JP2635676B2 - ボイラバーナエアレジスタの開度制御方法 - Google Patents
ボイラバーナエアレジスタの開度制御方法Info
- Publication number
- JP2635676B2 JP2635676B2 JP63107280A JP10728088A JP2635676B2 JP 2635676 B2 JP2635676 B2 JP 2635676B2 JP 63107280 A JP63107280 A JP 63107280A JP 10728088 A JP10728088 A JP 10728088A JP 2635676 B2 JP2635676 B2 JP 2635676B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- opening
- air register
- boiler
- signal
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N3/00—Regulating air supply or draught
- F23N3/02—Regulating draught by direct pressure operation of single valves or dampers
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はボイラバーナエアレジスタの開度制御方法に
関するものである。
関するものである。
［従来の技術］ 従来、ボイラ用バーナ等に備えられているエアレジス
タは、第２図に示すように、エアレジスタ開度信号１と
規定開度信号２とを引算器３で比較し、エアレジスタ４
が常に規定開度になるよう一定制御していた。又、エア
レジスタ４は、緊急開閉指令、手動開閉指令、点消火中
カットダンパ閉信号等により別個に開閉制御されるよう
になっている。
タは、第２図に示すように、エアレジスタ開度信号１と
規定開度信号２とを引算器３で比較し、エアレジスタ４
が常に規定開度になるよう一定制御していた。又、エア
レジスタ４は、緊急開閉指令、手動開閉指令、点消火中
カットダンパ閉信号等により別個に開閉制御されるよう
になっている。
［発明が解決しようとする課題］ しかし、ボイラは常時一定負荷で作動するのではな
く、負荷の変化があり、特に第３図に示すように、ボイ
ラ５の負荷の変化によりバーナ６の使用段数（石炭焚ボ
イラではミルの台数）（○は燃焼、×は消火）が変化し
たり、或いは第４図に示すようにバーナ６の各段におけ
るバーナパターンが変更されると、ボイラ５火炉内の燃
焼状態が大きく変化し、このために火炉内伝熱管７や炉
壁８に及ぼす炉内ガス温度の影響が大きく変化し、よっ
てボイラ出口蒸気温度やエコノマイザー出口排ガスのO2
濃度等が大きく変動して運用性が悪化する問題を有して
いた。
く、負荷の変化があり、特に第３図に示すように、ボイ
ラ５の負荷の変化によりバーナ６の使用段数（石炭焚ボ
イラではミルの台数）（○は燃焼、×は消火）が変化し
たり、或いは第４図に示すようにバーナ６の各段におけ
るバーナパターンが変更されると、ボイラ５火炉内の燃
焼状態が大きく変化し、このために火炉内伝熱管７や炉
壁８に及ぼす炉内ガス温度の影響が大きく変化し、よっ
てボイラ出口蒸気温度やエコノマイザー出口排ガスのO2
濃度等が大きく変動して運用性が悪化する問題を有して
いた。
本発明は、ボイラ負荷に基づいたバーナ使用段、及び
バーナ使用パターンに応じてバーナエアレジスタの開度
を制御することにより、燃焼状態を安定させてボイラの
運用性の向上を図ることを目的としている。
バーナ使用パターンに応じてバーナエアレジスタの開度
を制御することにより、燃焼状態を安定させてボイラの
運用性の向上を図ることを目的としている。
［課題を解決するための手段］ 本発明は、上記技術的課題を解決しようとしたもの
で、ボイラ負荷に基づいたバーナ使用段、及びバーナパ
ターンを変化させた時のボイラ火炉内の燃焼状態の変動
が少なくなるように各バーナのエアレジスタの開度を調
節して、その時の開度を演算回路に予め入力しておき、
バーナ使用段、及びバーナパターンが変化した時に、そ
のバーナ使用段、及びバーナパターンに応じて、前記演
算回路に入力しておいた開度に基づいた開度指令信号に
より各バーナのエアレジスタの開度を制御することを特
徴とするボイラバーナエアレジスタの開度制御方法、に
係るものである。
で、ボイラ負荷に基づいたバーナ使用段、及びバーナパ
ターンを変化させた時のボイラ火炉内の燃焼状態の変動
が少なくなるように各バーナのエアレジスタの開度を調
節して、その時の開度を演算回路に予め入力しておき、
バーナ使用段、及びバーナパターンが変化した時に、そ
のバーナ使用段、及びバーナパターンに応じて、前記演
算回路に入力しておいた開度に基づいた開度指令信号に
より各バーナのエアレジスタの開度を制御することを特
徴とするボイラバーナエアレジスタの開度制御方法、に
係るものである。
［作用］ 従って、本発明では、ボイラ負荷に基づいたバーナ使
用段、及びバーナパターンが変化すると、それに応じて
エアレジスタの開度が自動的に最適開度に制御されて火
炉内の燃焼状態が安定する。
用段、及びバーナパターンが変化すると、それに応じて
エアレジスタの開度が自動的に最適開度に制御されて火
炉内の燃焼状態が安定する。
［実施例］ 以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第１図は本発明の方法を実施する制御系統の一例を示
すもので、バーナ使用段（ミル台数→これはボイラ負荷
の大きさに基づいて変化する）の信号９を関数発生器10
を介して加算器11に入力することにより、バーナパター
ン信号12に加算し、該加算した信号を演算回路13に入力
して開度指令信号14を求め、その開度指令信号14を切替
器15を介してエアレジスタ開度信号１が入力された引算
器３に導いてその差を求め、その差が零になるように各
バーナのエアレジスタ４の開度を制御するようにしてい
る。
すもので、バーナ使用段（ミル台数→これはボイラ負荷
の大きさに基づいて変化する）の信号９を関数発生器10
を介して加算器11に入力することにより、バーナパター
ン信号12に加算し、該加算した信号を演算回路13に入力
して開度指令信号14を求め、その開度指令信号14を切替
器15を介してエアレジスタ開度信号１が入力された引算
器３に導いてその差を求め、その差が零になるように各
バーナのエアレジスタ４の開度を制御するようにしてい
る。
前記切替器15には規定開度信号２が入力されており、
負荷変化中の信号16があるときのみ、規定開度信号２を
引算器３に導くようにしている。
負荷変化中の信号16があるときのみ、規定開度信号２を
引算器３に導くようにしている。
又、エアレジスタ４の開度制御に先立ち、ボイラ負荷
に基づくバーナ使用段、及びバーナパターンを変化させ
て、その時のボイラ火炉内の燃焼状態の変動が少なくな
るように各バーナ６のエアレジスタ４の開度を調節して
その開度を記録する作業を実施し、且つその開度を演算
回路13に予め入力しておく。
に基づくバーナ使用段、及びバーナパターンを変化させ
て、その時のボイラ火炉内の燃焼状態の変動が少なくな
るように各バーナ６のエアレジスタ４の開度を調節して
その開度を記録する作業を実施し、且つその開度を演算
回路13に予め入力しておく。
上記により、ボイラ５の運転時に、バーナ使用段、或
いはバーナパターンが変化した時、そのバーナ使用段信
号９、及びバーナパターン信号12に応じて、前記演算回
路13に入力しておいた開度に基づいて、ボイラ５火炉内
の燃焼状態の変動が少ない最適な開度になるように各バ
ーナ６のエアレジスタ４に開度指令信号14が出力され、
これにより各バーナ６のエアレジスタ４の開度は自動的
に而も最適開度に制御される。
いはバーナパターンが変化した時、そのバーナ使用段信
号９、及びバーナパターン信号12に応じて、前記演算回
路13に入力しておいた開度に基づいて、ボイラ５火炉内
の燃焼状態の変動が少ない最適な開度になるように各バ
ーナ６のエアレジスタ４に開度指令信号14が出力され、
これにより各バーナ６のエアレジスタ４の開度は自動的
に而も最適開度に制御される。
従って、上記バーナ使用段、バーナパターンが変化し
た時のボイラ５火炉内の燃焼状態の変動が押えられ、よ
ってボイラ出口蒸気温度やエコノマイザー出口排ガスの
O2濃度等の安定を図ることができる。
た時のボイラ５火炉内の燃焼状態の変動が押えられ、よ
ってボイラ出口蒸気温度やエコノマイザー出口排ガスの
O2濃度等の安定を図ることができる。
又、ボイラ負荷が変化中は、その信号16によって切替
器15が切替えられ、規定開度信号２によって一定開度に
制御される。これは、負荷変化中まで自動制御を実施す
ると、制御の変動が生じて、良い結果を期待できないた
めである。
器15が切替えられ、規定開度信号２によって一定開度に
制御される。これは、負荷変化中まで自動制御を実施す
ると、制御の変動が生じて、良い結果を期待できないた
めである。
尚、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得る。
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得る。
［発明の効果］ 上記したように、本発明のボイラバーナエアレジスタ
の開度制御方法によれば、ボイラ負荷に基づいたバーナ
使用段、バーナパターンの変動に応じてボイラ火炉内の
燃焼状態が大きく変化しないような最適開度になるよう
に各バーナのエアレジスタの開度を自動的に制御するよ
うにしているので、ボイラ火炉内の燃焼状態を安定化さ
せてボイラの運用性を向上できる優れた効果を奏し得
る。
の開度制御方法によれば、ボイラ負荷に基づいたバーナ
使用段、バーナパターンの変動に応じてボイラ火炉内の
燃焼状態が大きく変化しないような最適開度になるよう
に各バーナのエアレジスタの開度を自動的に制御するよ
うにしているので、ボイラ火炉内の燃焼状態を安定化さ
せてボイラの運用性を向上できる優れた効果を奏し得
る。
第１図は本発明の方法を実施する制御系統の説明図、第
２図は従来の制御系統の説明図、第３図はボイラの説明
図、第４図は第３図の切断平面図である。 １はエアレジスタ開度信号、３は引算器、４はエアレジ
スタ、９はバーナ使用段信号、12はバーナパターン信
号、13は演算回路、14は開度指令信号を示す。
２図は従来の制御系統の説明図、第３図はボイラの説明
図、第４図は第３図の切断平面図である。 １はエアレジスタ開度信号、３は引算器、４はエアレジ
スタ、９はバーナ使用段信号、12はバーナパターン信
号、13は演算回路、14は開度指令信号を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇佐美 優 東京都江東区豊洲３丁目２番16号 石川 島播磨重工業株式会社豊州総合事務所内 (72)発明者 中山 信弥 東京都江東区豊洲３丁目２番16号 石川 島播磨重工業株式会社豊州総合事務所内 (56)参考文献 特開 昭62−242708（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−212604（ＪＰ，Ａ) 特開 昭56−105215（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−96917（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】ボイラ負荷に基づいたバーナ使用段、及び
バーナパターンを変化させた時のボイラ火炉内の燃焼状
態の変動が少なくなるように各バーナのエアレジスタの
開度を調節して、その時の開度を演算回路に予め入力し
ておき、バーナ使用段、及びバーナパターンが変化した
時に、そのバーナ使用段、及びバーナパターンに応じ
て、前記演算回路に入力しておいた開度に基づいた開度
指令信号により各バーナのエアレジスタの開度を制御す
ることを特徴とするボイラバーナエアレジスタの開度制
御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63107280A JP2635676B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | ボイラバーナエアレジスタの開度制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63107280A JP2635676B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | ボイラバーナエアレジスタの開度制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01277116A JPH01277116A (ja) | 1989-11-07 |
| JP2635676B2 true JP2635676B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=14455070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63107280A Expired - Lifetime JP2635676B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | ボイラバーナエアレジスタの開度制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2635676B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56105215A (en) * | 1980-01-25 | 1981-08-21 | Hitachi Ltd | Burner control system in coal burning power plant |
| JPS59212604A (ja) * | 1983-05-18 | 1984-12-01 | 石川島播磨重工業株式会社 | 燃焼炉制御方法 |
| JPS62242708A (ja) * | 1986-04-14 | 1987-10-23 | 三菱重工業株式会社 | ボイラタ−ビン発電装置の温度制御方法 |
-
1988
- 1988-04-28 JP JP63107280A patent/JP2635676B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01277116A (ja) | 1989-11-07 |
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