JPH0452641B2 - - Google Patents
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- JPH0452641B2 JPH0452641B2 JP57219911A JP21991182A JPH0452641B2 JP H0452641 B2 JPH0452641 B2 JP H0452641B2 JP 57219911 A JP57219911 A JP 57219911A JP 21991182 A JP21991182 A JP 21991182A JP H0452641 B2 JPH0452641 B2 JP H0452641B2
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- JP
- Japan
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- bpf
- resonator
- coupling
- input
- dielectric
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Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/201—Filters for transverse electromagnetic waves
- H01P1/205—Comb or interdigital filters; Cascaded coaxial cavities
- H01P1/2056—Comb filters or interdigital filters with metallised resonator holes in a dielectric block
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、帯域通過ろ波器を用いた超短波ない
しマイクロ波用分波器に関するものである。(以
下、帯域通過ろ波器をBPFと略記する。) 従来、第1図又は第2図に等価回路を示すよう
に、入出力結合回路を容量結合回路を以て形成し
たBPFを用いた超短波ないしマイクロ波用共用
器が実用されている。第1図において、R1ない
しRn(nはBPFの次数)は共進回路、C1.2、C2.3、
……C.(o-1)oは段間結合容量、C0.1及びCo.(o+1)は入
出力結合容量である。第2図において、R1ない
しRnは共振回路、M1.2、M2.3、……M(o-1).oは段
間磁界結合係数、C0.1及びCo.(o+1)は入出力結合容
量である。
しマイクロ波用分波器に関するものである。(以
下、帯域通過ろ波器をBPFと略記する。) 従来、第1図又は第2図に等価回路を示すよう
に、入出力結合回路を容量結合回路を以て形成し
たBPFを用いた超短波ないしマイクロ波用共用
器が実用されている。第1図において、R1ない
しRn(nはBPFの次数)は共進回路、C1.2、C2.3、
……C.(o-1)oは段間結合容量、C0.1及びCo.(o+1)は入
出力結合容量である。第2図において、R1ない
しRnは共振回路、M1.2、M2.3、……M(o-1).oは段
間磁界結合係数、C0.1及びCo.(o+1)は入出力結合容
量である。
このようなBPFを用いた従来の共用器におい
ては、第3図示のようにアンテナ等の外部回路を
接続する分岐点BRNと中心周波数f1なるBPF
(BPF1)及び中心周波数f2なるBPF(BPF2)の各
入出力端子間にセミリジツトケーブル等よりなる
分岐回路BC1及びBC22を介在せしめ、分岐回路
BC1の長さl1をBPF1における入出力結合回路の
等価長を含めて電気長でλ2/4(λ2はf2の波長)
に選ぶと共に、分岐回路BC2の長さl2をBPF2に
おける入出力結合回路の等価長を含めて電気長で
λ1/4(λ1はf1の波長)に選び、分岐点BRNから
分岐回路BC2側を見たインピーダンスを周波数f1
に対して無限大となし、分岐点BRNから分岐回
路BC1側を見たインピーダンスを周波数f2に対し
て無限大となしてf1及びf2が互に干渉することの
ないように構成する必要がある。このように第3
図に示した従来の共用器においては、分岐回路を
必要とするため構成部品数が多くなり、全体の形
状が複雑大形となると共に組立調整に比較的多く
の時間と労力を要する等の欠点がある。
ては、第3図示のようにアンテナ等の外部回路を
接続する分岐点BRNと中心周波数f1なるBPF
(BPF1)及び中心周波数f2なるBPF(BPF2)の各
入出力端子間にセミリジツトケーブル等よりなる
分岐回路BC1及びBC22を介在せしめ、分岐回路
BC1の長さl1をBPF1における入出力結合回路の
等価長を含めて電気長でλ2/4(λ2はf2の波長)
に選ぶと共に、分岐回路BC2の長さl2をBPF2に
おける入出力結合回路の等価長を含めて電気長で
λ1/4(λ1はf1の波長)に選び、分岐点BRNから
分岐回路BC2側を見たインピーダンスを周波数f1
に対して無限大となし、分岐点BRNから分岐回
路BC1側を見たインピーダンスを周波数f2に対し
て無限大となしてf1及びf2が互に干渉することの
ないように構成する必要がある。このように第3
図に示した従来の共用器においては、分岐回路を
必要とするため構成部品数が多くなり、全体の形
状が複雑大形となると共に組立調整に比較的多く
の時間と労力を要する等の欠点がある。
本発明は、分岐点とBPFの入出力端子間に分
岐回路を介在せしめることなくBPFの入出力端
子を分岐点に直接結合することにより構成部品数
が少なく、全体の形状が簡潔小形で組立の容易な
超短波ないしマイクロ波用分波器を実現すること
を目的とする。
岐回路を介在せしめることなくBPFの入出力端
子を分岐点に直接結合することにより構成部品数
が少なく、全体の形状が簡潔小形で組立の容易な
超短波ないしマイクロ波用分波器を実現すること
を目的とする。
第4図は本発明の一実施例を示す断面図、即ち
第5図のB−B断面図、第5図は第4図のA−A
断面図で、両図において、CASは導体より成る
筐体、PARは導体より成る隔壁、BPF1ないし
BPF4はそれぞれ誘電体共振器より成るコムライ
ン型BPF、R1.1、ないしR1.n、R2.n、R3.1ない
しR3.n及びR4.1ないしR4.nはそれぞれ誘電体共
振器の構成素子で、例えば第6図に拡大断面図を
示すようにチタン酸バリウム磁器等の誘電体より
成る直方体Dに穿つた孔隙H内に管内波長の1/4
の軸長を有する棒状内部導体Sを嵌入して成り、
筐体CAS及び隔壁PARと共に誘電体共振器を構
成する。G1.1ないしG1.(o-1)、G2.1ないしG2.(o-1)、
G3.1ないしG3.(o-1)及びG4.1ないしG4.(o-1)は誘電体
共振器空間の空隙、SCR1.1ないしSCR1.o及び
SCR2.oは誘電体共振器の構成素子R1.1ないしR1.o
及びR2.1ないしR2.oの止めねじで、図には示され
ていないが誘電体共振器の構成素子R3.1ないし
R3.o及びR4.1ないしR4.oもまた同様の止めねじに
より筐体CAS内の所要位置に固定してある。
C1.0.1、C1.o.(o+1)、C3.0.1、C3.o.(o+1)、C4.0.1及び
C4.o.(o+1)は入力結合容量素子で、適当なコンデン
サ又は各初段及び終段の誘電体共振器における内
部導体との間に結合容量を形成する電極板により
成る。T1ないしT4は入出力同軸端子、Tcは共通
入出力同軸端子で、引出線LOTを介して入出力
結合容量素子C1.0.1、C2.01、C3.0.1及びC4.0.1の分岐
点に接続してある。引出線LOTは、特性インピ
ーダンスが共通入出力同軸端子Tcに接続される
外部回路の特性インピーダンスに等しいストリツ
プライン又は同軸線等より成る。
第5図のB−B断面図、第5図は第4図のA−A
断面図で、両図において、CASは導体より成る
筐体、PARは導体より成る隔壁、BPF1ないし
BPF4はそれぞれ誘電体共振器より成るコムライ
ン型BPF、R1.1、ないしR1.n、R2.n、R3.1ない
しR3.n及びR4.1ないしR4.nはそれぞれ誘電体共
振器の構成素子で、例えば第6図に拡大断面図を
示すようにチタン酸バリウム磁器等の誘電体より
成る直方体Dに穿つた孔隙H内に管内波長の1/4
の軸長を有する棒状内部導体Sを嵌入して成り、
筐体CAS及び隔壁PARと共に誘電体共振器を構
成する。G1.1ないしG1.(o-1)、G2.1ないしG2.(o-1)、
G3.1ないしG3.(o-1)及びG4.1ないしG4.(o-1)は誘電体
共振器空間の空隙、SCR1.1ないしSCR1.o及び
SCR2.oは誘電体共振器の構成素子R1.1ないしR1.o
及びR2.1ないしR2.oの止めねじで、図には示され
ていないが誘電体共振器の構成素子R3.1ないし
R3.o及びR4.1ないしR4.oもまた同様の止めねじに
より筐体CAS内の所要位置に固定してある。
C1.0.1、C1.o.(o+1)、C3.0.1、C3.o.(o+1)、C4.0.1及び
C4.o.(o+1)は入力結合容量素子で、適当なコンデン
サ又は各初段及び終段の誘電体共振器における内
部導体との間に結合容量を形成する電極板により
成る。T1ないしT4は入出力同軸端子、Tcは共通
入出力同軸端子で、引出線LOTを介して入出力
結合容量素子C1.0.1、C2.01、C3.0.1及びC4.0.1の分岐
点に接続してある。引出線LOTは、特性インピ
ーダンスが共通入出力同軸端子Tcに接続される
外部回路の特性インピーダンスに等しいストリツ
プライン又は同軸線等より成る。
本発明分波器においては、各BPFの電気的特
性(通過帯域幅、通過帯域の中心周波数及び減衰
特性等)に応じて各BPFにおける各共振器に関
連する幾何係数(分布定数形BPFの設計に当つ
て用いられる基準低域通過ろ波器の素子値)を定
め、この幾何係数に応じて各BPFにおける段間
結合量を定めること従来と同様である。
性(通過帯域幅、通過帯域の中心周波数及び減衰
特性等)に応じて各BPFにおける各共振器に関
連する幾何係数(分布定数形BPFの設計に当つ
て用いられる基準低域通過ろ波器の素子値)を定
め、この幾何係数に応じて各BPFにおける段間
結合量を定めること従来と同様である。
そして一般にBPFの幾何係数は、第7図(横
軸はBPFの次数n、縦軸は幾何係数の大きさg)
に実線を以て示すように、中央の共振器から初段
及び終段の共振器に到るにしたがつて漸次小とな
ると共に、初段側に到る減少状態と終段側に到る
減少状態が、中心に対して対称(又はほぼ対称)
となるように構成している。
軸はBPFの次数n、縦軸は幾何係数の大きさg)
に実線を以て示すように、中央の共振器から初段
及び終段の共振器に到るにしたがつて漸次小とな
ると共に、初段側に到る減少状態と終段側に到る
減少状態が、中心に対して対称(又はほぼ対称)
となるように構成している。
換言すれば、中央の共振器から初段及び終段の
共振器に到るにしたがつて、各共振器間の段間結
合量が漸次大となると共に、初段側に到る増加状
態と終段側に到る増加状態が中心に対して対称
(又はほぼ対称)となるように構成している。
共振器に到るにしたがつて、各共振器間の段間結
合量が漸次大となると共に、初段側に到る増加状
態と終段側に到る増加状態が中心に対して対称
(又はほぼ対称)となるように構成している。
尚、第7図は、伝送特性がバタワース形の場合
で、チエビシエフ形の場合には、全体の傾向は第
7図と同様であるが、滑らかな曲線ではなく、起
伏を伴つた曲線で表わされることとなる。
で、チエビシエフ形の場合には、全体の傾向は第
7図と同様であるが、滑らかな曲線ではなく、起
伏を伴つた曲線で表わされることとなる。
本発明分波器を構成する各BPFにおいては中
央部の共振器から分岐点側の初段共振器に到る各
共振器間の結合量を、中央部の共振器から終段共
振器に到る各共振器間の結合量よりも適宜大なら
しめて、中央部の共振器から初段共振器に到る各
共振器に関連する幾何係数を、第7図に点線を以
て示すように、中央部の共振器から終段共振器に
到る各共振器に関連する幾何係数に較べて小なら
しめると共に、中央部の共振器から初段共振器に
到る各共振器に関連する幾何係数の減少の割合を
適当ならしめてある。
央部の共振器から分岐点側の初段共振器に到る各
共振器間の結合量を、中央部の共振器から終段共
振器に到る各共振器間の結合量よりも適宜大なら
しめて、中央部の共振器から初段共振器に到る各
共振器に関連する幾何係数を、第7図に点線を以
て示すように、中央部の共振器から終段共振器に
到る各共振器に関連する幾何係数に較べて小なら
しめると共に、中央部の共振器から初段共振器に
到る各共振器に関連する幾何係数の減少の割合を
適当ならしめてある。
すなわち、本発明分波器を構成する各BPFに
おいては、中央部の共振器から初段共振器に到る
各共振器間の段間結合量の増加の割合を、中央部
の共振器から終段共振器に到る各共振器間の段間
結合量の増加の割合に比し大となるように構成し
てある。
おいては、中央部の共振器から初段共振器に到る
各共振器間の段間結合量の増加の割合を、中央部
の共振器から終段共振器に到る各共振器間の段間
結合量の増加の割合に比し大となるように構成し
てある。
このように構成するときは、詳細な理由は未だ
不明であるが、本発明者が容量入出力型BPFに
より試作した分波器について実験を重ねた結果、
BPF1においては周波数f1なる信号に対する結合
特性を良好ならしめると共に、分岐点からBPF1
側を見たインピーダンスをf2ないしf4に対して無
限大に近い状態となし、BPF2においてはf2に対
する結合特性が良好で、f1、f3及びf4に対するイ
ンピーダンスが無限大に近い状態となり、BPF3
においてはf3に対する結合特性が良好で、f1、f2
及びf4に対するインピーダンスが無限大に近い状
態となり、BPF4においてはf4に対する結合特性
が良好で、f1ないしf3に対するインピーダンスが
無限大に近い状態となし得ることを明らかにする
ことができた。したがつて分岐回路を介すること
なくBPF1ないしBPF4を分岐点に直接結合せしめ
てもf1ないしf4が互に干渉することなく、f1ない
しf4を各対応するBPF1ないしBPF4に各別に分波
結合せしめることが可能で、又、分岐回路を必要
としないからそれだけ全体の形状を簡潔小形なら
しめ得ると共に組立も容易である。
不明であるが、本発明者が容量入出力型BPFに
より試作した分波器について実験を重ねた結果、
BPF1においては周波数f1なる信号に対する結合
特性を良好ならしめると共に、分岐点からBPF1
側を見たインピーダンスをf2ないしf4に対して無
限大に近い状態となし、BPF2においてはf2に対
する結合特性が良好で、f1、f3及びf4に対するイ
ンピーダンスが無限大に近い状態となり、BPF3
においてはf3に対する結合特性が良好で、f1、f2
及びf4に対するインピーダンスが無限大に近い状
態となり、BPF4においてはf4に対する結合特性
が良好で、f1ないしf3に対するインピーダンスが
無限大に近い状態となし得ることを明らかにする
ことができた。したがつて分岐回路を介すること
なくBPF1ないしBPF4を分岐点に直接結合せしめ
てもf1ないしf4が互に干渉することなく、f1ない
しf4を各対応するBPF1ないしBPF4に各別に分波
結合せしめることが可能で、又、分岐回路を必要
としないからそれだけ全体の形状を簡潔小形なら
しめ得ると共に組立も容易である。
第8図及び第9図は本発明分波器の等価回路図
で、第8図は各BPFを構成する各誘電体共振回
路間を電界結合せしめた場合で、R′1.1ないし
R′1.o、R′2.1ないしR′2.o、R′3.1ないしR′3.o、R
′4.1な
いしR′4.oは共振回路、C′1.0.1、C1.o.(o+1)、C′2.0
.1、
C′2.o(o+1)、C′3.0.1、C′3.o.(o+1)、C′4.0.1、C′
4.o.(o+1)は
入出力結合容量、C′1.2、C′2.3……C′(n−1)n
は段間結合容量、T′1ないしT′4は入出力端子、
T′cは共通入出力端子である。
で、第8図は各BPFを構成する各誘電体共振回
路間を電界結合せしめた場合で、R′1.1ないし
R′1.o、R′2.1ないしR′2.o、R′3.1ないしR′3.o、R
′4.1な
いしR′4.oは共振回路、C′1.0.1、C1.o.(o+1)、C′2.0
.1、
C′2.o(o+1)、C′3.0.1、C′3.o.(o+1)、C′4.0.1、C′
4.o.(o+1)は
入出力結合容量、C′1.2、C′2.3……C′(n−1)n
は段間結合容量、T′1ないしT′4は入出力端子、
T′cは共通入出力端子である。
第9図は各BPFを構成する各誘電体共振回路
間を磁界結合せしめた場合で、M1.2、M2.3……
M(o-1).oは磁界結合係数で、他の符号は第8図と
同様である。
間を磁界結合せしめた場合で、M1.2、M2.3……
M(o-1).oは磁界結合係数で、他の符号は第8図と
同様である。
本発明分波器を構成するBPFにおける誘電体
共振器の構成素子を第6図に示すように、誘電体
Dに穿つた孔隙H内に棒状導体Sを嵌入して形成
する代りに、孔隙Hの内壁面に銀又は銅等の金属
被膜を付着せしめて内部導体を形成してもよく、
孔隙Hの内壁面に金属被膜を付着せしめ更にその
内部に棒状導体を嵌入して内部導体を形成しても
よく、又、誘電体内にヘリカコイルを埋込んで内
部導体としてもよい。誘電体Dの形状を直方体に
形成する代りに円筒体に形成してもよく、又、隣
接する誘電体共振器間に空隙を設けることなく互
に密着せしめるか、筐体CAS内に誘電体を均一
に充てんして誘電体共振器より成るBPFを構成
してもよい。
共振器の構成素子を第6図に示すように、誘電体
Dに穿つた孔隙H内に棒状導体Sを嵌入して形成
する代りに、孔隙Hの内壁面に銀又は銅等の金属
被膜を付着せしめて内部導体を形成してもよく、
孔隙Hの内壁面に金属被膜を付着せしめ更にその
内部に棒状導体を嵌入して内部導体を形成しても
よく、又、誘電体内にヘリカコイルを埋込んで内
部導体としてもよい。誘電体Dの形状を直方体に
形成する代りに円筒体に形成してもよく、又、隣
接する誘電体共振器間に空隙を設けることなく互
に密着せしめるか、筐体CAS内に誘電体を均一
に充てんして誘電体共振器より成るBPFを構成
してもよい。
誘電体共振器を以てBPFを構成する代りに多
少全体の形状が大形となるのを免れ得ないが、筐
体CAS内の固体誘電体を空気を以て置換し、棒
状導体又は筒状導体等により成る内部導体と筐体
CAS及び隔壁PARとを以て共振器を形成せしめ
るようにしてもよい。
少全体の形状が大形となるのを免れ得ないが、筐
体CAS内の固体誘電体を空気を以て置換し、棒
状導体又は筒状導体等により成る内部導体と筐体
CAS及び隔壁PARとを以て共振器を形成せしめ
るようにしてもよい。
第4図及び第5図にはコムライン型BPFを用
いた場合を例示したが、入出力結合回路が容量結
合回路より成るインタデイジタル型BPFを用い
ても本発明を実施することが出来、又、一部の
BPF、例えばBPF1及びBPF2をコムライン型
BPFを以て形成し、残りのBPFをインタデイジ
タル型BPFを以て形成しても本発明を実施する
ことが出来る。
いた場合を例示したが、入出力結合回路が容量結
合回路より成るインタデイジタル型BPFを用い
ても本発明を実施することが出来、又、一部の
BPF、例えばBPF1及びBPF2をコムライン型
BPFを以て形成し、残りのBPFをインタデイジ
タル型BPFを以て形成しても本発明を実施する
ことが出来る。
第4図及び第5図に示した実施例においては
BPFを4個分岐点に直接接続した場合を例示し
たが、2以上任意複数個のBPFを用いて本発明
を実施することが出来る。
BPFを4個分岐点に直接接続した場合を例示し
たが、2以上任意複数個のBPFを用いて本発明
を実施することが出来る。
第1図ないし第3図は従来の共用器を示す図、
第4図及び第5図は本発明の一実施例を示す断面
図、第6図及び第7図は本発明分波器を構成する
帯域通過ろ波器の構成を説明する図、第8図及び
第9図は本発明分波器の等価回路図で、R1ない
しRn,R′1.1ないしR′1.o,R′2.1ないしR′2.o,R′3
.1
ないしR′3.o及びR′4.1ないしR′4.o:共振回路、C1.2
ないしC(o-1).o及びC1.2ないしC(o-1).o:段間結合容
量、M1.2ないしM(o-1).o:段間磁界結合係数、
Cp1,Co.(o+1),C′1.0.1,C′1.o.(o+1),C′2.0.1,
C′2.o(o+1),C′3.0.1,C′3.o.(o+1),C′4.0.1及び
C′4.o.(o+1):入出力結合容量、BRN:分岐点、
BPF1ないしBPF4:帯域通過ろ波器、BC1及び
BC2:分岐回路、CAS:筐体、PAR:隔壁、R1.1
ないしR1.n,R2.1ないしR2o.,R3.1ないしR3.o及び
R4.1ないしR4.o:共振器の構成素子、D:誘電体
より成る直方体、H:孔隙、S:棒状内部導体、
G1.1ないしG1.(o-1),G2.1ないしC2.o(o-1),G3.1ない
しG3.(o-1)及びG4.1ないしC4.o(o-1):空隙、SCR1.1
ないしSCR1.o及びSCR2.1ないしSCR2.o:止めね
じ、C1.0.1,C1.o.(o+1),C2.0.1,C2.o.(o+1),C3.0.1
,
C3.o.(o+1),C4.0.1及びC4.o.(o+1):入出力結合容量素
子、T1ないしT4:入出力同軸端子、Tc:共通入
出力同軸端子、LOT:引出線、T′1ないしT′4:
入出力端子、T′c:共通入出力端子である。
第4図及び第5図は本発明の一実施例を示す断面
図、第6図及び第7図は本発明分波器を構成する
帯域通過ろ波器の構成を説明する図、第8図及び
第9図は本発明分波器の等価回路図で、R1ない
しRn,R′1.1ないしR′1.o,R′2.1ないしR′2.o,R′3
.1
ないしR′3.o及びR′4.1ないしR′4.o:共振回路、C1.2
ないしC(o-1).o及びC1.2ないしC(o-1).o:段間結合容
量、M1.2ないしM(o-1).o:段間磁界結合係数、
Cp1,Co.(o+1),C′1.0.1,C′1.o.(o+1),C′2.0.1,
C′2.o(o+1),C′3.0.1,C′3.o.(o+1),C′4.0.1及び
C′4.o.(o+1):入出力結合容量、BRN:分岐点、
BPF1ないしBPF4:帯域通過ろ波器、BC1及び
BC2:分岐回路、CAS:筐体、PAR:隔壁、R1.1
ないしR1.n,R2.1ないしR2o.,R3.1ないしR3.o及び
R4.1ないしR4.o:共振器の構成素子、D:誘電体
より成る直方体、H:孔隙、S:棒状内部導体、
G1.1ないしG1.(o-1),G2.1ないしC2.o(o-1),G3.1ない
しG3.(o-1)及びG4.1ないしC4.o(o-1):空隙、SCR1.1
ないしSCR1.o及びSCR2.1ないしSCR2.o:止めね
じ、C1.0.1,C1.o.(o+1),C2.0.1,C2.o.(o+1),C3.0.1
,
C3.o.(o+1),C4.0.1及びC4.o.(o+1):入出力結合容量素
子、T1ないしT4:入出力同軸端子、Tc:共通入
出力同軸端子、LOT:引出線、T′1ないしT′4:
入出力端子、T′c:共通入出力端子である。
Claims (1)
- 1 中央部の共振器から初段共振器に到る各共振
器間の段間結合量の増加の割合を、中央部の共振
器から終段共振器に到る各共振器間の段間結合量
の増加の割合に比し大ならしめると共に、入出力
結合回路を容量結合回路を以て形成した複数個の
帯域通過ろ波器の各初段共振器側の入出力結合回
路を分岐点に直接結合して成ることを特徴とす
る、帯域通過ろ波器を用いた分波器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21991182A JPS59110202A (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 帯域通過ろ波器を用いた分波器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21991182A JPS59110202A (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 帯域通過ろ波器を用いた分波器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59110202A JPS59110202A (ja) | 1984-06-26 |
JPH0452641B2 true JPH0452641B2 (ja) | 1992-08-24 |
Family
ID=16742947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21991182A Granted JPS59110202A (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 帯域通過ろ波器を用いた分波器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59110202A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2632123B1 (fr) * | 1988-05-27 | 1991-01-18 | Alcatel Thomson Faisceaux | Filtre multiplexe en hyperfrequence, et procede de reglage d'un tel filtre |
JP4629571B2 (ja) * | 2005-12-26 | 2011-02-09 | 三菱電機株式会社 | マイクロ波回路 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5657302A (en) * | 1979-10-15 | 1981-05-19 | Murata Mfg Co Ltd | Microwave device using coaxial resonator |
-
1982
- 1982-12-15 JP JP21991182A patent/JPS59110202A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5657302A (en) * | 1979-10-15 | 1981-05-19 | Murata Mfg Co Ltd | Microwave device using coaxial resonator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59110202A (ja) | 1984-06-26 |
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