JP2631268B2 - 共振器及びこの共振器より成るろ波器 - Google Patents

共振器及びこの共振器より成るろ波器

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JP2631268B2
JP2631268B2 JP6087807A JP8780794A JP2631268B2 JP 2631268 B2 JP2631268 B2 JP 2631268B2 JP 6087807 A JP6087807 A JP 6087807A JP 8780794 A JP8780794 A JP 8780794A JP 2631268 B2 JP2631268 B2 JP 2631268B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信装置又は放送
装置等における雑音の除去或は信号の分波又は合成等に
好適な新規の共振器及びこの共振器より成るろ波器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】短波帯又は超短波帯のように、比較的低
い周波数帯においては、集中定数回路素子であるコイル
及びコンデンサによって構成された共振器、又は、例え
ば図42及び図43に要部の断面図を示すヘリカル共振
器が従来用いられている。図42は、図43のB−B断
面図、図43は、図42のA−A断面図で、1は外部導
体、42はヘリカル共振素子で、一端を外部導体1の内壁
に機械的電気的に固定接続し、中間部分を空間において
コイル状に捲回し、他端に取り付けた容量形成電極43を
絶縁碍子441 及び442 を介して外部導体1の内壁に固定
してある。45は可動電極、46は駆動螺子、47はロックナ
ットである。駆動螺子46を正方向又は逆方向に回転させ
て可動電極45を前進又は後退させることにより、電極43
との間の容量を変化させて共振周波数を微細に調整する
ことができる。図42及び図43には、入出力結合素子
及び入出力端子を図示するのを省略してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図42及び図43に示
した従来の共振器は、ヘリカル共振素子42を金属性の線
材又は比較的細い丸棒状導体をコイル状に捲回して形成
してあるので、ヘリカル共振素子42自体の放熱面積が狭
いばかりでなく、外部導体1への熱伝導性に劣るので、
ヘリカル共振素子42において電力損失によって生ずる熱
が、ヘリカル共振素子42自体及び外部導体1から効果的
に放熱され難く、共振器の各構成素子の温度上昇に基づ
く変形によって共振周波数が変動する欠点がある。ヘリ
カル共振素子42の両端部は、外部導体1の内壁に直接又
は間接的に支持固定されているが、中間部分は支持体等
に支持されることなく、自力でコイル状の姿勢を保つよ
うに形成されているので、耐震性に劣り、製作が困難
で、コスト高となる。ヘリカル共振素子42を形成する線
材又は丸棒の直径が比較的大なる場合には、ヘリカル共
振素子42の温度上昇に基づくヘリカル共振素子42自体の
変形によって電極43を介して絶縁碍子441 及び442 に機
械的歪が繰り返し加えられ、絶縁碍子441 及び442 が破
損するに到る場合もある。又、ヘリカル共振器は、イン
ピ−ダンスが高いため、耐電圧特性に劣る欠点がある。
このようなヘリカル共振器を用いてろ波器を構成すると
きは、上記ヘリカル共振器の有する各種欠点がそのまま
ろ波器の欠点として現れることとなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部導体の上
壁及び下壁に、上端及び下端が固定された誘電体板の表
面及び裏面に設けられた金属薄層又は金属板より成る電
極のうち、何れか一方の電極の下端を外部導体の下壁に
電気的に接続し、この電極の上端と外部導体の上壁との
間に間隙を設け、他方の電極の上端を外部導体の上壁に
電気的に接続し、この電極の下端と外部導体の下壁との
間に間隙を設けて成る共振容量素子と、共振容量素子を
形成する何れか一方の電極と入力端子とを高周波的に結
合する手段と、共振容量素子を形成する電極のうち、入
力端子が高周波的に結合された電極と出力端子とを高周
波的に結合する手段とを備えた共振器及びこの共振器よ
り成るろ波器を実現することによって、従来の共振器及
びろ波器の欠点を除こうとするものである。
【0005】
【実施例】図1(a)は、本発明の一実施例を示す断面
図[図1(b)のC−C断面図]、図1(b)は、図1
(a)のA−A断面図、図1(c)は、図1(a)のB
−B断面図で、1は外部導体で、図には角型の立方体よ
り成る場合を例示してあるが、有底円筒体で形成しても
よい。2は細長い帯状の誘電体板で、上端及び下端を外
部導体1の上壁及び下壁に、適当な接着剤を用いる等の
手段によって固定してある。3及び4は容量形成電極
で、誘電体板2の表面及び裏面に付着させた金属薄層又
は誘電体板2の表面及び裏面に貼付した金属板より成
り、金属薄層又は金属板の何れで形成した場合において
も、何れか一方の電極、例えば電極3を形成する金属薄
層又は金属板の下端を外部導体1の下壁に電気的に接続
し、電極3を形成する金属薄層又は金属板の上端と外部
導体1の上壁との間は電気的に接続されることのないよ
うに適宜の幅の間隙を設けると共に、電極4を形成する
金属薄層又は金属板の上端を外部導体1の上壁に電気的
に接続し、電極4を形成する金属薄層又は金属板の下端
と外部導体1の下壁との間は電気的に接続されることの
ないように適宜の幅の間隙を設けてある。5は入力(又
は出力)端子、6は出力(又は入力)端子で、それぞれ
例えば同軸接栓より成り、各同軸接栓を形成する外部導
体を、共振器を形成する外部導体1に接続してある。7
は入力(又は出力)結合線で、一端を同軸接栓5の内部
導体に接続し、他端を電極3に接続してある。8は出力
(又は入力)結合線で、一端を同軸接栓6の内部導体に
接続し、他端を電極3に接続してある。9は共振周波数
の微調整素子で、例えば外部導体1の壁面に螺合させた
金属螺子より成る。10はロックナットである。
【0006】このように構成した本発明共振器において
は、外部導体1による分布インダクタンス分と、誘電体
板2、電極3及び4によって形成される共振容量素子に
おける容量分とによって、図2に等価回路図を示すよう
に、並列共振回路が形成される。図2において、Rは共
振回路、Tは入力(又は出力)端子、Tは出力(又
は入力)端子、M5Rは入力(又は出力)磁界結合係
数、MR6は出力(又は入力)磁界結合係数である。
尚、図2における磁界結合係数M 5R 及びM R6 で表わ
されたインダクタンス分の一部に、共振回路Rを形成す
るインダクタンス分、即ち、外部導体1に分布するイン
ダクタンス分を含めてある。例えば同軸接栓5に高周波
電力を加えると、本発明共振器における電磁界分布は図
1(b)及び図1(c)に示すようになる。図1(b)
における矢印を付した破線Hは磁界を、図1(c)にお
ける矢印を付した実線Eは電界ベクトルを、矢印を付し
た実線Iは電流を、それぞれ表す。本発明共振器におけ
るインダクタンス分は比較的小で、容量分は比較的大で
あるから、低インピーダンス形で耐電圧特性の良好な共
振器となる。共振容量素子を形成する誘電体板2として
誘電率が高く、誘電体損失がほぼ零程度にまで少ない材
質を用いることによって、誘電体板2、電極3及び4よ
り成る共振容量素子のQ(Q)を無視することがで
き、又、本発明共振器が蓄積し得る電磁エネルギは外部
導体1の体積に対応し、本発明共振器を構成する金属部
分における抵抗を極めて低くすることが可能であるか
ら、非常に大きな無負荷Qを得ることができる。本発明
共振器における外部導体1、容量形成電極3及び4を銅
で形成した場合における無負荷Q(Q)の大きさは、
本発明共振器におけるインダクタンス分と容量分との比
率によっても異なるが、本発明者は試作品によって次式
のような無負荷Q(Q)の実験式を得ることができ
た。 Q≒20fo1/2・SH ・・・・ (1) 上式において、 f:共振周波数(MH) SH:外部導体1の高さ(cm)
【0007】図1には、本発明共振器の容量分を誘電体
板2、その表裏面に設けた金属薄層又は金属板より成る
電極3及び4によって形成した場合を例示したが、集中
定数回路素子より成る固定容量コンデンサ又は可変容量
コンデンサを用いるようにしてもよい。図1には、入力
(又は出力)端子5と電極3間及び出力(又は入力)端
子6と電極3間を各高周波的に結合する手段として、結
合線7及び8によってタップ結合した場合を例示した
が、図3に示すように、端子5と電極3間を容量素子11
を介して容量結合する手段を用いるとと共に、端子6と
電極3間を容量素子12を介して容量結合する手段を用い
てもよく、図4に示すように、入出力結合手段としてプ
ロ−ブ13及び14を用いてもよい。又、図5に図6のB−
B断面図を、図6に図5のA−A断面図を示すように、
入出力結合手段としてル−プ15及び16を用いてもよい。
以上は、何れも共振容量素子を形成する電極3を端子5
及び6に高周波的に結合する場合について説明したが、
電極4を端子5及び6に高周波的に結合するように構成
しても本発明を実施することができる。尚、図3ないし
図6において、図面の説明の際に言及することのなかっ
た符号及び構成は、図1と同様である。
【0008】図7は、本発明の他の実施例の要部を示す
断面図で、17及び18は伝送特性補償用のインダクタ
ンス素子、19は結合用容量素子である。図8は、図7
に示した共振器の等価回路図で、Rは、外部導体1と共
振容量素子によって形成される共振回路、T及びT
は外部回路との接続端子で、他の符号は図7と同様であ
る。本実施例においては、互いに直列接続されて接続端
子5と6との間に挿入接続されると共に、接続端子5及
び6を介して外部回路の途中に、外部回路と直列に挿入
接続される伝送特性補償用のインダクタンス素子17及
び18並びに両インダクタンス素子17及び18の接続
点と共振容量素子を形成する何れか一方の電極との間に
挿入接続された容量素子19によって低域通過ろ波回路
が形成され、図9(横軸は周波数、縦軸は減衰量)に伝
送特性を示すように、共振周波数fより低い周波数領
域における減衰特性曲線の勾配が急峻となり、共振周波
数fより高い周波数領域における減衰特性曲線の勾配
が緩やかとなると共に、共振周波数fを含む周波数領
域に伝送阻止帯域が形成される。尚、結合用容量素子1
9の容量に応じて、共振回路Rと結合用容量素子19か
らなる回路の共振周波数fが変化し、又、図1に示し
た共振周波数微調整素子9と同様の調整素子を設けるこ
とによって、共振周波数の微細調整を行うことができ
る。図10は、伝送特性補償用インダクタンス素子17
及び18の接続点と、共振容量素子を形成する何れか一
方の電極との結合を、インダクタンス素子20を用いて
タップ結合により行うように形成した点、インダクタン
ス素子20のインダクタンスに応じて、共振回路Rと結
合用インダクタンス素子20からなる回路の共振周波数
が変化する点が図7に示した実施例と異なり、他の
符号、構成及び作動は図7に示した実施例とほぼ同様で
ある。図11は、図10に示した共振器の等価回路図
で、インダクタンス素子20を除く他の符号は、図8と
同様である。図12(横軸及び縦軸は、図9と同様であ
る)は、図10に示した共振器の伝送特性を示す図で、
図9に示した特性とほぼ同様である。図13もまた本発
明の他の実施例を示す断面図で、本実施例においては、
図7に示した実施例における伝送特性補償用のインダク
タンス素子17及び18を容量素子21及び22で置き
換えた点が図7に示した実施例と異なり、他の符号及び
構成は、図7に示した実施例と同様である。図14は、
図13に示した共振器の等価回路図で、容量素子21及
び22を除く他の符号は、図8と同様である。図15
(横軸及び縦軸は、図9と同様である)は、図13に示
した共振器の伝送特性を示す図で、本実施例において
は、共振周波数fより低い周波数領域における減衰特
性曲線の勾配が緩やかで、共振周波数fより高い周波
数領域における減衰特性曲線の勾配が急峻で、共振周波
数fを含む周波数領域に阻止帯域が形成される。図1
6に示した実施例は、伝送特性補償素子として容量素子
21及び22を用いる点は図13に示した実施例と同様
で、結合素子としてインダクタンス素子20を用いてタ
ップ結合を行うように形成した点は図10に示した実施
例と同様で、他の符号及び構成は、図13に示した実施
例と同様である。図17は、図16に示した共振器の等
価回路図で、符号は、インダクタンス素子20を除いて
図14と同様である。図18(横軸及び縦軸は、図15
と同様である)は、図16に示した共振器の伝送特性を
示す図で、図15に示した特性とほぼ同様である。図1
9ないし図22もまた本発明の他の実施例を示す図で、
図19は、図7に示した実施例における結合素子19を
プローブ13で置き換え、図20は、図7に示した実施
例における結合素子19をループ15で置き換え、図2
1は、図13に示した実施例における結合素子19をプ
ローブ13で置き換え、図22は、図13に示した実施
例における結合素子19をループ15で置き換えたもの
で、各図における他の符号及び構成は、図7又は図13
と同様である。
【0009】図23は、図7に示した本発明共振器を用
いて構成したろ波器を示す断面図で、1Cは共通の外部
導体、1Sないし1S は隔壁、CEないしCE
は共振容量素子で、それぞれ図1に示した共振容量素子
と同様の構成、即ち、共通の外部導体1Cの上壁と下壁
に上端及び下端を固定した誘電体板の表面及び裏面に、
金属薄層又は金属板より成る電極を設け、何れか一方の
電極の下端を共通の外部導体1Cの下壁に電気的に接続
し、上端と共通の外部導体1Cの上壁との間に間隙を設
け、他方の電極の上端を共通の外部導体1Cの上壁に電
気的に接続し、下端と共通の外部導体1Cの下壁との間
に間隙を設けてある。17 、18 ないし17 、1
は伝送特性補償用のインダクタンス素子で、互いに
直列接続されて外部回路との接続端子5と6との間に挿
入接続され、接続端子5及び6を介して、外部回路の途
中に、外部回路と直列に挿入接続される。19ないし
19は結合容量素子である。図24は、図23に示し
たろ波器の等価回路図で、RないしRは、共通の外
部導体1Cと共振容量素子CEないしCEによって
形成される共振回路、T及びTは外部回路との接続
端子、17、187ないし187及び18は伝
送特性補償用のインダクタンス素子で、187は図2
3におけるインダクタンス素子18と17の合成イ
ンダクタンス素子、187はインダクタンス素子18
と17の合成インダクタンス素子、187はイン
ダクタンス素子18と17の合成インダクタンス素
子、19ないし19は結合用容量素子である。図2
3に示したろ波器の伝送特性は、このろ波器を構成する
各段の共振器の伝送特性、即ち、図9に示した伝送特性
とほぼ同様の伝送特性が重畳合成されたものとなり、各
段の共振器と結合用容量素子とより成る回路の共振周波
数(図9におけるf)をfo1ないしfo4とする
と、これらの共振周波数を適宜調整して、例えば互いに
近付けることにより、減衰量の大きな阻止領域を持たせ
ることができ、各段の共振周波数fo1ないしfo4
適当に離れた値に調整することにより、周波数範囲の広
い阻止領域を持たせることができる。図25は、図10
に示した共振器を用いて構成したろ波器の等価回路図
で、20ないし20はタップ結合による結合用イン
ダクタンス素子で、他の符号は図24と同様である。図
25に示した等価回路図で表される本発明ろ波器の伝送
特性は、このろ波器を構成する各段の共振器の伝送特
性、即ち、図12に示した伝送特性とほぼ同様の伝送特
性が重畳合成されたものとなり、各段の共振周波数を適
宜調整することにより、合成阻止領域の減衰量及び周波
数範囲を適宜調整することができる。図26は、図16
に示した本発明共振器を用いて構成したろ波器を示す断
面図で、21、22ないし21 、22 は伝送特
性補償用の容量素子、20ないし20はタップ結合
用のインダクタンス素子で、他の符号及び構成は、図2
3と同様である。図27は、図26に示したろ波器の等
価回路図で、RないしRは共振回路、T及びT
は外部回路との接続端子、21、221ないし22
及び22は伝送特性補償用の容量素子で、221
図26における容量素子22と21の合成容量
素子、221は容量素子22と21の合成容量素
子、221は容量素子22と21の合成容量素
子、20ないし20はタップ結合用のインダクタン
ス素子である。図26に示した本発明ろ波器の伝送特性
は、このろ波器を構成する各段の共振器の伝送特性、即
ち、図18に示した伝送特性とほぼ同様の伝送特性が重
畳合成されたものとなり、各段の共振周波数を適宜調整
することにより、合成阻止領域の減衰量及び周波数範囲
を適宜調整することができる。図28は、図13に示し
た共振器を用いて構成したろ波器の等価回路図で、19
ないし19は結合用容量素子で、他の符号は図27
と同様である。図28に示した等価回路図で表される本
発明ろ波器の伝送特性は、このろ波器を構成する各段の
共振器の伝送特性、即ち、図15に示した伝送特性とほ
ぼ同様の伝送特性が重畳合成されたものとなり、各段の
共振周波数を適宜調整することにより、合成阻止領域の
減衰量及び周波数範囲を適宜調整することができる。図
23ないし図28には、共振容量素子を4個設けた場
合、即ち、回路次数nが4の場合を例示してあるが、回
路次数は、これを適宜増減して本発明を実施することが
できる。
【0010】図29は、図1に示した本発明共振器を用
いて構成したろ波器を示す断面図(図30のB−B断面
図)、図30は、図29のA−A断面図で、1Cは共通の
外部導体、CE1 ないしCE4 は、図23において説明した
ものと同様構成の共振容量素子、5は入力(又は出力)
端子、6は出力(又は入力)端子、7は入力(又は出
力)結合線、8は出力(又は入力)結合線、91ないし94
は共振周波数の微調整素子、101 ないし104 はロックナ
ットで、これらもまた図1に示した入力(又は出力)端
子5、出力(又は入力)端子6、タップ結合線7及び
8、共振周波数の微調整素子9、ロックナット10と同様
の構成である。図31は、図29及び図30に示した本
発明ろ波器の等価回路図で、R1ないしR4は共振回路、T5
は入力(又は出力)端子、T6は出力(又は入力)端子、
M51 は入力(又は出力)磁界結合係数、M46 は出力(又
は入力)磁界結合係数、M12 ないしM34 は段間磁界結合
係数である。図32は、図31に示した等価回路図の変
換等価回路図で、符号は図31と同様である。図29な
いし図32には、回路次数nが4の場合を例示してある
が、回路次数を適宜増減しても本発明を実施することが
できる。又、図29ないし図32には、入出力結合素子
をタップ結合線7及び8で形成した場合を例示してある
が、図3ないし図6に示したコンデンサ11、12又はプロ
−ブ13、14より成る容量結合素子或はル−プ15、16より
成る磁界結合素子を用いても本発明を実施することがで
きる。図29ないし図32に示した本発明帯域通過ろ波
器の設計に当たっても、基準化低域通過ろ波器の素子値
を求め、この値から回路定数を定めて所要の伝送特性を
得ること従来の設計手法と同様で、以下、図33に回路
図を、図34(横軸は基準化周波数、縦軸は減衰量、fC
は基準化遮断周波数)に伝送特性の曲線図を、それぞれ
示すようなチエビシエフ形基準化低域通過ろ波器の素子
値g1ないしgnを基にして、通過域がチエビシエフ形特性
で、減衰域がワグナ形特性を呈する帯域通過ろ波器を設
計する場合について説明する。帯域通過ろ波器の設計上
許容される通過域内における電圧定在波比(VSWR)をSと
すると、通過域内における許容リップルLrは、次式で表
わされる。
【数1】 上式から許容リップルLrを求めると共に、回路次数nを
定めて式(3)から素子値g1を求め、式(4)から素子
値g2ないしgnを求める。
【数2】 k=2、3、−−−−、n 式(3)及び式(4)において、
【数3】 尚、図33において、RLは負荷抵抗で、回路次数nが奇
数の場合、 RL=1 ・・・・(9) 回路次数nが偶数の場合、
【数4】 式(3)及び式(4)から求めた素子値g1ないしgn、帯
域通過ろ波器の所要中心周波数fO及び通過帯域幅Bwr か
ら、入出力磁界結合係数及び段間磁界結合係数を式(1
1)及び式(12)で求めることができる。入出力磁界結
合係数をM01及びMn,n+1 で表すと、
【数5】 段間磁界結合係数をM12=Mn-1,n 、M23=M
n-2,n-1 、−−−−−で表し、これらをまとめてM
k,k+1 (k=1、2、−−−−−、n−1)で表すと、
【数6】 式(12)で求めた段間磁界結合係数Mk,k+1 と、図35
とを用いて隣接する共振容量素子の中心間隔を求めるこ
とができる。図35は、本発明者が試作品について実験
を重ねた結果得られた、段間磁界結合係数と隣接する共
振容量素子の中心間隔との関係の一例を示すもので、横
軸は、(d−0.3C)/W 但し、 d:隣接する共振容量素子の中心間隔(図29) C:共振容量素子の幅(図29) W:共通の外部導体の幅(図30) 又、縦軸は、段間磁界結合係数Mk,k+1 である。
【0011】図29ないし図32に示した本発明帯域通
過ろ波器の伝送特性Lは、次式で示される。
【数7】 上式において、 L:伝送損失 Tn(x) はチェビシェフの多項式で、 x<1 の場合、 Tn(x) =cos(n cos-1 x) x>1 の場合、 Tn(x) =cosh(n cosh-1 x) x:基準化周波数で、
【数8】 f0 :BPF の通過域における中心周波数 f:任意の伝送周波数 Bwr:許容通過周波数帯域幅 S:通過帯域内における許容電圧定在波比(VSWR) 図36は、図29ないし図32に示した本発明ろ波器の
伝送特性の一例を示す図で、横軸は周波数、縦軸は減衰
量である。
【0012】図23、図26、図29及び図30には、
何れも、共振容量素子CE1 ないしCE4 の各幅方向が、共
通の外部導体1Cの長手方向と平行となるように共振容量
素子を設けた場合を例示したが、何れの実施例において
も図37に要部の断面図(図30と同様の断面図)を示
すように、共振容量素子CE1 ないしCE4 の各幅方向が、
共通の外部導体1Cの長手方向と直角となるように配設し
ても本発明を実施することができる。共振容量素子を図
37に示すように配設し、段間を磁界結合して帯域通過
ろ波器を構成する場合、その設計手法は、図29に示し
た帯域通過ろ波器の設計手法と同様であるが、共振容量
素子の中心間隔を求めるための曲線図、即ち、図35の
横軸(d−0.3C)/W のCの値を適当に補正することによっ
て、即ち、Cの値は共振容量素子の幅の長さに対応する
から、図37のように、共振容量素子を配設した場合に
はCの値を共振容量素子の厚さに対応する値に補正する
ことによって、所要の伝送特性を有する帯域通過ろ波器
を実現することができる。
【0013】図38は、段間結合を電界結合で構成した
本発明帯域通過ろ波器を示す断面図(図29と同様箇所
の断面図)で、1Cは共通の外部導体、CE1 ないしCE4
共振容量素子、5は入力(又は出力)端子、6は出力
(又は入力)端子、2351は入力(又は出力)結合容量素
子、2312ないし2334は段間結合容量素子、2346は出力
(又は入力)結合容量素子である。図39は、図38に
示した本発明帯域通過ろ波器の等価回路図で、T5は入力
(又は出力)端子、R1ないしR4は共振回路、2351は入力
(又は出力)結合容量、2312ないし2334は段間結合容
量、2346は出力(又は入力)結合容量、T6は出力(又は
入力)端子である。図40は、図39に示した等価回路
の変換等価回路図で、符号は図39と同様である。図3
8には、入出力結合素子を容量素子で形成した場合を例
示してあるが、タップ結合線、プロ−ブ又はル−プ等の
高周波的結合手段を用いてもよい。図41は、図38に
示した本発明帯域通過ろ波器の伝送特性の一例を示す図
で、横軸は周波数、縦軸は減衰量である。
【0014】
【発明の効果】本発明共振器は、共振容量素子の放熱面
積が比較的広く、共振容量素子と外部導体間の熱伝導性
が良好であるから、共振容量素子及び外部導体から効果
的に熱放射が行われ、共振器各部の温度上昇が低く抑え
られ、温度上昇による各部の変形に基づく共振周波数の
変動が極めて小となる。又、構成が極めて簡潔で、機械
的に堅牢であるから、耐震性に優れており、共振器のイ
ンピ−ダンスが低く、耐電圧特性が良好である等の特長
を有し、本発明共振器より成るろ波器もまた上記と同様
の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明共振器の等価回路図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図8】本発明共振器の等価回路図である。
【図9】本発明共振器の伝送特性を示す図である。
【図10】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図11】本発明共振器の等価回路図である。
【図12】本発明共振器の伝送特性を示す図である。
【図13】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図14】本発明共振器の等価回路図である。
【図15】本発明共振器の伝送特性を示す図である。
【図16】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図17】本発明共振器の等価回路図である。
【図18】本発明共振器の伝送特性を示す図である。
【図19】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図20】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図21】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図22】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図23】本発明ろ波器を示す断面図である。
【図24】本発明ろ波器の等価回路図である。
【図25】本発明ろ波器の等価回路図である。
【図26】本発明ろ波器を示す断面図である。
【図27】本発明ろ波器の等価回路図である。
【図28】本発明ろ波器の等価回路図である。
【図29】本発明ろ波器を示す断面図である。
【図30】本発明ろ波器を示す断面図である。
【図31】本発明ろ波器の等価回路図である。
【図32】本発明ろ波器の等価回路図である。
【図33】本発明ろ波器の設計手法を説明するための図
である。
【図34】本発明ろ波器の設計手法を説明するための図
である。
【図35】本発明ろ波器の設計手法を説明するための図
である。
【図36】本発明ろ波器の伝送特性を示す図である。
【図37】本発明の他の実施例の要部を示す断面図であ
る。
【図38】本発明ろ波器の要部を示す断面図である。
【図39】本発明ろ波器の等価回路図である。
【図40】本発明ろ波器の等価回路図である。
【図41】本発明ろ波器の伝送特性を示す図である。
【図42】従来のヘリカル共振器を示す断面図である。
【図43】従来のヘリカル共振器を示す断面図である。
【符号の説明】
1 外部導体 2 誘電体板 3、4 電極 5、6 端子 7、8 タップ結合線 9 共振周波数微調整素子 10 ロックナット 11、12 容量素子 13、14 プロ−ブ 15、16 ル−プ 17、18 伝送特性補償用インダクタンス素子 19 結合用容量素子 20 結合用インダクタンス素子 21、22 伝送特性補償用容量素子 171 〜174 伝送特性補償用インダクタンス素子 181 〜184 伝送特性補償用インダクタンス素子 191 〜194 結合用容量素子 1C 共通の外部導体 1S1 〜1S3 隔壁 CE1 〜CE4 共振容量素子 211 〜214 伝送特性補償用容量素子 221 〜224 伝送特性補償用容量素子 201 〜204 結合用インダクタンス素子 91〜94 共振周波数微調整素子 101 〜104 ロックナット 42 ヘリカル共振素子 43 電極 441 、442 絶縁碍子 45 可動電極 46 駆動螺子 47 ロックナット

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部導体の上壁及び下壁に、上端及び下端
    が固定された誘電体板の表面及び裏面に設けられた金属
    薄層又は金属板より成る電極のうち、何れか一方の電極
    の下端を前記外部導体の下壁に電気的に接続し、前記何
    れか一方の電極の上端と前記外部導体の上壁との間に間
    隙を設け、他方の電極の上端を前記外部導体の上壁に電
    気的に接続し、前記他方の電極の下端と前記外部導体の
    下壁との間に間隙を設けて成る共振容量素子と、 前記共振容量素子を形成する何れか一方の電極と入力端
    子とを高周波的に結合する手段と、 前記共振容量素子を形成する電極のうち前記入力端子が
    高周波的に結合された電極と出力端子とを高周波的に
    結合する手段とを備えたことを特徴とする共振器。
  2. 【請求項2】外部導体の上壁及び下壁に、上端及び下端
    が固定された誘電体板の表面及び裏面に設けられた金属
    薄層又は金属板より成る電極のうち、何れか一方の電極
    の下端を前記外部導体の下壁に電気的に接続し、前記何
    れか一方の電極の上端と前記外部導体の上壁との間に間
    隙を設け、他方の電極の上端を前記外部導体の上壁に電
    気的に接続し、前記他方の電極の下端と前記外部導体の
    下壁との間に間隙を設けて成る共振容量素子と、外部回路の途中に、外部回路と直列に挿入接続される2
    個の伝送特性補償用インダクタンス素子の直列回路又は
    2個の伝送特性補償用容量素子の直列回路と、 前記2個
    の伝送特性補償用インダクタンス素子相互の接続点又は
    前記2個の伝送特性補償用容量素子相互の接続点と前記
    共振容量素子を形成する何れか一方の電極とを高周波的
    に結合する手段 とを備えたことを特徴とする共振器。
  3. 【請求項3】共通の外部導体の上壁及び下壁に、上端及
    び下端が固定された誘電体板の表面及び裏面に設けられ
    た金属薄層又は金属板より成る電極のうち、何れか一方
    の電極の下端を前記共通の外部導体の下壁に電気的に接
    続し、前記何れか一方の電極の上端と前記共通の外部導
    体の上壁との間に間隙を設け、他方の電極の上端を前記
    共通の外部導体の上壁に電気的に接続し、前記他方の電
    極の下端と前記共通の外部導体の下壁との間に間隙を設
    けて成る複数個の共振容量素子と、 外部回路の途中に、外部回路と直列に挿入接続される
    の伝送特性補償用インダクタンス素子の直列回路又は
    2個の伝送特性補償用容量素子の直列回路と、 前記2個の伝送特性補償用インダクタンス素子相互の各
    接続点又は前記2個の伝送特性補償用容量素子相互の各
    接続点に、前記複数個の共振容量素子を各形成する何れ
    か一方の電極を、各別に高周波的に結合する手段とを備
    えたことを特徴とするろ波器。
  4. 【請求項4】共通の外部導体の上壁及び下壁に、上端及
    び下端が固定された誘電体板の表面及び裏面に設けられ
    た金属薄層又は金属板より成る電極のうち、何れか一方
    の電極の下端を前記共通の外部導体の下壁に電気的に接
    続し、前記何れか一方の電極の上端と前記共通の外部導
    体の上壁との間に間隙を設け、他方の電極の上端を前記
    共通の外部導体の上壁に電気的に接続し、前記他方の電
    極の下端と前記共通の外部導体の下壁との間に間隙を設
    けて成り、互いに適宜間隔を隔てて配設されると共に、
    高周波的に縦続接続された複数個の共振容量素子と、前記複数個の共振容量素子のうち、初段(又は終段)の
    共振容量素子を形成する何れか一方の電極を入力(又は
    出力)端子に高周波的に結合する手段と、 前記複数個の共振容量素子のうち、終段(又は初段)の
    共振容量素子を形成する何れか一方の電極を出力(又は
    入力)端子に 高周波的に結合する手段とを備えたことを
    特徴とするろ波器。
  5. 【請求項5】複数個の共振容量素子の縦続接続態様が、
    磁界結合である請求項4に記載のろ波器。
  6. 【請求項6】複数個の共振容量素子の縦続接続態様が、
    電界結合である請求項に記載のろ波器。
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