JPH0131837Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0131837Y2 JPH0131837Y2 JP18767184U JP18767184U JPH0131837Y2 JP H0131837 Y2 JPH0131837 Y2 JP H0131837Y2 JP 18767184 U JP18767184 U JP 18767184U JP 18767184 U JP18767184 U JP 18767184U JP H0131837 Y2 JPH0131837 Y2 JP H0131837Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fire hose
- connecting tube
- lining
- fitting
- hose
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、消防用ホースの端末に接続金具を取
付けた、金具取付け構造に関するものであつて、
特に繊維を筒状に織成してなるジヤケツトの内面
に、厚みが0.2〜0.4mmの柔軟で且つ強靭な合成樹
脂ライニング層を形成してなる消防用ホースにお
ける、接続金具の取付け構造に関するものであ
る。
付けた、金具取付け構造に関するものであつて、
特に繊維を筒状に織成してなるジヤケツトの内面
に、厚みが0.2〜0.4mmの柔軟で且つ強靭な合成樹
脂ライニング層を形成してなる消防用ホースにお
ける、接続金具の取付け構造に関するものであ
る。
従来の技術
従来消防用ホースの端末に接続金具を取付ける
には、接続金具の接続筒を消防用ホースの端末に
差込み、該消防用ホースの外側から針金を巻付け
て締付け、消防用ホースと接続金具とを固定する
ことが行われていた。
には、接続金具の接続筒を消防用ホースの端末に
差込み、該消防用ホースの外側から針金を巻付け
て締付け、消防用ホースと接続金具とを固定する
ことが行われていた。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら前述の構造においては、接続金具
の外面にはたけのこと称する環状の凹凸が形成さ
れており、そのたけのこによつて消防用ホースの
内面のライニングが傷付けられ、漏水することが
多かつた。特に近年、消火活動を迅速に且つ円滑
に行うために軽く且つコンパクトな消防用ホース
が要求され、ジヤケツトの内面に、ポリウレタン
又はポリエステル等の強靭なゴム状弾性を有する
合成樹脂よりなる、0.2〜0.4mm程度の薄いライニ
ングを施した消防用ホースが使用されるようにな
つているが、このような消防用ホースにおいて
は、合成樹脂がゴムと異なりクリープを起こし易
いため、そのクリープによつてライニングが容易
に切断され、極めて傷付き易いものとなつている
のである。
の外面にはたけのこと称する環状の凹凸が形成さ
れており、そのたけのこによつて消防用ホースの
内面のライニングが傷付けられ、漏水することが
多かつた。特に近年、消火活動を迅速に且つ円滑
に行うために軽く且つコンパクトな消防用ホース
が要求され、ジヤケツトの内面に、ポリウレタン
又はポリエステル等の強靭なゴム状弾性を有する
合成樹脂よりなる、0.2〜0.4mm程度の薄いライニ
ングを施した消防用ホースが使用されるようにな
つているが、このような消防用ホースにおいて
は、合成樹脂がゴムと異なりクリープを起こし易
いため、そのクリープによつてライニングが容易
に切断され、極めて傷付き易いものとなつている
のである。
従来から消防用ホースの端末部の外周に筒状の
口巻布を嵌合し、ジヤケツトを保護することは行
われているが、このようにしても前述のようにラ
イニングが傷付くのを防止することはできない。
また実公昭51−37226号に示されるように、消防
用ホースの端末部のライニングの厚みを局部的に
厚くして補強し、ライニングの損傷を防止するよ
うにしたものも知られているが、充分な効果は得
られなかつた。
口巻布を嵌合し、ジヤケツトを保護することは行
われているが、このようにしても前述のようにラ
イニングが傷付くのを防止することはできない。
また実公昭51−37226号に示されるように、消防
用ホースの端末部のライニングの厚みを局部的に
厚くして補強し、ライニングの損傷を防止するよ
うにしたものも知られているが、充分な効果は得
られなかつた。
本考案はかかる事情に鑑みなされたものであつ
て、前述のようなジヤケツトの内面に合成樹脂よ
りなる薄いライニングを施した消防用ホースにお
いて、その端末部のライニングを保護し、ライニ
ングが傷付くことのない金具取付け構造を提供す
ることを目的とするものである。
て、前述のようなジヤケツトの内面に合成樹脂よ
りなる薄いライニングを施した消防用ホースにお
いて、その端末部のライニングを保護し、ライニ
ングが傷付くことのない金具取付け構造を提供す
ることを目的とするものである。
問題点を解決する手段
而して本考案は、繊維を筒状に織成してなるジ
ヤケツトの内面に、厚みが0.2〜0.4mmの柔軟で且
つ強靭な合成樹脂ライニング層を形成してなる消
防用ホースの金具取付け構造において、ホースの
接続金具の接続筒の外周に、織布にラテツクスを
含浸させた保護布を前記接続筒の先端から若干突
出するように装着し、その接続筒を前記消防用ホ
ースの端末に挿入し、その消防用ホースの外側か
ら締付け部材で締付けて固定したことを特徴とす
るものである。
ヤケツトの内面に、厚みが0.2〜0.4mmの柔軟で且
つ強靭な合成樹脂ライニング層を形成してなる消
防用ホースの金具取付け構造において、ホースの
接続金具の接続筒の外周に、織布にラテツクスを
含浸させた保護布を前記接続筒の先端から若干突
出するように装着し、その接続筒を前記消防用ホ
ースの端末に挿入し、その消防用ホースの外側か
ら締付け部材で締付けて固定したことを特徴とす
るものである。
以下本考案を図面に従つて説明する。第1図は
本考案の消防用ホースと接続金具との取付け部分
の構造を示すものであつて、1は消防用ホース、
2は接続金具である。接続金具2は結合部3と接
続筒4とよりなり、接続筒4の外周にはたけのこ
5が形成されている。
本考案の消防用ホースと接続金具との取付け部分
の構造を示すものであつて、1は消防用ホース、
2は接続金具である。接続金具2は結合部3と接
続筒4とよりなり、接続筒4の外周にはたけのこ
5が形成されている。
接続筒4の外周には、保護布6が装着されてい
る。該保護布6は、第2図に示すように織布7に
ラテツクス8を含浸させたものであつて、第1図
に示すように、前記接続筒4の先端から若干突出
するように装着されている。この保護布6は、消
防用ホース1のライニングを有効に保護し、且つ
消防用ホース1と接続金具2とを確実に締付ける
ため、その厚みは0.5〜1.0mm程度が望ましい。ま
た前記ラテツクス8は、永久歪の少ないゴムラテ
ツクスを使用するのが好ましい。さらにこの保護
布6は、それ自体筒状であつて接続筒4の外周に
嵌合されてもよく、またシート状のものを巻付け
てもよい。
る。該保護布6は、第2図に示すように織布7に
ラテツクス8を含浸させたものであつて、第1図
に示すように、前記接続筒4の先端から若干突出
するように装着されている。この保護布6は、消
防用ホース1のライニングを有効に保護し、且つ
消防用ホース1と接続金具2とを確実に締付ける
ため、その厚みは0.5〜1.0mm程度が望ましい。ま
た前記ラテツクス8は、永久歪の少ないゴムラテ
ツクスを使用するのが好ましい。さらにこの保護
布6は、それ自体筒状であつて接続筒4の外周に
嵌合されてもよく、またシート状のものを巻付け
てもよい。
そして保護布6を装着した接続筒4が消防用ホ
ース1の端末内に挿入され、消防用ホース1の外
側から針金9等の締付け部材で締付け、固定され
ている。
ース1の端末内に挿入され、消防用ホース1の外
側から針金9等の締付け部材で締付け、固定され
ている。
作 用
本考案においては、針金9による締付け力によ
り、消防用ホース1のライニングが保護布6を介
して接続金具2の結合部3に押付けられるので、
保護布6がクツシヨンとしての役目を果し、締付
け力によつてライニングが傷付くことがないので
ある。また保護布6は、織布7にラテツクス8を
含浸したものであるので、ラテツクス8の弾力に
より接続筒4のたけのこ5に沿つて締付けられ、
ラテツクス8自体が傷付くことがなく、また多少
傷付いても織布7により補強されているので、保
護布6が切断されて接続筒4が消防用ホース1の
ライニングに直接接触し、ライニングを傷付ける
ということはない。また保護布6はラテツクス8
が含浸されているので、織布7が目ずれを起こす
ことがなく、常に安定した状態で消防用ホース1
のライニングを有効に保護する。
り、消防用ホース1のライニングが保護布6を介
して接続金具2の結合部3に押付けられるので、
保護布6がクツシヨンとしての役目を果し、締付
け力によつてライニングが傷付くことがないので
ある。また保護布6は、織布7にラテツクス8を
含浸したものであるので、ラテツクス8の弾力に
より接続筒4のたけのこ5に沿つて締付けられ、
ラテツクス8自体が傷付くことがなく、また多少
傷付いても織布7により補強されているので、保
護布6が切断されて接続筒4が消防用ホース1の
ライニングに直接接触し、ライニングを傷付ける
ということはない。また保護布6はラテツクス8
が含浸されているので、織布7が目ずれを起こす
ことがなく、常に安定した状態で消防用ホース1
のライニングを有効に保護する。
考案の効果
従つて本考案によれば、保護布6によつて消防
用ホース1のライニングが保護され、針金9の締
付け力によつてライニングが傷付くことがない。
またライニングがラテツクス8を含浸したもので
あるので、接続筒4と消防用ホース1との間でパ
ツキンとしての役目も果し、接続筒4と消防用ホ
ース1との間を通じての漏水を防止することがで
きる。さらに保護布6が接続筒4の先端から若干
突出しているので、ホースの不使用時に扁平に折
り畳まれた状態において、ライニングが接続金具
2の接続筒4の先端で傷付けられるのを防止する
こともできる。
用ホース1のライニングが保護され、針金9の締
付け力によつてライニングが傷付くことがない。
またライニングがラテツクス8を含浸したもので
あるので、接続筒4と消防用ホース1との間でパ
ツキンとしての役目も果し、接続筒4と消防用ホ
ース1との間を通じての漏水を防止することがで
きる。さらに保護布6が接続筒4の先端から若干
突出しているので、ホースの不使用時に扁平に折
り畳まれた状態において、ライニングが接続金具
2の接続筒4の先端で傷付けられるのを防止する
こともできる。
第1図は、本考案の消防用ホースと金具との取
付け構造を示す一部を中央縦断面で示した側面図
であり、第2図は、本考案において使用する保護
布の拡大断面図である。 1……消防用ホース、2……接続金具、4……
接続筒、6……保護布、7……織布、8……ラテ
ツクス、9……締付け部材(針金)。
付け構造を示す一部を中央縦断面で示した側面図
であり、第2図は、本考案において使用する保護
布の拡大断面図である。 1……消防用ホース、2……接続金具、4……
接続筒、6……保護布、7……織布、8……ラテ
ツクス、9……締付け部材(針金)。
Claims (1)
- 繊維を筒状に織成してなるジヤケツトの内面
に、厚みが0.2〜0.4mmの柔軟で且つ強靭な合成樹
脂ライニング層を形成してなる消防用ホースの金
具取付け構造において、ホースの接続金具の接続
筒の外周に、織布にラテツクスを含浸させた保護
布を前記接続筒の先端から若干突出するように装
着し、その接続筒を前記消防用ホースの端末に挿
入し、その消防用ホースの外側から締付け部材で
締付けて固定したことを特徴とする、消防用ホー
スの金具取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18767184U JPH0131837Y2 (ja) | 1984-12-10 | 1984-12-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18767184U JPH0131837Y2 (ja) | 1984-12-10 | 1984-12-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61101187U JPS61101187U (ja) | 1986-06-27 |
JPH0131837Y2 true JPH0131837Y2 (ja) | 1989-09-29 |
Family
ID=30745134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18767184U Expired JPH0131837Y2 (ja) | 1984-12-10 | 1984-12-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0131837Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0806962D0 (en) * | 2008-04-17 | 2008-05-21 | Dunlop Oil & Marine Ltd | Hose pumps |
-
1984
- 1984-12-10 JP JP18767184U patent/JPH0131837Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61101187U (ja) | 1986-06-27 |
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