JPH04240310A - ミル起動時のミル温度制御方式 - Google Patents
ミル起動時のミル温度制御方式Info
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- JPH04240310A JPH04240310A JP600091A JP600091A JPH04240310A JP H04240310 A JPH04240310 A JP H04240310A JP 600091 A JP600091 A JP 600091A JP 600091 A JP600091 A JP 600091A JP H04240310 A JPH04240310 A JP H04240310A
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- mill
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- damper
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Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 6
- 239000003245 coal Substances 0.000 claims abstract description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000010926 purge Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、微粉炭焚ボイラに使用
するミルの起動時のミル出口温度制御方式に関する。
するミルの起動時のミル出口温度制御方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の制御回路を図３に示す。１はミル
１次空気流量であり、２は信号発生器で、ミル１次空気
流量設定値を設定し、３は減算器であり、４がミル１次
空気流量偏差信号であり、調節計５の入力信号となり、
調節計出力６によって通常制御時ミル熱空気ダンパの開
度指令９を与える。７はアナログ信号切換器であり、通
常制御時は調節計出力を選択するが、ミル起動時は信号
発生器にて設定された規定開度指令８を選択し、これを
ミル熱空気ダンパ開度指令９とし、ミル熱空気ダンパ１
０を動作させる。
１次空気流量であり、２は信号発生器で、ミル１次空気
流量設定値を設定し、３は減算器であり、４がミル１次
空気流量偏差信号であり、調節計５の入力信号となり、
調節計出力６によって通常制御時ミル熱空気ダンパの開
度指令９を与える。７はアナログ信号切換器であり、通
常制御時は調節計出力を選択するが、ミル起動時は信号
発生器にて設定された規定開度指令８を選択し、これを
ミル熱空気ダンパ開度指令９とし、ミル熱空気ダンパ１
０を動作させる。
【０００３】１２はミル出口温度であり、１３は信号発
生器で、ミル出口温度を設定し、１４は減算器であり、
１５がミル出口温度偏差信号であり、調節計１６の入力
信号となり、調節計出力１７によって通常制御時ミル冷
空気ダンパの開度指令２２を与える。１８はアナログ信
号切換器であり、通常制御時は、調節計出力１７を選択
するが、ミル起動時は、アナログ信号切換器１８で選択
された起動時の規定開度指令をミル冷空気ダンパ開度指
令２２としてミル冷空気ダンパ２３を動作させる。
生器で、ミル出口温度を設定し、１４は減算器であり、
１５がミル出口温度偏差信号であり、調節計１６の入力
信号となり、調節計出力１７によって通常制御時ミル冷
空気ダンパの開度指令２２を与える。１８はアナログ信
号切換器であり、通常制御時は、調節計出力１７を選択
するが、ミル起動時は、アナログ信号切換器１８で選択
された起動時の規定開度指令をミル冷空気ダンパ開度指
令２２としてミル冷空気ダンパ２３を動作させる。
【０００４】なお、起動時の規定開度指令は、ミル起動
時信号発生器１９において設定されるパージ開度をアナ
ログ信号切換器２１によって選択しており、給炭機起動
にて信号発生器２０によって設定される冷空気ダンパ減
少目標開度へ切換えるものとする。
時信号発生器１９において設定されるパージ開度をアナ
ログ信号切換器２１によって選択しており、給炭機起動
にて信号発生器２０によって設定される冷空気ダンパ減
少目標開度へ切換えるものとする。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来の方
式ではミル起動時のミル出口温度制御は、ミルを前回停
止してから起動するまでの時間により、応答性が大きく
異なる。
式ではミル起動時のミル出口温度制御は、ミルを前回停
止してから起動するまでの時間により、応答性が大きく
異なる。
【０００６】また、ミル起動時のプラント負荷、大気温
度、他の使用燃料の状況により、ミル熱空気ダンパへ供
給するミル熱空気の温度が大きく異なり、ミル冷空気ダ
ンパとミル熱空気ダンパの操作量が異なる。
度、他の使用燃料の状況により、ミル熱空気ダンパへ供
給するミル熱空気の温度が大きく異なり、ミル冷空気ダ
ンパとミル熱空気ダンパの操作量が異なる。
【０００７】さらに、ミル出口温度制御は、ミル出口温
度が異常高となればミル保護のために熱空気遮断、ミル
１次空気流量が少なくなれば給炭機トリップという条件
があり、制御範囲もかなり厳しい。
度が異常高となればミル保護のために熱空気遮断、ミル
１次空気流量が少なくなれば給炭機トリップという条件
があり、制御範囲もかなり厳しい。
【０００８】以上の要因により、従来方式の起動時に、
ミル冷空気ダンパ、ミル熱空気ダンパを規定開度の切換
え操作で制御する方式には限界があり、そこで、従来の
経験も反映可能なファジィ規則をディジタル制御回路で
構成し、ミル起動時のミル冷空気ダンパ及びミル熱空気
ダンパの制御操作を行なう。
ミル冷空気ダンパ、ミル熱空気ダンパを規定開度の切換
え操作で制御する方式には限界があり、そこで、従来の
経験も反映可能なファジィ規則をディジタル制御回路で
構成し、ミル起動時のミル冷空気ダンパ及びミル熱空気
ダンパの制御操作を行なう。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、ミル起動時に
おいて、ミル１次空気流量、給炭量、ミル熱空気温度、
ミル出口温度を入力とするファジィ規則を適用し、それ
により求めた結果をミル冷空気ダンパ、ミル熱空気ダン
パの操作量として制御することを特徴とする。
おいて、ミル１次空気流量、給炭量、ミル熱空気温度、
ミル出口温度を入力とするファジィ規則を適用し、それ
により求めた結果をミル冷空気ダンパ、ミル熱空気ダン
パの操作量として制御することを特徴とする。
【００１０】
【作用】ミルの起動状態（冷態起動か温態起動か）およ
びプラントの運用状況に対応したミル起動時のミル出口
温度制御が行なわれる。
びプラントの運用状況に対応したミル起動時のミル出口
温度制御が行なわれる。
【００１１】
【実施例】１〜６までは図３に示した従来方式と同様に
通常制御時、ミル１次空気流量を制御する回路であり、
１２〜１７間でも従来方式と同様に通常制御時、ミル出
口温度を制御する回路である。
通常制御時、ミル１次空気流量を制御する回路であり、
１２〜１７間でも従来方式と同様に通常制御時、ミル出
口温度を制御する回路である。
【００１２】３２はファジィ制御器であり、ミル１次空
気流量１、給炭量３０、ミル熱空気温度３１、ミル出口
温度１２を入力とし、ファジィ規則により決定された結
果がミル熱空気ダンパ起動時開度指令３３およびミル冷
空気ダンパ起動時開度指令３４となり、ミル起動時はそ
れぞれアナログ信号切換器７により指令３３が選択され
てミル熱空気ダンパ開度指令９となり、ミル熱空気ダン
パ１０を操作し、アナログ信号切換器１８により３４が
選択されミル冷空気ダンパ開度指令２２となり、冷空気
ダンパ２３を操作する。なお、ファジィ制御器３２では
、次のようなファジィ規則により、ミル熱空気ダンパ開
度指令３３およびミル冷空気ダンパ開度指令３４を演算
する。 （ａ）前件部条件 Ａ：１次空気流量 Ｂ：給炭量 Ｃ：ミル熱空気温度 Ｄ：ミル出口空気温度 （ｂ）前件部変数に係わるファジィ変数ＳＡ：（Ｓｍａ
ｌｌ） ＭＭ：（Ｍｅｄｉｕｍ ） ＬＡ：（Ｌａｒｇｅ） （ｃ）後件部変数に係わるファジィ変数ＮＢ：（Ｎｅｇ
ａｔｉｖｅ Ｂｉｇ） ＮＭ：（Ｎｅｇａｔｉｖｅ Ｍｅｄｉｕｍ ）ＮＳ：（
Ｎｅｇａｔｉｖｅ Ｓｍａｌｌ）ＰＳ：（Ｐｏｓｉｔｉ
ｖｅ Ｓｍａｌｌ）ＰＭ：（Ｐｏｓｉｔｉｖｅ Ｍｅｄ
ｉｕｍ ）ＰＢ：（Ｐｏｓｉｔｉｖｅ Ｂｉｇ） （ｄ）後件部変数 Ｕ：ミル熱空気ダンパ開度指令 Ｖ：ミル冷空気ダンパ開度指令 （ｅ）ファジィ制御規則の代表例を示すと次ぎの通りで
ある。 Ｒ１ ：（ｉｆ Ｂ ｉｓ ＳＡ ｔ
ｈｅｎ Ｖ ｉｓ ＰＢ，Ｕ ｉｓ ＮＢ）
Ｒ２ ：（ｉｆ Ｂ ｉｓ ＬＡ，ｔｈ
ｅｎ Ｖ ｉｓ ＮＭ，Ｕ ｉｓ ＮＳ）
Ｒ３ ：（ｉｆ Ａ ｉｓ ＳＡ，Ｂ
ｉｓ ＬＡ，ｔｈｅｎ Ｖ ｉｓ ＮＳ，Ｕ
ｉｓ ＰＳ） Ｒ４ ：（ｉｆ Ｃ ｉｓ ＬＡ，Ｂ
ｉｓ ＬＡ，ｔｈｅｎ Ｖ ｉｓ ＰＳ，Ｕ
ｉｓ ＮＢ） Ｒ５ ：（ｉｆ Ｃ ｉｓ ＭＭ，Ｂ
ｉｓ ＬＡ，ｔｈｅｎ Ｖ ｉｓ ＮＳ，Ｕ
ｉｓ ＮＭ） Ｒ６ ：（ｉｆ Ｃ ｉｓ ＳＡ，Ｂ
ｉｓ ＬＡ，ｔｈｅｎ Ｖ ｉｓ ＮＭ，Ｕ
ｉｓ ＮＳ） Ｒ７ ：（ｉｆ Ｄ ｉｓ ＬＡ，ｔｈ
ｅｎ Ｖ ｉｓ ＮＭ，Ｕ ｉｓ ＰＳ）
Ｒ８ ：（ｉｆ Ｄ ｉｓ ＭＭ，ｔｈｅ
ｎ Ｖ ｉｓ ＮＳ，Ｕ ｉｓ ＮＳ）
Ｒ９ ：（ｉｆ Ｄ ｉｓ ＳＡ，ｔｈｅｎ
Ｖ ｉｓ ＰＳ，Ｕ ｉｓ ＮＭ）なお、
前部条件と後部条件はファジィ制御規則のｉｆ前件部、
ｔｈｅｎ後件部である。またファジィ変数ＳＡ，ＭＭ，
ＬＡ，ＮＢ等は制御レンジに対して大きさを経験により
決定する。
気流量１、給炭量３０、ミル熱空気温度３１、ミル出口
温度１２を入力とし、ファジィ規則により決定された結
果がミル熱空気ダンパ起動時開度指令３３およびミル冷
空気ダンパ起動時開度指令３４となり、ミル起動時はそ
れぞれアナログ信号切換器７により指令３３が選択され
てミル熱空気ダンパ開度指令９となり、ミル熱空気ダン
パ１０を操作し、アナログ信号切換器１８により３４が
選択されミル冷空気ダンパ開度指令２２となり、冷空気
ダンパ２３を操作する。なお、ファジィ制御器３２では
、次のようなファジィ規則により、ミル熱空気ダンパ開
度指令３３およびミル冷空気ダンパ開度指令３４を演算
する。 （ａ）前件部条件 Ａ：１次空気流量 Ｂ：給炭量 Ｃ：ミル熱空気温度 Ｄ：ミル出口空気温度 （ｂ）前件部変数に係わるファジィ変数ＳＡ：（Ｓｍａ
ｌｌ） ＭＭ：（Ｍｅｄｉｕｍ ） ＬＡ：（Ｌａｒｇｅ） （ｃ）後件部変数に係わるファジィ変数ＮＢ：（Ｎｅｇ
ａｔｉｖｅ Ｂｉｇ） ＮＭ：（Ｎｅｇａｔｉｖｅ Ｍｅｄｉｕｍ ）ＮＳ：（
Ｎｅｇａｔｉｖｅ Ｓｍａｌｌ）ＰＳ：（Ｐｏｓｉｔｉ
ｖｅ Ｓｍａｌｌ）ＰＭ：（Ｐｏｓｉｔｉｖｅ Ｍｅｄ
ｉｕｍ ）ＰＢ：（Ｐｏｓｉｔｉｖｅ Ｂｉｇ） （ｄ）後件部変数 Ｕ：ミル熱空気ダンパ開度指令 Ｖ：ミル冷空気ダンパ開度指令 （ｅ）ファジィ制御規則の代表例を示すと次ぎの通りで
ある。 Ｒ１ ：（ｉｆ Ｂ ｉｓ ＳＡ ｔ
ｈｅｎ Ｖ ｉｓ ＰＢ，Ｕ ｉｓ ＮＢ）
Ｒ２ ：（ｉｆ Ｂ ｉｓ ＬＡ，ｔｈ
ｅｎ Ｖ ｉｓ ＮＭ，Ｕ ｉｓ ＮＳ）
Ｒ３ ：（ｉｆ Ａ ｉｓ ＳＡ，Ｂ
ｉｓ ＬＡ，ｔｈｅｎ Ｖ ｉｓ ＮＳ，Ｕ
ｉｓ ＰＳ） Ｒ４ ：（ｉｆ Ｃ ｉｓ ＬＡ，Ｂ
ｉｓ ＬＡ，ｔｈｅｎ Ｖ ｉｓ ＰＳ，Ｕ
ｉｓ ＮＢ） Ｒ５ ：（ｉｆ Ｃ ｉｓ ＭＭ，Ｂ
ｉｓ ＬＡ，ｔｈｅｎ Ｖ ｉｓ ＮＳ，Ｕ
ｉｓ ＮＭ） Ｒ６ ：（ｉｆ Ｃ ｉｓ ＳＡ，Ｂ
ｉｓ ＬＡ，ｔｈｅｎ Ｖ ｉｓ ＮＭ，Ｕ
ｉｓ ＮＳ） Ｒ７ ：（ｉｆ Ｄ ｉｓ ＬＡ，ｔｈ
ｅｎ Ｖ ｉｓ ＮＭ，Ｕ ｉｓ ＰＳ）
Ｒ８ ：（ｉｆ Ｄ ｉｓ ＭＭ，ｔｈｅ
ｎ Ｖ ｉｓ ＮＳ，Ｕ ｉｓ ＮＳ）
Ｒ９ ：（ｉｆ Ｄ ｉｓ ＳＡ，ｔｈｅｎ
Ｖ ｉｓ ＰＳ，Ｕ ｉｓ ＮＭ）なお、
前部条件と後部条件はファジィ制御規則のｉｆ前件部、
ｔｈｅｎ後件部である。またファジィ変数ＳＡ，ＭＭ，
ＬＡ，ＮＢ等は制御レンジに対して大きさを経験により
決定する。
【００１３】図２は本制御方式を適用する系統を示す図
であり、図において、５１は給炭機であり、ミル５２に
必要な給炭量を供給する。５３はミル１次空気系統であ
り、冷空気系統５４に設置された冷空気ダンパと熱空気
系統５５に設置された熱空気ダンパにより供給される１
次空気をミルへ投入する。５６はミル熱空気温度であり
、５７はミル出口温度である。５８はミル出口配管であ
り、ミル内で１次空気に混合された微粉炭をバーナへ送
る配管である。
であり、図において、５１は給炭機であり、ミル５２に
必要な給炭量を供給する。５３はミル１次空気系統であ
り、冷空気系統５４に設置された冷空気ダンパと熱空気
系統５５に設置された熱空気ダンパにより供給される１
次空気をミルへ投入する。５６はミル熱空気温度であり
、５７はミル出口温度である。５８はミル出口配管であ
り、ミル内で１次空気に混合された微粉炭をバーナへ送
る配管である。
【００１４】
【発明の効果】ミル熱空気温度の変化等、ミルの起動状
態およびプラントの運用状況に対応した、ミル起動時の
ミル出口温度制御が行なわれる。
態およびプラントの運用状況に対応した、ミル起動時の
ミル出口温度制御が行なわれる。
【図１】本発明の１実施例に係る制御系の回路図。
【図２】本制御方式を適用する系統図。
【図３】従来の制御系を示す回路図。
【符号の説明】
１…ミル１次空気流量、２…信号発生器、３…減算器、
４…ミル１次空気流量偏差信号、５…調節計、６…調節
計出力、７…アナログ信号切換器、８…信号発生器、９
…ミル熱空気ダンパ開度指令、１０…ミル熱空気ダンパ
、１２…ミル出口温度、１３…信号発生器、１４…減算
器、１５…ミル出口温度偏差信号、１６…調節計、１７
…調節計出力、１８…アナログ信号切換器、１９…信号
発生器、２０…信号発生器、２１…アナログ信号切換器
、２２…ミル冷空気ダンパ、２３…ミル冷空気ダンパ、
３２…ファジィ制御器、３３…ミル熱空気ダンパ開度指
令、３４…ミル冷空気ダンパ開度指令、５１…給炭機、
５２…ミル、５３…ミル１次空気系統、５４…冷空気系
統、５５…熱空気系統、５６…ミル熱空気温度、５７…
ミル出口温度、５８…ミル出口配管。
４…ミル１次空気流量偏差信号、５…調節計、６…調節
計出力、７…アナログ信号切換器、８…信号発生器、９
…ミル熱空気ダンパ開度指令、１０…ミル熱空気ダンパ
、１２…ミル出口温度、１３…信号発生器、１４…減算
器、１５…ミル出口温度偏差信号、１６…調節計、１７
…調節計出力、１８…アナログ信号切換器、１９…信号
発生器、２０…信号発生器、２１…アナログ信号切換器
、２２…ミル冷空気ダンパ、２３…ミル冷空気ダンパ、
３２…ファジィ制御器、３３…ミル熱空気ダンパ開度指
令、３４…ミル冷空気ダンパ開度指令、５１…給炭機、
５２…ミル、５３…ミル１次空気系統、５４…冷空気系
統、５５…熱空気系統、５６…ミル熱空気温度、５７…
ミル出口温度、５８…ミル出口配管。
Claims (1)
- 【請求項１】 １次空気流量を入力としてミル熱空気
ダンパを調節する第１のブランチと、ミル出口温度を入
力としてミル冷空気ダンパを制御する第２のブランチと
を具備し、さらに１次空気流量、ミル出口温度、ミル１
次空気温度、給炭量を入力としてファジィ規則を使用し
てミル出口温度および１次空気流量を定めるダンパ開度
指令値を出力するファジィ制御器を設けて、これを前記
第１および第２の制御ブランチの調節信号と切換えてダ
ンパを制御することを特徴とするミル温度制御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP600091A JPH04240310A (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | ミル起動時のミル温度制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP600091A JPH04240310A (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | ミル起動時のミル温度制御方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04240310A true JPH04240310A (ja) | 1992-08-27 |
Family
ID=11626494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP600091A Withdrawn JPH04240310A (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | ミル起動時のミル温度制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04240310A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015105812A (ja) * | 2013-12-02 | 2015-06-08 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 固体燃料粉砕装置および固体燃料粉砕方法 |
| WO2016084436A1 (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 固体燃料粉砕装置およびその制御方法 |
-
1991
- 1991-01-22 JP JP600091A patent/JPH04240310A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015105812A (ja) * | 2013-12-02 | 2015-06-08 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 固体燃料粉砕装置および固体燃料粉砕方法 |
| WO2016084436A1 (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 固体燃料粉砕装置およびその制御方法 |
| US10603673B2 (en) | 2014-11-28 | 2020-03-31 | Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. | Solid fuel pulverizing device and method for controlling same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |