JP2634023B2 - 竹管に裂けが発生するのを防止する方法 - Google Patents

竹管に裂けが発生するのを防止する方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は竹管裂けが発生するの
を防止するための竹管を前処理する方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】竹はその弾性と丈夫であるが故に、特に
アジアにおいて構造的な部材として、教会の塔のように
高い建築用足場の形成から椅子や厨房用具用の材料とし
ての使用に至るまで様々に使用される。ヨーロッパでも
竹は、特に椅子やベッド基台などを形成するために使用
される。
【0003】その場合に基本的に、竹管がその成長の間
に有するような水分、すなわち約55〜110重量%の
水分は管を切断し、かつ根からの毛細管による水分供給
が終了した後に周囲の空気湿度まで低下するという問題
がある。アジア的な空間では大体において湿度が非常に
高いのでこの差によって竹管の裂けが形成されることは
希であるが、この種の管はヨーロッパや北米へ移送する
際に、そして特にセントラルヒーティングあるいは空気
調された室内で使用する場合に、その際に非常に大き
い湿度差があることによってほぼまちがいなく裂けてし
まう。
【0004】裂けの形成によって竹管の丈夫さは損なわ
れるが、このことは決定的な欠点ではなく、竹管を比較
的高価な家具用の材料として使用しようとする場合に視
覚的な効果が損なわれるだけである。竹管は閉鎖された
丸い断面を有し、かつ縦方向において隔壁状のによっ
て不規則な間隔で仕切られているので、板に加工される
中実木の処理から知られた裂け防止の方法(中実木平面
を互いに直角の繊維方向に層状に接着する)を裂け防止
に使用することはできない。というのはまず、竹は純粋
に生物学的に見て樹種ではなく、巨大な草であり、かつ
それは別にしても物理的な観点においてほぼ相反する特
性があるからである。
【0005】すなわち木は、特に樹皮の真下の外側領域
において、液体移送のための伝導細胞を有し、従って木
の幹は側領域において最大、かつ中心領域において最低
の水分含有量を有するが、竹の場合にはまったく逆であ
る。管の外側3分の1には竹に強度を与える支持細胞が
あり、その内側に吸収すべき水分の伝導細胞と貯蔵細胞
が続いている。このことにより2つの材料は絶対的に不
等の特性を有し、特に竹の物理的特性は軸方向に存在す
る節を有する中空構造であることによってさらに完全に
異なる。
【0006】さらに伐採の際の竹管の水分は基本的に木
より大きいだけでなく立地、その時の天候並びに竹管の
横切断方向並びに軸方向の縦に見た大きさに従ってずっ
と大きく変動する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、2つおよびそれ以上の節を有する竹管をその処理後
に裂けの形成が防止されるように処理する方法を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1に
よって解決され、好ましい実施態様が従属請求項に記載
されている。上述の方法は発生する機械的な応力を減少
させるために用いられるが、この機械的な応力はまず、
竹の閉鎖された環状横断面によってもたらされ、それに
よって竹の外側の層が内側の層に比べて均一な割合で萎
縮した場合でも発生してしまう。このことは外側の3分
の1により多くの支持細胞があって、内側の3分の1に
はより多くのパイプ状の水分移送細胞と貯蔵細胞がある
竹の内部的な構造によってさらに強化される。
【0009】竹の応力を調節する他の困難は、不均一な
間隔で存在する内部の節であって、この節は竹の外側に
ぐるりと存在する厚みのある隆起部にも現れている。さ
らに成長によって管の直径に対する肉厚、管の上部が下
部に比べて細くなる割合および竹の内部的構造とその水
分含有量は、ほぼいずれの場合にも異なっているので、
調節の種類も個別に変化させなければならない。
【0010】裂けを防止する方法は、竹管の母線(下端
と仮想頂点を最短距離で結んだ線)に沿った少なくとも
1つの縦の切れ目によって閉鎖された横断面を開放し、
それによって言うなれば人工的な裂けを形成することに
ある。しかしながらこの裂けは、前もって孔をあけ、あ
るいは内部的な節を完全に除去するにも拘らず、必ずし
も全ての場合において乾燥工程の間に均一に変化せず、
従ってさらに拡がったり、そのままであったり、あるい
は全く閉じてしまう。しかし多数の場合においてこの縦
の間隙の開口部が目立つようになるので、乾燥工程の終
了後にこの間隙内に細片、例えば適当な竹細片あるいは
同様な見かけの材料からなる細片挿入て接着し、加
えてかすがい、竹だぼなどによって機械的に固定する
ここでは特に約3mmの直径の竹だぼを竹細片の両側の接
着面を通して縦方向にそれぞれ交互に斜めに挿入して埋
め込み接着することが効果的である
【0011】しかし、ヨーロッパの気候特性においても
裂けない竹製品を得るためには、この機械的な処理を特
殊な段階的な乾燥工程によって補助しなければならな
い。 前処理 竹管において裂ける傾向を減少させる機械的な処理以外
の方法は、まず成長した竹管の下方50から200cmを
残して管の上方の領域のみを伐採することである、とい
うのは高さが増すにつれて竹管の水分含有量は減少する
からである。
【0012】伐採の数週間前に竹の大枝や小枝を除去す
ることによって、竹管を通る水分の移送は減少し、それ
によって収穫の際の水分含有量が減少する。 予備乾燥 好ましくは、伐採後に切断した管は垂直に立てておく
最も良いのは竹林の中に直接立てておく、その際にはま
だある枝は残されており、その結果、葉を介しての水分
の放出と、切断面を介しての蒸発、さらには重力による
竹管内の水分が降下が加わりある種の予備乾燥が行われ
る。
【0013】積極乾燥 竹の積極乾燥は多数の段階において行う。 第1の乾燥段階 第1の乾燥段階において竹は好ましくは屋外で初期水分
含有量(50から100%)からいわゆる繊維飽和
で乾燥される。これは竹の場合には、23から35重量
%の水を含む木の場合とは異なり、14から21重量%
の間にある。繊維飽和値を下回ってから初めて収縮を始
める木の場合とは異なり、竹はすでにこの第1の乾燥段
階において収縮を開始する。特別に記載がない限りは、
すべてのパーセント記載は重量パーセントである。
【0014】この第1の乾燥段階は2から10週間、特
に3から4週間の間、屋外の半日陰に立てて貯蔵するこ
とによって実施する。その際に水分含有量は13%から
25%の幅の中で約17%の値に減少する。この値は、
充分に長く貯蔵した場合に熱帯の周囲湿度によって得ら
れる水分平衡値に相当する。その場合に竹の直径は4か
ら14%収縮するので、この第1の乾燥段階の前に 節を
除去しておくことが望ましい。これは突き抜きあるいは
直径を調節できる中ぐり器によって行うことができる。
【0015】この第1の乾燥段階においては特に内周に
より多く設けられている導水管から自由な水が放出され
るので節を除去した場合にはより良好に水を外部へ流出
できる。この第1の乾燥段階において竹管が裂けた場合
には、この裂けは主として内側から生じる、というのは
管の内壁近傍の領域の毛細管内の自由水分が蒸発するこ
とによって最も強い収縮と応力形成が生じるからであ
る。しかし上述の方法によってこの乾燥段階において裂
けの形成を大幅に回避することができる。
【0016】またこの第1乾燥段階のほぼ4日目に切
断、鋸あるいはフライスで約4mmの幅で切り込みを入れ
て冒頭で述べた縦の間隙の形成を行う。また第1の乾燥
段階の開始時に化学的な潜水浴処理を行う場合には、潜
水浴から取り出してから4日後に行うなお、切り込み
を入れる前に裂けが発生していた場合にはその裂けに沿
って切り込みを入れる。この第1の乾燥段階の間に間隙
幅の変化少なくとも4日目毎に、好ましくは毎日測定
する、というのは通常間隙は狭くなるからである。特に
内部の領域において竹が収縮することにより、従って直
径が減少して間隙が閉鎖され切断面が互いに当接する
ような場合には機械的に発生する応力を防止するため
に、改めて機械的な加工によって間隙を広げなければな
らない。2回再加工した後に間隙が相変わらず0mm幅に
減少した場合には、その竹管はもはやそれ以降の加工に
は適していない。
【0017】第2の乾燥段階(乾燥室における乾燥と空
調室における気候馴化) 第2の乾燥段階において、平衡含水率をより低い、8%
から10%の最終水分含有量まで減少するように乾燥
せる。この第2の乾燥段階において、竹は、好ましく
は、外側領域に結合された水分を放出し、従ってこの外
側の層は収縮しようとするが、しかしこのことは異なる
特性で変化する内側の層によって抑制される。それによ
って、バイメタルの場合と同様に、管直径が広がるの
で、周面が拡大し、かつ管の周面の箇所に縦の間隙が発
生ないしは増大する。
【0018】〔乾燥室における乾燥〕 乾燥室における 乾燥の間、空気温度は30°から60℃
の間であり、相対空気湿度は75%から33%までであ
り、その場合に竹の最終湿度はこの第2段階においては
24%より多くなってはならない。さらに乾燥室におけ
乾燥の間に湿度測定装置を用いて規則的に乾燥を検査
し、これは第2の乾燥段階の間に2時間毎に行、先の
第1の乾燥段階においては屋外で2日毎に行
【0019】乾燥室内での乾燥は冷たい空気と高い空気
湿度で開始、乾燥工程が進行すると温度上昇させ
内の空気湿度低下させる。好ましくは複数の室で
複数のステップにわけて乾燥させる。中央の幹領域から
、かつ化学的な前処理をした一般的な5年ものの3
m長さの竹管に関して次の値が代表的なものである。 第1ステップ=30℃/75%相対空気湿度 第2ステップ=38℃/60%相対空気湿度 第3ステップ=49℃/45%相対空気湿度 第4ステップ=60℃/35%相対空気湿度。
【0020】その場合に好ましくは第1ステップの間に
竹管の外側、特に節の領域に規則的に水、それに
よって特にその場所での裂けの形成阻止する。その場
合に室内乾燥(例えば上述の第1から第4ステップ)の
全体時間は3〜7日であり、全体時間と個々のステップ
の詳細はそれぞれ乾燥すべき管の肉厚に従ってほぼ次の
ように区別される。
【0021】 肉 厚 第1ステッフ゜ 第2ステッフ゜ 第3ステッフ゜ 第4ステッフ゜ (x) (x) (x) (x) 10mm 20 22 24 22 12mm 20 22 33 27 14mm 20 22 43 31 16mm 22 26 49 35 18mm 22 26 55 42 20mm 22 26 62 50 (x)=滞在時間(時)
【0022】乾燥室内に留まっている間に縦の間隙の幅
規則的、好ましくは約4時間毎に手で、あるいは伸び
測定細片を用いて測定、あるいはその変化監視
それによって個々のステップに関して値が設定されてい
るにも拘らず、急激に乾燥してそれによって不可避的に
裂けが形成されることがないようにする。 〔空調室における気候馴化〕 乾燥室内に約3から7日置かれた後に輸出国の気候特性
への調節、従ってヨーロッパ諸国については約40から
50°の空気湿度と20から25℃の温度における気候
馴化が行われる。
【0023】空調室内に置かれるのは2から4日であ
り、その場合に乾燥室内の最後のステップに比較して空
調室内の相対空気湿度が高いことによって、ここでも乾
燥室内の最後のステップに比較して竹管の直径が5から
12%減少する。これは意図的に使用される、というの
は乾燥室内でのこの過乾燥が、この竹管は後より低い
膨張傾向を有することにより、加工される竹管の後の裂
け強度を増大させることが明らかにされているからであ
る。これは個々の毛細管が次第に弱くなっていくことに
関係することが考えられる。
【0024】空調室内に置かれている間に、縦の間隙内
竹細片を挿入することによる閉鎖、だぼ継ぎおよび接
を行う。そのために昼の間ずっと竹管の加工が行われ
ることが多く、夜は少なくとも12時間の間は再び空調
室内に気候馴化のために貯蔵される。続いて竹管の外側
を表面研磨する際に、竹細片の接着継目が見えないよう
し、詳細に見た場合でも竹だぼのみ構造が違うこと
がわかるだけである。
【0025】しかし竹管を構造的に使用する場合には竹
管の一方側のみが見場が悪いか、あるいは完全に見えな
い場合が多いので、竹管のこの継目側を主として見えな
い領域に配置することができるが、付加的な処理をしな
いで乾燥させた竹管の場合には裂けの形成はそれぞれ勝
手な場所に発生し、従って見える領域に発生することも
多い。
【0026】閉鎖を行う竹細片の使用を容易にするため
に、多くの場合に前もって形成された幅と整合された接
着面とを有する竹細片使用、竹管の間隙は前もって
適当なフライス加工によってその接着面に適合させ、そ
れによって竹管は正しい幅と傾斜の接着面を有する。好
ましくは竹細片と縦の間隙の接着面は内側から外側へ向
けて、互いに接近するように延ばし、縦の間隙は内側が
外側より広く、かつさらに竹細片を挿入した後には接着
継目は内側が外側より広くなるようにする
【0027】しかしこの場合にも縦の間隙を所定の幅で
かつ2つの平行な側面になるようにフライスで形成する
ことも可能であって、同様に予め形成された竹細片を使
用することができる。この作業方法は、各竹管において
乾燥によって形成され、拡幅された縦の間隙の形状と寸
法を個々に求めて、それを竹細片に正確に移し代えるよ
りも時間が節約される。
【0028】竹細片の使用をさらに容易にするために、
好ましくは竹細片と竹管の接着面をそれぞれ互いに噛合
するように屈曲させて、すなわち竹管は凹面に、竹細片
は凸面に、あるいはその逆になるように形成することも
でき、この様にすれば、接着面のこの形状を互いに噛合
させるだけで接着剤が硬化するまで竹細片を予備的には
め合い保持することができる。
【0029】竹細片は通常、節の突出部による、竹管と
は異なる間隔の外側の隆起部を有するので、竹管の多数
の節に唯一の貫通した竹細片を使用するのではなく、竹
管の節と同一の高さに設定されたそれぞれ唯一の節を有
する部分縦方向に使用し竹細片の次の部分がそれに適
合するような長さにする
【0030】挿入する細片の両側で隣接する竹管の壁と
結合する代わりに、これを片側だけで行って、ほとんど
見えない小さい継目を残すようにすることができるの
で、応力の発生しない竹管を後でさらに少し加工するこ
ともできる。その場合には管は後で構造的に、残された
継目が見えない箇所にくるように、使用しなければなら
ない。
【0031】同様に、継目全体あるいは挿入された細片
と元の竹管の間の残りの継目のみをポリウレタンあるい
はシリコンなどの弾性的な充填材料で充填することがで
き、その場合に充填材料あるいは少なくともその表面が
色彩的に適合しているようにしなければならない。同様
に、例えば独立気泡発泡材のような軽い充填材料を用い
て管内部を泡で充填することも可能であって、それによ
って固有の重量はわずかしか増大しないが、泡充填材と
管内側とが全面で付着していることによって、加工され
た状態においては管の収縮と伸びが非常に困難になる。
発泡充填するために好ましくは、最初と最後の節は、完
全には破壊をせずに切り取って残しておき、それを再度
挿入して固定し、発泡材の充填を仕切る仕切り壁として
用いる。
【0032】他の方法は、乾燥前に竹管の1つの母線だ
けでなく、多数の母線において切断すること、従って
断面を2つあるいは多数の部分に分割することである。
2つの部分に分割する場合には、それによって生じる半
割体が通常ほぼ半分の楕円に相当するような形状になる
ように曲げ開。この半楕円は竹細片を介在させて互い
に再び接着、それによってほぼ円形の断面形状にする
ことができ、その場合に好ましくは1つの竹細片だけを
介在し、対向する継目においては竹管の2つの半割体
直接接着する
【0033】さらなる他の方法は、半割体の隣接してい
る開放側を直接互いに接着する方法であって、その場合
には接着面はフライスあるいは研磨によって半割体形状
の中心に対してできる限り正確に径方向に整合していな
ければならない。それによって管壁の厚みの全体にわた
って均一に細い、ほとんど見えない接着継目が得られ、
その場合に形成される管は楕円形の外形を有する。最大
の直径を有する領域において、すなわち接着継目の領域
において、接着された管周面を表面研磨、皮剥きあるい
は削ることによってある程度ほぼ丸い管外径を得ること
ができ、その場合でも領域の管壁厚を管の所望の最低強
度を下回るほど減少させることはない。
【0034】さらに乾燥の際の竹管の収縮を他の方法に
よって調節し、かつ減少させることもできる。その場合
に例えば乾燥前に、従って切り込みを入れる前に、竹管
の外皮を剥くことができる。というのは特に外皮の収縮
特性は竹管の残りの部分とは非常に異なっており、それ
を除去した後は竹の横断面の内部における収縮特性の差
はきわめて小さくなるからである。
【0035】さらに、多くは視覚的な理由から竹管を継
ぎ合わせて接着した後に外側研磨して、それによって
竹細片と竹管との異なる表面構造および表面色彩等し
する。さらに竹管の化学的な前処理、好ましくは乾燥
工程前のそれが推奨され、その場合にここでは種々の目
標方向が区別される。
【0036】まず、竹の未加工状態において細胞内に存
在する水分の一部あるいは全部を発しにくい化学薬品
で置き換えるようにすることができるので、続く乾燥工
程の際にこの化学薬品の大部分が竹管の細胞内に残留
し、それによって機械的な収縮が大幅に減少される。そ
のために600,1000あるいは1500の分子量を
有するポリエチレングリコールおよび尿素あるいはソル
ビトール(sorbitol)が考えられ、これらはそ
れぞれ水溶液として使用される。
【0037】他の方法は、水を含む細胞の内部の水分を
それ自体著しく吸湿性のある化学薬品で置き換え、それ
によって竹内に天然に存在するあるいは空気湿度によっ
てもたらされた水分を、乾燥させて蒸発させる代わり
取り込むようにすることである。そのために、ホウ砂、
ソーダ、ホウ酸およびその化合物水溶液が考えられ
【0038】竹にこの種の蒸発しにくい化学薬品あるい
は吸湿性の化学薬品含浸させるのは多くの場合に潜水
浴によって、かつ節の除去後で、かつ切断して開いた後
に行が、それとは関係なく、竹はいずれにしても病害
虫の被害に対してホウ酸の1から2%水溶液で前処理
する、その場合に好ましくはこの溶液はさらにソーダ
を添加することによって約8のpH値にされ、それによっ
てさらにかびの被害が減少される。この材料は揮発しに
くい、あるいは吸湿性の化学薬品を使用する場合にすで
にそれに混合されているので、ただ一回の潜水浴しか必
要とせず、竹はそこに大体において複数日、例えば5日
間漬け置かれ、かつその際に好ましくは約45℃の浴温
度で、大気圧のもとに漬け置かれる。というのはそうす
れば最も少ないコストで充分な結果が得られるからであ
る。潜水浴の圧力を増大させると漬け置く時間が減少す
る。
【0039】竹の不均一な収縮を減少させ、あるいはま
ったく回避する他の方法は、乾燥工程自体を調節するこ
とである。それによって上述の割り広げた竹管における
間隙調整の回数が減少され、極端な場合には竹管をその
母線にそって切り開くことがそもそも不要になるほど
あるそのためには竹に孔をあけること、あるいは内側
の節を完全に除去すること常に必要である。
【0040】乾燥工程は好ましくは、比較的地味のやせ
た土地に生育し、かつできる限り乾期に伐採された少な
くとも5年ものの竹管のみを使用することによって、
らに短縮される。この竹管においてはすでに細胞壁の割
合は貯蔵されている水分の割合に比べて高く、かつそれ
によってより大きい内部の自由空間を有する内側の細胞
とより少ない貯蔵能力を有する外側の細胞との収縮差は
余り大きくない。
【0041】しかしながら竹管を開くように切り込みを
入れる(切断工程)場合には、その前に直接太陽光を当
てないで、ゆっくりと空気乾燥することによって、元の
約50から100%の水分含有量を約17%の湿度、す
なわち繊維飽和度まで乾燥させるのが良い。というのは
それによって切断工程自体がより容易に行えるようにな
るだけでなく、特にすでに収縮の一部が竹管の内部で行
われ、後で意図したように8から10%の残留湿度まで
さらに乾燥させる場合に得られる間隙は拡大するが、間
隙の長さに沿ってできる限り均一な形状が得られるの
で、その後きれいに閉鎖する障害となる間隙の著しい変
が防止できるからである。
【0042】さらに、竹管の内側面を外側面に比べて異
なるように意図的に乾燥させることが効果的である。穿
孔しかつ節を除去した後に、管の横断面が閉鎖している
場合には内部空間は導入された暖かい空気によって外側
面よりも意図的に激しく乾燥され、それによってそうで
ない場合には存在する内側領域と外側領域との収縮速度
の差を減少させ、あるいは完全に補償することができ、
これによって乾燥時に間隙が拡がることを防止すること
ができる。
【0043】この差は個々の管において個々に異なって
いるので、この内部乾燥の正確な制御はさらにセンサ技
術を用いた場合に次のようにすることによってのみ最適
に行われ、その場合に例えば管の内壁と外壁にそれぞれ
乾燥工程の間、連続的に応力測定および/または湿度測
定を行うセンサを設け、かつそれによって竹管外部の空
気と竹管内部の空気との温度差および湿度差と、場合に
よっては空気の流速を測定結果に従って意図的に制御す
る。
【0044】また、この内部乾燥と竹管の外側表面に沿
った切り込みを組み合わせて使用することも可能であ
り、その場合にこの間隙内部乾燥工程の間、間隙の外
側あるいは内側に接するゴムの詰め物などによって閉鎖
し、かつ内部乾燥の基準となる上述のファクター竹管
内の応力測定に基づいて制御するのではなく、間隙幅の
測定可能な変化に基づいて制御する
【0045】この様に、最適な場合には乾燥工程は、乾
燥工程の終了時に間隙が完全に、あるいは少なくとも竹
細片を使用することなく、間隙を接着するだけで充分で
あるまでに閉鎖することができ、それによって作業の手
間が著しく削減される。また、原則的には竹管を切り開
く代わりに他の種類の機械的な応力除去手段用いる
とも可能であって、例えば竹管の母線に沿って多数の孔
を形成し、その孔を乾燥工程の終了後に竹材からなる適
当な栓によって再び閉鎖するという方法もある。
【0046】この種の栓を形成して挿入する場合には外
側壁の湾曲と節に起因する問題は生じないので、この閉
鎖工程は多部材の竹細片を使用するよりも迅速に行うこ
とができる。
【0047】
【実施例】本発明の実施例を図面を図を用いて詳細に説
明する。図1は竹管1の横断面を示すものであって、図
では5はほとんど除去されており、かつ竹管1は母線
に沿って切り込みが入れられ(切断工程)、それによっ
て縦の間隙2が形成されている。
【0048】その場合に丸鋸などによって行われた切断
工程によって、縦の間隙2の側壁は互いに平行であっ
て、かつほぼ半径方向に延びている。図2は図1に示す
竹管の乾燥工程後を示すものであって、乾燥工程により
竹管1はその周面に沿って幾分収縮し、かつそれによっ
て縦の間隙2は明らかに広くなっている。その際に、場
合によっては竹管1の外径が乾燥前に比べて幾分大きく
なる場合もある。
【0049】その場合に縦の間隙2の側壁14は相変わ
らず竹管の長手軸15に対してほぼ半径方向に延びてい
る。少なくとも図1に示す乾燥前の管の規則的な円形の
外周面が示すように、まず均一な外見を得るために、そ
してそうでなければ生じてしまう竹管の天然の外皮13
と内皮12との著しい収縮差を減少させるために、竹管
の外皮13は剥かれている。
【0050】図3は拡大された縦の間隙2内に挿入され
た竹細片3の詳細を示すものである。その場合に、縦の
間隙2が拡大されているだけでなく、通常は拡幅を行う
フライスによって側壁14の向きもその角度位置におい
ても異なるように選択されていることがわかる。図3の
左半分の図示においては、竹管1の側壁14とそれに対
向する竹細片3の接着面は、接着継目6が内側が外側よ
り広くなる様に形成されており、この様に形成すること
によってこの接着継目は実際には外側からは見えない。
【0051】図3の右半分の図示においては、竹細片3
の接着面4と竹管1の接着面4′はそれぞれ互いに角度
的に適合するように形成されており、その場合に竹管1
の接着面4′は凹面に形成されており、かつ竹管1の側
壁14に形成された断面において角度を有する凹部とな
っている。この角度のついた溝内に竹細片3の対応する
凸面が嵌入し、そこで接着剤が固まるまで、竹管1の応
力によってはめ合いにより保持される。
【0052】図3にはさらに2つのサイドだぼ16も示
されており、このサイドだぼは、竹細片3の縦方向に変
位して、交互に挿入されている。その場合にだぼ16は
側壁14の横約5〜15mmの間隔で竹管の表面から接着
継目6を横切って内側へ斜めに延びており、かつ竹細片
3の内側のほぼ中央に達する。だぼ自体竹材からなり、
約3〜5mmの直径を有する。
【0053】図4と5には多数の節8を有するそれぞれ
竹管全体の斜視図が示されている。図4は、多数の部分
7からなり縦の間隙2内に挿入された竹細片3を有する
完成した竹管1を示すものであって、接着継目は図面で
は見えるが、実際には表面を研磨した後には見えないの
と同様に良好である。図5は、竹管1にその母線に沿っ
て多数の孔9を形成する前述の解決法を示すものであっ
て、この孔も同様に乾燥の際の応力を補償することがで
き、かつ乾燥が終了した後には竹からなる栓10によっ
て閉鎖され、この栓においてはもちろん周囲の竹材料の
場合と同一の繊維方向になるように注意が払われる。そ
の場合に孔と孔との間隙は孔の直径の約2倍の大きさに
される。
【0054】孔9の側壁の配置と形状に関しては、竹細
片3に関して述べたことが同様に当てはまるが、その場
合にだぼ、かすがい、釘あるいはボルトを用いてさらに
機械的に結合することは省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乾燥前の、切り込みが入れられた竹の横断面を
示す断面図である。
【図2】乾燥後の竹の横断面を示す断面図である。
【図3】発生した間隙に竹細片を挿入した状態の詳細を
示す断面図である。
【図4】加工の終了した竹管の縦方向の正面図である。
【図5】孔を形成した竹管の縦方向の正面図である。
【符号の説明】
1…竹管 2…間隙 3…竹細片 4…接着面(竹細片) 4′…接着面(竹管) 6…接着継ぎ目 8…節 9…穴 12…内皮 13…外皮 14…側壁 16…だぼ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭61−7923(JP,B2) 実公 昭52−1904(JP,Y2) 特許68422(JP,C2) 正木清著「竹の栽培と加工」株式会社 泰文館昭和29年11月6日発行

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 竹管に裂けが発生するのを防止する方法
    であって、 竹管(1)長手方向においてその長手方向の全長にわ
    たって切り込みを入れて縦の間隙(2)が形成、 竹管(1)の水分含有量を使用地域における水分含有量
    となるまで乾燥、かつ 乾燥後に前記縦の間隙(2)適合した材料細片(3)
    を挿入全長にわたって接着ることによって閉鎖、 材料細片(3)接着に加えて接着面(4)に対して横
    方向にかすがい、ボルトあるいはだぼを用いて竹管
    (1)と機械的に結合したことを特徴とする竹管に裂け
    が発生するのを防止する方法
  2. 【請求項2】 材料細片(3)が竹細片であることを特
    徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 材料細片(3)ぴったりとはめ込
    片側だけ竹管(1)の切断面に結合したことを特徴と
    する請求項1あるいは2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 縦の間隙(2)を竹管の乾燥後、かつ竹
    細片(3)を挿入する前に寸法決めと成形のためにフラ
    イスで切り込みを入れることを特徴とする請求項1から
    3までのいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 節(5)を竹管の乾燥前にほとんど除去
    することを特徴とする請求項1から4までのいずれか1
    項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 竹細片(3)と竹管(1)の接着面が、
    それぞれややくさび形状に内側へ向かって開放する接着
    継目(6)形成するようにしたことを特徴とする請求
    項1から5までのいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 竹管(1)乾燥前に防黴と水分の蒸発
    の防止の効果のある薬品に潜水浴することを特徴とする
    請求項1から6までのいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 材料細片(3)長手方向において多数
    の部材(7)から形成された竹細片であり、かつ竹細片
    (3)の各部材(7)が最大で1つのの突出部(8)
    を有することを特徴とする請求項1から7までのいずれ
    か1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 竹管が少なくとも4年の成長年齢を有す
    ることを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項
    に記載の方法。
  10. 【請求項10】 竹管(1)節(5)の開放後であっ
    かつ切り込みを入れる前に、さらにソーダを添加する
    ことにより8のpH値にした1から2%のホウ酸水溶液で
    前処理することを特徴とする請求項1から9までのいず
    れか1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 乾燥中に発生した裂けに沿って竹管に
    切り込みを入れることを特徴とする請求項1から10ま
    でのいずれか1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 乾燥中に発生した裂けが竹管の内側に
    あることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 竹管の内側に、できる限りわずかな重
    量の、硬化性の発泡材を充填することを特徴とする請求
    項1から12までのいずれか1項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 竹管の乾燥第1の乾燥段階と第2の
    乾燥段階でおこない、 第1の乾燥段階においては、竹管屋外に数週間垂直に
    立てて繊維飽和限界まで乾燥、 第2の乾燥段階においては、 先ず、乾燥室内で、使用地域における竹管の平衡含水率
    より低くなるように、60℃まで上昇する温度と35%
    まで減少する相対空気湿度において 複数の日数にわたっ
    て乾燥続いて、空調室内で、使用地域 の温度と湿度で複数の日
    数、気候馴化を行うことを特徴とする請求項1から13
    までのいずれか1項に記載の方法。
  15. 【請求項15】 空調室内での気候馴化の間に縦の間隙
    の閉鎖をおこない、かつ竹管を1日当り少なくとも12
    時間気候馴化することを特徴とする請求項14に記載の
    方法。
  16. 【請求項16】 乾燥室内で使用地域における竹管の平
    衡含水率より低くなるように乾燥する間に縦の間隙の幅
    の変化監視、かつ間隙の幅がゼロまで狭くなった場
    合に切断、鋸挽きあるいはフライスによって機械的な
    拡幅加工、かつ2回それぞれ4mm拡幅した後
    に閉幅した場合にその竹管を加工工程から除外する
    とを特徴とする請求項14または15のいずれか1項に
    記載の方法。
  17. 【請求項17】 節を除去し、かつ、竹管の横断面を閉
    鎖した後に、内部空間に暖かい空気を導入して外側より
    も強く乾燥させることによって、竹管の内側を外側と異
    なるように乾燥させることを特徴とする請求項1から1
    6までのいずれか1項に記載の方法。
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