JPS6264101A - 帯域通過ろ波器 - Google Patents

帯域通過ろ波器

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JPS6264101A
JPS6264101A JP20403585A JP20403585A JPS6264101A JP S6264101 A JPS6264101 A JP S6264101A JP 20403585 A JP20403585 A JP 20403585A JP 20403585 A JP20403585 A JP 20403585A JP S6264101 A JPS6264101 A JP S6264101A
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JP
Japan
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dielectric
common
circuit
coupling
bandpass filter
Prior art date
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Pending
Application number
JP20403585A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Hatanaka
博 畠中
Mitsuo Kashiwakura
柏倉 光夫
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NIPPON DENGIYOU KOSAKU KK
Nihon Dengyo Kosaku Co Ltd
Original Assignee
NIPPON DENGIYOU KOSAKU KK
Nihon Dengyo Kosaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、テレビジョン放送施設又は自動車電話の基地
局等において用いられる超短波乃至マイクロ波用の帯域
通過ろ波器、特に誘電体共振器を以て構成した帯域通過
ろ波器に関するものである。
(従来の技術) 第24図は、従来のこの種帯域通過ろ波器の一例を示す
断面図(第25図のB−B断面図)、第25図は、第2
4図のA−A断面図、第26図は、第24図のC−C断
面図で、各図において、31は導体より成る共通の筐体
、321乃至325は各独立した直方体より成る誘電体
、331乃至335は各誘電体毎に設けた内部導体、3
4はアルミナ等より成るプリント基板、351乃至35
5はプリント基板34に設けられた股間結合容量素子、
360及び366は入出力結合容量素子である。
第27図は、上記従来の帯域通過ろ波器の等価回路図で
、Ll乃至L5は、共通の筐体31、誘電体321乃至
325及び内部導体331乃至335によって形成され
る各共振器のインダクタンス分、C1八〇2. Z、 
’C3,4及びC4,5は段間結合容量、GO,I及び
C5,)、は入出力結合容量である。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来の帯域通過ろ波器においては、誘電体共振器を
構成する誘電体321乃至325が各独立に、形成され
ているため、負荷Q及び個々の共振周波数の異なる共振
器の製作が容易で、伝送特性の異なる一多種類の帯域通
過ろ波器を少量生産するような場合には好適であるが、
共通の筐体31丙への各7  共振器の実装に比較的多
くの時間と労力を要し、又、各共振器が独立に形成され
ると共に、各共振器を形成する誘電体の開放面を除く全
表面に金属膜を付着せしめているため、自動組立機によ
る組立も極めて困難で、例えば、自動車電話の基地局用
帯域通過ろ波器等のように同一特性の帯域通過ろ波器を
多量生産する場合には甚だ不適である。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、共通の筐体内に共通の誘電体を内装し、この
共通の誘電体に所要数の孔部を穿ち、各孔部の中心間隔
を共通の誘電体の横幅にほぼ等しくするかJ適宜大なら
しめると共に、各孔部に内部導体を設けることにより、
各内部導体及びその周囲における誘電体を各独立の誘電
体共振素子として作動せしめるように構成することによ
り多量生産に好適な帯域通過ろ波器を実現することを[
I的とする。
(実施例) 第1図は、本発明の一実施例を示す断面図(第2図のB
−B断面図)、第2図は、第1図のA−A断面図、第3
図は、第1図のC−C断面図で、各図において、lは導
体より成る共通の筐体、2は共通の誘電体で、例えば、
チタン酸バリウム磁器より成り、共通の筐体l内に適当
な高さまでほぼ一様の密度を以て充填しである。31乃
至3.1 (nは任意の正の整数)は内部導体で、それ
ぞれ管内波長のほぼ%の軸長を有し、共通の誘電体2に
穿った孔部に挿入された棒状導体、筒状導体又は孔部の
内表面に蒸着等の手段によって付着せしめた金属膜等よ
り成る。4はアルミナ等より成る共通のプリント基板で
、その長子方向を誘電体2の長子方向と平行に保つと共
に、基板4の板面を内部導体31乃至3nの各軸方向と
平行に保持し、その端部を共通の筐体1の端壁に適当な
接着剤又は止め螺子等を以て固着しである。51乃至5
nはプリント配線手法によって設けた段間結合容量素子
で、プリント基板4の表面の中、内部導体31乃至3n
の各頂部に対応する個所に1例えば、コの字形に設け、
°各対応する内部導体との間を半田付は等の手段により
電気的に接続しである。8oQび8n+1は入出力結合
容量素子で1段間結合容量素子51乃至5nと同様プリ
ント基板4の表面にプリント配線手法によって設けであ
る。
尚、必要に応じて共通の誘電体2の開放面を除く全表面
に、蒸着又は無電解メッキ等の手段によって銀又は銅等
の金属膜を付着せしめて、筐体lと誘電体2との電気的
接触を良好ならしめる。
文、図には示していないが、入出力結合容量素子6o及
び6゜、lの各外端部には入出力結合端子、例えば、同
軸端子を接続する。
そして本発明帯域通過ろ波器においては、内部導体3!
乃至3゜の各中心間隔C*+、2. CR2,1−−−
一、CRn−1,。と誘電体2の横幅Wとの関係を、は
ぼ、 Ckl、2=CR2,3=−−−−=CRn−+、n≧
W・・・・ (1) に選ぶか、各中心間隔の総てが誘電体2の横幅Wよりも
大なると共に、各中心間隔の総てが互いに異なるか、若
しくは各中心間隔の何れもが誘電体2の横幅Wよりも大
なると共に、一部は互いに等しく一部は互いに異なるよ
うに構成しである。
尚、第2図における見1は共通の筐体l及び誘電体2の
各一部と内部導体31によって形成される初段共振器の
共振長、!lnは共通の筐体l及び誘電体2の各一部と
内部導体3nによって形成される終段共振器の共振長、
見k  (k=2.3.−−−−、n−1)は共通のt
ζ体1及び共通の誘電体2の各一部と内部導体32乃至
30川によって形成される共振器の各共振長で、初段及
び終段の両共振器には入出力結合容9素子6o及びel
l、Iが付加されているため、この付加容量に応じて共
振長文1及び旦、が他の共振器の共振長文によりも短縮
される。このため第2図に示すように、初段共振器と次
段共振器との境界及び終段共振器と前段共振器との境界
に段部を各設けて、初段共振器及び終段共振器の各底部
を他の共振器部分の底部よりも高く形成しであるが、底
部を高める代りに、初段及び終段共振器を形成する誘電
体部分の開放面並に内部導体31及び3゜の各開放端の
高さを、他の共振器を形成する誘電体部分の開放面及び
各内部導体の開放端の高さより低くなるように形成して
もよい。
尚、第1図乃至第3図には、各共振器の共振周波数の微
細調整素子等のように従来公知の帯域通過ろ波器におけ
ると同様の構成素子は、これを図示するのを省いである
段間結合容量素’f 5 +乃至5゜をプリント基板4
にプリント配線手法によって設ける代りに、第4図に要
部断面図を示すように、内部導体31乃至3゜の各開放
端の側面に導体片7の各端部を取付け、各対向する導体
片間に段間結合容量を形成せしめてもよい、8は集中定
数回路素子より成る入出力結合容量素子で、他の符号は
第1図乃至第3図と同様である。
第5図は1本発明帯域通過ろ波器の等価回路図  。
で、Ll乃至Lrlは共通の筐体l及び誘電体2と内部
導体31乃至3nによって形成される共振回路のインダ
クタンス分、Zoεは各共振回路の特性インピーダンス
、C1,2、C2,3,−−−−1Cn−1,nは段間
結合容量、Go、1及びC6,、。1は人出力結合容量
、20は帯域通過ろ波器が接続される外部回路の特性イ
ンピーダンスである。
このように構成した本発明帯域通過ろ波器においては、
内部導体3I乃至3.の各中心間隔を(1)式において
説明したように選んであるため、各共振器間の電磁界結
合成分が極めて小となり、各共振器が独立した共振器と
して作動し、段間結合は、専ら股間結合容量素子51乃
至5n又は導体片7によって形成される結合容量を介し
て行われることとなる。
本発明帯域通過ろ波器の設計に当っても、基準化低域通
過ろ波器の素子値を求め、この値から回路定数を定めて
所要の伝送特性を得ること従来の設計手法と同様で、以
下、第6図に等価回路図を、第7図に伝送特性の曲線図
を、それぞれ示すようなチェビシェフ形基準化低域通過
ろ波器の素子値を基にして、通過域がチェビシェフ形特
性で、減衰域がワグナ形特性を呈する帯域通過ろ波器を
設計する場合について説明する。尚、第7図において、
横軸は伝送周波数f (GHz)、縦軸は伝送損失AT
T(dB)である。
帯域通過ろ波器において要求される特性の一つである通
過帯域内の許容電圧定在波比(VSWR)をSとすると
、通過帯域内の許容リフプルLarは次式で求めること
が出来る。
(3)式から、素子値g2乃至gnは(4)式からそれ
ぞれ求められる。
2A+ gl=□          ・・・・ (3)γ に=2.3、−一一一、n (3)式及び(4)式において、 (2に−1)π Ak=sin −・・・・(5) n k=1.2、−一一一、n kπ 8に= 72 +5in2−      ・・・・(6
)k=1.2、−一一一、n γ=  5inh−・ ・ ・ ・ (8)2n である。
帯域通過ろ波器における回路次数n、中心周波数fo、
許容通過帯域幅Bwr 、帯域通過ろ波器が接続される
外部回路の特性インピーダンスZG、各誘電体共振器の
特性インピーダンスZoεの各所要値を定めると、これ
らの値及び前記素子値g1.gkから入出力結合容MC
o、+及びC1,11の各リアクタンスIC,LJ、 
I及びIC,n、ll)Iは(9)式で求められ、段間
結合容HD+、2、C2,3,−−−−1Cn−1,n
の各リアクタンスπc、に、に、+ (k= 1.2、
−一−−1n−i)は(10)式又は(11)式で求め
られる。
Xc、0.1 ” !c、++、no 1Kr、 k、
 k弓=□   ・・・・ (11)ZoεωCし、に
11 Ck、に、+一段間結合容量(k=1.2.−−−m−
−,n−1) ω:角周波数 初段及び終段共振器の共振長文l及び見、並に他の共振
器の共振長Jllkは(12)式及び(13)式で求め
られる。
Q+  =文。
λg:管内波長 入:自由空間波長 ε:誘電体2の誘電率 上記(2)式乃至(13)式から帯域通過ろ波器の主要
各部の寸法、入出力結合容量及び段間結合容量の値を計
算により求め、(1)式について説明したように、内部
導体31乃至3nの各中心間隔を誘電体2の横幅にほぼ
等しくするか、適宜大ならしめることにより所要の伝送
特性を有する本発明帯域通過ろ波器を得ることが出来る
尚、初段及び終段共振器の内部導体31及び3nの各中
心軸と誘電体2の端面との各間隔は適宜に定めて差支え
ないが、両間隔を共に誘電体2の横幅のほぼ雅に選定す
れば、電気的特性を害なうことなく、帯域通過ろ波器全
体の大きさを最も小ならしめることが出来る。
本発明帯域通過ろ波器の伝送特性は次式で求められる。
但し。
L=伝送損失 f;任意の伝送周波数 x<1の場合は、 Tn(x)=cos(n coS−1x)     −
−−−(16)!〉1の場合は、 Tn(x)=cosh(n cash−1x)   −
−−−(1?)第20図は、本発明帯域通過ろ波器の試
作器における伝送特性の一例を示す曲線図で、横軸は伝
送周波@ f (MHz) 、 縦軸ハ伝送損失ATT
(dB) テ、t:+る。
第8図は、本発明を有極形帯礒通過ろ波器に実施したー
・例を示す断面図(第9図のll−B断面図)、第9図
は、第8図のA−A断面図、第10図は、第8図のC−
C断面図で、各図において、91及び92は間接結合回
路を形成する伝送線で、プリント基板4にプリント配線
手法によって設けてある。10は位相遅延線で、例えば
、プリント基板4に外付けしたコイル状の遅延線より成
り、伝送線91及び92と位相遅延線10との直列回路
の全長をほぼ管内波長λgの掻又はその奇数倍に形成し
である。尚、第8図乃至第10図における他の符号は第
1図乃至第3図と同様である。
第8図乃至第10図には、伝送線81の端部と段間結合
6罎素子52との間の容量を介して伝送線91と共振器
を形成する内部導体32とを結合せしめると共に、股間
結合容量素子55と伝送線8?の端部との間の容量を介
して共振器を形成する内部導体35と伝送線92とを結
合せしめた場合を例示したが、伝送線81を例えば、内
部導体31より成る共振器と結合せしめると共に、伝送
線82を内部導体34より成る共振器と結合せしめても
よい。
尚、第4図に示した実施例の場合には、点線図示のよう
に伝送線01及び92を同軸ケーブル、セミリジットケ
ーブル又はストリップライン等を以て形成し、伝送線9
1の端部を例えば内部導体32と対向せしめるとJ(に
、伝送線82の端部を内部導体35と対向せしめ、伝送
線91と92との間に位相遅延線lOを゛介在せしめて
間接結合回路を形成する。
第11図は、間接結合回路を付加した本実施例の等価回
路図で、Lpは位相遅延線lOのインダクタンス分、C
1,1,2及びC1,2,5は間接結合容量で、他の符
号は第5図と同様である。
第12図は、第11図に示した回路の一部、即ち、隣接
する任意の2個の共振回路部分を示す図、第13図は、
第12図におけるインダクタンス分を共振回路部分と結
合兼位相遅延回路部分とに分解して示す図で、θは結合
兼位相遅延回路、xcは段間結合容rのリアクタンスの
大きさ、b(は共振回路におけるインダクタンス分の中
、結合兼位相遅延回路0の形成に寄与する等価インダク
タンスのサセプタンスの大きさである。
i13図において、1zcl=lbtlとすると、結合
兼位相遅延回路θの基本マトリクスは。
・ ・ ・ ・ (18) で表わされ、(18)式において Ixcl=lbL1
=1とすると、基本マトリクスは、 となる。
(19)式から明らかなように、結合兼位相遅延回路0
は3λg/4伝送線路と同じ位相遅延回路となるから、
結合兼位相遅延回路θの位相は−800となり、第12
図は、第14図のように表わすことが出来、したがって
、第11図は、i15図のように表わすことが出来る。
第15図における間接結合回路の主回路への結合点Pフ
及び25間には、4個の共振回路が含まれると共に、3
個の結合兼位相遅延回路が含まれて居り、共振回路の位
相は減衰域において±800、結合兼位相遅延回路の位
相は−900であるから、結合点P2及び25間の主回
路における減衰域の信号の位相遅れは、 900 X 3 + 90+1 X 4 = 2700
となる。l!Uも、900の進み位相となる。
次に、間接結合回路の等価回路は、第16図のように伝
送線とその両端における容量性リアクタンス−jlcp
との直列回路となり、この直列回路の長さを電気長で立
とすると、その基本マトリクスは、 (20)式において、文=λg/2とすると、となる。
間接結合回路の゛電気長文がλg/2又はその奇数倍の
とき、第16図の回路は、入g/2又はその奇数倍の長
さの線路と、−2!cpなるリアクタンスを有する1個
の6醍素子との直列回路と等価となる。
前記のように間接結合回路の全電気長はλg/2又はそ
の奇数倍であるから、間接結合回路を伝送する信号は、
電気長文によって1800の遅れを生じ、容量分によっ
て800位相が進むので、結果として間接結合回路は9
0Gの位相遅れ回路と等価となる。
したがって、第11図における結合点P2から主回路を
伝送して結合点P5に到った減衰域における信号の進み
位相800 と、結合点P2から間接結合回路を伝送し
て結合点P5に達した減衰域における信号の遅れ位相9
0Gの間には1800の位相差を生ずるから、間接結合
回路と主回路との結合度を適当に調整して、主回路及び
間接結合回路を各別に伝送して結合点P5に達した減衰
域における両信号の振幅が等しくなるようにすれば、両
信号は互いに打消し合ってこの信号の周波数位置に減衰
極を生ずることとなる。
本実施例における帯域通過ろ波器の伝送特性は次式で求
めることが出来る。
nが奇数の場合は、 ・・・・ (23) nが偶数の場合は、 ・・・・ (24) fooi  :減衰極を生ずる周波数 fp二許容電圧定在波比を与えるバンドエツジの周波数 尚、(23)式におけるtaは虚数部をとることを表わ
し、(24)式におけるReは実数部をとることを表わ
す。
第21図は、本発明有極形帯域通過ろ波器の試作器にお
ける伝送特性の一例を示す曲線図で、横軸及び縦軸は第
20図と同様である。
以上は間接結合回路を1個のみ設けた場合につき説明し
たが、例えば、内部導体32を含む共振器と内部導体3
5を含む共振器相互間を間接結合せしめると共に、内部
導体31より成る共振器と内部導体34より成る共振器
相互間を間接結合せしめるように2個の間接結合回路を
設けて、帯域通過ろ波器の通過中心周波数の上下におけ
る減衰域に各2個の減衰極を生ぜしめるように構成して
もよく、一般的には、2個又はその整数倍の個数の共振
器を隔てた共振器相互間を間接結合することにより本発
明を実施し得ると共に、間接結合回路の数も任意に選定
して本発明を実施することが出来る。
第17図は、本発明有極形帯域通過ろ波器によって構成
した送受共用器の一例を示す要部断面図(第18図のB
−B断面図)、第18図は、第17図のA−A断面図で
、両図において、11は共通の筐体、12は共通の誘電
体、131.乃至131n及び1321乃至132nは
内部導体、14は共通のプリント基板、1511乃至1
51o及び1521乃至152nは段間結合容量素子、
161o及び162oは人出力結合容量素子、19. 
、 。
1912及び1!921.1θ22は間接結合用伝送線
、20I及び202は位相遅延線で、これらは前記各実
施例と同様の構成である。21は送受共通の入出力結合
容量素子で、例えば、プリント基板14にプリント配線
手法によって設けである。
送受共通の入出力結合容量素子21の左側における帯域
通過ろ波器の回路定数を適宜調整して、その通過中心周
波数を、例えば送信波に一致せしめ、右側における帯域
通過ろ波器の通過中心周波数を受信波に一致せしめるこ
とにより送受共用器として作動せしめ得るが、この回路
定数の調整に当って送信側及び受信側の各帯域通過ろ波
器を別個に調整する場合は、送信側帯域通過ろ波器及び
受信側帯域通過ろ波器の各中心周波数を所要値に一致せ
しめた後、送受共通の入出力結合容量素子21を共通端
子(図示していない)に接続して再び各回路定数の総合
調整を行うことにより定在波比及び挿入損を成る程度良
好ならしめ得るが、第19図に等価回路図を示すように
、共通端子22と並列に補償用インダクタンス素子23
を接続することにより調整を容易ならしめ得る。
即ち、送信側帯域通過ろ波器及び受信側帯域通過ろ波器
の各回路定数を各別に!!整して各帯域通過ろ波器の通
過中心周波数を所要値に一致せしめた後、各帯域通過ろ
波器を送受共通の入出力結合容量素子21を介して共通
端子22に結合せしめると、共通端子22から各帯域通
過ろ波器側を見たアドミタンスは、それぞれの非共振領
域において容量性を呈するので、補償用インダクタンス
素子23のインダクタンスの大きさを適当に選んでこの
容量性アドミタンスを補償せしめると、共通端子22の
部分はQの低い共振回路、即ち、広帯域の並列共振回路
を形成し、送信側及び受信側帯域通過ろ波器相互間の干
渉を生ずるおそれがなくなるから、各別に回路定数の調
整を終った帯域通過ろ波器を共通端子22に接続した後
、総合調整を要することなく、良好な電気的特性を得る
ことが出来る。
又、送信側及び受信側帯域通過ろ波器の各回路定数を各
別に調整するに当って、段間結合容量素子151o及び
152nと送受共通の入出力結合容量素子21との各間
に形成される入出力結合容1G!、 n、 ID I及
びC2,。、。、lの値が出来るだけ小なる範囲におい
て、各帯域通過ろ波器の通過中心周波数が所要値となる
ように各回路定数を調整するようにすれば、補償用イン
ダクタンス素子を設けなくとも良好な電気的特性を得る
ことが出来る。
尚、第19図において、G1.O,I及びC2,O,I
は入出力結合容量、C1,1,2、C1,2,3、−−
G1.n−1,n、G2.1.2、C?、2.3、−−
−C2、n−1,nは段間結合6硅、Llp及びL2p
は位相I延線のインダクタンス分、ei、 1.1.1
. C1,1,2,4、c、、、 1.1. l及びC
2,1,2,4は間接結合容量である。
又、第19図の等価回路は、共振用インダクタンス分と
並列に接続される同調及び負荷容量分が零の場合を例示
したものである。
第17図乃至第19図には有極形帯域通過ろ波器を以て
共用器を構成した場合を例示したが、間接結合回路を除
いた本発明無極形帯域通過ろ波器を以て共用器を4ar
Jtし得ること勿論である。
第22図は、本発明無極形帯域通過ろ波器を以て構成し
た共用器の伝送特性の一例を示す曲線図、第23図は、
本発明有極形帯域通過ろ波器を以て構成した共用器の伝
送特性の一例を示す曲線図で、両図における横軸及び縦
軸は第20図と同様で、又、fyoは送信側帯域通過ろ
波器の通過中心周波数、fk[は受信側帯域通過ろ波器
の通過中心周波数である。
(発明の効果) 本発明においては、誘電体を各共振器毎に分割すること
なく各共振器に共通ならしめると共に、各内部導体の中
心間隔を誘電体の横幅にほぼ等しいか、適宜大ならしめ
ることにより共振器間の゛市磁界結合成分を小ならしめ
、容量結合素子によって段間結合を行わしめるように構
成しであるので、組立に際して、従来は各共振器毎に一
工程を要したのに対して、本発明帯域通過ろ波器におい
ては、誘電体が共通であるから全共振器の組立を一工程
を以て行うことが可能で、組立を容易かつ迅速ならしめ
得て、コストを低源ならしめ得ると共に信頼性を高める
ことが出来、伝送特性も第20図及び第21図に示すよ
うに極めて良好なものであるから、特に同一特性のもの
の多量生産に好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、本発明の一実施例を示す図、第4
図及び第8図乃至第1θ図は、本発明の他の実施例を示
す図、第5図及び第11図は、本発明帯域通過ろ波器の
等価回路図、第6図及び第7図は、本発明帯域通過ろ波
器の設計手法を説明するための図、第12図乃至第18
図は1本発明帯域通過ろ波器の作動説明のための図、第
17図及び第18図は、本発明帯域通過ろ波器を以て構
成した共用器の一例を示す図、第19図は、その等価回
路図、第20図乃至第23図は、伝送特性の一例を示す
曲線図、第24図乃至第28図は、従来の帯域通過ろ波
器を示す図、第27図は、その等価回路図で、l、11
及び31:筐体、2.12及び321乃至325:誘電
体、31乃至3n、1311乃至t3.、 f:b+乃
至13zn及び331乃至335:内部導体、4、!4
及び34ニブリント基板、5I乃至5n、15+ 1乃
至15+n、1521乃至152n及び351乃至35
5:段間結合容量素子、6o、BT+−1,1810,
162o、38o及び386:入出力結合容研素子、7
:股間結合容量形成用導体片、8:入出力結合容量素子
、81.92.19++、1812.1921及び19
22:間接結合用伝送線、1O1201及び202=位
相遅延線、21:共通の入出力結合容量素子、22:共
通端子、23:補償用インダクタンス素子である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)共通の誘電体に、この誘電体の横幅にほぼ等しい
    か、横幅より適宜大なる中心間隔を以て穿った複数個の
    孔部に内部導体を設け、各内部導体を容量結合により縦
    続接続して構成したことを特徴とする帯域通過ろ波器。
  2. (2)共通の誘電体に、この誘電体の横幅にほぼ等しい
    か、横幅より適宜大なる中心間隔を以て穿った複数個の
    孔部に内部導体を設け、各内部導体を容量結合により縦
    続接続すると共に、2個又はその整数倍の個数の内部導
    体を隔てた内部導体相互を、波長のに又はその奇数倍の
    電気長を有する間接結合回路により容量を介して間接結
    合したことを特徴とする帯域通過ろ波器。
JP20403585A 1985-09-14 1985-09-14 帯域通過ろ波器 Pending JPS6264101A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6460005A (en) * 1987-08-31 1989-03-07 Oki Electric Ind Co Ltd Branching filter
JPH07321508A (ja) * 1994-05-26 1995-12-08 Nippon Dengiyou Kosaku Kk 帯域通過ろ波器及びこの帯域通過ろ波器を用いて成る共用器
WO2021110724A1 (en) * 2019-12-04 2021-06-10 Commscope Italy S.R.L. Radio frequency filters having a circuit board with multiple resonator heads, and resonator heads having multiple arms
IT202000021256A1 (it) * 2020-09-08 2022-03-08 Commscope Italy Srl Filtri a radiofrequenza con scheda a circuito con teste risonatori multiple e teste risonatori con bracci multipli

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