JP2630541B2 - インクリボンのリボントラック切換方法 - Google Patents

インクリボンのリボントラック切換方法

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JP2630541B2
JP2630541B2 JP4322705A JP32270592A JP2630541B2 JP 2630541 B2 JP2630541 B2 JP 2630541B2 JP 4322705 A JP4322705 A JP 4322705A JP 32270592 A JP32270592 A JP 32270592A JP 2630541 B2 JP2630541 B2 JP 2630541B2
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J35/00Other apparatus or arrangements associated with, or incorporated in, ink-ribbon mechanisms
    • B41J35/04Ink-ribbon guides
    • B41J35/10Vibrator mechanisms; Driving gear therefor
    • B41J35/12Vibrator mechanisms; Driving gear therefor adjustable, e.g. for case shift
    • B41J35/14Vibrator mechanisms; Driving gear therefor adjustable, e.g. for case shift for multicolour work; for ensuring maximum life of ink ribbon; for rendering ink-ribbon inoperative
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字装置とインクリボ
ンのリボントラック切換方法に係り、特に、インク濃度
の低下を防止して1個のインクリボンカートリッジとし
ての寿命の延長を図るとともに、同一頁内において印字
濃度に大きなバラツキが発生しないように工夫したもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ワイヤードットマトリックスタ
イプの印字装置には、図12に示すようなインクリボン
カートリッジ101が搭載される。この種のインクリボ
ンカートリッジ101は、ケース103と、このケース
103内に収納されたエンドレスタイプのインクリボン
105とから構成されている。上記インクリボン105
は、1個のリボントラックから構成されている。よっ
て、常に、同一リボントラックが繰り返し使用されるこ
とになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。すなわち、従来のインクリ
ボンカートリッジ101の場合には、インクリボン10
5が1個のリボントラックのみから構成されているため
に、常に、同一のリボントラックのみが使用されること
になり、そのため、印字濃度が比較的早期に低下してし
まい、1個のインクリボンカートリッジ101としての
寿命が短いという問題があった。それと共に、インクリ
ボンカートリッジ101を交換する頻度が高くなり、作
業が煩雑であるという問題もあった。
【0004】上記問題を図14を参照して説明する。図
14において、例えば、印字頁P1については、a2
らb2 に到るリボントラック領域を使用して印字が行わ
れ、印字頁P2 については、b2 からc2 に到るリボン
トラック領域を使用して印字が行われ、印字頁P3 につ
いては、c2 からd2 に到るリボントラック領域を使用
して印字が行われ、印字頁P4 については、d2 からe
2 に到るリボントラック領域を使用して印字が行われる
ことになる。そして、エンドレスタイプのインクリボン
105がループしていって、再度、同じリボントラック
領域が順番に使用されることになる。つまり、常に、同
じリボントラック領域が重複して使用されることになる
ので、印字濃度が早く低下していき、インクリボンカー
トリッジ101の寿命に早期に達してしまうことにな
る。
【0005】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、印字濃度の低下を抑制
してインクリボンカートリッジとしての寿命を延長させ
るとともに、同一頁内における印字品質のバラツキの発
生を防止することが可能なインクリボンのリボントラッ
ク切換方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明によるインクリボンのリボントラック切換方法
は、全て同一色からなる複数個のリボントラックを幅方
向に連設してなるインクリボンの上記複数個のリボント
ラックを、印字動作中に複数の印字頁を有する印字用紙
の頁を切り換えるときに、又は、前記複数の印字頁の内
新たな頁の先頭を印字位置へ送るときに、又は、新しい
印字用紙をローディングするときに、順次切り換えるよ
うにし、同一頁内でのリボントラックの切換を禁止する
ようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】すなわち、全て同一色からなる複数個のリボン
トラックを備えたインクリボンを使用し、上記複数個の
リボントラックを適宜切換えながら印字を行うようにし
たものである。又、上記複数個のリボントラックを、印
字頁が改頁されるときに、又は、それに相当する動作が
行われたときに、順次切換えるようにしたものである。
よって、印字濃度の低下を防止して、インクリボンカー
トリッジとしての寿命の延長を図ることができる。それ
と同時に、印字頁が改頁されるときに、又は、それに相
当する動作が行われたときに、順次切換えるようにし
て、同一頁内でのリボントラックの切換を禁止するよう
にしたので、同一頁内における印字濃度を均一にして印
字品質の向上を図ることができる。
【0008】
【実施例】以下、図1乃至図11を参照して本発明の一
実施例を説明する。まず、本実施例において使用するイ
ンクリボンカートリッジ1の構成を、図1及び図2を参
照して説明する。インクリボンカートリッジ1は、ケー
ス3と、このケース3内に収容されたエンドレスタイプ
のインクリボン5とから構成されている。又、ケース1
内には、インクリボン5をループ状に移動させる駆動手
段等が設置されている。上記インクリボン5は、図2に
も示すように、幅広のものであって、4個のリボントラ
ックT1 、T2 、T3 、T4 とから構成されている。こ
れら4個のトラックT1 、T2 、T3 、T4 は全てブラ
ック色である。
【0009】上記インクリボンカートリッジ5のリボン
トラックT1 、T2 、T3 、T4 を切換える手段として
は様々な構成のものが考えられ、その一例を図3乃至図
7に示す。これは、特開昭63−254089号公報に
示すものであり、まず、装置本体には、ガイドバー7
a、7bが平行に延長配置されている。又、キャリッジ
9が設置されていて、このキャリッジ9は上記ガイドバ
ー7a、7bに沿って往復動する構成になっている。
【0010】上記キャリッジ9の内部には、図4、図
5、図6に示すように、リフトカム11が一方向に回転
可能な状態で取付けられている。このリフトカム11の
外周部には、カム13が階段状に形成されていて、又、
下端部には、図7に示すように、4個の爪15a、15
b、15c、15dが、円周方向に等間隔の状態で突設
されている。又、キャリッジ9の両側には、切換レバー
17a、17bが突設されている。これら切換レバー1
7a、17bには、長溝19a、19bが形成されてい
て、これら長溝19a、19bにはピン21a、21b
が係合している。そして、上記切換レバー17a、17
bが長溝19a、19bの範囲内でピン21a、21b
に沿って移動すると、切換レバー17a、17bの先端
部が上記爪15a、15b、15c、15dに選択的に
係合する関係にある。尚、上記切換レバー17a、17
bは、バネ23a、23bによって、図3及び図7中外
側に常時付勢されている。
【0011】キャリッジ9の上部には、インクリボンホ
ルダ25が設置されており、このインクリボンホルダ2
5には、既に説明したインクリボンカートリッジ1が搭
載されている。上記インクリボンホルダ25の両側部に
は一対のピン27a、27bが突設されていて、これら
一対のピン27a、27bは、一対のアングル部材29
a、29bに形成された孔31a、31bに係合してい
る。そして、インクリボンホルダ25は上記ピン27
a、27bを揺動中心にして揺動可能な状態になってい
る。
【0012】キャリッジ9の上面には、図4に示すよう
に、ガイド33が突設されていて、このガイド33には
リフトレバー35が上下動自在に上方より嵌合されてい
る。上記リフトレバー35はガイド35aを備えてい
て、このガイド35aによって階段状に形成されたカム
13を挟み込んでいる。又、図5に示すように、リフト
レバー35の溝35bには、インクリボンホルダ25の
下面より突設されたピン25aが嵌合している。そし
て、図7に示すように、キャリッジ9が印字領域を越え
た位置に来たときに、切換レバー17a、17bを押圧
・移動させるためのストッパ37a、37bが設置され
ている。このストッパ37a、37bは、印字機構全体
を支えている側板としてもよい。尚、図中符号39は、
キャリッジ9のホームポジションを検出するための検出
センサであり、又、符号41はそのための遮蔽板を示し
ている。
【0013】上記構成によると、キャリッジ9が通常の
印字領域を越えて、図7に示す状態で図中右側に移動す
ると、切換レバー17bがストッパ37bに衝突する。
その際、リフトカム11は、図示しないインデックスバ
ネの負荷によって位置決め保持されている。そして、キ
ャリッジ9が図7中更に右側に移動していくと、切換レ
バー17bはバネ23bの付勢力に抗して図中左側に移
動する。その際、リフトカム11の爪15aを押して、
一体となったリフトカム11を1/4回転させる。尚、
インデックスバネによるリフトカム11の保持力は、バ
ネ23a、23bよりも強く設定されている。
【0014】次に、キャリッジ9が、図5中左方向に移
動すると、切換レバー17bはストッパ37bより離間
することになり、バネ23bのバネ力によって元の位置
に復帰する。その際、切換レバー17bの先端が15b
を乗り越えていく。このような動作を2回行えば、リフ
トカム11は1/2回転することになり、3回行えば3
/4回転することになり、さらに、4回行えば1回転す
ることになる。そして、リフトカム11が1/4回転す
る度に、カム11を介してリフトレバー35を上下動さ
せ、それによって、インクリボンホルダ25を揺動させ
てそこに収納されたインクリボンカートリッジ1を4段
階にシフトさせる。それによって、インクリボン3のリ
ボントラックT1 、T2 、T3 、T4 を順次切換えてい
くものである。尚、ここに説明したリボントラック切換
機構は、あくまで一例であって、他の機構によって切換
えるようにしてもよいことは勿論である。
【0015】ところで、本実施例の場合には、インクリ
ボン5のリボントラックT1 、T2、T3 、T4 の切換
を印字頁の切換を条件にして行うものでり、そこで、連
続用紙を例にとってその頁管理の方法について説明して
みる。図8は連続用紙43を供給する機構を示したもの
であり、まず、プッシュトラクタ45がある。このプッ
シュトラクタ45は、駆動プーリ47と、従動プーリ4
9と、これら駆動プーリ47及び従動プーリ49に巻回
されたベルト51とから構成されている。上記ベルト5
1には、複数個のピン53が所定のピッチで取付けられ
ている。上記駆動プーリ47には、図示しないステッピ
ングモータから回転力が伝達されるようになっている。
又、連続用紙43は、所定長さの紙47aをミシン目を
介してつなげるとともに折畳んだものであり、その両側
部にはプッシュトラクタ45のピン53が嵌合する孔が
所定のピッチで形成されている。
【0016】又、連続用紙43の紙送り方向には、プラ
テン55が配置されている。このプラテン55は、上記
プッシュトラクタ45と同期駆動される。上記プラテン
55の図中上方にはベイルローラ57が対向配置されて
いる。このベイルローラ57によって送られてくる連続
用紙43をプラテン55に圧接する。プラテン55の図
中下方にはペーパーシュート59が配置されている。上
記ペーパーシュート59の反プラテン55側には、ピン
チローラ61、63が配置されているとともに、用紙検
出センサ65が配置されている。上記用紙検出センサ6
5は光学式のものであり、供給される連続用紙43の先
端を検出するものである。又、ピンチローラ61、63
と、用紙検出センサ65が配置されている部分のペーパ
ーシュート59には、開口部67、69、71が形成さ
れている。尚、図ではピンチローラ61、63は圧接解
除位置に退避した状態にある。
【0017】上記構成において、プッシュトラクタ45
によって送り出された連続用紙43の用紙43aは、プ
ラテン55とペーパーシュート59との間を通って、プ
ラテン55に巻き付いていく。それとともに、ベイルロ
ーラ57によってプラテン11に圧接される。その状態
で、印字ヘッド73により、前記インクリボン5の任意
のリボントラックT1 、T2 、T3 、T4 を挟んだ状態
で所定の印字を施していく。又、頁管理については、ミ
シン目からミシン目までの間の一枚の用紙43aが紙送
りされる為に必要なステップ数(ステッピングモータの
ステップ数)が予め設定されているので、そのステップ
数を管理することにより、次の用紙43aに切換わるこ
とを検知することができるものである。
【0018】上記頁管理についてさらに詳しく説明する
と次のようなものとなる。すなわち、連続用紙43の用
紙43aを紙送りする際、ステッピングモータのステッ
プ数(改行の数)を累積することにより、用紙43aの
現在位置を常時記憶している。そして、連続用紙43の
各一枚の用紙43aの頁長に応じて、上記ステッピング
モータのステップ数が予め設定されており、よって、ス
テップ数の累計が一枚の用紙43aの頁長に対応したス
テップ数を越えた場合には頁が切換わったことになる。
因に、用紙43aの頁頭の検出であるが、印字装置の電
源を投入したときに、用紙43aがセット状態(用紙検
出センサ65の検出位置に用紙が存在する場合)にあれ
ばその位置を頁頭とし、又、用紙43aがセットされて
いない場合には、用紙43aが搬送される過程で、「紙
無し」から「紙有り」に変わった時点で(用紙検出セン
サ65が作動する)用紙43aの先端が検知され、そこ
から用紙検出センサ65から印字ヘッド73の間に相当
する所定距離だけ送った後、そこを頁頭とするものであ
る。
【0019】ここで、頁管理を具体的に説明してみる。
印字装置の頁管理部には、VerticalLocation Counter
( 以下、VLCという) が設置されており、このVLC
はRAM上の特定エリアをカウンタとして機能させたも
のである。このVLCによって、用紙43aを送り出す
ときにステップ数を常時カウントして累積していくもの
である。例えば、連続用紙43の一枚の用紙43aの頁
長を10インチとし、この10インチの用紙43aを3
600(10×360ステップ/インチ)ステップで紙
送りするものと仮定する。この場合には、VLCが連続
用紙43の一枚の用紙43aの頁頭よりステップ数をカ
ウントし始めて、その累計が3600ステップを越えた
ときに、頁が切換わったことになる。そして、累計が3
600ステップを越えた場合には、改めてVLCをクリ
アして0からカウントすることにより、次の一枚の用紙
43aの紙送り位置を知ることができる。つまり、0乃
至3559ステップの何れかを認識することにより、一
枚の用紙43aの現在位置を常時監視するものである。
尚、3600ステップはあくまで一例であり、任意の数
に設定すればよい。
【0020】以上の説明を念頭において、図9のフロー
チャートに沿ってその作用を説明してみる。まず、初期
動作として、インクリボン5のリボントラックT1 、T
2 、T3 、T4 を切換えるためのトラックチェンジ要求
フラグをオフにする(シーケンスS1)。尚、上記トラ
ックチェンジ要求フラグは、上記RAM上の1アドレス
に設定されていて、この1アドレス1バイト中の1ビッ
トだけを使用することにより、トラックチェンジ要求フ
ラグのオン・オフを適宜設定するようになっている。次
に、頁長を設定する(シーケンスS2)。すなわち、上
記RAM上に頁長を制御するための演算用レジスタA
(VLC)を設け、このレジスタAによって用紙43a
の頁長に対応したステップ数をセットするものである。
以上の工程を経ることにより、初期設定が完了するもの
である。
【0021】次に、印字データのセットを行い(シーケ
ンスS3)、印字が可能になったところで、シーケンス
S4に移行する。このシーケンスS4において、トラッ
クチェンジ要求フラグのオン・オフの判別を行う。トラ
ックチェンジ要求フラグは、上記シーケンスS1におい
てオフに設定してあるので、シーケンスS4の判別にお
いても、トラックチェンジ要求フラグはオフであり、よ
って、シーケンスS5に移行する。シーケンスS5では
印字が実行され、そして、一行の印字が完了すると、改
行動作が実行される(シーケンスS6)。上記改行動作
に伴ってレジスタAに1ステップが送られ、レジスタA
においては、そのステップ数が設定されたステップ数よ
り減算されていく(シーケンスS7)。
【0022】次に、シーケンスS8に移行して、レジス
タAにおける残りのステップ数が判定される。そして、
まだ残りが存在する場合には、シーケンスS3に戻って
上記動作を繰り返す。これに対して、残りがない場合に
は、頁長の残りなしと判定され、シーケンスS9に移行
する。このシーケンスS9において、頁長のリセットが
行われ、レジスタAにおいて頁長の対応するステップ数
が再設定される。これらの頁管理については前述した通
りである。そして、次のシーケンスS10において、ト
ラックチェンジ要求フラグがオンとなる。つまり、連続
印字動作及び改行動作により頁が切換わることになり、
インクリボン5のリボントラックT1 、T2 、T3 、T
4 の切換条件が成立したことになる。そして、そこか
ら、シーケンスS3に移行して印字データをセットす
る。これは、次の頁の一行目の印字に備えるためであ
る。次に、シーケンスS4に移行して、トラックチェン
ジ要求フラグのオン・オフが判別される。
【0023】トラックチェンジ要求フラグはオンとなっ
ているので、シーケンスS4では、トラックチェンジ要
求フラグがオンであると判別され、シーケンスS11に
移行する。このシーケンスS11において、インクリボ
ン5のリボントラックT1 、T2 、T3 、T4 の切換が
行われる。そして、インクリボン5のリボントラックT
1 、T2 、T3 、T4 の切換が完了したところで、トラ
ックチェンジ要求フラグをオフとして、シーケンスS5
に移行するものである。以下、同様の手順により印字、
改頁、インクリボン5のリボントラックT1 、T2 、T
3 、T4 の切換が行われていくことになる。
【0024】又、印字動作中の頁切換だけでなく、それ
と同等の意味をもつ他の動作によっても、インクリボン
5のリボントラックT1 、T2 、T3 、T4 の切換が行
われる。すなわち、図9に示すように、命令コマンドに
よるフォームフィード(FormFeed)処理によって、次頁
の頭出しが行われると(シーケンスS13)、シーケン
スS9に移行して、上記したと同様の工程を経て、イン
クリボン5のリボントラックT1 、T2 、T3 、T4
切換が行われる。又、連続用紙43の給入動作により用
紙43aのローディングが実行された場合にも(シーケ
ンスS14)、シーケンスS9に移行して、上記したと
同様の工程を経て、インクリボン5のリボントラックT
1 、T2 、T3 、T4 の切換が行われる。
【0025】上記のような工程を経てインクリボン5の
リボントラックT1 、T2 、T3 、T4 の切換を行った
場合、インクリボン5のリボントラックT1 、T2 、T
3 、T4 の使用状況は、図10及び図11に示すような
ものとなる。まず、図10は、リボントラックT1 をス
タート位置として、4頁の連続印字を実行した場合のイ
ンクリボン5の使用状況を示すものである。インクリボ
ン5のリボントラックT1 、T2 、T3 、T4 の切換
は、図10に示すような順番で行われる。すなわち、最
初にリボントラックT1 を使用し、次に、リボントラッ
クT2 を使用する。次いで、リボントラックT3 を使用
し、リボントラックT4 を使用することになる。
【0026】これを、図11でみてみると、まず、第1
頁の印字については、a1 からb1までの間のリボント
ラックT1 の領域を使用して印字が行われる。b1 位置
は第1頁から第2頁目への切換わる位置であり、ここ
で、インクリボン5のリボントラック領域が、T1 から
2 に切換わることになる。そして、第2頁の印字につ
いては、b1 からc1 までの間のリボントラックT2
領域を使用して印字が行われる。c1 位置は第2頁から
第3頁目への切換わる位置であり、ここで、インクリボ
ン5のリボントラック領域が、T2 からT3 に切換わる
ことになる。そして、第3頁の印字については、c1
らd1 までの間のリボントラックT3 の領域を使用して
印字が行われる。d1 位置は第3頁から第4頁目への切
換わる位置であり、ここで、インクリボン5のリボント
ラック領域が、T3 からT4 に切換わることになる。そ
して、第4頁の印字については、d1 からe1 までの間
のリボントラックT4 の領域を使用して印字が行われ
る。
【0027】以上本実施例によると次のような効果を奏
することができる。まず、インクリボン5としてのイン
ク濃度の低下を抑制することができ、それによって、印
字品質の向上はもとより、インクリボンカートリッジ1
としての寿命の延長を図ることができ、インクリボンカ
ートリッジの煩雑な交換作業を不要とすることができ
る。これは、まず、インクリボンカートリッジ1のイン
クリボン5を複数個(この実施例では4個)のリボント
ラックT1 、T2 、T3 、T4 から構成し、これら4個
のリボントラックT1 、T2 、T3 、T4 を頁単位で切
換えながら使用するように構成したからである。特に、
リボントラックT1 、T2 、T3 、T4 の切換を頁単位
で行うようにし、同一頁におけるリボントラックT1
2 、T3、T4 の切換を禁止するように構成している
ので、同一頁内において、印字濃度が大きく変わるよう
なことなく、それによっても、印字品質を高めることが
できるとともに、使用者が特に気に止めるようなことも
ない。
【0028】尚、本発明は前記一実施例に限定されるも
のではない。まず、インクリボン5のリボントラック数
は4個の限定されるものではなく、2個、3個、5個以
上であってもよい。又、印字色はブラックに限定され
ず、他の色であってもよい。リボントラックを切換える
ための機構は図示したものに限定されない。又、前記一
実施例では、連続用紙の場合を例にとって説明したが、
単票用紙の場合にも同様に適用できることは勿論であ
る。
【0029】
【発明の効果】以上本発明によるインクリボンのリボン
トラック切換方法によると、全て同一色からなる複数個
のリボントラックを備えたインクリボンを使用し、上記
複数個のリボントラックを、印字頁が改頁されるとき
に、又は、それに相当する動作、すなわち、複数の印字
頁の内新たな頁の先頭を印字位置へ送るときに、又は、
新しい印字用紙をローディングするときに、順次切換え
るようにしたので、印字濃度の低下を防止して、インク
リボンカートリッジとしての寿命の延長を図ることがで
きる。それと同時に、印字頁が改頁されるときに、又
は、それに相当する動作が行われたときに、順次切換え
るようにして、同一頁内でのリボントラックの切換を禁
止するようにしたので、同一頁内における印字濃度を均
一化ひいては印字品質の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図でインクリボンカー
トリッジの斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図でインクリボンカー
トリッジの一部の構成を示す正面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す図でインクリボンカー
トリッジのリボントラックを切換えるための機構を示す
平面図である。
【図4】本発明の一実施例を示す図でインクリボンカー
トリッジのリボントラックを切換えるための機構を示す
側断面図である。
【図5】本発明の一実施例を示す図でインクリボンカー
トリッジのリボントラックを切換えるための機構の一部
の構成を示す側面図である。
【図6】本発明の一実施例を示す図でインクリボンカー
トリッジのリボントラックを切換えるための機構の一部
の構成を示す斜視図である。
【図7】本発明の一実施例を示す図でインクリボンカー
トリッジのリボントラックを切換えるための機構を示す
一部平面図である。
【図8】本発明の一実施例を示す図で頁管理の説明に使
用した給紙機構の側面図である。
【図9】本発明の一実施例を示す図でインクリボンカー
トリッジのリボントラックを切換を示すフローチャート
である。
【図10】本発明の一実施例を示す図でインクリボンカ
ートリッジのリボントラックの切換順を説明するための
図である。
【図11】本発明の一実施例を示す図でインクリボンカ
ートリッジのリボントラックの切換順を説明するための
図である。
【図12】従来例を示す図でインクリボンカートリッジ
の斜視図である。
【図13】従来例を示す図でインクリボンカートリッジ
の一部の構成を示す正面図である。
【図14】従来例を示す図でインクリボンカートリッジ
のリボントラックの紙葉状況を示す図である。
【符号の説明】
1 インクリボンカートリッジ 5 インクリボン T1 リボントラック T2 リボントラック T3 リボントラック T4 リボントラック

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全て同一色からなる複数個のリボントラ
    ックを幅方向に連設してなるインクリボンの上記複数個
    のリボントラックを、印字動作中に複数の印字頁を有す
    る印字用紙の頁を切り換えるときに、又は、前記複数の
    印字頁の内新たな頁の先頭を印字位置へ送るときに、又
    は、新しい印字用紙をローディングするときに、順次切
    り換えるようにし、同一頁内でのリボントラックの切換
    を禁止するようにしたことを特徴とするインクリボンの
    リボントラック切換方法。
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