JP2634098B2 - 地中梁の構築方法 - Google Patents

地中梁の構築方法

Info

Publication number
JP2634098B2
JP2634098B2 JP3123538A JP12353891A JP2634098B2 JP 2634098 B2 JP2634098 B2 JP 2634098B2 JP 3123538 A JP3123538 A JP 3123538A JP 12353891 A JP12353891 A JP 12353891A JP 2634098 B2 JP2634098 B2 JP 2634098B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
underground beam
rib
concrete
plate
pressure plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3123538A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04350221A (ja
Inventor
敏 小早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Kk
Original Assignee
Fujita Kk
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Kk filed Critical Fujita Kk
Priority to JP3123538A priority Critical patent/JP2634098B2/ja
Publication of JPH04350221A publication Critical patent/JPH04350221A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2634098B2 publication Critical patent/JP2634098B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Foundations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は耐圧板付き地中梁の構築
方法に係るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の耐圧板付き地中梁の施工に際して
は図４に示すように、耐圧板ａの配筋と同時に地中梁の
鉄筋ｂを配筋し、耐圧板ａのコンクリートを打設し、同
耐圧板コンクリート上に型枠ｃを組立てコンクリートｄ
を打設して、図５に示すような地中梁ｅを構築する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来工法において
は、地中梁の配筋を行なう場合、鉄筋を保持するための
仮設の足場を必要とし、このため耐圧板のコンクリート
を打設する場合、作業スペースが分断され、作業性が悪
い。本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案
されたもので、耐圧板コンクリート打設時の作業性を阻
害することなく、地中梁の型枠を必要としない地中梁の
構築方法を提供する点にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る地中梁の構築方法によれば、耐圧板部
に地中梁の下端主筋及び下端部が重ね継手に必要な長さ
だけ突設された肋筋の一部を配設して耐圧板コンクリー
トを打設し、同耐圧板上に、下端より前記地中梁の肋筋
突設部との重ね継手に必要な長さだけ突出された肋筋を
内蔵した合成プレキャスト版を対設し、地中梁の上端主
筋を配筋したのち、同両合成プレキャスト版内にコンク
リートを打設するものである。
【０００５】
【作用】本発明によれば前記したように、耐圧板部に地
中梁の下端主筋及び肋筋の一部を耐圧板の鉄筋とともに
配筋し、肋筋は重ね継手に必要な長さを突出させること
によって、配筋に際して仮設足場を必要としない。更に
耐圧板上に肋筋を内蔵した合成プレキャスト版を対設
し、同版の肋筋の下部突出部と前記耐圧板上に突設され
た地中梁の肋筋とを継ぎ、上端主筋を配筋したのちコン
クリートを打設することによって、型枠を使用すること
なく地中梁を施工するものである。
【０００６】
【実施例】以下本発明を図示の実施例について説明す
る。図１に示すように耐圧板１のコンクリートを打設す
る際、地中梁の下端主筋２及び地中梁の肋筋３を耐圧板
１の鉄筋とともに配筋する。なお前記肋筋３は後述の合
成プレキャスト版の肋筋との重ね継手に必要な長さが突
設されている。
【０００７】次いで図２に示す如く、耐圧板コンクリー
トを打設したのち肋筋４が内蔵された一双の合成プレキ
ャスト板５を対設する。なお同肋筋４の合成プレキャス
ト板からの下端突出端部４ａは前記肋筋３との重ね継手
に必要な長さだけ突設され、上端突出部４ｂはフツク状
に曲成されている。次いで床型枠６または合成床板を設
置し、上端主筋７を配筋したのちコンクリート８を打設
し、地中梁を構築するものである。
【０００８】なお図３は本工法を従来工法に適用した場
合を示し、図中前記実施例と均等部分には同一符号が附
されている。
【０００９】
【発明の効果】本発明に係る地中梁の構築方法は前記し
たように構成されているので、地中梁に打込まれる肋筋
は耐圧板上に対設され合成プレキャスト版に内蔵された
肋筋との重ね継手に必要な長さだけ突出されていること
により突出長さが短いので、配筋の際の仮設足場を必要
とせず、耐圧板コンクリート打設時の作業性を阻害しな
い。
【００１０】また本発明によれば地中梁の型枠を必要と
しないので、型枠の組立、解体、搬出の必要がなくな
り、施工性が著しく向上される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る地中梁の構築方法の一実施例にお
ける地中梁の下端主筋及び肋筋の配筋工程を示す縦断面
図である。
【図２】地中梁のコンクリート打設工程を示す縦断面図
である。
【図３】本発明の工法を在来工法に適用した状態を示す
縦断面図である。
【図４】従来工法の実施状況を示す縦断面図である。
【図５】従来工法によって構築された耐圧板付き地中梁
の縦断面図である。
【符号の説明】
１ 耐圧板 ２ 下端主筋 ３ 肋筋 ４ 合成プレキャスト板の肋筋 ７ 上端主筋 ８ コンクリート

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 耐圧板部に地中梁の下端主筋及び下端部
    が重ね継手に必要な長さだけ突設された肋筋の一部を配
    設して耐圧板コンクリートを打設し、同耐圧板上に、下
    端より前記地中梁の肋筋突設部との重ね継手に必要な長
    さだけ突出された肋筋を内蔵した合成プレキャスト版を
    対設し、地中梁の上端主筋を配筋したのち、同両合成プ
    レキャスト版内にコンクリートを打設することを特徴と
    する地中梁の構築方法。
JP3123538A 1991-05-28 1991-05-28 地中梁の構築方法 Expired - Fee Related JP2634098B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3123538A JP2634098B2 (ja) 1991-05-28 1991-05-28 地中梁の構築方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3123538A JP2634098B2 (ja) 1991-05-28 1991-05-28 地中梁の構築方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04350221A JPH04350221A (ja) 1992-12-04
JP2634098B2 true JP2634098B2 (ja) 1997-07-23

Family

ID=14863084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3123538A Expired - Fee Related JP2634098B2 (ja) 1991-05-28 1991-05-28 地中梁の構築方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2634098B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61146922A (ja) * 1984-12-18 1986-07-04 Fujita Corp 二重スラブ付基礎梁の施工方法
JPH0639790B2 (ja) * 1986-08-30 1994-05-25 鹿島建設株式会社 地中梁の施工法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04350221A (ja) 1992-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2634098B2 (ja) 地中梁の構築方法
JPH0637794B2 (ja) 建築物の壁構造及びその構築工法
JPH06264453A (ja) 基礎用プレキャストコンクリート製捨型枠及び当該捨型枠を用いた基礎工法
JPH1136229A (ja) 鉄筋コンクリート橋脚の構築方法
JPH09264031A (ja) コンクリート構造物構築用の型枠
KR100398707B1 (ko) 건물용 철근 배근체와 이를 이용한 건물 시공방법
JP2714469B2 (ja) ラチス梁基礎の型枠
JPH07324376A (ja) 鉄筋コンクリート造構造物の構築方法
JPS6195127A (ja) コンクリ−ト型枠工法
JPH05287759A (ja) 鉄筋コンクリート基礎梁の構築法
JPH07207796A (ja) ハーフプレキャスト床版、及びそれを使用した大梁とスラブの接合方法
JPS644920Y2 (ja)
JPH07247610A (ja) Ｐｃ壁を用いた建築物に用いられる梁
JPH0326738B2 (ja)
JPH06136821A (ja) 鉄骨鉄筋コンクリート構造物の構築工法
JPH08144402A (ja) 壁用中空プレキャストコンクリート部材
JP3312945B2 (ja) コンクリート構造体の構築方法
JP792H (ja) 鉄筋コンクリート構造体の構築方法
JPH0313643A (ja) エキスパンションジョイント部を備えた長大構造物の構築方法
JPS6232303B2 (ja)
JPH02296948A (ja) 鉄筋コンクリート造スラブの構築方法
JPS5858503B2 (ja) 鉄筋コンクリ−ト合成壁の構築工法
JP2544486B2 (ja) 地中梁とその上下スラブの施工法
JP3179321B2 (ja) プレキャスト部材の製造方法、製造装置、及びプレキャスト部材
JPH0144685Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees