JP2634588B2 - ガラスランチヤンネル - Google Patents

ガラスランチヤンネル

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JP2634588B2
JP2634588B2 JP61296797A JP29679786A JP2634588B2 JP 2634588 B2 JP2634588 B2 JP 2634588B2 JP 61296797 A JP61296797 A JP 61296797A JP 29679786 A JP29679786 A JP 29679786A JP 2634588 B2 JP2634588 B2 JP 2634588B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は熱可塑性エラストマー製基体層と滑性樹脂表
面層とから成る積層体によって構成されたガラス摺動部
を備えたガラスランチャンネルに関する。
詳しくは、基体層と滑性層との界面が積層前において
サメ肌(別名「シャークスキン」)状などの微細な凹凸
の繰返し模様を呈し、その表面に滑性樹脂層が積層され
て一体化すると共に前記模様を写し出したガラスランチ
ャンネルに関する。
(従来の技術) 一般に自動車の車輛における窓ガラスでは、通風換気
のために、或いは車輛外部との通話等のために、昇降に
よる開閉操作が必要である。窓ガラスの昇降開閉操作を
容易にしながら、しかも窓ガラスと窓枠との液密的な密
封操作を可能とするために、窓ガラスと窓枠との間にガ
ラスランチャンネルと呼ばれる案内部材を設けている。
このガラスランチャンネルは、軟質塩化ビニル樹脂の
ような軟質合成樹脂や、エチレン−プロピレン−ジエン
共重合ゴム等の加硫ゴムで形成された横断面において溝
状の本体部と、その側壁頂部付近から中心側へ向って張
出した舌片状の水切り部とから成っている。
従来のガラスランチャンネルでは、水切り部のガラス
との摺動部からの離れを良好にし、またガラスが汚れる
のを防止するために、ガラス摺動部として表面にナイロ
ンフィルム等を接着により貼合せ、またガラスとの接触
面積を少なくするために、前記ナイロンフィルム等の積
層の前又は後に、エンボス加工を施している。
(発明が解決しようとする問題点) 従来のガラスランチャンネルでは、前述した軟質合成
樹脂又は加硫ゴムとナイロン類の表面素材との間に接着
性がないため、前述した軟質樹脂やゴムでガラスランチ
ャンネルを成形し、得られる成形物に接着剤を塗布し、
次いでフィルムを貼合せるという操作が必要であり、更
にこの接着の前または後にエンボス加工を行わなければ
ならない等、工程数が多くしかも手間を要するという不
都合がある。
また、接着剤による積層であることから、耐久性にも
問題があり、経時及び屋外曝露等により表面フィルム層
と基体との間で剥離を生じやすいという欠点もある。更
に、エンボス加工で形成させ得る凹凸模様は未だ微細さ
と均一さとの組合せにおいて十分満足のいくものではな
く、閉鎖時におけるガラス摺動部とガラスとの間の緊密
性及び開放時における摺動部とガラスとの間の軽快摺動
性についても未だ改善すべき余地が残されている。
従って、本発明は、従来のガラスランチャンネルにお
ける上記欠点を解消し、製造操作が容易であり、しか
も、耐久性、閉鎖性におけるガラスとの緊密接触性及び
開放時におけるガラスとの軽快摺動性に優れたガラスラ
ンチャンネルを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明者等は、ガラスランチャンネルの少なくともガ
ラス摺動部を構成するエラストマーとしてグラフト変性
オレフィン系熱可塑性エラストマーを選択し、このもの
を微細な凹凸の繰返し表面を有するように成形し、次い
でその上にナイロン類等の表面材を熱融着させるときに
は、表面材の上に微細な凹凸の繰返し形状を写し出させ
ることが可能となり、前述した目的が達成されること見
出した。
即ち、本発明によれば、横断面において溝状の本体部
とその側壁頂部付近から中心側に向かって張出した舌片
状の水切り部とから構成されたオレフィン系熱可塑性エ
ラストマー製のガラスランチャンネルであって、その水
切り部の表面で少なくともガラスに接触し得る部分に
は、微細な凹凸の繰返し表面を有するグラフト変性オレ
フィン系熱可塑性エラストマー層を介して滑性樹脂層が
その表面に微細な凹凸の繰返しを保存しながら積層され
てなることを特徴とするガラスランチャンネルが提供さ
れる。
(作用) 本発明のガラスランチャンネルの断面構造を示す第1
図において、このガラスランチャンネル1は、横断面に
おいて溝状(コの字型)の本体部2と、その側壁部頂部
付近から中心側へ向って張出した舌片状の水切り部3と
から成っている。この一対の水切り部3,3は本体2の溝
の内方へ向けて傾斜して延びており、その外面側がガラ
ス接触部4となっており、その先端5,5は互いに開閉可
能な位置関係にある。本体2はその外側壁に窓枠への取
付け用フック6が設けられている。
この本体部2及び水切り部3はエラストマーで一体に
成形されているが、本発明によれば、少なくともガラス
接触部4を、グラフト変性オレフィン系熱可塑性エラス
トマーと滑剤樹脂層とで構成する。このガラス接触部4
を拡大して示す第2図において、グラフト変性オレフィ
ン系熱可塑性エラストマーから成る基体7は、微細な凹
凸の繰返し表面(シャークスキン)8を有している。こ
の表面8に対して滑性樹脂層9が熱融着により積層さ
れ、その外表面には同様の微細な凹凸の繰返し表面10が
現出されている。
このガラスランチャンネルの自動車への取付けを説明
するための第3図及び第4−A図並びに第4−B図にお
いて、自動車のドア11には昇降動により開閉可能に窓ガ
ラス12が設けてられており、一方窓枠13に対してガラス
ランチャンネル1が固定される。即ち、第4−A図及び
第4−B図において、窓枠パルス13は、全体として断面
がコの字型に成形され、その凹部14の入口部分には内方
への突起部15が形成されている。この凹部14にガラスラ
ンチャンネル1を挿入し、その係合用フック6と前述し
た突起部15とを係合させることにより、窓枠13へのガラ
スランチャンネル1の固定が行われる。第4−A図に示
す通り、窓ガラス12を降下させた状態では、ガラス摺動
部の先端5,5は互いに対面して閉じており、第4−B図
に示す通り、窓ガラス12の上昇状態では、先端5,5は間
に嵌挿された窓ガラス12により分離されているが、窓ガ
ラス面とは接触した状態となっている。
本発明によれば、ガラスランチャンネル1の内少なく
ともガラスと接触する部分に、シャークスキン状の成形
外観を呈するグラフト変性オレフィン系熱可塑性エラス
トマーの基体7と、この基体の表面に熱融着された滑性
及び極性を有する熱可塑性樹脂の表面材層9とを設け
る。
即ち、本発明で使用するグラフト変性オレフィン系熱
可塑性エラストマーは、熱可塑性であることから任意の
形状及び寸法に熱成形可能であると共に、ガラスランチ
ャンネルのガラス摺動部に要求される弾性、柔軟性、可
圧縮性等の特性を備えており、しかもオレフィン系であ
ることから優れた耐久性、耐候性、耐水性等の性質にも
優れている。加えて、このエラストマーは、無水マレイ
ン酸等の極性基含有モノマーのグラフト共重合により変
性されていることから、表面材層として用いる滑性及び
極性を有する熱可塑性樹脂に対し強い接着性を示し、こ
の表面材層樹脂との熱融着により、接着直後は勿論のこ
と、経時及び耐候試験に賦した場合にも、層間接着強度
に優れた積層構造を形成させることができる。
しかも、本発明で用いるグラフト変性オレフィン系熱
可塑性エラストマーは、シャークスキン状の成形外観を
呈するように成形することが容易であり、この成形操作
と表面材の熱融着操作とを組合せることにより、表面材
層の外表面にシャークスキン状の微小凹凸模様を忠実に
再現することが可能となるのである。このようなシャー
クスキン状微小凹凸表面の写し出しは、従来の接着剤塗
布方式では極めて困難なものであり、前記成形操作と熱
融着操作との組合せによりはじめて可能となったもので
ある。
かくして、本発明によれば、上述した構成を採用する
ことにより、接着剤の塗布や、その硬化乃至焼付操作
や、その前或いは後におけるエンボス加工操作が全て省
略され、少ない工程数と少ない手間とでガラスランチャ
ンネルを能率よく製造することができる。また、表面材
層を設けることにより、ガラスとの摩擦係数を低減させ
得るばかりではなく、従来のエンボス加工による凹凸模
様に比して、ピッチが均一でしかも微細なシャークスキ
ン状凹凸を表面に形成させることが可能となったため、
窓ガラスの閉鎖時にはガラスとの緊密(液密)な接触が
可能となると共に、窓ガラスの開放時にはその摺動抵抗
を低減させて、円滑軽快な開閉操作が可能となるのであ
る。
前記基体層を構成するグラフト変性オレフィン系熱可
塑性エラストマー(MTPE)は (i)ペルオキシド架橋型オレフィン系共重合体ゴム95
〜10重量部 (ii)オレフィン系プラスチック 5〜90重量部 (ここで(i)+(ii)を100重量部となるように選択
する) (iii)α,β−不飽和カルボン酸もしくはその誘導体
又は不飽和エポキシ単量体の如き極性基含有モノマー0.
01〜10重量部 を含有するブレンド物が有機ペルオキシドの存在下に動
的に熱処理された結果、部分的に架橋されてなるグラフ
ト変性オレフィン系熱可塑性エラストマーである。
本発明において、熱可塑性エラストマーを変性するた
めに用いられる変性剤としては、次のものを例示でき
る。
α,β−不飽和脂肪酸もしくはその誘導体、例えば (a)アクリル酸、メタアクリル酸、クロトン酸、マレ
イン酸、イタコン酸 (b)無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水ノルボル
ネンカルボン酸、無水テトラヒドロフタル酸、好ましく
は無水マレイン酸等の酸無水物 (c)2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロ
キシエチルメタアクリレート、3−ヒドロキシプロピル
アクリレート、ヒドロキシエトキシメタアクリレート等
のヒドロキシアルキルエステル又はヒドロキシアルコキ
シアルキルエステル等、好ましくはヒドロキシエチルア
クリレート、 エポキシ基含有不飽和単量体、例えばグリシジルアク
リレート、グリシジルメタアクリレート、グリシジルイ
タコネート、グリシジルクロトネート等のグリシジルエ
ステル、好ましくはグリシジルメタアクリレート。
また前記表面層を構成する滑性樹脂は各種ナイロン
(NY)、熱可塑性ポリウレタン(PU)及び熱可塑性ポリ
エステル(PEST)等である。
NYとしては、6−ナイロン、6,6−ナイロンその他を
用いることができ、PUとしては耐水性、耐油性及び耐傷
付性に優れたものが好ましい。熱可塑性であって、上記
性質を備えたPUであれば、本発明の積層体原料として使
用可能である。
PESTとしてはポリエチレンテレフタレート(PET)、
ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンイ
ソフタレート(PEI)等を目的に応じて適宜用いること
ができる。
本発明のガラスチャンネルにおいて水切り部は本体部
と同一材質から成ることが好ましい。
本体部がグラフト変性オレフィン系熱可塑性エラスト
マーから成っている場合には、水切り部も同一材質で成
形すれば、耐久性の点でも、滑性樹脂との接合強度の点
でも十分に実用に耐える。
他方、本体部が未変性材料から成っている場合には、
水切り部のガラスに近い部分は少なくとも変性材料から
成っていることが有益である。しかし、水切り部が全て
未変性材料製であっても、その表面の、ガラスに接触し
得る部分を含む範囲において、変性材料が積層等されて
いれば、これを介して滑性樹脂を密着接合させることが
できるから、やはり問題はない。
尚、本体部に未変性材料を用いる場合には、前述した
グラフト変性オレフィン系熱可塑性エラストマーの原料
組成から変性剤を除いた以外は同様の組成物を、有機ペ
ルオキシドの存在下に動的に熱処理して得られるものが
使用される。
本発明のガラスチャンネルにおいて重要なサメ肌発現
は原料熱可塑性エラストマーの性状を適当に選ぶことに
より、成形時に発現させ得る。
サメ肌は通常の成形においては嫌われるが、本発明に
おいてのガラスランチャンネルにおいては重要である。
得られた肌荒れ(サメ肌)の外観は樹脂やエラストマ
ーの押出成形時に見られることのあるメルトフラクチャ
ー−成形品の形状自体が不規則に乱れた状態で、異常流
動よって生じる−とは異なり、成形品の肌が周期的に荒
れて微細な凹凸を生じている。
また、このサメ肌の上に施された滑性樹脂層はサメ肌
を滑性樹脂層表面にも現出していることが必要で、層の
厚さは通常3〜50μmとなる様に積層する。勿論、必要
に応じて更に厚く又は薄くすることもできる。
尚、水切り部がガラスと接触する部位はガラスの進入
時と退出時とでは一般に異なるから、滑性樹脂被覆及び
サメ肌形成は該部の比較的広い範囲に施しておくことが
好ましい。
また、第1図に示す具体例では、本体2の内部には、
ガラス端部と当接する部分16があるが、この部分16に
も、酸変性熱可塑性オレフィン系エラストマー層と表面
材層との組合せを設けることができる。
(実施例) 実施例1 (1)エチレン・プロピレン・5−エチリデン−2−ノ
ルボルネン共重合体ゴム(エチレン単位含有量70モル
%、ヨウ素価12、ムーニー粘度ML1+4(100℃)120) 75
重量部 (2)ポリプロピレン(MFR13g/10min[ASTM D 1238−6
5T 230℃]、密度0.91g/cm3) 25重量部 をバンバリーミキサーで窒素雰囲気中、180℃で5分間
混練した後、ロールを通してシート状とし、シートカッ
ターで細断して角ペレットを製造した。
この角ペレットに次の成分を記載量だけ添加し、ヘン
シェルミキサーで撹拌混合した。
無水マレイン酸(MAH) 0.5重量部 ジビニルベンゼン(DVB) 0.5重量部 1,3−ビス(t−ブチルペルオキシイソプロピル)ベン
ゼン(PeOX) 0.3重量部 次にこの混合物をL/D=30、スクリュー径50mmの一軸
押出機を用いて窒素雰囲気下に220℃の温度で押出すこ
とによって、変性ポリオレフィン系熱可塑性エラストマ
ー(MTPO)を製造した。
このMTPOのゲル含量を次の方法で得られた測定値から
下記の算式によって求めた結果、97重量%であった。
<ゲル含量の測定> 試料として変性ポリオレフィン系熱可塑性エラストマ
ーのペレット約100mgを精秤し、これを密閉容器中で該
ペレットに対して十分量である30mlのシクロヘキサン中
に23℃で48時間浸漬する。
次に試料を濾紙上に取り出し、室温で少なくとも72時
間の乾燥を続けて恒量にする。この量を用いて次の式か
ら、ゲル含量を算出する。
この変性熱可塑性エラストマーを230℃の温度で三重
押出成形して本体部及び水切り部を成形すると共に、水
切り部の表面にサメ肌を生じさせながら、更にその表面
にナイロン(商品名ユニチカ社製、6−ナイロン A103
0)を240℃において押出積層して本発明のガラスチャン
ネルを得た。
該チャンネルは略台形状のもので、傾斜部と水平部と
の合計長1500mm,垂直部長90mm(底辺部は無い)、底部
外幅15mm、側部外高20mm、水切り部間隙10mmで第1図に
示された断面形状に略等しく、水切り部表面のサメ肌は
均一で、ナイロン層の厚みは平均30μmであった。
本チャンネル成形に要した時間は、従来法による所要
時間に比して1m当り0.2分間短い(従来法の60%)。
本チャンネルを試験窓枠に装着し、ガラス(厚さ3.2m
m)を嵌装して耐久試験を行った。その結果、本発明の
チャンネルは50000回のガラス上下試験にも耐え、ガラ
スチャンネルとしての機能を維持しているが、従来品は
25030回でガラス接触面の破壊を生じた結果、ガラスと
の摩擦抵抗の著しい増大を来たし、使用に耐えなくなっ
た。
(発明の効果) 本発明によれば、接触剤の塗布やその硬化乃至焼付操
作及びその前後のエンボス加工操作が全て省略され、少
ない工程数と時間とでガラスランチャンネルを製造する
ことが可能となると共に、耐久性、閉鎖時におけるガラ
スとの緊密接触性及び開閉操作時における軽快摺動性に
優れたガラスランチャンネルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のガラスランチャンネルの断面図であ
り、 第2図は第1図のガラスランチャンネルのガラスとの接
触部の拡大断面図であり、 第3図は自動ドアへの取付けを説明する図であり、 第4−A図及び第4−B図は夫々ガラスの開放時及び閉
鎖時におけるガラスランチャンネルの状態を示す断面図
である。 1はガラスランチャンネル、2は本体、3は水切り部、
4はガラスとの接触部、7は変性オレフィン系熱可塑性
エラストマー基体、9は滑性樹脂層、8及び10は微小凹
凸の繰返し模様を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−136528(JP,A) 特開 昭58−149843(JP,A) 特開 昭56−55413(JP,A) 特開 昭54−82(JP,A) 特開 昭49−56324(JP,A) 特開 昭57−176155(JP,A) 実開 昭55−50850(JP,U) 実開 昭55−46021(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】横断面において溝状の本体部とその側壁頂
    部付近から中心側に向かって張出した舌片状の水切り部
    とから構成されたオレフィン系熱可塑性エラストマー製
    のガラスランチャンネルであって、その水切り部の表面
    で少なくともガラスに接触し得る部分には、微細な凹凸
    の繰返し表面を有するグラフト変性オレフィン系熱可塑
    性エラストマー層を介して滑性樹脂層がその表面に微細
    な凹凸の繰返しを保存しながら積層されてなることを特
    徴とするガラスランチャンネル。
  2. 【請求項2】滑性樹脂がナイロン類、熱可塑性ポリウレ
    タン樹脂、熱可塑性ポリエステル樹脂から選ばれた樹脂
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    ガラスランチャンネル。
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