JP4474016B2 - サーマルプリンタ - Google Patents
サーマルプリンタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4474016B2 JP4474016B2 JP2000125373A JP2000125373A JP4474016B2 JP 4474016 B2 JP4474016 B2 JP 4474016B2 JP 2000125373 A JP2000125373 A JP 2000125373A JP 2000125373 A JP2000125373 A JP 2000125373A JP 4474016 B2 JP4474016 B2 JP 4474016B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon
- carriage
- unit
- ribbon cartridge
- cartridge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリアルタイプのサーマルプリンタに関し、特には、リボンカートリッジを装着したキャリッジを移動させながらキャリッジに備えた感熱ヘッドによる熱によって転写材に熱転写して印字するサーマルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
サーマルプリンタは、例えば所定の幅のインクリボンをロール状に巻き付けたリボンカートリッジをキャリッジに装着し、主走査方向にキャリッジを往復移動させ、往路時にキャリッジに備えた感熱ヘッドを画像データに応じて発熱させ、感熱ヘッドと転写材との間に介したインクリボンに塗布されたインクを転写材に転写させて画像を形成している。
【0003】
特にカラー画像を得るために、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応したリボンカートリッジを交換可能にリボンユニットに装填し、リボンユニットから選択した色のリボンカートリッジをキャリッジに装着してインクリボンの幅に相当する幅で1ライン分を印字し、次いでリボンユニットから別の色のリボンカートリッジに交換して同一ライン上に別の色を印字し、この工程を複数繰り返して1ライン上にカラー画像を形成し、次いで転写材を1ライン分送り出して次のラインについても同様の工程でカラー画像を形成している。
近年においてはYMCKの他、淡色あるいはメタリック色、蛍光色を加えるものがあり、リボンユニットが大型化する傾向にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記したサーマルプリンタは、1ライン上に1色ごとに印字した後に別の色のリボンカートリッジを交換して多色画像を得ている。このため交換に要する時間が画像形成時間に影響してしまい画像形成時間の短縮の妨げとなっている。
【0005】
また、A2サイズ以上の大判のプリンタにおいては一枚にかかるインクリボンの消費量が多くなり、一つのリボンカートリッジでは交換頻度が多くなってしまう。このため、同じ色のリボンカートリッジをリボンユニットに複数個装填して一つのリボンカートリッジのインクが消費されてなくなったときに別のリボンカートリッジを使用する方法が採られている。
しかしながら、装置の小型化やリボンカセットの交換時間の短縮化などの制限があり、一つのリボンユニットに多くのリボンカートリッジを装填することができない。
【0006】
本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたものであり、リボンカートリッジの交換時間が画像形成時間に影響されないサーマルプリンタを提供することを課題とし、また、リボンユニットを大型化させずに使いかっての良い配置としたサーマルプリンタを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、感熱ヘッドを備えたキャリッジに装着したリボンカートリッジを走査レール上に沿って移動させながら印字を行う熱転写型のサーマルプリンタにおいて、走査レール上を第1の駆動手段で移動させる第1のキャリッジと、走査レールと共通の走査レール上を第2の駆動手段で移動させる第2のキャリッジと、第1のキャリッジに装着される交換用の複数のリボンカートリッジを装填し走査レールの一端側に配置した第1のリボンユニットと、第2のキャリッジに装着される交換用の複数のリボンカートリッジを装填し走査レールの他端側に配置した第2のリボンユニットとを有し、いずれか一方のキャリッジが少なくとも印字中に他方のキャリッジに装着したリボンカートリッジを交換可能に設けられていることを特徴とする。
【0009】
前記リボンユニットは回転中心から等距離隔てた位置に前記リボンカートリッジを配置して回転式に交換可能に設けられていることを特徴とし、前記リボンユニットは前記キャリッジの移動方向に対して直交する方向に前記リボンカートリッジを並列に並べて設けられていることを特徴とする。
【0010】
このような構成において、一方のキャリッジが印字している間に他方のキャリッジがリボンユニットに装填されたリボンカートリッジを交換する。
また、リボンユニットが走査レールの両端側に設けられていることにより配置の制限が少なくなり小型化が達成されリボンカートリッジの交換を短時間で行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明のサーマルプリンタの部分要部構成を示す斜視図である。
符号1はサーマルプリンタの像記録部を示し、像記録部1は、記録用紙を所定の状態で通過させるプラテン2と、プラテン2の上面に対向して配置される第1のキャリッジ3および第2のキャリッジ4と、第1のキャリッジ3および第2のキャリッジ4に配置される感熱ヘッド5と、第1のキャリッジ3および第2のキャリッジ4に装着したリボンカートリッジ6と、複数のリボンカートリッジ6を装填した第1のリボンユニット7および第2のリボンユニット8とを有する。
【0012】
プラテン2は記録用紙9上にリボンカートリッジ6内に設けた不図示のインクフィルムに塗布したインクを転写記録するためのインク転写位置を構成するもので、図示例では、上面が平滑な平面の細長い略長方形の板体からなり、適宜な縦幅(図で見て短手方向の幅、即ち記録用紙9の移動方向の幅)と、当該記録装置に使用することができる最大サイズの記録用紙9の横幅よりも幾分か広い横幅(図で見て長手方向の幅、即ち記録用紙9の移動方向とほぼ直交する方向の幅)とを有する。
【0013】
ロール紙装填部10から送られてくる記録用紙は像記録部1の下方位置から像記録部1内へと導かれ、搬送ローラ対およびガイドローラなどによりU字状に反転されて装置の後方から前方手前側へと送られ、その途中においてプラテン2の上面に接しながらプラテン2を横切るように、好ましくはほぼ直交するように通過する。後述するが記録用紙9のこの移動は、感熱ヘッド5を搬送する第1のキャリッジ3および第2のキャリッジ4の動作に連動して、または関連して、定められたピッチで間欠的に行われる。かかる記録用紙の送りの詳細については後述する。
【0014】
符号11は、プラテンへ2の記録用紙の入口と出口(図3)に配置された送りローラ対で、各ローラ対11がプラテンの入口側および出口側で記録用紙9をそれぞれくわえることによりプラテン2の上面を移動する記録用紙9に適当なテンション(張り)を持たせてたるみが生じないようにしている。
【0015】
プラテン2の上方に位置する第1のキャリッジ3および第2のキャリッジ4は、プラテン2の上面とは所定の距離を隔てて離間して設けられている。第1のキャリッジ3および第2のキャリッジ4はプラテン2の上面と平行にプラテン2の横幅方向(長手方向)に延びる2本の走査レール12、13に対してスライド可能に支持され、これら走査レール12、13に沿ってプラテン2の横幅にわたって、即ち、少なくともキャリッジに搭載された感熱ヘッド5が記録用紙の送り方向とほぼ直角に交差する方向、即ち記録用紙9の横幅間を走査し得るように往復移動可能とされている。なお、第1のキャリッジ3および第2のキャリッジ4の支持を上記のように共通する2本の平行する走査レール12、13により行うことにより第1のキャリッジ3および第2のキャリッジ4を安定した状態で且つプラテン2の上面に対する間隙(距離)と位置を正確に保った状態で移動させることができる。
【0016】
第1のキャリッジ3および第2のキャリッジ4の往復移動は周知の駆動手段を用いて行うことができる。図1に示した例では、駆動手段として像記録部1内に配置された正逆転可能なモータ装置14およびモータ装置15を駆動源として有する。モータ装置14の回転軸にはプーリー16aが連結されており一端を第1のキャリッジ3に固定したワイヤまたはベルト18がプラテン2の横幅方向の両外側に配置した前記プーリー16aと16bを数巻き巻回した後、再び第1のキャリッジ3に固定され、もってモータ装置14の正回転時には初期位置に待機していた第1のキャリッジ3を図1で見て左側端から右側端に向かって往動させ、逆回転時には第1のキャリッジ3を右側端から左側端へと復動させて初期位置に戻す。
【0017】
初期位置は後述するリボンカートリッジを交換する位置でもある。
また、モータ装置15の回転軸にはプーリー17aが連結されており一端を第2のキャリッジ4に固定したワイヤまたはベルト18がプラテン2の横幅方向の両外側に配置した前記プーリー17aと17bを数巻き巻回した後、再び第2のキャリッジ4に固定され、もってモータ装置15の正回転時には初期位置に待機していた第2のキャリッジ4を図1で見て左側端から右側端に向かって往動させ、逆回転時には第2のキャリッジ4を右側端から左側端へと復動させて印字位置に移動させる。
なお、かかるキャリッジの往復移動の機構は上記例に限定されるものではなく、その他の周知の構成を使用することができる。
【0018】
感熱ヘッド5、一軸方向、即ちその延在する方向(図で見て長手方向、即ちプラテン2上を通過する記録用紙の送り方向と平行する方向)に従って多数の発熱体(以下、発熱体群という)を配列して有し、これら発熱体の個々は後述する画像データに基づく電気信号により選択的に発熱して像記録のために作用する。感熱ヘッド5は上記発熱体群が下方に位置するように、即ち、発熱体群がインクリボンの背面に位置し、インクリボンを介してプラテン上の記録用紙に押圧(接触加圧)するように配置される。
【0019】
第1のキャリッジ3および第2のキャリッジ4にはリボンカートリッジ6が着脱自在に装着されており、周知のように内部にインクをロール状に塗布したインクリボンが内包され、転写材に印字を行う際に多数の発熱体を配列した感熱ヘッド5をインクリボンに適当な圧力で記録用紙の上面に押し、そのうちの幾つかの発熱体が画像データに従って発熱して当該発熱体と対応する位置のインクリボンのインクを記録用紙上に転写記録する。
【0020】
図2に図1の概略正面図を示し、図3に図1の概略側面図を示す。
走査レール12、13の両端側には図示するように複数のリボンカートリッジ6を配置した第1のリボンユニット7と第2のリボンユニット8とが設けられている。
第1のリボンユニット7は第1のキャリッジ3が印字領域外で停止している初期位置の正面に設けられており、第1のリボンユニット7内のリボンカートリッジ6を交換することができる。第2のリボンユニット8は第1のリボンカートリッジと同様に第2のキャリッジ4が印字領域外で停止している初期位置の正面に設けられており、第2のリボンユニット8内のリボンカートリッジ6を交換することができる。
図示例では第1のリボンユニット7および第2のリボンユニット8を上下方向に移動させて選択したリボンカートリッジ6を出し入れして第1のキャリッジ3および第2のキャリッジ4から着脱している。
波線で示した第1のキャリッジ3は印字開始位置に位置している状態を示し、また、波線で示した第2のキャリッジ4は、印字終了位置に位置している状態を示す。
【0021】
リボンカートリッジ6の交換方法としては、例えば、第1のリボンユニットについて説明すると、印字に用いたリボンカートリッジ6を装着している第1のキャリッジ3が正面となるように位置させ、リボンカートリッジ6が装着されていない第1のリボンユニット7の位置に合わせギア19などにより第1のキャリッジ3から第1のリボンユニット7内に戻す。リボンカートリッジ6の上面にはギア19に噛み合う溝20が設けられており、ギア19の回動によりリボンカートリッジ6を移動させている。
次いで第1のリボンユニット7を上下のいずれかに移動させて印字したい色のリボンカートリッジ6を交換位置に位置させ、ギア19の駆動によりリボンカートリッジを第1のキャリッジ3に移動させる。
【0022】
また、図3に示すように符号21は装置の支持枠であり、T字状に開いた脚23を有する2本の脚柱22を備えている。2本の脚柱22は互いに離間し且つ平行するように立脚しており、それらの間には不図示のステーが架け渡されることにより、ぐらつきのないようにしっかりと固設されている。
【0023】
二本の脚柱22の上部には感熱転写記録装置の本体、即ち像記録部1が支持されており、像記録部1の下方位置には、詳細には示していないが、ロール状に巻かれた記録用紙(以下、ロール紙という)9を装填することができるロール紙装填部10が設けられている。記録用紙9としてはコーティング紙などの特別な種類の紙ではなく、通常の普通紙が使用できる。図では1本のロール紙を装填可能とした構成を示しているが、これに限定されることなく、例えばサイズの異なるロール紙を複数本上下に順に配置し、それらの中の一つを予め指定されたプリントサイズに応じて選択して巻き解き、像記録部1へと給送するようにしても良い。
【0024】
ロール紙装填部10は、装置の前面側(図1で見て左斜め手前方向)に向かって開放可能な扉を設け、この扉を開けることによりロール紙装填部内へのロール紙の装填や交換を行なうことができるようにしている。このようなロール紙の支持のために、複写機またはプリンタ等において従来使用している構成と同じ構成の支持手段を採用でき、例えば、ロール紙を巻回している筒状の巻芯内に巻芯の一方の端部から軸付きスプールの軸部を貫通させ、このスプールにより巻芯を保持すると共に巻芯の両端から突出している軸部両端をロール紙装填部10の側壁または取付け壁(図示なし)に回転可能に支持させることによりロール紙を巻き解き可能に装填させる構成であっても良い。このようにして巻き解き可能に支持されたロール紙は、後述する像記録部1の動作と連動して適宜に巻き解かれ、その巻き解かれた部分が像記録部1へと給送される。
【0025】
かかる給送は、例えばロール紙の近傍に位置してロール紙の巻き解かれた部分をくわえるようにして給送する一対のゴムローラからなる給紙ローラ対により行うことができる。この給紙ローラ対は、例えば一方のローラが駆動源に連結されて適宜に駆動される駆動ローラからなり、他方のローラがかかる駆動ローラに圧接して配置された従動ローラである構成であって良い。駆動ローラは像記録部1の動作に対応して発生される記録用紙送り信号に従って適宜に駆動され、所定のタイミングとピッチでロール紙を巻き解き、その巻き解いた部分を像記録部1に提供する。なお巻き解かれたロール紙はロール紙搬送通路上のいずれかの位置(好ましくは紙の搬送方向に関して像転写を行った像記録部1の下流位置)に設けたカッター(不図示)によって、指定されたサイズに切断される。
【0026】
図4に別のリボンユニットの形態を示す概略正面図を示す。
図において、第1のリボンユニット7および第2のリボンユニット8は、軸24中心から等距離隔てた位置にリボンカートリッジ6を配置しており、軸24を中心に回転式に設けられ、選択したリボンカートリッジ6を第1のキャリッジ3および第2のキャリッジ4の初期位置に位置させて交換している。
【0027】
このような構成により好適な動作の一例を図2にもとづいて説明する。
第1のリボンユニット7に装填されているインクリボンの色を例えば、リボンカートリッジ6Y1、6Y2がイエロー、リボンカートリッジ6C1、6C2がシアンとし、第2のリボンユニット8に装填されているインクリボンの色を、リボンカートリッジ6M1、6M2がマゼンタとし、リボンカートリッジ6K1、6K2がブラックとし、残りのリボンカートリッジ6Sについては良く使用する色やメタリック色などを装填しても良い。
【0028】
第1のキャリッジ3は第1のリボンユニット7内のイエローのリボンカートリッジ6Y1を装着した後、印字開始位置まで移動し、画像データに従って印字を開始する。第2のキャリッジ4は第2のリボンユニット8内のマゼンタのリボンカートリッジ6M1を装着した後、第1のキャリッジ3による印字が終了するまで初期位置で待機する。
第1のキャリッジ3による印字が終了すると、第1のキャリッジ3は第1のリボンユニット7へ移動し、第2のキャリッジ4が印字開始位置に移動する。
【0029】
次いで第1のキャリッジ3は第1のリボンユニット7にイエローのリボンカートリッジ6Y1を戻し、第1のリボンユニット7を上下方向に移動させ、シアンのリボンカートリッジ6C1を装着して交換する。シアンのリボンカートリッジ6C1を装着した第1のキャリッジ3を印字開始位置に移動させ、印字中の第2のキャリッジ4に続いて印字を開始する。
【0030】
第2のキャリッジ4による印字が終了すると第2のリボンユニット8にマゼンタのリボンカートリッジ6M1を戻し、第2のリボンユニット8を上下方向に移動させ、ブラックのリボンカートリッジ6K1を装着して交換し、第1のキャリッジ3による印字が終了するまで待機する。
【0031】
第1のキャリッジ3による印字が終了すると、第1のキャリッジ3は第1のリボンユニット7の位置する初期位置に移動し、第2のキャリッジ4が印字開始位置に移動する。
次いで、第1のキャリッジ3は、シアンのリボンカートリッジ6C1を第1のリボンユニット7に戻し、第1のリボンユニット7を上下方向に移動させ、イエローのリボンカートリッジ6Y1を装着して交換し、第2のキャリッジ4による印字が終了するまで待機する。
【0032】
第2のキャリッジ4によるブラックの印字が終了すると、第2のリボンユニット8に移動し、ブラックのリボンカートリッジ6K1を戻し、第2のリボンユニット8を上下方向に移動させ、マゼンタのリボンカートリッジ6M1を装着して交換する。
また、第2のキャリッジ4による印字が終了すると同時に次のラインの画像形成のために記録紙を感熱ヘッド5の幅分移動させる。
こうして第1のキャリッジ3を印字開始位置まで移動させ次のラインを上述した工程により繰り返し行って画像を形成する。
【0033】
途中、リボンカートリッジ6に残ったインクリボンが1ライン分の画像形成が行われないと検知した場合に、第1のリボンユニット7あるいは第2のリボンユニット8内の同色のリボンカートリッジ6Y2、6C2、6M2、6K2を装着して用いても良い。
【0034】
また、必要であれば、上記4色の他の色(メタリック)などを上記工程に加えた場合であっても良い。このようにイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色を用いて説明するが、これら色に限定されることなく、メタリックなどその他の色のインクリボンを適宜使用することができ、また各色のカートリッジを適宜に組み合わせて使用することができる。
【0035】
【発明の効果】
以上の構成により、本発明によれば、一方のキャリッジによる印字中に他方のキャリッジがリボンカートリッジを交換して次の印字のために待機しているために画像形成時間が短縮することができる。
【0036】
また、リボンユニットを分割し分散配置したため装置の小型化が可能となり、リボンユニットの移動動作が少なくなりキャリッジの交換時間が短縮される。
更に、リボンユニットに多くのリボンカートリッジを装填することができるため同色のリボンカートリッジを予め装填することにより画像形成中にリボンカートリッジの交換作業を行わなくて済む。また、YMCKの他、淡色あるいはメタリック色、蛍光色などの色を加えることができる。
特に、円形のリボンユニットの場合は最短距離でリボンカートリッジを交換できるために更に画像形成時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるサーマルプリンタの記録部の要部を示す斜視図。
【図2】 図1の概略正面図。
【図3】 図1の概略側面図。
【図4】 別の実施例を示す概略正面図。
【符号の説明】
1 像記録部
2 プラテン
3 第1のキャリッジ
4 第2のキャリッジ
5 感熱ヘッド
6、6Y1、6Y2、6M1、6M2、6C1、6C2、6K1、6K2、6S リボンカートリッジ
7 第1のリボンユニット
8 第2のリボンユニット
9 記録用紙
10 ロール紙装填部
11 送りローラ対
12 走査レール
13 走査レール
14 モータ装置
15 モータ装置
16a、b プーリー
17a、b プーリー
18 ワイヤ
19 ギア
20 溝
21 支持枠
22 脚柱
23 脚
24 軸
Claims (3)
- 感熱ヘッドを備えたキャリッジに装着したリボンカートリッジを走査レール上に沿って移動させながら印字を行う熱転写型のサーマルプリンタにおいて、前記走査レール上を第1の駆動手段で移動させる第1のキャリッジと、前記走査レールと共通の走査レール上を第2の駆動手段で移動させる第2のキャリッジと、前記第1のキャリッジに装着される交換用の複数のリボンカートリッジを装填し前記走査レールの一端側に配置した第1のリボンユニットと、前記第2のキャリッジに装着される交換用の複数のリボンカートリッジを装填し前記走査レールの他端側に配置した第2のリボンユニットとを有し、
前記いずれか一方のキャリッジが少なくとも印字中に他方のキャリッジに装着したリボンカートリッジを交換可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載のサーマルプリンタ。 - 前記リボンユニットは回転中心から等距離隔てた位置に前記リボンカートリッジを配置して回転式に交換可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載のサーマルプリンタ。
- 前記リボンユニットは前記キャリッジの移動方向に対して直交する方向に前記リボンカートリッジを並列に並べて設けられていることを特徴とする請求項1記載のサーマルプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000125373A JP4474016B2 (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | サーマルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000125373A JP4474016B2 (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | サーマルプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001301294A JP2001301294A (ja) | 2001-10-30 |
JP4474016B2 true JP4474016B2 (ja) | 2010-06-02 |
Family
ID=18635341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000125373A Expired - Fee Related JP4474016B2 (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | サーマルプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4474016B2 (ja) |
-
2000
- 2000-04-26 JP JP2000125373A patent/JP4474016B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001301294A (ja) | 2001-10-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4532524A (en) | Thermal ink-transfer printing apparatus | |
WO2010087013A1 (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP3614730B2 (ja) | プリンタ | |
US7675534B2 (en) | Printer with short print-to-print cycle times | |
EP1070595B1 (en) | Method of printing an image on a first receiver and on a second receiver | |
US5690439A (en) | Thermal transfer printing apparatus | |
CA1284913C (en) | Heat-transfer type thermal recording device | |
JP4474016B2 (ja) | サーマルプリンタ | |
MXPA97003229A (en) | Thermal printer and met | |
US7508404B2 (en) | Thermal printer with two print heads | |
EP0307436A1 (en) | Print media handling system for compact printer | |
JP3029772B2 (ja) | 転写式プリンタ | |
EP1086824B1 (en) | Stencil printing machine | |
JPS6129578A (ja) | カラ−サ−マルプリンタ | |
JPH08300697A (ja) | 熱転写記録装置及びインクシート搬送装置 | |
JP2859778B2 (ja) | 熱転写プリンタの記録方法 | |
JPH0326572A (ja) | プリンタ装置 | |
JP3359768B2 (ja) | 熱転写記録装置 | |
JP2641563B2 (ja) | カラーインクの転写方法 | |
JPH0338371A (ja) | 2印字ヘッド付両方向印字転写型シリアルプリンタ | |
JPH0245180A (ja) | 被記録媒体装着方法 | |
JP2001038996A (ja) | 感熱転写記録装置 | |
JP2001130086A (ja) | サーマルプリンタ | |
JPS6073876A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2001047650A (ja) | 感熱転写記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070405 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091126 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100120 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100302 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100308 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4474016 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |