JPS5826843B2 - 帯域通過濾波器 - Google Patents
帯域通過濾波器Info
- Publication number
- JPS5826843B2 JPS5826843B2 JP52134207A JP13420777A JPS5826843B2 JP S5826843 B2 JPS5826843 B2 JP S5826843B2 JP 52134207 A JP52134207 A JP 52134207A JP 13420777 A JP13420777 A JP 13420777A JP S5826843 B2 JPS5826843 B2 JP S5826843B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dielectric
- bandpass filter
- resonator
- dielectric material
- coupling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H7/00—Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
- H03H7/01—Frequency selective two-port networks
- H03H7/09—Filters comprising mutual inductance
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/201—Filters for transverse electromagnetic waves
- H01P1/205—Comb or interdigital filters; Cascaded coaxial cavities
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はUHF帯における同軸型共振子を用いた帯域通
過濾波器に関するもので小型化するとともに組立てを容
易にし、かつ調整を容易にせんとするものである。
過濾波器に関するもので小型化するとともに組立てを容
易にし、かつ調整を容易にせんとするものである。
第1図に従来UHF帯の小型バンドパスフィルタとして
よく用いられるコムライン型の31PFの例を示す。
よく用いられるコムライン型の31PFの例を示す。
図において1,2,3は共振器の中心導体、4,5,6
は周波数調整用の同調ネジ9゜10は入出力コネクタ、
11.12は入出力結合線路、13は筐体を示す。
は周波数調整用の同調ネジ9゜10は入出力コネクタ、
11.12は入出力結合線路、13は筐体を示す。
この構成において、BPFの挿入損失を小さくするには
、共振器の無負荷Qを大きくすることが必要であり、そ
のためには1,2,3の中心導体の長さを長くすること
が要求される。
、共振器の無負荷Qを大きくすることが必要であり、そ
のためには1,2,3の中心導体の長さを長くすること
が要求される。
ところが中心導体の間隔S1□、S23を一定にして中
心導体長を長くすると一般に共振器間の結合度が大きく
なり、同一結合度を得るためには、S1□、S23をも
広げる必要が生じる。
心導体長を長くすると一般に共振器間の結合度が大きく
なり、同一結合度を得るためには、S1□、S23をも
広げる必要が生じる。
このことは小型化の観点より好ましくないため通常第1
図の7,8に示すように共振器間にシールド板7,8を
設けてS1□、S23を広がらないように構造をとる。
図の7,8に示すように共振器間にシールド板7,8を
設けてS1□、S23を広がらないように構造をとる。
これはBPFの比帯域幅が数饅と比較的狭帯域のBPF
の場合である。
の場合である。
本発明も主として狭帯域のBPFに適用して効果のある
ものである。
ものである。
第2図は第1図のA −A’断面図である。この場合に
は、S12 t 823を広げる必要はないが、シール
ド板7,8が余分に必要となるとともに中心導体が長く
なるので組立てならびに調整がやりにくい等の欠点があ
る。
は、S12 t 823を広げる必要はないが、シール
ド板7,8が余分に必要となるとともに中心導体が長く
なるので組立てならびに調整がやりにくい等の欠点があ
る。
本発明はこれらの欠点を除去したUHF帯用BrFを提
供するもので、従来より小型で、シールド板も不要であ
り、組立て、調整ともに容易であり、加えて機械的強度
にも優れている等の特徴を有する。
供するもので、従来より小型で、シールド板も不要であ
り、組立て、調整ともに容易であり、加えて機械的強度
にも優れている等の特徴を有する。
本発明はテフロンのような低損失の誘電体を中心導体に
とりつけた誘電体装着型の線路を共振器の一部に用いて
共振器の長さ方向を短縮し、さらにこの誘電体の外周を
導体でメタライズして接地するような共振器構造にして
、多段BPFの段間の結合を誘電体の装着部では行なわ
ず、誘電体を挿着していない部分でのみ行うことにして
、共振器の間隔も短縮させたもので、挿入損失を増大さ
せることなくBPFを小型化できるとともに第1図にお
けるシールド板7,8を除去可能となる。
とりつけた誘電体装着型の線路を共振器の一部に用いて
共振器の長さ方向を短縮し、さらにこの誘電体の外周を
導体でメタライズして接地するような共振器構造にして
、多段BPFの段間の結合を誘電体の装着部では行なわ
ず、誘電体を挿着していない部分でのみ行うことにして
、共振器の間隔も短縮させたもので、挿入損失を増大さ
せることなくBPFを小型化できるとともに第1図にお
けるシールド板7,8を除去可能となる。
すなわち、外周部をメタライズした誘電体を装着するこ
とにより、共振器の先端部に容量が付加された構造とな
るため短縮4分の1波長共振器が実現出来、しかも誘電
体損失め小さい材料を用いると、無負荷Qを劣化させる
ことなく共振器の小型化が可能となる。
とにより、共振器の先端部に容量が付加された構造とな
るため短縮4分の1波長共振器が実現出来、しかも誘電
体損失め小さい材料を用いると、無負荷Qを劣化させる
ことなく共振器の小型化が可能となる。
また、誘電体の外周部がメタライズされ、これを接地し
ているため、誘電体の装着されている部分においては電
磁界のエネルギーは誘電体内部にのみ存在し、外への広
がりはほとんどないため、この部分で共振器間の結合は
生じない。
ているため、誘電体の装着されている部分においては電
磁界のエネルギーは誘電体内部にのみ存在し、外への広
がりはほとんどないため、この部分で共振器間の結合は
生じない。
したがって、共振器間の結合は誘電体の装着されていな
い部分で行なわれ、この長さも前述の小型化の理由で短
かくなっているので、共振器間隔を狭く設計出来る。
い部分で行なわれ、この長さも前述の小型化の理由で短
かくなっているので、共振器間隔を狭く設計出来る。
以上の理由でフィルタとして共振器の長さ部分、結合部
分とも短縮可能となって小型化が実現出来、かつシール
ド板も不要となる。
分とも短縮可能となって小型化が実現出来、かつシール
ド板も不要となる。
さらに派生的効果ではあるが共振器先端を誘電体で機械
的に支持することが可能となるため耐振特性が著しく向
上する。
的に支持することが可能となるため耐振特性が著しく向
上する。
第3図、および第4図は本発明の一実施例における帯域
通過濾波器を示すもので、第4図は第3図のB−Be面
図である。
通過濾波器を示すもので、第4図は第3図のB−Be面
図である。
図において、14゜15.16は中心導体、17,1B
、19は周波数微調整用ネジ、20,21,22はそれ
ぞれ中心導体14,15,16の周囲に形成された誘電
体、2B、29,30は誘電体20,21,22の外周
に形成された導体、23,24は入出力コネクタ、25
,26は入出力結合線路、27は筐体(接地導体)であ
る。
、19は周波数微調整用ネジ、20,21,22はそれ
ぞれ中心導体14,15,16の周囲に形成された誘電
体、2B、29,30は誘電体20,21,22の外周
に形成された導体、23,24は入出力コネクタ、25
,26は入出力結合線路、27は筐体(接地導体)であ
る。
誘電体(たとえば20)は第5図に示すような円筒型で
もよいし、第6図に示すような直方体で中心に円柱をく
り抜いた構造でもよい。
もよいし、第6図に示すような直方体で中心に円柱をく
り抜いた構造でもよい。
ただしいずれの場合でも、中心円柱を有する誘電体の外
周には導体でメタライズされ接地される構造でなければ
ならない。
周には導体でメタライズされ接地される構造でなければ
ならない。
第7図は本発明の他の実施例を示すもので、共振器とし
て短縮1/2波長共振器を用い、共振器の高Q化を目的
としたものである。
て短縮1/2波長共振器を用い、共振器の高Q化を目的
としたものである。
この実施例では中心導体の両端に誘電体を装着し、共振
器長を短縮するとともに、段間の結合は中心導体の誘電
体のない部分で行うものである。
器長を短縮するとともに、段間の結合は中心導体の誘電
体のない部分で行うものである。
図において33゜34.35が中心導体、36〜41が
低損失の誘電体、42〜44は周波数微調用ネジ、45
゜46は入出力コネクタ、47.48は入出力結合線路
を示している。
低損失の誘電体、42〜44は周波数微調用ネジ、45
゜46は入出力コネクタ、47.48は入出力結合線路
を示している。
この場合、より小型構造になるとともに組立・調整が容
易になる。
易になる。
特に耐振特性にすぐれる。
以上述べてきた様に、本発明はUHFHF帯域帯域通過
濾波器いて、中心導体の一部に低損失の誘電体を装着し
、その誘電体の外周を導体でメタライズして接地するよ
うにしたもので、小型で組立・調整が容易であり、かつ
耐振特性にも優れる利点を有する。
濾波器いて、中心導体の一部に低損失の誘電体を装着し
、その誘電体の外周を導体でメタライズして接地するよ
うにしたもので、小型で組立・調整が容易であり、かつ
耐振特性にも優れる利点を有する。
第1図は従来のUHF帯用BrFの構造を示す一部断平
面図、第2図は第1図のA−A’における断面図、第3
図は本発明の一実施例における帯域通過濾波器の構造を
示す一部断平面図、第4図は第3図のB−B’における
断面図、第5図及び第6図aは本発明において用いる誘
電体の形状を示す平面図、同すは同正面図、第7図は本
発明の他の実施例を示す一部断平面図である。 14.15,16・・・・・・中心導体、20,2L2
2・・・・・・誘電体、27・・・・・・筐体。
面図、第2図は第1図のA−A’における断面図、第3
図は本発明の一実施例における帯域通過濾波器の構造を
示す一部断平面図、第4図は第3図のB−B’における
断面図、第5図及び第6図aは本発明において用いる誘
電体の形状を示す平面図、同すは同正面図、第7図は本
発明の他の実施例を示す一部断平面図である。 14.15,16・・・・・・中心導体、20,2L2
2・・・・・・誘電体、27・・・・・・筐体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 中央部に円孔を有する筒状の誘電体の外周に導電部
を形成し、この誘電体の円孔にこの誘電体より長い中心
導体を挿入して中心導体に対して誘電体が挿入された部
分と挿入されていない部分を形成し、前記導電部を接地
した構成の共振器を複数個並設したことを特徴とする帯
域通過濾波器。 2 誘電体が円筒状または角筒状であることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の帯域通過濾波器。 3 共振器間の結合を誘電体が挿入されていない中心導
体部分で行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の帯域通過濾波器。 4 筐体を接地導体で構成し、導電部を筐体の一部に接
触させたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
帯域通過濾波器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52134207A JPS5826843B2 (ja) | 1977-11-08 | 1977-11-08 | 帯域通過濾波器 |
US05/958,499 US4224587A (en) | 1977-11-08 | 1978-11-07 | Comb-line bandpass filter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52134207A JPS5826843B2 (ja) | 1977-11-08 | 1977-11-08 | 帯域通過濾波器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5467355A JPS5467355A (en) | 1979-05-30 |
JPS5826843B2 true JPS5826843B2 (ja) | 1983-06-06 |
Family
ID=15122915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52134207A Expired JPS5826843B2 (ja) | 1977-11-08 | 1977-11-08 | 帯域通過濾波器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4224587A (ja) |
JP (1) | JPS5826843B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5829881B2 (ja) * | 1978-01-05 | 1983-06-25 | 株式会社村田製作所 | 同軸共振器を用いたフイルタ |
FI88979C (fi) * | 1990-12-17 | 1993-07-26 | Telenokia Oy | Hoegfrekvensbandpassfilter |
FI88830C (fi) * | 1991-05-24 | 1993-07-12 | Telenokia Oy | Comb-line-hoegfrekvensfilter |
US5317291A (en) * | 1992-05-12 | 1994-05-31 | Pacific Monolithics, Inc. | Microstrip filter with reduced ground plane |
US6559740B1 (en) | 2001-12-18 | 2003-05-06 | Delta Microwave, Inc. | Tunable, cross-coupled, bandpass filter |
US7068128B1 (en) * | 2004-07-21 | 2006-06-27 | Hrl Laboratories, Llc | Compact combline resonator and filter |
US20060284708A1 (en) * | 2005-06-15 | 2006-12-21 | Masions Of Thought, R&D, L.L.C. | Dielectrically loaded coaxial resonator |
US9153852B2 (en) | 2010-09-29 | 2015-10-06 | Kyocera Corporation | Coaxial resonator, and dielectric filter, wireless communication module, and wireless communication device employing the coaxial resonator |
EA036811B1 (ru) * | 2017-10-03 | 2020-12-23 | Открытое акционерное общество "Межгосударственная Корпорация Развития" | Фильтр частотных развязок |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5178672A (ja) * | 1974-12-28 | 1976-07-08 | Murata Manufacturing Co | Fuiruta |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1942178C3 (de) * | 1969-08-19 | 1978-06-22 | Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen | Als Kammleitungs- oder Interdigitalfüter ausgebildetes Bandpaßfilter |
CA921692A (en) * | 1969-12-11 | 1973-02-27 | F. Rendle David | Microwave devices |
US4151494A (en) * | 1976-02-10 | 1979-04-24 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Electrical filter |
US4121181A (en) * | 1976-06-14 | 1978-10-17 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Electrical branching filter |
-
1977
- 1977-11-08 JP JP52134207A patent/JPS5826843B2/ja not_active Expired
-
1978
- 1978-11-07 US US05/958,499 patent/US4224587A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5178672A (ja) * | 1974-12-28 | 1976-07-08 | Murata Manufacturing Co | Fuiruta |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4224587A (en) | 1980-09-23 |
JPS5467355A (en) | 1979-05-30 |
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