JP2633958B2 - 排出紙集積装置 - Google Patents
排出紙集積装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば複写機に設けられ、複写機から排出
される画像の複写された用紙を集積するための排出紙集
積装置に関するものである。
される画像の複写された用紙を集積するための排出紙集
積装置に関するものである。
この種の従来の排出紙集積装置は、排紙部から排出さ
れる用紙を受けるための排紙トレイを有している。排紙
部と排紙トレイ上に集積された最上部の用紙との距離す
なわち落差は、排紙部から排出された用紙が排紙トレイ
上に確実に集積されるようにするために、適正に管理す
る必要がある。このため、排紙トレイは、排紙トレイ上
に集積されている用紙の量に応じて、トレイ昇降モータ
により上下動されるようになっている。
れる用紙を受けるための排紙トレイを有している。排紙
部と排紙トレイ上に集積された最上部の用紙との距離す
なわち落差は、排紙部から排出された用紙が排紙トレイ
上に確実に集積されるようにするために、適正に管理す
る必要がある。このため、排紙トレイは、排紙トレイ上
に集積されている用紙の量に応じて、トレイ昇降モータ
により上下動されるようになっている。
上記の落差を管理するための構成としては、従来、排
紙部からの用紙の排出状態をセンサによって常時検出
し、排紙トレイ上の用紙量の増加に応じて、漸次、排紙
トレイを下降させていくものがある。また、許容し得る
落差の範囲の上限と下限とを設定する上限レベルセンサ
と下限レベルセンサとを備え、先ず、排紙トレイ上に用
紙が集積されていないときに、排紙トレイを下限位置に
配し、用紙が集積されていき、最上部の用紙により上限
レベルセンサがONされると、最上部の用紙により下限レ
ベルセンサがONされる位置まで排紙トレイを下降させる
ものがある。
紙部からの用紙の排出状態をセンサによって常時検出
し、排紙トレイ上の用紙量の増加に応じて、漸次、排紙
トレイを下降させていくものがある。また、許容し得る
落差の範囲の上限と下限とを設定する上限レベルセンサ
と下限レベルセンサとを備え、先ず、排紙トレイ上に用
紙が集積されていないときに、排紙トレイを下限位置に
配し、用紙が集積されていき、最上部の用紙により上限
レベルセンサがONされると、最上部の用紙により下限レ
ベルセンサがONされる位置まで排紙トレイを下降させる
ものがある。
ところが、前者の構成では、常時、排紙部からの用紙
の排出状態を検出しているので、トレイ昇降モータ等の
負荷に大きな負担を強いることになり、これら負荷の寿
命が短くなる。さらに、トレイ昇降モータの制御回路の
負担も大きくなるという問題点を有している。一方、後
者の構成では、落差の範囲を設定するために、上限レベ
ルセンサと下限レベルセンサとの2個のセンサが必要で
あり、部品点数が多くなり、コストアップを招来すると
いう問題点を有している。
の排出状態を検出しているので、トレイ昇降モータ等の
負荷に大きな負担を強いることになり、これら負荷の寿
命が短くなる。さらに、トレイ昇降モータの制御回路の
負担も大きくなるという問題点を有している。一方、後
者の構成では、落差の範囲を設定するために、上限レベ
ルセンサと下限レベルセンサとの2個のセンサが必要で
あり、部品点数が多くなり、コストアップを招来すると
いう問題点を有している。
本発明の排出紙集積装置は、上記の課題を解決するた
めに、排紙部の下方に、排紙部から排出される用紙を受
けて集積させる排紙トレイが設けられ、この排紙トレイ
がトレイ昇降モータにより昇降される排出紙集積装置に
おいて、排紙トレイ上に集積された最上部の用紙または
用紙が集積されていない状態の排紙トレイ上面が、これ
らと上記の排紙部との落差の許容範囲における下限位置
にあるのを検出する落差センサと、排紙トレイの下限位
置を検出するトレイ下限スイッチと、所定時間を計時す
るタイマと、上記落差センサにより排紙トレイ上の最上
部の用紙または用紙が集積されていない状態の排紙トレ
イ上面が、これらと上記の排紙部との落差の許容範囲に
おける下限位置にあるのが検出されたときに、上記排紙
トレイ上への用紙の排出動作に応じてタイマによる計時
を開始させ、タイマの計時が終了したときに、トレイ昇
降モータを作動させて排紙トレイを下降させ、上記落差
センサにより排紙トレイ上の最上部の用紙が上記の排紙
部との落差の許容範囲における下限位置に達したのが検
出されたときに、トレイ昇降モータを停止させると共に
上記タイマをクリヤする制御手段とを備え、用紙の排出
動作に伴い下降した排紙トレイが上記のトレイ下限スイ
ッチにより下限位置に達したことを検出されるまで漸次
下降させることを特徴とする。
めに、排紙部の下方に、排紙部から排出される用紙を受
けて集積させる排紙トレイが設けられ、この排紙トレイ
がトレイ昇降モータにより昇降される排出紙集積装置に
おいて、排紙トレイ上に集積された最上部の用紙または
用紙が集積されていない状態の排紙トレイ上面が、これ
らと上記の排紙部との落差の許容範囲における下限位置
にあるのを検出する落差センサと、排紙トレイの下限位
置を検出するトレイ下限スイッチと、所定時間を計時す
るタイマと、上記落差センサにより排紙トレイ上の最上
部の用紙または用紙が集積されていない状態の排紙トレ
イ上面が、これらと上記の排紙部との落差の許容範囲に
おける下限位置にあるのが検出されたときに、上記排紙
トレイ上への用紙の排出動作に応じてタイマによる計時
を開始させ、タイマの計時が終了したときに、トレイ昇
降モータを作動させて排紙トレイを下降させ、上記落差
センサにより排紙トレイ上の最上部の用紙が上記の排紙
部との落差の許容範囲における下限位置に達したのが検
出されたときに、トレイ昇降モータを停止させると共に
上記タイマをクリヤする制御手段とを備え、用紙の排出
動作に伴い下降した排紙トレイが上記のトレイ下限スイ
ッチにより下限位置に達したことを検出されるまで漸次
下降させることを特徴とする。
上記の構成によれば、制御手段は、落差センサによ
り、排紙トレイ上に集積された最上部の用紙または用紙
が集積されていない状態の排紙トレイ上面がこの用紙と
排紙部との落差の許容範囲における下限位置にあるのが
検出されると、上記排紙トレイ上への用紙の排出動作に
応じてタイマによる計時を開始させる。このタイマによ
る計時動作中には排紙部からは用紙が排出され、この用
紙が排紙トレイ上に集積されていく。従って、タイマが
計時する時間は、排紙部からの単位時間当たりの用紙排
出量を考慮して、計時終了時点において排紙トレイ上の
最上部の用紙が上記落差の許容範囲の上限を超えないよ
うな時間に設定される。
り、排紙トレイ上に集積された最上部の用紙または用紙
が集積されていない状態の排紙トレイ上面がこの用紙と
排紙部との落差の許容範囲における下限位置にあるのが
検出されると、上記排紙トレイ上への用紙の排出動作に
応じてタイマによる計時を開始させる。このタイマによ
る計時動作中には排紙部からは用紙が排出され、この用
紙が排紙トレイ上に集積されていく。従って、タイマが
計時する時間は、排紙部からの単位時間当たりの用紙排
出量を考慮して、計時終了時点において排紙トレイ上の
最上部の用紙が上記落差の許容範囲の上限を超えないよ
うな時間に設定される。
次に、タイマによる計時が終了したときに、制御手段
は、トレイ昇降モータを作動させて排紙トレイを下降さ
せる。そして、落差センサにより、排紙トレイ上の最上
部の用紙が上記の下限位置に達したのが検出されたとき
に、トレイ昇降モータを停止させると共に、タイマをク
リヤする。
は、トレイ昇降モータを作動させて排紙トレイを下降さ
せる。そして、落差センサにより、排紙トレイ上の最上
部の用紙が上記の下限位置に達したのが検出されたとき
に、トレイ昇降モータを停止させると共に、タイマをク
リヤする。
このような制御を繰り返すことにより、排紙部と排紙
トレイ上の最上部の用紙との落差を、排紙部から排出さ
れた用紙が的確に排紙トレイ上に集積される許容範囲内
に保持することができる。また、排紙トレイは、排紙部
から順調に用紙が排出される場合、上下動を行うことな
く、用紙排出時の時間の経過とともに漸次降下する動作
のみを行うことになるので、排紙トレイへの用紙の連続
的な集積、即ち例えば複写機の排紙部からの連続的な用
紙の排出が可能となる。
トレイ上の最上部の用紙との落差を、排紙部から排出さ
れた用紙が的確に排紙トレイ上に集積される許容範囲内
に保持することができる。また、排紙トレイは、排紙部
から順調に用紙が排出される場合、上下動を行うことな
く、用紙排出時の時間の経過とともに漸次降下する動作
のみを行うことになるので、排紙トレイへの用紙の連続
的な集積、即ち例えば複写機の排紙部からの連続的な用
紙の排出が可能となる。
本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて以
下に説明する。
下に説明する。
第2図に示すように、排出紙集積装置1は複写機2の
出紙側面に設けられている。複写機2は出紙側面の至近
部位に一対の排紙ローラ3・3を備え、これら排紙ロー
ラ3・3により、画像の転写された用紙が出紙部4から
出紙されるようになっている。
出紙側面に設けられている。複写機2は出紙側面の至近
部位に一対の排紙ローラ3・3を備え、これら排紙ロー
ラ3・3により、画像の転写された用紙が出紙部4から
出紙されるようになっている。
排出紙集積装置1は、複写機2の出紙部4と連通する
排紙部5を有し、この排紙路5は、排紙部6に設けられ
た一対の排紙ローラ7・7に達している。排紙ローラ7
・7の下方には、これら排紙ローラ7・7により排紙部
6から排紙される用紙を受けて集積する排紙トレイ8が
設けられている。排紙トレイ8は排紙方向へ突設されて
いる。排紙トレイ8における複写機2側の端部には上下
に2個のガイドローラ9・9が設けられている。これら
ガイドローラ9・9は上下方向に延びるトレイガイド10
に嵌合され、このような構造により排紙トレイ8が昇降
可能となっている。また、排紙トレイ8の端部はベルト
11と連結され、このベルト11は上下に設けられたプーリ
12・13に掛け渡されている。下側のプーリ13の近傍には
トレイ昇降モータ14が設けられ、このトレイ昇降モータ
14の回転軸とプーリ13とがベルト15にて連結されてい
る。従って、トレイ昇降モータ14の正逆転により、排紙
トレイ8が昇降するようになっている。
排紙部5を有し、この排紙路5は、排紙部6に設けられ
た一対の排紙ローラ7・7に達している。排紙ローラ7
・7の下方には、これら排紙ローラ7・7により排紙部
6から排紙される用紙を受けて集積する排紙トレイ8が
設けられている。排紙トレイ8は排紙方向へ突設されて
いる。排紙トレイ8における複写機2側の端部には上下
に2個のガイドローラ9・9が設けられている。これら
ガイドローラ9・9は上下方向に延びるトレイガイド10
に嵌合され、このような構造により排紙トレイ8が昇降
可能となっている。また、排紙トレイ8の端部はベルト
11と連結され、このベルト11は上下に設けられたプーリ
12・13に掛け渡されている。下側のプーリ13の近傍には
トレイ昇降モータ14が設けられ、このトレイ昇降モータ
14の回転軸とプーリ13とがベルト15にて連結されてい
る。従って、トレイ昇降モータ14の正逆転により、排紙
トレイ8が昇降するようになっている。
また、排出紙集積装置1の機体部1aには落差センサ16
が配され、トレイガイド10の下端部にはトレイ下限スイ
ッチ17が配されている。落差センサ16は、排紙トレイ8
上に集積された最上部の用紙18が、この用紙18と上記の
排紙部6との落差の許容範囲における下限位置にあるの
を検出するようになっている。落差の許容範囲は、排紙
部6から排出された用紙18が、排紙トレイ8上に確実に
集積される範囲に設定されている。トレイ下限スイッチ
17は排紙トレイ8が下降し得る限度である下限位置に達
したのを検出するようになっている。
が配され、トレイガイド10の下端部にはトレイ下限スイ
ッチ17が配されている。落差センサ16は、排紙トレイ8
上に集積された最上部の用紙18が、この用紙18と上記の
排紙部6との落差の許容範囲における下限位置にあるの
を検出するようになっている。落差の許容範囲は、排紙
部6から排出された用紙18が、排紙トレイ8上に確実に
集積される範囲に設定されている。トレイ下限スイッチ
17は排紙トレイ8が下降し得る限度である下限位置に達
したのを検出するようになっている。
さらに、排出紙集積装置1は、第3図に示すように、
後述の第1図に示す制御手順を予め記憶している読み出
し専用メモリであるROM20と、入力データの記憶用およ
び作業用記憶領域等として使用され、主記憶装置となる
書き換え可能なメモリであるRAM21と、ROM20が記憶する
制御手順に従い、バスを介して接続されたトレイ昇降モ
ータ14、表示部24およびドライバ25の作動を制御する中
央演算処理装置(以下、CPUと称する)22とを備えてい
る。これらROM20、RAM21およびCPU22は制御手段を構成
している。
後述の第1図に示す制御手順を予め記憶している読み出
し専用メモリであるROM20と、入力データの記憶用およ
び作業用記憶領域等として使用され、主記憶装置となる
書き換え可能なメモリであるRAM21と、ROM20が記憶する
制御手順に従い、バスを介して接続されたトレイ昇降モ
ータ14、表示部24およびドライバ25の作動を制御する中
央演算処理装置(以下、CPUと称する)22とを備えてい
る。これらROM20、RAM21およびCPU22は制御手段を構成
している。
上記のCPU22には、一定時間を計時するタイマ23が接
続されている。このタイマ23が計時する時間は、排紙部
6からの単位時間当たりの用紙排出量を考慮して、計時
終了時点において排紙トレイ8上の最上部の用紙18が等
差の許容範囲の上限を超えないような時間に設定され
る。また、上記のCPU22には、落差センサ16と、トレイ
下限スイッチ17と、CPU22の制御信号に基づいてトレイ
昇降モータ14を駆動するドライバ25と、排紙トレイ8上
の用紙18が満載状態であることを示す情報等を表示する
表示部24とが接続されている。上記のドライバ25にはト
レイ昇降モータ14が接続されている。さらに、CPU22に
は、複写機2のプリントスイッチがONされることによ
り、コピー動作の開始を示すコピー動作信号26が入力さ
れるようになっている。
続されている。このタイマ23が計時する時間は、排紙部
6からの単位時間当たりの用紙排出量を考慮して、計時
終了時点において排紙トレイ8上の最上部の用紙18が等
差の許容範囲の上限を超えないような時間に設定され
る。また、上記のCPU22には、落差センサ16と、トレイ
下限スイッチ17と、CPU22の制御信号に基づいてトレイ
昇降モータ14を駆動するドライバ25と、排紙トレイ8上
の用紙18が満載状態であることを示す情報等を表示する
表示部24とが接続されている。上記のドライバ25にはト
レイ昇降モータ14が接続されている。さらに、CPU22に
は、複写機2のプリントスイッチがONされることによ
り、コピー動作の開始を示すコピー動作信号26が入力さ
れるようになっている。
上記の構成において、第1図(a)(b)のフローチ
ャートに基づいてCPU22の制御による排出紙集積装置1
の動作を説明する。尚、第1図(b)は同図(a)にお
けるトレイ位置調整(S4・S13・S18)のサブルーチンを
示している。
ャートに基づいてCPU22の制御による排出紙集積装置1
の動作を説明する。尚、第1図(b)は同図(a)にお
けるトレイ位置調整(S4・S13・S18)のサブルーチンを
示している。
以下の制御は、複写機2で原稿がセットされ、かつ複
写枚数が設定された後、実行される。
写枚数が設定された後、実行される。
先ず、複写機2のコピー動作の開始を示すコピー動作
信号26が入力する前に(S1)、トレイ下限スイッチ17が
ONされているか否かを判定し(S2)、トレイ下限スイッ
チ17がOFFであればS1に戻り、コピー動作信号26の入力
を待つ。一方、S2においてトレイ下限スイッチ17がONで
あれば、表示部24に、排紙トレイ8に用紙18が満載され
ている状態を表示させる(S3)。
信号26が入力する前に(S1)、トレイ下限スイッチ17が
ONされているか否かを判定し(S2)、トレイ下限スイッ
チ17がOFFであればS1に戻り、コピー動作信号26の入力
を待つ。一方、S2においてトレイ下限スイッチ17がONで
あれば、表示部24に、排紙トレイ8に用紙18が満載され
ている状態を表示させる(S3)。
その後、トレイ位置調整の動作に移行する(S4)。こ
のとき、先ず、S5にて落差センサ16のON/OFFを判定し、
落差センサ16がONであれば、排紙トレイ8上の用紙18を
除去しない限り、S5→S8→RETURN→S2→S3→S4→S5の動
作が繰り返され、コピー動作へ移行できなくなってい
る。
のとき、先ず、S5にて落差センサ16のON/OFFを判定し、
落差センサ16がONであれば、排紙トレイ8上の用紙18を
除去しない限り、S5→S8→RETURN→S2→S3→S4→S5の動
作が繰り返され、コピー動作へ移行できなくなってい
る。
ここで、排紙トレイ8上の用紙18が除去されると、S5
にて落差センサ16がOFFとなるため、ドライバ25により
トレイ昇降モータ14を駆動させ、排紙トレイ8を上昇さ
せる(S6)。尚、この上昇動作は、トレイ昇降モータが
作動していない状態で落差センサがONからOFFになった
場合に行われる排紙トレイの初期位置への復帰動作であ
り、用紙の排出に伴って行われる動作ではなく、排紙ト
レ8が落差センサ16に達し、落差センサ16がONするまで
行う。この後、落差センサ16がONすると(S7)、もう一
度、トレイ下限スイッチ17がONか否かを判定する(S
8)。そして、トレイ下限スイッチ17がONしていれば、S
3に移行して表示部24に用紙18の満載状態を表示させ、
排紙トレイ8上の用紙18が除去されるまで、S2〜S4の動
作を繰り返す。一方、S8においてトレイ下限スイッチ17
がOFFであれば、トレイ昇降モータ14を回転させ、落差
センサ16がOFFするまで、排紙トレイ8を下降させる(S
9)。その後、落差センサ16がOFFすると(S10)、トレ
イ昇降モータ14を停止させ、排紙トレイ8の位置決めを
行う(S11)。その後、S2に戻り、再度、トレイ下限ス
イッチ17のON/OFFを判定する。このとき、排紙トレイ8
は上昇しているので、トレイ下限スイッチ17はOFFであ
り、S1に戻ってコピー準備の完了となる。
にて落差センサ16がOFFとなるため、ドライバ25により
トレイ昇降モータ14を駆動させ、排紙トレイ8を上昇さ
せる(S6)。尚、この上昇動作は、トレイ昇降モータが
作動していない状態で落差センサがONからOFFになった
場合に行われる排紙トレイの初期位置への復帰動作であ
り、用紙の排出に伴って行われる動作ではなく、排紙ト
レ8が落差センサ16に達し、落差センサ16がONするまで
行う。この後、落差センサ16がONすると(S7)、もう一
度、トレイ下限スイッチ17がONか否かを判定する(S
8)。そして、トレイ下限スイッチ17がONしていれば、S
3に移行して表示部24に用紙18の満載状態を表示させ、
排紙トレイ8上の用紙18が除去されるまで、S2〜S4の動
作を繰り返す。一方、S8においてトレイ下限スイッチ17
がOFFであれば、トレイ昇降モータ14を回転させ、落差
センサ16がOFFするまで、排紙トレイ8を下降させる(S
9)。その後、落差センサ16がOFFすると(S10)、トレ
イ昇降モータ14を停止させ、排紙トレイ8の位置決めを
行う(S11)。その後、S2に戻り、再度、トレイ下限ス
イッチ17のON/OFFを判定する。このとき、排紙トレイ8
は上昇しているので、トレイ下限スイッチ17はOFFであ
り、S1に戻ってコピー準備の完了となる。
次に、複写機2のプリントスイッチがONされて、コピ
ー動作信号26が入力されると(S1)、タイマ23をリセッ
トし(S12)、再度、S5〜S11によってトレイ位置調整を
行い(S13)、さらに、トレイ下限スイッチ17のON/OFF
を判定する(S14)。この動作は、用紙18の排出中にお
いて、トレイ下限スイッチ17がONした場合に対応するた
めのものであり、ここで、もしトレイ下限スイッチ17が
ONすれば(S14)、コピー動作を停止させ(S15)、表示
部24に満載状態の表示を行わせる(S16)。そして、排
紙トレイ8上の用紙18が除去されるまで、S16〜S18の動
作を繰り返す。そして、排紙トレイ8上の用紙18が除去
されると、S1に戻って再スタートとなり、S1以降の動作
を再度行う。
ー動作信号26が入力されると(S1)、タイマ23をリセッ
トし(S12)、再度、S5〜S11によってトレイ位置調整を
行い(S13)、さらに、トレイ下限スイッチ17のON/OFF
を判定する(S14)。この動作は、用紙18の排出中にお
いて、トレイ下限スイッチ17がONした場合に対応するた
めのものであり、ここで、もしトレイ下限スイッチ17が
ONすれば(S14)、コピー動作を停止させ(S15)、表示
部24に満載状態の表示を行わせる(S16)。そして、排
紙トレイ8上の用紙18が除去されるまで、S16〜S18の動
作を繰り返す。そして、排紙トレイ8上の用紙18が除去
されると、S1に戻って再スタートとなり、S1以降の動作
を再度行う。
一方、S14においてトレイ下限スイッチ17がOFFであれ
ば、タイマ23をスタートさせる(S19)。その後、タイ
マ23の設定時間に達すると、S12に戻ってタイマ23をリ
セットし、S13にてトレイ位置調整を行う。以後、S12〜
S21の動作を、コピー終了(S12)、またはトレイ下限ス
イッチ17のON(S14)まで継続する。ここで、S21にてコ
ピーが終了すると、タイマ23をストップさせて(S2
2)、S1に戻り、再スタートの準備を行う。
ば、タイマ23をスタートさせる(S19)。その後、タイ
マ23の設定時間に達すると、S12に戻ってタイマ23をリ
セットし、S13にてトレイ位置調整を行う。以後、S12〜
S21の動作を、コピー終了(S12)、またはトレイ下限ス
イッチ17のON(S14)まで継続する。ここで、S21にてコ
ピーが終了すると、タイマ23をストップさせて(S2
2)、S1に戻り、再スタートの準備を行う。
本発明の排出紙集積装置は、以上のように、排紙トレ
イ上に集積された最上部の用紙または用紙が集積されて
いない状態の排紙トレイ上面が、これらと上記の排紙部
との落差の許容範囲における下限位置にあるのを検出す
る落差センサと、所定時間を計時するタイマと、上記落
差センサにより排紙トレイ上の最上部の用紙または用紙
が集積されていない状態の排紙トレイ上面が上記の下限
位置にあるのが検出されたときに、上記排紙トレイ上へ
の用紙の排出動作に応じてタイマによる計時を開始さ
せ、タイマの計時が終了したときに、トレイ昇降モータ
を作動させて排紙トレイを下降させ、上記落差センサに
より排紙トレイ上の最上部の用紙が上記の下限位置に達
したのが検出されたときに、トレイ昇降モータを停止さ
せる制御手段を備えている構成である。
イ上に集積された最上部の用紙または用紙が集積されて
いない状態の排紙トレイ上面が、これらと上記の排紙部
との落差の許容範囲における下限位置にあるのを検出す
る落差センサと、所定時間を計時するタイマと、上記落
差センサにより排紙トレイ上の最上部の用紙または用紙
が集積されていない状態の排紙トレイ上面が上記の下限
位置にあるのが検出されたときに、上記排紙トレイ上へ
の用紙の排出動作に応じてタイマによる計時を開始さ
せ、タイマの計時が終了したときに、トレイ昇降モータ
を作動させて排紙トレイを下降させ、上記落差センサに
より排紙トレイ上の最上部の用紙が上記の下限位置に達
したのが検出されたときに、トレイ昇降モータを停止さ
せる制御手段を備えている構成である。
それゆえ、タイマによって一定時間毎に排紙トレイの
昇降制御が行われるから、トレイの昇降制御を常時行っ
ているものに対して、トレイ昇降モータ等の各負荷の負
担を低減することができ、これらの負荷の長寿命化を図
ることができる。また、制御手段は、トレイの昇降制御
を行っていない間、他の制御を行うことが可能となる。
また、上限レベルセンサと下限レベルセンサとにより落
差の範囲を設定するものに対しては、センサの数を減少
させることができ、コストダウンを図ることができる。
また、排紙トレイは、排紙部から順調に用紙が排出され
る場合、上下動を行うことなく、用紙排出時の時間の経
過とともに漸次降下する動作のみを行うことになるの
で、排紙トレイへの用紙の連続的な集積、即ち例えば複
写機の排紙部からの連続的な用紙の排出が可能であると
いう効果を奏する。
昇降制御が行われるから、トレイの昇降制御を常時行っ
ているものに対して、トレイ昇降モータ等の各負荷の負
担を低減することができ、これらの負荷の長寿命化を図
ることができる。また、制御手段は、トレイの昇降制御
を行っていない間、他の制御を行うことが可能となる。
また、上限レベルセンサと下限レベルセンサとにより落
差の範囲を設定するものに対しては、センサの数を減少
させることができ、コストダウンを図ることができる。
また、排紙トレイは、排紙部から順調に用紙が排出され
る場合、上下動を行うことなく、用紙排出時の時間の経
過とともに漸次降下する動作のみを行うことになるの
で、排紙トレイへの用紙の連続的な集積、即ち例えば複
写機の排紙部からの連続的な用紙の排出が可能であると
いう効果を奏する。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すものであ
る。 第1図(a)は排出紙集積装置の動作を示すフローチャ
ートである。 第1図(b)は同図(a)に示したトレイ位置調整のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。 第2図は排出紙集積装置の要部の構造を示す説明図であ
る。 第3図は排出紙集積装置の制御回路を示すブロック図で
ある。 1は排出紙集積装置、2は複写機、6は排紙部、8は排
紙トレイ、14はトレイ昇降モータ、16は落差センサ、17
はトレイ下限スイッチである。
る。 第1図(a)は排出紙集積装置の動作を示すフローチャ
ートである。 第1図(b)は同図(a)に示したトレイ位置調整のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。 第2図は排出紙集積装置の要部の構造を示す説明図であ
る。 第3図は排出紙集積装置の制御回路を示すブロック図で
ある。 1は排出紙集積装置、2は複写機、6は排紙部、8は排
紙トレイ、14はトレイ昇降モータ、16は落差センサ、17
はトレイ下限スイッチである。
Claims (1)
- 【請求項1】排紙部の下方に、排紙部から排出される用
紙を受けて集積させる排紙トレイが設けられ、この排紙
トレイがトレイ昇降モータにより昇降される排出紙集積
装置において、 排紙トレイ上に集積された最上部の用紙または用紙が集
積されていない状態の排紙トレイ上面が、これらと上記
の排紙部との落差の許容範囲における下限位置にあるの
を検出する落差センサと、 排紙トレイの下限位置を検出するトレイ下限スイッチ
と、 所定時間を計時するタイマと、 上記落差センサにより排紙トレイ上の最上部の用紙また
は用紙が集積されていない状態の排紙トレイ上面が、こ
れらと上記の排紙部との落差の許容範囲における下限位
置にあるのが検出されたとき、上記排紙トレイ上への用
紙の排出動作に応じてタイマによる計時を開始させ、タ
イマの計時が終了したときに、トレイ昇降モータを作動
させて排紙トレイを下降させ、上記落差センサにより排
紙トレイ上の最上部の用紙が上記の排紙部との落差の許
容範囲における下限位置に達したのが検出されたとき
に、トレイ昇降モータを停止させると共に上記タイマを
クリヤする制御手段とを備え、 用紙の排出に伴い下降した排紙トレイが上記トレイ下限
スイッチにより下限位置に達したことを検出されるまで
漸次下降させることを特徴とする排出紙集積装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1160405A JP2633958B2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | 排出紙集積装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1160405A JP2633958B2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | 排出紙集積装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0326658A JPH0326658A (ja) | 1991-02-05 |
JP2633958B2 true JP2633958B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=15714228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1160405A Expired - Fee Related JP2633958B2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | 排出紙集積装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2633958B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0548566B1 (en) * | 1991-11-25 | 1997-05-21 | SHARP Corporation | Device for further processing after copying |
US6296247B1 (en) | 1997-12-01 | 2001-10-02 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet stacking apparatus with vertically movable tray |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61291369A (ja) * | 1985-06-20 | 1986-12-22 | Hitachi Ltd | 紙葉類集積装置 |
-
1989
- 1989-06-22 JP JP1160405A patent/JP2633958B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0326658A (ja) | 1991-02-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |