JPH06159662A - 給湯器の燃焼制御方法 - Google Patents

給湯器の燃焼制御方法

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JPH06159662A
JPH06159662A JP4339804A JP33980492A JPH06159662A JP H06159662 A JPH06159662 A JP H06159662A JP 4339804 A JP4339804 A JP 4339804A JP 33980492 A JP33980492 A JP 33980492A JP H06159662 A JPH06159662 A JP H06159662A
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JP
Japan
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flow rate
hot water
temperature
pid
switching
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JP4339804A
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English (en)
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Hisayasu Watanabe
久恭 渡辺
Takashi Kaneko
隆 金子
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Gastar Co Ltd
Original Assignee
Gastar Co Ltd
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  • Control Of Combustion (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 PID演算のPID定数の切り替えや、着火
時における積分動作のキャンセル時間を適切に設定する
給湯器の燃焼制御方法を提供する。 【構成】 制御装置17の流量演算部21は出湯流量の演算
結果をPID定数切り替え部22に加える。PID定数切
り替え部22はPID定数の切り替え基準流量を第1と第
2の2通りの基準流量によって設け、この第1と第2の
切り替え基準流量との間に切り替え不感帯域を設け、出
湯流量が切り替え不感帯域の範囲内で変動する限り、P
ID定数の切り替えを行わないようにする。また、PI
D定数切り替え部22は出湯温度が設定温度に近づいたと
き、設定温度の偏差温度範囲内で変動する限り、PID
定数の切り替えを停止する。キャンセル時間設定部23は
着火時における出湯流量等の大きさに応じて積分動作の
キャンセル時間を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PID演算による給湯
器の燃焼制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8には一般的な給湯器のシステム構成
が示されている。同図において、燃焼室1内にはバーナ
2が設置され、このバーナ2の下側には給排気を行う燃
焼ファン3が設けられ、バーナ2の上側には熱交換器4
が設けられる。前記バーナ2に通じるガス供給通路5に
は主電磁弁6とガスの供給量を開弁量によって制御する
比例弁8が設けられており、また、熱交換器4の入側に
は給水管10が接続され、この給水管10にはサーミスタ等
の給水温度センサ11と、水の流れと給水水量(出湯量)
を検出する流量センサ13が設けられている。また、熱交
換器4の出側には給湯管14が接続されており、この給湯
管14の出側には水栓15が設けられている。そして、熱交
換器4の出口近傍にはサーミスタ等の出湯湯温を検出す
る出湯温度センサ16が設けられている。さらに、バーナ
2の近傍には点火を行うイグナイタ電極18と、着火を確
認する炎検出センサとしてのフレームロッド電極20とが
設けられている。
【0003】前記給水温度センサ11と、流量センサ13
と、出湯温度センサ16と、フレームロッド電極20との各
検出信号は制御装置17に加えられており、この制御装置
17には給湯運転を指令したり、出湯湯温を設定するリモ
コン12が接続されている。制御装置17は前記各センサ1
1,13,16,20の検出信号やリモコン12の信号を受けて
給湯器の燃焼運転を行っている。
【0004】すなわち、制御装置17は、水栓15が開けら
れて流量センサ13により給水水流が検知されたときに、
燃焼ファン3を回転する。続いて、主電磁弁6を開け、
燃料ガスをバーナ2に供給してイグナイタ電極18を駆動
し、ガスの点火を行う。そして、フレームロッド電極20
から加えられる炎検知信号を受けて着火を確認し、設定
温度と出湯温度との差に対応させて比例弁8の開弁量を
制御し、PID演算を含む比例制御により出湯湯温を設
定温度に近づけるように燃焼量を制御するのである。
【0005】最近、給湯器の出湯温度特性の改善が望ま
れ、温度変化のない安定した湯を出湯するために、燃焼
運転の緻密な制御が行われるようになっており、その制
御例として、出湯流量を検出し、予め設定した所定の出
湯流量に至ったときに、PID演算のPID定数を切り
替える方法や、給湯器の出湯温度を検出し、出湯温度が
設定温度の予め与えられた偏差温度範囲に出入りする毎
に、PID演算のPID定数を切り替える方法や、着火
時以降の一定の短時間だけPID演算のうちの積分動作
を省略して、比例と微分の演算による比例制御によって
バーナ2の燃焼制御を行うことが提案されている。
【0006】図9は前記提案方法のうち、出湯流量に応
じてPID定数を切り替える例を示したもので、給湯器
の出湯動作時に、出湯流量が予め設定した切り替え基準
流量を上昇方向に越えるときにPID演算のPID定数
をA1 からA2 に切り替え、出湯流量が切り替え基準流
量を減少方向に越えるときにPID定数をA2 からA1
に切り替え、出湯流量の大きさに応じて、PID定数を
段階的に切り替えるようにしたものである。
【0007】また、図10は出湯温度によるPID定数の
切り替え例を示したもので、給湯器の設定温度が設定さ
れると、この設定温度に対し、偏差温度範囲が設定温度
を中心とし、その上下両側にかけて設けられる。出湯温
度が設定温度に近付いて偏差温度範囲の下限温度T2
達するF1 点で、PID演算のPID定数はB1 からB
2 に切り替わり、B2 のPID定数を用いてPID演算
による比例制御によってバーナ2の燃焼運転が行われ
る。出湯量の変動により、出湯温度がさらに上昇し、F
2 の点で出湯温度が偏差温度範囲の上限温度T1 を越え
るF2 の点で、PID定数はB2 からB1 に再び切り替
わるようにしたものである。
【0008】ところで、PID演算による制御は微分と
積分と比例の演算を行って燃焼運転を比例制御するもの
であり、このPID演算による制御は、出湯湯温が設定
温度に近い湯温の安定領域においては、極めて優れた制
御性能を発揮するのであるが、着火時から湯温安定領域
に至る過渡的な領域では、PID演算で積分動作を行う
と、湯温の急激な変化に対する追従性が緩慢になり、応
答性が悪くなる。これを避けるために、積分動作をキャ
ンセルする前記提案例では、着火後の固定の一定時間だ
けPID演算のうちの積分動作をキャンセルして、出湯
湯温の安定化を図ろうとするものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、出湯流
量によってPID定数を切り替える前記燃焼制御方法に
おいては、出湯流量が切り替え基準流量の近辺で変動
し、出湯流量が切り替え基準流量を上下に越えると、そ
の都度頻繁にPID定数が切り替わることとなる。この
PID定数の切り替わりにより、比例弁8の駆動電流の
操作量が変化し、開弁量も頻繁に変化して、バーナ2へ
のガス供給量が変動するため、出湯湯温もこれに応じて
変動することとなり、湯温の安定化に悪影響を及ぼすと
いう問題が生じる。
【0010】また、出湯温度によってPID定数を切り
替える前記燃焼制御方法においても、出湯量の変動等に
起因して、出湯温度が偏差温度範囲の下限温度T2 又は
上限温度T1 の近辺で変動すると、例えば、図10に示す
ように、上限温度T1 の近辺で出湯温度が変動し、出湯
温度がF2 ,F3 ,F4 ,F5 等の各点で偏差温度範囲
に出入りすると、その各点でPID定数が頻繁にB1
2 の間で繰り返し切り替わることとなる。このPID
定数の切り替わりにより、比例弁8の駆動電流の操作量
が変化し、開弁量も頻繁に変化して、バーナ2へのガス
供給量が変動するため、出湯湯温もこれに応じて変動す
ることとなり、湯温の安定化に悪影響を及ぼすという問
題が生じる。
【0011】さらに、積分動作をキャンセルする前記提
案例では、バーナ2の着火確認後、固定の一定時間だけ
積分動作をキャンセルする方式であるため、この積分動
作のキャンセル時間が、例えば、小出湯流量に適した値
に設定された場合には、確かに、小出湯流量時には、図
11の(a)で示すように、オーバーシュート(出湯温度
が設定温度を越えて大きくなる現象)が小さくなり、優
れた温度特性を得ることができるのであるが、出湯流量
が大きいときには、同図の(b)に示すように、湯温が
設定温度に達するまでに時間が長くかかり過ぎるという
問題が生じる。これとは逆に、積分動作のキャンセル時
間が出湯流量が大きい大出湯流量に適した値に設定され
ている場合には、大出湯流量時の出湯温度特性は図12の
(b)に示すようにオーバーシュートも小さく、湯温が
設定温度に至る時間も短い良好な結果を得ることができ
るのであるが、小出湯流量のときには、同図の(a)に
示すように、大きなオーバーシュートが発生するという
問題がある。
【0012】このように、提案例では、積分動作のキャ
ンセル時間が固定的に設定されるため、小出湯流量に適
したキャンセル時間のときには、大出湯流量の温度特性
が悪くなり、大出湯流量に適したキャンセル時間のとき
には、小出湯流量時の温度特性が悪くなるという問題が
発生してしまい、小出湯流量時と大出湯流量時の両方の
温度特性を共に改善することは困難であった。
【0013】本発明は上記従来の課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、出湯流量が切り替え
基準流量の近辺で変動したり、出湯温度が偏差温度範囲
に頻繁に出入りしたりしても、また、出湯流量の如何に
かかわらず湯温の安定化を図ることができる出湯温度特
性のより優れた給湯器の燃焼制御方法を提供することに
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明は、給湯器の燃焼をPID演算を含む比例制御によ
り制御し、このPID演算のPID定数を着火時以降か
ら燃焼停止時にかけて出湯流量が予め設定した切り替え
基準流量になる毎と、出湯湯温が設定温度の偏差温度範
囲に出入りする毎に切り替え、また、着火時以降の所定
時間だけPID演算の積分動作をキャンセルする給湯器
の燃焼制御方法において、前記出湯流量の切り替え基準
流量を、出湯流量の増加時に第1のPID定数から第2
のPID定数に切り替える第1の切り替え基準流量と、
出湯流量の減少時に第2のPID定数から第1のPID
定数に切り替える第2の切り替え基準流量との2通りの
基準流量によって設け、第1の切り替え基準流量と第2
の切り替え基準流量との間に切り替え不感帯域となる所
定の流量差を設け、また、前記PID定数を切り替える
偏差温度範囲の上下両側にPID定数の切り替えを行わ
ない切り替え停止温度幅を設け、さらに、前記着火時以
降の積分動作のキャンセル時間を、燃焼着火時の出湯流
量、燃焼着火時の出湯流量と給水温度、燃焼着火時の出
湯流量と設定温度、燃焼着火時の出湯流量と給水温度と
設定温度、給水温度と設定温度、のいずれかに応じて設
定することを特徴として構成されている。
【0015】
【作用】上記構成の本発明において、給湯器の燃焼に際
し、着火時点において、出湯流量が検出され、また、こ
のとき、給水温度および設定温度の情報が取り込まれ、
これらの情報に応じた所定の時間だけ、PID演算の積
分動作がキャンセルされ、このキャンセル時間経過後
に、積分動作を加えたPID演算により給湯器の燃焼制
御が行われる。
【0016】この燃焼運転中に、出湯流量が時々刻々検
出され、出湯流量が増加方向に変化し、第1の切り替え
基準流量を越えるときに、PID演算のPID定数は第
1のPID定数から第2のPID定数に切り替わってP
ID演算による燃焼制御が行われる。この第1の切り替
え基準流量の近辺で出湯流量が変動し、第1の切り替え
基準流量を上下方向に越えても、出湯流量の第2の切り
替え基準流量に至らないうちは、第2のPID定数が引
き続きPID演算に使用される。出湯流量が切り替え不
感帯域を減少方向に越えて第2の切り替え基準流量に達
したときにPID定数は第2のPID定数から第1のP
ID定数に切り替えられる。このPID定数の切り替え
後、出湯流量が第2の切り替え基準流量の近辺で上下に
変動しても、切り替え不感帯域を越えて第1の切り替え
基準流量に達しない間は第1のPID定数がそのままP
ID演算に使用される。
【0017】出湯温度が設定温度に次第に近づき、その
設定温度の偏差温度範囲に入り込むと、PID演算のP
ID定数が切り替わり、この切り替わったPID定数に
よりPID演算が行われて給湯燃焼運転が制御される。
この給湯運転状態で、出湯量の変動等により出湯温度が
変動して偏差温度範囲に対して頻繁に出入りしても、偏
差温度範囲の上下両側に切り替え停止温度幅が設けられ
ることで、出湯温度がこの切り替え停止温度幅を越えて
変動しない限り、PID定数は切り替わることがない。
これにより、PID定数の頻繁な切り替わりに起因する
出湯湯温の不安定化が抑制される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本実施例の説明において、前記図8に示す
システム部分と同一の部分には同一符号を付し、その重
複説明は省略する。本実施例の方法を適用する給湯器は
前記図8に示すものと同様な構成となっており、本実施
例の特徴的なことは、制御装置17のPID演算による制
御手法を特有な構成としたものであり、それ以外は従来
例と同様である。
【0019】図1は本実施例の特徴的なPID演算を用
いた制御部分の構成を示したもので、この制御部分は信
号入力部19と、流量演算部21と、PID定数切り替え部
22と、キャンセル時間設定部23と、タイマ24と、燃焼制
御部25とを有している。信号入力部19はリモコン12およ
び各センサ11,13,16,20の対応する信号を流量演算部
21とPID定数切り替え部22とキャンセル時間設定部23
に加える。流量演算部21は流量センサ13から加えられる
流量検出信号によって出湯流量を演算によって求め、流
量演算結果をPID定数切り替え部22に加える。PID
定数切り換え部22には、出湯流量の段階的な基準流量位
置に、図2に示すように、第1の切り替え基準流量の値
と第2の切り替え基準流量の値とが予め与えられてお
り、出湯流量が増加方向に第1の切り替え基準流量を越
えるときに、PID定数を第1のPID定数A1 から第
2のPID定数A2 に切り替える。その一方において、
出湯流量が減少方向に、第2の切り替え基準流量を越え
るときに、PID演算のPID定数を第2のPID定数
2 から第1のPID定数A1 に切り替える。そして、
切り替え選定したPID定数を燃焼制御部25に加える。
【0020】また、PID定数切り替え部22には、図3
に示すように、出湯湯温の設定温度に応じて、この設定
温度の偏差温度範囲の上側と下側の温度領域に、予め指
定されているPID定数の切り替え停止温度幅26a,26
bが設けられており、この切り替え停止温度幅26aの下
側温度領域にはB1 のPID定数が与えられ、偏差温度
範囲にはB2 のPID定数が与えられ、さらに切り替え
停止温度幅26bの上側の温度領域にはB1 のPID定数
が与えられている。PID定数切り替え部22は出湯温度
センサ16から出湯温度の検出信号を受け、出湯温度が切
り替え停止温度幅26aよりも下のときにはB1 、偏差温
度範囲のときにはB2 、切り替え停止温度幅26bよりも
高温のときにはB1 のPID定数をそれぞれ選定し、こ
の選定したPID定数を燃焼制御部25に加える。
【0021】キャンセル時間設定部23には、例えば、図
4の(a)に示すような、出湯流量とキャンセル時間と
の関係を示すグラフデータが予め与えられており、キャ
ンセル時間設定部23は着火時(着火時とは、着火した瞬
間とその前後の微小時間を含む時間範囲内の任意の時点
を意味するが、この実施例では着火時を具体的には着火
トライアル直前としている)における出湯流量を流量セ
ンサ13からの検出信号により把握し、この検出流量に対
応するキャンセル時間をグラフデータから求め、フレー
ムロッド電極20の炎検知信号によって着火を確認したと
きに、その着火時を起点として前記グラフデータから求
めたキャンセル時間のタイマ動作をタイマ24に指令し、
タイマ動作の開始時からキャンセル時間が経過する間、
燃焼制御部25にキャンセル信号を加え、タイマ24からタ
イムアップ信号が加えられたとき、燃焼制御部25にキャ
ンセル解除信号を加える。
【0022】燃焼制御部25はPID定数切り替え部22に
より切り替え選定されたPID定数を用いてPID演算
により比例弁8の弁開量を制御し、比例制御によって給
湯器の燃焼運転を行う。また、燃焼制御部25はキャンセ
ル時間設定部23からキャンセル信号が加えられている
間、PID演算のうちの積分動作を止め、比例動作と微
分動作によってPID演算を行い、この演算結果により
給湯器の燃焼制御を行う。そして、キャンセル時間設定
部23からキャンセル解除信号が加えられたときに、積分
動作の停止状態を解除し、積分動作と微分動作と比例動
作による通常のPID演算を行って給湯器の燃焼制御を
行う。
【0023】次に、本実施例におけるPID定数の切り
替え動作について説明する。図2に示すように、第1の
切り替え基準流量と第2の切り替え基準流量との間には
所定の流量差に対応する切り替え不感帯域が設けられて
おり、出湯流量が増加方向に変化し、C1 の位置で、第
1の切り替え基準流量を増加方向に越えたときに、PI
D定数は第1のPID定数A1 から第2のPID定数A
2 に切り替わり、このA2 のPID定数を用いて燃焼制
御部25によりPID演算による比例制御でバーナ2の燃
焼制御が行われる。このPID定数の切り替え後、出湯
流量が第1の切り替え基準流量の近辺で変動し、出湯流
量が上下方向にC2 ,C3 ,C4 の位置で第1の切り替
え基準流量を越えても、出湯流量が第2の基準流量を減
少方向に越えることはないので、PID定数が切り替わ
ることはなく引き続きA2 の値に維持される。
【0024】出湯流量が減少方向に変動し、切り替え不
感帯域を横切って第2の切り替え基準流量を減少方向に
5 の点で越えたときに、PID定数は第2のPID定
数A2 から第1のPID定数A1 に切り替わり、このP
ID定数A1 を用いてPID演算が行われる。出湯流量
が第2の切り替え基準流量の近辺で変動し、上下方向に
6 ,C7 ,C8 の位置で第2の切り替え基準流量を越
えても、切り替え不感帯域の範囲内で変動する限り、P
ID定数はA1 の値に維持される。
【0025】このように、本実施例によれば、切り替え
基準流量を第1の切り替え基準流量と第2の切り替え基
準流量との2通りの基準流量によって構成し、第1の基
準流量と第2の基準流量との間に所定の流量差を設けて
切り替え不感帯域としたものであるから、出湯流量が第
1の切り替え基準流量あるいは第2の切り替え基準流量
の近辺で変動しても、PID定数がその都度頻繁に切り
替わるということがなくなり、これにより、出湯湯温の
変動も抑制されるので、給湯器の出湯温度特性をより安
定化させることができる。
【0026】また、図3に示すように、出湯温度が設定
温度に徐々に近づき、D1 の点で、出湯温度が偏差温度
範囲に入ると、PID定数はB1 からB2 に切り替わ
り、このB2 のPID定数を用いて燃焼制御部25により
PID演算による比例制御でバーナ2の燃焼駆動が行わ
れる。このPID定数の切り替え後、出湯湯温がさらに
上昇し、偏差温度範囲を越えて上側の切り替え停止温度
幅26b内に入っても、この切り替え停止温度幅26b内
は、PID定数の切り替えが停止される区間なので、D
2 ,D3 ,D4 ,D5 に示すように、出湯温度が偏差温
度範囲と上側の切り替え停止温度幅26aの間を繰り返し
出入りしても、出湯温度が上側の切り替え停止温度幅26
bを越えない限りはPID定数は切り替えられず、B2
の状態を維持する。
【0027】出湯温度がD5 の位置から低下し、偏差温
度範囲を横切ってD6 の点で下側の切り替え停止温度幅
26a内に入り込み、この切り替え停止温度幅26aと偏差
温度範囲間で頻繁に出湯温度が出入りしても出湯温度が
下側の切り替え停止温度幅26aを越えて低下しない限
り、PID定数の切り替えは行われず、引き続きB2
PID定数によってPID演算が行われる。
【0028】このように、本実施例は、設定温度の偏差
温度範囲の上下両側に切り替え停止温度幅26a,26bを
設けたので、出湯量の変動等により、出湯温度が偏差温
度範囲の内側と外側に頻繁に出入りしても、PID定数
がその都度頻繁に切り替わるということがなくなり、こ
れにより、出湯湯温の変動も抑制されるので、給湯器の
出湯温度特性をより安定化させることができる。
【0029】さらに、この実施例によれば、キャンセル
時間設定部23により、出湯流量に応じたキャンセル時間
が設定されるので、図5の(a)に示すように、小出湯
流量時においても、また、同図の(b)に示すように、
大出湯流量時においても、PID動作のキャンセル時間
が最適な値となるので、大小何れの出湯流量において
も、短時間のうちに湯温を設定温度に高めることができ
るとともに、湯温のオーバーシュートを抑制した良好な
温度特性を得ることができる。
【0030】ところで、出湯流量に応じて積分動作のキ
ャンセル時間を設定する場合、キャンセル時間設定部23
に与える出湯流量とキャンセル時間との関係グラフデー
タは、必ずしも図4の(a)に示すように、出湯流量に
対してキャンセル時間が連続的に変化するグラフデータ
に限定されるものではなく、同図の(b)に示すよう
に、出湯流量に対してキャンセル時間を段階的に切り替
えるようなグラフデータを与えておき、このグラフデー
タにより出湯流量に応じてキャンセル時間を切り替える
ようにしてもよい。
【0031】このように、出湯流量に対してキャンセル
時間を段階的に切り替える場合には、例えば、図6の
(a)に示すように、出湯流量がQ1 となったときにキ
ャンセル時間をTL からTH に切り替えるような場合、
出湯流量がこのQ1 の近辺で変動すると、出湯流量がQ
1 を越えるE1 の点でキャンセル時間がTL からTH
切り替わるが、その後、E2 の点で出湯流量がQ1 より
も低くなると再びキャンセル時間がTH からTL に切り
替わるという如く、Q1 の近辺で出湯流量が変動すると
頻繁にキャンセル時間が切り替わって、その都度、タイ
マ設定時間も切り替えなければならないという問題が生
じる虞がある。これを避けるために、図6の(b)に示
すように、切り替え基準流量Q1 の下側に所定の流量幅
の切り替え不感帯域を設け、出湯流量が切り替え不感帯
域を越えて変動したときにのみキャンセル時間を切り替
えるようにすることが望ましい。
【0032】このように切り替え不感帯域を設けること
により、出湯流量が切り替え基準流量Q1 を越えてE1
の点でキャンセル時間がTL からTH に切り替わった後
に、出湯流量が基準流量Q1 の近辺で変動し、E2 ,E
3 の点で出湯流量が切り替え基準流量Q1 と交差しても
出湯流量が切り替え不感帯域を越えて低下しないかぎ
り、キャンセル時間がTH からTL に再び切り替わるこ
とがなく、出湯流量の変動によりキャンセル時間が頻繁
に切り替わるという事態を解消することができる。
【0033】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例では出湯流量に応じて積分時間のキャンセル時間
を設定するようにしたが、出湯流量に加え、さらに給水
温度を考慮して積分動作のキャンセル時間を設定するよ
うにしてもよい。
【0034】この場合には、キャンセル時間設定部23
に、表1に示すような出湯流量と給水温度に対応した積
分時間のキャンセル時間T1 〜T9 のデータを予め与え
ておき、給水温度センサ11から加えられる給水温度と、
流量センサ13から加えられる出湯流量の情報に基づき、
表1のデータからキャンセル時間を読み取り、この読み
取ったキャンセル時間だけタイマ24を動作させて着火時
点からそのキャンセル時間だけPID演算の積分動作を
キャンセルするようにしてもよい。
【0035】
【表1】
【0036】この表1では、例えば、出湯流量が大で、
給水温度が低の区間ではT1 のキャンセル時間が読み取
り設定される。このT1 〜T9 の大きさは、一般的に
は、T1 <T2 <・・・・<T9 の関係となるように設
定されるが、これらT1 〜T9の大きさは必ずしもこれ
に限られることはなく、実験等により、最適な値が設定
されるもので、大きさの順序が逆転される場合もあり得
る。
【0037】このように、出湯流量の他に給水温度を考
慮してタイマ24の動作時間を設定することにより、前記
実施例と同様に、積分動作の最適なキャンセル時間を与
えることができ、出湯温度特性の改善を図ることができ
る。この場合も必要に応じ、出湯流量の大、中、小の各
境界部に切り替え不感帯域を設け、給水温度の低、中、
高の各部の偏差温度範囲の上下両側に切り替え停止温度
幅26a,26bが設けられる。
【0038】また、積分動作のキャンセル時間を設定す
る場合、出湯流量の他に設定温度を考慮して設定するこ
とも可能である。この場合は、例えば、表2に示すよう
な出湯流量と設定温度との関係データをキャンセル時間
設定部23に予め与えておき、リモコン12によって設定さ
れる設定温度の情報と、流量センサ13によって得られる
出湯流量の情報とに基づき、積分動作のキャンセル時間
10〜T18を表2のデータから求めて、その時間により
積分動作のキャンセル時間を設定することができる。
【0039】
【表2】
【0040】この場合も、各キャンセル時間T10〜T18
の大きさは一般的にはT10<T11<・・・・<T18の関
係となるように与えられるが、この場合も、実験等によ
り、最適な値が表2のデータとして与えられ、必ずしも
大きさの順序はこれに限定されるものではなく、場合に
よっては、大きさの順序が逆転する場合もあり得る。こ
の場合も、必要に応じ、出湯流量の大、中、小の各境界
部に切り替え不感帯域を設けることになる。
【0041】さらに、積分動作のキャンセル時間を設定
する方法として出湯流量の他に給水温度と設定温度を考
慮して求めることもできる。この場合には、例えば、
(設定温度−給水温度)×出湯流量の演算値をフィード
フォワード量(要求熱量)として求め、このフィードフ
ォワード量と積分時間のキャンセル時間との関係データ
を、例えば、図7に示すようなグラフデータとしてキャ
ンセル時間設定部23に予め与えておけばよい。キャンセ
ル時間設定部23は給水温度センサ11から加えられる給水
温度と、リモコン12から加えられる設定温度と、流量セ
ンサ13から加えられる出湯流量との情報により、フィー
ドフォワード量を演算によって求め、この演算結果のフ
ィードフォワード量に対応するキャンセル時間をグラフ
データから求めてタイマ24を動作させ、そのタイマ時間
だけ着火時以降の積分動作をキャンセルすることにな
る。
【0042】さらに、積分動作のキャンセル時間を設定
する方法として、給水温度と設定温度を考慮して行うよ
うにすることもできる。この場合には、表3に示すよう
な給水温度と設定温度との各場合におけるキャンセル時
間T10〜T27のデータを予めキャンセル時間設定部23に
与えておけばよい。
【0043】
【表3】
【0044】キャンセル時間設定部23は給水温度センサ
11から加えられる給水温度と、リモコン12から加えられ
る設定温度の情報に基づき、表3のデータからキャンセ
ル時間を求め、このキャンセル時間により積分動作のキ
ャンセルを行うことにより、前記各場合と同様に、出湯
湯温の安定化制御が可能となる。
【0045】なお、前記表1,表2,表3の各場合にお
いて、出湯流量や、給水温度や、設定温度を大、中、小
(高、中、低)の3区分に区分けしたが、区分数は任意
であり、より細かく区分けしてキャンセル時間を求める
ようにすることも可能であり、あるいは、表データでは
なく、グラフデータによりキャンセル時間を求めるよう
にしてもよく、さらには、予め演算式を与えておき、こ
の演算式に出湯流量や、給水温度や、設定温度等の検出
あるいは入力値を代入して、キャンセル時間を演算によ
り求めるようにしてもよく、このキャンセル時間は様々
な手法態様に基づいて求めることが可能である。また、
フィードフォワード量からキャンセル時間を求める場合
も、図7のグラフデータの代わりに表データを用いて、
あるいは演算によってキャンセル時間を求めるようにす
ることも可能である。
【0046】さらに、出湯流量を例えば大、中、小の3
段階に区分し、出湯流量の大きさと偏差(設定温度から
出湯温度を引いた値)の組み合わせでPID定数を設定
し、かつ、出湯流量の各区分毎に積分キャンセル時間を
設定することもできる。この場合には、例えば、表4に
示すデータを予めPID定数切り替え部22とキャンセル
時間設定部23を統合した制御条件設定部27に与えてお
き、流量演算部21により算出される出湯流量の大きさ
と、制御条件設定部27が内蔵する演算回路によって算出
される偏差との大きさからPID定数を読み取り、さら
に、着火時における出湯流量の大きさから積分キャンセ
ル時間を読み取り、これら表4から読み取ったPID定
数および積分キャンセル時間により燃焼制御部25によっ
て給湯器の燃焼運転が行われることになる。
【0047】
【表4】
【0048】この場合には、出湯流量の大と中と小との
間にはPID定数および積分キャンセル時間の切り替え
に際しての切り替え不感帯域が必要に応じ設けられ、ま
た、偏差大と偏差小との間にも、PID定数の頻繁な切
り替わりを防止するための切り替え不感帯域が必要に応
じ設けられる。
【0049】さらに、上記実施例では、切り替え停止温
度幅26aの下側の出湯温度のときのPID定数と上側の
切り替え停止温度幅26bよりも高い温度のときのPID
定数をともにA1 にしたが、これを互いに異なるPID
定数により設定してもよいことは勿論のことである。
【0050】さらに、上記実施例では単機能の給湯器を
対象にして説明したが、本発明は追い焚き機能と給湯機
能とを備えた複合給湯器についても適用されるものであ
る。
【0051】
【発明の効果】本発明はPID演算のPID定数の切り
替え基準となる切り替え基準流量を、第1のPID定数
から第2のPID定数に切り替える第1の切り替え基準
流量と、第2のPID定数から第1のPID定数に切り
替える第2の切り替え基準流量との2通りの基準流量に
よって設け、第1の切り替え基準流量と第2の切り替え
基準流量との間に切り替え不感帯域となる所定の流量差
を設けたものであるから、給湯器の出湯流量が第1の切
り替え基準流量あるいは第2の切り替え基準流量の近辺
で変動しても、その変動量が切り替え不感帯域を越えて
他方の切り替え基準流量を越えない限りPID定数が切
り替わることがないので、従来例のように切り替え基準
流量の近辺で出湯流量が変動する毎に頻繁にPID定数
が切り替わって出湯湯温が変動するという問題を防止す
ることができる。
【0052】また、本発明は、設定温度の偏差温度範囲
の上下両側にPID定数の切り替えを行わない切り替え
停止温度幅を設けたものであるから、出湯量等の変動に
より、出湯温度が偏差温度範囲の内側と外側を頻繁に出
入りしても、切り替え停止温度幅を越えて出湯温度が変
動しない限り、PID定数が切り替わることがないの
で、従来例のように、出湯温度が偏差温度範囲に出入り
変動する毎にPID定数が切り替わって出湯湯温が変動
するという問題を防止することができ、給湯器の出湯湯
温のより安定化を達成することができる。
【0053】さらに、本発明は、出湯流量に応じて、あ
るいは、出湯流量の他に給水温度や設定温度を考慮し
て、さらには、設定温度と給水温度に応じて着火時以降
のPID演算における積分動作のキャンセル時間を設定
するようにしているので、これら出湯流量や、設定温度
や、給水温度に応じた最適なキャンセル時間を設定する
ことができ、これにより、オーバーシュートの発生を抑
制し、かつ、湯温を着火後短時間のうちに安定化させる
ことができ、従来に比べ、給湯器の出湯温度特性を大幅
に改善でき、湯温安定化の制御性能を格段に高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実行する制御部分の一例を示す
ブロック構成図である。
【図2】本実施例におけるPID演算の出湯流量による
PID定数切り替え動作の説明図である。
【図3】本実施例の出湯温度によるPID演算のPID
定数切り替え動作の説明図である。
【図4】出湯流量に応じた積分動作のキャンセル時間を
求める例を示す説明図である。
【図5】本実施例の積分キャンセル時間の設定による燃
焼制御の出湯温度特性の説明図である。
【図6】積分動作のキャンセル時間を出湯流量の大きさ
に応じて段階的に設定する場合の不具合状態の発生とそ
の改良例を示す説明図である。
【図7】積分動作のキャンセル時間をフィードフォワー
ド量によって求める場合のグラフデータの説明図であ
る。
【図8】一般的な給湯器のシステム図である。
【図9】従来の燃焼制御方法の出湯流量によるPID定
数切り替え動作の説明図である。
【図10】従来の燃焼制御方法の出湯温度によるPID定
数の切り替え動作の説明図である。
【図11】小出湯流量時に適した積分動作のキャンセル時
間が設定されたときの従来の出湯温度特性の説明図であ
る。
【図12】大出湯流量時に適した積分動作のキャンセル時
間が設定されたときの従来の出湯温度特性の説明図であ
る。
【符号の説明】
11 給水温度センサ 13 流量センサ 16 出湯温度センサ 17 制御装置 18 イグナイタ電極 20 フレームロッド電極 21 流量演算部 22 PID定数切り替え部 23 キャンセル時間設定部 24 タイマ 25 燃焼制御部 26a,26b 切り替え停止温度幅

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給湯器の燃焼をPID演算を含む比例制
    御により制御し、このPID演算のPID定数を着火時
    以降から燃焼停止時にかけて出湯流量が予め設定した切
    り替え基準流量になる毎と、出湯湯温が設定温度の偏差
    温度範囲に出入りする毎に切り替え、また、着火時以降
    の所定時間だけPID演算の積分動作をキャンセルする
    給湯器の燃焼制御方法において、前記出湯流量の切り替
    え基準流量を、出湯流量の増加時に第1のPID定数か
    ら第2のPID定数に切り替える第1の切り替え基準流
    量と、出湯流量の減少時に第2のPID定数から第1の
    PID定数に切り替える第2の切り替え基準流量との2
    通りの基準流量によって設け、第1の切り替え基準流量
    と第2の切り替え基準流量との間に切り替え不感帯域と
    なる所定の流量差を設け、また、前記PID定数を切り
    替える偏差温度範囲の上下両側にPID定数の切り替え
    を行わない切り替え停止温度幅を設け、さらに、前記着
    火時以降の積分動作のキャンセル時間を、燃焼着火時の
    出湯流量、燃焼着火時の出湯流量と給水温度、燃焼着火
    時の出湯流量と設定温度、燃焼着火時の出湯流量と給水
    温度と設定温度、給水温度と設定温度、のいずれかに応
    じて設定することを特徴とする給湯器の燃焼制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112665194A (zh) * 2020-12-28 2021-04-16 广东万和新电气股份有限公司 一种燃气热水器的恒温控制方法及燃气热水器
CN113446658A (zh) * 2021-06-11 2021-09-28 深圳市合信达控制系统有限公司 采暖系统控制方法、采暖系统、燃气装置及存储介质

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