JP4019455B2 - 防舷材の受衝板取付構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、岸壁等と船体等との直接接触を防ぐための防舷材に係り、特に防舷材本体の前面側に対する受衝板の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
防舷材は一般にゴム等の緩衝性材料よりなる防舷材本体と、該防舷材本体の前面部に設けられた受衝板とを備えている。また、船体等と受衝板との摩擦係数を低下させて防舷材本体に負荷される剪断応力を軽減するために、該受衝板の前面側にポリエチレン、ナイロン等の低摩擦係数材料よりなる板状のパッドを取り付けることが多い。
【0003】
このような防舷材の従来例について第9,10図を参照して説明する。第9図は従来の一例に係る防舷材の使用状態を示す斜視図、第10図(a)はパッドの取付状態を示す断面図、第10図(b)は同(a)のB−B矢視図である。
【0004】
この防舷材10は、略円筒状の防舷材本体12と、該防舷材本体12に取り付けられた受衝板14と、該受衝板14の前面に取り付けられたパッド16とからなる。防舷材本体12は、その円筒軸心線方向が水平方向となるように岸壁18の側面に取り付けられている。
【0005】
この防舷材本体12は、後端と先端とにそれぞれフランジ12a,12bが設けられており、後端側のフランジ12aがアンカーボルト20及び該アンカーボルト20に締め込まれたナット22とによって岸壁18に固定されている。
【0006】
受衝板14に設けられたフック部12cと岸壁18に設けられたUアンカー24とがシェアーチェーン26、テンションチェーン28によって連結され、防舷材本体12の変形が抑制されている。なお、前記受衝板14とUアンカー24とがラバーフレックスチェーン30によって連結されている。
【0007】
防舷材本体12の先端側のフランジ12bに対し受衝板14がボルト及びナット(図示略)によって取り付けられている。
【0008】
この受衝板14の前面に取り付けられたパッド16は、ポリエチレンなど低摩擦材にて構成されている。船体が当接してきたときに該船体外面が該パッド16の外面に沿って滑動し、防舷材本体12が過大に剪断変形することが防止される。
【0009】
第10図の通り、このパッド16には座ぐり状の凹部32が設けられ、この凹部32の中心を通るようにしてボルト挿通孔34がパッド16の厚み方向に貫設されている。パッド16の前面側からボルト38が該ボルト挿通孔34及び受衝板14のボルト挿通孔36に挿通され、該ボルト36とナット40とを螺合させることによりパッド16が受衝板14に固定される。なお、ボルト38の頭部と凹部32の底面部32aとの間に座金42が介在される。
【0010】
第9,10図の受衝板14は1枚の板からなるものであるが、このような単板構造のものよりも強度の高い中空殻体構造よりなるものも用いられている。
【0011】
第7図(a)はかかる中空殻体構造の受衝板50の使用状態を示す側面図、同(b)は同(a)のB部分の拡大図、第8図はこの受衝板50の要部斜視図である。
【0012】
この受衝板50は、前面板52と後面板54と、側周を囲む側板56と、受衝板50内部に配置され前面板52と後面板54との双方に溶接により連結された補強用ウェブ58とからなる。
【0013】
後面板54にはボルト挿通用の開口60が設けられ、受衝板50内側から該開口60と同軸的に袋ナット62が該後面板54に溶接により固着されている。
【0014】
防舷材本体64の前面側のフランジ66を通してボルト68が該袋ナット62に螺じ込まれることにより該受衝板60がフランジ66に固定されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
第7,8図の受衝板の取付構造にあっては、受衝板の交換時等において袋ナットに腐食やネジ山潰れが生じていたり、あるいは袋ナットが脱落したときなどにはボルトによって受衝板を固定することができなくなり、受衝板全体を新しいものと交換せざるを得なくなるという解決すべき課題があった。
【0016】
本発明は、中空殻体の受衝板を防舷材本体に対して確実に繰り返し着脱することができる防舷材の受衝板取付構造を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項1の防舷材の受衝板取付構造は、防舷材本体の前面側に受衝板をボルトによって取り付けた構造であって、該受衝板は、前面板と後面板との間が密閉空間となっている中空殻体である防舷材の受衝板取付構造において、該受衝板を厚み方向に貫通する孔が設けられ、該孔に前記ボルトが通されていると共に、該孔を囲む囲壁によって該孔の内側領域と受衝板内部の密閉空間とが隔絶されており、前記ボルトの頭部が前記受衝板の孔の内部に配置され、該孔の後面側は該ボルトの頭部が係合した板状体によって閉鎖され、該孔の前面側は蓋状体によって閉鎖されていることを特徴とするものである。
請求項3の防舷材の受衝板取付構造は、防舷材本体の前面側に受衝板をボルトによって取り付けた構造であって、該受衝板は、前面板と後面板との間が密閉空間となっている中空殻体である防舷材の受衝板取付構造において、該受衝板を厚み方向に貫通する孔が設けられ、該孔に前記ボルトが通されていると共に、該孔を囲む囲壁によって該孔の内側領域と受衝板内部の密閉空間とが隔絶されており、前記ボルトの頭部が前記受衝板の孔の内部に配置され、該孔の前面側は蓋状体によって閉鎖されており、該蓋状体の外周にシールリングが装着され、該蓋状体の一部が該受衝板に溶接されていることを特徴とするものである。
請求項4の防舷材の受衝板取付構造は、防舷材本体の前面側に受衝板をボルトによって取り付けた構造であって、該受衝板は、前面板と後面板との間が密閉空間となっている中空殻体である防舷材の受衝板取付構造において、該受衝板を厚み方向に貫通する孔が設けられ、該孔に前記ボルトが通されていると共に、該孔を囲む囲壁によって該孔の内側領域と受衝板内部の密閉空間とが隔絶されており、前記ボルトの頭部に直径方向に溝が穿設されており、該溝に小片が嵌合され、該小片が該囲壁の内周面に溶接されていることを特徴とするものである。
【0018】
かかる防舷材の受衝板取付構造においては、受衝板に設けられた孔を通してボルトを受衝板前方から着脱することができる。しかもこのボルトが螺じ込まれる雌ネジ部分は受衝板内部以外の箇所に配置されており、従来のように密閉空間内に配置された袋ナットにボルトを着脱することが不要である。
【0019】
請求項1の防舷材の受衝板取付構造では、ボルトの頭部が前記受衝板の孔の内部に配置され、該孔の後面側は該ボルトの頭部が係合した板状体によって閉鎖され、該孔の前面側は蓋状体によって閉鎖されている。請求項3の防舷材の受衝板取付構造では、蓋状体の外周にシールリングが装着され、該蓋状体の一部が該受衝板に溶接されている。このように構成することにより、ボルトが海水等と全く接触しないようになり、ボルトの腐食が防止される。
【0021】
【発明の実施の形態】
第1図は本発明の実施の形態に係る防舷材の使用状態を示す側面図であり、該防舷材の下側半分を縦断面としている。第2図(a)は受衝板と防舷材本体との連結部の拡大断面図、第2図(b),(c)はそれぞれ第2図(a)のB−B線、C−C線に沿う断面図である。第3図は受衝板の背面図、第4図は第3図のIV−IV線に沿う断面図である。
【0022】
この実施の形態においても、ゴムよりなる防舷材本体72が岸壁18の側面にボルトによって取り付けられている。この防舷材本体72の前面側に受衝板74が取り付けられている。
【0023】
この受衝板74は、前面板76と、該前面板76と平行な後面板78と、受衝板74の側周を構成している側板80と、前面板76と後面板78とを連結している補強用のウェブ82とを備えている。
【0024】
第2図に示されるように、前面板76には第1の開口86が設けられ、後面板78には、該第1の開口86と重なる位置に該第1の開口86と同一大きさの第2の開口88が設けられている。これらの開口86,88は円形開口であり、該開口86,88に筒状の囲壁90が内嵌され、該囲壁90の全周に亘って該囲壁90が前面板76及び後面板78に溶接されている。この囲壁90の内部が、受衝板74を厚み方向に貫通する孔Hとなっている。
【0025】
受衝板74は、後面板78に溶接により固着された取付座板84を備えており、この取付座板84にボルト挿通用の貫通孔92が穿設されている。この貫通孔92は孔Hと同軸状に設けられている。
【0026】
前記防舷材本体72内には、その前面に沿って埋込鉄板96が埋設され、この埋込鉄板96に雌ネジ孔96aが設けられている。
【0027】
貫通孔92がこの雌ネジ孔96aと同軸的となるように受衝板74を防舷材本体72の前面に当接させた後、孔H及び貫通孔92を通してボルト94を該雌ネジ孔96aに螺じ込む。なお、孔Hが深いため、通常のソケットレンチ等ではボルト94の頭部94aをしっかりと回すことができない恐れがある。そこで、この実施の形態にあっては、ボルト頭部94aに直径方向に溝94bを穿設し、この溝94bに小片98を嵌合させている。この小片98を適宜の治具で挟んでボルト94を回すことができる。
【0028】
なお、ボルト94を十分に締め込んだ後は、小片98を囲壁90の内周面に溶接することにより、ボルト94の緩みを確実に防止することができる。この溶接は、例えば、鏨などによって除去することができ、この溶接を除去することにより小片98を介してボルト94を緩み側に回し、受衝板74を防舷材本体72から取り外すことが可能である。
【0029】
この孔Hを塞ぐように蓋状体100が囲壁90内に内嵌され、この蓋状体100の一部が囲壁90に対し溶接により固着されている。この場合にあっても、この蓋状体100と囲壁90との溶接を鏨等により切断することにより、蓋状体100を取り外すことが可能である。なお、孔H内に水が浸入することを防止するために、蓋状体100の外周面に設けられたシールリング102が囲壁90の内周面に密着している。
【0030】
このように構成された防舷材70にあっては、受衝板74の取り付けに際し、該受衝板74の前方側からボルト94を回すことができ、この取り付け作業を容易に行うことができる。そして、このボルト94を締め込む雌ネジ孔96aが、防舷材本体72内に埋設された埋込鉄板96に穿設されているため、従来の如く中空受衝板74内に設けられた袋ナットにボルトを螺じ込むことが不要である。
【0031】
なお、この実施の形態にあっては、孔H内に水(例えば海水)が全く浸入しない。即ち、孔Hの前面側はシールリング102付きの蓋状体100によって密閉されている。また、孔Hの後面側は、取付座板84がゴム製の防舷材本体72に密着しているため、この後面側から水が孔H内に浸入することも全くない。従って、このボルト94は海水等の水と接触することが全くなく、ボルトの腐食を確実に防止することが可能である。
【0032】
第5図は本発明の別の実施の形態に係る防舷材の要部の断面図であり、受衝板74Aと防舷材本体72Aとの連結部分の断面を示している。
【0033】
この防舷材本体72Aは、その前面側にフランジ110が加硫接着等により一体的に固着されており、このフランジ110にボルト挿通用の貫通孔112が設けられている。
【0034】
受衝板74Aは、上記実施の形態と同様に、前面板76、後面板78、ウェブ82等を備えた中空密閉体であり、前面板76に第1の開口86が設けられ、後面板78に第2の開口88Aが設けられている。この第2の開口88Aは第1の開口86よりも小径であり、ナット118が該第2の開口88Aの縁部に当接している。第1の開口86に内嵌された囲壁90は、該第1の開口86の内周と後面板78の全面に溶接されている。
【0035】
ワッシャ114を介してボルト116をフランジ110の後方側から貫通孔112及び第2の開口88Aに挿通し、ナット118とボルト116とを強く締め込む。なお、ナット118は予め後面板78に溶接されていても良く、ボルト116とナット118とを締め込んだ後に該ナット118を後面板78に溶接しても良い。ボルト116は、このナット118に締め込んだ後ワッシャ114に溶接される。このワッシャ114は、フランジ110の側面に回り込む回り込み部114aを有したL型断面形状のものであり、回り込み部114aがフランジ110の側面に係合することにより、ワッシャ114がボルト116の周囲に回転することがない。そして、ボルト116をこのワッシャ114に溶接することにより、ボルト116の緩みが確実に防止される。
【0036】
第6図は本発明の異なる実施の形態を示すものであり、(a)図は使用状態の側面図(一部を縦断面としている。)、(b)図は(a)図の受衝板74Bと防舷材本体72との連結部の拡大断面図である。
【0037】
この実施の形態にあっては、防舷材本体72は前記第1図ないし第4図の実施の形態の防舷材本体と同一構成のものであり、埋込鉄板96に雌ネジ孔96aが穿設されている。
【0038】
受衝板74Bは、後面板78から離隔して取付座板120が設けられたものとなっている。この取付座板120は、台座部材122を介して後面板78に連結されている。前面板76及び後面板78にそれぞれ第1の開口86と第2の開口88が設けられ、これらの開口86,88に内嵌した囲壁90が溶接により固着されている。この囲壁90の内側の孔Hと同軸的となるように取付座板120に貫通孔124が設けられている。この貫通孔124を通してボルト126を埋込鉄板96の雌ネジ孔96aに螺じ込むことにより、受衝板74Bが防舷材本体72に取り付けられる。なお、この取り付けの後、ボルト126を溶接により取付座板120に固着し、ボルト126の緩みを確実に防止することができる。なお、この溶接も鏨等によって除去することができ、ボルト126を緩めることが可能となっている。
【0039】
孔Hは、ボルト126の頭部を通過させる大きさのものとなっており、ボルト126を締め込むときには、受衝板74Bの前面側からボルト126を貫通孔124に差し込むことができる。従って、取付座板120と受衝板74Bの後面板78との間隔をボルト長さよりも小さいものとすることができる。このように、取付座板120と後面板78との間隔を小さくすることにより、岸壁18の側面からパッド16の前面までの距離を小さくすることが可能である。
【0040】
【発明の効果】
以上の通り、本発明構造では、防舷材本体と受衝板とを連結するためのボルトの螺じ込み相手先が中空受衝板内部の袋ナットではなく、それ以外の箇所に配置されたものとなっているため、袋ナットの腐食や脱落等による取付不能事態の発生を確実に防止することができる。本発明によると、ボルト締め作業を受衝板の前面側から行うことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る防舷材の側面図である。
【図2】図1の防舷材の要部拡大構成図である。
【図3】受衝板の背面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】別の実施の形態に係る防舷材の要部断面図である。
【図6】さらに別の実施の形態に係る防舷材の構成図である。
【図7】従来例に係る防舷材の構成図である。
【図8】従来例に係る防舷材の受衝板の要部断面図である。
【図9】別の従来例に係る防舷材の斜視図である。
【図10】図9の防舷材の要部拡大図である。
【符号の説明】
10,70 防舷材
12,64,72,72A 防舷材本体
14,50,74,74A,74B 受衝板
16 パッド
52,76 前面板
54,78 後面板
62 袋ナット
84 取付座板
90 囲壁
100 蓋状体
102 シールリング
110 フランジ
120 取付座板
Claims (6)
- 防舷材本体の前面側に受衝板をボルトによって取り付けた構造であって、
該受衝板は、前面板と後面板との間が密閉空間となっている中空殻体である防舷材の受衝板取付構造において、
該受衝板を厚み方向に貫通する孔が設けられ、該孔に前記ボルトが通されていると共に、
該孔を囲む囲壁によって該孔の内側領域と受衝板内部の密閉空間とが隔絶されており、
前記ボルトの頭部が前記受衝板の孔の内部に配置され、
該孔の後面側は該ボルトの頭部が係合した板状体によって閉鎖され、
該孔の前面側は蓋状体によって閉鎖されていることを特徴とする防舷材の受衝板取付構造。 - 請求項1において、前記板状体として、前記後面板の後面に取付座板が固着されており、
該取付座板に、前記孔と同軸状に貫通孔が穿設され、該貫通孔に前記ボルトが挿通されていることを特徴とする防舷材の受衝板取付構造。 - 防舷材本体の前面側に受衝板をボルトによって取り付けた構造であって、
該受衝板は、前面板と後面板との間が密閉空間となっている中空殻体である防舷材の受衝板取付構造において、
該受衝板を厚み方向に貫通する孔が設けられ、該孔に前記ボルトが通されていると共に、
該孔を囲む囲壁によって該孔の内側領域と受衝板内部の密閉空間とが隔絶されており、
前記ボルトの頭部が前記受衝板の孔の内部に配置され、
該孔の前面側は蓋状体によって閉鎖されており、
該蓋状体の外周にシールリングが装着され、該蓋状体の一部が該受衝板に溶接されていることを特徴とする防舷材の受衝板取付構造。 - 防舷材本体の前面側に受衝板をボルトによって取り付けた構造であって、
該受衝板は、前面板と後面板との間が密閉空間となっている中空殻体である防舷材の受衝板取付構造において、
該受衝板を厚み方向に貫通する孔が設けられ、該孔に前記ボルトが通されていると共に、
該孔を囲む囲壁によって該孔の内側領域と受衝板内部の密閉空間とが隔絶されており、
前記ボルトの頭部に直径方向に溝が穿設されており、
該溝に小片が嵌合され、該小片が該囲壁の内周面に溶接されていることを特徴とする防舷材の受衝板取付構造。 - 請求項3又は4において、前記後面板の後面に取付座板が固着されており、
該取付座板に、前記孔と同軸状に貫通孔が穿設され、該貫通孔に前記ボルトが挿通されていることを特徴とする防舷材の受衝板取付構造。 - 請求項1ないし5のいずれか1項において、前記防舷材本体内には、その前面に沿って埋込鉄板が埋設されており、
該埋込鉄板に雌ネジ孔が設けられており、前記ボルトが該ネジ孔に螺じ込まれていることを特徴とする防舷材の受衝板取付構造。
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