JPS62159501A - 有極形帯域通過ろ波器 - Google Patents

有極形帯域通過ろ波器

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JPS62159501A
JPS62159501A JP11886A JP11886A JPS62159501A JP S62159501 A JPS62159501 A JP S62159501A JP 11886 A JP11886 A JP 11886A JP 11886 A JP11886 A JP 11886A JP S62159501 A JPS62159501 A JP S62159501A
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JP
Japan
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circuit
coupling
resonators
indirect coupling
resonator
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JP11886A
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Inventor
Hiroshi Hatanaka
博 畠中
Mitsuo Kashiwakura
柏倉 光夫
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NIPPON DENGIYOU KOSAKU KK
Nihon Dengyo Kosaku Co Ltd
Original Assignee
NIPPON DENGIYOU KOSAKU KK
Nihon Dengyo Kosaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テレビジョン放送施設又は自動車電話の基地
局等において用いられる超短波乃至マイクロ波用の有極
形帯域通過ろ波器に関するものである。
従来の技術 第14図は、本発明者等がさきに提案した有極形帯域通
過ろ波器を示す断面図(第15図のB−B断面図)、第
15図は、第14図のA−A断面図、第16図は、第1
4図のC−C断面図で、各図において、lは導体より成
る共通の筐体、2は共通の誘電体で、例えばチタン酸バ
リウム磁器より成り、共通の筐体1内に適当な高さまで
ほぼ一様の密度を以て充填しである。31乃至3n(n
は4以上の任意の正の整数)は内部導体で、それぞれ共
振波長のほぼ烏の軸長を有し、共通の誘電体2に穿った
孔部に挿入された棒状導体、筒状導体又は孔部の内表面
に蒸着等の手法によって付着せしめた金属膜等より成る
。4はアルミナ等より成る共通のプリント基板で、その
長手方向を誘電体2の長手方向と平行に保ち、その端部
を筐体1の端壁に適当な接着剤又は止め螺子等を以て固
定しである。
51乃至5゜はプリント配線手法によって設けた段間結
合容量素子で、プリント基板4の表面の中、内部導体3
1乃至3nの各頂部に対応する個所に、例えばコの字形
に設け、各対応する内部導体との間をはんだ付は等の手
段により電気的に接続しである。θ0及び8n、1は入
出力結合容量素子で、股間結合容量素子51乃至5nと
同様、プリント基板4の表−面にプリント配線手法によ
って設けである。
尚、必要に応じて共通の誘電体2の開放面を除く全表面
に、蒸着又は無電解メッキ等の手段によって銀又は銅等
の金属膜を付着せしめて筐体lと誘電体2との電気的接
触を良好ならしめる。
又、図には示していないが、入出力結合容量素子8o及
び6n。1の各外端部に入出力結合端子、例えば同軸端
子を接続する。
そして内部導体31乃至3nの各中心間隔CR1,2、
OR2,3、−−−一−CRn−1,n と誘電体2の
横幅Wとの関係を、はぼ、 Ct+1.2:CR2,3=−一−−−=CRn−t、
n≧W・・・・ (1) に選ぶか、各中心間隔の総てが誘電体2の横幅Wよりも
大なると共に各中心間隔の総てが互いに異なるか、若し
くは各中心間隔の何れもが誘電体2の横幅Wよりも大な
ると共に一部は互いに等しく一部は互いに異なるように
構成しである。
次に、71及び72は間接結合回路を形成する伝送線で
、プリント基板4にプリント配線手法によって設けであ
る。8は位相遅延線で、例えばプリント基板4に外付け
したコイル状の遅延線より成り、伝送線71及び72と
位相遅延線8との直列回路の全長を、電気長で共振波長
のほぼ局又はその奇数倍に形成しである。
尚、第15図における文1は共通の筐体l及び共通の誘
電体2の各一部と内部導体31によって形成される初段
共振器の共振長、Unは共通の筐体l及び共通の誘電体
2の各一部と内部導体3nによって形成される終段共振
器の共振長、1h(k−2,3、−−−−−、n−1)
は共通の筐体1及び共通の誘電体2の各一部と内部導体
32乃至3n−1によって各形成される共振器の共振長
で、初段及び終段の両共振器には入出力結合容量素子8
o及びen。1が付加されているため、この付加容量の
大きさに応じて共振長文1及びlnが他の共振器の共振
長1によりも短縮される。このため第15図に示すよう
に、初段共振器と次段共振器との境界及び終段共振器と
その前段共振器との境界に段部を設けて、初段及び終段
共振器の各底部を他の共振器部分の底部よりも高く形、
成しであるが、底部を高める代りに、初段及び終段共振
器を形成する誘電体部分の開放面並びに内部導体31及
び3nの各開放端の高さを、他の共振器を形成する誘電
体部分及び各内部導体の開放端の高さより低くなるよう
に形成しても差支えない。
第14図乃至第16図には、各共振器における共振周波
数の微細調整素子等のように、従来公知の帯域通過ろ波
器におけると同様の構成素子は、これを図示するのを省
いである。
このように構成した有極形帯域通過ろ波器においては、
内部導体31乃至3゜の各中心間隔を(1)式において
説明したように選んであるため、各共振器間の電磁界結
合成分が極めて小となり、その結果容共振器が独立した
共振器として作動し、段間結合は専ら段間結合容量素子
51乃至5nによって形成される結合容量を介して行わ
れる。
第17図は、第14図乃至第16図に示した有極形帯域
通過ろ波器の等価回路図で、Ll乃至Lnは筐体l及び
誘電体2と内部導体31乃至3nによって形成される各
共振回路のインダクタンス分、C1,2tC:2.3i
−−−−−On−1,nは段間結合容量、GO,l及び
C8,。41は入出力結合容量、Lpは位相遅延線8の
インダクタンス分、C11,2及びC+Z、5は間接結
合容量である。
第18図は、第17図に示した回路の一部、即ち、隣接
する任意の2個の共振回路部分を示す図、第19図は、
第18図におけるインダクタンス分を共振回路部分と結
合兼位相遅延回路部分に分解して示す図で、θは結合兼
位相遅延回路、Xcは段間結合容量のりアクタンスの大
きさ、bLは共振回路におけるインダクタンス分の中、
結合兼位相遅延回路θの形成に寄与する等価インダクタ
ンスのサセプタンスの大きさである。
第19図において、1xcl=Ibしlとすると、結・
・・・ (2) で表わされ、(2)式において、Ixcl=lbしlと
なる。
(3)式から明らかなように、結合兼位相遅延回路θは
3λg/4伝送線路と同じ位相遅延回路となるから、結
合兼位相遅延回路θの位相は−900となり、第18図
は、第20図のように表わすことが出来、したがって第
17図は、第21図のように表わすことが出来る。
第21図における間接結合回路の主回路への結合点P2
及び25間には、4個の共振回路が含まれると共に、3
個の結合兼°位相遅延回路が含まれて居り、共振回路の
位相は減衰域において±900、結合兼位相遅延回路の
位相は−900であるから、結合点P2及び25間の主
回路における減衰域の信号の位相は、900 X 3 
+900 X 4 =2700となる。
即ち、900の進み位相となる。
次に、間接結合回路の等価回路は、第22図のように、
伝送線とその両端における容量性リアクタンス−jee
pとの直列回路となり、この直列回路の長さを電気長で
文とすると、その基本マトリクス(4)式において 文
=λg/2とすると、となる。
間接結合回路の電気掻立がλg/2又はその奇数倍のと
き、第22図の回路はλg/2又はその奇数倍の長さの
線路と、−2Kcpなるリアクタンスを有する1個の容
量素子との直列回路と等価となる。
間接結合回路の全電気長はλg/2又はその奇数倍であ
るから、間接結合回路を伝送する信号は、電気長文によ
って1800の遅れを生じ、容量分によって900位相
が進むので、結果として間接結合回路は800の位相遅
れ回路と等価となる。
したがって、第21図における結合点P2から主回路を
伝送して結合点P5に到った減衰域における信号の進み
位相90” と、結合点P2から間接結合回路を伝送し
て結合点P5に達した減衰域における信号の遅れ位相9
00 との間には1800の位相差を生ずるから、間接
結合回路と主回路との結合度を適当ならしめて、主回路
及び間接結合回路を各別に伝送して結合点P5に達した
減衰域における両信号の振幅が等しくなるように調整す
れば、両信号は互いに打ち消し合ってこの信号の周波数
位置に減衰極を生ずることとなる。
発明が解決しようとする問題点 上記有極形帯域通過ろ波器においては、第15図に示す
ように内部導体32及び35より成る共振器相互間を間
接結合すると共に、例えば内部導体36及び39より成
る共振器相互間を間接結合せしめることにより、2組の
減衰極を生ぜしめて、減衰域における信号の減衰特性を
更に良好ならしめることが出来るが、何れの間接結合回
路も2個又はその整数倍の個数の共振器を隔てた共振器
相互間を間接結合する必要があるため、上記のように2
個の間接結合回路を設ける場合には、最低8個の共振器
を以て主回路を形成する必要があり、全体の長さが徒に
長くなるばかりでなく、共振器の数が比較的多くなるた
め、所要特性を得るための調整個所も多くなり、それだ
け調整に多くの時間と労力を要することとなる。
共振器の数を減少せしめて全体の長さを短縮すると共に
、調整個所を少なくするために、例えば内部導体32及
び35より成る共振器相互間を第1の間接結合回路を以
て間接結合すると共に、内部導体34及び37より成る
共振器相互間を第2の間接結合回路を以て間接結合する
ときは、内部導体34及び35間において第1及び第2
の間接結合回路相互が結合して干渉を生じ、所要の周波
数位置に減衰極が形成されず、減衰特性が劣化すること
となる。
問題点を解決するための手段、実施例 第1図は、本発明の一実施例を示す断面図(第2図のB
−B断面図)、第2図は、第1図のA−A断面図、第3
図は、第1図のC−C断面図で、各図において、■は筐
体、2は誘電体、31乃至37は内部導体、4はプリン
ト基板、51乃至57は段間結合容量素子、6o及び6
8は入出力結合容量素子で、これらは第14図乃至第1
6図に示した有極形帯域通過ろ波器におけるものと全く
同様の構成である。
次に、71乃至74は間接結合回路を形成する伝送線で
、それぞれプリント基板4にプリント配線手法によって
設けた場合を例示しであるが、例えば同軸線等によって
形成してもよい。そして伝送線71の一端を段間結合容
量素子51に、伝送線72及び73の各一端を段間結合
容量素子54に、伝送線74の一端を段間結合容量素子
57に、それぞれ容量を介して結合せしめである。8工
及び82は位相遅延線で、それぞれ例えばプリント基板
4に外付けしたコイル状の遅延線より成り、伝送線71
、位相遅延線81及び伝送線72より成る直列回路の全
電気長差に伝送線73、位相遅延線82及び伝送線74
より成る直列回路の全電気長を、それぞれ入g/2又は
その奇数倍に形成しである。
第1図乃至第3図においても、各共振器における共振周
波数の微細調整素子等のように従来公知の帯域通過ろ波
器におけると同様の構成素子は、これを図示するのを省
いである。
第4図は、第1図乃至第3図に示した本発明帯域通過ろ
波器の等価回路図で、LPI及びLP2は位相遅延線8
1及び82のインダクタンス分、crt、i、CI2.
a 、 CI3.4及びCI4.7は間接結合容量、L
l乃至Llは共振回路のインダクタンス分、C1,2、
G2.3.−−−一−、C6,7は股間結合容量、GO
,l及びC7,8は入出力結合容量である。
このように構成した本発明帯域通過ろ波器においても、
内部導体31乃至37の各中心間隔を(1)式において
説明したように選んであるため、各共振器間の電磁界結
合成分が極めて小となり、各共振器が独立した共振器と
して作動し、段間結合は段間結合容量素子51乃至57
によって形成される結合容量を介して行われる。
又、伝送線71.72及び位相遅延線81より成る第1
の間接結合回路と主回路との結合点PI及びP4間には
4個の共振回路と3個の結合兼位相遅延回路とが含まれ
ているから、第14図乃至化16図に示した有極形帯域
通過ろ波器の場合と同様、結合点PI及び24間の主回
路を伝送する減衰域の信号の位相は900の進み位相と
なり、第1の間接結合回路は、その全電気長をλg/2
又はその奇数倍に形成しであるから、第14図乃至第1
6図に示した有極形帯域通過ろ波器の場合と同様、90
0の位相遅れ回路と等価となる。
したがって、主回路への第1の間接結合回路の結合度を
適当に調整することによ、減衰域における第1の任意所
要の周波数位置に第1の減衰極を生ぜしめることが出来
る。
又、伝送線73.74及び位相遅延線82より成る第2
の間接結合回路と主回路との結合点P4及び97間の主
回路にも4個の共振回路と3個の結合兼位相遅延回路が
含まれ、第2の間接結合回路の全電気長をλg/2又は
その奇数倍に形成しであるから、第2の間接結合回路と
主回路との結合度を適当に調整することにより、減衰域
における第2の任意所要の周波数位置に第2の減衰極を
生せしめることが出来る。
第1図乃至第3図には、プリント基板4にプリント配線
手法によって設けた段間結合容量素子51乃至57によ
って段間を容量結合せしめた場合を例示したが、第5図
に要部断面図(第1図に相当する断面図)を示すように
、内部導体31乃至37の各開放端の側面に導体片9の
各端部を取り付け、各対向する導体片間に形成される容
量を介して股間を結合せしめるように構成してもよい。
第5図において100及び108は集中定数回路素子よ
り成る入出力結合容量素子、7゛1乃至7tは間接結合
回路を形成する伝送線で、図には同軸線を以て形成した
場合を例示しである。81及び82は位相遅延線で、伝
送線71.7シ及び位相遅延線81より成る第1の間接
結合回路の全電気長差シこ伝送線7;。
7λ及び位相遅延線82より成る第2の間接結合回路の
全電気長を、それぞれλg/2又はその奇数倍に形成す
ること、第1及び第2の間接結合回路と主回路との結合
関係、減衰極の形成動作等は総て前実施例と全く同様で
ある。
尚、導体片9によって段間結合容量を形成せしめる代り
に集中定数回路素子を以て段間結合を行わしめるように
錨醪1.でも太拳圓か車協ナスごとが出来る。
第6図も赤本発明の他の実施例を示す断面図(第7図の
B−B断面図)、第7図は、第6図のA−A断面図で、
両図において、■は筐体、21乃至27は誘電体、31
乃至37は内部導体で、各軸長を電気長で共振波長のほ
ぼ%に形成しである。7′;及び7;は間接結合線路で
、同軸線路ストリ・ンブライン又はセミリジットケーブ
ル等より成り、線路7′Iの一端を内部導体31に容量
結合せしめ、他端を内部導体34に容量結合せしめると
共に、線路7″2の一端を内部導体34に容量結合せし
め、他端を内部導体37に容量結合せしめである。そし
て線路7)及び72の各長さを共振波長に比し出来るだ
け短く形成しである。10o及び108は入出力結合容
量素子である。
このように構成した本実施例においては、入出力端子及
び入出力結合容量素子100 を介して導入された入力
信号によって、内部導体31、誘電体21及び筐体1よ
り成る初段の共振器が励振共振せしめられると、共振電
流によって生じた磁界の中、誘電体21の結合面からの
漏洩磁界が内部導体32及び誘電体22より成る共振器
に結合励振して共振電流を生ぜしめ、以下同様にして各
段の共振器が共振し、入出力結合容量素子108及び入
出力端子を介して出力信号が取り出される。
第8図は、この帯域通過ろ波器の等価回路図で、R1乃
至R7は共振回路、Ml、2乃至M6.7は共振回路間
の等価相互インダクタンス、Go及びC8は入出力結合
容量、CC,及びCC2は間接結合回路、Cu、+ 、
 Cu、a 、 CI2.4及びCI2.7は間接結合
回路と主回路との結合容量、Pl、R4及びPlは間接
結合回路の主回路への結合点である。  ・第8図にお
ける共振回路の一区間、例えばR1区間は、第9図のよ
うに書換えることが出来る。同図においてLRは共振回
路におけるインダクタンス分、CRは共振回路における
容量分、Mmは磁気相互インダクタンスである。
第9図に示した等価回路図は、第10図に示すように共
振作用を営む回路部分RCと、結合兼位相遅延回路を構
成する回路部分PCとに分けることが出来る。同図にお
いてCmは等価位相回路の容量で、他の符号は第9図と
同様である。
結合兼位相遅延回路を構成する回路部分Pcの基本マト
リクス[’−]は、 但し ω11島=ωa C,ミ1 第11図に示すように、特性インピーダンスZO及び特
性アドミタンスYOが1で、長さlcが電気長でλg/
4ケーブルの基本マトリクス[”−]は、(C6式にお
いて(7)式が成立するようにすれば(6)式の右辺は
λg/4ケーブルと等価となり、第8図は第12図のよ
うに書換えることが出来る。同図において、θは結合兼
位相遅延回路、Pl、R4及びPlは第1及び第2の間
接結合回路と主回路との結合点である。
第12図の主回路を伝送する減衰域における第1の周3
力詐め信書1士 鈷全占p1乃γメp、4間に会すれる
4個の共振回路及び3個の結合兼位相遅延回路において
、 900 X 3 +900 X 4 = 2700即ち
、900位相が遅れることとなる。
又、結合点P1及びR4に結合された第1の間接結合回
路は、第22図について説明したように、−2!cpな
るリアクタンスを有する1個の容量素子と伝送線路の直
列回路と等価となるから、伝送線路の長さを無視すると
、この第1の間接結合回路を伝送する減衰域における第
1の周波数の信号に対して、第1の間接結合回路は90
0の位相進み回路となる。
したがって、第1の間接結合回路の主回路への結合度を
適当ならしめることにより、減衰域における第1の周波
数位置に減衰極を生せしめることが出来、同様にして第
2の間接結合回路の主回路への結合度を適当ならしめる
ことによって、減衰域における第2の周波数位置に減衰
域を生ぜしめることが出来る。
以上例れの実施例においても、2個の間接結合回路を主
回路に結合せしめた場合を例示したが、共振回路の段数
を増して3個以上の間接結合回路を主回路に結合せしめ
る場合にも前記と同様にして本発明を実施することが出
来る。
発明の効果 本発明においては、例えば初段の共振回路に第1の間接
結合回路の始端を容量結合し、第4段の共振回路に第1
の間接結合回路の終端を容量結合すると共に第2の間接
結合回路の始端を容量結合し、第7段の共振回路に第2
の間接結合回路の終端を容量結合すると共に第3の間接
結合回路の始端を容量結合し、以下同様にして任意複数
個の間接結合回路を主回路に容量結合するように構成し
たものであるから、第1の間接結合回路の終端を結合せ
しめる共振回路と、第2の間接結合回路の始端を結合せ
しめる共振回路とが、1個以上の共振回路を隔てた互い
に異なる共振器である従来の有極形帯域通過ろ波器に比
し、全長を短縮することが可能で、又、第1、第2、第
3、−一一一一の間接結合回路の各始端と、第2、第3
.第4、−一一一一の間接結合回路の各終端とが互いに
重畳することなく、各間接結合回路が相互に干渉するお
それがないから、例えば第13図に示すように、良好な
減衰特性を呈せしめることが出来る。
第13図において、横軸は伝送周波数f(M)Iz)、
縦軸は減衰量ATT(dB)で、2個の間接結合回路を
設けて2組の減衰極を生ぜしめた場合を示しである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図及び第5図乃至第7図は、本発明の一
実施例を示す図、第4図及び第8図は、その等価回路図
、第9図乃至第12図は、その作動説明のための図、第
13図は、本発明ろ波器の減衰特性の一例を示す曲線図
、第14図乃至第16図は、本発明者等がさきに提案し
た有極形帯域通過ろ波器を示す図、第17図は、その等
価回路図、第18図乃至第22図は、その作動説明のた
めの図で、l:筐体、2.21乃至27:誘電体、31
乃至3゜:内部導体、4ニブリント基板、51乃至5n
:段間結合容量素子、6o、68及び6n。ド入出力結
合容量素子、71乃至74及び71乃至バ:伝送線、7
′;及び7′2:間接結合線路、81.82及び8:位
相遅延線、9:導体片、10o及び108:入出力結合
容量素子である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電気長で共振波長のほぼ1/4の軸長を有する内
    部導体及び共通の筐体より成る同軸共振器を複数段電界
    結合により縦続接続して主回路を構成し、この主回路を
    構成する共振器の中、2個又はその整数倍の個数の共振
    器を隔てた2個の共振器に、電気長で共振波長のほぼ1
    /2又はその奇数倍の長さを有する第1の間接結合回路
    の端部を結合容量を介して各結合せしめ、前記第1の間
    接結合回路の端部を結合せしめた2個の共振器の中、下
    流(又は上流)側の共振器及びこの共振器から下流(又
    は上流)へ2個又はその整数倍の個数の共振器を隔てた
    共振器に、前記第1の間接結合回路と同様構成の第2の
    間接結合回路の端部を結合容量を介して各結合せしめ、
    以下、同様の手法によって任意複数個の間接結合回路を
    主回路に結合せしめて成ることを特徴とする有極形帯域
    通過ろ波器。
  2. (2)電気長で共振波長のほぼ1/4の軸長を有する内
    部導体及び共通の筐体より成る同軸共振器を複数段磁気
    結合により縦続接続して主回路を構成し、この主回路を
    構成する共振器の中、2個又はその整数倍の個数の共振
    器を隔てた2個の共振器に、共振波長に比し短い伝送線
    より成る第1の間接結合回路の端部を結合容量を介して
    各結合せしめ、前記第1の間接結合回路の端部を結合せ
    しめた2個の共振器の中、下流(又は上流)側の共振器
    及びこの共振器から下流(又は上流)へ2個又はその整
    数倍の個数の共振器を隔てた共振器に、前記第1の間接
    結合回路と同様構成の第2の間接結合回路の端部を結合
    容量を介して各結合せしめ、以下、同様の手法によって
    任意複数個の間接結合回路を主回路に結合せしめて成る
    ことを特徴とする有極形帯域通過ろ波器。
JP11886A 1986-01-04 1986-01-04 有極形帯域通過ろ波器 Pending JPS62159501A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6478001A (en) * 1987-09-18 1989-03-23 Murata Manufacturing Co Polarization circuit for dielectric filter
JPH0262101A (ja) * 1988-08-29 1990-03-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘電体フィルタ

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JPS6478001A (en) * 1987-09-18 1989-03-23 Murata Manufacturing Co Polarization circuit for dielectric filter
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