JPS6338882B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6338882B2
JPS6338882B2 JP7738382A JP7738382A JPS6338882B2 JP S6338882 B2 JPS6338882 B2 JP S6338882B2 JP 7738382 A JP7738382 A JP 7738382A JP 7738382 A JP7738382 A JP 7738382A JP S6338882 B2 JPS6338882 B2 JP S6338882B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
dielectric
filters
capacitor
distributed constant
Prior art date
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Expired
Application number
JP7738382A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58194405A (ja
Inventor
Toshio Nishikawa
Sadahiro Tamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP7738382A priority Critical patent/JPS58194405A/ja
Priority to GB08228112A priority patent/GB2109641B/en
Priority to DE19823236664 priority patent/DE3236664A1/de
Publication of JPS58194405A publication Critical patent/JPS58194405A/ja
Publication of JPS6338882B2 publication Critical patent/JPS6338882B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/20Frequency-selective devices, e.g. filters

Landscapes

  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、分布定数形の帯域通過形フイルタ
に関する。
いまたとえば段数が2段で設計した分布定数形
フイルタが商品としてある場合、4段の分布定数
形フイルタが必要となると、あらたに4段の分布
定数形フイルタを設計するか、増幅器やサーキユ
レータのようなバツフア手段を介して2段のフイ
ルタを2個縦続接続する必要があると考えられて
いた。これは、この種分布定数形フイルタのよう
な高周波フイルタでは、2段のフイルタとして完
成されたフイルタを単に2個縦続接続すると、相
互のフイルタが干渉してフイルタ特性に乱れが生
じ実用にならないと考えられていた。つまり、通
過域内では共振器のインピーダンスの乱れが少な
くて、透過特性に大きな変化は生じないが、しや
断域では、共振器のインピーダンスが大きく変化
するため、しや断域での第1のフイルタへの第2
のフイルタからの反射波の位相や量のちがいによ
り、第1のフイルタ特性に乱れを生じさせ、その
結果として、しや断域での周波数特性の悪化を招
くと考えられていた。
したがつて、従来は、分布定数形フイルタなど
の高周波フイルタの分野では、あらかじめ設計製
作されたフイルタ同士をバツフア手段を介さずに
縦続接続するなどという発想はなかつた。
しかしながら、本発明者らは、誘電率が15以上
の誘電体を用いることにより特性インピーダンス
を低くした誘電体同軸共振器を複数個用いてあら
かじめ設計製作された第1のフイルタと、同様構
成の第2のフイルタとを、適当長の同軸線路また
は線路のホツト側とアース側にその両端が接続さ
れた、適当静電容量値を有するコンデンサを介し
て接続するとバツフア手段を用いずとも実用化で
きることを見い出したのである。
以下この発明の実施例について説明する。ま
ず、一般的な分布定数形フイルタとして第1図に
示すものがある。これは、一つの誘電体ブロツク
11に2つの貫通孔12,13を設け、これら貫
通孔12,13の内面に導電膜14,15を設け
るとともに上記誘電体ブロツク11の四側面およ
び底面に導電膜16を設け、上記貫通孔12,1
3の内面に設けた導電膜14,15と、誘電体ブ
ロツク11に設けた導電膜16と、その間に介在
する誘電体ブロツク11とで一対の共振ユニツト
を構成し、これら共振ユニツトの間の誘電体ブロ
ツク11に、結合調整のための空洞17を設け、
さらに、図示しない外部回路と上記の共振ユニツ
トとを入力結合用コンデンサ18および出力結合
用コンデンサ19で夫々静電結合させるようにし
た、第2図に示すような等価回路を有する分布定
数形フイルタがある。
上記第2図において、21は入力端子、22は
出力端子、23は入力結合静電容量、24は出力
結合静電容量、25,26は1/4波長共振回路を
集中定数回路として示したものである。従つて、
第1図の分布定数形フイルタは、1/4波長共振回
路どうしは誘導結合され、外部回路と1/4波長共
振回路とが静電容量結合されたフイルタである。
ところで、第1図の分布定数形フイルタにおい
ては、導電膜14に金属円柱体もしくは導電ペー
ストからなる取付部材31を接続固定し、柱状誘
電体32に対向電極33,34を形成した入力結
合用コンデンサ18の上記対向電極33を取付部
材31に接続固定する一方、導電膜15にも、上
記と同様に、取付部材35を接続固定し、柱状誘
電体36に対向電極37,38を形成した出力結
合用コンデンサ19の上記対向電極37を取付部
材35に接続固定するようにしているため、入力
結合用コンデンサ18および出力結合用コンデン
サ19の取付け作業が面倒であつた。
そこで、分布定数形フイルタ等の高周波部品に
おける上記問題点を解消できるフイルタとして第
3図に示すものがある。即ち、導線が軸心部を貫
通するようにした柱状の誘電体ユニツトを誘電体
ブロツクの孔に挿入し、上記導線と誘電体ブロツ
クの孔の内面の導電膜とを静電結合させることに
より、誘電体ブロツクの孔の内面の導電膜をたと
えば入力結合用コンデンサおよび出力結合用コン
デンサの各一方の対向電極として利用し、これら
入力結合用コンデンサおよび出力結合用コンデン
サの取付の簡単化を図つた結合構造がある。すな
わち、第3図において、11は酸化チタン系のセ
ラミツク誘電体からなる直方体状の誘電体ブロツ
ク、12,13は貫通孔、14,15は夫々これ
ら貫通孔12,13の内面に設けた導電膜、16
は誘電体ブロツク11の少なくとも四側面に設け
た導電膜、17は空洞であつて、以上のものは第
1図の分布定数形フイルタと同一のものである。
第3図の分布定数形フイルタにおいては、内面
に導電膜14,15を夫々形成した誘電体ブロツ
ク11の孔12,13に、第4図に示すような誘
電体ユニツト41,41を夫々圧入している。
上記誘電体ユニツト41は、第4図に示すよう
に直径が例えば0.5mmφの導線42の一部に、プ
ラスチツクスあるいは酸化チタン系の誘電体材料
等を被着して柱状に成形し、上記導線42が軸心
部を貫通するようにしたものであつて、上記誘電
体ユニツト41の先端部には、誘電体ブロツク1
1の孔12,13への圧入を容易にするため、テ
ーパ部43を設ける一方、上記誘電体ユニツト4
1の後端部には、誘電体ブロツク11の上記孔1
2,13の導電膜16の非形成側の開口周縁に当
て止めされるフランジ部44を設けている。
上記誘電体ユニツト41,41は第3図に示す
ように、そのテーパ部43,43側から、内面に
導電膜14,15を形成した誘電体ブロツク11
の上記孔12,13に誘電体ユニツト41,41
のフランジ部44,44が誘電体ブロツク11に
当接するまで圧入している。
上記のようにすれば、導線42,42と誘電体
ブロツク11の孔12,13の内面に形成された
導電膜14,15は、誘電体ユニツト41,41
の誘電体部分により静電結合されることになり、
第1図のような入力結合用コンデンサ18や出力
結合用コンデンサ19は不要となる。
従つて、入力結合用コンデンサ18や出力結合
用コンデンサ19のような面倒な取付け作業の必
要はなくなる。
そして、本実施例の複合フイルタは、上記第1
図または第3図に示す2段のフイルタF1の出力
側と、フイルタF2の入力側とを第5図に示す同
軸線路CLを介して接続して構成されている。こ
の同軸線路CLは、反射波の位相と量が所望の値
になるような長さ、つまり上記両フイルタF1
F2の特性の乱れを補償して整合がとれる長さに
設定されている。
第7図の破線で示す特性は、上記各フイルタ
F1,F2単独の特性であり、フイルタ特性に乱れ
がある。本実施例の複合フイルタは、上記同軸線
路CLの長さを適宜設定することによつて上記各
フイルタの特性の乱れを補償して接続することが
でき、その結果、第7図の実線で示す特性を実現
でき、予め4段フイルタとして設計されたフイル
タ並の特性が得られる。別の実施例としては、第
6図に示すように、フイルタF1の出力側とフイ
ルタF2の入力側とを結ぶラインをコンデンサC1
を介して接地しても不要レスポンスをなくするこ
ともできる。コンデンサC1の値をかえると、反
射点における位相と量がかわり、それによつて整
合をとることができ、結果として不要レスポンス
をなくすることができる。なお、フイルタF1
出力側とフイルタF2の入力側とを結ぶラインに
直列にコンデンサ(第5図,第6図に点線で示
す)がはいつていてもよい。
なお、本発明では、フイルタとして、誘電率が
15以上の誘電体を用いることにより電気的長さを
短縮した共振器を用いたので、第8図に示すよう
に、共振器の特性インピーダンスが非常に低くな
る。したがつて共振器に接続されるものの定数が
少々正確でなくても回路全体のインピーダンスの
乱れが生じにくく、期待どおりの特性がでやす
い。
以上の実施例からもあきらかなように、この発
明によると、誘電率が15以上の誘電体を用いるこ
とにより特性インピーダンスを低くした共振器を
2個用いたフイルタを用いるから、一個一個フイ
ルタ特性をもつように完成されたフイルタ同士を
バツフア手段を介することなく結合することがで
きる。したがつて、たとえば2段フイルタのよ
うに設計が容易で安価なフイルタを何個か接続し
て多段フイルタと同様な特性を得ることができ
る、多数の共振器の相互作用を考慮して設計し
ていた従来のフイルタより設計容易だから、早
く、安価に多段フイルタを得ることができる、
フイルタを通信機器等へ組込む場合、従来なら一
個のケースにまとめられているのに対し、本発明
によれば、2段程度の小形のフイルタが個々のケ
ースに収容されたものの組合せになるためフイル
タの設計や、組込む装置における部品レイアウト
が楽になる、たとえば4段のフイルタを100個
作る場合に比べ、本発明によれば2段のフイルタ
を200個作つて2個づつ組合せることになるから、
量産効果がでてきて、コストダウンできる、など
多大の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第1の分布定数形フイルタの断面
図、第2図は第1図示フイルタの等価回路図、第
3図は第2の分布定数形フイルタの断面図、第4
図は、誘電体ユニツトの正面図、第5図は本発明
一実施例の説明図、第6図は本発明のいま一つの
実施例の説明図、第7図はフイルタ特性図、第8
図は共振器の誘電体の誘電率εと共振器の特性イ
ンピーダンスΖとの関係を示す図。 F1,F2はフイルタ、C1はコンデンサ、CLは同
軸線路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 誘電率が15以上の誘電体を用いることにより
    特性インピーダンスを低くした誘電体同軸共振器
    を2個用いてフイルタ特性を得た第1のフイルタ
    の出力側と、誘電率が15以上の誘電体を用いるこ
    とにより特性インピーダンスを低くした誘電体同
    軸共振器を2個用いてフイルタ特性を得た第2の
    フイルタの入力側とを、同軸線路または線路のホ
    ツト側とアース側に両端が接続されたコンデンサ
    で結合し、上記同軸線路の長さ又はコンデンサ値
    の設定によつて整合をとつてなることを特徴とす
    る複合フイルタ。
JP7738382A 1981-10-02 1982-05-08 複合フイルタ Granted JPS58194405A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7738382A JPS58194405A (ja) 1982-05-08 1982-05-08 複合フイルタ
GB08228112A GB2109641B (en) 1981-10-02 1982-10-01 Distributed constant type filter
DE19823236664 DE3236664A1 (de) 1981-10-02 1982-10-04 Filter vom distributionskonstanten-typ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7738382A JPS58194405A (ja) 1982-05-08 1982-05-08 複合フイルタ

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JPS58194405A JPS58194405A (ja) 1983-11-12
JPS6338882B2 true JPS6338882B2 (ja) 1988-08-02

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JP7738382A Granted JPS58194405A (ja) 1981-10-02 1982-05-08 複合フイルタ

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59230301A (ja) * 1983-06-13 1984-12-24 Maspro Denkoh Corp バンドパスフイルタ
JPS62128601A (ja) * 1985-11-29 1987-06-10 Murata Mfg Co Ltd マイクロ波フイルタ
JPH0741201Y2 (ja) * 1986-06-05 1995-09-20 太陽誘電株式会社 多段型誘電体フィルタ

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JPS58194405A (ja) 1983-11-12

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