JP2634112B2 - センサ用a/d変換装置 - Google Patents

センサ用a/d変換装置

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JP2634112B2
JP2634112B2 JP3274014A JP27401491A JP2634112B2 JP 2634112 B2 JP2634112 B2 JP 2634112B2 JP 3274014 A JP3274014 A JP 3274014A JP 27401491 A JP27401491 A JP 27401491A JP 2634112 B2 JP2634112 B2 JP 2634112B2
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豊 吉田
裕司 高木
佳則 岩谷
彰人 早野
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HAAMAN KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センサ用A/D変換装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は加熱調理器等に用いる温度制御回
路の一例を示しており、この温度制御回路は、直流電圧
源VCCに抵抗R1 を介して負特性サーミスタからなる温
度センサ1を接続し、検出温度に応じた温度センサ1の
抵抗値変化により変化する温度センサ1の両端電圧VTH
をA/D変換部を備えたマイクロコンピュータ(以下マ
イコンと略す)2に取り込み、このマイコン2ではA/
D変換値より検出温度を判定するとともに、この判定に
基づいて温度制御を行なうようになっている。
【0003】ところでマイコン2内のA/D変換部は、
A/D変換用の入力ポートINから入力した上記電圧V
THを、外部から基準電圧端子に入力する基準電圧VREF
を基にA/D変換を行なうようになっている。例えば8
ビット精度のA/D変換の場合、A/D変換値は(VTH
×256)/VREF となり、例えば入力電圧VTHが3.
00Vで、基準電圧VREF が5.0Vの場合A/D変換
値は153となり、16進数の表現で99H となるので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来例の
構成では断線等で基準電圧VREF が基準電圧端子に入力
しなくなった場合、マイコン2内蔵のA/D変換部では
零Vとなり、そのためA/D変換される電圧値が0Vを
越えている場合に、A/D変換値の全てはFFH とな
る。
【0005】一方温度センサ1のようなセンサは検出量
が常に変化するものであるため、A/D変換量も00H
からFFH まで変化する可能性があり、従ってA/D変
換が正常に行なわれた場合と、そうでない場合との区別
がつかないという問題があった。特に上記のような加熱
調理器に用いた温度制御回路の場合、非常に低い温度と
して検出されてしまい、制御が正常に行なわれなく無く
なって安全性に問題が生じる恐れがあった。
【0006】この問題は上記のような温度センサ1を用
いた回路、装置に限らず、同様なセンサ用A/D変換装
置にも起こり得るものである。本発明は上記問題点に鑑
みて為されたもので、その目的とするところはA/D変
換のための基準量の入力異常があった場合にこれを判断
できる安全なセンサ用A/D変換装置を提供するにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は検出量に応じて出力電気量を変化させる
センサの出力電気量を取り込んでA/D変換するととも
に、A/D変換の基準量の変動に応動する電気量を入力
し、この一定電気量を上記センサの出力電気量のA/D
変換とは別にA/D変換するA/D変換手段と、このA
/D変換手段での変換値が上記一定電気量のA/D変換
値から一定の範囲を越えている場合異常であると判断
する判断手段と備えたものである。
【0008】
【作用】本発明の上記構成によれば、A/D変換のため
の基準量の入力異常が起きた場合、これに伴う一定電気
量のA/D変換値の変化から判断手段により異常発生を
判断することができる。従って、センサ出力を用いた制
御系が異常動作を起こすのを上記判断に基づいて未然に
防ぐことができるのである。
【0009】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。 (実施例)図1は温度制御回路を構成する一実施例の回
路を示しており、本実施例回路では複数チャンネルのA
/D変換が行なえるA/D変換部3を内蔵したマイコン
2を使用し、一つのA/D変換用の入力ポートIN1
は図4の従来例と同様に温度センサ1の両端電圧VTH
入力し、また直流電圧源Vccに抵抗R2 、R3 の直列回
路を接続してその抵抗値で定まる一定の分圧出力を異常
判断のための電圧V KIJYUNとして入力ポートIN2 に入
力して上記両端電圧VTHとは別にA/D変換を行い、こ
のA/D変換値をマイコン2の演算処理機能を用いた異
常判断部4に取り込む。異常判断部4は電圧VKIJYUN
変換値と、予め設定した一定範囲の値とを比較して上記
範囲を電圧VKIJYUNの変換値が越えた場合には異常と判
断し、制御系の動作を停止させるなどの処理を行なう。
【0010】図2は図1の回路を加熱調理器の温度制御
回路に用いた例を示しており、この例では五徳5上に載
置されガスバーナ6により加熱される鍋7の底に温度セ
ンサ1を当接し、この温度センサ1により鍋底温度を検
出するようになっている。温度センサ1の両端電圧VTH
は図1に示すマイコン2に内蔵したA/D変換部3によ
りA/D変換されて検出温度が判定される。同時にマイ
コン2は図1における異常判断部4の判断が異常判断で
なければ、図3のフローチャートに示すように温度セン
サ1の両端電圧VTHに基づいて電磁弁や比例制御弁から
なるガス供給制御装置8を通じてガスバーナ6の燃焼制
御を行なう。
【0011】そして温度センサ1の検出温度が一定温度
に達するとマイコン2はガス供給制御装置8を制御して
ガスバーナ6へのガス供給を遮断或いは減少させて、ガ
スバーナ6を消火、或いはガスバーナ6を小火にして過
熱を防止する。一方上述の燃焼制御動作中において、異
常判断部4が異常を判断した場合にはマイコン2はガス
供給制御装置8を制御してガスバーナ6へのガス供給を
遮断して加熱調理器の動作を停止させる。
【0012】尚図2中9は元栓である。
【0013】
【発明の効果】本発明は検出量に応じて出力電気量を変
化させるセンサの出力電気量を取り込んでA/D変換
るとともに、A/D変換の基準量の変動に応動する電気
量を入力し、この一定電気量を上記センサの出力電気量
のA/D変換とは別にA/D変換するA/D変換手段
と、このA/D変換手段での変換値が上記一定電気量の
A/D変換値から一定の範囲を越えている場合異常で
あると判断する判断手段と備えたので、A/D変換のた
めの基準量の入力異常が起きた場合、これに伴う一定電
気量のA/D変換値の変動から判断手段により異常発生
を判断することができ、そのためセンサ出力を用いた制
御系が異常動作を起こすのを上記判断に基づいて未然に
防ぐことができ、特にセンサの使用中においても異常の
有無を検出することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図である。
【図2】本発明の一実施例を用いた加熱調理器の構成図
である。
【図3】本発明の上記加熱調理器の動作説明用フローチ
ャートである。
【図4】従来例の回路図である。
【符号の説明】
1 温度センサ 2 マイクロコンピュータ 3 A/D変換部 4 異常判断部 IN1,IN2 入力ポート R1 〜R3 抵抗R VREF 基準電圧 VKIJYUN 電圧
フロントページの続き (72)発明者 早野 彰人 大阪市港区南市岡1丁目1番52号株式会 社ハーマン内 (56)参考文献 特開 昭57−176828(JP,A) 特開 平3−134572(JP,A) 特開 昭62−26927(JP,A) 特開 平3−226014(JP,A) 特開 平4−81615(JP,A) 特開 昭61−203830(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検出量に応じて出力電気量を変化させるセ
    ンサの出力電気量を取り込んでA/D変換するととも
    に、A/D変換の基準量の変動に応動する電気量を入力
    し、この一定電気量を上記センサの出力電気量のA/D
    変換とは別にA/D変換するA/D変換手段と、このA
    /D変換手段での変換値が上記一定電気量のA/D変換
    値から一定の範囲を越えている場合異常であると判断
    する判断手段と備えたことを特徴とするセンサ用A/D
    変換装置。
JP3274014A 1991-10-22 1991-10-22 センサ用a/d変換装置 Expired - Lifetime JP2634112B2 (ja)

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