JP2631517B2 - 型締装置 - Google Patents

型締装置

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JP2631517B2
JP2631517B2 JP63169118A JP16911888A JP2631517B2 JP 2631517 B2 JP2631517 B2 JP 2631517B2 JP 63169118 A JP63169118 A JP 63169118A JP 16911888 A JP16911888 A JP 16911888A JP 2631517 B2 JP2631517 B2 JP 2631517B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/20Opening, closing or clamping
    • B29C33/22Opening, closing or clamping by rectilinear movement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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    • B29C45/66Mould opening, closing or clamping devices mechanical

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は射出成形機やプレス機械における、固定プ
ラテンと可動プラテンからなる2プラテン式の型締装置
に関する。
従来技術 例えば、射出成形機の型締装置は通常、固定プラテ
ン、可動プラテンおよびリアプラテンの3プラテン式で
あり、固定プラテンとリアプラテンはタイバーで連結さ
れ、これら両プラテンの間に可動プラテンが前記タイバ
ーをガイドとして前後移動可能に装着されている。
そして、可動プラテンはリアプラテンとトグル機構、
クランク機構あるいはボールねじ・ナット機構(直動
型)で連結され、これらの機構が型締用モーターで駆動
されることにより型締作用が行なわれている。
このような3プラテン式の型締装置におけるリアプラ
テンはタイバーの一端を支持することにより、固定プラ
テンに対する可動プラテンの平行度を維持すると共にタ
イバーの伸びを利用して型締力を維持するためのもので
ある。しかし、このために複数本のタイバー、リアプラ
テンのように多くの高価な部品を必要としている。
また、固定側プラテン及び移動側プラテンの双方にナ
ット部材を回転可能に設置し、双方のナット部材にネジ
軸を共通にねじ込んでこれをタイバーとなし、それぞれ
のナット部材には個別に専用のサーボモータを直結して
あり、これら2基のサーボモータの単独又は共同の運転
により金型の開閉又は高推力の型締を行う2プラテン方
式の射出成形機が特開平1−314128号として提案されて
いる。
この射出成形機は、リアプラテンが不要であると共
に、ねじ軸がタイバーを兼ねるので、部品点数が少なく
て済み、コンパクトであるが、サーボモータの駆動力の
みによって型締を行うため、サーボモータに加わる負担
が大きいという欠点がある。
発明が解決しようとする課題 タイバー、リアプラテンを必要しないため部品点数が
少くて済み、型締力を維持する際に型締用モータに加わ
る負担を軽減することができる型締装置の提供を課題と
する。
課題を解決するための手段 機枠に固定プラテンを固定すると共に、機枠上にレー
ルを固定プラテンと交差する方向に設置する。
固定プラテンと平行な可動プラテンをレールに沿って
前後へ移動可能に取付ける。
複数本のボールねじを固定プラテンに一端を固定して
型締軸線と平行に取付ける。
一方、ボールナットを可動プラテンに回動自在に軸支
して取付ける。
前記ボールねじの各他端部を、前記各ボールナットに
螺合する。
可動プラテンに取付けられた型締用モーターの出力軸
と前記各ボールナットを連動連結する。
また、ロックアップ後に作動するブレーキ機構をボー
ルナットに連結する。
作 用 複数本のボールねじはボールナットを組合って可動プ
ラテンを移動するとともに、3プラテン式におけるタイ
バーと同様の機能を発揮する。
可動プラテンに取付けられた型締用モーターの出力軸
と該プラテンに軸支して取付けられた各ボールナットを
連動連結する構成は、リアプラテンやタイバーの必要性
を無くする。
ボールナットに連結されたブレーキ機構が、ボールナ
ットの金型開方向への回動を規制して、型締用モータの
負担を軽減する。
実施例 第1図は射出成形機の型締装置1を示し、型締力が30
t程度の小型のものである。
図に示すように、固定プラテン2は射出成形機の機枠
3に固定され、可動プラテン4は固定プラテン1に対し
平行に配置される。機枠3の上面において固定プラテン
2の金型装着面側に、レール6が固定プラテン2と交差
する方向に設置され、可動プラテン4の脚部5が機枠3
上のレール6に載置されて、前後方向へ移動自在に取付
けられている。脚部5にはサポートローラや市販の直線
案内ガイド部材が取付けられて、可動プラテン4がレー
ル6に沿って、これを外れることなく円滑に移動できる
ように構成されている。
固定プラテン2には4本の(第2図)ボールねじ7の
一端が固定され、それぞれ固定プラテン2におけるノズ
ル進入孔8を通り機枠3に平行な軸線a(型締軸線と呼
ぶ)と平行に取付けられている。
各ボールねじ7の一端部は図のように大径部9に形成
されて、この部分で固定プラテン2と係合し、後方への
抜け止めが成されると共に、前端に押え板10がねじ11で
取付けられ、さらに、この押え板10がボルト12で固定プ
ラテン2に固定されることにより、各ボールねじ7の前
方への抜け止めと回り止めが成されている。
可動プラテン4の前記ボールねじ7と対応する位置に
は孔13が設けられ、その内部にはそれぞれボールナット
14がスラストベアリング15、ラジアルベアリング16によ
り回転自在に軸支されて取付けられ、可動プラテン4に
ボルト17で固定された押え部材18により後方への抜け止
めが成されている。各ボールナット14は図のように後方
にのびたスリーブ19を一体に有し、この部分にスプロケ
ット20がキーまたは位相可変カップリングなどの取付け
部材21で固定されている。位相可変カップリングは楔形
断面の環状体を2つ組合せた構造で、スプロケット20と
スリーブ19の間に配置され、2つの環状体を近接するよ
うに締付けることによって前記両部材を固定することが
できる。取付け位置調整が可能な取付け部材である。
そして、前記の各ボールねじ7の他端部が縁切の各ボ
ールナット14に螺合され、固定プラテン2と可動プラテ
ン4が連結されている。
可動プラテン4にはさらに、支持部材22を介して型締
用モーター23が取付けられており、その出力軸24にはス
プロケット25が固定されている。各ボールナット14に固
定した4個のスプロケット20と前記のスプロケット25と
は第1図のように同一の垂直面内に位置し、第2図のよ
うに一本の強力なチェーン26が掛け回されて、型締用モ
ーター23の出力軸24と各ボールナット14が連動連結され
ている。
符号27はブレーキ機構に接続されると共に、チェーン
26に係合するスプロケットであり、ブレーキ機構とボー
ルナット14はスプロケット27,チェーン26及びスプロケ
ット20を介して連結されている。そして、これにより、
ロックアップ後、型締力を維持する際に型締用モーター
23に負担が掛かるのを軽減する。
射出成形機の型締工程では、型締用モーター23が駆動
されて、スプロケット25によってチェーン26が回動さ
れ、これに連繋されたスプロケット20を介して各ボール
ナット14が同期して回転される。これによりボールナッ
ト14はボールねじ7に沿って前方に移動し、同時にスラ
ストベアリング15を介して可動プラテン4が型締用モー
ター23やスプロケット25,20と共々前方に移動し、型締
めが行なわれる。
この場合に、可動プラテン4は機枠3のレール上に載
置されてこれに沿い移動するよう規制されていること
と、一端を固定プラテン2に固定され他端部を可動プラ
テンに支持された構造の4本のボールねじ7が充分な平
行度を有することから、可動プラテン4は固定プラテン
2と平行関係を維持して前進する。
また、型締用モーター23は金型タッチ後も所定の型締
力が検出されるまで回転され、充分な型締力が付与され
るが、この型締力はボールねじ7がボールナット14によ
り固定プラテンとの間で引伸ばされることにより維持さ
れる。ボールねじ7のこの機能は3プラテン式における
タイバーの機能と同様である。
型開き工程ではスプロケット20が逆転され、ボールナ
ット14が後方に移動することにより、可動プラテン4は
後退し、型開きが行なわれる。
ボールナット14と可動プラテン4との結合構造は前記
実施例のものに限らない。ただし、ボールナット14は固
定プラテン2に対し、スラスト方向、およびラジアル方
向の2方向で回転自在に軸支される必要がある。
型締用モーター23の出力軸24と各ボールナット14との
連動連結構造は、チェーン26に限らず、タイミングベル
トとプーリーやギヤ列によることもできる。また、可動
プラテン4に装着されたボールナット14に複数の型締用
モーターを連結しても良い。
発明の効果 3プラテン式におけるリアプラテンや高価なタイバー
に相当する部材を用いないから、同程度の型締力を発揮
する他の機種に比較して、低価格で提供することができ
る。
部品点数が少なく、部品管理の手間が少ない。
ロックアアップ後、ブレーキ機構によって可動プラテ
ンの金型開方向への移動が規制されるので、型締力を維
持する際に型締用モータに加わる負担が軽減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部を断面にて示す正面図、第2図は後方から
見た、一部を省略して示す側面図である。 1……型締装置、2……固定プラテン、3……機枠、4
……可動プラテン、5……脚部、6……レール、7……
ボールねじ、8……ノズル進入孔、9……大径部、10…
…押え板、11……ねじ、12,17……ボルト、13……孔、1
4……ボールナット、15……スラストベアリング、16…
…ラジアルベアリング、18……押え部材、19……スリー
ブ、20,25……スプロケット、21……取付け部材、22…
…支持部材、23……型締用モーター、24……出力軸、26
……チェーン、27……ブレーキ用スプロケット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 菊夫 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580 番地 ファナック株式会社商品開発研究 所内 (56)参考文献 特開 平1−314128(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機枠に固定プラテンを固定すると共に、機
    枠上にレールを固定プラテンと交差する方向に設置し、
    固定プラテンと平行な可動プラテンをレールに沿って前
    後へ移動可能に取付け、また、複数本のボールねじを固
    定プラテンに一端を固定して型締軸線と平行に取付け、
    各他端部を、可動プラテンに取付けられ回動自在に軸支
    されたボールナットに螺合し、各ボールナットを可動プ
    ラテンに取付けられた型締用モーターの出力軸に連動連
    結し、ロックアップ後に作動するブレーキ機構をボール
    ナットに連結したことを特徴とした型締装置。
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