持ベースと、該ベースを昇降させるベース昇降駆
動手段と、前記ベース上に傾動可能に載設されたタイヤ
取扱用バケットと、前記バケット支持ベースに取付けら
れたバケット傾動駆動手段とから成ることを特徴とする
ものであるから、タイヤ挿入・取出しを自動化できるの
で、生産性の向上を図ることができる。
【0022】また、本発明は、前記バケットに、タイヤ
センタリング手段を備えていることを特徴とするもので
あるから、一次グリーンタイヤを、サイドウォール貼付
ドラムに挿入した場合に、その中心と前記ドラム中心の
位置決めを正確に行うことができ、サイドウオール等の
貼着精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すもので、図2の左側面図
である。
【図2】同実施例の正面図である。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】図4のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 グリーンタイヤ挿入・取出装置 2 サイドウォール貼付ドラム 4 移動台 5 昇降ガイド支柱 8 バケット支持ベース 9 ベース昇降駆動手段 11 タイヤ取扱用バケット 12 バケット傾動駆動手段 19 タイヤセンタリング手段 LC サイドウォール貼付ドラム中心軸線

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ成形ドラムの軸線に沿って往復移
    動する移動台と、該移動台上に立設した昇降ガイド支柱
    と、該支柱に案内されて昇降するバケット支持ベース
    と、該ベースを昇降させるベース昇降駆動手段と、前記
    ベース上に傾動可能に載設されたタイヤ取扱用バケット
    と、前記バケット支持ベースに取付けられたバケット傾
    動駆動手段とから成ることを特徴とするタイヤ成形機に
    おけるグリーンタイヤ挿入・取出装置。
  2. 【請求項2】 前記バケットに、タイヤセンタリング手
    段を備えていることを特徴とする請求項1記載のタイヤ
    成形機におけるグリーンタイヤ挿入・取出装置。
JP5079856A 1993-04-06 1993-04-06 タイヤ成形機におけるグリーンタイヤ挿入・取出装置 Expired - Lifetime JP2636133B2 (ja)

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JPH06286016A JPH06286016A (ja) 1994-10-11
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JP6118570B2 (ja) * 2013-02-01 2017-04-19 株式会社ブリヂストン 生タイヤ支持装置及び生タイヤからのドラムの取り外し方法

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