JPS6122326Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6122326Y2
JPS6122326Y2 JP14280180U JP14280180U JPS6122326Y2 JP S6122326 Y2 JPS6122326 Y2 JP S6122326Y2 JP 14280180 U JP14280180 U JP 14280180U JP 14280180 U JP14280180 U JP 14280180U JP S6122326 Y2 JPS6122326 Y2 JP S6122326Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semi
shield case
input
components
coaxial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14280180U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5767404U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14280180U priority Critical patent/JPS6122326Y2/ja
Publication of JPS5767404U publication Critical patent/JPS5767404U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6122326Y2 publication Critical patent/JPS6122326Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、半誘電体共振器を用いた帯域通過ろ
波器(以下、帯域通過ろ波器をBPFと略称す
る)、特にその入出力回路に関するものである。
第1図は、従来のBPFの一例を示す縦断面図
で、1はシールドケース、2ないし6は内部導
体、7はシールドケース1内に充てんした誘電
体、8及び9は入出力同軸端子で、各内部導体を
シールドケース1内の内部導体2及び6の各頂部
に接続してある。
このBPFにおいては、内部導体2と3及び5と
6によつてそれぞれ入出力変成器を構成してある
ため全体が大形となり、コスト高となる欠点があ
る。
第2図もまた従来のBPFの一例を示す縦断面図
で、10ないし12は内部導体で、10及び12
は中空管より成り、11は中空管或は棒状体より
成る。13及び14は導体片で、入出力同軸端子
8及び9の各内部導体に各別に接続してある。他
の符号は第1図と同様である。
このBPFにおいては、内部導体10と導体片1
3によつて入力(又は出力)結合コンデンサを形
成し、内部導体12と導体片14によつて出力
(又は入力)結合コンデンサを形成すると共に内
部導体10が初段共振器の内部導体として作動
し、内部導体12が終段共振器の内部導体を兼ね
るので、第1図に示したBPFと同様3段の共振器
を縦続接続したBPFを構成することとなるが、第
1図における内部導体2及び6が不要で、又、導
体片13及び14を内部導体10及び12の中空
内部に取付けてあるので全体を小形に形成し得る
と共にコストを低廉ならしめることが出来る等の
利点を有するが、その反面、導体片13及び14
が外部衝撃によつて揺動し、結合容量が変化して
特性が不安定となると共に結合容量の調整に多く
の時間と手数を要する欠点がある。
本考案は、小形で製作調整が容易なると共に安
定な特性を有するBPFを実現することを目的とす
る。
第3図は、本考案の一実施例を示す縦断面図、
第4図は、第3図のA−A部分の断面図で、両図
において、15ないし17は半同軸形誘電体共振
器の構成素子で、例えばチタン酸バリウム等の誘
電体より成る直方体の中心軸にほぼ一致せしめて
孔隙を穿ち、その内壁面に銀又は銅等の金属被膜
を蒸着等によつて被着せしめるか、孔隙内に棒状
導体を挿入して内部導体15′ないし17′を形成
したもので、この構成素子を空隙18及び19を
介して縦続的に配設すると共に初段の共振器の構
成素子15とシールドケース1の端壁の間に空隙
20を設け、終段の共振器の構成素子17とシー
ルドケース1の端壁の間に空隙21を設けるよう
にして各共振器の構成素子15ないし17をシー
ルドケース1内に嵌入してある。22及び23は
本考案の要旨たるストリツプラインで、22は初
段の共振器の構成素子15における誘電体部分の
側壁(段間結合面を形成する側壁)、即ち空隙2
0を介してシールドケース1の端壁に対向する側
壁に設けられ、その一端を入力(又は出力)同軸
端子8の内部導体に接続し、他端をシールドケー
ス1に接続してある。23は終段の共振器の構成
素子17における誘電体の側壁の中、空隙21を
介してシールドケース1の端壁と対向する側壁に
設けられ、その一端を出力(又は入力)同軸端子
9の内部導体に接続すると共に他端をシールドケ
ース1に接続してある。そして同軸端子8及び9
を設けるシールドケース1の壁面と、初段及び終
段の共振器の構成素子15及び17における内部
導体15′及び17′の各短絡端を接続するシール
ドケース1の壁面とが同じ壁面となるように構成
し、ストリツプライン22及び23の各アース側
と内部導体15′及び17′の各アース側とが上下
反対側の壁面に接続されるように形成する。尚、
ストリツプライン22及び23は銀又は銅等を蒸
着等の手段によつて誘電体の側壁に被着せしめて
ある。
このように構成した本案BPFにおいてはストリ
ツプライン22と初段共振器の内部導体15′に
よつて入力(又は出力)結合変成器が構成され、
ストリツプライン23と終段共振器の内部導体1
7′によつて出力(又は入力)結合変成器が構成
されるので全体を小形化することが出来る。又、
ストリツプライン22及び23は初段及び終段共
振器の構成素子における誘電体の側壁に固着して
あるので、外部衝撃によつて結合度が変化するお
それなく、安定な特性が得られると共に、共振器
の内部導体15′及び17′とストリツプライン2
2及び23との間隔が定まつているのでストリツ
プラインの幅を変えることによつて結合度を所要
の大きさとし、したがつてまた負荷Qを所要の値
となし得るから製作調整が極めて容易である。
入出力結合変成器の形成用電極を前実施例のよ
うなストリツプラインを以て形成する代りに第5
図に縦断面図を示すように、空隙20及び21の
部分に棒状或はリボン状導体24及び25を内装
し、その各一端を入出力同軸端子8及び9の各内
部導体に接続し、各他端をシールドケース1に接
続するようにしてもよい。この場合にも棒状或は
リボン状導体24及び25のアース側と、初段及
び終段の共振器の構成素子15及び17における
内部導体15′及び17′の各アース側とが、それ
ぞれシールドケース1の上下反対側の壁面に接続
されるように形成する。尚、第5図において他の
符号は第3図及び第4図と同様である。
本実施例においても導体24と初段共振器の内
部導体15′及び導体25と終段共振器の内部導
体17′によつてそれぞれ入出力結合変成器が形
成されるので全体を小形に形成することが出来、
又、導体24及び25の各両端が固定されている
ので外部衝撃に強く安定な特性が得られ、製作調
整も比較的容易である。
本実施例においては、導体24及び25が初段
及び終段共振器の誘電体の側壁に密着することな
く離れているため入出力結合変成器の結合度が比
較的疎で、したがつて前実施例に比し負荷Qの高
いBPFを形成せしめ得る。
以上何れの実施例においても、入出力結合は磁
界結合成分と電界結合成分との合成による結合、
即ち、オツド・モード・インピーダンスによる結
合と、イーブン・モード・インピーダンスによる
結合との合成結合となる。
尚、第3図ないし第5図には各共振器の共振周
波数の微細調整素子を示すのを省略してあるが、
これは従来と同様のものを用いることが出来、
又、図には共振器を3段縦続接続してインターデ
イジタル形BPFを形成した場合を例示してある
が、共振器の段数は適宜変更して差支えなく、共
振器をコムライン状に配設して成るBPFにも本考
案を実施することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、従来のろ波器を示す断面
図、第3図ないし第5図は、本考案の一実施例を
示す断面図で、1:シールドケース、2ないし6
及び10ないし12:内部導体、7:誘電体、8
及び9:入出力同軸端子、13及び14:入出力
結合コンデンサ形成用導体片、15ないし17:
半同軸形誘電体共振器の構成素子、15′ないし
17′:内部導体、18ないし21:空隙、22
ないし25:入出力結合変成器形成用電極であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 誘電体より成る直方体の中心軸にほぼ一致せ
    しめて穿つた孔隙の内壁面に金属被膜を設ける
    か、この孔隙に棒状導体を挿入して形成した半
    同軸形誘電体共振器の構成素子を複数個縦続的
    に配設すると共に、前記各半同軸形誘電体共振
    器の構成素子の前段及び後段に空隙を介在せし
    めてシールドケースに内装し、初段及び終段の
    半同軸形誘電体共振器の構成素子における各誘
    電体の段間結合面の中、前記シールドケースの
    端壁に対向する外側面にストリツプラインより
    成る結合変成器形成用電極を被着すると共に、
    この結合変成器形成用電極の一端を入出力端子
    に接続し、他端を前記シールドケースの壁面の
    中、前記初段及び終段の半同軸形誘電体共振器
    の構成素子における各内部導体の開放端と対向
    する側の壁面に接続して成ることを特徴とする
    帯域通過ろ波器。 (2) 結合変成器形成用電極を初段及び終段の半同
    軸形誘電体共振器の構成素子とシールドケース
    の端壁間における空隙内に設けられ、一端を入
    出力端子に接続し、他端を前記シールドケース
    の壁面の中、前記初段及び終段の半同軸形誘電
    体共振器の構成素子における内部導体の開放端
    と対向する側の壁面に接続した棒状或はリボン
    状導体を以て形成した実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の帯域通過ろ波器。
JP14280180U 1980-10-08 1980-10-08 Expired JPS6122326Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14280180U JPS6122326Y2 (ja) 1980-10-08 1980-10-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14280180U JPS6122326Y2 (ja) 1980-10-08 1980-10-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5767404U JPS5767404U (ja) 1982-04-22
JPS6122326Y2 true JPS6122326Y2 (ja) 1986-07-04

Family

ID=29502578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14280180U Expired JPS6122326Y2 (ja) 1980-10-08 1980-10-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6122326Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5767404U (ja) 1982-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4996506A (en) Band elimination filter and dielectric resonator therefor
US4179673A (en) Interdigital filter
US9608303B2 (en) Multi-layer digital elliptic filter and method
US6529102B2 (en) LC filter circuit and laminated type LC filter
JPS6353723B2 (ja)
JP3344428B2 (ja) 誘電体共振器および誘電体共振部品
JP3458720B2 (ja) フィルタ装置、デュプレクサ及び通信機装置
KR0141975B1 (ko) 절연된 필터 단을 갖는 다단 모노리딕식 세라믹 대역 소거 필터
US4020428A (en) Stripline interdigital band-pass filter
US5239280A (en) Dielectric filter having inductive input/output coupling
JP3405783B2 (ja) 誘電体フィルタ装置
JPS6122326Y2 (ja)
US5559485A (en) Dielectric resonator
KR0136334B1 (ko) 유전체 필터
JPH07245505A (ja) 誘電体フィルタ
JPH03108801A (ja) 誘電体フィルタ
JPH03252201A (ja) 帯域減衰フィルタ
JPS6311802B2 (ja)
JP3009331B2 (ja) 広帯域誘電体フィルタ
KR0136331B1 (ko) 유전체 필터
JP3314801B2 (ja) 誘電体フイルタ
JPS5952841B2 (ja) 誘電体線路形フイルタ
JPH0134402B2 (ja)
JPH0452641B2 (ja)
JPS6311761Y2 (ja)