JPH0549965A - ミル起動時のミル出口温度制御方法 - Google Patents
ミル起動時のミル出口温度制御方法Info
- Publication number
- JPH0549965A JPH0549965A JP20683891A JP20683891A JPH0549965A JP H0549965 A JPH0549965 A JP H0549965A JP 20683891 A JP20683891 A JP 20683891A JP 20683891 A JP20683891 A JP 20683891A JP H0549965 A JPH0549965 A JP H0549965A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mill
- outlet temperature
- air damper
- mill outlet
- opening
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- Crushing And Grinding (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ミル起動時、ミル出口温度を良好に，安定的
に制御する。 【構成】 ミル起動時、ミル出口温度を入力とする関数
からミル冷空気ダンパ３の最適起動開度及び最適減少変
化率を求め、同最適起動開度から同最適減少変化率に従
ってミル冷空気ダンパ３を減少操作させて、ミル出口温
度を制御するようにしており、ミルを長期間／短期間停
止させたミル出口温度が高い／低い場合には、ミル冷空
気ダンパ３の初期開度を大きくし／小さくし、ミル冷空
気ダンパ３の減少変化率を小さくし／大きくし、これら
を初期設定として、ミル起動時のミル冷空気ダンパ減少
操作によりミル出口温度を制御する。
に制御する。 【構成】 ミル起動時、ミル出口温度を入力とする関数
からミル冷空気ダンパ３の最適起動開度及び最適減少変
化率を求め、同最適起動開度から同最適減少変化率に従
ってミル冷空気ダンパ３を減少操作させて、ミル出口温
度を制御するようにしており、ミルを長期間／短期間停
止させたミル出口温度が高い／低い場合には、ミル冷空
気ダンパ３の初期開度を大きくし／小さくし、ミル冷空
気ダンパ３の減少変化率を小さくし／大きくし、これら
を初期設定として、ミル起動時のミル冷空気ダンパ減少
操作によりミル出口温度を制御する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、微粉炭焚きボイラに適
用するミル起動時のミル出口温度制御方法に関するもの
である。
用するミル起動時のミル出口温度制御方法に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来のミル起動時のミル出口温度制御装
置を図２により説明すると、１がミル、２がミル熱空気
ダンパ、３がミル冷空気ダンパ、４がミル１次空気流量
検出器、５がミル出口温度検出器、６、７が調節計、１
０がアナログ信号切替器、１１が０％開度を設定する信
号発生器、１４が一定変化率を設定した変化率制限器、
１５がアナログ信号切替器、１６が規定開度を設定する
信号発生器である。
置を図２により説明すると、１がミル、２がミル熱空気
ダンパ、３がミル冷空気ダンパ、４がミル１次空気流量
検出器、５がミル出口温度検出器、６、７が調節計、１
０がアナログ信号切替器、１１が０％開度を設定する信
号発生器、１４が一定変化率を設定した変化率制限器、
１５がアナログ信号切替器、１６が規定開度を設定する
信号発生器である。
【０００３】上記図２に示す従来のミル起動時のミル出
口温度制御装置では、ミル１の起動時、アナログ信号切
替器１０により、それまでの制御信号送達系統（信号発
生器（規定開度を設定する信号発生器）１６→アナログ
信号切替器１０→変化率制限器１４）を、他方の制御信
号送達系（信号発生器（０％開度を設定する信号発生
器）１１→アナログ信号切替器１０→変化率制限器１
４）に切り替えて、変化率制限器１４に入力した制御信
号を一定変化率で減少させ、これをアナログ信号切替器
１５に入力し、このアナログ信号切替器１５でも、上記
アナログ信号切替器１０と同様の切替え動作を行って、
ミル冷空気ダンパ３を減少操作させる。
口温度制御装置では、ミル１の起動時、アナログ信号切
替器１０により、それまでの制御信号送達系統（信号発
生器（規定開度を設定する信号発生器）１６→アナログ
信号切替器１０→変化率制限器１４）を、他方の制御信
号送達系（信号発生器（０％開度を設定する信号発生
器）１１→アナログ信号切替器１０→変化率制限器１
４）に切り替えて、変化率制限器１４に入力した制御信
号を一定変化率で減少させ、これをアナログ信号切替器
１５に入力し、このアナログ信号切替器１５でも、上記
アナログ信号切替器１０と同様の切替え動作を行って、
ミル冷空気ダンパ３を減少操作させる。
【０００４】またミル熱空気とミル冷空気との合流する
ミル入口にミル１次空気流量検出器４を設置し、同検出
器４によりミル１次空気流量を検出して、得られた検出
信号を調整計６へ入力し、ここでミル１次空気流量を規
制値にする制御信号を演算して、その結果得られた制御
信号をミル熱空気ダンパ２へ送って、同ダンパ２を増加
またば減少操作させる。
ミル入口にミル１次空気流量検出器４を設置し、同検出
器４によりミル１次空気流量を検出して、得られた検出
信号を調整計６へ入力し、ここでミル１次空気流量を規
制値にする制御信号を演算して、その結果得られた制御
信号をミル熱空気ダンパ２へ送って、同ダンパ２を増加
またば減少操作させる。
【０００５】ミル起動時、ミル冷空気ダンパ３を減少操
作させた場合、ミル１次空気流量が減少するので，これ
を規定値にするためにミル熱空気ダンパ２を増加操作す
る。そのため、熱空気が増加して、ミル出口温度が上昇
する。ミル出口温度が規定値以上に上昇すると、アナロ
グ信号切替器１５が切り替わり、ミル冷空気減操作を止
めるとともに、通常ミル出口温度を次のように制御す
る。即ち、ミル出口温度検出器５により得られた検出信
号を調節計７→ミル冷空気ダンパ３へ送って、ミル出口
温度を規定値に制御する。
作させた場合、ミル１次空気流量が減少するので，これ
を規定値にするためにミル熱空気ダンパ２を増加操作す
る。そのため、熱空気が増加して、ミル出口温度が上昇
する。ミル出口温度が規定値以上に上昇すると、アナロ
グ信号切替器１５が切り替わり、ミル冷空気減操作を止
めるとともに、通常ミル出口温度を次のように制御す
る。即ち、ミル出口温度検出器５により得られた検出信
号を調節計７→ミル冷空気ダンパ３へ送って、ミル出口
温度を規定値に制御する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ミル起動時のミル出口
温度制御は、ミクを前回停止させてから起動するまでの
時間により，応答性が大きく異なる。またミル出口温度
制御は、ミル出口温度が異常高になれれば、ミル保護の
ために熱空気遮断という条件があり、制御範囲もかなり
厳しい。
温度制御は、ミクを前回停止させてから起動するまでの
時間により，応答性が大きく異なる。またミル出口温度
制御は、ミル出口温度が異常高になれれば、ミル保護の
ために熱空気遮断という条件があり、制御範囲もかなり
厳しい。
【０００７】この点、前記図２に示す従来のミル出口温
度制御装置では、起動時、ミル冷空気ダンパを規定開度
から一定変化率で減少操作する制御に限界があった。本
発明は前記の問題点に鑑み提案するものであり、その目
的とする処は、ミル起動時、ミル出口温度を良好に，安
定的に制御できるミル起動時のミル出口温度制御方法を
提供しようとする点にある。
度制御装置では、起動時、ミル冷空気ダンパを規定開度
から一定変化率で減少操作する制御に限界があった。本
発明は前記の問題点に鑑み提案するものであり、その目
的とする処は、ミル起動時、ミル出口温度を良好に，安
定的に制御できるミル起動時のミル出口温度制御方法を
提供しようとする点にある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のミル起動時のミル出口温度制御方法は、
ミル起動時、ミル出口温度を入力とする関数からミル冷
空気ダンパの最適起動開度及び最適減少変化率を求め、
同最適起動開度から同最適減少変化率に従ってミル冷空
気ダンパを減少操作させて、ミル出口温度を制御するこ
とを特徴としている。
めに、本発明のミル起動時のミル出口温度制御方法は、
ミル起動時、ミル出口温度を入力とする関数からミル冷
空気ダンパの最適起動開度及び最適減少変化率を求め、
同最適起動開度から同最適減少変化率に従ってミル冷空
気ダンパを減少操作させて、ミル出口温度を制御するこ
とを特徴としている。
【０００９】
【作用】本発明のミル起動時のミル出口温度制御方法は
前記のように構成されており、ミルを長期間／短期間停
止させたミル出口温度が高い／低い場合には、ミル冷空
気ダンパの初期開度を大きくし／小さくし、ミル冷空気
ダンパの減少変化率を小さくし／大きくし、これらを初
期設定として、ミル起動時のミル冷空気ダンパ減少操作
によりミル出口温度を制御する。
前記のように構成されており、ミルを長期間／短期間停
止させたミル出口温度が高い／低い場合には、ミル冷空
気ダンパの初期開度を大きくし／小さくし、ミル冷空気
ダンパの減少変化率を小さくし／大きくし、これらを初
期設定として、ミル起動時のミル冷空気ダンパ減少操作
によりミル出口温度を制御する。
【００１０】
【実施例】次に本発明に係わるミル起動時のミル出口温
度制御方法の実施に使用するミル出口温度制御装置の構
成例を図１により説明すると、１がミル、２がミル熱空
気ダンパ、３がミル冷空気ダンパ、４がミル１次空気流
量検出器、５がミル出口温度検出器、６、７が調節計、
８が関数発生器、９、１０がアナログ信号切替器、１１
が０％開度を設定する信号発生器、１２が関数発生器、
１３がアナログ信号切替器、１４が一定変化率を設定し
た変化率制限器、１５がアナログ信号切替器である。
度制御方法の実施に使用するミル出口温度制御装置の構
成例を図１により説明すると、１がミル、２がミル熱空
気ダンパ、３がミル冷空気ダンパ、４がミル１次空気流
量検出器、５がミル出口温度検出器、６、７が調節計、
８が関数発生器、９、１０がアナログ信号切替器、１１
が０％開度を設定する信号発生器、１２が関数発生器、
１３がアナログ信号切替器、１４が一定変化率を設定し
た変化率制限器、１５がアナログ信号切替器である。
【００１１】次に前記図１に示すミル起動時のミル出口
温度制御装置の作用を具体的に説明する。ミル出口温度
検出器５で得られた検出信号を関数発生器８へ送り、こ
こでミル出口温度により決まるミル冷空気ダンパ初期開
度を演算して、その結果をアナログ信号切替器９へ送
る。同アナログ信号切替器９は、ミル起動時の開度をホ
ールドするように自らの出力を入力としており、ミル起
動時以降は，関数発生器８の出力が変化しても、他のア
ナログ信号切替器１０には、一定の値を出力する。１
０、１１は、従来と同様にミル起動時減になる回路であ
る。
温度制御装置の作用を具体的に説明する。ミル出口温度
検出器５で得られた検出信号を関数発生器８へ送り、こ
こでミル出口温度により決まるミル冷空気ダンパ初期開
度を演算して、その結果をアナログ信号切替器９へ送
る。同アナログ信号切替器９は、ミル起動時の開度をホ
ールドするように自らの出力を入力としており、ミル起
動時以降は，関数発生器８の出力が変化しても、他のア
ナログ信号切替器１０には、一定の値を出力する。１
０、１１は、従来と同様にミル起動時減になる回路であ
る。
【００１２】また上記ミル出口温度検出器５で得られた
検出信号を関数発生器１２へ送り、ここでミル出口温度
により決まるミル冷空気ダンパ減操作変化率を演算し
て、その結果をアナログ信号切替器１３へ送る。同アナ
ログ信号切替器１３も、上記アナログ信号切替器９と同
じようにミル起動時に出力をホールドする機能を有して
おり、この出力信号を変化率制限器１４の変化率設定入
力とする。
検出信号を関数発生器１２へ送り、ここでミル出口温度
により決まるミル冷空気ダンパ減操作変化率を演算し
て、その結果をアナログ信号切替器１３へ送る。同アナ
ログ信号切替器１３も、上記アナログ信号切替器９と同
じようにミル起動時に出力をホールドする機能を有して
おり、この出力信号を変化率制限器１４の変化率設定入
力とする。
【００１３】同変化率制限器１４は、この変化率により
出力信号を減操作し、この信号をアナログ信号切替器１
５に出力して、同アナログ信号切替器１５からの出力信
号によりミル冷空気ダンパを減少操作させる。
出力信号を減操作し、この信号をアナログ信号切替器１
５に出力して、同アナログ信号切替器１５からの出力信
号によりミル冷空気ダンパを減少操作させる。
【００１４】
【発明の効果】本発明のミル起動時のミル出口温度制御
方法は前記のように構成されており、ミルを長期間／短
期間停止させたミル出口温度が高い／低い場合には、ミ
ル冷空気ダンパの初期開度を大きくし／小さくし、ミル
冷空気ダンパの減少変化率を小さくし／大きくし、これ
らを初期設定として、ミル起動時のミル冷空気ダンパ減
少操作によりミル出口温度を制御するので、ミル起動
時、ミル出口温度を良好に，安定的に制御できる。
方法は前記のように構成されており、ミルを長期間／短
期間停止させたミル出口温度が高い／低い場合には、ミ
ル冷空気ダンパの初期開度を大きくし／小さくし、ミル
冷空気ダンパの減少変化率を小さくし／大きくし、これ
らを初期設定として、ミル起動時のミル冷空気ダンパ減
少操作によりミル出口温度を制御するので、ミル起動
時、ミル出口温度を良好に，安定的に制御できる。
【図１】本発明に係わるミル起動時のミル出口温度制御
方法の実施に使用するミル出口温度制御装置の構成例を
示す系統図である。
方法の実施に使用するミル出口温度制御装置の構成例を
示す系統図である。
【図２】従来のミル起動時のミル出口温度制御装置を示
す系統図である。
す系統図である。
１ ミル ２ ミル熱空気ダンパ ３ ミル冷空気ダンパ ４ ミル１次空気流量検出器 ５ ミル出口温度検出器 ６ 調節計 ７ 調節計 ８ 関数発生器 ９ アナログ信号切替器 １０ アナログ信号切替器 １１ 信号発生器 １２ 関数発生器 １３ アナログ信号切替器 １４ 一定変化率を設定した変化率制限器 １５ アナログ信号切替器
Claims (1)
- 【請求項１】 ミル起動時、ミル出口温度を入力とする
関数からミル冷空気ダンパの最適起動開度及び最適減少
変化率を求め、同最適起動開度から同最適減少変化率に
従ってミル冷空気ダンパを減少操作させて、ミル出口温
度を制御することを特徴としたミル起動時のミル出口温
度制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20683891A JPH0549965A (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | ミル起動時のミル出口温度制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20683891A JPH0549965A (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | ミル起動時のミル出口温度制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0549965A true JPH0549965A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16529903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20683891A Withdrawn JPH0549965A (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | ミル起動時のミル出口温度制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0549965A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008246407A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Ihi Corp | 横型ミルの出口空気温度制御方法及び装置 |
| JP2014114994A (ja) * | 2012-12-07 | 2014-06-26 | Nippon Steel & Sumitomo Metal | 粉砕プラント温度制御装置、粉砕プラント温度制御方法、及びコンピュータプログラム |
| JP2016102621A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 固体燃料粉砕装置およびその制御方法 |
-
1991
- 1991-08-19 JP JP20683891A patent/JPH0549965A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008246407A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Ihi Corp | 横型ミルの出口空気温度制御方法及び装置 |
| JP2014114994A (ja) * | 2012-12-07 | 2014-06-26 | Nippon Steel & Sumitomo Metal | 粉砕プラント温度制御装置、粉砕プラント温度制御方法、及びコンピュータプログラム |
| JP2016102621A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 固体燃料粉砕装置およびその制御方法 |
| WO2016084436A1 (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 固体燃料粉砕装置およびその制御方法 |
| KR20170073652A (ko) * | 2014-11-28 | 2017-06-28 | 미츠비시 히타치 파워 시스템즈 가부시키가이샤 | 고체 연료 분쇄 장치 및 그 제어 방법 |
| CN107002995A (zh) * | 2014-11-28 | 2017-08-01 | 三菱日立电力系统株式会社 | 固体燃料粉碎装置及其控制方法 |
| CN107002995B (zh) * | 2014-11-28 | 2019-02-22 | 三菱日立电力系统株式会社 | 固体燃料粉碎装置及其控制方法 |
| US10603673B2 (en) | 2014-11-28 | 2020-03-31 | Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. | Solid fuel pulverizing device and method for controlling same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |