JP2634869B2 - ビスフエノール−ビスアクリレートの製造方法 - Google Patents

ビスフエノール−ビスアクリレートの製造方法

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、塩基の存在下でのビスフェノールAとアク
リル酸ハロゲン化物またはメタクリル酸ハロゲン化物
(以下、(メタ)アクリル酸ハロゲン化物と言う)との
反応によるビスフェノールA−ビスアクリレートまたは
ビスメタクリレート(以下、ビス(メタ)アクリレート
と言う)の製造方法に関する。
ビスフェノール−ビスアクリレート、例えばビスフェ
ノールAのビスアクリレートは公知である。それらは、
橋かけされたポリマーの製造のための出発材料である。
それらは非常に容易に重合するので、それらの製造及び
精製の間に望ましくない副反応が起きる。禁止剤の添加
にもかかわらず制御されない重合も起きるかもしれない
ので、それらの製造は、特に工業規模においては、困難
である(例えばGB−P 738 954)。
低温(50℃以下)で副反応を抑制できることもGB−P
738 954から公知である。このようにして、例えば、ベ
ンゼン中でのメタクリロイルクロリドとビスフェノール
Aの無水の二ナトリウム塩からのビスフェノールAビス
メタクリレートの製造において、理論収率の53%を得る
ことができる。
ビスフェノールAビスメタクリレートを、触媒として
ガス状HClを用いて沸騰ベンゼン中でメタクリル酸とビ
スフェノールAから高い収率で製造することができるこ
とはJP−OS−73−48453から公知であるが、高められた
温度で強酸の存在下でビスフェノールが容易に分解され
かつ異性化されるので、この方法の適用は、特に工業規
模においては、問題がある。
無機塩基例えば水酸化ナトリウムの存在下で水及び水
と混ざらない有機溶媒の分解相中で酸ハロゲン化物とフ
ェノール化合物を縮合することも公知である(例えば、
ジェイ.アム.ケム.ソス.(J.Am.Chem.Soc.)81、43
10−3(1959))。しかしながら、塩基性水溶液による
アクリロイルクロリドの部分加水分解に起因して、ビス
エステル以外にある量のビスフェノールのセミエステル
が常に形成されるので、この方法をビスフェノールを定
量的にビスアクリレートに反応させるために使用するこ
とはできない。このセミエステルは容易には除去されな
いので、それは、フェノール性禁止物質として作用する
ことによってビスアクリレートの重合に干渉する。蒸発
濃縮による溶液からの反応生成物の単離には、温和な条
件下でさえ、常に部分的な重合が伴う。
アミンの存在下で極性の非プロトン性溶媒例えばアセ
トン中でビスフェノールアクリレートを製造することは
US−P 4 068 082から公知である。反応混合物からのア
ミンとアミン塩の分離は困難であり、そして反応混合物
を、反応混合物の量と比較して膨大な量の氷水に注ぐの
で、後処理しなければならない多量の溶媒が生成する。
非極性溶媒中で第三級アミンの存在下でアクリロイル
クロリドとビスフェノールからビスフェノール−ビスア
クリレートを高い収率で製造でき、そして同時に上述の
問題を回避できることが、ここに見い出された。
本発明は、塩基の存在下でのビスフエノールAと(メ
タ)アクリル酸ハロゲン化物との反応によるビスフエノ
ールA−ビス(メタ)アクリレートの製造方法であっ
て、該反応を、脂肪族第三級アミンの存在下でかつ水相
の非存在下で脂肪族もしくは脂環族の非極性(apolar)
溶媒中で、0〜45℃で且つ該ビスフエノールA−ビス
(メタ)アクリレートが該溶媒に溶解しない温度で実施
し、該反応後に、反応溶液に水を加え、そして混合物を
最高60℃に加熱して該ビスフエノールA−ビス(メタ)
アクリレートを該溶媒に溶解せしめて、二相を形成し、
水相中のアミン塩を除去し、一方該ビスフエノールA−
ビス(メタ)アクリレートを有機相から結晶の形で得る
ことを特徴とする方法に関する。
ビスフェノールAはそのままでは非極性溶媒に実質的
に不溶性であるが、ビスフェノールAと第三級アミンの
塩はこのような溶媒に可溶性、少なくとも少し可溶性で
ある。
アクリロイルハロゲン化物またはメタクリロイルハロ
ゲン化物(以下、(メタ)アクリロイルハロゲン化物と
言う)例えばアクリロイルブロミド、アクリロイルクロ
リド及びメタクリロイルブロミドが、好ましいアクリル
酸誘導体またはメタクリル酸誘導体であり、そしてメタ
クリロイルクロリドが特に好ましい。
本発明に従って使用されるアミンは、第三級アミン、
例えば15までの炭素原子を有する複素環式及び脂肪族ア
ミン、例えばピリジン、α−、β−及びγ−ピコリン、
N−メチルモルホリン、ジエチルシクロヘキシルアミ
ン、イソプロピルジエチルアミン及びメチルブチルアミ
ンでよく;好ましくは12までの炭素原子を有する脂肪族
アミン、例えばジイソプロピルアミン、トリプロピルア
ミン、トリブチルアミンそして特にトリエチルアミンで
ある。
本発明の明細書中の非極性溶媒は、4ないし10、好ま
しくは5ないし8の炭素原子を有し、それらの少なくと
も二つは脂肪族もしくは脂環族の炭素原子である、水と
混ざらない化合物;例えば、テトラリン、イソプロピル
ベンゼン、デカリン、ジ−tert.−ブチルエーテル、ジ
イソブチレン、トリイソプロピレン及びデカン、好まし
くはシクロヘプタン、シクロオクタン、イソプロピルシ
クロヘキサン及びエチルシクロヘキサン、そしてもっと
も好ましくはペンタン、ヘキサン、石油エーテル、リグ
ロイン、イソオクタン、n−オクタン、シクロヘキサ
ン、メチルシクロヘキサン及びメチルシクロペンタンで
ある。
ビス(メタ)アクリレートの分離の後で得られる母液
は、反応媒体として好都合に使用することができる。こ
れは、本方法が一層経済的に実施されることを可能に
し、そして得られるビス(メタ)アクリレートの一層高
い収率さえ可能にする。
反応媒体中に副生成物が次第に蓄積するのを回避する
ために、各反応サイクルの後で母液の一部を除去しそし
て別途後処理してもよい。
本方法は、一般に、まずビスフェノールA、アミン及
び溶媒を反応容器中に導入し、そして次に撹拌しなが
ら、随時溶媒で希釈して、(メタ)アクリロイルハロゲ
ン化物を添加することによって実施してよい。するとア
ンモニウムハロゲン化物が沈澱し、そして一般にビスフ
ェノールA−ビス(メタ)アクリレートの一部もまた沈
澱する。反応が急速に進むので、(メタ)アクリロイル
ハロゲン化物は、効果的に冷却しながら急速に添加して
もよい。
本発明による反応は、連続的に、例えは循環ポンプを
備えた反応器中でまたは混合要素を備えたチューブ反応
器中で実施してよく、ビスフェノールA溶液及び(メ
タ)アクリロイルハロゲン化物を同時に添加してよい。
引き続いて、水を、アミン塩を溶解するのに十分な量
だけ反応溶液に添加してよく、そして同時に反応混合物
を、ビス(メタ)アクリレートを部分的にまたは完全に
溶解するために60℃、好ましくは50℃に加熱する。二つ
の透明な、容易に分離する相が得られる。有機相は、も
し必要ならば単純な濾過によって曇りを除いてよい。有
機相の冷却の後で、ビス(メタ)アクリレートを、任意
の通常の方法例えば濾過、傾斜または遠心分離によって
分離する。
粗製の生成物の純度が高い程度であることに鑑みて、
ビス(メタ)アクリレートの単離はまた、溶媒の注意深
い急速な蒸発によって、例えばスプレー乾燥によって実
施されてもよい。
得られる母液は、以後の反応のための再び使用されて
よい。水相、アルカリの添加によってアルカリ性にさ
れ、そしてアミンは、第二の相として明瞭に分離されそ
してかくして単離されることができる。もし必要なら
ば、アミンのいかなる残存する残査をも溶媒で抽出して
もよい。アミンは、かくして実質的に定量的に回収さ
れ、そして共沸の脱水の後で再び使用されてよい。
反応温度は、0ないし45℃の領域にある。
反応物として使用されるビスフェノールA、(メタ)
アクリル酸ハロゲン化物及びアミンは、約1:2:2ないし
1:2.2:2.4の範囲の化学量論的な比率で反応に投入され
る。
通常の安定剤、例えば銅塩、キノン、フェノールまた
は芳香族アミンを、ビス(メタ)アクリレートを安定化
するために、反応の間そしてビス(メタ)アクリレート
を後処理する間、添加してよい。このような安定剤の例
は、塩化銅I、トルキノン、ヒドロキノンモノメチルエ
ーテル及びフェノチアジンを含む。本方法は、空気の接
触で実施してよい。
本発明に従って得られるビスフェノールA−ビス(メ
タ)アクリレートは純粋であり、そして多くの目的のた
めにはさらに精製することなしで使用されてよい。それ
らは、適当な溶媒、例えば、反応に使用される溶媒ある
いは低級アルコール例えばメタノール、エタノールまた
はイソプロパノールから再結晶することによって非常に
純粋な生成物に転換してよい。
実 施 例 実施例1 22.8g(0.10モル)のビスフェノールAを撹拌しなが
ら21.0g(0.21モル)のトリエチルアミンに溶解し、そ
して100ないし120mlのシクロヘキサンで希釈する。0.1
重量%のヒドロキノンモノメチルエーテルを添加した2
1.0g(0.20モル)の新しく蒸留したメタクリル酸クロリ
ドを、反応混合物を氷で冷却して15ないし20℃に温度を
保持しながら30分にわたって撹拌しながら滴加導入す
る。1時間後、25gの水を添加し、そして混合物を40−4
5℃に加熱する。水相を分離しそして十分な量(少なく
とも0.21モル)の無機塩基例えば水酸化ナトリウムまた
はカリウムで中和し、そしててっぺんに浮かぶアミン相
を除去する。この方法によって20.5gのアミンが回収さ
れる。
ガスクロマトグラフの検討によれば、この有機相は、
0.2重量%だけのビスフェノールA−モノメタクリレー
ト(セミエステル)を含む純粋なビスフェノールA−ビ
スメタクリレートを含む。
有機相の冷却及び吸引濾過により、27.8g(即ち、理
論の76%)のビスフェノールA−ビスメタクリレート
が、無色の結晶(m.p.:74−75℃)として得られる。
実施例2 実施例1からのシクロヘキサン母液を溶媒として用
い、そして蒸発による損水を補充して、実施例1を繰り
返す。
反応及びアミン塩の分離の後で、有機相はビスフェノ
ールA−ビスメタクリレート及び0.3重量%のセミエス
テルを含む。冷却、吸引濾過及び乾燥の後で、35.6g
(理論の98%)の無色の結晶(m.p.:74−75℃)が得ら
れる。
実施例3 80mlのシクロヘキサン、及び0.21モルのトリエチルア
ミンの代わりに38.0g(0.20モル)のトチブチルアミン
を用いて、実施例1を繰り返す。反応を20℃で5時間続
けそして生成物を実施例1におけるように後処理した後
で、シクロヘキサン溶液は1重量%のセミエステルを含
む。27.6g(理論の76%)の無色の結晶(m.p.:74℃)が
単離される。
この実施例を、実施例2におけるように母液を用いて
繰り返すと、ビスメタクリレートの収率は、実施例2に
おけるように増加する。
比較実施例1 22.8g(0.10モル)のビスフェノールAを、8.8g(0.2
2モル)のNaOH及び20mlの水の溶液中に溶解する。触媒
として作用する1.0gのトリエチルアミン及び80mlのシク
ロヘキサンを、次に添加し、引き続いて2時間後に22.0
g(0.21モル)のメタクリル酸クロリドを115ないし20℃
で添加する。実施例1におけるように生成物を後処理し
た後で、有機相は、ビスフェノールA−ビスメタクリレ
ート以外に0.5重量%のビスフェノールA及び5重量%
のモノメタクリレートを含む。
27.8g(即ち、理論の76%)のビスメタクリレート
(m.p.:48−56℃)が実施例1におけるようにしてシク
ロヘキサン溶液から単離される。
比較実施例2 比較実施例1を繰り返すと、有機溶液は、ビスメタク
リレート以外に3重量%のビスフェノールA及び4%の
モノメタクリレートを含むことが見い出される。二相の
反応が、予知するのが困難な要因によって影響されるの
で、これらの結果は、本発明による方法の結果よりも再
現するのが困難である。
比較実施例3 ビスメタクリレートへの転換を増加させるために20モ
ル%過剰のメタクリル酸クロリド及びNaOHを用いて比較
実施例1を繰り返しても、改良されない。この反応溶液
は、ビスアクリレート以外に2%のビスフェノールA及
び4%のモノアクリレートを含む。
比較実施例4 比較実施例1において、シクロヘキサンの代わりに塩
化メチレンを溶媒として使用すると、反応生成物は、蒸
発濃縮によってだけ単離することができる。これを、安
定剤例えばトルキノン及びヒドロキノンモノメチルエー
テルの存在下で室温で真空下で実施しても、実験を数回
繰り返してさえも、部分的に重合した蒸発残査が必ず得
られる。
比較実施例5 32g(0.30モル)の粉末状無水炭酸ナトリウムをNaOH
の代わりに使用し、そして2gのトリエチルアミンを水の
非存在下で使用し、そして反応を20ないし30℃で6時間
続ける以外は比較実施例1を繰り返すと、有機相はビス
フェノールA−ビスメタクリレート以外に3重量%のビ
スフェノールA及び4重量%のセミエステルを含む。単
離された生成物は45ないし53℃で溶融する。
比較実施例6 200mlのベンゼン中の114g(0.50モル)のビスフェノ
ールA及び172g(2.0モル)のメタクリル酸をHClガスで
飽和させ、そしてこの混合物を付随してHClを導入しな
がらゆっくりと煮沸に加熱しそして4時間煮沸する。冷
却すると70gの不純なビスフェノールA(m.p.:130−140
℃)が単離される。母液中にはビスフェノールA−ビス
メタクリレートは、ガスクロマトグラフィーでは検出で
きない。
本発明の主なる特徴及び態様は以下の通りである。
1.塩基の存在下でのビスフエノールAと(メタ)アクリ
ル酸ハロゲン化物との反応によるビスフエノールA−ビ
ス(メタ)アクリレートの製造方法であって、 該反応は、脂肪族第三級アミンの存在下でかつ水相の
非存在下で脂肪族もしくは脂環族の非極性(apolar)溶
媒中で、0〜45℃で且つ該ビスフエノールA−ビス(メ
タ)アクリレートが該溶媒に溶解しない温度で実施し、 該反応後に、反応溶液に水を加え、そして混合物を最
高60℃に加熱して該ビスフエノールA−ビス(メタ)ア
クリレートを該溶媒に溶解せしめて、二相を形成し、 水相中のアミン塩を除去し、一方該ビスフエノールA
−ビス(メタ)アクリレートを有機相から結晶の形で得
ることを特徴とする方法。
2.第三級アミンが12までの炭素原子を含む脂肪族アミン
であることを特徴とする、上記1に記載の方法。
3.トリエチルアミンが使用されることを特徴とする、上
記1に記載の方法。
4.ビスフェノールAが使用されることを特徴とする、上
記1に記載の方法。
5.使用される溶媒がペンタン、ヘキサン、石油エーテ
ル、リグロイン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサ
ン、メチルシクロペンタン及びオクタンであることを特
徴とする、上記1に記載の方法。
6.ビスフェノール−ビスアクリレートの分離の後で得ら
れる母液を反応媒体として再び使用することを特徴とす
る、上記1に記載の方法。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塩基の存在下でのビスフエノールAと(メ
    タ)アクリル酸ハロゲン化物との反応によるビスフエノ
    ールA−ビス(メタ)アクリレートの製造方法であっ
    て、 該反応を、脂肪族第三級アミンの存在下でかつ水相の非
    存在下で脂肪族もしくは脂環族の非極性(apolar)溶媒
    中で、0〜45℃で且つ該ビスフエノールA−ビス(メ
    タ)アクリレートが該溶媒に溶解しない温度で実施し、 該反応後に、反応溶液に水を加え、そして混合物を最高
    60℃に加熱して該ビスフエノールA−ビス(メタ)アク
    リレートを該溶媒に溶解せしめて、二相を形成し、 水相中のアミン塩を除去し、一方該ビスフエノールA−
    ビス(メタ)アクリレートを有機相から結晶の形で得る
    ことを特徴とする方法。
JP63207465A 1987-08-25 1988-08-23 ビスフエノール−ビスアクリレートの製造方法 Expired - Lifetime JP2634869B2 (ja)

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