JP2631502B2 - 自動車用燃料注入口ホース - Google Patents

自動車用燃料注入口ホース

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JP2631502B2
JP2631502B2 JP63075546A JP7554688A JP2631502B2 JP 2631502 B2 JP2631502 B2 JP 2631502B2 JP 63075546 A JP63075546 A JP 63075546A JP 7554688 A JP7554688 A JP 7554688A JP 2631502 B2 JP2631502 B2 JP 2631502B2
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JP
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pipe
hose
hose body
lubrication port
port pipe
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素行 横田
啓之 星島
隆 林原
泰道 小川
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MARUGO GOMU KOGYO KK
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MARUGO GOMU KOGYO KK
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は,自動車用燃料注入口ホースに関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来の自動車用燃料ホースは,ホース本体がゴム材で
構成され,注油口側に設けられる注油口パイプは金属材
で構成されるのが通常であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
ゴム材は可撓性に優れているから,注油口とタンクの
位置を巧妙に接続できるが,その欠点は強度的に弱いと
いうことである。したがって,衝突等に伴ってこの部分
が鋭利な部材等に触れると,容易に裂傷を負い,中の燃
料が漏出する危険もあった。また,注油口パイプ等を金
属材で構成すれば,強度的には強いものの,重量が重く
なったり,錆が発生したりする欠点もあった。
これらの点に対処するために,この発明者等はホース
本体を樹脂材で構成する案件を先に提案しているが(実
願昭62−26682号),注油口パイプ等はなお金属材であ
ったり,タンク接続パイプとの接続がやや複雑化したり
する問題もあった。
〔課題を解決するための手段〕
そこで,この発明は,注油口パイプとホース本体とか
らなる自動車用燃料注入口ホースにおいて,これら注油
口パイプとホース本体を樹脂材で構成するとともに,注
油口パイプのフランジに,外力付加時,優先破断する凹
溝を形成したことを特徴とする自動車用燃料注入口ホー
スを提供することで,前記した課題を解決したのであ
る。
〔作用〕
これにより,注油口パイプとホース本体等からなる燃
料注入口ホース系統のほとんどが樹脂材に置換されたの
で,強度,防錆面で遜色がないようになった。そして,
万が一,事故等が発生しても,注油口パイプのフラジに
は優先破断する凹溝が形成されているのであるから,後
の部分はその水密構造を保ったまま脱落等し,燃料漏れ
等を極力起こさない。なお,樹脂材の種類を適当に選択
することで,強度や可撓性の問題は解決できる。
〔実施例〕
以下,この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は注油口パイプ部分の縦断面図,第2図は同じ
く平面図,第3図は他の実施例を示す断面平面図,第4
図は注入口から燃料タンクまでの全体側面図である。
自動車用燃料注入口ホース系統は,注油口側に設けら
れる注油口パイプ1とタンク2に取付けられるタンク接
続パイプ3をホース本体4で接続したものである。とこ
ろで,この発明では,まず,注油口パイプ1とホース本
体4を樹脂材で構成するのである。なお,注油口パイプ
1は強度面が要求されるため,ポリアセタール系の樹
脂,ホース本体4はこの上に可撓性が要求されるため,
ナイロン系の樹脂が望ましい。
次に,注油口1とホース本体4との接続であるが,注
油口パイプ1の一端にホース本体4の一端を外嵌し(こ
のとき,水密性をより充足するために,両者の嵌合面に
Oリング5を介在させることがある),この両者の接合
面に(注油口パイプ1およびホース本体4のそれぞれの
外周面にまたがるように)予め金型を作っておき,この
型内に溶融状態の樹脂を射出する,いわゆる,オーバー
インジェクションを行う。樹脂が冷却して固結化する
と,注油口パイプ1とホース本体4のそれぞれの外周面
に亘ってロックスリーブ6が嵌着されたことになり,さ
らに,冷却時の収縮力の差を利用してロックスリーブ6
は注油口パイプ1およびホース本体4を水密的に締付け
て一体化する。なお,このとき,注油口パイプ1とホー
ス本体4の嵌合面同士を凹凸化すれば,水密性およびゆ
るみやずれ防止を一層確実にすることができる。
注油口パイプ1の外側端部にはキャップ(図示省略)
を取付けたりするための口金7を接続するが,この口金
7との接続も前記したオーバーインジェクション方式に
よってロックスリーブ8を装設する。
このロックスリーブ8が嵌着された内側辺りの注油口
パイプ1には,このパイプ1を車体9に取付けるための
フランジ1aが形成されているが,ここでは,取付けボル
ト10のタップ孔10aを囲んで凹溝11等が形成されたもの
が示されている(第1図,第2図参照)。これは,衝突
等のショック時,この部分に外力が応力集中して優先的
に破断するようにするためで,他の部分,特に,注油口
パイプ1やホース本体4等は破損せず,その水密構造を
維持したままで脱落等させるためで,これによって燃料
漏れ等を防ごうとするものである。なお,凹溝11はこの
他に,例えば,フランジ1aの根元付近全周に設けられる
ものであってもよく(第3図参照),要は,他の部分の
水密結合を保ったままで,この部分が優先破断すればよ
いのである。
ホース本体4とタンク2との接続であるが,タンク2
から外部に突出されている接続パイプ3に注油口パイプ
1のホース本体4側端部を内外嵌して接続するのであ
る。ただし,この場合も水密性は要求されるため,間に
樹脂等からなる弾性スリーブ12を挿嵌し,この上を締付
けワイヤ13等で締付けておく。
この他,注油口パイプ1とタンク2との間は注油時の
タンク2内の空を外部へ逃がすため,注油口パイプ1に
空気抜き用パイプ14を分岐させ,これとタンク2とを空
気抜き用ホース15で接続しているのである。この空気抜
き用パイプ14と空気抜き用ホース15の接続も水密結合を
要するが,前記したオーバーインジェクション方式によ
るロックスリーブ16の嵌着によればよい。したがって,
これらすべてのロックスリーブ6,8,16のオーバーインジ
ェクションは同時に行えばよいから,それだけコストは
下がる。その他,空気抜き用ホース15とタンク2の接続
は前記したホース本体4と接続パイプ3の接続構造に準
拠する。
〔発明の効果〕
以上,この発明は前記したものであるから,すなわ
ち,自動車の燃料注入口ホース系統をすべからく樹脂材
で構成したものであるから,製作コストを低減できたも
のである。一方,これに伴う強度面の低下も,前記した
優先破断構造を採用する等により,予想される事態に十
分対処してある。
【図面の簡単な説明】
第1図は注油口パイプ部分の縦断面図,第2図は同じく
平面図,第3図は他の実施例を示す断面平面図,第4図
は注入口から燃料タンクに至るまでの全体側面図であ
る。 (符号) 1‥‥注油口パイプ 1a‥‥ 〃 のフランジ 4‥‥ホース本体 6‥‥ロックスリーブ 8‥‥ロックスリーブ 14‥‥空気抜き用パイプ 15‥‥空気抜き用ホース 16‥‥ロックスリーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 泰道 岡山県倉敷市上富井58番地 丸五ゴム工 業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−113391(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】注油口パイプ(1)にホース本体(4)を
    接続した自動車用燃料注入口ホースにおいて,これら注
    油口パイプ(1)とホース本体(4)を樹脂材で構成す
    るとともに,注油口パイプ(1)のフランジ(1a)に,
    外力付加時,優先破断するための凹溝(11)を形成した
    ことを特徴とする自動車用燃料注入口ホース。
  2. 【請求項2】注油口パイプ(1)とホース本体(4)を
    相互に挿嵌するとともに,これらの接合外周面にロック
    スリーブ(6)をオーバーインジェクションして注油口
    パイプ(1)とホース本体(4)を接続したことを特徴
    とする請求項1記載の自動車用燃料注入口ホース。
JP63075546A 1988-03-28 1988-03-28 自動車用燃料注入口ホース Expired - Lifetime JP2631502B2 (ja)

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JPH01247883A (ja) 1989-10-03

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