JP2631446B2 - Squid用キャリヤ - Google Patents
Squid用キャリヤInfo
- Publication number
- JP2631446B2 JP2631446B2 JP5347149A JP34714993A JP2631446B2 JP 2631446 B2 JP2631446 B2 JP 2631446B2 JP 5347149 A JP5347149 A JP 5347149A JP 34714993 A JP34714993 A JP 34714993A JP 2631446 B2 JP2631446 B2 JP 2631446B2
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- Japan
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- squid
- magnetic field
- field modulation
- modulation coil
- carrier
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- Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、微弱な磁気などを精
度よく測定するためのSQUID(超伝導量子干渉素
子)および磁場変調用コイルが配設されるSQUID用
キャリヤに関するものである。
度よく測定するためのSQUID(超伝導量子干渉素
子)および磁場変調用コイルが配設されるSQUID用
キャリヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、微弱な磁気を検出するために研究
されているSQUIDは、量子干渉効果を利用して磁束
量子φ0 (1.5×10-15 Wb)の10万分の1の磁
束を電圧に変換して計測するものである。したがって、
SQUIDは、微弱な磁気の測定に有用であり、生体磁
気計測、物理定数計測、非破壊検査などに応用されてい
る。このようなSQUIDを用いたSQUID磁気セン
サは、SQUID用キャリヤにSQUIDを配設し、こ
のSQUIDの上に絶縁膜を形成した後、磁場変調用コ
イルを絶縁膜の上に形成した構成とされている。
されているSQUIDは、量子干渉効果を利用して磁束
量子φ0 (1.5×10-15 Wb)の10万分の1の磁
束を電圧に変換して計測するものである。したがって、
SQUIDは、微弱な磁気の測定に有用であり、生体磁
気計測、物理定数計測、非破壊検査などに応用されてい
る。このようなSQUIDを用いたSQUID磁気セン
サは、SQUID用キャリヤにSQUIDを配設し、こ
のSQUIDの上に絶縁膜を形成した後、磁場変調用コ
イルを絶縁膜の上に形成した構成とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のSQUID磁気
センサは、上述したように各部品を組み立てているの
で、部品点数が多く、組立工程が多くなるため、組立が
複雑である。
センサは、上述したように各部品を組み立てているの
で、部品点数が多く、組立工程が多くなるため、組立が
複雑である。
【0004】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、組立が容易にでき、かつ、
SQUIDを強固に取り付けることのできるSQUID
用キャリヤを提供するものである。
するためになされたもので、組立が容易にでき、かつ、
SQUIDを強固に取り付けることのできるSQUID
用キャリヤを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、SQUID
および磁場変調用コイルが配設されるSQUIDキャリ
ヤにおいて、磁場変調用コイルを一主表面にプリント配
線で形成したものである。
および磁場変調用コイルが配設されるSQUIDキャリ
ヤにおいて、磁場変調用コイルを一主表面にプリント配
線で形成したものである。
【0006】
【作用】この発明のSQUID用キャリヤの磁場変調用
コイルが形成された主表面に、磁場変調用コイルの中央
にワッシャー部が位置するようにSQUIDの基板を磁
場変調用コイルに当接させてSQUIDを配設したり、
磁場変調用コイルが形成されていない主表面に、磁場変
調用コイルの中央にワッシャー部が位置するようにSQ
UIDを配設することにより、絶縁が同時に施される。
コイルが形成された主表面に、磁場変調用コイルの中央
にワッシャー部が位置するようにSQUIDの基板を磁
場変調用コイルに当接させてSQUIDを配設したり、
磁場変調用コイルが形成されていない主表面に、磁場変
調用コイルの中央にワッシャー部が位置するようにSQ
UIDを配設することにより、絶縁が同時に施される。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて説明
する。 実施例1 図1はこの発明の第1実施例であるSQUID用キャリ
ヤを用いて構成したSQUID磁気センサを示す斜視図
である。図1において、1はプリント基板を示し、ガラ
スエポキシ基板(ガラス繊維をエポキシ樹脂に混練して
製造した基板)で構成したものである。
する。 実施例1 図1はこの発明の第1実施例であるSQUID用キャリ
ヤを用いて構成したSQUID磁気センサを示す斜視図
である。図1において、1はプリント基板を示し、ガラ
スエポキシ基板(ガラス繊維をエポキシ樹脂に混練して
製造した基板)で構成したものである。
【0008】2は磁場変調用コイルを示し、プリント基
板1の略中央に配線パターン(Au配線)で一体的に形
成されている。3A,3Bはプリント基板1の表裏に形
成された配線パターン(Au配線)、4はSQUIDを
示し、このSQUID4は、プリント基板1の磁場変調
用コイル2が形成された主表面に、ワッシャー部が磁場
変調用コイル2の中央に位置するように、基板を磁場変
調用コイル2に当接させてプリント基板1に配設され、
4端子が磁場変調用コイル2の外側に導出されて金ワイ
ヤ5A,5Bで配線パターン3Aまたは配線パターン3
Bに接続されている。
板1の略中央に配線パターン(Au配線)で一体的に形
成されている。3A,3Bはプリント基板1の表裏に形
成された配線パターン(Au配線)、4はSQUIDを
示し、このSQUID4は、プリント基板1の磁場変調
用コイル2が形成された主表面に、ワッシャー部が磁場
変調用コイル2の中央に位置するように、基板を磁場変
調用コイル2に当接させてプリント基板1に配設され、
4端子が磁場変調用コイル2の外側に導出されて金ワイ
ヤ5A,5Bで配線パターン3Aまたは配線パターン3
Bに接続されている。
【0009】6はプリント基板1に配設された第1プラ
グ列を示し、配線パターン3A,3Bに接続された4本
で、長さが3mmのピン6pが設けられている。7は第
2プラグ列を示し、プリント基板1に磁場変調用コイル
2およびSQUID4を挟んで第1プラグ列6と対峙さ
せて4本が配設され、磁場変調用コイル2の両端が真ん
中の2本に接続されている。そして、第2プラグ列7に
も、長さが3mmのピン7pが設けられている。なお、
SQUIDキャリヤは、プリント基板1と、このプリン
ト基板1に形成された磁場変調用コイル2とで構成され
ている。
グ列を示し、配線パターン3A,3Bに接続された4本
で、長さが3mmのピン6pが設けられている。7は第
2プラグ列を示し、プリント基板1に磁場変調用コイル
2およびSQUID4を挟んで第1プラグ列6と対峙さ
せて4本が配設され、磁場変調用コイル2の両端が真ん
中の2本に接続されている。そして、第2プラグ列7に
も、長さが3mmのピン7pが設けられている。なお、
SQUIDキャリヤは、プリント基板1と、このプリン
ト基板1に形成された磁場変調用コイル2とで構成され
ている。
【0010】次に、SQUID磁気センサの組立につい
て説明する。まず、プリント配線で磁場変調用コイル2
および配線3A,3Bを形成したプリント基板1に第1
および第2プラグ列6,7を配設し、配線パターン3
A,3Bと第1および第2プラグ列6,7とを電気的に
接続する。そして、磁場変調用コイル2の中央にワッシ
ャー部が位置するように、SQUID4の基板を磁場変
調用コイル2に当接させてSQUID4をプリント基板
1に配設し、金ワイヤ5A,5Bで磁場変調用コイル2
の外側に導出されてSQUID4の4端子と配線パター
ン3A,3Bとを電気的に接続する。
て説明する。まず、プリント配線で磁場変調用コイル2
および配線3A,3Bを形成したプリント基板1に第1
および第2プラグ列6,7を配設し、配線パターン3
A,3Bと第1および第2プラグ列6,7とを電気的に
接続する。そして、磁場変調用コイル2の中央にワッシ
ャー部が位置するように、SQUID4の基板を磁場変
調用コイル2に当接させてSQUID4をプリント基板
1に配設し、金ワイヤ5A,5Bで磁場変調用コイル2
の外側に導出されてSQUID4の4端子と配線パター
ン3A,3Bとを電気的に接続する。
【0011】上述したように、この発明の第1実施例に
よれば、磁場変調用コイル2をプリント基板1にプリン
ト配線で形成したので、磁場変調用コイル2をプリント
基板1と別体として構成した場合に比較すると、磁場変
調用コイル2のSQUID4への配設作業および絶縁作
業をなくすことができるため、組立が容易にできる。
よれば、磁場変調用コイル2をプリント基板1にプリン
ト配線で形成したので、磁場変調用コイル2をプリント
基板1と別体として構成した場合に比較すると、磁場変
調用コイル2のSQUID4への配設作業および絶縁作
業をなくすことができるため、組立が容易にできる。
【0012】実施例2 図2はこの発明の第2実施例であるSQUID用キャリ
ヤを用いて構成したSQUID磁気センサを示す斜視図
であり、図1と同一または相当部分に同一符号を付して
説明を省略する。この第2実施例は、磁場変調用コイル
2とSQUID4とをプリント基板1の異なる主表面に
配設したものであり、第1実施例と同様に組み立てるこ
とができる。
ヤを用いて構成したSQUID磁気センサを示す斜視図
であり、図1と同一または相当部分に同一符号を付して
説明を省略する。この第2実施例は、磁場変調用コイル
2とSQUID4とをプリント基板1の異なる主表面に
配設したものであり、第1実施例と同様に組み立てるこ
とができる。
【0013】この第2実施例においても、第1実施例と
同様な効果を得られる他、磁場変調用コイル2を介さず
にSQUID4を直接プリント基板1に、浮かないよう
に配設することができるので、SQUID4をプリント
基板1に強固に取り付けることができる。
同様な効果を得られる他、磁場変調用コイル2を介さず
にSQUID4を直接プリント基板1に、浮かないよう
に配設することができるので、SQUID4をプリント
基板1に強固に取り付けることができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、プリ
ント配線で磁場変調用コイルをSQUIDキャリヤに形
成したので、磁場変調用コイルのSQUIDへの配設作
業および絶縁作業をなくすことができるため、組立が容
易にできる。そして、磁場変調用コイルを介さずにSQ
UIDを直接SQUIDキャリヤに、浮かないように配
設することができるので、SQUIDをSQUIDキャ
リヤに強固に取り付けることができる。
ント配線で磁場変調用コイルをSQUIDキャリヤに形
成したので、磁場変調用コイルのSQUIDへの配設作
業および絶縁作業をなくすことができるため、組立が容
易にできる。そして、磁場変調用コイルを介さずにSQ
UIDを直接SQUIDキャリヤに、浮かないように配
設することができるので、SQUIDをSQUIDキャ
リヤに強固に取り付けることができる。
【図1】この発明の第1実施例であるSQUID用キャ
リヤを用いて構成したSQUID磁気センサを示す斜視
図である。
リヤを用いて構成したSQUID磁気センサを示す斜視
図である。
【図2】この発明の第2実施例であるSQUID用キャ
リヤを用いて構成したSQUID磁気センサを示す斜視
図である。
リヤを用いて構成したSQUID磁気センサを示す斜視
図である。
1 プリント基板 2 磁場変調用コイル 3A,3B 配線パターン 4 SQUID 5A,5B 金ワイヤ 6 第1プラグ列 6p ピン 7 第2プラグ列 7p ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−296070(JP,A) 特開 平1−217981(JP,A) 特開 平4−134878(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】 SQUIDおよび磁場変調用コイルが配
設されるSQUIDキャリヤにおいて、 前記磁場変調用コイルを一主表面にプリント配線で形成
した、 ことを特徴とするSQUID用キャリヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5347149A JP2631446B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | Squid用キャリヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5347149A JP2631446B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | Squid用キャリヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07191115A JPH07191115A (ja) | 1995-07-28 |
JP2631446B2 true JP2631446B2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=18388253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5347149A Expired - Fee Related JP2631446B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | Squid用キャリヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2631446B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01217981A (ja) * | 1988-02-26 | 1989-08-31 | Mitsubishi Electric Corp | 超電導量子干渉素子 |
JPH04296070A (ja) * | 1991-03-26 | 1992-10-20 | Shimadzu Corp | Dc−squid |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP5347149A patent/JP2631446B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07191115A (ja) | 1995-07-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425 Year of fee payment: 12 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425 Year of fee payment: 13 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |